JPH07264860A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
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- JPH07264860A JPH07264860A JP296295A JP296295A JPH07264860A JP H07264860 A JPH07264860 A JP H07264860A JP 296295 A JP296295 A JP 296295A JP 296295 A JP296295 A JP 296295A JP H07264860 A JPH07264860 A JP H07264860A
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Abstract
力特性を有すると同時に効率の高いスイッチング電源装
置を提供することを目的とする。 【構成】 全波整流回路3の正極出力端子、トランス8
の一次巻線81、スイッチ素子9、チョークコイル5、
全波整流回路3の負極出力端子をこの順に直列に接続
し、一次巻線81とスイッチ素子9の直列回路に並列に
平滑コンデンサ4を接続し、全波整流回路3の入力端子
のそれぞれから、一次巻線81とスイッチ素子9との接
続点へ第1,第2のダイオード61,62を設け、トラ
ンス8の二次巻線82に整流平滑回路20を接続し、負
荷25に供給する直流出力電圧を安定化するようにスイ
ッチ素子9のオンオフ比を制御する制御回路40を設
け、力率が良く、入力電流高調波成分の少ない入力特性
を有し、チョークコイル5の電流のルートに介在する構
成部品を減らし導通損を低減できる。
Description
を入力とするスイッチング電源装置に関するものであ
る。
率な電力変換特性から、各種電子機器の電源回路として
多用されている。しかしそれらの多くはコンデンサイン
プット型の入力整流回路を有しているため、力率が悪
く、入力電流に含まれる高調波成分が他の電子機器に障
害を起こすもととなっている。
す。図29において、1は入力交流電源、2は入力フィ
ルタコンデンサで、入力交流電源1の両端に接続され
る。3は全波整流回路で、ダイオード31〜34で構成
される。4は平滑コンデンサで、全波整流回路3と平滑
コンデンサ4とで入力交流電源1の交流入力電圧を整流
平滑するコンデンサインプット型の入力整流回路を構成
している。8はトランスで、一次巻線81と二次巻線8
2と有する。9はスイッチ素子で、一次巻線81とスイ
ッチ素子9との直列回路が平滑コンデンサ4の両端に接
続される。20は整流平滑回路で、ダイオード21,2
2,チョークコイル23とコンデンサ24とから構成さ
れ、スイッチ素子9のオンオフ動作により二次巻線82
に発生する電圧を整流平滑し、負荷25へ出力直流電圧
を供給する。40は制御回路で、負荷25へ供給される
出力直流電圧を安定化するようにスイッチ素子9のオン
オフ比を制御する。
置の入力波形を図30に示す。正弦波状の交流入力電圧
に対し、そのピーク値付近でのみ全波整流回路3が導通
して平滑コンデンサ4への充電電流が集中するため、入
力電流波形は導通期間の少ないピーク状になる。
来の構成では、力率が悪く、その入力電流は多くの高調
波成分を含んでおり、他の電子機器に障害を起こすもと
となっている。
1に示すようなスイッチング電源装置を考えた。なお、
図29と同様の作用をするものには同一の符号を付けて
説明する。
入力フィルタコンデンサで、入力交流電源1の両端に接
続される。3は全波整流回路で、ダイオード31〜34
で構成される。4は平滑コンデンサ、5はチョークコイ
ルで、チョークコイル5の一端は全波整流回路3の正極
出力端に接続される。8はトランスで、一次巻線81、
二次巻線82と、チョークコイル5の他端に接続される
三次巻線83、四次巻線84とを有する。9はスイッチ
素子で、一次巻線81とスイッチ素子9との直列回路が
平滑コンデンサ4の両端に接続される。10はダイオー
ドで、四次巻線84との直列回路が平滑コンデンサ4の
両端に接続される。20は整流平滑回路で、ダイオード
21,22,チョークコイル23およびコンデンサ24
とから構成され、スイッチ素子9のオンオフ動作により
二次巻線82に発生する電圧を整流平滑し、負荷25へ
出力直流電圧を供給する。40は制御回路で、負荷25
へ供給される出力直流電圧を安定化するようにスイッチ
素子9のオンオフ比を制御する。入力交流電源1の電圧
をVi、平滑コンデンサの電圧をEc、一次巻線81の
巻数をN1、三次巻線83の巻数をN3、その巻数比を
N=(N3/N1)四次巻線84の巻数をN4、N4=
N1として以下に動作を説明する。
間において、スイッチ素子9がオンの時、三次巻線83
には(N・Ec)の電圧が発生する。入力交流電源1の
電圧Viが(1−N)Ecより大きければ、ダイオード
31,33が導通し、入力交流電源1→ダイオード31
→チョークコイル5→三次巻線83→一次巻線81→ス
イッチ素子9→ダイオード33→入力交流電源1、また
は入力交流電源1→ダイオード31→チョークコイル5
→三次巻線83→平滑コンデンサ4→ダイオード33→
入力交流電源1のルートで電流が流れる。チョークコイ
ル5にはVi−(1−N)Ecが印加され、この電流は
Vi−(1−N)Ecに比例した傾きで直線的に増加す
る。
源1→ダイオード31→チョークコイル5→三次巻線8
3→平滑コンデンサ4→ダイオード33→入力交流電源
1のルートで電流が流れる。チョークコイル5にはVi
−(1+N)Ecが印加され、この電流は直線的に減少
し、やがてゼロとなる。
た場合、ダイオード31の代わりにダイオード32、ダ
イオード33の代わりにダイオード34がそれぞれ動作
する。
作波形を図32に示す。図32において、(a)は全波
整流回路3の出力電圧波形、(b)はチョークコイル5
に流れる電流波形、(c)は入力電流波形である。チョ
ークコイル5に流れる電流は、入力交流電源1の電圧に
比例したピーク値を有する鋸波状になる。これがフィル
タコンデンサ2で平滑化された入力電流波形は、入力交
流電圧に略比例した正弦波状となる。
c<0の時に全波整流回路3は導通せず、入力電流波形
は図中の破線のようになる。しかしながら、チョークコ
イル5に流れる電流は三次巻線83を介して流れるだけ
でなく、これの誘導電流がスイッチ素子9がオンの時に
は一次巻線81に、スイッチ素子9がオフの時には四次
巻線84にも流れるので、導通損が大きく、スイッチン
グ電源装置としての効率が悪いという問題点を有してい
た。
の少ない入力特性を有すると同時に、さらに効率の高い
スイッチング電源装置を提供することを目的とする。
ング電源装置は、入力交流電源を整流する全波整流回路
と、一次巻線の一端が前記全波整流回路の正極出力端子
に接続されたトランスと、前記トランスの一次巻線の他
端に接続されたスイッチ素子と、前記トランスの一次巻
線と前記スイッチ素子との直列回路に並列接続された平
滑コンデンサと、前記全波整流回路の入力端子のそれぞ
れにアノード端子が接続され、カソード端子が前記トラ
ンスの一次巻線と前記スイッチ素子との接続点に接続さ
れた第1,第2のダイオードと、前記スイッチ素子と前
記平滑コンデンサとの接続点と前記全波整流回路の負極
出力端子との間に接続されたチョークコイルと、前記ト
ランスの二次巻線の出力を整流平滑して直流出力電圧を
負荷に供給する整流平滑回路と、前記整流平滑回路の直
流出力電圧が安定化するように前記スイッチ素子のオン
オフ比を制御する制御回路とを備えたことを特徴とす
る。
流のルートは、スイッチ素子がオンの時は、入力交流電
源→第1または第2のダイオード→スイッチ素子→チョ
ークコイル→全波整流回路→入力交流電源、スイッチ素
