JPH0726466Y2 - 自動排水栓 - Google Patents

自動排水栓

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JPH0726466Y2
JPH0726466Y2 JP1990057326U JP5732690U JPH0726466Y2 JP H0726466 Y2 JPH0726466 Y2 JP H0726466Y2 JP 1990057326 U JP1990057326 U JP 1990057326U JP 5732690 U JP5732690 U JP 5732690U JP H0726466 Y2 JPH0726466 Y2 JP H0726466Y2
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JP
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drain
drainage
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side wall
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健児 河井
康城 菅原
裕三 山本
節夫 山本
秀仁 市丸
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、浴槽の底部に配設される自動排水栓に関す
る。
〔従来技術〕
従来、浴槽の底部に配設される自動排水栓は、例えば実
開昭63−83088号公報に記載されているように(第3図
参照)、浴槽aの底部に設けられた排水口b内に接続金
具cを貫通させ、排水口bの周縁部を、内側に当接する
接続金具cのフランジと、外側に当接する排水管dのフ
ランジとで挟持し、接続金具cと排水管dとで螺合させ
て連結している。
接続金具cの内部に設けられたガイドeによりバルブス
テムfが上下方向移動可能に支持され、バルブステムf
の上端に排水栓体gが配設されており、排水栓体gは接
続金具cの上端開口周縁に当接し、排水路を開閉する。
バルブステムfの下端にカムで形成された押上手段hが
設けられており、駆動軸iにより押上手段hが駆動され
て、バルブステムfを上下に移動させ、バルブステムf
上端の排水栓体gを昇降させて排水・止水を行う。
駆動軸iは、クラッチ手段jを介してモータkの出力軸
に連結されており、クラッチ手段jは押上手段h等に過
荷重が加えられた時にモータkの出力軸からの動力伝達
を遮断するものである。
なお、バルブステムfの周囲にはネジが切られており、
中間位置にガイドeと係合するストッパとしてのナット
mが螺合され、上端は排水栓体gの下部に設けられたナ
ットnに螺合している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の自動排水栓においては、浴槽
aの底部に設けられた排水口bの周縁部を、内側に当接
する接続金具cのフランジと、外側に当接する排水管d
のフランジとで挟持しているから、浴槽aの底壁の厚さ
により、接続金具cの上端と排水管d内の駆動軸iの間
の距離が変動し、押圧手段hにより排水栓体gをスムー
ズに上下動させるためには、ナットm,nをそれぞれ別個
に調整しなくてはならず、この調整作業は施工現場で行
われるために、排水・止水を確実に行うことのできる信
頼性の高い自動排水栓を得ることが困難であるという問
題があった。
また、排水栓体gの底壁の接続金具cのフランジ上端か
ら上方の浴槽a内に移動して排水通路を形成するもので
あり、排水栓体gの上方への移動量を大きくして排水通
路面積を確保しているために、タオル等が流入して排水
通路をつまらせ、閉止不足を生じる、或いは子供が足の
指を挟む恐れがあるという問題があった。
さらに、自動排水栓の開閉機構部が故障した場合に、開
閉機構部を修理するには、排水管d内に開閉機構部が配
設されているために、浴槽aから排水管dを外さなくて
はならず、浴槽aを浴室から外し、接続金具cを外し、
排水管dを浴槽aから離脱させた後に、開閉機構部の修
理を行わなくてはならないという問題があった。
本考案の目的は、上記問題点を解決し、浴槽の底壁の肉
厚に左右されることなく、排水栓体と開閉機構部とが適
正な位置関係にあり、位置調整を不要とするとともに、
排水通路への異物の流入を防止し、意匠性を向上させ、
浴槽内から保守修理ができる自動排水栓を提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案の自動排水栓は、有底
