JPH0726769B2 - ヒ−トポンプ式空気調和機 - Google Patents

ヒ−トポンプ式空気調和機

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JPH0726769B2
JPH0726769B2 JP27465686A JP27465686A JPH0726769B2 JP H0726769 B2 JPH0726769 B2 JP H0726769B2 JP 27465686 A JP27465686 A JP 27465686A JP 27465686 A JP27465686 A JP 27465686A JP H0726769 B2 JPH0726769 B2 JP H0726769B2
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JP
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heat exchanger
indoor
outdoor
compressor
refrigerant
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JP27465686A
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JPS63129257A (ja
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邦衛 関上
一朗 上村
公二 永江
孝夫 椎名
一秋 境野
宣雄 関口
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は室内を冷暖房するヒートポンプ式空気調和機に
関する。
(ロ) 従来の技術 ヒートポンプ式空気調和機の運転を夜間などに長時間停
止すると、圧縮機内の潤滑油中に液冷媒が溶解して溜ま
り込む、所謂寝込み現象が生じて圧縮機の起動時にオイ
ルフォーミングが発生し、圧縮機内の潤滑油が冷媒と一
緒に吐出されて圧縮機が焼きついてしまうため、特公昭
59-16190号公報に、運転の停止中には圧縮機と室内外熱
交換器との間を遮断するようにした装置が提示されてい
る。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ヒートポンプ式空気調和機が運転を停止している時は室
内空気と室外空気の温度の低い方に冷媒が凝縮して溜ま
り込むため、冷媒は圧縮機に寝込むほかに暖房停止時に
は室外ユニット内の熱交換器に、又、冷房停止時には、
室内ユニット内の熱交換器に寝込んでしまい、暖房運転
の開始時には室外熱交換器に寝込んだ液冷媒が圧縮機の
吸込側にあるアキュームレータへ、又、冷房運転の開始
時には室内熱交換器に寝込んだ液冷媒がアキュームレー
タへ流れ込んで液冷媒が圧縮機に吸い込まれてしまい、
液圧縮やオイルフォーミングが発生する問題点があっ
た。
かかる問題点は室外ユニットと室内ユニットとを接続す
るユニット間配管が長いために冷媒チャージ量を多くし
た分離型空気調和機において顕著に発生し、特に圧縮機
の能力をインバータ装置(周波数変換装置)で上げて冷
媒循環量を増やすようにした空気調和機においてはより
一層顕著に発生していた。
本発明は運転の停止中に冷媒が熱交換器に溜まり込む寝
込み現象に対処するようにしたヒートポンプ式空気調和
機を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、四方切換弁の切換えにより冷房サイクルと暖
房サイクルとを形成するヒートポンプ式空気調和機に、
暖房の運転開始時に室外温度が室内温度よりも低い場合
に室外熱交換器に寝込んでいる冷媒を一旦室内熱交換器
へ溜め込むために圧縮機の起動から所定時間だけ四方切
換弁を冷房サイクルの状態に切り換える、及び/又は冷
房の運転開始時に室内温度が室外温度よりも低い場合に
室内熱交換器に寝込んでいる冷媒を一旦室外熱交換器へ
溜め込むために圧縮機の起動から所定時間だけ四方切換
弁を暖房サイクルの状態に切り換える制御装置を設ける
ようにしたものである。
(ホ) 作用 暖房運転開始時に室内外の温度を比較して室外温度が低
