JPH07264688A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JPH07264688A
JPH07264688A JP5406094A JP5406094A JPH07264688A JP H07264688 A JPH07264688 A JP H07264688A JP 5406094 A JP5406094 A JP 5406094A JP 5406094 A JP5406094 A JP 5406094A JP H07264688 A JPH07264688 A JP H07264688A
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JP
Japan
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speaker
speaker unit
box
unit
loud speaker
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Application number
JP5406094A
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Inventor
Mitsuru Goto
充 後藤
Hideyuki Taguchi
秀之 田口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピーカボックスを有するスピーカ装置の組
み立て作業が簡単にできるスピーカ装置を提供する。 【構成】 スピーカユニット30と、このスピーカユニ
ット30を収納するスピーカボックスとで構成されるス
ピーカ装置において、スピーカボックスとして、第1の
部材10と第2の部材20とに2分割し、第1の部材1
0でスピーカユニット30の放音部である前面側の収納
部を構成させ、第2の部材20でスピーカユニット30
の後方側の収納部を構成させ、第1の部材10と第2の
部材20とを嵌合構造により一体化できるようにし、ス
ピーカユニット30の後端に弾性材40を配置し、嵌合
された第1の部材10と第2の部材20とで構成される
スピーカボックス内にスピーカユニット30を収納させ
たとき、このスピーカユニット30の位置が弾性材40
の弾性力により維持されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン受
像機用スピーカに適用して好適なスピーカ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機に取付けられ
るスピーカ装置は、テレビジョン受像機を構成するキャ
ビネットの所定箇所に、スピーカを構成するスピーカユ
ニットが直接取付けられていたものが多かった。これに
対し、近年再生される音質を向上させることが要請さ
れ、テレビジョン受像機に内蔵させるスピーカ装置であ
っても、スピーカボックスと称される筐体内にスピーカ
ユニットを配置したハイファイ音声再生用のスピーカ装
置に準じた構造のスピーカ装置を使用する場合が多々あ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、テレビジョ
ン受像機を構成する筐体内に、スピーカボックスを内蔵
させると、それだけテレビジョン受像機を構成する部品
が増え、テレビジョン受像機の組み立てに手間がかかる
不都合があった。即ち、従来のように受像機を構成する
キャビネットに直接スピーカユニットが取付けられる構
造の場合には、スピーカ装置の組み立てとして、単にキ
ャビネットにスピーカユニットを取付ける作業だけで良
いが、スピーカボックスを使用したスピーカ装置の場合
には、まずスピーカユニットをスピーカボックス内に取
付けてスピーカ装置として組み立てた後、このスピーカ
装置をキャビネットに取付ける作業が必要で、テレビジ
ョン受像機にスピーカ装置を取付けるまでに多くの工程
が必要になっていた。特に、スピーカボックス内にスピ
ーカユニットを取付ける作業は、ネジなどを使用して、
スピーカユニットをボックス内に固定させる作業と、ス
ピーカユニットが固定されたボックスを組み立てる作業
とが必要で、手間がかかっていた。
【0004】また、スピーカボックス内に収納されたス
ピーカユニットには、ボックスの外から信号線により音
声信号を供給させる必要がある。このため、その信号線
をボックス内に導くために、端子部をスピーカボックス
に設けたり、或いはスピーカボックスに孔を設けて、こ
の孔に信号線を通すことが行われている。ところが、端
子部を設けるのは構成が複雑になる不都合があり、信号
線を通す孔を設けた場合には、この孔からボックス内の
空気が漏れて音質が低下するのを防止するために、孔を
塞ぐ処理が必要になり、製造工程が複雑になってしま
う。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、スピーカボック
スを有するスピーカ装置の組み立て作業が簡単にできる
