JPH0726984Y2 - 調理器物 - Google Patents

調理器物

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JPH0726984Y2
JPH0726984Y2 JP13553989U JP13553989U JPH0726984Y2 JP H0726984 Y2 JPH0726984 Y2 JP H0726984Y2 JP 13553989 U JP13553989 U JP 13553989U JP 13553989 U JP13553989 U JP 13553989U JP H0726984 Y2 JPH0726984 Y2 JP H0726984Y2
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JP
Japan
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iron
plate
steak
core material
aluminum
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Application number
JP13553989U
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JPH0376529U (ja
Inventor
雄一 宮崎
勇 坂田
Original Assignee
昭和マツタカ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、レストランや食堂等で使用されるステーキ
皿、フライパン、中華鍋などの調理器物に関する。
従来の技術 従来、ステーキ皿の多くは鋳鉄でつくられている。ステ
ーキ皿を鋳鉄でつくる理由は色々とあるが、その最も主
な理由は、つぎの通りである。すなわち、ステーキ皿
は、これを直火またはオーブン等で高温加熱することが
多く、ステーキ皿を陶器などでつくることができないか
らである。また、更にのせたステーキをナイフで切る場
合、鋳鉄製のものでは、皿にナイフによる傷が付き難
く、傷が付いた場合でも、酸化皮膜があるので傷が目立
ち難いということもある。
一方、フライパンや中華鍋は、一枚の鉄板またはアルミ
ニウム板でつくられていることが多い。鉄製のものは、
その風合いにより料理を引き立てるという利点に加え
て、料理に鉄分の補給をすることができるという利点も
あり、またアルミニウム製のものは何よりも軽量である
という利点がある。
考案が解決しようとする課題 上記鋳鉄製ステーキ皿は非常に重くて、約1kg程度の重
量がある。このように重たいステーキ皿を木製の台にの
せ、皿に料理を盛り付けると、全体の重量が2kg近くに
もなってしまい、これを取扱わなければならない従業員
の手首、腕に掛かる負担は激しく、長期の労働で手首や
腕の筋肉炎等の職業病が発生することがある。とくに、
女子ウェイトレスや洗い場の従業員に職業病の発生が多
く見られる。
また、一枚の鉄板でつくられたフライパンや中華鍋も鋳
鉄製ステーキ皿と同様重量が重いし、一枚のアルミニウ
ム板でつくられたフライパンや中華鍋は、料理の風合い
を損なうし、料理に鉄分を補給することができない。
この考案の目的は、上記問題点を全て解決した調理器物
を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による調理器物は、アルミニウム製芯材および
これの両面に被覆された鉄製皮材よりなるクラッド材で
形成されているものである。
この明細書において、アルミニウムとは、純アルミニウ
ムの外に、アルミニウム合金を含むものとし、鉄とは、
純鉄の外に、鉄合金を含むものとする。
作用 この考案による調理器物では、アルミニウム製芯材を有
するクラッド材で形成されているから、全体が鋳鉄製ま
たは一枚の鉄板製のものと比較して、軽量である。
芯材の両面に鉄製皮材が被覆されているから、調理器物
の表裏両面には鉄が存在している。
また、調理器物の表裏両面には鉄が存在しているため、
熱膨脹による歪みや反りがない。
実施例 この考案の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
第2図に、調理器物であるステーキ皿11が示されてい
る。ステーキ皿11は、略方形状の浅い皿状のものであっ
て、加熱された状態で木製の台12にのせられている。ス
テーキ皿にはステーキ等の料理13がのせられている。
ステーキ皿11は、クラッド材で形成されている。クラッ
ド材は、第1図に示すように、アルミニウム製芯材21お
よびこれの両面にそれぞれ設けられた鉄製皮材22,23よ
りなる。芯材21の厚みは2.4mmであり、両皮材22,23の厚
みはともに0.3mmである。両皮材22,23には熱処理が施さ
れていて、その両面には「黒皮」という酸化皮膜24,25
が形成されている。
上記ステーキ皿11を高温加熱したが、熱膨脹による歪み
や反りは見られなかった。これは、芯材21の両面に皮材
22,23が二層に存在することによるものであり、もし仮
に、芯材の片面にのみ皮材があるだけであると、バイメ
タルのように加熱時に歪みや反りが生じる恐れがある。
上記クラッド材で作られたステーキ皿11は、同じサイズ
の図示しない鋳鉄製ステーキ皿と比較すると、重量は60
%程度となる。すなわち、鋳鉄製ステーキ皿が1kg程度
であるとすると、クラッド材製ステーキ皿は0.6kgであ
る。
また、上記クラッド材でフライパンをつくると、そのフ
ライパンの外観は、一枚の鉄板製フライパンと少しも変
わらないから、鉄のフライパンの愛好者の多い料理のプ
ロや家庭の主婦に歓迎される。
考案の効果 この考案によれば、全体が鋳鉄製または一枚の鉄板製の
ものと比較して、軽量であるから、取扱いが楽で長期に
わたって使用しても疲労することのない調理器物が提供
される。
また、調理器物の表裏両面には鉄が存在しているから、
外観上、鉄の風合いを醸すし、料理に鉄分を補給するこ
とができ、しかも熱膨脹による歪みや反りが無いため、
耐久性のある調理器物が提供される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は一部断面図、
第2図は使用状態を示す斜視図である。 21……芯材、22,23……皮材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム製芯材21およびこれの両面に
    被覆された鉄製皮材22,23よりなるクラッド材で形成さ
    れている調理器物。
JP13553989U 1989-11-22 1989-11-22 調理器物 Expired - Lifetime JPH0726984Y2 (ja)

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JPH0376529U JPH0376529U (ja) 1991-07-31
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