JPH0726970Y2 - スティック状化粧料容器 - Google Patents

スティック状化粧料容器

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JPH0726970Y2
JPH0726970Y2 JP1989107796U JP10779689U JPH0726970Y2 JP H0726970 Y2 JPH0726970 Y2 JP H0726970Y2 JP 1989107796 U JP1989107796 U JP 1989107796U JP 10779689 U JP10779689 U JP 10779689U JP H0726970 Y2 JPH0726970 Y2 JP H0726970Y2
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JP
Japan
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cosmetic
inner cap
stick
filling
container
Prior art date
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JP1989107796U
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English (en)
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JPH0349019U (ja
Inventor
智之 芳賀
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、スティック状に形成される化粧料容器に関
し、特に化粧料の充填を容易にし、生産性の向上を図り
得るスティック状化粧料容器に関する。
(従来の技術) 従来、押し出し容器に収納し、使用時に外方へ繰り出し
て皮膚く塗布するようにした制汗パウダーの如き化粧料
であって、スティック状に形成されて容器に収納されて
たものは公知である。
かかるスティック状に形成される化粧料は例えば、第6
図に示すように容器(1)の外方へ繰り出し自在とした
可動の受皿(2)に、スティック状に収納保持され、皮
膚へのなじみ性を良くし塗布状態を向上するために先端
部を円弧状の山形に形成したものが一般的である。化粧
料の先端をこのような山形形状に成型するために、第7
図に示すように、可動受皿(2)の外端に、インナーキ
ャップと称せられる成型用キャップ(3)を被嵌し、容
器本体(1)の底部から充填孔(4)を介して化粧料
(5)を充填、固化する。充填後、充填孔(4)の入口
を栓(6)で閉塞すると共に、インナーキャップ(3)
の外方にキャップ(7)を装着して使用者に提供する。
インナーキャップ(3)は、使用時まで装着したままに
保たれている。
しかしながら、このようなインナーキャップ(3)の使
用では、容器本体(1)の底部に向って開放される細い
充填孔(4)を介して化粧料の充填を行っているため、
充填効率が悪く、生産性を向上することが出来ない問題
があった。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、スティック状化粧料の先端部を所要の円弧
形に成形するインナーキャップを使用しつつ、充填効率
の向上を図り得るようにしたものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、この考案が採った手段は、
容器本体(10)内にスティック状化粧料(17)を収納保
持する受皿(14)を繰り出し自在に配設し、該受皿(1
4)を最下降位置にしたとき該受皿(14)と協働して内
部に化粧料充填のための空間を画成し化粧料使用時まで
装着されるインナーキャップ(18)を、前記容器本体
(10)の先端開口部に着脱自在に装着し、該インナーキ
ャップ(18)の先端中央部に化粧料充填孔(19)を形成
すると共に、化粧料充填後にインナーキャップ(18)を
被覆するキャップ(11)をインナーキャップ(18)の外
方に着脱自在に装着したことを特徴とする。
(実施例) 以下に図面を参照しつつ、この考案の好しい実施例を詳
細に説明する。
図において、(10)はスティック状化粧料の容器本体で
あって、断面楕円形若しくは円形の円筒形状をなし、上
端にキャップ(11)が着脱自在に嵌着される。容器本体
(10)の底部にはスティック状化粧料を本体(10)の上
端から出し入れするための操作円板(12)が回転自在に
配設される。
第3図に示すように、容器本体(10)内には、内容器
(13)が固定的に配設され、該内容器(13)内に受皿
(14)が上下動自在に収納される。受皿(14)の下部に
は作動杆(15)が垂下されており、該作動杆(15)の外
周に回転体(16)が位置づけられ、回転体(16)が回転
するとき、作動杆(15)が上下動する。回転体(16)の
下部には、前記操作円板(12)が係合している。
したがって、操作円板(12)を回転するとき、回転体
(16)が回動し、この回動によって作動杆(15)が受皿
(14)と共に上下動する。受皿(14)の上下動により、
該受皿(14)に保持されたスティック状化粧料(17)が
容器本体(10)の上端から繰り出されて、使用に供する
ことが出来る。
(18)は、受皿(14)に保持されるスティック状化粧料
(17)の先端に位置づけられる成形用のインナーキャッ
プであって、内容器(13)の上端に装着され、化粧料使
用開始に先立って取り外され、廃棄される。
この考案は、このインナーキャップ(18)の中央部に充
填孔(19)を形成したことを特徴とする。インナーキャ
ップ(18)は、スティック状化粧料(17)の先端部を円
弧状の山形形状に成形するために円弧状の先端部を有
し、化粧料の充填に先立って、内容器(13)又は容器本
体(10)の先端部に装着される。インナーキャップ(1
8)の先端中央部に形成された充填孔(19)から、第4
図に示すように、制汗パウダー等の所望の化粧料(17)
が、受皿(14)、内容器(13)、並びにインナーキャッ
プ(18)で区画される空間内に充填され固化されて、ス
ティック状化粧料が成形される。成形された化粧料(1
7)の先端部、充填孔(19)と整合する部分は若干凹ん
だ状態となるが、使用上の支障はない。充填後、第5図
に示すようにインナーキャップ(18)を被覆して、そも
外方にキャップ(11)を装着する。使用開始時には、キ
ャップ(11)を外し、インナーキャップ(18)を取り外
して廃棄する。
(作用) このように、インナーキャップ(18)の中央部から化粧
料の充填を行うことが出来るため、充填効率が著しく向
上すると共に、充填成形された化粧料(17)の先端部は
インナーキャップ(18)により円弧状の山形形状に成形
することが出来るので、塗布に支障を生ずるおそれはな
い。又、インナーキャップは化粧料使用開始まで装着さ
れており、成形された化粧料を保護することが出来る。
(考案の効果) この考案によれば、きわめて充填効率の良いスティック
状化粧料容器を提供することが出来、しかもインナーキ
ャップの使用により、成形された化粧料の先端部を塗布
に都合の良い形状に支障なく成形することが出来る。し
かも、このインナーキャップは、化粧料充填工程中は化
粧料の充填成形用治具として使用することが出来、充填
後使用開始迄の間は化粧料の保護キャップとして使用す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は外観斜視図、第2図は底面図、第3図は縦断面
図、第4図は充填状態を示す縦断面図、第5図は充填完
了状態を示す縦断面図、第6図は従来の化粧料容器の縦
断面図、第7図は同充填状態を示す縦断面図である。 (10)……容器本体、(11)……キャップ (12)……操作円板、(13)……内容器 (14)……受皿、(15)……作動杆 (16)……回転体、(17)……スティック状化粧料 (18)……インナーキャップ (19)……充填孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体(10)内にスティック状化粧料
    (17)を収納保持する受皿(14)を繰り出し自在に配設
    し、該受皿(14)を最下降位置にしたとき該受皿(14)
    と協働して内部に化粧料充填のための空間を画成し化粧
    料使用時まで装着されるインナーキャップ(18)を、前
    記容器本体(10)の先端開口部に着脱自在に装着し、該
    インナーキャップ(18)の先端中央部に化粧料充填孔
    (19)を形成すると共に、化粧料充填後にインナーキャ
    ップ(18)を被覆するキャップ(11)をインナーキャッ
    プ(18)の外方に着脱自在に装着したことを特徴とする
    スティック状化粧料容器。
JP1989107796U 1989-09-14 1989-09-14 スティック状化粧料容器 Expired - Lifetime JPH0726970Y2 (ja)

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JPH0349019U JPH0349019U (ja) 1991-05-13
JPH0726970Y2 true JPH0726970Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31656472

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