スピーカ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、音声信号の供給により振動板31が振動し
て放音するスピーカユニット30と、このスピーカユニ
ット30を収納するスピーカボックスとで構成されるス
ピーカ装置において、スピーカボックスとして、第1の
部材10と第2の部材20とに2分割し、第1の部材1
0でスピーカユニット30の放音部である前面側の収納
部を構成させ、第2の部材20でスピーカユニット30
の後方側の収納部を構成させ、第1の部材10と第2の
部材20とを嵌合構造により一体化できるようにし、ス
ピーカユニット30の後端に弾性材40を配置し、嵌合
された第1の部材10と第2の部材20とで構成される
スピーカボックス内にスピーカユニット30を収納させ
たとき、このスピーカユニット30の位置が弾性材40
の弾性力により維持されるようにしたものである。
【0007】また、この場合に第2の部材20の弾性材
40と接触する部分21に透孔22を設け、スピーカユ
ニット30へ音声信号を供給する信号線を、透孔22を
介してスピーカボックス外に引き出すようにしたもので
ある。
【0008】また本発明は、例えば図1に示すように、
音声信号の供給により振動板31が振動して放音するス
ピーカユニット30と、このスピーカユニット30を収
納するスピーカボックスとで構成されるスピーカ装置に
おいて、スピーカボックスとして、第1の部材10と第
2の部材20とに2分割し、第1の部材10でスピーカ
ユニット30の放音部である前面側の収納部を構成さ
せ、第2の部材20でスピーカユニットの後方側の収納
部を構成させると共に、第1の部材10と第2の部材2
0との接合部の所定箇所に、両部材を接合させたとき第
1又は第2の部材が回動できるヒンジ構造23a,23
b,23cを形成させ、このヒンジ構造が形成された所
定箇所と対向する接合部に、両部材の接合を維持させる
ロック構造13a,13b,24a,24bを形成させ
たものである。
【0009】またそれぞれの場合に、スピーカボックス
をテレビジョン受像機内に配置したものである。
【0010】
【作用】本発明によると、スピーカユニットの位置が弾
性材の弾性力により維持されるようにしたことで、スピ
ーカユニットを単にスピーカボックス内に配置した状態
で、スピーカボックスを構成する第1の部材と第2の部
材とを嵌合させるだけで、スピーカ装置として組み立て
ることができる。
【0011】この場合、スピーカユニットに音声信号を
供給する信号線を、第2の部材の弾性材と接触する部分
21に設けた透孔を介して外部に引き出すようにしたこ
とで、このスピーカ装置の組み立てられたときには、ス
ピーカユニットを固定させる弾性材により透孔が塞がれ
て、信号線を引き出す部分を塞ぐ処理を別工程で行う必
要がなくなる。
【0012】また本発明によると、ヒンジ構造とロック
構造とを使用して、スピーカボックスを構成する第1の
部材と第2の部材とを接合させて、スピーカボックスを
組み立てることができることで、ヒンジ構造部分で第1
の部材と第2の部材とを接合させてから、第1の部材を
回動させてロック構造部分でロックさせるだけで、スピ
ーカ装置を構成するスピーカボックスを組み立てること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照
して説明する。
【0014】本例においては、テレビジョン受像機のス
ピーカ装置に適用したもので、まずテレビジョン受像機
へのスピーカ装置の装着状態を図6及び図7に示す。図
6はテレビジョン受像機の一部を破断して示す斜視図
で、図7はテレビジョン受像機の上面から見た平面図で
ある。図6及び図7において1はテレビジョン受像機を
示し、このテレビジョン受像機1は陰極線管2が中央に
配置され、この陰極線管2の管面である画像表示部の左
右の脇に、音声が出力されるグリル3L,3Rが設けら
れ、それぞれのグリル3L,3Rの奥にスピーカ装置4
L,4Rが配置されている。この場合のそれぞれのスピ
ーカ装置4L,4Rは、スピーカボックス部に設けられ
たスピーカユニットから出力される音が、ダクト部を介
して受像機の前面側のグリル3L,3Rに導かれるよう
にしたもので、スピーカボックス部とダクト部は、合成
樹脂により成形される。
【0015】次に、このスピーカ装置4L,4Rの構成
について説明すると、左右のスピーカ装置4L,4R
は、基本的に同一形状(但し相互に逆の左右対称形状)
とされ、一方のスピーカ装置を図1に分解して示す。
【0016】この図1はスピーカボックスとして組み立
てられる部分を示した図で、ダクト部については省略し
てある。本例のスピーカボックスは、それぞれが合成樹
脂で成形される第1の部材10と第2の部材20とを接
合させることで構成されるもので、両部材10,20の
中にスピーカユニット30が配置される。そして、第1
の部材10は、スピーカボックスとして組み立てられた
とき、スピーカユニット30の放音部である前面側の収
納部を構成する部材で、スピーカユニット30からの音
