JPH0726889B2 - ピンホ−ル等の検出装置 - Google Patents

ピンホ−ル等の検出装置

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JPH0726889B2
JPH0726889B2 JP61296818A JP29681886A JPH0726889B2 JP H0726889 B2 JPH0726889 B2 JP H0726889B2 JP 61296818 A JP61296818 A JP 61296818A JP 29681886 A JP29681886 A JP 29681886A JP H0726889 B2 JPH0726889 B2 JP H0726889B2
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JP
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hook
needle
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sealed container
pinhole
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JP61296818A
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Inventor
紘洋 石橋
Original Assignee
ニツカ電測株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アース電極に支持され、取り付け部の断面形
状がほぼ矩形のフックを設けた密封容器を搬送してその
フック部を一対の高圧電極間に通すことにより、前記密
封容器のフック取り付け部及びその付近のピンホール等
の有無を検出するピンホール等の検出装置に関する。
従来技術及びその問題点 従来、例えば薬液等を入れたフック付きプラスチックボ
トルはピンホール等が有ると内容液が腐敗することがあ
るので、ピンホール等の有無を検査する必要があった。
このとき、ボトル外周の検査は比較的容易に行えるが、
フック取付け部分やくびれ部分は検査しにくく、しかも
フックの取付部分はピンホールが生じ易い。。そこで、
上記形式の検出装置により、例えば薬液等を入れたフッ
ク付きプラスチックボトルにおけるフック取付け部分等
のピンホール検査を行っていた。
この種の従来の検出装置は、第5図に示すように板バネ
よりなる一対の高圧電極51,52を備えている。他方、検
査されるプラスチックボトル53は円筒状であって、その
底部に第5図から見て矩形の枠体よりなるフック54が取
付けられている。そして、プラスチックボトル53は、ア
ース電極55である支持体に載られ、このフック取付け部
分が上記高圧電極に触れるように搬送してピンホール等
の検査をする。このとき、ピンホールが有ると、高圧電
極からアース電極に流れる電流が大きく変化し、それに
よってピンホール有無を検出できる。
ところが、フック54の向きを一定にしてプラスチックボ
トル53をアース電極55に載せることが難しいため、ボト
ル53が高圧電極の位置に達したときのフック54の向きが
定まらない。このとき、フックの向きが水平方向なら
ば、第6図の斜線で示す高圧電極51,52の検査範囲内に
フック取付け部のほぼ全域が通るため、良好な検査結果
が得られる。しかし、フック54の向きが垂直方向に近づ
く程、検出精度が悪くなる。例えば、第7図(a)に示
すようにフック54がほぼ垂直の状態で高圧電極51,52に
達したとすると、ボトルの搬送方向前面側は高圧電極の
検査範囲内に入るため良好な検査できる。ところが、高
圧電極が板バネで作られているので、高圧電極はプラス
チックボトルから離れると同時に、第7図(b)に鎖線
で示す元の位置に復帰してしまい搬送方向裏面側の検出
時間が非常に短かい。このため、斜線を施した部分のピ
ンホール等が有ったとしても、これを検出ができないと
いう問題があった。
この問題を解消する方法として、フックの向きを所定の
方向、即ちほぼ水平方向に保持して高圧電極間を通すこ
とが提案されている。しかしながら、プラスチックボト
ルのフックの向きをすべて自動的に水平にすることはか
なり難しく、また可能にしたとしても大幅なコストアッ
プになってしまうという新たな問題が生ずる。
本発明は、上述した問題を解消し、簡単かつ低コストで
あってしかも常に良好な検査が行い得るピンホール等の
検出装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、アース電極に支持
され、取り付け部の断面形状がほぼ矩形のフックを設け
た密封容器を搬送してそのフック部を一対の高圧電極間
に通すことにより、前記密封容器のフック取り付け部及
びその付近のピンホール等の有無をを検出するピンホー
ル等の検出装置において、前記一対の高圧電極は、軸線
が前記密封容器の搬送面に平行な面で、かつ前記密封容
器の搬送方向とほぼ直交する軸を中心として回転自在
で、その軸の回りに放射状に配置された複数の針状部材
を備えており、該針状部材はその先端部が前記密封容器
のフックの向きに関係なくフックに接し、かつ隣合う針
状部材が前記密封容器のフックの厚みより広い間隔を有
することを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は、ピンホール検出装置の概略を示す図であっ
て、符号1は供給部、2は検査部、3は排出部である。
この供給部1の先端近く及び検査部2の排出部近くに
は、夫々スプロケット4,5が設けられ、このスプロケッ
ト4,5に絶縁されたチェーン6が巻き掛けられている。
チェーン6にプラスチックボトル8を支持する多数の支
持腕7が取付けられており、この支持腕7がアース電極
として構成されている。
かく構成の検出装置は、供給部1の先端側で図示してい
ない搬送装置等によって検査すべきプラスチックボトル