子がオフの時は、入力交流電源→全波整流回路→平滑コ
ンデンサ→チョークコイル→全波整流回路→入力交流電
源となり、電流のルートにトランスの巻線が介在しな
い。
各実施例に基づいて説明する。 (第1の実施例)図1と図2は第1の実施例を示す。
ィルタコンデンサで、入力交流電源の両端に接続され
る。3は全波整流回路で、ダイオード31〜34で構成
され、入力交流電源1の入力交流電圧を整流する。4は
平滑コンデンサ、5はチョークコイルで、平滑コンデン
サ4とチョークコイル5の直列回路が、全波整流回路3
の出力端に接続される。61は第1のダイオード、62
は第2のダイオードで、第1のダイオード61と第2の
ダイオード62のそれぞれのアノード端子が入力交流電
源1に接続され、カソード端子は互いに接続される。8
はトランスで、一次巻線81と二次巻線82を有する。
9はスイッチ素子で、一次巻線81とスイッチ素子9の
直列回路が平滑コンデンサ4の両端に接続される。一次
巻線81とスイッチ素子9の接続点と、第1のダイオー
ド61と第2のダイオード62のカソード端子が接続さ
れる。20は整流平滑回路で、ダイオード21,22,
チョークコイル23およびコンデンサ24とで構成され
る。整流平滑回路20は二次巻線82に接続され、スイ
ッチ素子9のオンオフ動作によって二次巻線82に発生
する電圧を整流平滑する。25は負荷である。40は制
御回路で、負荷25に供給される直流出力電圧を安定化
するようにスイッチ素子9のオンオフ比を制御する。
スイッチ素子9,整流平滑回路20,負荷25および制
御回路40とから構成される部分は、通常のDC/DC
コンバータと同様の動作をするので説明は省略する。
て、スイッチ素子9がオンの時、ダイオード61,33
が導通し、入力交流電源1→ダイオード61→スイッチ
素子9→チョークコイル5→ダイオード33→入力交流
電源1のルートで電流が流れる。チョークコイル5には
入力交流電源1の電圧が印加され、この電流は入力交流
電源1の電圧に比例した傾きで直線的に増加する。
61の代わりにダイオード31が導通し、入力交流電源
1→ダイオード31→平滑コンデンサ4→チョークコイ
ル5→ダイオード33→入力交流電源1のルートで電流
が流れる。チョークコイル5には入力交流電源1と平滑
コンデンサ4の電圧の差が印加され、この電流は直線的
に減少し、やがてゼロとなる。
場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダイ
オード31の代わりにダイオード32、ダイオード33
の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。
波形を図2に示す。図2において、(a)は全波整流回
路3の出力電圧波形、(b)はチョークコイル5に流れ
る電流波形、(c)は入力電流波形である。チョークコ
イル5に流れる電流は、入力交流電源1の電圧に比例し
たピーク値を有する鋸波状になる。これがフィルタコン
デンサ2で平滑化された入力電流波形は、入力交流電圧
にほぼ比例した正弦波状となる。
したスイッチング電源装置と同様に入力電流波形を改善
して、力率の向上と高調波電流成分の低減が可能にな
る。さらにチョークコイル5の電流が、図31に示した
トランス8を介さずに流れるので、導通損を低減するこ
とができる。
例を示す。図3において、1は入力交流電源、2はフィ
ルタコンデンサ、3は全波整流回路、4は平滑コンデン
サ、5はチョークコイル、9はスイッチ素子、20は整
流平滑回路、25は負荷、40は制御回路である。以上
は図1の構成と同様なものである。
を一次巻線81の一端に接続された三次巻線83を設
け、第1,第2のダイオード61,62のカソード端子
を三次巻線83の他端に接続した点である。
81の巻数をN1、三次巻線83の巻数をN3とし、N
=(N3/N1)として、以下にその動作を説明する。
まず、入力交流電源1が図3の極性の期間において、ス
イッチ素子9がオンの時、三次巻線83にはN・Ecの
電圧が発生する。入力交流電源1の電圧Viが(1−
N)Ecより大きければ、ダイオード61,33が導通
し、入力交流電源1→ダイオード61→三次巻線83→
一次巻線81→スイッチ素子9→チョークコイル5→ダ
イオード33→入力交流電源1および、入力交流電源1
→ダイオード61→三次巻線83→平滑コンデンサ4→
チョークコイル5→ダイオード33→入力交流電源1の
ルートで電流が流れる。チョークコイル5にはVi−
(1−N)Ecが印加され、この電流はVi−(1−
N)Ecに比例した傾きで直線的に増加する。
61の代わりにダイオード31が導通し、入力交流電源
1→ダイオード31→平滑コンデンサ4→チョークコイ
ル5→ダイオード33→入力交流電源1のルートで電流
が流れる。チョークコイル5にはVi−Ecが印加さ
れ、この電流は直線的に減少し,やがてゼロとなる。
場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダイ
オード31の代わりにダイオード32、ダイオード33
の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。
の実施例の動作は第1の実施例の動作と等価である。N
<1の場合の各部動作波形を図4に示す。図4におい
て、(a)は全波整流回路3の出力電圧波形、(b)は
チョークコイル5に流れる電流波形、(c)は入力電流
波形である。Vi−(1−N)Ec<0の時、ダイオー
ド61は導通せず、入力電流不導通期間が生じ、力率は
第1の実施例に比べ若干低下する。しかし、三次巻線8
3に発生する電圧は、第1の実施例に比べ小さく、スイ
ッチ素子9がオフの時のダイオード61への印加電圧が
低減される。
したスイッチング電源装置と同様に入力電流波形を改善
して、力率の向上と高調波電流成分の低減が可能にな
る。さらにチョークコイル5の電流が、スイッチ素子9
がオフの時には三次巻線83を介さずに流れるので、図
31に示したスイッチング電源装置に比べ導通損を低減
することができる。また、N<1とすることで、第1の
実施例の場合に比べダイオード61の耐圧を低減するこ
とができる。
す。図5において図1の構成と異なるのは、チョークコ
イル5の構造と接続位置である。この実施例では、図1
のチョークコイル5が、第1のチョークコイル51と第
2のチョークコイル52の2巻線構造に変更されてお
り、第1のチョークコイル51と第2のチョークコイル
52は互いに電磁結合している。
ンサ4と一次巻線81との接続点と全波整流回路3の正
極出力端子と間に接続される。第2のチョークコイル5
2は、第1,第2のダイオード61、62のカソード端
子と、一次巻線81とスイッチ素子9との接続点の間に
接続される。
置の動作を説明する。まず、入力交流電源1が図5の極
性の期間において、スイッチ素子9がオンの時、ダイオ
ード61,33が導通し、入力交流電源1→ダイオード
61→第2のチョークコイル52→スイッチ素子9→ダ
イオード33→入力交流電源1のルートで電流が流れ
る。第2のチョークコイル52には入力交流電源1の電
圧が印加され、この電流は入力交流電源1の電圧に比例
した傾きで直線的に増加する。
61の代わりにダイオード31が導通し、入力交流電源
1→ダイオード31→第1のチョークコイル51→平滑
コンデンサ4→ダイオード33→入力交流電源1のルー
トで電流が流れる。第1のチョークコイル51には入力
交流電源1と平滑コンデンサ4の電圧の差が印加され、
この電流は直線的に減少し、やがてゼロとなる。
場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダイ
オード31の代わりにダイオード32、ダイオード33
の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。
