JPH0726711B2 - ホースクリップ - Google Patents

ホースクリップ

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JPH0726711B2
JPH0726711B2 JP3050398A JP5039891A JPH0726711B2 JP H0726711 B2 JPH0726711 B2 JP H0726711B2 JP 3050398 A JP3050398 A JP 3050398A JP 5039891 A JP5039891 A JP 5039891A JP H0726711 B2 JPH0726711 B2 JP H0726711B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般にはホースクリ
ップに関しており、より詳細にはストラップが締め付け
の、すなわちクランプ用のインサート、すなわちシール
ドを囲んでおり、更にそのインサートが1個以上のばね
によりホースの周辺の表面に対してバイアスされるタイ
プのホースクリップの改良に関している。
【0002】
【従来の技術】エンルンド(Enlund)の欧州特許
第0166756B1により開示されたホースクリップ
には軸方向に平行な波形又は起伏を有した波形のばねが
ある。このばねはホースの閉じ込められた部分の上を締
め付けたり、引っ張ったり、又はクランプする動きの変
動を自動的に補償するようにされている。そのような変
動はホースの弾力的な変化により例えば加熱又は冷却に
応じて生ずる。今概説した状況が生ずるのは高温の流動
媒体の流れと同じく低温の流動媒体の流れを運ぶのにホ
ースを使用している時である。更に、ホースの弾力性は
エージングによっても変化することがある。そのような
場合は全て、波形のばねはホースの弾力性の変動を自動
的に補償するようになっており、更にねじ又はボルトを
回転することにより(文献としては、例えばサウエル
(Sauer)が通常実施権を有している米国特許第4
627645号がある)、或いは他の方法でホースの回
りにストラップを締め付けることにより(文献として
は、例えばウォッチャー(Wachter)が通常実施
権を有している米国特許第4523352号がある)、
クランプの動きを手動で調整することなくホースが確実
にクランプされることがこの波形のばねにより行われ
る。
【0003】今まで知られているホースクリップは、多
くの場合、ホースに対しクランプする力のあらゆる(す
なわち、全ての範囲の)変動を補償することができない
ということが知られている。更に、例えばそのような変
動がホースクリップにより順番に囲まれているホースが
囲んでいる金属性のパイプ又は管の加熱又は冷却を原因
とするならば、クランプする力の変動がいつも生じた後
すぐに検知されるとは限らない。更に、ホースをクラン
プするかなりの変動は、ホースが恒久的な変形を受ける
時(例えば、ホースの温度が広範囲に変化する間、強力
な引っ張り又は締め付けを加えることにより)と同様
に、ホースの温度のかなりのしかも長時間の上昇により
生ずる。このような状況では、ホースの材料がホースク
リップのストラップにより囲まれている領域の内部から
出る傾向がある。エンルンドの特許で開示されたタイプ
の波形のばねは、前述の状況において、クランプの変動
の全ての範囲に対し自動的に補償する可能性が殆んどな
い。このため、例えばねじ又はボルトの角度を手動で調
整するか、或いは装置を締め付ける他のストラップの位
置を手動で調整することにより、ストラップの直径を減
少させる必要がある。
【0004】ストラップの直径のあらゆる変化にはホー
スの周辺のストラップの位置を移動することが必要とな
る。これにより問題が生ずるのは、エンルンドにより開
示されたタイプのホースクリップが使用期限を越えて使
われる時であり、それはクランプ用の力をかなり加える
ことと、熱的なストレスをかなり加えることの両方又は
一方により、ストラップの内側の表面とクランプ用のイ
ンサートの内側の表面の両方又は一方がホースの周辺の
表面にくっつくようになるからである。多くの場合、ス
トラップとインサートの両方又は一方によりホースにく
っつく力はストラップとインサートの両方又は一方によ
り容易には破られない、すなわちストラップの極小さな
部分でもホースの円周方向でしかもその中で動くことが
できないのはホースクリップ全体を置き換える必要があ
るからであり、或いはストラップとインサートが必要と
するクランプ又は締め付けの力を作り続けることができ
ないからである。言い換えれば、ホースは熱的なストレ
スを加えることと、ホースの材料のエージング(弾力性
の減少)の両方又は一方により、閉じ込められた流体媒
体が漏れる傾向がある。流動媒体は、ホース、パイプ、
チューブ、ニップル、又は流動媒体を通すその他の固い
導体の内側の表面の間から漏れる。
【0005】インサートとストラップの間で役目を果し
ているばねとインサートが、装置を取り付けるストラッ
プのハウジングに反発し、しかもボルト又はねじを締め
付ける回転軸のヘッド又は回転軸の上のナットを支えて
いる1個以上のばね(例えばコイルばね又はパーケージ
にされた皿型のばね)と置き換えられても状況はほぼ同
じである。これにより、ストラップがホースの周辺表面
に一度くっつき始めると、ストラップはボルト又はねじ
の取り付けによりホースの周辺方向にはスライドできな
くなる、すなわちホースクリップはホースに対する取り
付け又はクランプの動きの変化を補償することができな
くなる。
【0006】リブラント(Ribrant)の欧州特許
第E34206Bにより開示されたホースクリップの中
のインサートは、ワイヤ状又は裸のストラップにより囲
まれている円周方向に完全に裸にされた線である。ねじ
はインサートの回りにストラップを締め付けるのに使用
されている。インサートの内側の表面がホースの外側の
表面にくっつき始めるのは、とりわけホースがしっかり
締め付けられ又はクランプされておりしかも温度がかな
りの広範囲で変化するとするならば、特許のストラップ
を使用する一定期間が終った後である。
【0007】オエティッカー(Oetiker)の公表
されたドイツ特許出願第1525495号により開示さ
れたホースクリップのストラップには多数の一体的な又
は離れたばねがある。ばねはホースに対し締め付け又は
クランプの働きを増すように支えられているが、そのホ
ースはエージング、或いは熱的なストレスをかなり加え
ることにより弾力性を失う傾向にある。ストラップの内
側の表面はホースの外側の表面に恒久的にくっつく傾向
があり、更にそれによりクランプ又は締め付けの働きに
対する自動又は手動の調整が妨害される。
【0008】ニコルソン(Nicholson)の英国
特許第1138064号により開示されたバンド又はス
トラップを有したバンドクリップ又はホースクリップは
ウォーム又はTボルト、及び調整用バンド内の基礎用バ
ンドすなわちインサートにより調整される。その調整可
能なバンドには1個以上の波形の側面があるが、それは
内側に放射状になった希望とする力を保持するため自己
収縮ができるようにするためである。インサートすなわ
ち基礎用バンドは、ホースの材料と、しっかり締め付け
る又はクランプ(内側に放射状になった)する力を長時
間加えることの両方又は一方により、ホースの外側の表
面に強くくっつく傾向がある。
【0009】ゲラード(Gerrard)の米国特許第
2666004号により開示された鋼鉄ストラッピング
とシールドはタンク、容器等の上で孤立していることと
構造的なことの両方又は一方を有した部材を片寄らせる
ことに使用される。ストラッピングには波形の部分と非
波形の部分を有した金属性拡張バンドとシールドがあ
り、そのシールドは波形の部分と1つ以上の構造的な部
材の間に挿入することができ、更に拡張バンドの上にシ
ールドを引き離すことができるように取り付けることが
でき、しかもそれがバンドの取り付けの後に行われる装
置がある。特許された装置がホースクリップとして分類
できないのは、その主な目的がタンク、又は温度変化の
ような種々の自然的な変化の下で膨張と収縮を行う同様
な大きさでかさばった構造物を孤立させることであるか
らである。ジェラードにより開示されたシールドの目的
は、膨張バンドが柔やく穴があいた孤立した材料により
取り付けられており、膨張と収縮が周期的に変化する間
に、波形の小部分がのこぎり波状の動きをしないように
防ぐことにある。ホースクリップが穴のあいた材料の上
に取り付けられていないのは、これによりホースクリッ
プの目的、すなわちホースとパイプ、チューブ、ニップ
ル等との間が流体に対するピッタリした接続が駄目にな
るからである。
【0010】アンダーストルプス ワルクスタッド(A
nderstorps Werkstads)ABのド
イツ実用新案第G8903321.3により開示された
ホースクランプにある鋼鉄ばねのスプリットリングに
は、クランプされる部分に面した側面を有した輪郭がU
型の断面がある。スプリットリングにある2つの周辺の
フランジ又は支柱には、一連の同じ歯を作るためのノッ
チがある。スプリットリングはストラップにより囲まれ
ており、その一方の末端部分はナット又はボルトをハウ
ジングに固定しており、他方の末端部分にはねじ又はボ
ルトのスレッドとかみ合う歯がある。スプリットリング
の出っ張った内側の面は、ストラップが締め付けられし
かもストラップの直径がスプリットリングの直径を減少
させるように減少する時、ホースの外側の表面に対し押
しつけられくっつくようになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、従
来のホースクリップよりもホースにくっつく傾向の少な
いホースクリップを与えることである。この発明の他の
目的は、今まで知られているホースクリップよりも長期
間漏れを防ぐ傾向の強いホースクリップを与えることで
ある。この発明の更に他の目的は、前述のホースクリッ
プ内に新奇で改良されたインサート又はシールドを与え
ることである。
【0012】この発明の更に他の目的は、前述のホース
クリップ内に新奇で改良されたバイアス装置を与えるこ
とである。この発明の更に他の目的は、前述のホースク
リップ内に新奇で改良されたストラップを与えることで
ある。この発明のその他の目的は、ホースの周辺の表面
にストラップとインサートの両方又は一方がくっつくの
を妨げる新奇の改良された装置を前述のホースクリップ
に与えることである。
【0013】この発明の他の目的は、ホースに対するク
ランプ又は引っ張りの働きがホースを取り付けた直後だ
けでなく使用期限後も高精度に調整されるホースクリッ
プを与えることである。この発明の他の目的は、これま
で知られているホースクリップよりも、ホースの材料の
エージングとホースの温度のかなりの変動の両方又は一
方を容易にしかも確実に補償するホースクリップを与え
ることである。
【0014】この発明の他の目的は、ホースに対しイン
サートとストラップにバイアスを加えるための装置に予
めストレスを加える新奇で改良された装置を有したホー
スクリップを与えることである。この発明の他の目的
は、構成部分の間に確実な接続を与えるための新奇で改
良された装置を上述のホースクリップに与えることであ
る。
【0015】この発明の他の目的は、ホースを取り付け
