JPH0726491B2 - ロック装置の作動禁止方法 - Google Patents

ロック装置の作動禁止方法

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JPH0726491B2
JPH0726491B2 JP3902189A JP3902189A JPH0726491B2 JP H0726491 B2 JPH0726491 B2 JP H0726491B2 JP 3902189 A JP3902189 A JP 3902189A JP 3902189 A JP3902189 A JP 3902189A JP H0726491 B2 JPH0726491 B2 JP H0726491B2
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光治 戸田
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昭和ロック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、扉等の被ロック部材に取り付けられ、カー
ド、キー等の操作部材を挿入することにより、上記の扉
等のロック又はロック解除を行うロック装置において、
上記の操作部材によるロック又はロック解除動作を禁止
する作動禁止方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、扉等に取り付けられるロック装置としては、キー
を挿入することにより施錠、解錠を行う錠前が広く使用
されている。
又、近年、磁気カードを挿入して電磁的な照合を行うこ
とにより、ロック及びロック解除を行えるようにしたカ
ードロック装置も徐々に使用され始めている。
更に、上記のカードロック装置における電磁的な照合装
置及び作動用のアクチュエータ等を不要として、カード
ロック装置の低価格化を図るとともに、作動を一層確実
化するため、カードロック装置本体側には、不正カード
等の挿入を防止するための照合用の磁性ピンを配置して
係合凹部に嵌合させるとともに、正規のカードには上記
磁性ピンを磁気的な反発力により浮上させて上記係合凹
部から離脱させることにより、カードの挿入を可能とす
る磁性部を埋込み状態で形成し、カードを挿入した状態
で、ロック及びロック解除を手動で行うように構成した
機械式のカードロック装置が本件出願人により先に特許
出願されている(特願昭62−314496号(特開平1−1549
83号))。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、アパート、賃貸マンション等の賃貸住宅等に
おいて、入居者が、例えば、家賃の滞納等の契約不履行
を犯しつつ入居を継続する場合、家主側が何らかの対抗
措置を取る必要が生じることがある。その場合、例え
ば、アパート等の扉のロック装置の作動を不可能とする
ことを家主の対抗策とすることが考えられる。又、それ
以外でも、ロック装置を備えたホテル、病院等におい
て、キー、カード等のロック操作用部材の保持者以外の
者が必要に応じて、ロック装置を作動不可能とすること
が有益な状況が考えられる。そこで、本発明は、アパー
トの入居人等、部屋の専有者以外の者が所有する作動禁
止キー等により、必要に応じて、ロック装置の作動を禁
止できるようにすることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るロック装置の作動禁止方法は、上記の課題
を解決するために、例えば扉等の被ロック部材に取り付
けられると共に、被ロック部材を所定位置に係合するた
めの係合部材と、上記係合部材に係合及び係合解除を行
わせる例えばレバー等の係合装作部材と、被ロック部材
を所定位置にロックするためのロック部材とを備えたロ
ック装置本体を有し、例えばカードやキー等の操作部材
によりロック部材にロック又はロック解除を行わせるよ
うにしたロック装置において、上記ロック装置本体に移
動自在に設けられ、かつ、上記係合操作部材により係合
部材が係合解除側に操作されたときにロック装置本体に
対して所定方向に移動する移動部材と、第1及び第2の
係合部を有すると共に、ロック装置本体に回動自在に設
けられ、かつ、その回動に伴って上記ロック部材にロッ
ク及びロック解除を行わせる回動部材と、上記移動部材
に回動自在に支持され、上記回動部材が一方の回動端部
に位置している時にその回動に伴って上記第1の係合部
に係合可能な第1の回動レバー部材と、上記移動部材に
回動自在に支持され、上記回動部材が他方の回動端部に
位置している時にその回動に伴って上記第2の係合部に
係合可能な第2の回動レバー部材と、上記操作部材によ
るロック又はロック解除動作に伴ってロック装置本体に
対し上記移動部材の移動方向とほぼ直角な方向に往復移
動できるようにロック装置本体に支持され、かつ、操作
