JPH07267321A - 無端搬送ベルトの蛇行防止装置 - Google Patents

無端搬送ベルトの蛇行防止装置

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JPH07267321A
JPH07267321A JP5848994A JP5848994A JPH07267321A JP H07267321 A JPH07267321 A JP H07267321A JP 5848994 A JP5848994 A JP 5848994A JP 5848994 A JP5848994 A JP 5848994A JP H07267321 A JPH07267321 A JP H07267321A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無端搬送ベルトが左右に移動した場合に、ベ
ルトに左右の張力を与えるエアシリンダの圧力を変化さ
せて、各ローラの芯を一致させ無端搬送ベルトを安定走
行させる。 【構成】ドライブローラ7とテンションローラ10間に
無端搬送ベルト4を張設し、この無端搬送ベルト4に所
定の張力を付与するようにエアシリンダ17,18をテ
ンションローラ10の支持軸10bの両端に接続する。
無端搬送ベルト4の内周面の両端縁にピン5を立設する
と共に、ピン5を回避するようにドライブローラ7の外
周面の両端部に段部8,8を形成する。またテンション
ローラ10の摩擦係数を低く形成し、テンションローラ
10の外周面の両端部に無端搬送ベルト4のピン5を遊
嵌する環状溝11を形成して無端搬送ベルトの蛇行防止
装置1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の載置物を搬送す
る際に使用する無端搬送ベルトの蛇行防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、食品加工あるいは医薬品製造等
においては、食品の風味や医薬品の効能を長期にわたっ
て維持するため、真空ベルト乾燥機内に無端搬送ベルト
を張設し、この無端搬送ベルトで被乾燥物たる食品等を
搬送しつつ乾燥処理を行っている。
【0003】この処理を行なう真空ベルト乾燥機20
は、例えば、図5に示すように、真空容器21内にドラ
イブローラ22とドリブンローラ(テンションローラ)
26とを平行に配置し、その間に載置物Kを載置可能な
無端搬送ベルト24を張設して構成される。この無端搬
送ベルト24の上方には膨張タンク25等が配置され、
架台29の下方にはプレート式熱交換器30及びコール
ドトラップ31等が配置されるのが一般的ある。なお、
図5中符号32は、載置物Kを荒粉砕するプレクラッシ
ャであり、符号33は細粉砕するメインクラッシャであ
る。
【0004】このうち、ドライブローラ22は、モータ
23によって駆動され、その駆動力を効率よく無端搬送
ベルト24に伝達するため、ローラ外周面がゴム等の弾
性素材で被覆され、ドライブローラ22と無端搬送ベル
ト24との間での摩擦力の増大を計っている。
【0005】ドリブンローラ(テンションローラ)26
は、前述したドライブローラ22と略同径及び同幅に構
成され、無端搬送ベルト24の弛緩を防止するため、ド
リブンローラ(テンションローラ)26の両端部はエア
シリンンダ27,28によって無端搬送ベルト24の張
設方向に所定の張力が付与されている。
【0006】また、この無端搬送ベルト24は、ポリエ
ステル繊維糸条等の編織布からなるメッシュベルトの両
端を結着して形成するが、最近では弛みを防止するた
め、非弾性に優れるポリテトラフルオロエチレン(いわ
ゆるテフロン)製のものも使用されている。
【0007】このテフロン製の無端搬送ベルト24を使
用した場合でも、その両端縁の内周長に誤差があるとき
は、この誤差によって、無端搬送ベルト24を張設する
過程で各ローラ22,26を平行に据付できず、この状
態で無端搬送ベルト24を駆動すると各ローラ22,2