ている間及び取り付けた後に上述のホースクリップを操
作する新奇で改良された方法を与えることである。この
発明の他の目的は、エンドレスストラップ又は一定の長
さのストラップを使用したホースクリップを与えること
である。
【0016】この発明の更に他の目的は、ストラップが
動く間にインサート又はシールドを案内する新奇で改良
された装置を有する前述のホースクリップを与えること
である。
【0017】
【発明を解決するための手段】この発明により実施され
るホースクリップには、ホースの外側の表面とかみ合わ
される内側の面と外側の面を有した環状のストラップを
有しており、更にホースがストラップにより囲まれてい
る間、ストラップの内側の面に隣接し、しかもホースの
外側の面とかみ合わされるくぼんだ内側の表面のあるイ
ンサートすなわちシールドを有している。インサートは
ストラップの内側の面の半分未満とオーバーラップして
広がっており、しかもインサートが有する2つの末端の
部分はストラップの円周方向に互いに離れている。イン
サートの少なくとも1つの末端は内側の面に沿って、し
かもストラップの周囲方向に動くことができ、更にその
ホースクリップはインサートをストラップの内側の面か
ら離れるように(すなわち、ストラップにより囲まれた
空間にほぼ放射状でしかもその中心の方向に)バイアス
する装置があるが、それはストラップとインサートによ
り囲まれたホースがインサートの内側の表面とクランプ
するようにかみ合わされ、更にストラップのオーバーラ
ップしていない内側の面によりクランプするようにかみ
合わされるようにするためである。これによりホースの
内側の面がパイプ、ニップルの外側の表面又はホースと
離れることができ、或いは恒久的に固定され、更にはホ
ースの中で短かくされる管状の本体の外側の表面と密閉
するようにかみ合わせを保持することが確実になる。
【0018】ホースクリップには更にインサートをスト
ラップに少なくとも一時的に、更にできれば分離できる
ように結合するための装置があることが望ましい。好ま
しい実施例によれば、インサートはアーチ形をしてお
り、更に出っ張った外側の表面があり、その表面にはス
トラップの内側の面のオーバーラップしていない部分の
湾曲部に等しいか、或いは少なくとも類似した湾曲部が
ある。インサートの湾曲の強さ(すなわち、たわみ又は
曲げに対する抵抗)はストラップの湾曲の強さと等しい
か、又は大きいことが好ましい。
【0019】インサートに与えられた外側にほぼ放射状
に広がる突起部(例えば耳の形)は、ストラップに対し
インサートの軸方向の移動性を制限するために、ストラ
ップの円周方向に広がる縁の部分を越えて外側にほぼ放
射状に広がっている。フランジの少なくとも1つに与え
られている少なくとも1つのほぼV型のノッチは、スト
ラップのそれぞれの縁の部分で外側に放射状の方向にそ
れている;そのようなノッチによりそれぞれのフランジ
とインサートの全体の柔軟性が高められる。その代り、
フランジの少なくとも1つにある少なくとも1つの起伏
又はひだにはそれぞれの縁の部分から外側に放射状の方
向に増加している(ストラップの円周の方向で測定し
て)幅がある;そのような起伏又はひだにより、それぞ
れのフランジ及びインサートの全体の柔軟性が増す。
【0020】バイアス装置にある少なくとも1つの板ば
ねはインサートとストラップの間に取り付けられてい
る。板ばねにはインサートの外側の表面に向かい合った
くぼみのある内側の表面があるのが好ましく、更にその
板ばねにある1番目と2番目の末端はストラップの円周
の方向に互いに離れており、しかもインサートに接して
いる。板ばねの少なくとも1つの末端はストラップの円
周の方向に動かすことができるのが好ましく、板ばねの
中間すなわち中央部分(ストラップの円周方向に見える
ように)はストラップの内側となるか、或いはそれに隣
接することができる。板ばねの中央部分は、板ばねの末
端がストラップの内側の面に接していれば、インサート
の外側の表面に接する。
【0021】板ばねの少なくとも1つの末端にある突起
(例えばピン、又はびょう、又は耳の形のもの)はスト
ラップの軸方向に延びており、更にインサートのフラン
ジにはその突起の開口部がある。開口部にあるスロット
はストラップの円周方向に延びており、更に板ばねの突
起はストラップの円周方向に自由に動くスロットのそれ
ぞれの中に広がっている。
【0022】板ばねのそれぞれの末端の部分には、板ば
ねの中間或いは中央部分に横になるためとそれから放射
状(内側又は外側に)に離れるために、ほぼ180°の
角度を曲げられる部分がある。板ばねの少なくとも1つ
の曲げられた部分にあるタング(tongue)は、板
ばねの中央部分から離れてストラップの円周方向に広が
っている;そのようなタングはインサートの外側の表面
又はストラップの内側の面とスライドするようにかみ合
わされている。板ばねの少なくとも1つの曲げられた部
分には、ほぼU型のスリットがあり、しかもタングには
少なくとも1つの曲げられた部分と一体的な部分があ
り、更にそのタングはそのスリット内で材料を曲げるこ
とにより形作られている。
【0023】板ばねの少なくとも1つの末端にある丸い
表面はインサートの外側の表面又はスリットの内側の面
と接している。板ばねには、ストラップの軸にほぼ並行
に広がる起伏を有した起伏状の板ばねがある。
【0024】板ばねを使用する代り、バイアス装置には
ストラップに対しほぼ放射状に広がり、しかもばね本体
により囲まれている軸を有した少なくとも1つのばね
(例えばコイルばね)がある。このように放射状に広が
るばねの1番目の末端はインサートの外側の表面と隣接
しており、更にそのような2番目の末端はストラップの
内側の面と隣接している。インサートの外側の表面にあ
る1番目の保持部(例えばインサートと一体的な管状部
分を作る保持部)は、ばねの1番目の末端の中に広がっ
ており、更にストラップの内側の面にある2番目の保持
部(例えばストラップと一体的な管状部分)は、ばねの
2番目の末端の中に広がっている。
【0025】ホースクリップにあるハウジングは、イン
サートとストラップの間に取り付けられており、更にそ
れにはインサートの外側の表面の方向に開いている少な
くとも1つのソケットがある。バイアス装置にある少な
くとも1つのばね(例えばコイルばね、又はほぼC型の
ばね)にはそのソケット内に1番目の部分があり、更に
インサートの外側の表面を支えている2番目の部分があ
る。ハウジングに取り付けられた多数のソケットはスト
ラップの円周方向に互いに離れており、更にそのソケッ
トのそれぞれは個々のコイルばね、C型ばね、或いはホ
ースがストラップの回りにある時ホースと反対にインサ
ートにバイアスを与えるあらゆる他のばねの1番目の部
分を受けることができる。ハウジングの縁の部分に取り
付けられたトラック又はレールは、ストラップの軸方向
と同じ円周方向に広がっており、更にインサートにはレ
ールの上を進む追随部がある;これによりインサートは
ハウジングの縁の部分に沿ってストラップの円周の方向
に動く。ハウジングの外側の表面(すなわち、ストラッ
プの内側の面と向い合った表面)にはストラップの隣接
部分に対する溝がある。これにより、ハウジングとスト
ラップは互いに最適な位置に保持される。
【0026】インサートの少なくとも1つの末端部分に
ある起伏状の部分は、ストラップの円周方向に広がって
おり更にストラップの軸にほぼ平行な起伏がある。ホー
スクリップには更に覆いと押し部があり、この押し部は
ストラップのほぼ放射状に延びており、更に覆いの中で
相補的になっている。ストラップには押し部のための開
口部があり、更に覆いにある壁はストラップの内側の面
と外向きに接している。バイアス装置にある少なくとも
1つのばねはハウジングの壁に対し反発しており、更に
ストラップの開口部を通し放射状に内側に押し部を進め
るため押し部を押しており、しかもインサートの外側の
表面を押している。覆いにある2番目の壁はストラップ
の内側の面とインサートの外側の表面の間に位置してお
り、更にストラップの開口部と一致する開口部を有して
いる。押し部にある迫台は覆いの中にあり、しかもスト
ラップの外側の面に外向きに接触している。ばねに取り
付けられた板ばねはその迫台を支えており、更に指定さ
れた開口部の中とそれを越えて押し部を進めるため覆い
の1番目に述べた壁と反発しているが、それはインサー
トの内部の面がストラップにより囲まれたホースの外側
の表面に対しバイアスされるようにするためである。
【0027】ホースクリップには、ストラップの2つの
オーバーラップした末端の部分のためのハウジングを有
する引っ張りを与える、又は締め付ける装置が更にあ
る。そのホースクリップには、その引っ張り装置にスト
ラップの少なくとも1つの末端の部分を結合するための
装置が更にあり、しかもインサートの内側の表面とスト
ラップのオーバーラップしていない内側の面がホースの
周辺の表面を支える力を増加或いは減少させるため、そ
の引っ張り装置にはストラップの一方の末端の部分に対
し他の末端の部分を動かすための装置が更にある。スト
ラップの一方の末端の部分に対し他の末端の部分を動か
すための装置にあるねじ又はボルトは、引っ張り又は締
め付け装置のハウジングの中で回転でき、更にストラッ
プの他の末端の上の外側のねじと組み合わされるねじが
ある。
【0028】インサートにはほぼ中央に位置しているホ
ックがあり、そのホックはストラップの縁の部分に沿
い、しかもそれを越えて外側に放射状に広がっており、
更にストラップの外側の面には自由に動く末端がある。
そのホックは、ホースの末端の部分の回りにストラップ
とインサートを置く前に、インサートとストラップの間
でバイアス装置に力を加えるためストラップと(直接的
又は間接的に)一緒になっている。ホックは、バイアス
装置によりエネルギをいくらか消費することと、インサ
ートの内側の表面と、ホースに対しオーバーラップして
いないストラップの内側の面にバイアスを加えることの
ため(例えばねじ回し、又は他の基礎工具により)変形
されており、或いは変形できる。ホックの自由に動く末
端はバイアス装置が力を加えられた状態でストラップを
切り離すことができるようにかみ合わされている。この
末端に対し、ストラップの外側の表面にはホックの自由
に動く末端のためのくぼみがある;そのようなくぼみを
決める波形はストラップと一体になった部分である。
【0029】ホックは力を加えられた状態のバイアス装
置を保持するための装置の一部を形成していると言うこ
とができ、更にそのような保持装置にあるヨークはスト
ラップの外側の面の上にあり、しかも力を加えられた状
態のバイアス装置を保持するためホックの自由に動く末
端と離れるように接続されていることが好ましい。前に
述べたように、ホックはインサートの末端部分の間のほ
ぼ中間に位置しており、ヨークに含まれている少なくと
も1つの弱い部分に沿ってフックの自由に動く末端から
壊されたヨークの分離を容易にするためと、更にストラ
ップとインサートがホースを囲んでいる時バイアス装置
によりエネルギをいくらか消費することができるように
するため、ヨークが壊される(例えば、ねじ回し、又は
他の適当な道具の作用端で曲げることにより)。
【0030】1つ以上の弱い部分の代りに、又はそれに
加えて、ヨークに加えられた小穴はホックの自由に動く
末端を取り外すことができるように、又は離すことがで