い場合には圧縮機の起動から所定時間(1分間)だけ四
方切換弁を逆サイクル(冷房サイクル)に切換えること
により、暖房運転の停止中に室外熱交換器に寝込んだ液
冷媒を追い出して室内熱交換器へ溜め込む。そして、1
分経過後、四方切換弁を暖房サイクルに切換えることに
より室内熱交換器に溜まり込んだ液冷媒が室外熱交換器
で蒸発し、圧縮機にはガス冷媒が吸い込まれる。
又、冷房運転開始時にも室内外の温度を比較して室内温
度が低い場合には逆に暖房サイクル運転を所定時間だけ
行なって室内熱交換器の寝込み冷媒を一旦室外熱交換器
に溜め込むことにより、上述の暖房運転開始時と同様、
圧縮機にはガス冷媒が吸い込まれる。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明の実施例を示すヒートポンプ式空気調和
機の説明図で、(1)は能力可変型圧縮機(2)と四方
切換弁(3)と室外熱交換器(4)と毛細管等の減圧素
子(5)とアキュームレータ(6)とを内蔵した室外ユ
ニット、(7)は室内熱交換器(8)を内蔵した室内ユ
ニットで、これら機器はユニット間配管(9a)(9b)を
介して図示の如く接続されている。
(10)は室内温度を検出する室温検出器、(11)は室外
温度を検出する外気温検出器、(12)はこの両検出器
(10)(11)からの信号が入力され四方切換弁(3)の
設定や室内ファン(13)室外ファン(14)の運転を制御
させる制御装置、(15)はこの制御装置からの出力信号
を受け、室温検出器(19)による室内温度と設定温度と
の差に応じて圧縮機(2)の運転周波数を変えるインバ
ータ装置である。
次に制御動作を第2図に基づいて説明する。暖房運転ス
イッチの投入時、設定値が室内温度よりも高く、且つ、
室温検出器(10)と外気温検出器(11)からの信号を入
力して室外温度が室内温度よりも低い場合には制御装置
(12)からの出力で圧縮機(2)のみが通電されてイン
バータ装置(15)により大能力で起動されると共に、四
方切換弁(3)及び室内外のファン(13)(14)には通
電されず、四方切換弁(3)は破線状態に切換えられる
ため、圧縮機(2)から吐出された冷媒が四方切換弁
(3)を経て室外熱交換器(4)へ流れ込んで室外熱交
換器(4)に暖房運転の停止中に寝込んでいた液冷媒を
追い出して減圧素子(5)を経て室内熱交換器(8)に
溜め込む逆サイクル(冷房サイクル)運転が行なわれ
る。かかる逆サイクル運転時、室内ファン(13)は停止
しているので、室内へ冷風が吹出すことはなく、且つ室
外ファン(14)の停止により室外熱交換器(4)は圧縮
機(2)の吐出高温ガスで温められるので冷媒が凝縮さ
れることはない。そして、圧縮機(2)の起動後、1分
経過すると制御装置(12)の出力により四方切換弁
(3)が通電されて実線状態に切換えられると共に室内
外のファン(13)(14)が運転されて暖房運転が開始す
ると、室内熱交換器(8)に溜まり込んでいた冷媒が室
外熱交換器(4)を通る際、上述の逆サイクル運転時に
温められた熱分も加わって冷媒が蒸発し、圧縮機(2)
にはアキュームレータ(6)からガス溶媒が吸い込まれ
る。
尚、暖房運転スイッチの投入時、室外温度が室内温度と
同じか、もしくは室内温度よりも高い場合は室外熱交換
器(4)に冷媒が寝込んでいないため、制御装置(12)
の出力により、圧縮機(2)の起動と同時に四方切換弁
(3)が通電されて実線状態に切換わると共に室内外の
ファン(13)(14)が運転されて暖房運転がすぐに開始
される。
又、冷房運転スイッチの投入時、設定値が室内温度より
も低く、且つ、室内温度が室外温度よりも低い場合には
制御装置(12)からの出力で圧縮機(2)と四方切換弁
(3)とが通電されて圧縮機(2)がインバータ装置
(15)により大能力で起動されると共に四方切換弁
(3)が実線状態に切換えられるため、圧縮機(2)か
ら吐出された冷媒が四方切換弁(3)を経て室内熱交換
器(8)へ流れ込んで室内熱交換器(8)に冷房運転の
停止中に寝込んでいた液冷媒を追い出して減圧素子
(5)を経て室外熱交換器(4)に溜め込む逆サイクル
(暖房サイクル)運転が行なわれる。かかる逆サイクル
運転時、室内ファン(13)は停止しているので、室内へ
温風が吹出さないと共に室内熱交換器(8)で冷媒が凝
縮せず、且つ室外ファン(14)の停止により室外熱交換