6側で無端搬送ベルト24の左右方向への移動が生じ
る。
【0008】無端搬送ベルト24の両端縁の内周長に誤
差がない場合でも、各ローラ22,26が平行に設置さ
れていないとき(例えば図6中モータ23側の各ローラ
間の距離L1が他方L2よりも短いとき)には、やはり
其々の側で移動が生じる。具体的には、無端搬送ベルト
24は、図6中二点鎖線に示すように、ドライブローラ
22側では、矢印C方向移動し、これに伴ってテンショ
ンローラ26側では矢印D方向に移動することが経験則
から判明している。
【0009】このように、無端搬送ベルト24自身の精
度誤差や、各ローラ22,26を架台29に据付ける際
の精度誤差が組合わされて、無端搬送ベルト24が各ロ
ーラ22、26の支持軸に沿って左右いずれかの方向に
反復して移動し、その結果、無端搬送ベルト24が蛇行
するのは不可抗力となっている。
【0010】そこで、本件出願人は、図7及び図8に示
すように、無端搬送ベルト24の両端側縁近傍に位置セ
ンサ35〜38を配置し、この位置センサ35〜38か
らの移動検出信号に応じて傾動用シリンダ39,41を
作動させて移動を修正する装置50を既に提案している
(実開平3−125711号公報参照)。
【0011】この装置50によれば、無端搬送ベルト2
4がテンションローラ26側で、図7中矢印E方向ある
いはドライブローラ22側で図7中矢印F方向に移動す
ると位置センサ35〜38のいずれかに接触して図示し
ない制御回路から信号が送られ、傾動用シリンダ39あ
るいは41を伸長退縮動させて第2のテンションローラ
43あるいは45を継手40,42を中心として上下動
させる。これと同時に、ドリブンローラ(テンションロ
ーラ)の支持軸26aに接続したエアシリンダ27,2
8の空気圧を調整してドライブローラ22側あるいはテ
ンションローラ26側での無端搬送ベルト24の蛇行を
それぞれ修正している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た装置では、無端搬送ベルトのテンションローラ側ある
いはドライブローラ側における移動を検出するための位
置センサ及び位置センサからの信号に応じて傾動用シリ
ンダ等を随時作動させるための制御回路等が必要であ
る。そのため、真空容器内の配置構成が大型化し、装置
自体のコスト並びに装置稼働時のコストも大きなものと
なっている。
【0013】また、移動した無端搬送ベルトが位置セン
サに接触することによって、傾動用シリンダ及びエアシ
リンダが作動する構成となっているため、稼働中に無端
搬送ベルト上の載置物が端方に偏って位置センサ等に付
着することがあり、センサ等が誤動を起こす可能性があ
る。かかる場合は、無端搬送ベルトの走行が不能となる
ばかりか、装置自体を破損させるおそれがある。
【0014】さらに、これまでに提案されてきた手段で
は、ドライブローラ及びテンションローラのいずれの側
においても無端搬送ベルトの移動が発生している。ま
た、無端搬送ベルトの移動幅すなわち蛇行の振幅の大き
さもほとんど改善することができなかった。
【0015】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、無端搬送ベルトの蛇行の振幅を小さく抑えると共
に、ひとたび発生した無端搬送ベルトの移動を一層簡易
な手段で迅速に矯正することが可能な無端搬送ベルトの
蛇行防止装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の無端搬送ベルト
の蛇行防止装置は、前述した課題を解決し且つ上述した
目的を達成するために、ドライブローラとテンションロ
ーラとの間に無端搬送ベルトを張設した装置において、
外周面を摩擦材で被覆し、かつ、両端部に段部を形成し
たドライブローラと、外周面を滑面に形成し、かつ、両
端部近傍に環状溝を形成したテンションローラと、内周
面の両端縁近傍に所定のピッチでピンを植設した、表面
が滑面の非弾性材からなる無端搬送ベルトと、テンショ
ンローラの両端部に設けた、無端搬送ベルトに所定の張
