JPH07268386A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

Info

Publication number
JPH07268386A
JPH07268386A JP8804594A JP8804594A JPH07268386A JP H07268386 A JPH07268386 A JP H07268386A JP 8804594 A JP8804594 A JP 8804594A JP 8804594 A JP8804594 A JP 8804594A JP H07268386 A JPH07268386 A JP H07268386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
detergent composition
based surfactant
sodium
hydroxyethanediphosphonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8804594A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tada
誠 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Inc
Original Assignee
Sunstar Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunstar Inc filed Critical Sunstar Inc
Priority to JP8804594A priority Critical patent/JPH07268386A/ja
Publication of JPH07268386A publication Critical patent/JPH07268386A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ヒドロキシエタンジホスホン酸あるいはその
塩を配合し、アシルアミノ酸塩に由来する変色・変臭を
防止した洗浄剤組成物を提供する。 【構成】 アシルアミノ酸塩と一般式1のヒドロキシエ
タンジホスホン酸あるいはその塩を必須成分とする洗浄
剤組成物であって、特にアシルアミノ酸塩1〜40重量
%とヒドロキシエタンジホスホン酸あるいはその塩0.
01〜2重量%の配合量で優れた変色・変臭防止効果を
発揮する。 〔M,M,MおよびMは水素原子、アルカリ金
属、アンモニウム、アルカノールアミンを意味する。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄剤組成物、さらに詳
しくは、アシルアミノ酸系界面活性剤を配合してなる洗
浄剤組成物であって、経日により高温条件でも着色や変
臭を生じることのない洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】アシルアミノ酸系界面活性剤は、肌に温
和で、しっとりとした洗い上がり感を与え、洗浄剤基剤
として、ボディシャンプー、シャンプー、ハンドソープ
等に汎用されている。しかしながら、アシルアミノ酸系
界面活性剤はアミノ酸残基を含有しており、高温条件下
の該活性剤含有製品において、着色あるいは変臭など品
質低下が生じ易く、その解決が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような事情を鑑
み、本発明の目的はアシルアミノ酸系界面活性剤を含有
する洗浄剤組成物にあって、高温条件に長期間おいても
着色あるいは変臭しない洗浄剤組成物を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、アシルアミ
ノ酸系界面活性剤を含有する洗浄剤組成物にヒドロキシ
エタンジホスホン酸を配合すると、高温における着色あ
るいは変臭が防止できることを見出し、本発明を完成す
るに至った。すなわち本発明は(a)アシルアミノ酸系
界面活性剤と(b)式(1):
【0005】
【化2】
【0006】[式中、M1、M2、M3およびM4は水素原
子、アルカリ金属、アンモニウム又は、アルカノールア
ミンを意味する。]で表されるヒドロキシエタンジホス
ホン酸およびその塩とを配合することを特徴とする洗浄
剤組成物を提供するものである。
【0007】本発明に用いるアシルアミノ酸系界面活性
剤は、洗浄剤に汎用されており、例えばヤシ油脂肪酸ア
シルグルタミン酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸
アシルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン
酸トリエタノールアミン、ミリストイルグルタミン酸ト
リエタノールアミン、牛脂脂肪酸アシルグルタミン酸ナ
トリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリス
トイルグルタミン酸ナトリウムなどのアシルグルタミン
酸塩。ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪
酸サルコシントリエタノールアミン、ラウロイルサルコ
シンナトリウムなどのアシルサルコシン塩。ラウロイル
−β−アラニンナトリウム、N−ミリストイル−β−ア