きるように受ける;例えば、ねじ回しの作用端はストラ
ップの外側の面とヨークの間に挿入されており、更にそ
の作用端は小穴がそれぞれのホックの自由に動く末端を
スライドすることができるように回される。小穴を取り
付ける代り、ヨークの末端にはストラップの外側の面の
方向に曲げられ、更にホックの軸方向に曲げられ自由に
動く末端の上にある部分が取り付けられるが、それはス
トラップの円周方向にホックに対して動かすことにより
ヨークをホックから離すことができるようにするためで
ある。
【0031】この発明の特徴と考えられる新奇な特徴
は、特に添付の特許請求の範囲に記載してある。改良さ
れたホースクリップ自体は、製造と組立の態様の両方に
関して特徴と利点を付け加えた同じ事項を適用し更に使
用することができるが、そのホースクリップは添付の図
面についての好ましい特別な実施例についての次の詳細
な記述を熟読することにより最も良く理解できる。
【0032】
【実施例】図1と図2に関して先ず示してあるホースク
リップは、ホース35(図17から図20)の内側の表
面を固いパイプ、ノズル、又は他の管状の本体(図17
から図20にも示している)の外側の表面と密封するよ
うにかみ合わせのまま保持するため、ホース35の1つ
の末端の部分の囲りに取り付けられる。ホース35は弾
力性のある材料から作られているが、それはホース35
が少なくとも僅かの変形を受け、更に環状のストラップ
1と、改良されたホースクリップのアーチ形のインサー
トすなわちシールド3により囲まれしかも締め付けられ
た時、変形を受けない状態を再び取る傾向を示すように
するためである。改良されたホースクリップには更にス
トラップ1の締め付けすなわちクランプ装置2があり、
しかもインサート3と、ストラップの内側の面の隣接部
(オーバーラップした)との間にバイアス装置4があ
る。
【0033】締め付けすなわちクランプ装置2にあるハ
ウジング5はストラップ1の一方の末端の部分1’に溶
接され、ハンダ付けされ、リベットで止められ、又は他
の方法で締め付けられており、更に他の末端の部分1”
に対する通路がある。末端の部分1”は末端の部分1’
に重ねられ、更に軸方向に平行な一連の外向きの突起す
なわち歯7を有している。ハウジング5は、隣接した歯
7に対し網目状のねじ山のある回転ねじ又はボルト6
(図1と図2に仮想の線で示してある)を受ける。この
ように、ねじ又はボルト6が一方向に回転する時、装置
2によりストラップ1の直径は大きくなるが、ねじ又は
ボルトが反転の方向に回転した時は、ストラップの直径
は小さくなる。装置2がストラップ1の大きさを大きく
したり小さくしたりする方法の詳細は従来の技術として
良く知られているので、ここではより詳細には述べな
い。ボルト又はねじ6の歯が歯7とそれ自体でロックす
るようなかみ合わせであるように配置することが好まし
いが、それはねじ又はボルトが右回り又は左回りに強く
回転されるまで、及び回転されない限り、ストラップ1
の直径が変化しないようにするためである。歯7はスト
ラップ1の末端の部分1”の材料を外向きに放射状に置
いた部分から構成されている。
【0034】環状のストラップ1の境界内に適当に置か
れるならば、インサートすなわちシールド3(以後イン
サートと呼ぶ)は、締め付けすなわちクランプ装置2の
ハウジング5とほぼ正反対に位置している。インサート
にあるくぼんだ内側の表面は環状ストラップ1の中央の
方向及びハウジング5の方向に面しており、出っ張った
外側の表面はストラップの内側の面のオーバーラップし
た部分に面している。インサート3はほぼ恒久的にホー
ス35を拘束する装置の1部を形成し、更に放射状に圧
縮又はクランプする動きを一様にしていると言うことが
でき、そのような装置に含まれるバイアス装置4はここ
では細長いアーチ形の板ばねの形で示されており、その
板ばねのくぼんだ内側の面はインサート3の外側の表面
に面しており、出っ張った外側の面はストラップ1の内
側の面のオーバーラップした部分に面している。
【0035】この発明の特徴によれば、インサート3は
ストラップ1の内側の面の半分未満と重なっており、更
に折曲げに対する抵抗は少なくともストラップ1の抵抗
と均り合うか、又はそれを越えることが望ましい。多く
の場合、インサート3がストラップ1の内側の面の4分
の1より少しでも多く重なっているならば十分である。
図5に示すように、インサート3の大部分はストラップ
1の湾曲より大きい湾曲の半径を有した短い円筒の1部
に似ている;それ故、インサート3の内側の表面の湾曲
の中心は、ストラップが図1と図2に示すような方法で
インサートを受ける時、ストラップ1の中心と一致して
いない。インサート3の2つの末端の部分に取り付けら
れた外向きに放射状に延びる突起8の組み合わせは耳の
形をしており、ストラップ1のそれぞれの縁の部分1A
と1Bに沿ってしかもそれを越えて延びている。図1と
図2に示すように、耳又はストラップにインサートを結
合するための装置を作るためと言えるようにするため、
インサート3の耳8は改良されたホースクリップの組み
立てられた状態でストラップ1の外側の面に曲げられて
いる。結合の特性は、インサート3の少なくとも1つの
末端の部分(すなわち、耳8の少なくとも1組)がスト
ラップ1の円周方向に沿って、しかもその中で自由に動
くことである。同時に、耳8はストラップ1の軸方向
に、すなわちストラップの末端の部分1”の細長い外側
の歯7と平行に、インサート3が余分に移動するのを防
いでいる。
【0036】耳8はストラップ1の外側の面に折り曲げ
る必要がない。これは、図5aに示すように、少なくと
もインサート3の1つの末端で少なくとも1の耳8’
は、簡単な動作によりストラップを保持するため、スト
ラップ1の他の縁の部分で隣接した耳8’と一緒に作用
している。そのような構造により、ストラップの軸方向
にインサート3とストラップ1が互いに好ましくない移
動をする可能性を減すことができるが、それは耳8’の
内側の面と、それぞれ縁の部分1A,1Bの隣接エッヂ
面との間のゆとりが最小になるからである。更に、スト
ラップ1の円周の方向に耳8’を動かすため、ある力を
加える必要がある。
【0037】インサート3の湾曲部はストラップ1の隣
接部(オーバーラップした)の湾曲部と少しも離す必要
がなく、更にストラップのオーバーラップしていない部
分の湾曲部と一致しているか又はほぼ等しい。ストラッ
プ1とインサート3の両方又は一方は金属又はプラスチ
ック材料で作られる。図1と図2の実施例では、ストラ
ップ1とインサート3と板ばね4は金属材料で作られて
いる。
【0038】インサート3にある2つの細長いフランジ
9のそれぞれは、ストラップ1のそれぞれの縁の部分1
A又は1Bに沿って、しかもそれを越えて外向きに放射
状に広がっている。図示した2つのフランジ9のそれぞ
れは、インサート3の一方の末端にある耳8から他方の
末端にある耳8の全ての方向に広がっている。フランジ
9によりインサート3が変形を受け、ホース35の外側
の表面の隣接部分の形になる可能性を減らし過ぎないよ
うにするため、フランジにはほぼV型のくぼみすなわち
ノッチ14(図5参照)を付けることが好ましく、この
ノッチの幅はストラップ1の中央から離れる方向に、す
なわち外向きに放射状でストラップのそれぞれの縁の部
分1Aと1Bを越えた方向に増えている。同じ結果は、
ストラップ1のオーバーラップした部分で外向きに放射
状の方向に幅と深さが増える起伏すなわちひだ114
(図2)をフランジ9に与えることにより得られる。図
2と図5に示すフランジ9の輪郭は、その高さ(ストラ
ップ1の放射状の方向で測って)がインサート3の中央
から末端の部分の方向に、すなわちフランジの中央の部
分からそれぞれ耳8の方向に減少するようになってい
る。フランジ9の目的はインサート3がストラップ1に
対し軸方向に移動し過ぎるのを耳8が防ぐことであり、
同様にインサートの出っ張った外側の表面とストラップ
1のくぼんだ内側のオーバーラップした部分の間にある
鎌の型のチャンバに板ばね4を閉じ込めることである。
【0039】板ばね4の湾曲部はその外側の面の中央部
がフランジ1の内側の面に接触しており、更にその末端
10(ストラップ1の円周方向に見える)がインサート
3の外側の表面に接触するようになっている。フランジ
9によりインサート3の変形性は、板ばね4の末端10
においてバイアスを加えることにより曲げられないよう
な範囲まで減少する。インサート3の変形性は、その内
側の表面が改良されたホースクリップを実際に使用する
時、ホース35の周辺の表面の隣接部分と同じ形をする
ようにする必要がある。そのような時、インサート3の
内側の表面の湾曲部とホース35の周辺の表面の湾曲部
は、ホースと密封してかみ合わされ保持される管状の本
体36の外側の表面の湾曲と少なくともほぼ同じ形をし
ている。
【0040】管状の本体36の上にあるホース35の周
辺の表面の形とインサート3を同じ形にすることは、イ
ンサートの少なくとも1つの末端の部分にストラップ1
の軸と平行に延びる波形又は起伏の展張部3b(図5
b)があるならば、より必要となる。
【0041】インサート3の変形されない状態での板ば
ね4の湾曲はインサートとストラップ1の両方又は一方
の湾曲より大きい;これにより、2つの末端10がイン
サートの内側の表面と接触している間、ばね4の中央部
分をストラップ1の外側部分と接触させることができ
る。板ばね4の末端10には耳11の形をした軸方向に
平行に並べられた(側面の)突起又は突出の組があり、
それはインサート4の個々のフランジ9の中にある開口
部12の中に延びている。図示した開口部12は細長い
スロットであり、そのスロットはストラップ1の円周の
方向に広がっているが、それは2つの末端10のそれぞ
れの動きの自由度がインサート1に対し、しかもストラ
ップの円周方向と反対の方向に制限されるようにするた
めである。1組の耳11のみがフランジ9の細長いスロ
ット型の開口部12の中に入るならばしばしば十分であ
る;他の2つの開口部12を構成している円形の穴は最
小の遊びでそれに対応した耳11を受けている。言い換
えれば、一方の末端10がフランジ9の隣接した部分に
ほぼ固く接続されるように、しかも他の末端10がスト
ラップ1の円周の方向にインサート4について自由に動
くように、インサート3と板ばね4を組み立てることは
しばしば十分にできる。フランジ9のそれぞれがばね4
のそれぞれの耳11に2つの細長いスロット型の開口部
12を有しているフランジ9のあるインサート3の利点
は、ばねのバイアスがストラップ1の円周の方向により
一様に分布することである。
【0042】図3に示す板ばね4の末端10には、イン
サート4の出っ張った外側の表面と接触している丸い表
面13(1つのみ表示)がある。これにより、摩擦が大
すぎる可能性が少なくなり、最小の摩擦で末端10をイ
ンサートの外側の表面に沿ってスライドできる。
【0043】図6に示す板ばね4の末端10’はほぼ1
80°曲がるが、それはその末端がばねの中央部分によ
り近くなるようにするためである。そのような末端1
0’には、図3に示す板ばねの末端10の上で丸い表面
13が作用している丸い表面がある。曲がった末端1
0’は図6の板ばね4の中央部分に対し放射状にオフセ
ットされている。末端10’の他の利点は、図6の板ば
ね4が図3と図4の簡単な板ばね4よりも範囲が広い、