力を付与するためのエアシリンダとからなり、無端搬送
ベルトをドライブローラとテンションローラ間に張設し
たとき、ベルト両端縁のピンをドライブローラ両端部の
段部ならびにテンションローラ両端部の環状溝に位置さ
せたことを特徴としている。
【0017】
【作用】本発明の無端搬送ベルトの移動防止装置は、以
下のように作用する。
【0018】無端搬送ベルト上に載置物を載置してドラ
イブローラを駆動させると、ドライブローラ側で無端搬
送ベルトが左右方向のいずれかに移動し、無端搬送ベル
トに植設したピンもドライブローラの段部に沿って左右
方向に移動する。
【0019】このドライブローラ側での移動に伴って、
テンションローラ側でも無端搬送ベルトが左右方向に移
動しようとするが、無端搬送ベルトのピンがテンション
ローラの環状溝に拘束されるため、無端搬送ベルト自体
はテンションローラ上でスリップしてほとんど移動しな
い。
【0020】このように、テンションローラ側での移動
を抑制した状態で、テンションローラの支持軸両端に設
けたエアシリンダを作動させて無端搬送ベルトのドライ
ブローラ側を正規の巻回位置に戻す。
【0021】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1乃至図4を参
照しながら説明することとする。図1は本実施例の平面
図、図2は図1のA−A線縦断面正面図、図3は図1の
B−B線縦断面正面図及び図4は本実施例を使用して無
端搬送ベルトを駆動した時の無端搬送ベルトの変位量を
示す説明図である。なお、図4中縦軸は、移動する無端
搬送ベルトの正規の巻回位置からの変位量(単位はm
m)を示し、横軸は無端搬送ベルトの周回数(単位は1
回転)を示す。
【0022】この無端搬送ベルトの移動防止装置1は、
従来例と同様に真空ベルト乾燥機20に適用したもの
で、図1に示すように、真空容器21内にドライブロー
ラ7とテンションローラ10とを平行に配置し、その間
に無端搬送ベルト4を張設して構成する。
【0023】この無端搬送ベルト4には、非弾性材たる
ポリテトラフルオロエチレン(いわゆるテフロン)製の
ものを使用して表面を滑面に形成すると共に、図2及び
図3に示すように、その内周面の両端縁近傍には適当な
ピッチでピン5を植設する。このピン5は、先端部5a
を球状に形成し、中腹部5bをなだらかに曲折させて、
座金部5cは扁平に構成する。
【0024】また、ドライブローラ7は、図3に示すよ
うに、ゴム等の摩擦材で外周面7aを被覆し、この外周
面7aの両端部に段部8,8を構成して上述した無端搬
送ベルト4のピン5の逃がし部とする。
【0025】一方、テンションローラ10は、図2に示
すように、外周面10aに精密削り加工あるいはバフ仕
上げ又はテフロンコーティング加工等を施し、無端搬送
ベルト4との間の摩擦係数が低くなるように滑面に仕上
げる。また、テンションローラ10の外周面10aの両
端部近傍に上述した無端搬送ベルト4のピン5を遊嵌す
る環状溝11を形成する。この環状溝11は、ピン5の
座金部5cとの抵触を回避する浅いテーパ部11aとピ
ン5の先端部5a及び中腹部5bとの抵触を回避する深
いテーパ部11bとから形成し、上述した無端搬送ベル
ト4のピン5との間に所定の間隙13が形成されるよう
に構成する。
【0026】そして、上述した無端搬送ベルト4をドラ
イブローラ7とテンションローラ10間に張設したと
き、無端搬送ベルト4の両端縁のピン5をドライブロー
ラ7両端部の段部8ならびにテンションローラ10両端
部の環状溝11に位置させる。さらに、このテンション
ローラ10の支持軸10bの両端には、図1に示すよう
に、上述した無端搬送ベルト4に所定の張力を付与する
エアシリンダ17,18のロッド17a,18aを接続
し、支持軸10bの無端搬送ベルト4に対する角度を微
調整可能な構成となっている。
【0027】次に本実施例が、食品等の載置物Kを搬送
する際にどのように作用するかについて以下に説明す
る。
【0028】この無端搬送ベルト4上に食品等の載置物