ラニントリエタノールアミン、N−ラウロイル−N−メ
チル−β−アラニンナトリウムなどアシルアラニン塩。
また、N−ラウロイル−N−エチルグリシンナトリウ
ム、N−ラウロイル−N−イソプロピルグリシンカリウ
ムなどが挙げられる。
【0008】これらアシルアミノ酸系界面活性剤の中で
もアシルグルタミン酸塩およびアシルサルコシン塩を含
有した洗浄剤組成物において、着色防止効果が顕著であ
り、さらに、アシルグルタミン酸塩ではヤシ油脂肪酸ア
シルグルタミン酸トリエタノールアミン、ラウロイルグ
ルタミン酸トリエタノールアミンが、アシルサルコシン
塩ではヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪
酸サルコシントリエタノールアミンが、特に起泡性、安
全性の点から優れており、好ましい。これらアシルアミ
ノ酸系界面活性剤は1種または2種以上を組み合わせて
もよく、その配合量は剤型により異なるが、洗浄剤組成
物中に通常1〜40重量%配合され、特に2〜30重量
%が好ましい。配合量が1重量%に満たないと洗浄機能
が充分でなく、また40重量%を越えて配合すると製造
上の困難性が生じる。さらに具体的には液状の剤型では
1〜10重量%、固形状の剤型では15〜40重量%、
ペースト状の剤型では10〜30重量%、ゲル状の剤型
では10〜30重量%、クリーム状の剤型では5〜25
重量%が夫々好ましい。
【0009】本発明に用いるヒドロキシエタンジホスホ
ン酸およびその塩は、ヒドロキシエタンジホスホン酸、
ヒドロキシエタンジホスホン酸4ナトリウムなどであっ
て、例えばヒドロキシエタンジホスホン酸の60%水溶
液がターピナルSL(ヘンケル社製)として商業的に入
手でき、その配合量は組成物全量に対し、0.01〜2
重量%、特に0.1〜1重量%が変色・変臭防止効果に
優れ好ましい。配合量が0.01%に満たないと変色防
止効果が発現せず、2重量%を越えて配合すると、原料
臭が生じ好ましくない。
【0010】本発明の洗浄剤組成物は、その剤型におい
て特に制限はなく、液状、固形状、ペースト状、ゲル
状、クリーム状などとすることができ、透明あるいは不
透明のシャンプー、洗顔剤、ボディシャンプー、手洗い
用、食器洗い用などの洗浄剤用途に利用できる。また、
本発明では、発明の効果を妨げない範囲で公知のアニオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、
湿潤剤、防腐剤、色素、保湿剤、キレート剤、紫外線吸
収剤、薬効剤、着香剤等を適宜配合することができる。
【0011】
【実施例】以下に、実施例をあげ、本発明を詳細に説明
するが、これら実施例に限定されるものではない。ま
た、実施例中の[%]は[重量%]を示す。表1に示す
実施例1〜13、および比較例1〜3を常法により製造
して、評価した。評価方法を示す。 (評価方法) 1.変色防止効果 調製した実施例(および比較例)を45℃並びに−5℃
で3ヶ月放置した後、−5℃に保管した試料(標準品)
と比較して45℃に放置した試料を次の判定基準より評
価した。 <判定基準> 変色が認められないかごく僅か ○ やや変色が認められる △ 激しい変色が認められる × 2.変臭防止効果 調製した実施例(および比較例)を45℃並びに−5℃
で3ヶ月放置した後、−5℃に保管した試料(標準品)
と比較して45℃に放置した試料を次の判定基準より評
価した。 <判定基準> 異臭を認めない ○ やや異臭あり △ 激しい異臭 × 表1に結果を示す。 表1から実施例は比較例に比べ
て、45℃、3ヶ月後における変色および変臭が著しく
防止されていると認められた。
【0012】
【表1】
【0013】 実施例13 (ボディシャンプー) 成分 配合量(%) ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸 12.0 トリエタノールアミン(30%) ヒドロキシエタンジホスホン酸(60%) 0.3 ラウリン酸 3.0 ミリスチン酸 2.0 トリエタノールアミン 8.0 ジステアリン酸エチレングリコール 1.5 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 アロエエキス 1.0 パラオキシ安息香酸メチル 微量 香料 微量 精製水 残部 合計 100.0
【0014】 実施例14 (ハンドソープ) 成分 配合量(%) ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム(35%) 25.0 ヒドロキシエタンジホスホン酸(60%) 0.5 ラウリン酸 3.5 ミリスチン酸 1.5 トリエタノールアミン 8.0 ラウリルジメチルアミンオキシド(32%) 5.0 濃グリセリン 10.0 エタノール 2.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.3 香料 微量 精製水 残部 合計 100.0
【0015】 実施例15(洗顔剤) 成分 配合量(%) ミリストイルグルタミン酸ナトリウム 20.0 ラウロイルグルタミン酸ナトリウム 2.0 ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.2 ポリエチレングリコール1500 10.0 ポリエチレングリコール4000 10.0 プロピレングリコール 15.0 ポリオキシエチレン(150)ジステアリン酸 12.0 ローズマリーエキス 0.1 パラオキシ安息香酸メチル 微量 香料 0.3 精製水 残部 合計 100.0
