JPH07268704A - ファンデーション - Google Patents
ファンデーションInfo
- Publication number
- JPH07268704A JPH07268704A JP6052260A JP5226094A JPH07268704A JP H07268704 A JPH07268704 A JP H07268704A JP 6052260 A JP6052260 A JP 6052260A JP 5226094 A JP5226094 A JP 5226094A JP H07268704 A JPH07268704 A JP H07268704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- reinforcing
- sewn
- body cloth
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Corsets Or Brassieres (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】肌に接する内面側の段差を減少して着心地を向
上できると同時に、余分な材料および作業手間を加える
ことなく外観のバリエーショの豊富化を図り、かつ低コ
ストで意匠的効果の向上を図る。 【構成】身生地１の表面側に補強布２，３，４，５，
６，７を縫着し、肌に接する身生地１の裏面側をフラッ
トにした。また、身生地１と補強布２〜７との色彩また
は材質を異にし、さらに補強布２の表面側に装飾布３を
配置している。
上できると同時に、余分な材料および作業手間を加える
ことなく外観のバリエーショの豊富化を図り、かつ低コ
ストで意匠的効果の向上を図る。 【構成】身生地１の表面側に補強布２，３，４，５，
６，７を縫着し、肌に接する身生地１の裏面側をフラッ
トにした。また、身生地１と補強布２〜７との色彩また
は材質を異にし、さらに補強布２の表面側に装飾布３を
配置している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は補整用衣類としてのファ
ンデーションに係り、特に装着性の向上と斬新な意匠的
効果の付与とを補強布の工夫によって図ったファンデー
ションに関する。
ンデーションに係り、特に装着性の向上と斬新な意匠的
効果の付与とを補強布の工夫によって図ったファンデー
ションに関する。
【０００２】
【従来の技術】補整用衣類としてのファンデーションと
しては、例えばスリーインワン，ボディスーツ，ガード
ル，ウエストニッパ，ロングタイプのブラジャー等、種
々のものが知られている。
しては、例えばスリーインワン，ボディスーツ，ガード
ル，ウエストニッパ，ロングタイプのブラジャー等、種
々のものが知られている。
【０００３】このようなファンデーションは一般に、伸
縮性の身生地に複数種類の補強布を縫着して、所定の補
整機能を発揮し得るようになっている。
縮性の身生地に複数種類の補強布を縫着して、所定の補
整機能を発揮し得るようになっている。
【０００４】例えばボディスーツの場合、上半身にフィ
ットする身生地の前裏面に腹部引締用のバイアス状補強
布、後裏面に臀部引上げ用のフレーム状補強布がそれぞ
れ縫着されている。胸部中央から腹部中央に亘る身生地
の外表面には、例えばレース地等の装飾布が縫着されて
いる。
ットする身生地の前裏面に腹部引締用のバイアス状補強
布、後裏面に臀部引上げ用のフレーム状補強布がそれぞ
れ縫着されている。胸部中央から腹部中央に亘る身生地
の外表面には、例えばレース地等の装飾布が縫着されて
いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のファンデーショ
ンにおいては上述したボディスーツの例の如く、身生地
の裏面側に複数種類の補強布が縫着されている。この結
果、ファンデーションの肌に接する内面には身生地裏面
と補強布との段差が多数個所に生じており、その段差に
よって装着者が違和感を覚える等、着心地に対する満足
度が低くなっている。
ンにおいては上述したボディスーツの例の如く、身生地
の裏面側に複数種類の補強布が縫着されている。この結
果、ファンデーションの肌に接する内面には身生地裏面
と補強布との段差が多数個所に生じており、その段差に
よって装着者が違和感を覚える等、着心地に対する満足
度が低くなっている。
【０００６】このことは、補整機能強化のため補強布の
厚さを大きくしたり、補整個所増大のため補強布の種類
や数を多くした場合等において特に顕著となる。
厚さを大きくしたり、補整個所増大のため補強布の種類
や数を多くした場合等において特に顕著となる。
【０００７】一方、外観向上のため色彩模様を付加する
ような場合、各種装飾布を身生地表面に縫着することが
考えられる。しかしながら、単に装飾布を追加するだけ
では布厚が増大し、嵩張り感が生じて同様に着心地を悪
くするとともに、使用材料や作業工程数の増大により余
分なコスト高を招く。