第2のチョークコイル51,52に流れる電流は、入力
交流電源1の電圧に比例したピーク値を有する鋸波状に
なる。これがフィルタコンデンサ2で平滑化された入力
電流波形は、入力交流電圧に略比例した正弦波状とな
る。
図1の構成と同様で、入力電流波形を改善して、力率の
向上と高調波電流成分の低減が可能になり、図31に示
したスイッチング電源装置に比べ第1,第2のチョーク
コイル51,52の電流が、トランス8を介さずに流れ
るので導通損を低減することができる。また、チョーク
コイル5が全波整流回路3の負極側に配置されている図
1の構成に比べ、正極側にあるのでスイッチ素子9およ
び制御回路40が入力交流電源に対して高周波で安定電
位となり、誤動作を起こしにくくなる。
す。図6において図5の構成と異なるのは、トランス8
の一次巻線81の一端に接続された三次巻線83を設
け、第2のチョークコイル52を第1,第2のダイオー
ド61,62のカソード端子と、三次巻線83の他端に
接続した点である。
81の巻数をN1、三次巻線83の巻数をN3とし、N
=N3/N1としてその動作を説明する。まず、入力交
流電源1が図6の極性の期間において、スイッチ素子9
がオンの時、三次巻線83にはN・Ecの電圧が発生す
る。入力交流電源1の電圧Viが(1−N)Ecより大
きければ、ダイオード61,33が導通し、入力交流電
源1→ダイオード61→第2のチョークコイル52→三
次巻線83→一次巻線81→スイッチ素子9→ダイオー
ド33→入力交流電源1および、入力交流電源1→ダイ
オード61→第2のチョークコイル52→三次巻線83
→平滑コンデンサ4→ダイオード33→入力交流電源1
のルートで電流が流れる。第2のチョークコイル52に
はVi−(1−N)Ecが印加され、この電流はVi−
(1−N)Ecに比例した傾きで直線的に増加する。
61の代わりにダイオード31が導通し、入力交流電源
1→ダイオード31→第1のチョークコイル51→平滑
コンデンサ4→ダイオード33→入力交流電源1のルー
トで電流が流れる。第1のチョークコイル51にはVi
−Ecが印加され、この電流は直線的に減少し,やがて
ゼロとなる。
場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダイ
オード31の代わりにダイオード32、ダイオード33
の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。
1であれば第1の実施例の動作と等価であリ、N<1の
場合は第2の実施例の動作と等価である。 (第5の実施例)図7は第5の実施例を示す。
波整流回路3を構成する各ダイオード31〜34と第
1,第2のチョークコイル51,52と第1,第2のダ
イオード61、62の構造と接続位置である。
一端は、それぞれ交流入力電源1の両端に接続される。
第1のチョークコイル51の他端には第1のダイオード
61とダイオード31のアノード端子が接続され、第2
のチョークコイル52の他端には第2のダイオード62
とダイオード32のアノード端子が接続される。第1,
第2のダイオード61,62のカソード端子は、一次巻
線81とスイッチ素子9との接続点に接続される。ダイ
オード31,32のカソード端子は、平滑コンデンサ4
と一次巻線81との接続点に接続される。ダイオード3
3,34のカソード端子はそれぞれ交流入力電源1の両
端に接続され、アノード端子はスイッチ素子9と平滑コ
ンデンサ4との接続点に接続される。
置の動作を説明する。まず、入力交流電源1が図7の極
性の期間において、スイッチ素子9がオンの時、ダイオ
ード61,33が導通し、入力交流電源1→第1のチョ
ークコイル51→ダイオード61→スイッチ素子9→ダ
イオード33→入力交流電源1のルートで電流が流れ
る。第1のチョークコイル51には入力交流電源1の電
圧が印加され、この電流は入力交流電源1の電圧に比例
した傾きで直線的に増加する。
61の代わりにダイオード31が導通し、入力交流電源
1→第1のチョークコイル51→ダイオード31→平滑
コンデンサ4→ダイオード33→入力交流電源1のルー
トで電流が流れる。第1のチョークコイル51には入力
交流電源1と平滑コンデンサ4の電圧の差が印加され、
この電流は直線的に減少し、やがてゼロとなる。
場合、第1のチョークコイル51の代わりに第2のチョ
ークコイル52、ダイオード61の代わりにダイオード
62、ダイオード31の代わりにダイオード32、ダイ
オード33の代わりにダイオード34がそれぞれ動作す
る。
1,第2のチョークコイル51,52に流れる電流は、
入力交流電源1の電圧に比例したピーク値を有する鋸波
状になる。これがフィルタコンデンサ2で平滑化された
入力電流波形は、入力交流電圧に略比例した正弦波状と
なる。
図1の構成と同様で、入力電流波形を改善して、力率の
向上と高調波電流成分の低減が可能になり、図31に示
したスイッチング電源装置に比べ第1,第2のチョーク
コイル51,52の電流が、トランス8を介さずに流れ
るので、導通損を低減することができる。
の負極側に配置されている図1の構成に比べ、正極側に
あるのでスイッチ素子9および制御回路40が入力交流
電源に対して高周波で安定電位となり、誤動作を起こし
にくくなる点は図5と同様である。
す。図8において図7の構成と異なるのは、トランス8
に一端を一次巻線81の一端に接続された三次巻線83
を設け、第1,第2のダイオード61,62のカソード
端子を三次巻線83の他端に接続した点である。
81の巻数をN1、三次巻線83の巻数をN3とし、N
=(N3/N1)として、その動作を説明する。まず、
入力交流電源1が図8の極性の期間において、スイッチ
素子9がオンの時、三次巻線83にはN・Ecの電圧が
発生する。入力交流電源1の電圧Viが(1−N)Ec
より大きければ、ダイオード61および33が導通し、
入力交流電源1→第1のチョークコイル51→ダイオー
ド61→三次巻線83→一次巻線81→スイッチ素子9
→ダイオード33→入力交流電源1および、入力交流電
源1→第1のチョークコイル51→ダイオード61→三
次巻線83→平滑コンデンサ4→ダイオード33→入力
交流電源1のルートで電流が流れる。第1のチョークコ
イル51にはVi−(1−N)Ecが印加され、この電
流はVi−(1−N)Ecに比例した傾きで直線的に増
加する。
61の代わりにダイオード31が導通し、入力交流電源
1→第1のチョークコイル51→ダイオード31→平滑
コンデンサ4→ダイオード33→入力交流電源1のルー
トで電流が流れる。第1のチョークコイル51にはVi
−Ecが印加され、この電流は直線的に減少し,やがて
ゼロとなる。
場合、第1のチョークコイル51の代わりに第2のチョ
ークコイル52、ダイオード61の代わりにダイオード
62、ダイオード31の代わりにダイオード32、ダイ
オード33の代わりにダイオード34がそれぞれ動作す
る。
ば第3の実施例の動作と等価であリ、N<1の場合は第
4の実施例の動作と等価である。 (第7の実施例)図9は第7の実施例を示す。
第1,第2のチョークコイル51,52の構造と接続位
置である。第1,第2のチョークコイル51,52の一
端は、それぞれ交流入力電源1の両端に接続される。第
1のチョークコイル51の他端には第1のダイオード6
1とダイオード31のアノード端子が接続され、第2の
チョークコイル52の他端には第2のダイオード62と
ダイオード32のアノード端子が接続される。第1,第
2のダイオードのカソード端子は一次巻線81とスイッ
チ素子9との接続点に接続される。ダイオード31,3
2のカソード端子は平滑コンデンサ4と一次巻線81と
の接続点に接続される。
置の動作を説明する。まず、入力交流電源1が図9の極
性の期間において、スイッチ素子9がオンの時、ダイオ