すなわちばねの行程が大きいことである。
【0044】図7と図8の板ばね4は、末端10’の一
方がU型スリット15で作られている点を除いて図6の
板ばねに等しい。スリット15内の材料はタング16を
形成するため外向きに曲げられているが、そのタングは
図7と図8の板ばねを作るホースクリップの組み立ての
状態においてインサート3の外側の表面と接触してい
る。タング16はストラップの円周の方向に板ばね4の
長さの全てに渡って分布している。更に、もしタング1
6の内側の面がインサートに接触している図7と図8の
板ばね4の一部のみであるならば、インサートに接触し
ている板ばねのこれらの部分の間の距離は、それ故簡単
にしかも安価な方法で増加する。板ばね4の末端10’
の間の接触の場所とインサート3の間のより大きな距離
は、インサートの上にばねのバイアスの分布をより均一
にするのに役立つ;これにより板ばねの末端10’と接
触する点、線、又は面においてインサート4を曲げる可
能性が更に減少する。
【0045】図9に示す波形又は起伏の板ばね4は図
4、図6、図7の板ばねの代わりに使用できる。図9の
ばね4の各波形又は起伏は、図9のばねを使用したホー
スクリップを実際に使用する時、インサートの上でばね
のバイアスの分布をより均一にするため、インサート4
の外側の表面とかみ合わされるようにされている。図9
の板ばね4の波形又は起伏はストラップ1の軸の平行
か、或いはほぼ平行になっている。
【0046】改良されたホースクリップの重要な利点
は、ストラップ1に対しインサート3が短い点であり、
すなわちストラップ1の内側の面のオーバーラップの部
分の長さがストラップの内側の面の全ての半分未満にし
かも3分の1未満にできることである。これが重要なの
は、インサート3がインサートの内側の表面とストラッ
プ1のオーバーラップしていない内側の面により、希望
の力でホース35の周辺の表面が確実にクランプされる
ようにするため、インサート3がばね4により変形され
るようになる時である。ばね4のバイアスによる比較的
短いインサート3の動きは、初めは放射状である;それ
故、たとえストラップの内側の面のオーバーラップして
いない部分とインサート3のくぼみのある内側の表面の
両方又は一方がホースの周辺の表面にたまたまくっつい
ても、ホースの材料の弾力性が少なくなるのを補うため
に、ばね4は比較的短いインサートと一緒に動く。言い
換えれば、ストラップとインサートの両方又は一方がホ
ースの弾力性の消失とその他の理由の両方又は一方によ
りホースにくっつく可能性により、インサート3とスプ
リング4はホースの弾力性が少なくなる補償を行なわな
い。
【0047】図1に示す位置から又は図5に示す位置に
耳8の末端を曲げることにより、或いは放射状のストラ
ップ及び互いに離れているインサート3とストラップ1
が動くようにするため、図5aの耳8’を簡単に広げる
ことにより、インサート3はストラップ1から容易に離
すことができる。ストラップ1からインサート3を分離
できることが好ましく利点があるのは、これにより傷の
ついたインサート3からストラップ1を取り外すこと
と、及び他のホースクリップのストラップを使用するこ
と、或いは他のホースに再使用するため傷のついたスト
ラップからインサートを取り外すことができる。更に、
ストラップ1からインサート3を取り外すことができる
ことにより、例えば傷のついたばねを取り替えるため、
或いはより強いばね又はより弱いばねで満足できるばね
を取り替えるため、板ばね4に近づけることができる。
【0048】ホースクリップが少なくとも使用されてい
ない間は、耳8又は8’によりストラップ1をインサー
ト3と離すことができるように結合する装置に対し1つ
の形態のみ取ることができる。このような耳がここで好
ましいのは、耳により素速く簡単にインサート3を取り
付け、或いはストラップ1から離すことができるばかり
でなく、ストラップの円周の方向へのインサートの移動
を正確に案内することと、ストラップの軸方向に対する
限定された動きのずれにインサートを閉じ込めること
と、インサートの結合を繰り返し行うことの可能性とス
トラップの結合からインサートを離すことのような希望
とする1以上の機能を付加することもできるからであ
る。
【0049】弾力性のある、又は少なくとも部分的に弾
力性のある耳8’の利点は、それらを延性のある材料で
作る必要がないということ、すなわちそれらの材料はイ
ンサートの変形しない部分と同じ好ましい材料であるこ
と、又はそのようにすることができることである。
【0050】フランジ9により選択的であり好ましい特
徴がインサート3に生ずるこの種のフランジはインサー
トの縦方向にばねのバイアスをより一様に分布する役目
を果しており、そのバネのバイアスにより板ばね4の末
端10又は10’とかみ合う点、線又は面でインサート
を余分に曲げ又は締める可能性が少なくなる。上述の様
に、くぼみのあるノッチ14とフランジ9の起伏114
の両方又は一方によりインサート3がばね4の変形に対
する著しい抵抗を受けなくなる。くぼみ14と起伏11
4が選択的であるのは、それらの高さがインサートの中
央から末端の方に向かい減少するようにフランジ9を配
置することがしばしば行えるからである。しかしなが
ら、図2と図5に示すように、高さがインサートの両方
の末端部に向かい除々に減少し、更にくぼみ14と起伏
114の両方又は一方を有するフランジをインサート3
に取り付けることができる。
【0051】図示した板ばね4はこの発明の要旨からそ
れることなく、他のタイプの板ばねを取り替えることが
できる。この時、図示した板ばねは単純性、高信頼性、
低価格であることが好ましい。更に、図3、図4、図6
に示すタイプの板ばねのバイアスは、インサート3がホ
ースの材料の弾力性の減少(例えば、エージング、温度
又は長期間の変形による)を補うのに必要な力でホース
に対しバイアスされるように容易に選ぶことができる。
【0052】インサート3のフランジ9にある開口部1
2と図1から図4のばね4の耳11が示す利点はインサ
ート3とばね4が互いに組み合わされることと、輸送さ
れること又は組み立ての状態で保管されることである。
これにより、インサートとばねの両方又は一方の位置が
たまたまずれる可能性が減る。更に、ストラップ1にイ
ンサート3とスプリング4を組み立てたい時、ストラッ
プついてばね4の位置と関係を有する必要がないのは、
ストラップがインサート3と適当に組み立てられた後す
ぐにばね4がストラップについて最適の位置を自動的に
とるからである。
【0053】図6、図7、図8、図9に示すばねには、
更にインサート3との組み立てを容易にしかつ簡単にす
るため1組又は2組の耳11がある。図6、図7、図8
に示すタイプの板ばねが好ましく利点を有しているの
は、インサートの末端部が弾力性のあるホースの中へ過
度に入るのを防ぐことをホースクリップの使用者が希望
する時である。このように、インサートに縦方向のばね
のバイアスをより均一に分布する板ばねの範囲、すなわ
ち曲がった末端10’により動きが増える。それ故、イ
ンサートの内側の表面をホースの周辺の表面の隣接部に
正確に合わせるためにインサートが変形する時、インサ
ートの末端部はインサートの末端部を妨害する、すなわ
ちストラップの円周の方向に動かないような非常に大き
な変形により、ホースの隣接部を受ける可能性が少な
い。丸い表面13又は丸い末端部10’を用意すること
によっても、ストラップの円周方向へインサートの末端
部が動くことに対する過度の抵抗が生ずる可能性が少な
くなる。同様な、或いは類似の結果は図9の波形ばね4
を用いることによっても得られる。
【0054】ばね4をインサート3と結合する必要がな
く、しかも例えば図1、図2又は図5aに示す方法で、
インサートをストラップ1と正方向(形が動かなくなる
ように)に結合する必要がない。しかしながら、少なく
ともホースクリップを使用する前に、インサート3とば
ね4の間を又はインサート3とストラップ1との間を形
が動かなくなるように接続することはしばしば好まし
く、利点がある。前述のように、これによりホースクリ
ップの組み立てが容易となり、更に3と4の両方又は一
方の部分が偶然にずれる可能性が付随的に減少すること
により、インサート3とばね4が偶然に互いに離れる可
能性が減少する。
【0055】ホースクリップが実際に使用される時、イ
ンサート3のくぼんだ内側の表面の湾曲はストラップ1
の内側のオーバーラップしていない部分の湾曲と通常は
一致しており、又は少なくとも近似している。曲げの圧
力に対するストラップの抵抗はストラップ1の曲げの強
さと均り合うことが好ましいという、又はそれを越える
という好都合な特徴は、図1,3,4及び図6から8ま
でに示す板ばね4の末端10又は10’との接触の位置
では、又は図9に示すばね4の波形又は起伏との接触の
位置では、インサートが過度な変形を受ける可能性が少
ない。
【0056】図10に示すホースクリップにあるバイア
ス装置はストラップ1のほぼ放射状に広がり、しかもば
ねの本体により囲まれている軸を有したばね17を含ん
でいる。ストラップ1は図1,2に示すホースクリップ
のストラップと同じであり、すなわちそれにもオーバー
ラップした末端部1’,1”を有した金属又はプラスチ
ックのエンドレスストラップがあるが、そのオーバーラ
ップした末端の部分1’,1”の1つにはストラップを
締め付ける、すなわちクランプ装置2のハウジング5の
中で回転できるねじ又はボルト6(仮想の線で示してあ
る)のねじ山と合う一組の外側の歯がある。図示したば
ね17はコイルばねであり、このコイルばねの内側の末
端はインサート3の環状保持部18を囲んでおり、更に
その外側の末端はストラップ1の環状保持部19を囲ん
でいる。保持部18,19はそれぞれインサート3とス
トラップ1と一体的な管状部分である。インサート3は
図1から図3,5,5a又は図5bのインサートと同じ
であるか、又は同じにすることができる。
【0057】コイルばね17の利点は、その範囲(それ
は行程又は運動とも呼ばれる)が板ばねの範囲より大き
い。更に、コイルばね17は商業的に大量生産できる標
準的な材料から作ることができる。ばねの大きな運動又
は範囲がしばしば好ましいのは、その種のばねを利用す
るホースクリップにより、ホースの弾力性の範囲の大き
な変化が補われるからである。
【0058】図11と図12に関し示してあるホースク
リップは図10のホースクリップの変形である。ストラ
ップ1が支えているハウジングすなわち覆い20にある
1番目の壁22は、締め付け装置2のハウジング5と正
反対にあるストラップ1の外側の面と外向きに隣接し、
しかもそれから放射状に置かれており、更にその2番目
の壁21はストラップ1の内側の面と隣接している。壁
21にはストラップ1と同様な開口部又は穴24と一致
した開口部23(例えば形が円形の穴)がある。開口部
23,24は放射状に広がる棒状の押し部25の内側の
部分を受けるが、その押し部には覆い20の内側に迫台
すなわち環26があり、更にそれによりインサートすな
わちシールド3の外側の表面の中央部に対し圧力が加え
られる。コイルばね17は、インサート3に対し押し部
25の内側の末端の面を押すため、壁22の内側の面に
反発し、しかも迫台すなわち環26を支えている。
【0059】図10のホースクリップよりすぐれた図1