部材によるロック又はロック解除動作に伴って一方向へ
移動した時に上記第1及び第2の回動レバー部材に係合
することにより、上記回動部材の回動位置に応じて上記
第1又は第2の回動レバー部材のうちのいずれかが上記
第1又は第2の係合部のうちのいずれかに係合する方向
に第1及び第2の回動レバー部材を回動させる作動部材
とを備え、操作部材とは別個に設けられた作動禁止部材
により、上記移動部材を所定方向に移動させ、上記作動
部材における第1及び第2の回動レバー部材への係合を
解除することにより作動部材による第1及び第2の回動
レバー部材の回動動作を解除して上記操作部材によるロ
ック又はロック解除動作を禁止するようにしたことを特
徴とするものである。
〔作 用〕
上記構成によれば、ロック装置が取り付けられた扉等を
入口等と係合するか又は入口等の係合を解除する時に
は、ロック装置のロックを解除した状態で、係合部材操
作部材を操作すれば、ロック装置の係合部材と入口等に
設けた係合位置との係合又は係合解除が行われる。
また、ロック装置によるロック又はロック解除を行う時
には、まず、カードやキー等の操作部材により、作動部
材の一方向への移動に伴って作動部材が上記第1及び第
2の回動レバー部材に係合し、これによって、上記第1
及び第2の回動レバー部材が上記回動部材の回動位置に
応じていずれかの回動レバー部材が回動部材におけるい
ずれかの係合部に係合する方向に回動する。
これにより、例えば、回動部材が一方の回動端部にある
時には、第1の回動レバー部材が第1の係合部に係合
し、また、回動部材が他方の回動端部にある時には、第
2の回動レバー部材が第2の係合部に係合する。
このように、一方の回動レバー部材が一方の係合部に係
合した状態で、引続き、レバー等の係合操作部材を操作
すると、移動部材の所定方向への移動に伴って、第1又
は第2の係合部に係合している第1又は第2の回動レバ
ー部材が移動部材と共に移動するので、回動部材が第1
又は第2の係合部を介していずれかの回動方向へ回動さ
せられ、これによりロック部材のロック又はロック解除
が行われる。より詳しくは、例えば、第1の回動レバー
部材が第1の係合部に係合している状態で移動部材が移
動した場合には、回動部材が一方の回動方向へ回動する
ことによりロック装置のロックが行われる一方、第2の
回動レバー部材が第2の係合部に係合している状態で移
動部材が移動した場合には、回動部材が他方の回動方向
へ回動することによりロック装置のロック解除が行われ
る。
一方、部屋の使用者に不適当な行為等がある場合に、必
要に応じてロック装置に、操作部材とは異なる他のキー
等の作動禁止部材を挿入してキー操作を行うことによ
り、移動部材を所定方向に移動させて上記作動部材にお
ける第1及び第2の回動レバー部材への係合を解除させ
る。これによって、作動部材による第1及び第2の回動
レバー部材の回動動作が解除され操作部材によるロック
又はロック解除動作が禁止される。
この結果、ロック装置のロック又はロック解除動作を禁
止することができ、部屋の所有者等の利益を保護するこ
とができるようになる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図乃至第18図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
本実施例はカードロック装置のロック又はロック解除動
作を必要に応じて不可能とする作動禁止方法に関するも
のである。
このカードロック装置は、住宅、ホテル等、各種建築物
の扉等の被ロック部材に取り付けて使用されるものであ
って、第3図(a)及び第5図(a)に示すように、上
記扉の外面側に露出する外面側長座1と、その内側に結
合される外面側補強長座2、及び上記扉の内面側に露出
する内面側長座3と、その内側に結合される内面側補強
長座4を含むカードロック装置本体(以下、単に本体と
呼ぶ)5を備えている。外面側長座1と内面側長座3と
は、外面側補強長座2の内側に配置されたカバー6(第
6図(a)(b)参照)、内面側補強長座4の内側に配
置された引付板7及び本体5の厚み方向に延びる複数の
引付脚8・8…を介して連結されている。
本体5の上部には、外面側長座1から内面側長座3に渡
って、カード読取装置10が本体5の厚み方向を向けて配
置されている。このカード読取装置10は外面側補強長座
2に固定されるとともに、外面側長座1側の端部にカー
ド11(第7図参照)の挿入口10aを備えている。カード
読取装置10に対応する部位の外面側長座1の表面には化
粧板12が、内面側長座3の表面には化粧板カバー13がそ
れぞれ装着されている。
第8図(a)に模式的に示すように、カード読取装置10
内には、垂直方向に延び、底部が開放された複数の支持
穴10c・10c…が設けられている。各支持穴10c内には、
下端部がS極又はN極となるとともに、上端部が下端部