ード61,33が導通し、入力交流電源1→第1のチョ
ークコイル51→ダイオード61→スイッチ素子9→ダ
イオード33→第2のチョークコイル52→入力交流電
源1のルートで電流が流れる。第1,第2のチョークコ
イル51,52にはそれぞれ入力交流電源1の電圧の
(1/2)が印加され、この電流は入力交流電源1の電
圧に比例した傾きで直線的に増加する。
61の代わりにダイオード31が導通し、入力交流電源
1→第1のチョークコイル51→ダイオード31→平滑
コンデンサ4→ダイオード33→第2のチョークコイル
52→入力交流電源1のルートで電流が流れる。第1,
第2のチョークコイル51,52にはそれぞれ入力交流
電源1と平滑コンデンサ4の電圧の差の(1/2)が印
加され、この電流は直線的に減少し、やがてゼロとな
る。
場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダイ
オード31の代わりにダイオード32、ダイオード33
の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。
チョークコイル51,52に流れる電流は、入力交流電
源1の電圧に比例したピーク値を有する鋸波状になる。
これがフィルタコンデンサ2で平滑化された入力電流波
形は、入力交流電圧に略比例した正弦波状となる。
成と同様で、入力電流波形を改善して、力率の向上と高
調波電流成分の低減が可能になり、図31に示したスイ
ッチング電源装置に比べ第1,第2のチョークコイル5
1,52の電流が、トランス8を介さずに流れるので、
導通損を低減することができる。
示す。図10において、図9の構成と異なるのはトラン
ス8に一端を一次巻線81の一端に接続された三次巻線
83を設け、第1,第2のダイオード61,62のカソ
ード端子を三次巻線83の他端に接続した点である。平
滑コンデンサ4の電圧をEc、一次巻線81の巻数をN
1、三次巻線83の巻数をN3とし、N=(N3/N
1)とする。
置の動作を説明する。まず、入力交流電源1が図10の
極性の期間において、スイッチ素子9がオンの時、三次
巻線83にはN・Ecの電圧が発生する。入力交流電源
1の電圧Viが(1−N)Ecより大きければ、ダイオ
ード61および33が導通し、入力交流電源1→第1の
チョークコイル51→ダイオード61→三次巻線83→
一次巻線81→スイッチ素子9→ダイオード33→第2
のチョークコイル52→入力交流電源1および、入力交
流電源1→第1のチョークコイル51→ダイオード61
→三次巻線83→平滑コンデンサ4→ダイオード33→
第2のチョークコイル52→入力交流電源1のルートで
電流が流れる。第1,第2のチョークコイル51,52
にはそれぞれ{Vi−(1−N)Ec}/2が印加さ
れ、この電流はVi−(1−N)Ecに比例した傾きで
直線的に増加する。
61の代わりにダイオード31が導通し、入力交流電源
1→第1のチョークコイル51→ダイオード31→平滑
コンデンサ4→ダイオード33→第2のチョークコイル
52→入力交流電源1のルートで電流が流れる。第1,
第2のチョークコイル51,52にはそれぞれ(Vi−
Ec)/2が印加され、この電流は直線的に減少し,や
がてゼロとなる。
た場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダ
イオード31の代わりにダイオード32、ダイオード3
3の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。この
ように第8の実施例の動作は、N=1であれば第1の実
施例の動作と等価であリ、N<1の場合は第2の実施例
の動作と等価である。
示す。図11において、図1の構成と異なるのは第1,
第2のダイオード61,62がそれぞれ第1,第2のコ
ンデンサ71,72になっている点である。
置の動作を説明する。まず、入力交流電源1が図11の
極性の期間において、スイッチ素子9がオンの時、入力
交流電源1→コンデンサ71→スイッチ素子9→チョー
クコイル5→ダイオード33→入力交流電源1のルート
で電流が流れ増加する。コンデンサ71の充電が進み、
コンデンサ71と入力交流電源1の接続点の電位が上昇
し、平滑コンデンサ4の電位以上になろうとするとダイ
オード31が導通し、入力交流電源1→ダイオード31
→平滑コンデンサ4→チョークコイル5→ダイオード3
3→入力交流電源1のルートで電流が流れるようにな
る。
源1→ダイオード31→平滑コンデンサ4→チョークコ
イル5→ダイオード33→入力交流電源1のルートで電
流が流れると同時に、トランス8の励磁電流が一次巻線
81→コンデンサ71→ダイオード31→一次巻線81
のルートで流れ、コンデンサ71に蓄えられた電荷を放
電させる。
た場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダ
イオード31の代わりにダイオード32、ダイオード3
3の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。
波形を図12に示す。図12において、(a)は全波整
流回路3の出力電圧波形、(b)はチョークコイル5に
流れる電流波形、(c)は入力電流波形である。チョー
クコイル5に流れる電流は、入力交流電源1の電圧に追
従した連続電流になる。入力電流波形は、これがフィル
タコンデンサ2で平滑化されたものである。
形を改善して、力率の向上と高調波電流成分の低減が可
能になる。さらにチョークコイル5の電流が、図31に
示したトランス8を介さずに流れる上、第1から第8の
実施例に比べ振幅の小さな連続電流となるので、導通損
を低減することができる。
例を示す。図13において、図3の構成と異なるのは第
1,第2のダイオード61,62がそれぞれ第1,第2
のコンデンサ71,72になっている点である。一次巻
線81の巻数をN1、三次巻線83の巻数をN3とし、
N=(N3/N1)とする。
あればその動作は第9の実施例と等価であリ、N<1の
場合は第1の実施例に対する第2の実施例の効果が、第
9の実施例に対しても同様にある。
例を示す。図14において、図5の構成と異なるのは第
1,第2のダイオード61,62がそれぞれ第1,第2
のコンデンサ71,72になっている点である。
置の動作を説明する。まず、入力交流電源1が図14の
極性の期間において、スイッチ素子9がオンの時、入力
交流電源1→コンデンサ71→第1のチョークコイル5
1→スイッチ素子9→ダイオード33→入力交流電源1
のルートで電流が流れ増加する。コンデンサ71の充電
が進み、コンデンサ71と入力交流電源1の接続点の電
位が上昇し、平滑コンデンサ4の電位以上になろうとす
るとダイオード31が導通し、入力交流電源1→ダイオ
ード31→第2のチョークコイル52→平滑コンデンサ
4→ダイオード33→入力交流電源1のルートで電流が
流れるようになる。
源1→ダイオード31→第2のチョークコイル52→平
滑コンデンサ4→ダイオード33→入力交流電源1のル
ートで電流が流れると同時に、トランス8の励磁電流が
一次巻線81→コンデンサ71→ダイオード31→一次
巻線81のルートで流れ、コンデンサ71に蓄えられた
電荷を放電させる。
た場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダ
イオード31の代わりにダイオード32、ダイオード3
3の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。
施例と等価の動作をし、第1の実施例に対する第3の実
施例の効果が、第9の実施例に対しても同様にある。 (第12の実施例)図15は第12の実施例を示す。
第1,第2のダイオード61,62がそれぞれ第1,第