器(4)には液状態で冷媒が溜まり込む。そして、圧縮
機(2)の起動後、1分経過すると、制御装置(12)の
出力信号により四方切換弁(3)は通電が止まって破線
状態に切換えられると共に室内外のファン(13)(14)
が運転されて冷房運転が開始すると、室外熱交換器
(4)に溜まり込んでいた液冷媒が室内熱交換器(8)
を通る際、上述の逆サイクル運転時に温められた熱分も
加わって冷媒が蒸発し、圧縮機(2)にはアキュームレ
ータ(6)からガス冷媒が吸い込まれる。
尚、冷房運転スイッチの投入時、室内温度が室外温度と
同じか、もしくは室外温度よりも高い場合は室内熱交換
器(8)に冷媒が寝込んでいないため、制御装置(12)
からの出力で圧縮機(2)の起動と同時に室内外のファ
ン(13)(14)が運転されると共に四方切換弁(3)は
非通電により破線状態に設定され、冷房運転がすぐに開
始される。
又、送風運転スイッチが投入された場合は室内ファン
(13)のみが通電されて送風運転が行なわれる。
尚、上記実施例では冷暖房の運転開始時に室内温度と室
外温度とを検出するようにしたが、この代わりに運転停
止中の室内温度と室外温度とを夫々積算してこの両積算
値を比較すれば、運転の停止中に室内外の両熱交換器の
どちらかに冷媒が寝込んでいるか、より一層確実につか
むことができる。
(ト) 発明の効果 本発明によれば、暖房の運転開始時に室外温度が室内温
度よりも低い場合に室外熱交換器に寝込んでいる冷媒を
一旦室内熱交換器へ溜め込むために圧縮機の起動から所
定時間だけ四方切換弁を冷房サイクルの状態に切り換え
る、及び/又は冷房の運転開始時に室内温度が室外温度
よりも低い場合に室内熱交換器に寝込んでいる冷媒を一
旦室外熱交換器へ溜め込むために圧縮機の起動から所定
時間だけ四方切換弁を暖房サイクルの状態に切り換える
ようにしたので、運転開始時に圧縮機に液冷媒が吸入さ
れて液圧縮やオイルフォーミングが発生し圧縮機が破損
するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すヒートポンプ式空気調和
機の説明図、第2図はその制御動作を示すフローチャー
トである。 (2)……圧縮機、(3)……四方切換弁、(4)……
室外熱交換器、(8)……室内熱交換器、(10)……室
温検出器、(11)……外気温検出器、(12)……制御装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎名 孝夫 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (72)発明者 境野 一秋 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (72)発明者 関口 宣雄 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と室外熱交換器と室内熱交換器とこ
    の両熱交換器に冷媒を可逆的に通すための四方切換弁を
    有し、この四方切換弁の切換えにより冷房サイクルと暖
    房サイクルとを形成するヒートポンプ式空気調和機にお
    いて、暖房の運転開始時に室外温度が室内温度よりも低
    い場合に前記室外熱交換器に寝込んでいる冷媒を一旦前
    記室内熱交換器へ溜め込むために前記圧縮機の起動から
    所定時間だけ前記四方切換弁を冷房サイクルの状態に切
    り換える、及び/又は冷房の運転開始時に室内温度が室
    外温度よりも低い場合に前記室内熱交換器に寝込んでい
    る冷媒を一旦前記室外熱交換器へ溜め込むために前記圧
    縮機の起動から所定時間だけ前記四方切換弁を暖房サイ
    クルの状態に切り換える制御装置を設けたことを特徴と
    するヒートポンプ式空気調和機。
  2. 【請求項2】前記圧縮機が能力可変型圧縮機である特許
    請求の範囲第1項記載のヒートポンプ式空気調和機。
JP27465686A 1986-11-18 1986-11-18 ヒ−トポンプ式空気調和機 Expired - Lifetime JPH0726769B2 (ja)

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