1と図12のホースクリップの利点は、図11と図12
のストラップ1がほぼ環状をしており、更にばね17の
外側の放射状の末端に管状の保持部(19)を有する必
要がない;しかしそのような保持部は希望があり又は必
要ならば取り付けることができる。更に、図11と図1
2のホースクリップの中にあるコイルばね17の軸方向
の長さは特に任意に選ぶことができるが、それは締め付
け装置2と正反対の位置でストラップ1が変形できる大
きさによって制限されないからである。
【0060】図11と図12のホースクリップは完全
に、又はほぼ完全に密封又は閉じた覆い(例えば6つの
壁があり、そのうち2つの壁にストラップ1のためのス
ロットのあるほぼ立方体の中空の覆い)と開いた多角形
の覆い20を取り替えることにより変形できる。そのよ
うに閉じた、又はほぼ完全に閉じた覆いにより、ばね1
7と押し部25に対しほこりの侵入を防ぐことができ、
しかもその覆いは迫部すなわち環26に等しくなる。
【0061】更に、壁22には押し部25のための開口
部がある。すなわちその押し部はストラップ1(開口部
24)、内側の壁21(開口部23)、及び外側の壁2
2により相補的に案内される。これは、押し部がストラ
ップ1の正確に放射状以外の位置をとらないようにする
ことにより、押し部25が押し込む可能性をかなり減少
できる。
【0062】ばね17が皿型のばねと置き換えられるな
らば、皿型のばねは座金と類似させる方が良く、しかも
迫台すなわち環26と外側の壁22との間で押し部25
を囲む方が好ましい。覆い20を用意することにより、
締め付け装置2と正反対の領域でストラップ1がかなり
変形されることを避けることができる。このように、イ
ンサート3と隣接しているストラップの部分にある湾曲
部は、ストラップを保持する大部分の湾曲部とインサー
トの湾曲部と一致している。更に、ばね17、又は類似
のバイアス装置の長さと圧縮率は実際に任意に選ぶこと
ができる。
【0063】図13,14,15に示すホースクリップ
の中にあり、インサート3の外側の表面とストラップ1
の内側の面のオーバーラップした部分の間の空間は一連
のソケット27を有したプラスチックのハウジング28
を受けるが、そのソケットはストラップの円周の方向と
互いに離れている。ソケット27のそれぞれはインサー
ト3の外側の表面の方向に開いており、しかも分離した
コイルばね17の1部分を受ける。ばね17の放射状の
一番外の渦巻きは、ソケット27のそれぞれの閉じた外
側の末端の所でその表面と反発しており、しかもこれら
のばねの放射状の一番内の渦巻きはインサート3の外側
の表面を支えている。
【0064】ハウジング28はインサート3と同様に、
プラスチック材料で作られている。インサートの材料は
ハウジング28の材料と同一にする必要がない。更にハ
ウジング28と同様に、インサート3を適当な金属材料
から作ることができる。ハウジング28の外側の配置に
よりストラップ1の隣接部分の形が決まり、更にハウジ
ング28の内側の配置はインサート3の外側の表面の隣
接部分と補足し合っているか、又は補足し合うことがで
きる。ハウジング28の外側にはストラップ1の隣接部
分を受ける下部に切り口をつけた溝39(特に図15参
照)があるが、図5aに関し述べた方法と目的のため
に、ハウジングの外側はスナップ動作をすることが好ま
しい。
【0065】ハウジング28には更に軸方向に広がる縁
のフランジ、レール、すなわちフランジ9のそれぞれを
案内する軌道30がある。そのようなフランジは追隨部
を構成していると言われているが、その追隨部はレール
30の上をたどり、しかもそれより内側に曲げられた放
射状の一番外の部分31はレール30の外側の面の上に
あり、更にインサート3がストラップ1の円周方向に動
くのを制限するためレールと一緒に動く。
【0066】ストラップ1の放射状の方向のフランジ9
の幅により、ハウジング28とインサート3が互いにス
トラップ1の放射状の方向に動く範囲(図13の間隙1
28に注意)が決められる。このように、間隙128に
より決まる範囲に対し、インサート3はハウジング28
のくぼんだ内側の方向に向い、及びそれから離れて、す
なわちばね17の反発に逆らって又はばね17のバイア
スのもとでストラップ3を放射状に動かすことができ
る。フランジ9には、インサート3の柔軟性を増加させ
るためにV型のくぼみすなわちノッチ14(更にそれと
波形又はひだ114の両方又は一方)がある。
【0067】インサート3の末端の部分にあるローブ3
2は出っ張ったエッヂにより境がつけられ、更に図5b
に示すインサート3の波形展張部3bと同じ目的、或い
は類似した目的を果している。ローブ32によりインサ
ート3はより正確にしかも容易にその配置とストラップ
1の隣接した(オーバーラップした)部分の配置を合わ
せることができるようになる。ローブ32にストラップ
1の湾曲より大きい湾曲を与えることが好ましい;これ
によりローブ32の中央部分は、インサート3がストラ
ップの円周方向に動かされる時、ストラップ1の末端の
部分1”の上の歯7の内側の面にある溝の中に入る可能
性が少ない。ストラップ1に長い列の外側の歯7(それ
ぞれが内側の溝と重ねられる)、例えば末端の部分1”
の先端から、しかも全ての方向に或いは締め付け装置2
のハウジング5と正反対のポイントさえも越えて広がる
列が与えられているならば、ローブ32のそのような配
置は特に好ましいものとなる。すでに上述したように、
図13と図14に示すように、歯7はストラップ1の選
択された部分を外側に放射状に押すように作られている
ことが好ましい。
【0068】歯7の内側の面にある溝の中にインサート
3の末端の部分が入ることは、他の方法例えば図5の点
線33により示すように防ぐこともできる。このよう
に、インサート3の末端の面又はエッヂにある半月型の
くぼみすなわちノッチは、インサートの末端の部分が歯
の末端と縁の部分のそれぞれの間の領域内のみでストラ
ップ1の内側の面とかみ合うのに十分な大きさである、
すなわちストラップ1の内側の面とかみ合うインサート
3の末端の部分のこれらの部分は、歯7が作られる結果
として、ストラップ1の内側の面にある溝からそれる。
【0069】図13,14,15のホースクリップを組
み立てる間、ストラップ1の中央部分は第1段階として
ハウジング28の溝29の中にスナップ動作により入れ
られる。次の段階はソケット27の中にばね17を入れ
ることである。インサート3はハウジング28の溝29
の中にストラップをぱちんと入れる前に又は入れた後に
ストラップ1と組み立てられ、更にインサートの外側の
表面が全部で3個のコイルばね17の最も内側の渦巻き
によりかみ合わされている図13の位置の方向でストラ
ップ1に沿って左回り(図14を参照)に、インサート
3がそのあとすぐにスライドされる。ストラップ1の円
周方向への動きの間、インサート3がハウジング28に
より案内されるのは、フランジ9の曲がった末端の部分
31が個々のレールすなわち軌道30の外側に沿ってス
ライドされるからである。
【0070】ハウジング28の利点は、インサート3
と、ハウジング20の溝の中に入れられるストラップ1
の隣接部分の間の空間にばね17を完全に又はほぼ完全
に閉じ込めるため、ハウジング28はフランジ9と一緒
に動く。これにより、ほこりと他の汚染物質の両方又は
一方がばね17との接触の中とソケット27の境界の表
面との接触の中の両方又は一方への侵入の可能性が減少
する。ばね17の渦巻きの間の異物によりこれらのばね
の完全な圧縮又は収縮が妨げられ、更にストラップ1と
インサート3により囲まれたホースの弾力性の広範囲な
変化を補償するためのばねとインサート3の能力が減少
する。
【0071】図10又は図11,12のコイルばね17
と、図13から図15のホースクリップの1つ以上のコ
イルばね17の両方又は一方は、皿型のばね、例えば非
常に大きな力でホース35の方向にインサート3を動か
すことができるパッケージになった皿型のばねと交換で
きる。例えば、図10のばね17を交換しパッケージに
なった皿型のばねは、管状部分18,19を囲んでいる
ワッシャー状のばねを使用することによりインサート3
と、ストラップ1の隣接部分の間の空間に適当に閉じ込
められる。管状部分18,19の少なくとも1つは、そ
れが他の管状部分に軸方向に動きながら入り込む、すな
わち他の管状部分をはめこむように入るようにするため
延びている。
【0072】図13から図15に示すホースクリップの
1つ以上のばね17がワッシャー状の皿型ばねと取り換
えられるならば、インサート3の出っ張った外側の表面
には隣接したワッシャー状の皿型ばねの中に広がりしか
もそれを案内し外側に放射状に広がるガイドピン又は杭
(図示していない)がある。ガイドピン又は杭がインサ
ートと一体的でないならば、それらは溶接され、リベッ
ト止めされ、又は他の方法で固定される。そのようなガ
イドピン又は杭はストラップ1の放射状の動きに対しイ
ンサート3を案内する付加的な機能を果している、すな
わち耳8とフランジ9の両方又は一方と、フランジの内
側に曲げられ放射状に一番外側の部分31の両方又は一
方を省くことができる。
【0073】図16に示す図13から図15のコイルば
ね17は、ほぼC型のばね34と取り替えることができ
る。ソケット27はそれに応じた形、すなわちストラッ
プの軸(図16に図示していない)に垂直な平面にC型
ばね34を保持する形となる。言い換えれば、図13か
ら図15のコイルばね17は円筒状のソケット28に垂
直に入るのに対し、C型ばね34に対するソケットはそ
の中に広がるばねがインサート3に対し最適な方向を取
るように平らにすることが望ましい。
【0074】そのようなハウジングのソケットの中にあ
るハウジング28といくつかの離れたばね17又は34
の利点は、ばねのバイアスがインサート3の2つの末端
の部分の間でほぼあらゆる方向に分布していることであ
る。更に、ばね17又は34はあらゆる希望する期間及
び簡単に安価な方法でインサートに対し最適な方向の位
置に保持される。
【0075】図13から図16のホースクリップの利点
は、ホースクリップがホースから一度外れると、ソケッ
ト27の中にあるばね17又は34の状態は簡単で時間
のかからない方法で確かめることができることである。
全ての必要なことは、ソケット27がむき出しにされし
かもインサート3がそのソケットの中でばねに近づくよ
うにするため、図14に示す位置の方向にしかもその位
置を越えてストラップ1に沿い更にハウジング28に沿
ってインサート3をスライドすることである。ハウジン
グ28のレールすなわち軌道30によりストラップ1の
円周方向に動く間、インサート3の案内を断定的に行う
ことができる。
【0076】下を切断された溝29により、ハウジング
28の外側の表面が外側に放射状に広がる1組以上の耳
を取り除くか又はそれと取り替えられ、更に図59に示
す方法と類似の方法でストラップ1の1部とかみ合わさ
れ保持される。
【0077】図17から図20に示す変形ホースクリッ
プにはエンドレスストラップ1が使用されている、すな
わち締め付け装置2が省かれている。このホースクリッ
プの1部を構成するストラップ1の円周方向の長さは、
ホース35の円周方向の長さより大きく、このホース3
5はニップル、パイプ又は類似の部分のような固い管状
の本体36の1部を囲んでいるホースの末端の部分の位