2のコンデンサ71,72になっている点である。一次
巻線81の巻数をN1、三次巻線83の巻数をN3と
し、N=(N3/N1)とする。
あればその動作は第9の実施例と等価であリ、N<1の
場合は第1の実施例に対する第2の実施例の効果が、第
11の実施例に対しても同様にある。
例を示す。図16において、図7の構成と異なるのは第
1,第2のダイオード61,62がそれぞれ第1,第2
のコンデンサ71,72になっている点である。
置の動作を説明する。まず、入力交流電源1が図16の
極性の期間において、スイッチ素子9がオンの時、入力
交流電源1→第1のチョークコイル51→コンデンサ7
1→スイッチ素子9→ダイオード33→入力交流電源1
のルートで電流が流れ増加する。コンデンサ71の充電
が進み、コンデンサ71と第1のチョークコイル51と
の接続点の電位が上昇し、平滑コンデンサ4の電位以上
になろうとするとダイオード31が導通し、入力交流電
源1→第1のチョークコイル51→ダイオード31→平
滑コンデンサ4→ダイオード33→入力交流電源1のル
ートで電流が流れるようになる。
源1→第1のチョークコイル51→ダイオード31→平
滑コンデンサ4→ダイオード33→入力交流電源1のル
ートで電流が流れると同時に、トランス8の励磁電流が
一次巻線81→コンデンサ71→ダイオード31→一次
巻線81のルートで流れ、コンデンサ71に蓄えられた
電荷を放電させる。
た場合、第1のチョークコイル51の代わりに第2のチ
ョークコイル52、ダイオード61の代わりにダイオー
ド62、ダイオード31の代わりにダイオード32、ダ
イオード33の代わりにダイオード34がそれぞれ動作
する。
例と等価の動作をし、第1の実施例に対する第5の実施
例の効果が、第9の実施例に対しても同様にある。 (第14の実施例)図17は第14の実施例を示す。
第1,第2のダイオード61,62がそれぞれ第1,第
2のコンデンサ71,72になっている点である。一次
巻線81の巻数をN1、三次巻線83の巻数をN3と
し、N=(N3/N1)とすると、N=1であればその
動作は第9の実施例と等価であリ、N<1の場合は第1
の実施例に対する第2の実施例の効果が、第13の実施
例に対しても同様にある。
5の実施例を示す。図18において、図9の構成と異な
るのは第1,第2のダイオード61,62がそれぞれ第
1,第2のコンデンサ71,72になっている点であ
る。
置の動作を説明する。まず、入力交流電源1が図18の
極性の期間において、スイッチ素子9がオンの時、入力
交流電源1→第1のチョークコイル51→コンデンサ7
1→スイッチ素子9→ダイオード33→第2のチョーク
コイル52→入力交流電源1のルートで電流が流れ増加
する。コンデンサ71の充電が進み、コンデンサ71と
第1のチョークコイル51の接続点の電位が上昇し、平
滑コンデンサ4の電位以上になろうとするとダイオード
31が導通し、入力交流電源1→第1のチョークコイル
51→ダイオード31→平滑コンデンサ4→ダイオード
33→第2のチョークコイル52→入力交流電源1のル
ートで電流が流れるようになる。
源1→第1のチョークコイル51→ダイオード31→平
滑コンデンサ4→ダイオード33→第2のチョークコイ
ル52→入力交流電源1のルートで電流が流れると同時
に、トランス8の励磁電流が一次巻線81→コンデンサ
71→ダイオード31→一次巻線81のルートで流れ、
コンデンサ71に蓄えられた電荷を放電させる。
た場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダ
イオード31の代わりにダイオード32、ダイオード3
3の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。
施例と同様の動作をする。 (第16の実施例)図19は第16の実施例を示す。
は第1,第2のダイオード61,62がそれぞれ第1,
第2のコンデンサ71,72になっている点である。一
次巻線81の巻数をN1、三次巻線83の巻数をN3と
し、N=(N3/N1)とすると、N=1であればその
動作は第9の実施例と等価であリ、N<1の場合は第1
の実施例に対する第2の実施例の効果が、第15の実施
例に対しても同様にある。
施例を示す図6,第6の実施例を示す図8,第8の実施
例を示す図10,第10の実施例を示す図13,第12
の実施例を示す図15,第14の実施例を示す図17,
第16の実施例を示す図19では、三次巻線83の構成
を図20(a)のようにしたが、図20(b)のような
構成も可能であることは言うまでもない。
例を示す。図21において図1の構成と異なるのは、第
1,第2のダイオード61,62のカソード端子と一次
巻線81とスイッチ素子9との間に、コンデンサ73と
チョークコイル53の並列回路が接続されている点であ
る。
置は、第9の実施例とほぼ同様の動作をする。まず、入
力交流電源1が図21の極性の期間において、スイッチ
素子9がオンの時、入力交流電源1→ダイオード61→
コンデンサ73→スイッチ素子9→チョークコイル5→
ダイオード33→入力交流電源1のルートで電流が流れ
増加する。同時にコンデンサ73と並列接続されたチョ
ークコイル53が励磁される。スイッチ素子9がオフす
ると、入力交流電源1→ダイオード31→平滑コンデン
サ4→チョークコイル5→ダイオード33→入力交流電
源1のルートで電流が流れると同時に、チョークコイル
53の励磁電流がコンデンサ73に蓄えられた電荷を放
電する方向に流れる。
た場合、ダイオード61の代わりにダイオード62、ダ
イオード31の代わりにダイオード32、ダイオード3
3の代わりにダイオード34がそれぞれ動作する。
2のコンデンサ71,72の役割をコンデンサ73が担
い、スイッチ素子9がオフの時に、第1,第2のコンデ
ンサ71,72の電荷を放電する一次巻線81の役割を
チョークコイル53が担っているのである。
うに第1,第2のダイオード61,62と直列にコンデ
ンサ73とチョークコイル53との並列回路を、第1の
実施例を示す図1に設けることによって構成したが、同
様に図22(b)に示すように、コンデンサ74とチョ
ークコイル54との並列回路を、第1のダイオード61
と直列に、コンデンサ75とチョークコイル55との並
列回路を第2のダイオード62と直列に設けることによ
っても、第17の実施例と同様の動作をするスイッチン
グ電源装置が得られる。
例から第8の実施例に対しても施し、同様の動作をさせ
ることが可能である。 (第18の実施例)図23と図24は第18の実施例を
示す。
制御回路40の機能で、平滑コンデンサ4の電圧に応じ
てスイッチング周波数を制御している点である。スイッ
チ素子9のオンオフ比を出力直流電圧が安定化するよう
に制御している点は、従来および、上記の各実施例と同
様である。
置は、第1の実施例とほぼ同様の動作をする。本発明の
実施例に用いたフィードフォワードコンバータに代表さ
れるDC/DCコンバータの入出力電圧比は、スイッチ
素子9のオンオフ比で表される。このためスイッチング
周波数が固定であると、スイッチ素子9のオン時間およ
びオフ時間は出力電流によってはほとんど変化しない。
出力電流が小さくなっても、チョークコイル5あるいは
第1,第2のチョークコイル51,52を介して入力さ
れるスイッチング1周期当たりのエネルギーはほとんど
変化しないのである。したがって、出力電流が小さくな
ると、入出力電力のバランスが取れるように平滑コンデ
ンサ4の電圧が図24の特性Aに示すように上昇し、ス
イッチ素子9や平滑コンデンサ4に高耐圧のものが必要
となる。
ンデンサ4の電圧を検出し、これが上昇すればスイッチ
ング周波数も上昇するような機能を制御回路40が有し
ている。出力電流が小さくなり、平滑コンデンサ4の電
圧が上昇すると、スイッチング周波数も上昇し、チョー