Kを載置し、真空状態で乾燥処理を行いつつドライブロ
ーラ7を駆動させる。無端搬送ベルト4が駆動されてい
くにつれて、ドライブローラ7,テンションローラ10
の其々の側で無端搬送ベルト4が左右方向に移動しよう
とする。しかし、テンションローラ10側では無端搬送
ベルト4のピン5の先端部5aがテンションローラ10
の環状溝11の深いテーパ部11bで拘束されるため、
無端搬送ベルト4はほとんど移動しない。また、無端搬
送ベルト4は、テンションローラ10の外周面10aで
適度にスリップするため、ピン5の座金部5cが浅いテ
ーパ部11aを乗り越えることもない。
【0029】これに対して、ドライブローラ7側では、
無端搬送ベルト4が、図1中矢印GあるいはH方向に移
動し、そのピン5の先端部5aもドライブローラ7の段
部8に沿って図3中矢印GあるいはH方向に移動する。
しかし、段部8は左右に広く形成されてピン5の逃がし
部となっているため、ピン5の座金部5cがドライブロ
ーラ7の外周面7aに乗り上がることはない。また、無
端搬送ベルト4は、テンションローラ10側の移動が抑
制されているため、ドライブローラ7側でも所定幅以上
に移動することはなく、移動の限界位置ではドライブロ
ーラ7との中心位置が一致しないまま安定走行する。
【0030】こうしてドライブローラ7側だけで無端搬
送ベルト4の移動が発生すると、今度はテンションロー
ラ10の支持軸10bに接続したエアシリンダ17,1
8を適宜作動させてそのロッド17a,18aを自動的
に伸長あるいは退縮動させてテンションローラ10の支
持軸10bを適度に傾動させる。
【0031】例えば、図1及び図3中矢印G方向に無端
搬送ベルト4が移動すると、エアシリンダ17を作動さ
せてロッド17aを伸長させると共にエアシリンダ18
を作動させてロッド18aを退縮させてテンションロー
ラ10を矢印X方向に傾斜させる。すると、無端搬送ベ
ルト4は、上述した経験則から図1及び図3中矢印H方
向に移動し、正規の巻回位置に戻る。あるいは図1及び
図3中矢印H方向に無端搬送ベルト4が移動すると、エ
アシリンダ17を作動させてロッド17aを退縮させる
と共にエアシリンダ18を作動させてロッド18aを伸
長させてテンションローラ10を矢印Y方向に傾斜させ
る。すると、無端搬送ベルト4は、上述した経験則から
図1及び図3中矢印G方向に移動し、正規の巻回位置に
戻る。
【0032】つまり、無端搬送ベルト4の中心線とドラ
イブローラ7の中心線が蛇行によって一致しなくなって
も、エアシリンダ17,18によって、テンションロー
ラ10を傾斜させることで、再びドライブローラ7の中
心線と無端搬送ベルト4の中心線ひいてはテンションロ
ーラ10の中心線を一致させて蛇行を速やかに是正する
ことができる。具体的には、図4に示すように、ドライ
ブローラ7側の無端搬送ベルト(図4中太い実線で示
す)4は、ほぼ2乃至6周目において正規の巻回位置か
ら左方に10mm程度変位した後、約7周目でほぼ正規
の巻回位置に戻り、8乃至16周目においては正規の巻
回位置から右方に5乃至19mm程度再び変位した後、
約17周目に正規の巻回位置に戻る波形軌道を呈する。
【0033】その一方、テンションローラ10側の無端
搬送ベルト(図4中太い一点鎖線で示す)4は、上述し
たように、ピン5が環状溝11に拘束されているため、
周回数にかかわらず殆ど左右に変位しない。
【0034】このように、無端搬送ベルト4は、テンシ
ョンローラ10側では、正規の巻回位置からほとんど変
位せず、また、ドライブローラ7側では正規の巻回位置
から10mm乃至19mm程度変位するものの、7周目
乃至8周目程度の周期で正規の巻回位置に迅速に戻すこ
とができる。
【0035】したがって本実施例によれば、ベルトの位
置を検出する位置センサ及び制御回路等を別途設けるこ
となく、無端搬送ベルト4の移動を一定巾以内に収め、
また発生した移動も迅速に矯正することができるという
効果を奏する。
【0036】以上は、真空ベルト乾燥機20に適用した
実施例について説明したが、これに限られず、例えば建
