JPH0726904Y2 - コンバイン - Google Patents
コンバインInfo
- Publication number
- JPH0726904Y2 JPH0726904Y2 JP8040290U JP8040290U JPH0726904Y2 JP H0726904 Y2 JPH0726904 Y2 JP H0726904Y2 JP 8040290 U JP8040290 U JP 8040290U JP 8040290 U JP8040290 U JP 8040290U JP H0726904 Y2 JPH0726904 Y2 JP H0726904Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- air
- mowing
- guide plate
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、機体前方に刈取部を昇降自在に支持すると共
に、前記刈取部の側方に運転操作部を装設したコンバイ
ンに関する。
に、前記刈取部の側方に運転操作部を装設したコンバイ
ンに関する。
「従来の技術」 従来、刈取部と運転操作部とを仕切るエアカーテンによ
り、オペレータに刈取部で発生する塵埃が及ぶのを防止
する技術があった。
り、オペレータに刈取部で発生する塵埃が及ぶのを防止
する技術があった。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし乍ら、前記従来技術のエアカーテンは、刈取部と
運転操作部を上下方向に仕切るものであるから、刈取部
側から運転操作部側に向って吹く横風があると、エアカ
ーテンが容易に消滅すると共に、塵埃が横風に乗って刈
取部から運転操作部に簡単に流入する不都合があった。
運転操作部を上下方向に仕切るものであるから、刈取部
側から運転操作部側に向って吹く横風があると、エアカ
ーテンが容易に消滅すると共に、塵埃が横風に乗って刈
取部から運転操作部に簡単に流入する不都合があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに本考案は、機体前方に刈取部を昇降自在に支持す
ると共に、前記刈取部の側方に運転操作部を配設したコ
ンバインにおいて、前記刈取部と運転操作部との境界部
に、上向きの空気噴出口を形成すると共に、前記噴出口
から上方に立上げる垂直面と、該垂直面上端を刈取部側
に湾曲させて形成する水平面とから成るガイド板を設け
たものである。
ると共に、前記刈取部の側方に運転操作部を配設したコ
ンバインにおいて、前記刈取部と運転操作部との境界部
に、上向きの空気噴出口を形成すると共に、前記噴出口
から上方に立上げる垂直面と、該垂直面上端を刈取部側
に湾曲させて形成する水平面とから成るガイド板を設け
たものである。
「作用」 従って本考案によれば、噴出空気をガイド板に沿わせ、
刈取部側へ横向きに流し、エアカーテンを形成するか
ら、刈取部側から運転操作部側に吹く強い横風であって
も、エアカーテンを形成維持し得、このような悪環境下
においても刈取部の塵埃を運転操作部に流入させること
なく確実に防塵効果が得られるものである。
刈取部側へ横向きに流し、エアカーテンを形成するか
ら、刈取部側から運転操作部側に吹く強い横風であって
も、エアカーテンを形成維持し得、このような悪環境下
においても刈取部の塵埃を運転操作部に流入させること
なく確実に防塵効果が得られるものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図はエアカーテン部の正面説明図、第2図はコンバイン
の全体側面図、第3図は同平面図であり、図中(1)は
走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、
(3)は前記トラックフレーム(1)上に架設する機
台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)
は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、(9)は
排藁チェン(10)(11)終端を臨ませる排藁処理部、
(12)は運転席(13)及びフロントコラム(14a)及び
サイドコラム(14b)を備える運転操作部、(15)は前
記脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介し溜める
穀粒タンク、(17)は前記穀粒タンク(15)内の穀粒を
機外に取出す上部排出オーガ、(18)はコンバインの各
部を駆動するエンジンであり、連続的に刈取り・脱穀作
業を行うように構成している。
図はエアカーテン部の正面説明図、第2図はコンバイン
の全体側面図、第3図は同平面図であり、図中(1)は
走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、