8が順次支持腕7上へ送り込まれる。このプラスチック
ボトル8には、フック9がその底部に取付けられてい
る。チェーン6は矢印A方向へ走行されており、その走
行に伴って、プラスチックボトル8が順次検査部2へ搬
送される。
この検査部2には、第2図に示すように対向する高圧電
極10,11が設けられ、本実施例における高圧電極10,11
は、装置本体に支持された軸12,13に回転自在に装着さ
れた基部14,15が設けられている。そして、この基部14,
15には放射状に針電極16,17として構成された針状部材
が取付けられている。この場合、上記軸の軸心はプラス
チックボトル8の搬送方向Aに対し、ほぼ直交するよう
に設置されている。なお、針電極16,17は弾性変形しに
くいようにその径及び材質に設定され、また基部14,15
が極めてスムーズに軸12,13の回りを回転できるように
構成されている。
かく構成の検出装置は、第3図に示すようにフックがほ
ぼ水平であれば、従来と同様で高圧電極10,11の針電極1
6,17がその取付け部に触れ、かつ検査範囲内に入るた
め、ピンホールの有無を確実に検査できる。また、第4
図(a)に示すようにフック9がほぼ垂直方向で高圧電
極10,11に達した場合、第4図(b)に示すようにその
前面側は針電極16a,17aが触れ、かつ検査範囲内に入る
ので、ピンホールの検出ができる。そしてこのとき、高
圧電極10,11の針電極16a,17aはフック9に押されるの
で、高圧電極10,11はその基部14,15が夫々軸12,13の回
りを回転し、その回転に伴ってフック9の後面側に針電
極16b,17bが触れ、かつ検査範囲内に入る(第4図
(c))。従って、フック9が垂直方向であっても、フ
ック9の取付け部分のほぼ全域に亘って針電極16,17が
触れることとなり、検査不可能な部分が殆んどなくな
る。なお、検査を終えたプラスチックボトル8中、ピン
ホール等のない良品は排出部3へ送られ、またピンホー
ル等のある不良品は排除装置(図示せず)によって搬送
径路から除かれる。
かくして本発明では、フック9が針電極16a,17aに当れ
ば高圧電極10,11とが独立して回転するので、フック9
が当った次の針電極16b,17bがその裏面側をフォローす
る。従って、フック9が如何なる方向へ傾斜していても
検出時間を長くとれるので、安定した精度のよい検査結
果が得られる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本
発明は上記実施例に限定されず、各種改変できるもので
ある。例えば、針状部材は針電極に限らず、細長状の薄
板よりなる電極でもよい。また、上記実施例では基部が
軸に回転自在に装着したが、基部を軸に固定し、軸を装
置本体に対し回転自在に装着するようにしてもよい。更
に、針状部材は回転自在な軸に直接配設することもでき
る。
効果 上記構成の本発明によれば、密封容器のフック取付け部
をその突出部分の向きに関係なく検出不可能な部分が殆
んどない良好な検出が可能となった。しかも、構成も簡
単で安価にて提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の検出装置の一例を示す正面図、第2
図はその主要部の説明図、第3図はフックの向きがほぼ
水平の場合を説明する高圧電極の説明図、第4図
(a),(b),(c)はフックがほぼ垂直の場合の高
圧電極の動きを順次説明する説明図、第5図は従来の検
出装置の高圧電極部を示す説明図、第6図は従来の検出
装置の検出態様を示す説明図、第7図(a),(b)は
従来の検出装置の別の検出態様を示す説明図である。 7……支持腕、8……プラスチックボトル 9……フック、10……高圧電極 12,13……軸、14,15……基部 16,17……針電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アース電極に支持され、取り付け部の断面
    形状がほぼ矩形のフックを設けた密封容器を搬送してそ
    のフック部を一対の高圧電極間に通すことにより、前記
    密封容器のフック取り付け部及びその付近のピンホール
    等の有無を検出するピンホール等の検出装置において、 前記一対の高圧電極は、軸線が前記密封容器の搬送面に
    平行な面で、かつ前記密封容器の搬送方向とほぼ直交す
    る軸を中心として回転自在で、その軸の回りに放射状に
    配置された複数の針状部材を備えており、該針状部材は
    その先端部が前記密封容器のフックの向きに関係なくフ
    ックに接し、かつ隣合う針状部材が前記密封容器のフッ
    クの厚みより広い間隔を有することを特徴とするピンホ
    ール等の検出装置。
JP61296818A 1986-12-15 1986-12-15 ピンホ−ル等の検出装置 Expired - Lifetime JPH0726889B2 (ja)

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JPS63150641A JPS63150641A (ja) 1988-06-23
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JP2002372509A (ja) 2001-06-15 2002-12-26 Rikkaaman Nippon Kk 密封容器のリーク検査方法及び装置
JP4943084B2 (ja) * 2006-08-02 2012-05-30 ニッカ電測株式会社 ピンホール検査装置用電極

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JPS6311654Y2 (ja) * 1980-09-16 1988-04-05
JPS5892658U (ja) * 1981-12-16 1983-06-23 株式会社 大塚製薬工場 密封包装体の放電式ピンホ−ル有無検査に用いる電極装置

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