置に示されている。
【0078】インサート3の中央部分にある外側にほぼ
放射状に広がるホック37は、ホースクリップが保管状
態又は輸送状態にある間、バイアス装置のばね17を完
全又はほぼ完全に圧縮された状態(図18と図19の完
全に又はほぼ完全に圧縮されたばね17を参照)に保つ
ための装置の1部を構成している。ばね17を最大に又
は大きな力を加えた状態に保つための装置にあるストラ
ップ1の前述の部分は、外側に隣接したばね17であ
り、しかもより詳細にはホック37と外側が接したスト
ラップの外側に溝をほられたプラットホームである。こ
のプラットホームにある円周方向に広がる2つのくぼみ
すなわち溝38はストラップ1の適当な変形により作ら
れる(図19参照)。
【0079】ホック37は弾力性があり、又は弾力性に
することができ、しかも図17から図19に示す場所、
すなわち外側に放射状の湾曲部により末端が自由となり
又は先端が隣接した溝38の中に広がっている場所をと
る傾向にある。これにより、ストラップ1のプラットホ
ームは完全な又はほぼ完全な圧縮の状態に保持するよう
にインサート3と確実に一緒にされるが、この圧縮の状
態の中でばねが固い本体のようでないということがない
ように動くのは、隣接している渦巻きが互いに実際に又
はほぼ接触しているからである。
【0080】図17から図19に示すホースクリップの
内側の直径は、ホースの末端が管状の本体36の上で滑
る前に、操作者又はロボットがホース35の末端の部分
の上でホースクリップを滑らすことができるような十分
の大きさである。ホースの内側の表面が固い管状の本体
36の周辺の表面と確実な密封によるかみ合わせを保つ
ため、インサート3のくぼんだ内側の表面とストラップ
1の内側の面のオーバーラップしていない部分がホース
35の周辺の表面に対してバイアスされるように(図2
0から図22を参照)、ばね17によりエネルギのいく
らかが消費されるようにするため、次の段階にストラッ
プ1のプラットホームからホック37がはずされる。
【0081】ストラップ1の前述のプラットホームは、
ばね17の接触した放射状の一番外側の渦巻きによりか
み合わされしかもバイアスされているプレートの形で、
外側に隣接している長方形又は正方形の強化又は硬化部
材39のことである。更にストラップ1のプラットホー
ムにある溝すなわちくぼみ38により、インサート3を
ストラップの中央の方向に押し進める間にばね17が反
作用する、すなわちストラップ1がホースの末端の部分
を囲んでいる間にホック37がプラットホームからはず
れる時、ホース35の周辺表面に対するストラップ1の
前述の部分が堅く、すなわち硬直する。部材39にはプ
ラットホームの内側にリブ(rib)のための溝40が
ある;そのようなリブは溝38を用意することにより形
成される。
【0082】図17に示す溝すなわちくぼみ38は互い
に正確に平行になる必要がない;それらのくぼみはスト
ラップ1の円周の方向(図17の鋭角βを示す)に互い
に集まり、更に溝38のホック37の先端の曲げの最小
距離は、ばね17が蓄積エネルギのいくらかを消費する
ようにするため使用されているねじ回し41(図17)
又は類似の道具の作用端における最小の幅より小さいこ
とが望ましい。ねじ回し41の作用端は、作用端を動か
すことによりホックが外され、しかも最終的にそれらの
先端が個々の溝38から追い出されるようにするため、
ストラップ1のほぼ接線方向のホック37の先端の間に
入れられる(図19の右手の道具に注意)。これにより
インサート3はばね17のバイアスにより内側に放射状
に動かされ、しかもホースクリップの直径が減少され
る、すなわちインサート3の内側の表面とストラップ1
の内側の面のオーバーラップしていない部分を含んでい
るほぼ又は正確に円筒状の表面の直径は、ホースの変形
されない状態のホース35の外側の直径以下に減少す
る。それ故、ホース35の内側の表面は、35,36の
部分により定められる通路から流動性の媒体(気体又は
液体)が漏れるのを防ぐのに十分な力により管状の本体
36の周辺の表面に対して支えられるようになる。
【0083】そのかわり、ホース35の先端は、ねじ回
し41の作用端により個々の溝38から追い出される
が、そのねじ回しは図17の左手のねじ回しの作用端に
対応した方向に保持されている。そのような道具は、そ
の作用端がホック37の曲げられた先端の間にあるよう
にするため内側にほぼ放射状に動かされ、更にその後ス
トラップ1のプラットホームからインサート3をはずす
ためとばね17が部分的に広がるようにするため、その
道具はその軸の回りに回転される。
【0084】ホック37が少なくとも僅かに弾力的であ
るならば、インサート3が強化部材39の方向に向い外
向きに放射状に動くのに応じて、ホックは自動的に個々
の溝38に再び入るように準備される。ホック37が展
性のある材料で作られていると、ホックの先端が個々の
溝38に再び入ることができるようにするため、補強部
材39の方向にインサート3を外側に放射状に動かした
後、ホックは工具により(例えばプライヤにより)曲げ
られる必要がある。インサート3を外側に放射状に動か
すことは(例えばホック37をストラップ1のプラット
ホームと再びかみ合わせるため)、プラットホームから
ホックを取り外すのに用いられている、すなわちその道
具はばね17がエネルギのいくらかを消費するように用
いられているのと同じ道具(41)を使用することによ
り行われる。道具41の作用端はその後ホース35とイ
ンサート3の間に、又はホース35と、ストラップの内
側のオーバーラップしていない部分の間に挿入され、更
にその作用端によりインサート3が補強部材39の方に
動くようにするためその作用端が曲げられる。
【0085】溝38は選択的である、すなわちホック3
7の先端はストラップ1のプラットホームのスムーズな
外側の表面を支える。しかし、この場合そのような溝が
好ましいのは、ばね17が高信頼性で完全に又はほぼ完
全に圧縮された状態に保持されているからである、すな
わちホック37はストラップから外されるようになる可
能性が少なくなるからである。溝38がストラップ1の
プラットホームの変形により外に表われるようになれ
ば、溝38はやがて部材39の補助的な動きに役立つ付
加的なグランドの上にあるのが好ましい。
【0086】図1から図16のホースクリップよりも図
17から図22のホースクリップが有利な点はその簡便
性である。ホース37と簡単なプレート状の補強部材3
9は締め付け装置2と置き換えられている。更にばね1
7は、図17から図22のホースクリップが使用に供さ
れる時非常に簡単に強い圧縮状態に保たれる。他方、図
1から図16のホースクリップには管状の本体36をホ
ース35の中に入れた後ホースクリップが使用に供され
るという利点がある。更に図1から図16のホースクリ
ップにある利点は、ばねに対する最初の圧縮が実際にホ
ースクリップを使用する時必要となる力より非常に小さ
いばねが先に力を受ける必要がないということである。
例えば図1に関して、ストラップ1がすでにホースを囲
みしかも装置2のねじすなわちボルト6がホースの外側
の表面の回りでストラップを締め付ける方向に回転する
時のみ、ばね4は圧縮される。
【0087】図23の構造を含むホースクリップが図1
7から図22のホースクリップと異なっているのは、板
ばね4の丸い末端10’がインサート3以上に補強部材
39に接触している点を除いて、コイルばね17が図6
の板ばねの末端と類似した板ばね4に置き換えられてい
る事である。図23のばね4の中央部分を有したくぼん
だ内側はインサート3の出っ張った外側の表面の隣接部
分に接触している。図23のばね4に示す圧縮状態の中
で、ホック37の先端(1つのみ示している)はストラ
ップ1のプラットホームの外側にある溝の中に広がって
いる。ばね4の中央部分の湾曲部は、インサート3の外
側の表面にある隣接部分の湾曲部と合っている。
【0088】図24に示すホースクリップの1部分は図
23のホースクリップを変形したものとなっている。そ
の差は板ばね4の曲げた末端10’がインサートの出っ
張った外側の表面に対し接触していることと、ばね4の
中央部分の外側がストラップ1のプラットホームと内側
に接触している補強用部材と接触していることである。
図24のばね4は部分的にゆるくされた状態を示してお
り、すなわちホック37の先端(図24に1つ示してあ
る)はストラップから離れている。
【0089】図25に示すホースクリップの1部分は更
に図17から図22、図23、図24のホースクリップ
を変形したものとなっている。ホック37’の末端部分
すなわち先端は外側、すなわち互いに離れるように曲げ
られており、更にストラップ1の軸と平行に広がってお
りしかも少なくとも1つの弱い部分44を有したヨーク
43の末端の所にある小穴の中に入っている。44の部
分はヨーク43の内側とストラップ1のプラットホーム
の外側の間にねじ回し41又は他の適当な道具の作用端
を挿入し更に作用端を回すことによって壊わされる。ヨ
ーク43が44の弱い部分に沿って壊わされた時、壊わ
されたヨークの半分は個々のホック37’から離れ、又
はばね(図25には示していない)がエネルギを自由に
消費することによりインサート3が内側に放射状に動く
ような位置を取る。補強用部材39と図25のインサー
ト3の間にあるばねは(図23又は図24の板ばね4の
ような)板ばね又は(図17から図22に示すホースク
リップのコイルばね17のような)コイルばねとなる。
【0090】ヨーク43の44の部分が弱くなるのは、
その部分に内側と外側の両方又は一方の溝が与えられる
ことによってであり、ヨークの外側から内側に又はその
逆に広がるスリット内にヨークの部分を切断して入れる
ことによってであり、或いはその他の適当な方法によっ
てである。更にインサート3がストラップ1のプラット
ホームから離されるようにするため、ヨーク43は壊わ
されることになる(すなわち、破られることになる)部
分の幅を少なくすることにより壊わされやすくなる。
【0091】図26に示すホースクリップのヨーク4
3’は図24の板ばね4と類似している;ヨークにより
ホック37’の外側に広がる先端によりオーバーラップ
している末端部分が内側に曲げられる。このヨークに1
つ以上の壊われやすい部分を有する必要がないのは、ヨ
ークがホック37’の先端から滑りながら外れるよう
に、ストラップの円周方向(図26に示していない)に
ヨークを押し込む或いは引っ張る簡単な方法により、ヨ
ークがホック37’の先端から離れるようにするためで
ある。そのような押し込み又は引っ張りは、ねじ回し、
ペンチ、はさみ又はあらゆる他の適当な道具を使用する
ことにより行うことができる。ヨーク43’は弾力性の
ある材料、例えば金属ばねで作ることが好ましい。しか
し、ヨークを適当に弾力のあるプラスチック材料で作る
ことも同様に可能である。ヨーク43’の2つの末端は
ほぼ180°の角度だけ内側に曲がっている。
【0092】図26のホースクリップの利点はヨーク4
3’を希望なだけ何回も再使用できることである。更
に、ヨーク43’は非常に簡単にしかも時間のかからな
い方法でホック37’から取り外すことができる、すな
わち全ての必要なことは、ヨークの曲げられた末端が個
々のホック37’の先端を越えて動くまで、ストラップ
の円周方向にヨークを押し込め又は引っ張り出すことで