ような場合、各種装飾布を身生地表面に縫着することが
考えられる。しかしながら、単に装飾布を追加するだけ
では布厚が増大し、嵩張り感が生じて同様に着心地を悪
くするとともに、使用材料や作業工程数の増大により余
分なコスト高を招く。
【０００８】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、肌に接する内面側の段差を減少して着心地を向
上できると同時に、余分な材料および作業手間を加える
ことなく外観のバリエーショの豊富化が図れ、低コスト
で意匠的効果の向上も図れるファンデーションを提供す
ることを目的とする。
もので、肌に接する内面側の段差を減少して着心地を向
上できると同時に、余分な材料および作業手間を加える
ことなく外観のバリエーショの豊富化が図れ、低コスト
で意匠的効果の向上も図れるファンデーションを提供す
ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項１記載の発明は、身生地の表面側に補強布
を縫着し、肌に接する前記身生地の裏面側をフラットに
したことを特徴とする。
めに、請求項１記載の発明は、身生地の表面側に補強布
を縫着し、肌に接する前記身生地の裏面側をフラットに
したことを特徴とする。
【００１０】請求項２記載の発明は、身生地と補強布と
の色彩または材質を異にしている。
の色彩または材質を異にしている。
【００１１】請求項３記載の発明は、補強布の表面側に
装飾布を配置している。
装飾布を配置している。
【００１２】
【作用】請求項１記載の発明によれば、補強布を身生地
の表面側に縫着して身生地の裏面側をフラットにしたこ
とにより、身生地裏面に生じる段差を減少させ、段差に
起因する違和感を減少させて着心地を向上させることが
できる。
の表面側に縫着して身生地の裏面側をフラットにしたこ
とにより、身生地裏面に生じる段差を減少させ、段差に
起因する違和感を減少させて着心地を向上させることが
できる。
【００１３】また、補強布を身生地の表面側に縫着する
ことで表面布の種類が多くなり、その表面布の材質，形
状，色彩等のバリエーション増大によって意匠的効果の
向上も図れるようになる。
ことで表面布の種類が多くなり、その表面布の材質，形
状，色彩等のバリエーション増大によって意匠的効果の
向上も図れるようになる。
【００１４】特に請求項２記載の発明によれば、身生地
と補強布とが色彩または材質を異にする構成とすること
で、余分な使用布を用いる必要なく、形状や模様的要素
を増大することができ、低コストにて外観の向上が図れ
るようになる。
と補強布とが色彩または材質を異にする構成とすること
で、余分な使用布を用いる必要なく、形状や模様的要素
を増大することができ、低コストにて外観の向上が図れ
るようになる。
【００１５】なお、請求項３記載の発明によれば、補強
布の表面に別の装飾布を配置することで、さらに複合的
意匠効果を発揮することができる。
布の表面に別の装飾布を配置することで、さらに複合的
意匠効果を発揮することができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明に係るファンデーションの実施
例を図面を参照して説明する。なお、本実施例はボディ
スーツへの適用例についてのものである。
例を図面を参照して説明する。なお、本実施例はボディ
スーツへの適用例についてのものである。
【００１７】このボディスーツは図１および図２に示す
ように、上半身にフィットする身生地１の前表面に腹部
引締用の縦長帯状補強布２を上下端全体に亘って縫着し
た構成とされている。この縦長帯状補強布２のさらに表
面に、例えばレース地等からなる装飾布３が中央部から
上部に亘って縫着されている。
ように、上半身にフィットする身生地１の前表面に腹部
引締用の縦長帯状補強布２を上下端全体に亘って縫着し
た構成とされている。この縦長帯状補強布２のさらに表
面に、例えばレース地等からなる装飾布３が中央部から
上部に亘って縫着されている。
【００１８】また、身生地１の側部表面に、下部に位置
してウエストニッパ状のウエスト引締用三角形状補強布
４が、また上部には胸側引締用のバイアス状補強布５が
それぞれ縫着されている。
してウエストニッパ状のウエスト引締用三角形状補強布
４が、また上部には胸側引締用のバイアス状補強布５が
それぞれ縫着されている。
【００１９】さらに、身生地１の後表面には、上部に背
部引締用横長帯状補強布６が、また下部に臀部引上げ用
のフレーム状補強布７がそれぞれ縫着されている。
部引締用横長帯状補強布６が、また下部に臀部引上げ用
のフレーム状補強布７がそれぞれ縫着されている。
【００２０】なお、身生地１の前面上端部にはブラジャ
ー部構成用カップ部８および肩紐９が設けられ、下端部
には開閉可能とするためのホック部１０が設けられてい
る。
ー部構成用カップ部８および肩紐９が設けられ、下端部
には開閉可能とするためのホック部１０が設けられてい
る。
【００２１】図３（ａ），（ｂ）は身生地１を構成する