と逆の極性となるように着磁された磁性ピン14がそれぞ
れ上下方向に移動自在に支持されている。
支持穴10c・10c…の下方には、第9図(a)(b)にも
示すように、カード読取装置10に対しA及び逆A方向に
移動自在に支持されたピンホール板15が配置されてい
る。ピンホール板15には、磁性ピン14・14…の下部がそ
れぞれ嵌合可能な複数の嵌合穴15a・15a…が支持穴10c
・10c…に対応させて設けられている。なお、ピンホー
ル板15の前端部であるA方向端部には操作部材としての
カード11の先端部を係合させるために下向きに折り曲げ
られた折曲部15b・15bが形成されている。
カード読取装置10内のピンホール板15の下方には、第10
図に示す支持板16が配置され、支持板16は磁性ピン14が
嵌合穴15aの下方へ落下するのを防止するようになって
いる。
第7図に示すように、カード11には複数のスポット状の
着磁部11a・11a…がピンホール板15の嵌合穴15a・15a…
に対応した配列で設けられている。各着磁部11aは対応
する嵌合穴15a内の磁性ピン14を磁気的な反発力により
嵌合穴15aから浮上させることが可能な磁極の配置で着
磁されている。なお、着磁部11a・11a…は必ずしも第7
図に示す全ての位置に設ける必要はなく、これらの内の
任意の複数の位置に着磁部11a・11a…を設けるととも
に、それらの着磁部11a・11a…に対応する嵌合穴15a・1
5a…内のみに磁性ピン14を挿入するようにしても良い。
第3図(a)、第5図(a)及び第11図にも示すよう
に、ピンホール板15にはカード読取装置10本体の長穴10
bを介して下方へ突出する1対の脚部15c・15cが設けら
れ、脚部15c・15cはカード読取装置10本体の下方にて軸
17を水平に支持している。軸17には作動部材としての従
動板18が支持され、この従動板18はピンホール板15に連
動してカード読取装置10本体の下面に沿ってA及び逆A
方向へ摺動するようになっている。従動板18には、下方
へ突出するとともに、A方向へ向うにつれて互いに接近
する向きに傾斜した1対のフランジ18a・18aが形成され
ている。
又、従動板18の下方にストッパ20が配置され、ストッパ
20は軸17により回動自在に支持されている。このストッ
パ20は、軸17に巻き付けた捩じりスプリング21により第
5図(a)のB方向に付勢されている。ストッパ20の後
端部には、後述する移動部材としてのリトラクタ23の上
端部23aとの係合用屈曲部20aが設られている。
第12図及び第3図(a)に示すように、リトラクタ23が
本体5における外面側補強長座2とカバー6との間で上
下動自在に支持され、このリトラクタ23は本体5との間
に縮設した1対のスプリング24・24により上方に付勢さ
れている。リトラクタ23は屈曲した上端部23aがストッ
パ20に当接することにより、上方への移動量が規制され
るようになっている。
リトラクタ23の下端部には、水平方向に屈曲した左右1
対のフランジ23b・23bが設けられ、これらフランジ23b
・23bには、ハブ25に設けた左右1対のアーム部25a・25
aが、それぞれ上側から当接している。ハブ25は、第13
図にも示すように、外面側長座1と内面側長座3との間
で本体5の厚み方向に伸びる操作軸26に嵌合されてい
る。そして、操作軸26とともにハブ25がC方向に回動す
ると、一方のフランジ23bが一方のアーム部25aにより下
向きに押圧されて、リトラクタ23が本体5に対し下向き
に移動するようになっている。なお、操作軸26の両端部
には、このカードロック装置が取り付けられた扉の外面
側と内面側にそれぞれ配置された1対の係合操作部材と
してのレバー27・27が取り付けられている。
第14図に示すように、本体5におけるカバー6と引付板
7との間にはケース28が挿入され、このケース28は本体
5により支持されている。第15図に示すように、ケース
28内の下部には、このカードロック装置が取り付けられ
た扉を入口などの所定位置に係合するための係合部材と
してのラッチボルト30が収容されている。ラッチボルト
30はD及び逆D方向に移動することにより、ケース28か
ら出没できるようになっている。ラッチボルト30はケー
ス28の壁面との間に縮設されたスプリング31にてD方向
に付勢されることにより、通常はケース28から突出し、
入口などの係合位置における係合用凹部に嵌合して、扉
を入口に係止している。
ラッチボルト30の下方には、このラッチボルト30の基端
部に設けた鍔部30aに係合する係合突部32aと、操作軸26
が貫通する係合穴32bとを有するラッチハブ32が配置さ
れ、ラッチハブ32は操作軸26とともに回動するようにな
っている。ラッチハブ32はスプリング受け33を介してハ
ブスプリング34により逆C方向へ付勢されている。そし
て、リトラクタ23を下方へ移動させるために前述のいず
