JPH07266950A - 前倒れシート - Google Patents

前倒れシート

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Publication number
JPH07266950A
JPH07266950A JP8736594A JP8736594A JPH07266950A JP H07266950 A JPH07266950 A JP H07266950A JP 8736594 A JP8736594 A JP 8736594A JP 8736594 A JP8736594 A JP 8736594A JP H07266950 A JPH07266950 A JP H07266950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
stopper
floor
engagement
attached
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8736594A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Yamazaki
昭典 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication of JPH07266950A publication Critical patent/JPH07266950A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、前倒れ状態にしたシートが後
方へ倒れることを防止することにある。 【構成】シート11の座部12上に背もたれ部13を折
畳み前方へ回動させて前倒れ状態とした時、該シート1
1の座部12の下面に枢着されているストッパー15が
床側の係合溝16に係合して後方へ倒れることを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車等の車両に
設置される前倒れシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、前倒れシート(1) と
はシート(1) の不使用時に座部(2) 上に背もたれ部(3)
を折畳み、この状態で前方へ回動させて前倒れ状態にす
ることが出来るシートであって、上記前倒れ状態にして
シート(1) が撤去された後の床を荷台等として使用す
る。従来は、該シート(1) が前倒れ状態にある場合に後
方に倒れて荷物等と衝突しないようにするために、ベル
ト(4) を該シート(1) に取付け、該ベルト(4) 先端のフ
ック(5) を床側のストライカ(6) に係合してシート(1)
の後方への倒れを阻止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成では、ベルト(4) をシート(1) に取付ける必要があ
り、該ベルト(4) の不使用時の収納場所を確保しなけれ
ばならず、またシート(1) の前方の床にストライカ(6)
を取付けなければならないので、シート(1) の使用時に
はシート(1) に坐る人にとっては該ストライカ(6) が露
出して危険であり、またベルト(4) をストライカ(6) に
かけたりはずしたりする手間もかゝる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、座部(12)と、該座部(12)
上に折畳み可能な背もたれ部(13)とからなるシート本体
の座部(12)を床に前方に回動可能に設置し、該座部(12)
下面にはストッパー(15)を枢着し、床側には該ストッパ
ー(15)が係合する係合溝(16)を設けた前倒れシート(11)
を提供し、更に該シート(11)の座部(12)の下面前部には
左右一対のシート側ブラケット(14,14)が取付けられて
おり、床には左右一対の床側ブラケット(17,17) が取付
けられており、該シート側ブラケット(14,14) を該床側
ブラケット(17,17) に前方に回動可能に接続することに
よって該シート(11)は床に前方に回動可能に設置され、
該シート側ブラケット(14,14) の一方または両方には該
ストッパー(15)が枢着され、該床側ブラケット(17,17)
には該ストッパー(15)が係合する係合溝(16)が設けられ
ている前倒れシート(11)を提供し、また更に該ストッパ
ー(15)は係合溝(16)に係合する方向にスプリング(18)に
よって付勢されている前倒れシート(11)を提供するもの
である。
【0005】
【作用】シート(11)不使用時には背もたれ部(13)を座部
(12)上に折畳み前方へ回動させて前倒れ状態にする。上
記前倒れ状態において該シート(11)の下面に枢着されて
いるストッパー(15)を床側の係合溝(16)に係合してシー
ト(11)の後方への倒れを阻止する。該ストッパー(15)を
スプリング(18)によって係合溝(16)に係合する方向に付
勢しておけばシート(11)を前倒れさせた時にストッパー
(15)は自動的に係合溝(16)に係合するからストッパー(1
5)を係合溝(16)に係合する手間が省かれる。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図3に示す一実施例によって
説明すれば、前倒れシート(11)の本体は座部(12)と背も
たれ部(13)とからなり、該背もたれ部(13)は該座部(12)
上に折畳み可能とされており、該座部(12)の下面前部に
は左右一対のシート側ブラケット(14,14) が取付けられ
ており、該シート側ブラケット(14,14) は軸(14A)を介
して床側ブラケット(17,17) に前方に回動可能に接続さ
れている。該シート側ブラケット(14,14) の一方にはコ
の字状のストッパー(15)が枢着せられ、該ストッパー(1
5)は床側ブラケット(17,17) の一方に設けられている係
合溝(16)に係合するように設定されているがコイルスプ
リング(18)によって該床側ブラケット(17)の係合溝(16)
に係合する方向(図1矢印に示すように下方へ回動する
方向)に付勢されており、更に該ストッパー(15)にはワ
イヤ(19)を介して把手(20)が接続されており、該ワイヤ
(19)はシート側ブラケット(14)に設けられているワイヤ
ガイド(21)にガイドされてシート(11)の座部(12)内に導
かれ、該座部(12)の後部の把手孔(22)から臨出している
把手(20)に接続している。更にシート(11)の座部(12)の
下面後方にはコの字形の後脚(23)がブラケット(24,24)
を介して枢着されている。
【0007】上記構成において、シート(11)不使用時に
は図2および図3に示すように座部(12)上に背もたれ部
(13)を折畳み前方へ回動させて前倒れ状態とし、後脚(2
3)を下方に回動させてシート(11)の座部(12)下面に沿わ
せる。この状態でシート側ブラケット(14)の一方に枢着
されているストッパー(15)は、コイルスプリング(18)の
付勢力によって床側ブラケット(17)の係合溝(16)に自動
的に係合してシート(11)が後方へ倒れるのを阻止する。
上記シート(11)前倒れ状態からシート(11)を図1に示す
使用状態とするには、把手(20)を手で図2矢印方向に引
張るとワイヤ(19)を介してストッパー(15)が上方へ回動
してストッパー(15)と床側ブラケット(17)の係合溝(16)
との係合が解除され、シート(11)を後方へ回動させると
ともに後脚(23)を立てゝシート(11)を床上に支持し、そ
して背もたれ部(13)を起立させる。
【0008】上記実施例以外、ストッパーはシート座部
下面に直接取付けられてもよく、またストッパーの形状
は板状あるいはその他の任意の形状にされてもよく、ま
た係合溝は床側ブラケットでなく床に直接設けられても
よい。
【0009】
【発明の効果】したがって本発明ではストッパーはシー
トの座部下面に直接取付けられているから収納場所を確
保する必要がなく、またそれに対応して係合溝もシート
の下部に位置しているから、シートに坐る人に係合溝は
干渉せず、またストッパーを係合溝に係合する手間を省
かれる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】使用状態側面図
【図2】前倒れ状態側面図
【図3】前倒れ状態斜視図
【図4】従来例の前倒れ状態斜視図
【符号の説明】
11 シート 12 座部 13 背もたれ部 14 シート側ブラケット 15 ストッパー 16 係合溝 17 床側ブラケット 18 コイルスプリング 19 ワイヤ 20 把手