クコイル5あるいは第1,第2のチョークコイル51,
52を介して入力されるスイッチング1周期当たりのエ
ネルギーは減少する。したがって、図24の特性Bに示
すように平滑コンデンサ4の電圧の上昇を抑制すること
ができる。
図である。各端子の符号は図24の制御回路40のもの
と対応させた。図中の破線で囲ったところが本実施例で
説明した機能を有する部分である。
こでは型番M51977を使用する。401,402は
抵抗、403はコンデンサで、401,402がコンデ
ンサ403の充放電電流を決定し、その充放電時間が最
大オン時間および最小オフ時間となリ、それらの和がス
イッチング周期となる。404,405は抵抗、406
はシャントレギュレータ、407はフォトカプラで、出
力直流電圧を検出して制御IC400へ帰還する。制御
IC400は出力直流電圧を安定化するようにオン時間
を決定し、スイッチ素子9への駆動パルスを出力する。
スイッチング周期からオン時間を差し引いた時間がオフ
時間となる。408,409は抵抗、410はシャント
レギュレータ、411,412はダイオード、413,
414は抵抗で、抵抗408,409で検出した平滑コ
ンデンサ4の電圧をシャントレギュレータ410に入力
し、平滑コンデンサ4の電圧が所定の電圧以上に上昇す
ると、ダイオード411と抵抗413およびダイオード
412と抵抗414を介して電流を流し、コンデンサ4
03の充放電電流を大きくする。すなわちスイッチング
周波数が上昇していく。スイッチング周波数が変化して
も、制御IC400は出力直流電圧を安定化するよう
に、変化した最大オン時間内でオン時間を決定する。
デンサ4の電圧の上昇を抑制することができるので、ス
イッチ素子9や平滑コンデンサ4に低耐圧のものが使用
できる。
サ4の電圧を抵抗分割により検出したが、スイッチ素子
9がオンのときに発生するトランス8の巻線電圧を検出
するなど、平滑コンデンサ4の電圧に相当する電圧を検
出してもよいことは言うまでもない。
1の実施例に適用したものであるが、第2から第17の
実施例のいずれの実施例にも適用できることは言うまで
もない。
9の実施例を示す。図26において図11の構成と異な
るのは、流れる電流が大きくなるとチョークコイル5の
インダクタンス値が小さくなる図27に示すような性能
を有している点である。
置は、第9の実施例とほぼ同様の動作をする。しかしな
がら第9の実施例では出力電流が小さくなると、平滑コ
ンデンサ4の電圧が上昇していくのは第18の実施例で
述べた通りである。第9の実施例の場合、スイッチ素子
9がオンしている時にチョークコイル5を流れる電流
は、チョークコイル5と第1,第2のコンデンサ71,
72との共振電流で、第1の実施例のように直線的に増
加はしない。したがって、出力電流が大きい時には、チ
ョークコイル5のインダクタンス値は小さくても、スイ
ッチング電源装置の動作にはあまり影響しない。一方、
出力電流が小さい時には、平滑コンデンサ4の電圧の上
昇を抑制するためにも、チョークコイル5のインダクタ
ンス値は大きいほうが好ましい。
クコイル5が電流が大きくなるとインダクタンス値が小
さくなる性能を有しているために、出力電流が大きい時
には第9の実施例と同様の動作をし、出力電流が小さい
時には第9の実施例よりも平滑コンデンサ4の電圧の上
昇が抑制される。図28の特性Aは第9の実施例の平滑
コンデンサ4の電圧の上昇特性、特性Bは第19の実施
例の平滑コンデンサ4の電圧の上昇特性を示す。
としては、磁気飽和に構わず、巻線の巻数を少なく、磁
心のギャップを小さくすればよい。すなわちチョークコ
イル5は小型化できる。
併用すれば、スイッチング周波数の変化幅が小さくな
り、より効果的であることは言うまでもない。また、本
実施例に示したチョークコイル5は、第9の実施例に適
用したものであるが、第10〜第17のいずれの実施例
にも適用できることは言うまでもない。チョークコイル
5が第1,第2のチョークコイル51,52の構成にな
っている場合は、第1,第2のチョークコイル51,5
2に本実施例で示した性能を有するようにすればよい。
デンサ4の両端にダイオード10と四次巻線84の直列
回路を設け、トランス4の磁気リセットを効率的に行う
ようにしている。しかし、ダイオード10と四次巻線8
4の直列回路の有無が本発明の動作に及ぼす影響は、本
発明の効果に対して大きくなく、本発明の説明に必要不
可欠なものではなかったので各実施例においては省略し
た。
ードコンバータを基本とした回路構成で説明してきた
が、その他のDC/DCコンバータを基本としても同様
の効果を得ることができる。
ルの電流がトランスを介さずに流れるので、導通損を低
減することができる。したがって、力率が良く、入力電
流高調波成分の少ない入力特性を有すると同時に、効率
の高い優れたスイッチング電源装置を実現できる。
の電流が、スイッチ素子がオフの時には三次巻線を介さ
ずに流れるので、導通損を低減することができる。ま
た、一次巻線と三次巻線の巻数比N<1とすることで、
請求項1の場合に比べダイオードの耐圧を低減すること
ができる。
ョークコイルの電流がトランスを介さずに流れるので導
通損を低減することができる。また、チョークコイル5
が全波整流回路の負極側に配置されている請求項1に比
べ、正極側にあるのでスイッチ素子および制御回路が入
力交流電源に対して高周波で安定電位となり、誤動作を
起こしにくくなる。
請求項1と等価であリ、N<1の場合は第2の実施例の
動作と等価である。請求項5の構成によると、第1,第
2のチョークコイルの電流がトランスを介さずに流れる
ので、導通損を低減することができる。また、チョーク
コイルが全波整流回路の負極側に配置されている請求項
1の構成に比べ、正極側にあるのでスイッチ素子および
制御回路が入力交流電源に対して高周波で安定電位とな
り、誤動作を起こしにくくなる。
請求項3と等価であリ、N<1の場合は請求項4と等価
である。請求項7の構成によると、請求項1と同様で、
入力電流波形を改善して、力率の向上と高調波電流成分
の低減が可能になり、第1,第2のチョークコイルの電
流が、トランスを介さずに流れるので、導通損を低減す
ることができる。
請求項1と等価であリ、N<1の場合は請求項2等価で
ある。請求項9の構成によると、入力電流波形を改善し
て、力率の向上と高調波電流成分の低減が可能になる。
さらにチョークコイルの電流が、トランスを介さずに流
れる上、上記の各請求項に比べ振幅の小さな連続電流と
なるので、導通損を低減することができる。
ばその動作は請求項9と等価であリ、N<1の場合は請
求項9の場合に比べダイオードの耐圧を低減することが
できる。
価で、しかもチョークコイルが全波整流回路の正極側に
あるのでスイッチ素子および制御回路が入力交流電源に
対して高周波で安定電位となり、誤動作を起こしにくく
なる。
ばその動作は請求項9と等価であリ、N<1の場合は請
求項11の場合に比べダイオードの耐圧を低減すること
ができる。
価で、しかもチョークコイルが全波整流回路の負極側に
配置されている請求項9の構成に比べ、正極側にあるの
でスイッチ素子および制御回路が入力交流電源に対して
高周波で安定電位となり、誤動作を起こしにくくなる。
ばその動作は請求項9と等価であリ、N<1の場合は請
求項13の場合に比べダイオードの耐圧を低減すること
ができる。
様の動作をする。請求項16の構成によると、請求項9
と等価であリ、N<1の場合は請求項15の場合に比べ
ダイオードの耐圧を低減することができる。
請求項8のいずれかにおいて、第1,第2のダイオード
と直列に、第3のチョークコイルとコンデンサの並列回
路を介装することによって、特性を改善できる。
さくなり、平滑コンデンサ4の電圧が上昇すると、制御
回路がスイッチング周波数を上昇させて、チョークコイ