れかのレバー27を操作して操作軸26をC方向へ回動させ
た時に、ラッチハブ32がC方向へ回動し、これに伴って
鍔部30aが係合突部32aに押圧されることによりラッチボ
ルト30が逆D方向へ移動してケース28内に没入される。
この状態では、ラッチボルト30と入口等の係合用凹部と
の係合が解除されるので、扉等の開閉が可能となる。
第3図(a)及び第12図に示すように、リトラクタ23の
上部には、第1及び第2の回動レバー部材35・36が各上
端部35b・35bの近傍にてピン37・38により回動在に支持
されている。第1及び第2の回動レバー部材35・36の各
下端部には、後述する回動部材42に設けた第1及び第2
の係合部としての第1及び第2のピン42a・42bに係合可
能な係合凹部35a・36aが形成されている。第1及び第2
の回動レバー部材35・36は、リトラクタ23に設けたピン
23cに支持されるとともに、第1及び第2の回動レバー
部材35・36の各上端部35b・36bにその両端を係止した捩
じりスプリング40により、各下端部が互いに離反する方
向に、つまり、第1の回動レバー部材35は逆E方向に、
第2の回動レバー部材36は逆F方向に付勢されている。
なお、リトラクタ23には、第1及び第2の回動レバー部
材35・36の逆E及び逆F方向への回動量を規制するスト
ッパ41a・41bが設けられている。
第1及び第2の回動レバー部材35・36の上端部35b・36b
には、従動板18のフランジ18a・18aがそれぞれ内側から
当接して係合している。これにより、カード読取装置10
へのカード11の挿入に伴って従動板18が第5図(a)の
A方向へ移動する時に、第1及び第2の回動レバー部材
35・36の各上端部35b・36bが傾斜したフランジ18a・18a
により互いに離反する方向へ押圧される。その結果、第
1及び第2の回動レバー部材35・36は第3図(c)に示
すように、従動板18のA方向への移動に伴って、各下端
部が互いに接近する方向へ回動するようになっている。
第1及び第2の回動レバー部材35・36間において、本体
5に回動部材42が回動自在に支持されている。この回動
部材42には第1及び第2のピン42a・42bが固定されてい
る。又、回動部材42は扉の厚み方向に伸びる軸部42cを
一に有している。なお、本体5には回動部材42の円弧状
の溝42dに係合することにより回動部材42の回動範囲を
規制するピン43が設けられている。
第15図に示すように、ケース28内の上部にはロック部材
としてのデッドボルト44が収容され、デッドボルト44は
D及び逆D方向へ移動することにより、ケース28から出
没可能となっている。このデッドボルト44の上部にはデ
ッドハブ45が配置されている。回動部材42の軸部42cは
デッドハブ45の係合穴45aを貫通するとともに、デッド
ハブ45とともに回動するようになっている。
デッドハブ45はそのアーム部45bとケース28との間に設
けた捩じりスプリング46により逆G方向へ付勢され、か
つ、アーム部45bはデッドボルト44に形成した溝44aに係
合している。そして、デッドハブ45がG方向へ回動する
と、アーム部45bに押圧されることによりデッドボルト4
4がD方向へ移動してケース28から突出し、入口等に設
けたロック位置におけるロック用凹部に嵌合して、扉等
をロックするようになっている。
なお、デッドボルト44がケース28内に没入されたロック
解除位置にある時は回動部材42は第3図(a)に示す回
動端部、つまり、ピン43が溝42dの右端部に当接する回
動端部に位置し、一方、デッドボルト44がケース28から
突出したロック位置にある時は回動部材42は第4図
(a)に示す回動端部、つまり、ピン43が溝42dの左端
部に当接する回動端部に位置するようになっている。
又、回動部材42の軸部42cの扉の内面側の端部には、扉
等の内側からデッドハブ45を回動操作して、ロック又は
ロック解除を行うためのサムターン47(第5図(a))
が取り付けられている。
第3図(a)及び第13図に示すように、リトラクタ23と
外面側補強長座2の間には、リトラクタ23より更に下方
に延びるスライド板48(第16図(a)〜(c)参照)が
上下移動自在に配置されている。スライド板48は図示し
ないスプリングにより上方に付勢されている。
スライド板48の上端部には、リトラクタ23側に屈曲した
係止部48aが設けられ、係止部48aはリトラクタ23の支持
部23dに上方から係合している。これにより、リトラク
タ23が下方へ移動する際には、スライド板48は従動しな
いが、スライド板48が下方へ移動する際には、リトラク
タ23が従動して下方へ移動するようになっている。
スライド板48の下端部には、水平方向に屈曲したフラン
ジ48bが設けられ、フランジ48bは本体5内の幅方向中央
部付近に延びている。
第6図(a)(b)にも示すように、本体5における外
面側長座1、外面側補強長座2及びカバー6の下端部近