各要素片（１ａ，１ｂ）の縫合部１１と、補強布２〜７
を構成する各要素片（代表的に２ａ，２ｂの符号を付
す）の縫合部１２とを縫着した部分の断面を示してい
る。同図（ａ）に図示した如く、身生地１の要素片１
ａ，１ｂのみに返し１ａ′，１ｂ′を設けてもよく、ま
た、同図（ｂ）に示した如く、身生地１および補強布２
〜７の要素片２ａ，２ｂの両方に返し１ａ′，１ｂ′，
２ａ′，２ｂ′を設けてもよい。
各要素片（１ａ，１ｂ）の縫合部１１と、補強布２〜７
を構成する各要素片（代表的に２ａ，２ｂの符号を付
す）の縫合部１２とを縫着した部分の断面を示してい
る。同図（ａ）に図示した如く、身生地１の要素片１
ａ，１ｂのみに返し１ａ′，１ｂ′を設けてもよく、ま
た、同図（ｂ）に示した如く、身生地１および補強布２
〜７の要素片２ａ，２ｂの両方に返し１ａ′，１ｂ′，
２ａ′，２ｂ′を設けてもよい。
【００２２】図４（ａ），（ｂ）は、本実施例によるボ
ディスーツの表裏面縫着部の平面形状を例示したもので
ある。同図（ａ）に示すように、表面側には補強布２〜
７または身生地１の接合線のみが表われ、同図（ｂ）に
示すように裏面側に返しが表われる。
ディスーツの表裏面縫着部の平面形状を例示したもので
ある。同図（ａ）に示すように、表面側には補強布２〜
７または身生地１の接合線のみが表われ、同図（ｂ）に
示すように裏面側に返しが表われる。
【００２３】図５および図６は着用状態を示したもので
ある。これらの図に示すように、本実施例によれば、補
強布２〜７を身生地１の表面側に縫着して身生地１の裏
面側をフラットにしたことにより、身生地１の裏面に生
じる段差を減少させ、段差に起因する違和感を減少させ
て着心地を向上させることができる。
ある。これらの図に示すように、本実施例によれば、補
強布２〜７を身生地１の表面側に縫着して身生地１の裏
面側をフラットにしたことにより、身生地１の裏面に生
じる段差を減少させ、段差に起因する違和感を減少させ
て着心地を向上させることができる。
【００２４】また、補強布２〜７を身生地１の表面側に
縫着することで表面布の種類が多くなり、その表面布の
材質，形状，色彩等のバリエーション増大によって意匠
的効果の向上も図れるようになる。
縫着することで表面布の種類が多くなり、その表面布の
材質，形状，色彩等のバリエーション増大によって意匠
的効果の向上も図れるようになる。
【００２５】特に、身生地１と補強布２〜７とが色彩ま
たは材質を異にする構成とすれば、余分な使用布を用い
る必要なく、形状や模様的要素を増大することができ、
低コストにて外観の向上が図れるようになる。
たは材質を異にする構成とすれば、余分な使用布を用い
る必要なく、形状や模様的要素を増大することができ、
低コストにて外観の向上が図れるようになる。
【００２６】また、補強布２の表面にレース地等の装飾
布３を配置した本実施例の構成によれば、さらに複合的
意匠効果を発揮することができる。
布３を配置した本実施例の構成によれば、さらに複合的
意匠効果を発揮することができる。
【００２７】なお、本発明は以上の実施例に限らず、種
々の変形応用が可能である。
々の変形応用が可能である。
【００２８】例えばボディスーツとしての前記実施例に
おいて、補強布の数や種類を適宜に増減することができ
る。
おいて、補強布の数や種類を適宜に増減することができ
る。
【００２９】また、前記実施例で述べたボティスーツの
他、スリーインワン，ガードル，ウエストニッパ，ロン
グタイプのブラジャーその他種々のファンデーションに
適用することができる。
他、スリーインワン，ガードル，ウエストニッパ，ロン
グタイプのブラジャーその他種々のファンデーションに
適用することができる。
【００３０】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明に係るフ
ァンデーションによれば、下記の如く多くの効果が奏さ
れる。
ァンデーションによれば、下記の如く多くの効果が奏さ
れる。
【００３１】即ち、請求項１記載の発明によれば、補強
布を身生地の表面側に縫着して身生地の裏面側をフラッ
トにしたことにより、身生地裏面に生じる段差を減少さ
せ、段差に起因する違和感を減少させて着心地を向上さ
せることができる。
布を身生地の表面側に縫着して身生地の裏面側をフラッ
トにしたことにより、身生地裏面に生じる段差を減少さ
せ、段差に起因する違和感を減少させて着心地を向上さ
せることができる。
【００３２】また、補強布を身生地の表面側に縫着する
ことで表面布の種類が多くなり、その表面布の材質，形
状，色彩等のバリエーション増大によって意匠的効果の
向上も図れるようになる。
ことで表面布の種類が多くなり、その表面布の材質，形
状，色彩等のバリエーション増大によって意匠的効果の
向上も図れるようになる。
【００３３】特に請求項２記載の発明によれば、身生地
と補強布とが色彩または材質を異にする構成とすること
で、余分な使用布を用いる必要なく、形状や模様的要素
を増大することができ、低コストにて外観の向上が図れ