ルあるいは第1,第2のチョークコイルを介して入力さ
れるスイッチング1周期当たりのエネルギーは減少し、
平滑コンデンサの電圧の上昇を抑制することができ、ス
イッチ素子や平滑コンデンサに低耐圧のものが使用でき
る。
請求項18のいずれかにおいて、流れる電流が大きくな
るとチョークコイルのインダクタンス値が小さくなる性
能を有しているので、平滑コンデンサの電圧の上昇が抑
制される。
の実施例における要部構成図
ッチング電源装置の回路構成図
Claims (19)
- 【請求項1】 入力交流電源を整流する全波整流回路
と、一次巻線の一端が前記全波整流回路の正極出力端子
に接続されたトランスと、前記トランスの一次巻線の他
端に接続されたスイッチ素子と、前記トランスの一次巻
線と前記スイッチ素子との直列回路に並列接続された平
滑コンデンサと、前記全波整流回路の入力端子のそれぞ
れにアノード端子が接続され、カソード端子が前記トラ
ンスの一次巻線と前記スイッチ素子との接続点に接続さ
れた第1,第2のダイオードと、前記スイッチ素子と前
記平滑コンデンサとの接続点と前記全波整流回路の負極
出力端子との間に接続されたチョークコイルと、前記ト
ランスの二次巻線の出力を整流平滑して直流出力電圧を
負荷に供給する整流平滑回路と、前記整流平滑回路の直
流出力電圧が安定化するように前記スイッチ素子のオン
オフ比を制御する制御回路とを備えたスイッチング電源
装置。 - 【請求項2】 トランスには一次巻線のいずれかの端子
に一端が接続された三次巻線を設け、第1,第2のダイ
オードのカソード端子を、前記三次巻線の他端に接続し
た請求項1記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項3】 入力交流電源を整流する全波整流回路
と、前記全波整流回路の入力端子のそれぞれにアノード
端子が接続され、カソード端子が互いに接続された第
1,第2のダイオードと、一次巻線と二次巻線を有する
トランスと、前記トランスの一次巻線の一端と前記全波
整流回路の負極出力端子との間に接続されたスイッチ素
子と、一端が前記全波整流回路の正極出力端子に接続さ
れ、他端を前記トランスの一次巻線の他端に接続された
第1のチョークコイルと、一端が第1,第2のダイオー
ドのカソード端子に接続され、他端を前記トランスの一
次巻線とスイッチ素子との接続点に接続され、第1のチ
ョークコイルと電磁結合された第2のチョークコイル
と、前記トランスの一次巻線と前記スイッチ素子との直
列回路に並列接続された平滑コンデンサと、前記トラン
スの二次巻線の出力を整流平滑して直流出力電圧を負荷
に供給する整流平滑回路と、前記整流平滑回路の直流出
力電圧が安定化するように前記スイッチ素子のオンオフ
比を制御する制御回路とを備えたスイッチング電源装
置。 - 【請求項4】 トランスには一次巻線のいずれかの端子
に一端が接続された三次巻線を設け、第2のチョークコ
イルの他端を前記トランスの三次巻線の他端に接続した
請求項3記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項5】 入力交流電源の両端にそれぞれ一端が接
続され、かつ互いに電磁結合した第1,第2のチョーク
コイルと、一次巻線と二次巻線を有するトランスと、前
記トランスの一次巻線の一端に接続されたスイッチ素子
と、前記トランスの一次巻線と前記スイッチ素子との直
列回路に並列接続された平滑コンデンサと、第1,第2
のチョークコイルのそれぞれの他端にアノード端子が接
続され、カソード端子が前記トランスの一次巻線と前記
スイッチ素子との接続点に接続された第1,第2のダイ
オードと、第1,第2のチョークコイルのそれぞれの他
端にアノード端子が接続され、カソード端子が前記トラ
ンスの一次巻線と前記平滑コンデンサとの接続点に接続
された第3,第4のダイオードと、入力交流電源の両端
にそれぞれカソード端子が接続され、アノード端子が前
記スイッチ素子と前記平滑コンデンサとの接続点に接続
された第5,第6のダイオードと、前記トランスの二次
巻線の出力を整流平滑して直流出力電圧を負荷に供給す
る整流平滑回路と、前記整流平滑回路の直流出力電圧が
安定化するように前記スイッチ素子のオンオフ比を制御
する制御回路とを備えたスイッチング電源装置。 - 【請求項6】 トランスには一次巻線のいずれかの端子
に一端が接続された三次巻線を設け、第1,第2のダイ
オードのカソード端子を、前記三次巻線の他端に接続し
た請求項5記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項7】 入力交流電源の両端にそれぞれ一端が接
続され、かつ互いに電磁結合した第1,第2のチョーク
コイルと、第1,第2のチョークコイルを介して入力交
流電源を整流する全波整流回路と、一端が前記全波整流
回路の正極出力端子に接続された一次巻線を有するトラ
ンスと、前記トランスの一次巻線の他端と前記全波整流
回路の負極出力端子との間に接続されたスイッチ素子
と、前記トランスの一次巻線と前記スイッチ素子との直
列回路に並列接続された平滑コンデンサと、前記全波整
流回路の入力端子のそれぞれにアノード端子が接続さ
れ、カソード端子が前記トランスの一次巻線と前記スイ
ッチ素子との接続点に接続された第1,第2のダイオー
ドと、前記トランスの二次巻線の出力を整流平滑し、直
流出力電圧を負荷に供給する整流平滑回路と、前記整流
平滑回路の直流出力電圧が安定化するように前記スイッ
チ素子のオンオフ比を制御する制御回路とを備えたスイ
ッチング電源装置。 - 【請求項8】 トランスには一次巻線のいずれかの端子
に一端が接続された三次巻線を設け、第1,第2のダイ
オードのカソード端子が、前記三次巻線の他端に接続さ
れた請求項7記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項9】 入力交流電源を整流する全波整流回路
と、前記全波整流回路の正極出力端子に一端が接続され
た一次巻線を有するトランスと、前記トランスの一次巻
線の他端に接続されたスイッチ素子と、前記トランスの
一次巻線と前記スイッチ素子との直列回路に並列接続さ
れた平滑コンデンサと、前記全波整流回路の入力端子の
それぞれに一端が接続され、他端が共に前記トランスの
一次巻線と前記スイッチ素子との接続点に接続された第
1,第2のコンデンサと、前記スイッチ素子と前記平滑
コンデンサの接続点と前記全波整流回路の負極出力端子
との間に介装されたチョークコイルと、前記トランスの
二次巻線の出力を整流平滑して直流出力電圧を負荷に供
給する整流平滑回路と、前記整流平滑回路の直流出力電
圧が安定化するように前記スイッチ素子のオンオフ比を
制御する制御回路とを備えたスイッチング電源装置。 - 【請求項10】 トランスには一次巻線のいずれかの端
子に一端を接続された三次巻線を設け、第1のコンデン
サと第2のコンデンサとの接続点を前記三次巻線の他端
に接続した請求項9記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項11】 入力交流電源を整流する全波整流回路
と、前記全波整流回路の入力端子のそれぞれに一端が接
続され、他端が互いに接続された第1,第2のコンデン
サと、一次巻線と二次巻線とを有するトランスと、前記
トランスの一次巻線の一端と前記全波整流回路の負極出
力端子との間に接続されたスイッチ素子と、前記全波整
流回路の正極出力端子に一端が接続され、他端を前記ト
ランスの一次巻線の他端に接続した第1のチョークコイ
ルと、第1,第2のコンデンサの接続点に一端が接続さ
れ、他端を前記トランスの一次巻線とスイッチ素子との
接続点に接続し、かつ第1のチョークコイルと電磁結合
された第2のチョークコイルと、前記トランスの一次巻
線と前記スイッチ素子との直列回路に並列接続された平