傍のフランジ48bの上方位置には、外面側長座1、外面
側補強長座2及びカバー6を貫通させてキーシリンダ49
(第17図(a)(b)参照)が配置されている。キーシ
リンダ49は、カバー6に固定した保持部材50及び下端部
が外面側長座1の底部により支持される保持金具51によ
り保持されている。キーシリンダ49における軸49aは、
キーシリンダ49に作動禁止部材としてのキー52を、屋外
側から装着することにより、ほぼ90゜回動可能となって
いる。
軸49aの先端部には、こねじ53によりシリンダカム54
(第18図(a)(b)参照)が取り付けられ、シリンダ
カム54はスプリングワッシャ55により、こねじ53の頭部
側に付勢されている。シリンダカム54は鉤状の操作部54
aを有し、操作部54aはスライド板48のフランジ48bに上
方から接触している。従って、キー52を屋外側からキー
シリンダ49に挿入し、キー52により軸49aとともにシリ
ンダカム54を第3図(a)のH方向に90゜回動させる
と、操作部54aがスライド板48を押し下げ、それに伴っ
てリトラクタ23が下降するようになっている。
上記の構成において、第3図(a)及び第5図(a)に
示す状態では、カードロック装置のロックは解除されて
おり、又、ラッチボルト30(第15図)は入口の係合用凹
部に嵌合して扉が入口に係止されている。この状態で、
扉の内側又は外側から扉の開閉を行う場合は、内側又は
外側のいずれかのレバー27を操作して操作軸26を第15図
のC方向へ回動させると、ラッチハブ32がハブスプリン
グ34の付勢力に抗して操作軸26とともにC方向へ回動
し、これにより、ラッチボルト30がスプリング31の付勢
力に抗して逆D方向へ移動することによりケース28内に
没入して、ラッチボルト30による扉と入口との係合が解
除される。この状態で、扉を開くことができる。
上記のレバー27の操作時に、操作軸26とともにハブ25も
C方向へ回動するので、第3図(b)に示すように、リ
トラクタ23が下方へ移動するが、第1及び第2の回動レ
バー部材35・36は互いに平行な状態を維持し、回動部材
42における第1及び第2のピン42a・42bには接触しない
ので、リトラクタ23の下方への移動に伴って回動部材42
が回動することはなく、従って、ロック解除状態はその
まま維持される。なお、扉を閉じた状態でレバー27への
操作力を解除すると、ラッチハブ32はハブスプリング34
の付勢力により逆C方向へ回動し、これに伴ってラッチ
ボルト30はスプリング31の付勢力によりD方向へ移動し
てケース28から突出し、入口の係合用凹部に嵌合する。
次に、第3図(a)及び第5図(a)の状態で、扉の外
側からロック操作を行う場合は、第8図(a)にも示す
ように、まず、挿入口10aからカード読取装置10内にカ
ード11をA方向へ挿入する。挿入されたカード11が正規
のものであって、カード11の各着磁部11aが、カード読
取装置10内の対応する磁性ピン14と反発しあう磁極の配
列となっていれば、第8図(b)に示すように、全ての
磁性ピン14・14…が浮上し、ピンホール板15の嵌合穴15
a・15a…から離脱する。
この状態でカード11を更にA方向に奥部まで挿入すれ
ば、第8図(c)に示すように、ピンホール板15は折曲
部15b・15bでカード11の押圧力を受け、従動板18を伴っ
てA方向に移動する。
一方、挿入されたカード11||が正規のものでない場合
は、第8図(d)のように、少なくとも一部の磁性ピン
14がピンホール板15の嵌合穴15a内に嵌合したままとな
るので、ピンホール板15及び従動板18のA方向への移動
は不可能となる。従って、以下で述べるような、カード
ロック装置のロック又はロック解除操作は行えない。
上記のように、挿入されたカード11が正規のものであっ
て、カード11及びピンホール板15とともに従動板18が所
定量だけA方向へ移動すると、第5図(b)に示すよう
に、捩じりスプリング21の付勢力によりストッパ20がB
方向へ回動し、係合用屈曲部20aが、リトラクタ23の屈
曲した上端部23aに係合し、従動板18が係止される。こ
れにより、カード11が挿入位置で保持される。
そして、上述した従動板18のA方向への移動に際して、
第1及び第2の回動レバー部材35・36の各上端部35b・3
6bが従動板18のフランジ18a・18aにより互いに離反する
向きに押圧され、これにより、第1及び第2の回動レバ
ー部材35・36は第3図(c)に示すように、各下端部が
互いに接近する向きに回動して、第1の回動レバー部材
35の係合凹部35aが回動部材42の第1のピン42aに係合す
る。
続て、扉の外面側のレバー27を操作してハブ25を第3図
(c)のC方向へ回動させると、リトラクタ23の一方の
フランジ23bがハブ25の一方のアーム部25aにより下方へ
押圧されて、ハブ25がスプリング24・24の付勢力に抗し