ある。更にヨークが外側に放射状に動くことによりホッ
クから取り外されるようにするため、ヨーク43’の内
側とストラップのプラットホームの外側の間にあるねじ
回し又は類似の道具の作用端を挿入しその作用端を曲す
ことが同様に可能である。
【0093】ホック37’の長さは(ストラップ1を放
射状に測定して)、図25又は図26のホースクリップ
のばねが必要とする最初の圧縮力を受けるような方法で
容易に選ぶことができる。最初の圧縮の大きさは、ホッ
ク37’の先端がヨーク43又は43’にかみ合わされ
る時コイルばね17の隣接の渦巻きが実際に互いに接触
(図18と図19参照)するようにする必要がない。
【0094】図17から図26に示すタイプのホースク
リップが使用されるのは、ホースが最小の遅れで、すな
わち管状の本体がホースクリップで囲まれているホース
の中に挿入されるとすぐに、ホースが挿入された管状の
本体と密封した接触で適当に確実にかみ合わされ、更に
確実に保持されることを希望する時である。管状の本体
とホースの間を密封した接触をしようとする段階はスト
ラップ1の溝38からホック37の先端を追い出すこと
と、44においてヨーク43を壊すこと、又はヨーク4
3’を図24に示すホック37’の先端から外すことで
ある。
【0095】図17から図26に示すホースクリップは
多くの付加的な変更を受けやすい。例えば、図17から
図22のホースクリップに用いられているばね17は、
図13から図15のハウジング28に対応したハウジン
グのソケット内に取り付けられる。そのようなハウジン
グにある2つ以上のくぼみのそれぞれは、個々のコイル
ばね17、個々のC型ばね34、或いは個々の皿型ばね
のパッケージを受ける。
【0096】図17から図22に示すエンドレスストラ
ップ1は限定された長さのストラップ1(図1のストラ
ップのような)と置き換えられており、更にホースクリ
ップにはストラップに対する締め付け装置2、又は類似
の締め付け装置がある。図17から図26に示すインサ
ート3は図2、図5、及び図5aに示すタイプのインサ
ートと置き換えられている。
【0097】図示されたばね4,17とばね34の両方
又は一方の少なくとも1部分を作成している弾力性のあ
る、すなわち柔軟な材料はかなりの温度変化に耐えるこ
とができ、更にホース35と固い管状の本体36を含む
導管の中を流れる空気、水、又は他のあらゆる流動性の
媒体の影響と腐食の両方又は一方に耐えることができ
る。更に、ばね4,17、又は34の(又はこれらのば
ねの代りに用いられているばねの)材料は、1個又は複
数のばねが弾力性または柔軟性の損失を最少にして長期
間の圧縮(図17から図19参照)に耐えることができ
るように選ぶことができる。
【0098】図示した全てのホースクリップが有する利
点は、ホース35の材料の弾力性の変化に対する補正に
は選択されたバイアス装置によりインサート3を変形す
る必要があることであり、すなわちストラップ1の円周
方向へのインサートの動きの範囲が最少か又は零である
ことである。従って、インサート3の内側の表面とスト
ラップ1の内側のオーバーラップしていない部分が、ホ
ースクリップを比較的長く使用した後、たまたまホース
35にくっつくならば、これはインサート3によりホー
スが自動的にストレスの影響を受けないようになり、或
いはストレスを防ぐことになる。冷却をかなり行った後
ホース35が放射状にいくらか拡張するならばインサー
ト3はバイアス装置の1個又は複数個のばねにより付加
的なエネルギを蓄積する;これによりホースは閉じ込め
られた流動性媒体の漏れを防ぐのに必要な力により管状
の本体36の周辺の表面とのかみ合せが続く。
【0099】これ以上の解析をしなくとも、他の事項が
現在の知識をあてはめることにより、種々の出願に対し
特徴を省くことなく容易に適用できるように、この発明
の要旨が前述のことから示されるが、前記特徴により従
来の技術の観点から、技術に対する前記記載の役割の包
括的かつ特有な面の本質的特徴がかなり構築されてお
り、しかもこれの適用は添付の特許請求の範囲と同等な
意味と範囲の中で理解する必要があり、更に理解される
であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1つの形態を実現した組み立てと状
態のホースクリップの部分的な側面図と部分的な断面図
を示す。
【図2】図1に示すホースクリップの斜視図を示す。
【図3】図1のホースクリップの詳細な拡大図であり、
インサートにバイアスを加えるための装置を構成する板
ばねの1つの末端がインサートの外側の表面に沿ってス
ライドできる方法を示している。
【図4】図1のホースクリップに使われている板ばねの
斜視図を示している。
【図5】図1のホースクリップに使われているインサー
トの斜視図を示している。
【図5a】ストラップがインサートの外向きに広がる2
つの突起の間でスナップ動作により保持されている変形
ホースクリップの中にあるインサートとスナップの横断
面図を示している。
【図5b】インサートの少なくとも1つの末端の部分に
波形の広がりが与えられており、更に図5のインサート
の代りに使用されているインサートの部分立面図であり
部分断面図である。
【図6】図6の板ばねの代りに用いられている板ばねの
側面図を示している。
【図7】図6の板ばねの変形の側面図を示している。
【図8】図7に示す板ばねの一方の末端の部分斜視図を
示している。
【図9】図4、図6、又は図7のばねの代りに用いられ
る波形ばねの立面図を示している。
【図10】バイアス装置にコイルばねを有したホースク
リップの部分側面図であり部分断面図を示している。
【図11】図10のホースクリップの変形であるホース
クリップの部分側面図であり部分断面図を示している。
【図12】図11のホースクリップの斜視図を示してい
る。
【図13】図10のホースクリップの2番目の変形であ
るホースクリップの部分側面図であり部分断面図を示し
ている。
【図14】インサートが動作位置からストラップの円周
の方向に離れて置かれている図13のホースクリップの
斜視図を示している。
【図15】図13と図14のホースクリップの部分横断
面図を示している。
【図16】バイアス装置に1個以上のC型ばねを含んで
いるホースクリップの部分横断面図を示している。
【図17】固いパイプ、管、又はニップルを囲んでいる
ホースの一方の末端の部分の回りに取り付けられたホー
スクリップの斜視図と、バイアス装置によりストラップ
とインサートの間に蓄積されたエネルギを減少させるの
に使用される道具の作用端の2つの位置を更に示してい
る。
【図18】図17と同じく、圧力を加えられた状態を示
すバイアス装置のコイルばねを有した図17に示すホー
スクリップの横断面図を示している。
【図19】図17と図18に示すホースクリップの軸方
向断面図を示している。
【図20】部分的に圧力のない状態のばねを示している
図17のホースクリップの斜視図を示している。
【図21】図20に示すホースクリップの横断面図を示
している。
【図22】図20と図21に示すホースクリップの軸方
向断面図を示している。
【図23】図20から図22のホースクリップの1番目
の変形であるホースクリップの部分横断面図を示してい
る。
【図24】図23のホースクリップの変形であるホース
クリップの同様な部分横断面図を示している。
【図25】ホースクリップをホースに取り付ける前にバ
イアス装置が図17から図19、図20から図22、図
23、図24に示す方法と異る方法で圧力を加えられる
ホースクリップの部分斜視図を示している。
【図26】インサートが図25に示す方法と異なる方法
で、圧力を加えられた状態にあるバイアス装置を保持す
るようにされている他のホースクリップの部分斜視図を
示している。
【符号の説明】
1 ストラップ 1’ 1番目の末端部分 1” 2番目の末端部分 1A,1B 縁の部分 2 クランプ装置 3 インサート 3b 波形の展張部 4 板ばね 5 ハウジング 6 ボルト 7 歯 8,8’ 耳 9 フランジ 10,10’末端 11 耳 12 開口部 13 丸い表面 14 ノッチ 15 スリット 16 タング 17 コイルばね 18 1番目の保持部 19 2番目の保持部 20 覆い 21 2番目の壁 22 1番目の壁 23 開口部 24 開口部 25 押し部 26 環 27 ソケット 28 ハウジング 29 溝 30 レール 32 ローブ 34 C型ばね 35 ホース 36 管状の本体 37,37’ホック 38 溝 39 補強部材 40 溝 41 ねじ回し 42 小穴 43,43’ヨーク 44,44’弱い部 114 ひだ 128 間隙

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側の面と外側の面を有した環状のスト
    ラップから構成され;更に前記の内側の面に隣接したイ
    ンサートを有しており、前記インサートには前記内側の
    面の半分より少なくオーバーラップししかもそれに広が
    っているくぼんだ内側の表面があり、更に前記ストラッ
    プの円周方向に互いに置かれている2つの末端部分があ
    り、前記末端部分の少なくとも1つは前記ストラップの
    円周方向の前記内側の面に沿って動くが;更に前記スト
    ラップと前記インサートにより囲まれているホースが前
    記内側の表面と、前記内側の面のオーバーラップしてい
    ない部分により締め付けられるようにかみ合わされるた
    めに、前記インサートが前記内側の面から離れるように
    バイアスするための装置を有しているホースクリップ。
  2. 【請求項2】 前記インサートを前記ストラップに少な
    くとも一時的に結合させるための装置を更に有する請求
    項1記載のホースクリップ。
  3. 【請求項3】 前記インサートがアーチ形をしておりし
    かも1番目の湾曲部を有した外向きに出っ張った表面が
    あり、前記内側の面のオーバーラップしていない部分が
    前記1番目の湾曲部に少なくともほぼ等しい2番目の湾
    曲部を有している請求項1記載のホースクリップ。
  4. 【請求項4】 前記ストラップに1番目のたわみ力があ
    り、しかも前記インサートが前記1番目の力に少なくと
    も均り合う2番目のたわみ力を有している請求項1記載
    のホースクリップ。
  5. 【請求項5】 前記インサートを前記ストラップに分離
    できるように結合するための装置を更に有する請求項1
    記載のホースクリップ。
  6. 【請求項6】 前記ストラップに縁の部分があり、更に
    前記縁の部分に隣接し外側にほぼ放射状に延びている突
    起を前記インサートの少なくとも1つの前記末端部分が
    有している請求項1記載のホースクリップ。
  7. 【請求項7】 前記突起の少なくとも1つは弾力性があ
    り、更にスナップ動作により前記突起の間に入れられる
    部分を前記ストラップが有している請求項6記載のホー
    スクリップ。
  8. 【請求項8】 前記ストラップに縁の部分があり、更に
    前記縁の部分を越えて外側に放射状に広がるフランジを
    前記インサートが有している請求項1記載のホースクリ
    ップ。
  9. 【請求項9】 前記フランジの少なくとも1つが個々の