(3)は前記トラックフレーム(1)上に架設する機
台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)
は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、(9)は
排藁チェン(10)(11)終端を臨ませる排藁処理部、
(12)は運転席(13)及びフロントコラム(14a)及び
サイドコラム(14b)を備える運転操作部、(15)は前
記脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介し溜める
穀粒タンク、(17)は前記穀粒タンク(15)内の穀粒を
機外に取出す上部排出オーガ、(18)はコンバインの各
部を駆動するエンジンであり、連続的に刈取り・脱穀作
業を行うように構成している。
第4図及び第5図に示す如く、前記刈取部(8)は、分
草板(19)を介し取入れられる未刈り穀稈を起立させる
引起しタイン(20)を有する3条用引起しケース(21)
と、この引起された穀稈の稈元側及び穂先側を掻込むス
ターホイル(22)及び掻込ベルト(23)と、この掻込時
稈元側を切断する刈刃(24)と、切断後の右側1条分の
穀稈の稈元側を左斜め後方に搬送する右稈元搬送チェン
(25)と、右側1条分の穀稈の穂先側を左斜め後方のフ
ィードチェン(5)の送り始端方向に向け搬送する右穂
先搬送タイン(26)と、左側2条分の穀稈の稈元側及び
穂先側を右斜め後方の右稈元搬送チェン(25)の送り終
端位置近傍に合流させる左稈元搬送チェン(27)及び右
穂先搬送タイン(28)と、前記右稈元搬送チェン(25)
の送り終端に合流する3条分の穀稈の稈元側を前記フィ
ードチェン(5)の送り始端に搬送受継ぎする縦搬送チ
ェン(29)と、前記右穂先搬送タイン(26)と縦搬送チ
ェン(29)の送り終端部上下略中間高さ位置に設けてフ
ィードチェン(5)に適正姿勢で穀稈を受継ぎさせる補
助搬送チェン(30)とを備え、刈取られた3条分の穀稈
をこれらY字形搬送経路(31)を介してフィードチェン
(5)に受継ぎさせて脱穀処理するように構成してい
る。
草板(19)を介し取入れられる未刈り穀稈を起立させる
引起しタイン(20)を有する3条用引起しケース(21)
と、この引起された穀稈の稈元側及び穂先側を掻込むス
ターホイル(22)及び掻込ベルト(23)と、この掻込時
稈元側を切断する刈刃(24)と、切断後の右側1条分の
穀稈の稈元側を左斜め後方に搬送する右稈元搬送チェン
(25)と、右側1条分の穀稈の穂先側を左斜め後方のフ
ィードチェン(5)の送り始端方向に向け搬送する右穂
先搬送タイン(26)と、左側2条分の穀稈の稈元側及び
穂先側を右斜め後方の右稈元搬送チェン(25)の送り終
端位置近傍に合流させる左稈元搬送チェン(27)及び右
穂先搬送タイン(28)と、前記右稈元搬送チェン(25)
の送り終端に合流する3条分の穀稈の稈元側を前記フィ
ードチェン(5)の送り始端に搬送受継ぎする縦搬送チ
ェン(29)と、前記右穂先搬送タイン(26)と縦搬送チ
ェン(29)の送り終端部上下略中間高さ位置に設けてフ
ィードチェン(5)に適正姿勢で穀稈を受継ぎさせる補
助搬送チェン(30)とを備え、刈取られた3条分の穀稈
をこれらY字形搬送経路(31)を介してフィードチェン
(5)に受継ぎさせて脱穀処理するように構成してい
る。
また、前記機台(3)の前端に支柱(32)を介し立設固
定する受台(33)に、上下回動支点軸(34)を介し刈取
縦伝導ケースである刈取主フレーム(35)の基端を支持
すると共に、該主フレーム(35)とトラックフレーム
(1)間に刈取昇降シリンダ(36)を介設して、該シリ
ンダ(36)の伸縮動作でもって刈取部(8)の適宜昇降
を行うように構成している。
定する受台(33)に、上下回動支点軸(34)を介し刈取
縦伝導ケースである刈取主フレーム(35)の基端を支持
すると共に、該主フレーム(35)とトラックフレーム
(1)間に刈取昇降シリンダ(36)を介設して、該シリ
ンダ(36)の伸縮動作でもって刈取部(8)の適宜昇降
を行うように構成している。
第1図及び第6図、第7図にも示す如く、前記刈取部
(8)を機体前方左側寄りに昇降自在に支持し、該刈取
部(8)の右側方に前記運転操作部(12)を配置するも
ので、これら刈取部(8)と運転操作部(12)との境界
部つまりサイドコラム(14b)の左側方に薄形の空気噴
出ケース(37)を備え、該空気噴出ケース(37)の上縁
を開放して上向きの空気噴出口(38)を形成すると共
に、前記ケース(37)左側面下部を前端部から後端部に
わたって右側に膨出して圧力調整室(39)を形成し、ま
た送風ファン(40)を内装しファンモータ(41)を外装
するファンケース(42)を備え、該ファンケース(42)
を前記空気噴出ケース(37)左側面に固設し、ファン室