て下方へ移動し始める。それにより、ストッパ20の係合
用屈曲部20aとリトラクタ23の上端部23aとの係合が解除
されるので、従動板18は前述の図示しないスプリングの
付勢力により逆A方向へ移動してカード11の挿入前の位
置に復帰し(第5図(c))、これに伴って、第2の回
動レバー部材36は捩じりスプリング40の付勢力により逆
F方向へ回動してストッパ41bに当接するが、第1の回
動レバー部材35はその係合凹部35aと第1のピン42aとの
係合を維持する(第3図(d))。
レバー27のC方向への回動操作によりリトラクタ23を更
に下方へ移動させると、回動部材42の第1のピン42aは
第1の回動レバー部材35の係合凹部35aにより下方へ押
圧され、これにより、回動部材42はG方向へ回動する
(第3図(e))。これに伴い、第15図のデッドハブ45
もG方向へ回動するので、デットボルト44がD方向へ移
動してケース28から突出し、入口に設けたロック用凹部
に嵌合して扉のロックが行われる。なお、ロック終了
後、レバー27への操作力を解除すると、リトラクタ23は
スプリング24・24の付勢力により上方へ移動し、上端部
23aがストッパ20に当接(第5図(a))するととも
に、第1の回動レバー部材35は捩じりスプリング40の付
勢力により逆E方向へ回動してストッパ41aに当接する
(第4図(a))が、ロック状態は維持される。
次に、扉の外側からロック解除操作を行う時は、第4図
(a)及び第5図(a)の状態から、ロック操作の場合
と同様にカード読取装置10にカード11を挿入し、従動板
18をカード読取装置10本体に対しA方向へ移動させて、
ストッパ20の係合用屈曲部20aをリトラクタ23の上端部2
3aに係合させる(第5図(b))。この状態で、第1及
び第2の回動レバー部材35・36は従動板18のフランジ18
a・18aにより各下端部が互いに接近する方向へ回動し、
第2の回動レバー部材36の係合凹部36aが回動部材42の
第2のピン42bに係合する(第4図(b))。
続いて、レバー27により操作軸26をC方向へ回動させる
と、リトラクタ23が下方へ移動し始め、これに伴って、
従動板18が逆A方向へ移動してカード11の挿入前の位置
に復帰する(第5図(c))とともに、第1の回動レバ
ー部材35が逆E方向へ回動してストッパ41aに当接する
が、第2の回動レバー部材36はその係合凹部36aと第2
のピン42bとの係合を維持する(第4図(c))。
レバー27により操作軸26を更にC方向へ回動させると、
リトラクタ23の下方への移動に伴って第2のピン42bが
第2の回動レバー部材36の係合凹部36aにより下方へ押
圧され、これにより、回動部材42は逆G方向へ回動する
(第4図(d))。これに伴い、第15図のデッドハブ45
も逆G方向へ回動するので、デッドボルト44は逆D方向
へ移動してケース28内に没入し、扉のロックが解除され
る。なお、ロック解除操作終了後、レバー27に対する操
作力を解除すると、リトラクタ23はスプリング24・24の
付勢力により上方へ移動してストッパ20に当接する(第
5図(a))とともに、第2の回動レバー部材36は捩じ
りスプリング40の付勢力により逆F方向へ回動してスト
ッパ41bに当接する(第3図(a))が、ロック解除状
態は維持される。
又、扉の内側からロック又はロック解除操作を行う場合
は、サムターン47によりデッドハブ45をG又は逆G方向
へ回動させれば良い。
次に、本カードロック装置によるロック又はロック解除
動作を不可能とするためのシャットアウト操作につき述
べる。
カードロック装置のロック状態で、上記のシャットアウ
ト操作を行うと、カードロック装置はスライド板11によ
る操作に拘わらずそのままロック状態を維持し、ロック
解除状態でシャットアウト操作を行うと、カードロック
装置はそのままロック解除状態を維持するようになって
いる。
すなわち、第3図(a)に示すロック解除状態でシャッ
トアウト操作を行う場合は、第13図に2点鎖線で示すよ
うに、キーシリンダ49にキー52を扉の外側から挿入し、
キーシリンダ49の軸49aに固定されたシリンダカム54を
キー52により第3図(a)のH方向にほぼ90゜回動させ
る。それにより、第1図(a)及び第2図に示すよう
に、スライド板48がシリンダカム54の操作部54aにより
所定ストロークだけ押し下げられ、リトラクタ23がスラ
イド板48に従動して下降する。その結果、第1及び第2
の回動レバー部材35・36の上端部35b・36bと従動板18の
フランジ18a・18aとの係合が解除される。
従って、カード11の所有者がカード読取装置10にカード
11を挿入して、従動板18をA方向に移動させても、第1
及び第2の回動レバー部材35・36はE及びF方向には回
動しないので、第1の回動レバー部材35の係合凹部35a
はピン42aには係合しない。そのため、レバー27により
リトラクタ23を下降させてもロック操作は不可能とな