を出力させる透孔11と、この透孔11に連続したダク
ト12とを備える。
【0017】また、第2の部材20は、スピーカユニッ
ト30の後方側の収納部を構成する部材で、スピーカユ
ニット30を載せるための突起部21と、この突起部2
1の中央に設けられた透孔22とを備える。
【0018】そして、本例のスピーカユニット30は、
コーン31が振動板として使用されるコーン型のフレル
ンジスピーカで、コーン31のエッジを支持するエッジ
支持部32が、若干の弾力性を有する材質(例えば環状
に積層された紙)で形成されている。そして、コーン3
1の周囲にフレーム33が配され、このフレーム33に
続いて磁気回路34が取付けられ、コーン31に接続さ
れたボイスコイルが磁気回路34内に配されている。そ
して、ボイスコイルに外部から信号線で音声信号が供給
されることで、コーン31が振動して、前面側から音声
が出力される。
【0019】そして、この音声が出力される前面側とは
反対側になる磁気回路34の後端部に、スポンジ40を
取付ける。このスポンジ40は、比較的強い弾性力を持
つものを使用し、例えばスピーカユニット30の磁気回
路34に粘着テープを使用して貼着させる。なお、ここ
で使用するスポンジ40は、吸音材として機能する材質
のものを使用するのが好ましい。
【0020】そして、第1の部材10と第2の部材20
との接合は、それぞれの接合面16,26の近傍に設け
られたヒンジ部及びロック部により行う。即ち、それぞ
れの接合面16,26は、ほぼ四角形とされているが、
それぞれの部材でその一辺の近傍に、ほぼ等間隔に3箇
所のヒンジ部14a,14b,14c(図1では隠れて
いる)及び23a,23b,23cが形成されている。
また、このヒンジ部が形成された辺と対向する辺の近傍
に、2箇所のロック部13a,13b及び24a,24
bが形成されている。
【0021】ヒンジ部14a,14b,14c及び23
a,23b,23cを拡大して図2に示す(各ヒンジ部
は同一形状)と、第1の部材10側に設けられたそれぞ
れのヒンジ部14a,14b,14cは、第2の部材と
の接合面16からL型に突出した形状とされる。また、
第2の部材20側に設けられたそれぞれのヒンジ部23
a,23b,23cは、第1の部材との接合面26から
若干離れた丸棒部分を支持する形状とされる。そして、
L型に突出した第1の部材10側の各ヒンジ部14a,
14b,14cを、図2に破線の矢印Bで示すように、
第2の部材20側の対応したヒンジ部23a,23b,
23cに嵌めることで、このヒンジ部を支点として、第
1の部材10が第2の部材20に対し回動できる。図4
はこのヒンジ部で接続した状態を断面で示す図で、この
図に矢印Bで示すように、ヒンジ部を支点として閉じる
方向に回動させることができる。
【0022】また、ロック部13a,13b及び24
a,24bを拡大して図3に示す(各ロック部は同一形
状)と、第1の部材10側に設けられたそれぞれのロッ
ク部13a,13bは、第2の部材との接合面16から
若干離れた位置の側面に突出した形状とされる。この場
合、接合面16に近い側から傾斜して突出する形状とし
てある。また、第2の部材20側に設けられたそれぞれ
のロック部24a,24bは、第1の部材との接合面2
6からコ字状に突出した形状とされ、コ字状に突出した
部分で囲まれる透孔27が形成された状態となってい
る。そして、ロックさせるときには、図3に破線の矢印
Cで示すように、この第2の部材20側の透孔27を、
第1の部材10側に突出したロック部13a,13bに
嵌めることで、第1の部材10と第2の部材20との接
合状態がロックされる嵌合構造とされる。図5は上述し
たヒンジ部で第1の部材10と第2の部材20とを接合
した状態で、ロック部によりロックされた状態を断面で
示す。
【0023】また、図1に示すように、各部材10,2
0の内部には、接合面16,26から突出した突出部1
5,25が所定間隔で複数形成され、上述したように両
部材10,20を接合させたとき、この突出部15,2
5が対向する部材10又は20の内壁と当接して、両部
材10,20の接続された位置がずれないようにしてあ
る。
【0024】そして、第1の部材10と第2の部材20
を接合させてスピーカボックスとして組み立てる際に
は、内部にスピーカユニット30を配置するのである
が、このスピーカユニット30のスピーカボックス内で
の位置は、スポンジ40の弾性力により維持されるよう
にしてある。即ち、スポンジ40が貼着されたスピーカ
ユニット30の高さH1(図4参照)は、組み立てられ
たスピーカボックスの内部のスピーカユニット配置部
(第2の部材20の突起部21から第1の部材10の透
孔11の内側まで)の高さH2(図5参照)よりも若干
高く設定してある。このため、図4に示すように、第2
の部材20の突起部21の上にスピーカユニット30を
載せた状態で、図5に示すように、第1の部材10を第
2の部材20に接合させることでスポンジ40が圧縮し
て、スピーカユニット30の位置がスポンジ40の弾性
力により維持されるようになる。