(43)を連通口(44)を介し前記圧力調整室(39)に連
通させ、ファンモータ(41)による送風ファン(40)の
回転により、ファンケース(42)前面の吸引口(45)か
らファン室(43)に空気を取込むと共に、連通口(44)
から空気噴出ケース(37)の圧力調整室(39)に空気を
送り込み、該調整室(39)内で圧力の均一化を図った
後、噴出口(38)から上向きに空気を噴出させるように
構成している。
(8)を機体前方左側寄りに昇降自在に支持し、該刈取
部(8)の右側方に前記運転操作部(12)を配置するも
ので、これら刈取部(8)と運転操作部(12)との境界
部つまりサイドコラム(14b)の左側方に薄形の空気噴
出ケース(37)を備え、該空気噴出ケース(37)の上縁
を開放して上向きの空気噴出口(38)を形成すると共
に、前記ケース(37)左側面下部を前端部から後端部に
わたって右側に膨出して圧力調整室(39)を形成し、ま
た送風ファン(40)を内装しファンモータ(41)を外装
するファンケース(42)を備え、該ファンケース(42)
を前記空気噴出ケース(37)左側面に固設し、ファン室
(43)を連通口(44)を介し前記圧力調整室(39)に連
通させ、ファンモータ(41)による送風ファン(40)の
回転により、ファンケース(42)前面の吸引口(45)か
らファン室(43)に空気を取込むと共に、連通口(44)
から空気噴出ケース(37)の圧力調整室(39)に空気を
送り込み、該調整室(39)内で圧力の均一化を図った
後、噴出口(38)から上向きに空気を噴出させるように
構成している。
そして、前記空気噴出ケース(37)に防塵カバーである
ガイド板(46)を一体取付けするもので、該ガイド板
(46)は、前記ケース(37)の右側上縁外側に下縁をビ
ス止めして上方に立上げる垂直面(46a)と、該垂直面
(46a)上端を刈取部(8)側つまり左側に湾曲させ
て、ガイド板(46)の後側半分に形成する幅狭な水平面
(46b)及びガイド板(46)の前側半分に形成する幅広
な水平面(46c)とから成り、断面形に形成し、前記
噴出口(38)から上向きに噴出される空気を前記垂直面
(46a)及び水平面(46b)(46c)に沿わせることによ
り、機体左側方に向けて流し、刈取部(8)上側を覆う
水平方向のエアカーテン(47)を形成するように構成し
ている。
ガイド板(46)を一体取付けするもので、該ガイド板
(46)は、前記ケース(37)の右側上縁外側に下縁をビ
ス止めして上方に立上げる垂直面(46a)と、該垂直面
(46a)上端を刈取部(8)側つまり左側に湾曲させ
て、ガイド板(46)の後側半分に形成する幅狭な水平面
(46b)及びガイド板(46)の前側半分に形成する幅広
な水平面(46c)とから成り、断面形に形成し、前記
噴出口(38)から上向きに噴出される空気を前記垂直面
(46a)及び水平面(46b)(46c)に沿わせることによ
り、機体左側方に向けて流し、刈取部(8)上側を覆う
水平方向のエアカーテン(47)を形成するように構成し
ている。
また、前記ガイド板(46)後側の水平面(46b)の左側
端縁(46b′)を若干下向きに湾曲形成し、前記エアカ
ーテン(47)を若干左下りに形成すると共に、前記ガイ
ド板(46)前側の水平面(46c)は、その前端縁を引起
しケース(21)の上部カバー(48)後縁に、また左側端
縁を刈取部(8)の左側板(49)上縁にそれぞれ接合さ
せて、左側2条分の引起しケース(21)の背面側上部を
覆うように形成し、水平面(46c)内部に溜まる空気を
この後端縁(46c′)から後方に向けて排出させ、且つ
その後端縁(46c′)も若干下向きに湾曲形成して後方
下向きに空気を排出するように構成している。
端縁(46b′)を若干下向きに湾曲形成し、前記エアカ
ーテン(47)を若干左下りに形成すると共に、前記ガイ
ド板(46)前側の水平面(46c)は、その前端縁を引起
しケース(21)の上部カバー(48)後縁に、また左側端
縁を刈取部(8)の左側板(49)上縁にそれぞれ接合さ
せて、左側2条分の引起しケース(21)の背面側上部を
覆うように形成し、水平面(46c)内部に溜まる空気を
この後端縁(46c′)から後方に向けて排出させ、且つ
その後端縁(46c′)も若干下向きに湾曲形成して後方
下向きに空気を排出するように構成している。
ところで、エアカーテン形成部材である一体の前記空気
噴出ケース(37)、ファンケース(42)、ガイド板(4
6)は刈取部(8)に設けるもので、前記主フレーム(3
5)の基端から一体延出して引起しケース(21)の上端
側中央を支える中央引起しパイプ(50)に、前記ファン
ケース(42)及びガイド板(46)を一体取付けする空気
噴出ケース(37)をブラケット(51)を介しビス止め
し、塵埃の発生源である搬送穀稈とエアカーテン(46)
との相対位置が、刈取部(8)の昇降によって変化する