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座部と、該座部上に折畳み可能な背もたれ
    部とからなるシート本体の座部を床に前方に回動可能に
    設置し、該座部下面にはストッパーを枢着し、床側には
    該ストッパーが係合する係合溝を設けたことを特徴とす
    る前倒れシート
  2. 【請求項2】該シートの座部の下面前部には左右一対の
    シート側ブラケットが取付けられており、床には左右一
    対の床側ブラケットが取付けられており、該シート側ブ
    ラケットを該床側ブラケットに前方に回動可能に接続す
    ることによって該シートは床に前方に回動可能に設置さ
    れ、該シート側ブラケットの一方または両方には該スト
    ッパーが枢着され、該床側ブラケットには該ストッパー
    が係合する係合溝が設けられている請求項1に記載の前
    倒れシート
  3. 【請求項3】該ストッパーは係合溝に係合する方向にス
    プリングによって付勢されている請求項1または請求項
    2に記載の前倒れシート
JP8736594A 1994-03-30 1994-03-30 前倒れシート Withdrawn JPH07266950A (ja)

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JP8736594A JPH07266950A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 前倒れシート

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ID=13912876

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JP8736594A Withdrawn JPH07266950A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 前倒れシート

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JP (1) JPH07266950A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2779687A1 (fr) 1998-06-10 1999-12-17 Faure Bertrand Equipements Sa Support pivotant de siege de vehicule, et siege monte sur un tel support
KR20020007640A (ko) * 2000-07-18 2002-01-29 류정열 자동차용 시트의 시트 쿠션을 접기위한 장치
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JP2005313866A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Kia Motors Corp 車両用シートのダブルフォールディング固定のためのロック機構
EP2939870A1 (de) * 2014-04-30 2015-11-04 Volkswagen Aktiengesellschaft Sitzbefestigung für einen fahrzeugsitz

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