【0025】また、この組み立て時には、図4に示すよ
うに、スピーカユニット30内のボイスコイル(図示せ
ず)に音声信号を供給する信号線35を、スポンジ40
と当接する突起部21内の透孔22を介してスピーカボ
ックス外に引き出すようにする。このようにすること
で、図5に示すように、第1の部材10と第2の部材2
0とを接合させたとき、突起部21と信号線35との間
の隙間が、圧縮されたスポンジ40で塞がる。
【0026】そして、このスピーカボックスから引き出
された信号線35を、テレビジョン受像機の音声信号処
理回路の音声信号出力部と接続させた状態で、このスピ
ーカボックスを図6,図7に示すようにテレビジョン受
像機内の所定の位置に配置する。
【0027】このように構成されるスピーカ装置による
と、スピーカボックスを組み立てる際には、全くネジな
どを使用することなく、簡単に組み立てることができ
る。即ち、内部にスピーカユニット30を配置した状態
で、ヒンジ部で両部材10,20を回動できる状態に接
合させた後、ロック部でロックさせるだけの簡単な工程
で、スピーカ装置の組み立てができる。従って、このス
ピーカ装置が組み込まれるテレビジョン受像機の製造ラ
イン上で、簡単にスピーカ装置を組み立てて取付けるこ
とができ、別工程で組み立てられたスピーカ装置をテレ
ビジョン受像機に装着させる必要がなく、それだけテレ
ビジョン受像機の製造工程を削減することができる。
【0028】また、本例のスピーカボックスは、ロック
部を外すだけで簡単に分解することができる。特に、ロ
ック部は、第1の部材10と第2の部材20の接合面の
一辺にだけ配されているので、この一辺のロック部のロ
ックを外す作業を行うだけで分解ができ、ロック部が複
数の辺に配されている場合に比べ、分解時の作業性が非
常に良い(ロック部が複数の辺に配されている場合には
各辺のロック部を同時に外さないと分解できない)。ま
た、ネジなどでスピーカユニット30がボックス内に固
定されてないので、分解と同時にスピーカユニット30
を外すことができる。このため、例えばテレビジョン受
像機を廃棄する場合に、合成樹脂で成形されたスピーカ
ボックス部分だけを外すことが容易にでき、合成樹脂で
成形されたスピーカボックスを外して、他の樹脂部品と
して再生させるリサイクルが簡単にできる。
【0029】また、スピーカユニット30を固定するの
に使用したスポンジ40として、吸音材として機能する
ものを使用した場合には、スピーカボックス内で発生す
る反響音を抑制するように機能し、スピーカ装置として
の再生音質が向上する。
【0030】さらに本例の場合には、スピーカボックス
内のスピーカユニット30に音声信号を供給する信号線
35を、スポンジ40と接触する部分に設けられた透孔
22を介して、外部に引き出すようにしたので、スポン
ジ40により信号線35とスピーカボックスとの間の隙
間が塞がり、信号線35をスピーカボックスから引き出
す部分を塞ぐ処理を別工程で行う必要がなく、この点か
らもスピーカ装置の組み立てが簡単に行えると共に、ス
ピーカボックス内の密閉性が高く、この点からも再生音
質が向上する。
【0031】なお、上述実施例においては、スポンジを
スピーカユニットに取付けて、スポンジの弾性力でスピ
ーカユニットの固定状態を維持させるようにしたが、他
の弾性材をスピーカユニットに取付けて固定させるよう
にしても良い。
【0032】また、第1の部材10又は第2の部材20
の所定位置に、ボックス内の空間とボックス外の空間と
を導通させるダクトを設けて、位相反転型(いわゆるバ
スレフ型)のスピーカ装置としても良い。また、スピー
カボックス内に配置するスピーカユニットも、上述した
スピーカユニット30のようなフルレンジ型のスピーカ
ユニット以外のもの(例えばウーハー用のスピーカユニ
ットなど)を使用しても良い。
【0033】さらに、上述実施例では組み立てられたス
ピーカ装置をテレビジョン受像機に取付けるようにした
が、他の用途に使用されるスピーカ装置にも適用できる
ことは勿論である。
【0034】
【発明の効果】本発明によると、スピーカユニットの位
置が弾性材の弾性力により維持されるようにしたこと
で、スピーカユニットを単にスピーカボックス内に配置
した状態で、スピーカボックスを構成する第1の部材と
第2の部材とを嵌合させるだけで、スピーカ装置として
組み立てることができ、ネジ等を使用しない簡単な工程
でスピーカ装置の組み立てができる。
【0035】この場合、スピーカユニットに音声信号を
供給する信号線を、第2の部材の弾性材と接触する部分
21に設けた透孔を介して外部に引き出すようにしたこ
とで、このスピーカ装置の組み立てられたときには、ス
ピーカユニットを固定させる弾性材により透孔が塞がれ
て、信号線を引き出す部分を塞ぐ処理を別工程で行う必
要がなくなる。
【0036】また本発明によると、ヒンジ構造とロック
構造とを使用して、スピーカボックスを構成する第1の
部材と第2の部材とを接合させて、スピーカボックスを
組み立てることができることで、ヒンジ構造部分で第1