のを防止している。
噴出ケース(37)、ファンケース(42)、ガイド板(4
6)は刈取部(8)に設けるもので、前記主フレーム(3
5)の基端から一体延出して引起しケース(21)の上端
側中央を支える中央引起しパイプ(50)に、前記ファン
ケース(42)及びガイド板(46)を一体取付けする空気
噴出ケース(37)をブラケット(51)を介しビス止め
し、塵埃の発生源である搬送穀稈とエアカーテン(46)
との相対位置が、刈取部(8)の昇降によって変化する
のを防止している。
また、前記右穂先搬送タイン(26)により係止搬送する
穀稈の穂先側を表面側で支持させる右穂先ガイド板(5
2)を刈取部(8)に設け、前記空気噴出ケース(37)
及びファンケース(42)を右穂先ガイド板(52)の裏面
側域に配備し、塵埃を含んだ空気をファン(40)により
取込むのを防止すると共に、前記右穂先ガイド板(52)
より高位置に空気噴出ケース(37)の空気噴出口(38)
を開放し、空気噴出口(38)から空気噴出ケース(37)
内に塵埃が侵入するのを防止している。
穀稈の穂先側を表面側で支持させる右穂先ガイド板(5
2)を刈取部(8)に設け、前記空気噴出ケース(37)
及びファンケース(42)を右穂先ガイド板(52)の裏面
側域に配備し、塵埃を含んだ空気をファン(40)により
取込むのを防止すると共に、前記右穂先ガイド板(52)
より高位置に空気噴出ケース(37)の空気噴出口(38)
を開放し、空気噴出口(38)から空気噴出ケース(37)
内に塵埃が侵入するのを防止している。
本実施例は上記のように構成するものにして、運転操作
部(12)に乗込むオペレータにより、機体を走行移動さ
せ乍ら、刈取部(8)で穀稈を刈取り、脱穀部(4)で
脱穀処理して収穫作業を行う。この際、前記ファンモー
タ(41)を作動させ、刈取部(8)上側とエアカーテン
(47)を形成することにより、刈取部(8)で発生する
塵埃は、上方に舞上がることなく、またエアカーテン
(43)を形成している空気流動により機体左側外方に排
出されるから、運転操作部(12)に位置するオペレータ
の作業環境を刈取部(8)の塵埃で汚すことがない。
部(12)に乗込むオペレータにより、機体を走行移動さ
せ乍ら、刈取部(8)で穀稈を刈取り、脱穀部(4)で
脱穀処理して収穫作業を行う。この際、前記ファンモー
タ(41)を作動させ、刈取部(8)上側とエアカーテン
(47)を形成することにより、刈取部(8)で発生する
塵埃は、上方に舞上がることなく、またエアカーテン
(43)を形成している空気流動により機体左側外方に排
出されるから、運転操作部(12)に位置するオペレータ
の作業環境を刈取部(8)の塵埃で汚すことがない。
そして、作業中機体左側から右側に向って吹く強い横風
があっても、これに対向する方向でエアカーテン(47)
が形成されているため、前記横風に極めて強くなると共
に、例え前記横風によって塵埃が逆戻りしても空気の噴
出方向が左方下側方向であり、エアカーテン(47)が若
干左下りに形成されているため、塵埃は逆戻りする途中
で刈取部(8)に落下するか、或いはガイド板(44)の
垂直面(46a)に当って下方に落下し、運転操作部(1
2)までは流入せず、防塵効果を発揮することができ
る。
があっても、これに対向する方向でエアカーテン(47)
が形成されているため、前記横風に極めて強くなると共
に、例え前記横風によって塵埃が逆戻りしても空気の噴
出方向が左方下側方向であり、エアカーテン(47)が若
干左下りに形成されているため、塵埃は逆戻りする途中
で刈取部(8)に落下するか、或いはガイド板(44)の
垂直面(46a)に当って下方に落下し、運転操作部(1
2)までは流入せず、防塵効果を発揮することができ
る。
また、空気噴出ケース(37)に圧力調整室(39)を設け
たことにより、空気噴出口(38)から噴出す空気の圧力
を全体に均一化できて、エアカーテン(47)に強弱部を
作ることなく、刈取部(8)上側にエアカーテン(47)
を適正に形成できると共に、ガイド板(46)を設けたこ
とにより、空気噴出口(38)だけのエアカーテンに比
べ、噴出空気の拡散を防止して、より遠くに且つより少
量の空気で効率的に塵埃を飛ばすことができるものであ
る。
たことにより、空気噴出口(38)から噴出す空気の圧力
を全体に均一化できて、エアカーテン(47)に強弱部を
作ることなく、刈取部(8)上側にエアカーテン(47)
を適正に形成できると共に、ガイド板(46)を設けたこ
とにより、空気噴出口(38)だけのエアカーテンに比
べ、噴出空気の拡散を防止して、より遠くに且つより少
量の空気で効率的に塵埃を飛ばすことができるものであ
る。
「考案の効果」 以上実施例からも明らかなように本考案は、機体前方に
刈取部(8)を昇降自在に支持すると共に、前記刈取部
(8)の側方に運転操作部(12)を配設したコンバイン
において、前記刈取部(8)と運転操作部(12)との境