る。
同様に、第4図(a)に示すロック状態で、キー52を屋
外側からキーシリンダ49に挿入してシリンダカム54をH
方向に回動させると、第1図(b)に示すように、上述
と同様にスライド板48がリトラクタ23を伴って所定スト
ロークだけ下降し、第1及び第2の回動レバー部材35・
36の上端部35b・36bと従動板18のフランジ18a・18aとの
係合が解除される。従って、カード11をカード読取装置
10に挿入して、従動板18をA方向に移動させても、第2
の回動レバー部材36の係合凹部36aは第2のピン42bに係
合しないので、レバー27によりリトラクタ23を下降させ
ても、ロック解除操作は不可能となる。
一方、第1図(a)又は(b)のシャットアウト状態
で、再びカード11によるロック又はロック解除操作を可
能とする場合は、キー52によりシリンダカム54を逆H方
向へ回動させると、第3図(a)又は第4図(a)の如
く、スライド板48が前述のスプリングの付勢力により上
方へ移動し、それに伴って、リトラクタ23もスプリング
24・24の付勢力により上方へ移動するので、第1及び第
2の回動レバー部材35・36の上端部35b・36bが従動板18
のフランジ18a・18aに係合する。
上記のように、キー52によりカードロック装置のロック
及びロック解除操作を不可能とすることができる。従っ
て、例えば、賃貸住宅において、入居者が家賃の滞納等
の契約不履行を犯した場合、入居者がロックを行って外
出中であれば、キー52によりロック解除を不可能とする
ことができる。一方、入居者が在宅している場合には、
キー52によりカードロック装置のロック操作を不可能と
することができる。
なお、上記の実施例では、扉に取り付けられたカードロ
ック装置の作動禁止方法について述べたが、その他の被
ロック部材に取り付けたカードロック装置にも同様の作
動禁止方法を適用できるものである。
又、上記の実施例では、機械式のカードロック装置の作
動禁止方法について述べたが、本発明の作動禁止方法
は、電磁式のカードロック装置又は操作部材としてキー
を使用する錠前等のロック装置にも適用できるものであ
る。
〔発明の効果〕
本発明に係るロック装置の作動禁止方法は、以上のよう
に、被ロック部材に取り付けられると共に、被ロック部
材を所定位置に係合するための係合部材と、上記係合部
材に係合及び係合解除を行わせる係合操作部材と、被ロ
ック部材を所定位置にロックするためのロック部材とを
備えたロック装置本体を有し、操作部材によりロック部
材にロック又はロック解除を行わせるようにしたロック
装置において、上記ロック装置本体に移動自在に設けら
れ、かつ、上記係合操作部材により係合部材が係合解除
側に操作されたときにロック装置本体に対して所定方向
に移動する移動部材と、第1及び第2の係合部を有する
と共に、ロック装置本体に回動自在に設けられ、かつ、
その回動に伴って上記ロック部材にロック及びロック解
除を行わせる回動部材と、上記移動部材に回動自在に支
持され、上記回動部材が一方の回動端部に位置している
時にその回動に伴って上記第1の係合部に係合可能な第
1の回動レバー部材と、上記移動部材に回動自在に支持
され、上記回動部材が他方の回動端部に位置している時
にその回動に伴って上記第2の係合部に係合可能な第2
の回動レバー部材と、上記操作部材によるロック又はロ
ック解除動作に伴ってロック装置本体に対し上記移動部
材の移動方向とほぼ直角な方向に往復移動できるように
ロック装置本体に支持され、かつ、操作部材によるロッ
ク又はロック解除動作に伴って一方向へ移動した時に上
記第1及び第2の回動レバー部材に係合することによ
り、上記回動部材の回動位置に応じて上記第1又は第2
の回動レバー部材のうちのいずれかが上記第1又は第2
の係合部のうちのいずれかに係合する方向に第1及び第
2の回動レバー部材を回動させる作動部材とを備え、操
作部材とは別個に設けられた作動禁止部材により、上記
移動部材を所定方向に移動させ、上記作動部材における
第1及び第2の回動レバー部材への係合を解除すること
により作動部材による第1及び第2の回動レバー部材の
回動動作を解除して上記操作部材によるロック又はロッ
ク解除動作を禁止するようにした方法である。
これにより、部屋の使用者に不適当な行為等がある場合
に、必要に応じてロック装置に、操作部材とは異なる他
のキー等の作動禁止部材を挿入してキー操作を行うこと
により、移動部材を所定方向に移動させて上記作動部材
における第1及び第2の回動レバー部材への係合を解除
させる。これによって、作動部材による第1及び第2の
回動レバー部材の回動動作が解除され操作部材によるロ
ック又はロック解除動作が禁止される。
この結果、ロック装置のロック又はロック解除動作を禁
止することでき、部屋の所有者等の利益を保護すること
ができるようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第18図は本発明の実施例を示すものであっ
て、第1図(a)はロック解除時にシャットアウト操作
を行った状態を示すカードロック装置の外面側部分の背
面図、同図(b)はロック時にシャットアウト操作を行
った状態を示す同背面図、第2図はシャットアウト操作
を行った状態を示すカードロック装置の要部縦断面図、
第3図(a)はロック解除時におけるカードロック装置
の外面側部分を示す背面図、同図(b)はラッチボルト
の係合解除動作を行った状態を示す同背面図、同図
(c)〜(e)はそれぞれロック操作の手順を示す同背
面図、第4図(a)はロック時におけるカードロック装
置の外面側部分を示す背面図、同図(b)〜(d)はそ
れぞれロック解除手順を示す同背面図、第5図(a)は
カードロック装置の要部縦断面図、同図(b)はカード
挿入時における同縦断面図、同図(c)はロック又はロ
ック解除操作の始動時における同縦断面図、第6図
(a)はカバーの背面図、同図(b)は同図(a)のX
−X線に沿う断面図、第7図はカードの平面図、第8図
(a)はカード読取装置を模式的に示す説明図、同図
(b)は正規のカードの挿入時における同説明図、同図
(c)は正規のカードを更に奥部に挿入した状態におけ
る同説明図、同図(d)は不正カード挿入時における同
説明図、第9図(a)はピンホール板の平面図、同図
(b)は同図(a)のY方向矢視図、第10図は支持板の
平面図、第11図はカード読取装置の底面図、第12図はリ
トラクタの正面図、第13図はカードロック装置を一部破
断して示す側面図、第14図はカードロック装置の縮小側
面図、第15図はケースの内部構造を示す正面図、第16図
(a)はスライド板の正面図、同図(b)は同側面図、
同図(c)は同平面図、第17図(a)はキーシリンダの
側面図、同図(b)は同正面図、第18図(a)はシリン
ダカムの正面図、同図(b)は同底面図である。 11はカード(操作部材)、18は従動板(作動部材)、23
はリトラクタ(移動部材)、27はレバー(係合操作部
材)、30はラッチボルト(係合部材)、35は第1の回動
レバー部材、36は第2の回動レバー部材、42は回動部
材、42aは第1のピン(第1の係合部)、42bは第2のピ
ン(第2の係合部)、44はデッドボルト(ロック部
材)、52はキー(作動禁止部材)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被ロック部材に取り付けられると共に、被
    ロック部材を所定位置に係合するための係合部材と、上
    記係合部材に係合及び係合解除を行わせる係合操作部材
    と、被ロック部材を所定位置にロックするためのロック
    部材とを備えたロック装置本体を有し、操作部材により
    ロック部材にロック又はロック解除を行わせるようにし
    たロック装置において、 上記ロック装置本体に移動自在に設けられ、かつ、上記
    係合操作部材により係合部材が係合解除側に操作された
    ときにロック装置本体に対して所定方向に移動する移動
    部材と、 第1及び第2の係合部を有すると共に、ロック装置本体
    に回動自在に設けられ、かつ、その回動に伴って上記ロ
    ック部材にロック及びロック解除を行わせる回動部材
    と、 上記移動部材に回動自在に支持され、上記回動部材が一
    方の回動端部に位置している時にその回動に伴って上記
    第1の係合部に係合可能な第1の回動レバー部材と、 上記移動部材に回動自在に支持され、上記回動部材が他
    方の回動端部に位置している時にその回動に伴って上記
    第2の係合部に係合可能な第2の回動レバー部材と、 上記操作部材によるロック又はロック解除動作に伴って
    ロック装置本体に対し上記移動部材の移動方向とほぼ直
    角な方向に往復移動できるようにロック装置本体に支持
    され、かつ、操作部材によるロック又はロック解除動作
    に伴って一方向へ移動した時に上記第1及び第2の回動
    レバー部材に係合することにより、上記回動部材の回動
    位置に応じて上記第1又は第2の回動レバー部材のうち
    のいずれかが上記第1又は第2の係合部のうちのいずれ
    かに係合する方向に第1及び第2の回動レバー部材を回
    動させる作動部材とを備え、 操作部材とは別個に設けられた作動禁止部材により、上
    記移動部材を所定方向に移動させ、上記作動部材におけ
    る第1及び第2の回動レバー部材への係合を解除するこ
    とにより作動部材による第1及び第2の回動レバー部材
    の回動動作を解除して上記操作部材によるロック又はロ
    ック解除動作を禁止するようにしたことを特徴とするロ
    ック装置の作動禁止方法。
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