るようになる。
と補強布とが色彩または材質を異にする構成とすること
で、余分な使用布を用いる必要なく、形状や模様的要素
を増大することができ、低コストにて外観の向上が図れ
るようになる。
【００３４】なお、請求項３記載の発明によれば、補強
布の表面に別の装飾布を配置することで、さらに複合的
意匠効果を発揮することができる。
布の表面に別の装飾布を配置することで、さらに複合的
意匠効果を発揮することができる。
【図１】本発明の一実施例によるボディスーツを示す正
面図。
面図。
【図２】本発明の一実施例によるボディスーツを示す背
面図。
面図。
【図３】（ａ），（ｂ）は前記実施例の縫着部を例示し
た断面図。
た断面図。
【図４】（ａ），（ｂ）は前記実施例の表裏面をそれぞ
れ示す平面図。
れ示す平面図。
【図５】前記実施例の使用状態を示す前方斜視図。
【図６】前記実施例の使用状態を示す後方斜視図。
１ 身生地 ２ 縦長帯状補強布 １ａ，１ｂ，２ａ，２ｂ 要素片 １ａ′，１ｂ′，２ａ′，２ｂ′ 返し ３ 装飾布 ４ 三角形状補強布 ５ バイアス状補強布 ６ 横長帯状補強布 ７ フレーム状補強布 ８ ブラジャー部構成用カップ部 ９ 肩紐 １０ ホック部 １１，１２ 縫合部
Claims (3)
- 【請求項１】 身生地の表面側に補強布を縫着し、肌に
接する前記身生地の裏面側をフラットにしたことを特徴
とするファンデーション。 - 【請求項２】 身生地と補強布とは色彩または材質を異
にしている請求項１記載のファンデーション。 - 【請求項３】 補強布の表面側に装飾布を配置している
請求項１または２記載のファンデーション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6052260A JPH07268704A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | ファンデーション |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6052260A JPH07268704A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | ファンデーション |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07268704A true JPH07268704A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=12909803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6052260A Pending JPH07268704A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | ファンデーション |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07268704A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09296305A (ja) * | 1996-05-01 | 1997-11-18 | Hiroyuki Namikata | 補正下着 |
| KR100585982B1 (ko) * | 2003-09-29 | 2006-06-07 | 유리코 히구치 | 파운데이션 언더웨어 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0229407U (ja) * | 1988-03-31 | 1990-02-26 | ||
| JPH04110706U (ja) * | 1991-03-08 | 1992-09-25 | 国男 鈴木 | ブラジヤー |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP6052260A patent/JPH07268704A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0229407U (ja) * | 1988-03-31 | 1990-02-26 | ||
| JPH04110706U (ja) * | 1991-03-08 | 1992-09-25 | 国男 鈴木 | ブラジヤー |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09296305A (ja) * | 1996-05-01 | 1997-11-18 | Hiroyuki Namikata | 補正下着 |
| KR100585982B1 (ko) * | 2003-09-29 | 2006-06-07 | 유리코 히구치 | 파운데이션 언더웨어 |
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