設資財等の運搬用の無端搬送ベルトに適用してもよい。
また、ピン5の形状及び環状溝11の断面形状も上述し
た実施例のものに限られず、例えば断面双曲線形状等に
形成できる。
【0037】なお、上述したテンションローラ10の支
持軸10bに接続するエアシリンダ17,18について
は、試運転時にドライブローラ7側で無端搬送ベルトが
大幅に移動しない程度の内部圧に設定しておけば、その
後の再調整は不要である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無端搬送
ベルトの移動防止装置によれば、テンションローラの環
状溝に無端搬送ベルトのピンが案内されているため、テ
ンションローラ側において無端搬送ベルトがほとんど移
動することがない。また、ドライブローラの段部には、
無端搬送ベルトのピンが接触しないため、ドライブロー
ラ側で無端搬送ベルトが移動してもピンが無端搬送ベル
ト上に乗りあがることはない。
【0039】そのため、無端搬送ベルトがドライブロー
ラ側において移動した場合でも、テンションローラに接
続したエアシリンダによって、テンションローラを傾動
させることにより、ドライブローラ側での移動を矯正し
て正規の巻回位置に戻すことができる。
【0040】その結果、位置センサ等が不要となり、装
置全体の配置構成を大幅に簡略化でき、装置自体のコス
ト並びに装置稼働時のコストを一層低減できる。
【0041】総じて、無端搬送ベルトが蛇行するのを複
雑な制御手段を設けることなく確実に抑制できる一方、
故障の発生率は少なくでき、載置物の品質及び生産能率
が向上する等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の平面図である。
【図2】図1のA−A線縦断面正面図である。
【図3】図1のB−B線縦断面正面図である。
【図4】無端搬送ベルトを駆動した時の無端搬送ベルト
の変位量を示す説明図である。
【図5】従来の真空ベルト乾燥機における無端搬送ベル
トの蛇行防止装置の概略側面図である。
【図6】テンションローラを傾斜させた場合の無端搬送
ベルトの蛇行状態を示す概略平面図である。
【図7】従来の無端搬送ベルトの蛇行防止装置の拡大平
面図である。
【図8】従来の無端搬送ベルトの蛇行防止装置の拡大側
面図である。
【符号の説明】
1 無端搬送ベルトの蛇行防止装置 4 無端搬送ベルト 5 ピン 7 ドライブローラ 7a,10a 外周面 7b,10b 支持軸 8 段部 10 テンションローラ 11 環状溝 17,18 エアシリンダ 20 真空ベルト乾燥機 21 真空容器 K 載置物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドライブローラとテンションローラとの間
    に無端搬送ベルトを張設した装置において、 外周面を摩擦材で被覆し、かつ、両端部に段部を形成し
    たドライブローラと、 外周面を滑面に形成し、かつ、両端部近傍に環状溝を形
    成したテンションローラと、 内周面の両端縁近傍に所定のピッチでピンを植設した、
    表面が滑面の非弾性材からなる無端搬送ベルトと、 テンションローラの両端部に設けた、無端搬送ベルトに
    所定の張力を付与するためのエアシリンダとからなり、 無端搬送ベルトをドライブローラとテンションローラ間
    に張設したとき、ベルト両端縁のピンをドライブローラ
    両端部の段部ならびにテンションローラ両端部の環状溝
    に位置させたことを特徴とする無端搬送ベルトの蛇行防
    止装置。
JP05848994A 1994-03-29 1994-03-29 無端搬送ベルトの蛇行防止装置 Expired - Lifetime JP3363241B2 (ja)

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Cited By (6)

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