    縁の部分の外側に放射状の方向にそれているほぼV型の
    ノッチを少なくとも1つ有している請求項8記載のホー
    スクリップ。
  10. 【請求項10】 前記フランジの少なくとも1つが、前
    記ストラップの円周方向で測定して、個々の縁の部分か
    ら外側に放射状の方向に幅が増加している少なくとも1
    つのひだを有している請求項8記載のホースクリップ。
  11. 【請求項11】 前記フランジの少なくとも1つの幅
    が、前記ストラップの放射状に測定して、前記末端部分
    の少なくとも1つの方向に減少している請求項8記載の
    ホースクリップ。
  12. 【請求項12】 前記バイアス装置が前記インサートと
    前記ストラップの間に少なくとも1つの板ばねを有して
    いる請求項1記載のホースクリップ。
  13. 【請求項13】 前記インサート、及び前記ストラップ
    の円周方向に互いに離れている1番目と2番目の末端に
    向かい合っており、更に前記インサートに接触しており
    かなりくぼんだ内側の表面を前記ばねが有している請求
    項12記載のホースクリップ。
  14. 【請求項14】 前記末端の少なくとも1つが前記スト
    ラップの円周の方向に前記インサートに沿って動き、前
    記ばねが前記内側の面に隣接した中央部分を更に有して
    いる請求項13記載のホースクリップ。
  15. 【請求項15】 前記ストラップの円周方向に互いに離
    れている前記インサートと2つの末端に向かい合ってお
    り、更に前記内側の面に接触しており、かなりくぼんだ
    内側の表面を前記ばねが有しており、前記ばねが前記イ
    ンサートに接触している中央部分を更に有している請求
    項12記載のホースクリップ。
  16. 【請求項16】 前記ストラップに2つの縁の部分があ
    り、更に前記縁の部分に外側に放射状に沿いしかも縁の
    部分を越えて広がっているフランジを前記インサートが
    有しており、前記板ばねには1番目と2番目の末端があ
    り、しかも前記ストラップのほぼ軸の方向に広がってい
    る突起を前記末端の少なくとも1つが有しており、前記
    フランジに前記突起のための開口部がある請求項12記
    載のホースクリップ。
  17. 【請求項17】 前記開口部が前記ストラップの円周方
    向に広がるスロットであり、更に前記ストラップの円周
    方向に自由に動く個々のスロットの中に前記突起が広が
    る請求項16記載のホースクリップ。
  18. 【請求項18】 前記ストラップの円周方向に互いに離
    れている1番目と2番目の末端を前記ばねが有してお
    り、しかもばねの中央部分の上に横になっており更にば
    ねの中央部分から放射状に離れるようにするためほぼ1
    80°曲げられている前記ばねの1部から前記末端のそ
    れぞれが構成されている請求項12記載のホースクリッ
    プ。
  19. 【請求項19】 前記曲げられた部分の少なくとも1つ
    に、前記ばねの中央部分から離れて前記ストラップの円
    周上に広がるタングを含む請求項18記載のホースクリ
    ップ。
  20. 【請求項20】 前記の少なくとも1つの曲げられた部
    分にほぼU型のスリットがあり、更に前記のタングが、
    前記少なくとも1つの曲げられた部分と一体的な部分を
    構成しており、しかも前記の少なくとも1つの曲げられ
    た部分の材料を前記スリットの外に曲げることにより形
    作られている請求項19記載のホースクリップ。
  21. 【請求項21】 前記ストラップの円周方向に互いに離
    れている1番目と2番目の末端を前記ばねが有してお
    り、前記末端の少なくとも1つが前記インサートに接触
    している丸い表面を有している請求項12記載のホース
    クリップ。
  22. 【請求項22】 前記ばねが波形の板ばねである請求項
    12記載のホースクリップ。
  23. 【請求項23】 前記ばねが、前記ストラップの軸とほ
    ぼ平行に延びている波形を有している請求項22記載の
    ホースクリップ。
  24. 【請求項24】 中央の軸が前記ストラップのほぼ放射
    状に延びている少なくとも1つのばねを前記バイアス装
    置が構成している請求項1記載のホースクリップ。
  25. 【請求項25】 前記の少なくとも1つのばねがコイル
    ばねである請求項24記載のホースクリップ。
  26. 【請求項26】 前記の少なくとも1つのばねに、前記
    のインサートに隣接した1番目の末端と更に前記の内側
    の面に隣接した2番目の末端があり、前記インサートが
    1番目の末端に延びている1番目の保持部を有してお
    り、しかも前記ストラップが前記の少なくとも1つのば
    ねの2番目の末端の中に延びている2番目の保持部を有
    している請求項24記載のホースクリップ。
  27. 【請求項27】 前記の1番目と2番目の保持部が、そ
    れぞれ前記インサート及び前記ストラップと一体的な管
    状部分である請求項26記載のホースクリップ。
  28. 【請求項28】 前記インサートと前記ストラップの間
    にハウジングを更に有し、前記ハウジングが前記インサ
    ートと前記バイアス装置の方向に開いている少なくとも
    1つのソケットを有しており、しかも前記ソケット内に
    1番目の部分があり、更に前記インサートにかみ合って
    いる2番目の部分がある少なくとも1つのばねから前記
    バイアス装置が構成されている請求項1記載のホースク
    リップ。
  29. 【請求項29】 前記ハウジングが前記ストラップの円
    周の方向に互いに離れている多数のソケットを有してお
    り、前記バイアス装置が前記ソケットのそれぞれの中に
    少なくとも1つのばねから構成されている請求項28記
    載のホースクリップ。
  30. 【請求項30】 前記ハウジングが前記ストラップの円
    周上に広がっており、更に前記ストラップの軸方向に延
    びているレールのついた縁の部分を有しており、前記イ
    ンサートが前記レールの上を動く追随部を有している請
    求項28記載のホースクリップ。
  31. 【請求項31】 前記内側の面と向かい合い、更に前記
    ストラップの隣接部分のための溝を備えた外面の表面を
    前記ハウジングが有している請求項28記載のホースク
    リップ。
  32. 【請求項32】 前記の少なくとも1つのばねがほぼC
    型である請求項28記載のホースクリップ。
  33. 【請求項33】 前記インサートの少なくとも1つの末
    端部分が、前記ストラップの円周方向に延びている波形
    の部分である請求項1記載のホースクリップ。
  34. 【請求項34】 覆いと、前記ストラップのほぼ放射状
    に延びておりしかも前記覆いの中で往復運動する押し部
    から更に構成され、前記ストラップには前記押し部のた
    めの開口部があり、しかも前記覆いには前記外側の面と
    外側で隣接している壁があり、更に前記壁と反作用し、
    前記開口部を通し内側に放射状に押し部を動かすために
    前記押し部を支え、更に前記インサートを支えるばねか
    ら前記バイアス装置が構成されている請求項1記載のホ
    ースクリップ。
  35. 【請求項35】 前記覆いが前記内側の面と前記インサ
    ートの間に2番目の壁から更に構成され、しかも前記ス
    トラップの開口部と一致する開口部を有しており、前記
    押し部には迫台があり更に前記ばねが前記迫台を支えて
    いる請求項34記載のホースクリップ。
  36. 【請求項36】 前記ストラップに1番目と2番目の末
    端部分があり、更にハウジングを有した引っ張り装置か
    ら構成され、前記ストラップの前記末端部分が前記ハウ
    ジングを通して引っ張られており、更に前記インサート
    の1つの末端部分を前記ストラップに結合するための装
    置から構成されている請求項1記載のホースクリップ。
  37. 【請求項37】 前記ストラップに縁の部分があり、し
    かも前記インサートがほぼ中央部に位置しており、更に
    前記縁の部分を越えて延びており、ホースの回りに前記
    ストラップを加える前に前記バイアス装置に力を与える
    ため前記ストラップと一緒にされるホックをほぼ放射状
    に配置しており、前記バイアス装置によりエネルギを消
    費し、更に前記インサートと前記内側の面のオーバーラ
    ップしていない部分をホースに対してバイアスを加える
    ようにするために前記ホックが変形されている請求項1
    記載のホースクリップ。
  38. 【請求項38】 前記バイアス装置が力を加えられた状
    態で引き離すことができるように前記ストラップにかみ
    合わされており自由に動く末端を前記ホックが有してい
    る請求項37記載のホースクリップ。
  39. 【請求項39】 前記ストラップの内側の面に前記ホッ
    クの自由に動く末端のためのくぼみを有している請求項
    38記載のホースクリップ。
  40. 【請求項40】 前記ストラップに波形があり更に前記
    くぼみに前記波形が与えられている請求項38記載のホ
    ースクリップ。
  41. 【請求項41】 前記ストラップが縁の部分を有してお
    り、更にホースの回りに前記ストラップを加える前に力
    を加えた状態で前記バイアス装置を保持するための装置
    を含んでおり、前記保持装置には前記インサートの上に
    ありしかも前記縁の部分を越えて外側にほぼ放射状に広
    がるホックが含まれており、前記ホックには自由に動く
    末端があり、更に前記保持装置は前記外側の面の上に横
    になっており、しかも前記の自由に動く末端と離れるこ
    とができるように接続されているヨークから構成されて
    いる請求項1記載のホースクリップ。
  42. 【請求項42】 前記ホックは前記インサートの終端部
    分のほぼ中央に配置されることを特徴とする請求項41
    記載のホースクリップ。
  43. 【請求項43】 前記ヨークに少なくとも1つの弱い部
    分が含まれており、その部分に沿ってヨークが壊される
    が、それは前記ホックの自由に動くことのできる末端か
    ら壊されたヨークを容易に離れるようにするためである
    請求項41記載のホースクリップ。
  44. 【請求項44】 前記ヨークに前記ホックの自由に動く
    ことができる末端のための小穴を有している請求項41
    記載のホースクリップ。
  45. 【請求項45】 前記の自由に動く末端が前記ストラッ
    プのほぼ軸方向でしかも反対方向に広がっており、前記
    外側の面の方向に内側に曲げられており、しかも前記の
    自由に動くことができる末端と離れることができるよう
    にかみ合う末端部分を前記ヨークが有している請求項4
    1記載のホースクリップ。
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