JPH07269534A - 棒状部品の取付金具 - Google Patents

棒状部品の取付金具

Info

Publication number
JPH07269534A
JPH07269534A JP9684794A JP9684794A JPH07269534A JP H07269534 A JPH07269534 A JP H07269534A JP 9684794 A JP9684794 A JP 9684794A JP 9684794 A JP9684794 A JP 9684794A JP H07269534 A JPH07269534 A JP H07269534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
pipe
fitting
holding hole
bar shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9684794A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Naito
進 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP9684794A priority Critical patent/JPH07269534A/ja
Publication of JPH07269534A publication Critical patent/JPH07269534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】円柱状の棒状部品をはめ込み保持する取付金具
を提供する。 【構成】有底円筒状のパイプ10の軸方向に沿いこれの
内側に突出する突起14を連続的にまたは所定間隔をお
いて複数個形成し、このパイプ10の底に前記保持穴1
1の穴径より小径の貫通穴12を形成し、保持穴11と
貫通穴12をテーパ状の接続部13を介して接続する。 【効果】部品点数が少なくなり、加工工数が極端に減少
する。また、取付金具は一つの工程で製造することがで
きるので、安価に提供できる。更に、棒状部品をこの取
付金具に挿入するだけでよいから組立て時間が大幅に短
縮されるとともに棒状部品は保持穴の壁面にぐらつくこ
となく確実に密着される。その上、水、湿気あるいはご
み等が入っても排出されるので、腐食等の発生が少な
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円柱状の棒状部品をは
め込み保持する棒状部品の取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からある例えば、冷、暖房機の熱交
換器の部品として使用されている感温器1は通常配管2
の一部に溶接等で固定した図8に示すような、円筒状の
パイプ20からなる取付金具に挿入して固定されてい
る。この場合、この円筒状のパイプ20にクリップ状で
先端が内側へ曲げられた固定金具22を挿入し、これに
続いて円柱状の感温器1を挿入してパイプ20の保持穴
21に感温器1を押し付けて保持し、感温器1が取付金
具から抜け出るのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに円筒状のパイプとこの中に部品を固定する固定金具
とを使用して取付金具に部品を保持する場合、部品点数
が多くなり、しかもこれらは夫々異なった工程で製造さ
れるから加工工数が多く掛かり、高価になっていた。ま
た、部品を固定する場合、二物品を組み合せる必要があ
り、組立て時間も長くなっている等の問題が生じてい
る。
【0004】本発明の第1の目的はこのような問題を解
決するとともに構造が簡単で短時間に部品の取付作業が
できるようにすることであり、第2の目的は保持穴内に
入った湿気水あるいはごみが常時溜まることなく排出さ
れるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
有底円筒状のパイプ10の軸方向に沿いにこれの内側の
保持穴11に突出する突起14を連続的にまたは所定間
隔をおいて複数個形成し、このパイプ10の底に前記保
持穴11の穴径より小径の貫通穴12を形成したことに
より達成される。また、第2の目的は、保持穴11と貫
通穴12との間をテーパ状の接続部13で接続すること
により達成される。
【0006】
【作用】このように、有底円筒状のパイプ10の保持穴
11に突起14を所定量だけ突出させた取付金具に棒状
部品を挿入するだけでこの棒状部品は取付金具に確実に
固定される。また、突起14は連続的にまたは所定間隔
をおいて複数個軸方向に一列に形成されているので、こ
の保持穴11にぐらつくことなく確実に保持される。更
に、保持穴11は貫通六12にテーパ状の接続部13で
接続されているので、水及びごみが溜まることがない。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1において、1は円柱状の感温器であり、10は
この感温器1を遊挿可能な穴径を有する保持穴11を形
成した有底円筒状のパイプである。図2及び図3に示す
ように、このパイプ10の底には前記保持穴11の穴径
より小径で前記感温器1の外径より更に小さい貫通穴1
2が形成してあり、これら保持穴11と貫通穴12との
間は先すぼまりのテーパ状に形成した接続部13で接続
されている。このパイプ10の保持穴11の軸方向には
これに沿い、一列に所定間隔をおいて二個の突起14が
内側に向かって突出されており、この突起14とこれに
対向する保持穴11の面との間はこの中に固定する前記
感温器1を押し込み固定可能な寸法dに設定されてい
る。
【0008】このため図4に示すように、このパイプ1
0が熱交換器(図示せず)の配管2に溶接等で固定され
た後、パイプ10の保持穴11に感温器1を遊挿する。
この時、取付金具のパイプ10は突起14と保持穴11
との寸法dがあらかじめこれに使用する感温器1に適し
たものとなっているので、この感温器1を押し込む作業
を行うと、感温器1は突起14により、保持穴11の壁
面に押し付けられて保持される。この感温器1の挿入作
業においては、パイプ10の底に貫通穴12が明いてい
るので、この作業中、大きな抵抗が生じることはない。
【0009】尚、この実施例では、熱交換器に使用する
感温器1を棒状部品として保持したが、何もこの感温器
1を保持するだけでなく、この他の円柱状に近い捧状部
品であってもよく、この場合、この有底円筒状のパイプ
10に代え、保持する棒状部品の外径に適した筒状のパ
イプ10にすることで対応可能である。また、前記突起
14をパイプ10の軸方向に一列に二個突設したが、こ
の他にも1個でも3個でも更にこれ以上複数個でもよ
い。また、棒状部品を保持する突起14を保持穴11に
軸方向に沿い、連続的に形成してもよく、この他にも図
5乃至図7に示すように、前記連続した突起14に対し
て所定間隔をおいて長穴15を穿設することにより、棒
状部品の挿入時の抵抗を少なくすることもできる。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上説明した実施例から明らか
なように、有底円筒状のパイプ10の軸方向に沿いこれ
の内側の保持穴に突出する突起14を複数個形成し、こ
のパイプ10の底に保持穴11の穴径より小径の貫通穴
12を形成して取付金具を構成しているので、部品点数
が少なくなり、加工工数が極端に減少する。また、この
取付金具は一つの工程で製造することができるので、取
付金具を安価に提供できる。更に、部品を固定する場
合、棒状部品をこの取付金具に挿入するだけでよいから
組立て時間が大幅に短縮されるとともに、棒状部品は突
起により保持穴の壁面にぐらつくことなく確実に密着す
ることができる。その上、取付金具の保持穴11と貫通
穴12との間をテーパ状の接続部13で接続しているの
で、この金具内に水、湿気あるいはごみ等が入ってもこ
こから排出されるので、腐食等の発生が少ない等の特有
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す断面正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す断面正面図である。
【図3】図2のA−A線の拡大断面図である。
【図4】本発明の取付状態を示す要部断面正面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例を示す要部断面正面図であ
る。
【図6】図5のB−B線の拡大断面図である。
【図7】図5の平面図である。
【図8】従来例を示す断面正面図である。
【符号の説明】
1 感温器 2 配管 10 パイプ 11 保持穴 12 貫通穴 13 接続部 14 突起 15 長穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の部品を挿入してこれを保持する取
    付金具において、有底円筒状のパイプ10の軸方向に沿
    いこれの内側の保持穴11に突出する突起14を連続的
    にまたは所定間隔をおいて複数個形成し、このパイプ1
    0の底に前記保持穴11の穴径より小径の貫通穴12を
    形成したことを特徴とする棒状部品の取付金具。
  2. 【請求項2】 保持穴は貫通穴12にテーパ状の接続部
    13を介して接続されていることを特徴とする請求項1
    記載の棒状部品の取付金具。
JP9684794A 1994-03-29 1994-03-29 棒状部品の取付金具 Pending JPH07269534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9684794A JPH07269534A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 棒状部品の取付金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9684794A JPH07269534A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 棒状部品の取付金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07269534A true JPH07269534A (ja) 1995-10-17