の部材と第2の部材とを接合させてから、第1の部材を
回動させてロック構造部分でロックさせるだけで、スピ
ーカ装置を構成するスピーカボックスを組み立てること
ができ、ネジ等を使用しない簡単な工程でスピーカ装置
の組み立てができる。
【0037】また、それぞれのスピーカ装置をテレビジ
ョン受像機用のスピーカ装置とすることで、テレビジョ
ン受像機の製造ライン上で、簡単にテレビジョン受像機
用スピーカ装置を組み立ててテレビジョン受像機に取付
けることができるようになり、別工程でスピーカ装置を
組み立てる必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスピーカ装置を示す分解斜
視図である。
【図2】一実施例のスピーカ装置のヒンジ部を示す斜視
図である。
【図3】一実施例のスピーカ装置のロック部を示す斜視
図である。
【図4】一実施例のスピーカ装置の組み立て中の状態を
示す断面図である。
【図5】一実施例のスピーカ装置が組み立てられた状態
を示す断面図である。
【図6】一実施例のスピーカ装置をテレビジョン受像機
に装着した状態を示す斜視図である。
【図7】一実施例のスピーカ装置をテレビジョン受像機
に装着した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機 2 陰極線管 4L,4R スピーカ装置 10 第1の部材 13a,13b ロック部 14a,14b,14c ヒンジ部 16 接合面 20 第2の部材 21 突起部 22 透孔 23a,23b,23c ヒンジ部 24a,24b ロック部 26 接合部 30 スピーカユニット 31 コーン 32 エッジ支持部 40 スポンジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号の供給により振動板が振動して
    放音するスピーカユニットと、該スピーカユニットを収
    納するスピーカボックスとで構成されるスピーカ装置に
    おいて、 上記スピーカボックスとして、第1の部材と第2の部材
    とに2分割し、上記第1の部材で上記スピーカユニット
    の放音部である前面側の収納部を構成させ、上記第2の
    部材で上記スピーカユニットの後方側の収納部を構成さ
    せ、上記第1の部材と第2の部材とを嵌合構造により一
    体化できるようにし、 上記スピーカユニットの後端に弾性材を配置し、嵌合さ
    れた上記第1の部材と第2の部材とで構成されるスピー
    カボックス内に上記スピーカユニットを収納させたと
    き、このスピーカユニットの位置が上記弾性材の弾性力
    により維持されるようにしたスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の部材の上記弾性材と接触する
    部分に透孔を設け、上記スピーカユニットへ音声信号を
    供給する信号線を、上記透孔を介してスピーカボックス
    外に引き出すようにした請求項1記載のスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 音声信号の供給により振動板が振動して
    放音するスピーカユニットと、該スピーカユニットを収
    納するスピーカボックスとで構成されるスピーカ装置に
    おいて、 上記スピーカボックスとして、第1の部材と第2の部材
    とに2分割し、上記第1の部材で上記スピーカユニット
    の放音部である前面側の収納部を構成させ、上記第2の
    部材で上記スピーカユニットの後方側の収納部を構成さ
    せると共に、 上記第1の部材と第2の部材との接合部の所定箇所に、
    上記両部材を接合させたとき第1又は第2の部材が回動
    できるヒンジ構造を形成させ、 該ヒンジ構造が形成された上記所定箇所と対向する接合
    部に、上記両部材の接合を維持させるロック構造を形成
    させたスピーカ装置。
  4. 【請求項4】 スピーカボックスをテレビジョン受像機
    内に配置した請求項1〜3の何れか1項記載のスピーカ
    装置。
JP5406094A 1994-03-24 1994-03-24 スピーカ装置 Pending JPH07264688A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019171A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Funai Electric Co Ltd スピーカーホルダーの仮固定構造

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JP2011019171A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Funai Electric Co Ltd スピーカーホルダーの仮固定構造

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