【0016】 実施例16(シャンプー) 成分 配合量(%) ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸 20.0 トリエタノールアミン(30%) ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム(35%) 15.0 ヒドロキシエタンジホスホン酸(60%) 0.2 パラオキシ安息香酸メチル 0.3 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5.0 香料 0.5 精製水 残部 合計 100.0
【0017】 実施例17(固形石鹸) 成分 配合量(%) ラウロイル−メチル−β−アラニンナトリウム(35%) 10.0 ミリストイルグルタミン酸ナトリウム 30.0 ヒドロキシエタンジホスホン酸(60%) 1.5 ポリエチレングリコール4000 5.0 濃グリセリン 5.0 香料 1.0 石鹸素地 残部 合計 100.0 本発明の洗浄剤組成物は、いずれも高温において変色お
よび変臭が認められなかった(45℃、3ヶ月)。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、アシルアミノ酸塩とヒ
ドロキシエタンジホスホン酸を配合すると、該含有洗浄
剤組成物の着色および変臭を防止することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)アシルアミノ酸系界面活性剤の少な
    くとも1種以上と(b)式(1): 【化1】 [式中、M1、M2、M3およびM4は水素原子、アルカリ
    金属、アンモニウム、アルカノールアミンを意味す
    る。]で表されるヒドロキシエタンジホスホン酸および
    その塩とを配合することを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】アシルアミノ酸系界面活性剤がアシルサル
    コシン塩およびアシルグルタミン酸塩から選ばれる請求
    項第1項記載の洗浄剤組成物。
JP8804594A 1994-03-31 1994-03-31 洗浄剤組成物 Pending JPH07268386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8804594A JPH07268386A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8804594A JPH07268386A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 洗浄剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07268386A true JPH07268386A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13931868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8804594A Pending JPH07268386A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07268386A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5130056A (en) Cleaning agent and process for its preparation
WO2006030881A1 (ja) 洗浄剤組成物
JP3908420B2 (ja) 洗浄剤組成物
JPH0461914B2 (ja)
JP3170724B2 (ja) 洗浄剤組成物
KR100346315B1 (ko) 세정제조성물
JPH09157154A (ja) 液体身体洗浄剤組成物
JP2509896B2 (ja) 洗浄剤組成物
JPH09208989A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2006063152A (ja) アシルタウリン塩の混合物とそれを含む洗浄剤組成物
JPH07268386A (ja) 洗浄剤組成物
JPH0423900A (ja) 洗浄剤組成物
JPH06264091A (ja) 洗浄剤組成物
JPH06192064A (ja) クリーム状洗浄剤組成物
JPH08134496A (ja) 洗浄剤組成物
JP2002154947A (ja) 身体用液状洗浄剤組成物
JP2920023B2 (ja) 洗浄剤組成物
JPS5984995A (ja) 洗浄剤組成物
JP3468425B2 (ja) 洗浄剤組成物
JPS58173198A (ja) 洗浄剤組成物
JPH08302387A (ja) 洗浄剤組成物
JPS609555B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP2002322491A (ja) 洗浄用組成物
JPH083030A (ja) 皮膚洗浄用組成物
JP3413972B2 (ja) 洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020625