JPH072695U - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JPH072695U JPH072695U JP3750093U JP3750093U JPH072695U JP H072695 U JPH072695 U JP H072695U JP 3750093 U JP3750093 U JP 3750093U JP 3750093 U JP3750093 U JP 3750093U JP H072695 U JPH072695 U JP H072695U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe joint
- permanent magnet
- gasket
- flow passage
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作が容易で、デッドボリュームの小さい管
継手を提供する。 【構成】 8は、パイプ4及び7と連通する孔8aを備
えたゴム等の弾性体からなるガスケットであって所定の
厚さを備える。ガスケット8をパイプ接続部に介在させ
て、雌型管継手のスリーブ1内の嵌合部に雄型管継手を
嵌挿して環状磁石2及び5の吸引力で両管継手を連結す
る時、磁石2のN極と磁石5のS極が吸着することなく
隙間9を形成するように連結する。磁石2と磁石5とが
吸着することなく僅かに離間して隙間9を形成すること
により、両磁石2及び5の吸引力がガスケット8を挟む
パイプ4及び7のオフセットの端面に集中して最大の力
でガスケット8を挟んで圧縮するので、確実な気密封止
が可能となる。
継手を提供する。 【構成】 8は、パイプ4及び7と連通する孔8aを備
えたゴム等の弾性体からなるガスケットであって所定の
厚さを備える。ガスケット8をパイプ接続部に介在させ
て、雌型管継手のスリーブ1内の嵌合部に雄型管継手を
嵌挿して環状磁石2及び5の吸引力で両管継手を連結す
る時、磁石2のN極と磁石5のS極が吸着することなく
隙間9を形成するように連結する。磁石2と磁石5とが
吸着することなく僅かに離間して隙間9を形成すること
により、両磁石2及び5の吸引力がガスケット8を挟む
パイプ4及び7のオフセットの端面に集中して最大の力
でガスケット8を挟んで圧縮するので、確実な気密封止
が可能となる。
Description
【0001】
本考案は、部品の交換により装置機能を変更するような交換頻度の高い配管継 手を要する部品を含む装置、例えばガスクロマトグラフ分析装置の分離カラムの 両端の継手に適用して好適な配管継手に関する。
【0002】
従来、ガスクロマトグラフ分析装置の分離カラムの配管継手として食い込み継 手やゴムシールをねじにて圧縮し、ガス漏れを防ぐOリング形式の配管継手が一 般的に使用されている。 しかしながら、前記食い込み継手は、パイプの端部が変形し、ねじの力がかか るので、配管がガラス状の場合は使用できない。また、シール面の交換にはパイ プを切断する必要が生じる。さらに、ねじの締め付けに相当の熟練を要する等の 欠点がある。
【0003】 一方、Oリング形式の配管継手の場合は、ねじによる捩れの力が掛かる。さら にデッドボリュームが大きく、ねじの締め付けに相当の熟練を要する。 いずれにしても、前記配管継手をガスクロマトグラフ分析装置等において、特 にダウンサイジングの傾向にある分析装置等は、極めて細い管で配管されること が多く、配管継手として気密性が良く且つその操作を容易にできる配管継手が望 まれる。
【0004】
本考案は前記問題点に鑑み、熟練を要することなく操作が可能であり、配管継 手としてダウンサイジングしたガスクロマトグラフ分析装置等に適用して好適な 配管継手を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、流体流通路と、該流体流通路の外側に同軸的に接合固定した永久磁 石とから成る雄型管継手と、流体流通路と、該流体流通路の外側に同軸的に接合 固定した永久磁石と、該永久磁石の外側に同軸的に接合固定した所定長さの前記 雄型管継手嵌合部を有するスリーブとから成る雌型管継手とを備え、前記雄型管 継手を前記雌型管継手の前記雄型管継手嵌合部に嵌合して前記永久磁石の吸引力 で連結する際、前記雄型管継手の流体流通路と前記雌型管継手の流体流通路とを ガスケットを介して接続すると共に、前記雄型管継手の永久磁石と前記雌型管継 手の永久磁石は吸着することなく隙間を形成して連結することを特徴とする。
【0006】
図1乃至図3は、本考案管継手の実施例を示している。 図2は雌型継手、図3は雄型継手、図1は雌型継手に雄型継手が嵌合してパイプ が接続された状態を示している。 図2において、1は段付き固定スリーブで段差1cを境に内径の大きい内壁1 b及び内径の小さい内壁1aを備え、大きい内壁1bのスリーブ内嵌合部1dに 後述する雄型継手が嵌合する。
【0007】 2は環状永久磁石で、前記内壁1aに、前記段差1cをはみ出さないように同 軸的に接合固定されている。 前記環状永久磁石2の内壁にはガスパイプ固定用の固定スリーブ3が、その長 さを前記環状永久磁石2よりも短くして段差3aを有して同軸的に接合固定され ている。
【0008】 さらに前記固定スリーブ3の内壁には、ガス流路を形成するパイプ4が接合固 定されている。 そして該パイプ4の接続側端部は,前記固定スリーブ3から一部はみ出すよう にオフセット4aを形成している。
【0009】 一方、雄型管継手は図3のように構成される。 5は前記環状永久磁石2と同形の環状永久磁石で、そのS極と前記雌型継手の環 状永久磁石2のN極とが後述するように吸引してパイプを接続する。 6はパイプ7を固定するスリーブで、前記環状永久磁石5の内壁に接合固定さ れ、該スリーブ6の長さは、前記環状永久磁石5よりも短くして段差6aを有し て同軸的に接合固定されている。
【0010】 該固定スリーブ6に接合固定した該パイプ7の接続側端部は、前記固定スリー ブ7から一部はみ出すようにオフセット7aを形成している。 このように構成した前記雌型管継手と前記雄型管継手を連結して前記パイプ4 及び7を接続する仕方を図1で説明する。
【0011】 8は、前記パイプ4及び7と連通する孔8aを備えたゴム、樹脂等の弾性体か らなるガスケットであって所定の厚さを備え、その外周をテーパ状に形成して中 心位置決めを容易にしている。このガスケット8の材料としてゴム以外に金、プ ラチナ等のある程度柔らかい金属を使用しても良い。 前記ガスケット8を介在させて前記雌型管継手のスリーブ1の嵌合部1dに雄 型管継手を嵌挿して前記環状永久磁石2及び5の吸引力で両管継手を連結した時 、前記環状永久磁石2のN極と前記環状永久磁石5のS極が離間するように連結 する。