界部に、上向きの空気噴出口(38)を形成すると共に、
前記噴出口(38)から上方に立上げる垂直面(46a)
と、該垂直面(46a)上端を刈取部(8)側に湾曲させ
て形成する水平面(46b)(46c)とから成るガイド板
(46)を設けたもので、噴出空気をガイド板(46)に沿
わせ、刈取部(8)側へ横向きに流し、エアカーテン
(47)を形成するから、刈取部(8)側から運転操作部
(12)側に吹く強い横風があっても、エアカーテン(4
7)を形成維持でき、このような悪環境下においても刈
取部(8)の塵埃を運転操作部(12)に流入させること
なく確実に防塵効果を得ることができる顕著な効果を奏
するものである。
刈取部(8)を昇降自在に支持すると共に、前記刈取部
(8)の側方に運転操作部(12)を配設したコンバイン
において、前記刈取部(8)と運転操作部(12)との境
界部に、上向きの空気噴出口(38)を形成すると共に、
前記噴出口(38)から上方に立上げる垂直面(46a)
と、該垂直面(46a)上端を刈取部(8)側に湾曲させ
て形成する水平面(46b)(46c)とから成るガイド板
(46)を設けたもので、噴出空気をガイド板(46)に沿
わせ、刈取部(8)側へ横向きに流し、エアカーテン
(47)を形成するから、刈取部(8)側から運転操作部
(12)側に吹く強い横風があっても、エアカーテン(4
7)を形成維持でき、このような悪環境下においても刈
取部(8)の塵埃を運転操作部(12)に流入させること
なく確実に防塵効果を得ることができる顕著な効果を奏
するものである。
第1図はエアカーテン部の正面説明図、第2図はコンバ
インの全体側面図、第3図は同平面図、第4図は刈取部
の平面説明図、第5図は同側面説明図、第6図はエアカ
ーテン部の側面説明図、第7図は同平面説明図である。 (8)……刈取部 (12)……運転操作部 (38)……空気噴出口 (46)……ガイド板 (46a)……垂直面 (46b)(46c)……水平面 (47)……エアカーテン
インの全体側面図、第3図は同平面図、第4図は刈取部
の平面説明図、第5図は同側面説明図、第6図はエアカ
ーテン部の側面説明図、第7図は同平面説明図である。 (8)……刈取部 (12)……運転操作部 (38)……空気噴出口 (46)……ガイド板 (46a)……垂直面 (46b)(46c)……水平面 (47)……エアカーテン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安藤 和登 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)考案者 稲垣 晴三 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−120046(JP,U) 実開 昭54−101167(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】機体前方に刈取部を昇降自在に支持すると
共に、前記刈取部の側方に運転操作部を配設したコンバ
インにおいて、前記刈取部と運転操作部との境界部に、
上向きの空気噴出口を形成すると共に、前記噴出口から
上方に立上げる垂直面と、該垂直面上端を刈取部側に湾
曲させて形成する水平面とから成るガイド板を設けたこ
とを特徴とするコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8040290U JPH0726904Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8040290U JPH0726904Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438230U JPH0438230U (ja) | 1992-03-31 |
JPH0726904Y2 true JPH0726904Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31625430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8040290U Expired - Lifetime JPH0726904Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726904Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP8040290U patent/JPH0726904Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0438230U (ja) | 1992-03-31 |
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