Family

ID=14175901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9684794A Pending JPH07269534A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 棒状部品の取付金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07269534A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10281206A (ja) * 1997-04-08 1998-10-23 Kayaba Ind Co Ltd 減衰力調整式ショックアブソーバ
WO2007114020A1 (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Sanyo Electric Co., Ltd. 圧縮機
JP2011069543A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Sharp Corp 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10281206A (ja) * 1997-04-08 1998-10-23 Kayaba Ind Co Ltd 減衰力調整式ショックアブソーバ
WO2007114020A1 (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Sanyo Electric Co., Ltd. 圧縮機
US8062011B2 (en) 2006-03-30 2011-11-22 Sanyo Electric Co., Ltd. Compressor having an ejector oil pump
JP2011069543A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Sharp Corp 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7201513B2 (en) Temperature sensor
EP3647121A1 (en) Water-proof sealing structure for vehicle roof rack
JP2004132394A (ja) クランプ
US20060208479A1 (en) Pipe unit with connector and producing method thereof
JPH07269534A (ja) 棒状部品の取付金具
JPH0666490A (ja) 熱交換器およびその製造方法
US4980960A (en) Method of fixing a pipe by means of a clamp body
JP2005517918A (ja) 空気質量センサのための整流器
JP2008093253A (ja) ラックの連結構造
JP2724479B2 (ja) クランプ体による配管の固定方法
JP3461560B2 (ja) センサー取付装置
JP2612227B2 (ja) 空気調和機の熱交換器
EP0834727A1 (en) Device for mounting the sensor element of a temperature measuring instrument in thermal contact with pipes and use of such device
JPH0431050B2 (ja)
JPH0517463U (ja) 温度検出器の取付装置
EP0531924A1 (en) Device for gauging the revolving speed between two members in relative rotation
KR920005817Y1 (ko) 온도감지기용 보호튜우브조립체
JPH0646469Y2 (ja) 洗濯機用シーズヒーターの固定構造
KR0130249Y1 (ko) 냉장고용 증발기의 장착구조
JP2007113792A (ja) リキッドタンク保持具
JP2024010316A (ja) ガスセンサの排水構造
JP3515210B2 (ja) 除湿機
JP2570322Y2 (ja) ヘッダーパイプ
US4197906A (en) Mounting clip for a tube sheet
KR200225049Y1 (ko) 차량용 증발기의 온도센서 고정홀더