滑コンデンサと、前記トランスの二次巻線の出力を整流
平滑して直流出力電圧を負荷に供給する整流平滑回路
と、前記整流平滑回路の直流出力電圧が安定化するよう
に前記スイッチ素子のオンオフ比を制御する制御回路と
を備えたスイッチング電源装置。 - 【請求項12】 トランスには一次巻線のいずれかの端
子に一端が接続された三次巻線を設け、第2のチョーク
コイルの他端を前記三次巻線の他端に接続した請求項1
1記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項13】 入力交流電源の両端にそれぞれ一端が
接続され、かつ互いに電磁結合した第1,第2のチョー
クコイルと、一次巻線と二次巻線とを有するトランス
と、前記トランスの一次巻線の一端に接続されたスイッ
チ素子と、前記トランスの一次巻線と前記スイッチ素子
との直列回路に並列接続された平滑コンデンサと、第
1,第2のチョークコイルのそれぞれの他端に一端が接
続され、他端が共に前記トランスの一次巻線と前記スイ
ッチ素子との接続点に接続された第1,第2のコンデン
サと、第1,第2のチョークコイルのそれぞれの他端に
アノード端子が接続され、カソード端子が前記トランス
の一次巻線と前記平滑コンデンサとの接続点に接続され
た第3,第4のダイオードと、入力交流電源の両端にそ
れぞれカソード端子が接続され、アノード端子が前記ス
イッチ素子と前記平滑コンデンサとの接続点に接続され
た第5,第6のダイオードと、前記トランスの二次巻線
の出力を整流平滑して直流出力電圧を負荷に供給する整
流平滑回路と、前記整流平滑回路の直流出力電圧が安定
化するように前記スイッチ素子のオンオフ比を制御する
制御回路とを備えたスイッチング電源装置。 - 【請求項14】 トランスには一次巻線のいずれかの端
子に一端が接続された三次巻線を設け、第1,第2のコ
ンデンサの接続点を、前記三次巻線の他端に接続した請
求項13記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項15】 入力交流電源の両端にそれぞれ一端が
接続され、かつ互いに電磁結合した第1,第2のチョー
クコイルと、第1,第2のチョークコイルを介して入力
交流電源を整流する全波整流回路と、前記全波整流回路
の正極出力端子に一端が接続された一次巻線を有するト
ランスと、前記トランスの一次巻線の他端と前記全波整
流回路の負極出力端子との間に接続されたスイッチ素子
と、前記トランスの一次巻線と前記スイッチ素子との直
列回路に並列接続された平滑コンデンサと、前記全波整
流回路の入力端子のそれぞれに一端が接続され、他端が
共に前記トランスの一次巻線と前記スイッチ素子との接
続点に接続された第1,第2のコンデンサと、前記トラ
ンスの二次巻線の出力を整流平滑して直流出力電圧を負
荷に供給する整流平滑回路と、前記整流平滑回路の直流
出力電圧が安定化するように前記スイッチ素子のオンオ
フ比を制御する制御回路とを備えたスイッチング電源装
置。 - 【請求項16】 トランスには一次巻線のいずれかの端
子に一端が接続された三次巻線を設け、第1のコンデン
サと第2のコンデンサの接続点を、前記三次巻線の他端
に接続した請求項15記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項17】 第1,第2のダイオードと直列に、第
3のチョークコイルとコンデンサの並列回路を介装した
請求項1から請求項8のいずれかに記載のスイッチング
電源装置。 - 【請求項18】 制御回路は、平滑コンデンサの電圧ま
たは平滑コンデンサの電圧に相当する電圧を検出し、検
出された電圧を安定化するようにスイッチ素子のスイッ
チング周波数を変化させるように構成した請求項1から
請求項17のいずれかに記載のスイッチング電源装置。 - 【請求項19】 チョークコイルまたは第1,第2のチ
ョークコイルは、流れる電流が大きくなると、そのイン
ダクタンス値が小さくなるような特性を有する請求項1
から請求項18のいずれかに記載のスイッチング電源装
置。
Priority Applications (1)
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JP1304094 | 1994-02-07 | ||
JP6-8009 | 1994-02-07 | ||
JP6-13040 | 1994-02-07 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07264860A true JPH07264860A (ja) | 1995-10-13 |
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ID=27453754
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP296295A Expired - Lifetime JP3100526B2 (ja) | 1994-01-28 | 1995-01-12 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3100526B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7113411B2 (en) | 2004-01-30 | 2006-09-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Switching power supply |
US7414864B2 (en) | 2004-02-03 | 2008-08-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Switching power supply apparatus |
CN113726141A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-11-30 | 上海军陶科技股份有限公司 | 一种变换器的抗掉电电路 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11275614A (ja) | 1998-03-26 | 1999-10-08 | Nec Corp | 光交換装置 |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP296295A patent/JP3100526B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7113411B2 (en) | 2004-01-30 | 2006-09-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Switching power supply |
US7414864B2 (en) | 2004-02-03 | 2008-08-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Switching power supply apparatus |
CN113726141A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-11-30 | 上海军陶科技股份有限公司 | 一种变换器的抗掉电电路 |
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JP3100526B2 (ja) | 2000-10-16 |
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