【0012】 環状永久磁石2と環状永久磁石5とが吸着することなく僅かに離間して隙間9 を形成することにより、両永久磁石の吸引力がガスケット8を挟む前記パイプの オフセット4a及び7aの端面に集中して最大の力でガスケット8を挟んで圧縮 し、気密封止してパイプ4及び7をガスケット8を介して接続することが可能と なる。 前記隙間9の間隔は、前記オフセット4a及び7aの長さ及び前記ガスケット 8の厚さに基づいて設定することができる。
【0013】
【考案の効果】 本考案は、永久磁石の吸引力を利用して管継手を構成したから一定圧力で気密 封止が可能であり、格別の熟練を必要とすることなくパイプの接続ができる。 また、永久磁石を吸着させることなく隙間を設けて連結させたから、接続され るパイプオフセットの端面に磁石の吸引力が集中し、確実な気密封止が可能とな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案管継手の断面図である。
【図2】本考案管継手を構成する雌型管継手の断面図で
ある。
ある。
【図3】本考案管継手を構成する雄型管継手の断面図で
ある。
ある。
1 段付き固定スリーブ 2、5 環状永久磁石 3、6 固定スリーブ 4、7 パイプ 4a、7a パイプのオフセット 8 ガスケット 9 環状永久磁石間の隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 流体流通路と、該流体流通路の外側に同
軸的に接合固定した永久磁石とから成る雄型管継手と、
流体流通路と、該流体流通路の外側に同軸的に接合固定
した永久磁石と、該永久磁石の外側に同軸的に接合固定
した所定長さの前記雄型管継手嵌合部を有するスリーブ
とから成る雌型管継手とを備え、前記雄型管継手を前記
雌型管継手の前記雄型管継手嵌合部に嵌合して前記永久
磁石の吸引力で連結する際、前記雄型管継手の流体流通
路と前記雌型管継手の流体流通路とをガスケットを介し
て接続すると共に、前記雄型管継手の永久磁石と前記雌
型管継手の永久磁石は吸着することなく隙間を形成して
連結することを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3750093U JPH072695U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3750093U JPH072695U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072695U true JPH072695U (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=12499253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3750093U Pending JPH072695U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072695U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014113589A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Samsung Display Co Ltd | ノズルプリンタ |
JP2015019565A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-29 | 株式会社エコ・アール | 蓄電装置及びこれを用いた電力システム |
JP2018086277A (ja) * | 2013-07-05 | 2018-06-07 | ダイソン テクノロジー リミテッド | 手持ち式電気器具 |
WO2018229884A1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-12-20 | 株式会社芦田製作所 | 真空用継手およびこれを用いた真空利用装置 |
KR102161978B1 (ko) * | 2020-05-25 | 2020-10-06 | 이진숙 | 그루브 조인트 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP3750093U patent/JPH072695U/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014113589A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Samsung Display Co Ltd | ノズルプリンタ |
JP2015019565A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-29 | 株式会社エコ・アール | 蓄電装置及びこれを用いた電力システム |
JP2018139485A (ja) * | 2013-06-13 | 2018-09-06 | 株式会社エコ・アール | 蓄電装置及びこれを用いた電力システム |
JP2018086277A (ja) * | 2013-07-05 | 2018-06-07 | ダイソン テクノロジー リミテッド | 手持ち式電気器具 |
JP2020099758A (ja) * | 2013-07-05 | 2020-07-02 | ダイソン テクノロジー リミテッド | 手持ち式電気器具 |
WO2018229884A1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-12-20 | 株式会社芦田製作所 | 真空用継手およびこれを用いた真空利用装置 |
JPWO2018229884A1 (ja) * | 2017-06-14 | 2020-02-27 | 株式会社芦田製作所 | 真空用継手およびこれを用いた真空利用装置 |
KR102161978B1 (ko) * | 2020-05-25 | 2020-10-06 | 이진숙 | 그루브 조인트 |
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