円筒状に形成され、その底部に内径より小さい径の排水
管接続孔が穿設され、排水管接続孔の周囲に低い支持壁
が立設されるとともに支持壁の外側に貫通孔が穿設され
た排水金具と、下端が支持壁内に水密に嵌合して内部に
排水室を形成する側壁を有し、該側壁の上端を外側にフ
ランジ状に延長してその外周を排水金具に水密に嵌合さ
せて排水金具内の側壁の外側に空気室を形成する排水栓
ケーシングと、排水室上端に形成された弁座と、排水室
内に昇降可能に設置されて弁座を開閉する排水栓体と、
側壁に設けられて排水室内に突出し、排水栓体のバルブ
ステムが摺動自在に嵌合される軸受部と、側壁の空気室
側に固定され、駆動軸が側壁を貫通して排水栓体を駆動
する開閉機構とを備えたものである。
また、排水金具上面を覆う化粧カバーを設けると良いも
のである。
〔作用〕
上記のように構成された本考案の自動排水栓において
は、組立時に浴槽内から排水口に排水金具を挿入して固
定し、予め開閉栓体及びモータ、駆動軸等から成る開閉
機構が組み込まれた排水栓ケーシングを排水金具内に浴
槽内から挿入した後、化粧カバーを排水金具の上面に載
置する。
したがって、浴槽の底壁の肉厚に関係なく、浴槽の底面
に対する弁座、排水栓体及び開閉機構等の位置関係が一
定に保持されることになり、自動排水栓設置時における
位置調整が不要となる。
また、故障時には、浴槽内から化粧カバーを除去し、固
着手段を解除する等の手間をかけずに、排水栓ケーシン
グを排水金具内から取り出して修理を行うことができ、
浴槽を浴室から外さずに、浴槽内から保守修理作業を容
易に行うことができるものである。
さらに、化粧カバーを配設したことにより、タオル等の
異物の流入を防止するとともに、意匠性を向上させるこ
とができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、浴槽1の底部に排水口2が
穿設されており、排水口2に排水金具3が貫通され、排
水金具3上端に形成されたフランジ31と、排水金具3の
外周面に形成されたネジ32に螺合する締付ナット7とに
より、シールパッキン8,8を介して排水口2の周縁を水
密に挟持して排水金具3が固定されている。
排水金具3は有底円筒状であり、その底部の中心からず
れた位置に排水管接続孔33が設けられており、排水管接
続孔33を囲んで排水管接続孔33より大径の低い円環状の
支持壁34が形成され、支持壁34の外側位置に貫通孔35が
穿設されている。
排水金具3内に排水栓ケーシング4が嵌合固定され、排
水栓ケーシング4の上端の外周41が排水金具3の上端内
側壁面に水密に接触しており、下端に排水金具3の支持
壁34に水密に嵌合固定される接続口部42を有し、縦方向
の側壁43は排水金具3内を、排水管接続孔33に連通する
排水室Aと、貫通孔35が穿設された空気室Bとに水密に
区分している。
側壁43の排水室A側に突出して有底円筒状の軸受部44が
形成されており、該軸受部44内に排水栓体5の下部に設
けられたバルブステム6が上下方向摺動自在に設置され
ている。
また、軸受部44に直交して筒状の駆動室45が側壁43に形
成され、駆動室45内には空気室B内に配設されたモータ
9の駆動軸10が配置され、駆動軸10の回動動作を高弾性
の伝動部を介してバルブステム6に伝達し、バルブステ
ム6を上下方向に移動させて、排水栓体5を昇降開閉さ
せる。
排水栓ケーシング4の上端に弁座47が形成されており、
排水栓体5の外周51が弁座47に当接して止水状態とす
る。
排水金具3の上面に接して上面全体を覆う化粧カバー11
が設けられ、化粧カバー11の外周縁に下方に垂下された
周縁フランジ111が形成され、排水室Aに対応し、排水
栓体5の上方に排水栓体5より大径の開口110が穿設さ
れており、空気室Bの上方位置にも三日月形のスリット
112を設けても良い(第2図参照)。
空気室Bの貫通孔35をモータ9へ給電ケーブル91が貫通
して、外部に導出されている。
この構成によると、組立の際に、先ず浴槽1内から排水
口2に排水金具3を挿入して締付ナット7で固定し、予
め開閉栓体5、バルブステム6及びモータ9、駆動軸10
等から成る開閉機構が組み込まれた排水栓ケーシング4
を排水金具3内に浴槽1内から挿入した後、化粧カバー
11を排水金具3の上面に載置する。
したがって、浴槽1の底壁の肉厚に関係なく、浴槽1の
底面に対する弁座47、排水栓体5並びに開閉機構等の位
置関係が一定に定められていることになり、自動排水栓
設置時における位置調整が不要となる。
また、故障時には、浴槽1内から化粧カバー11を除去
し、排水栓ケーシング4を排水金具3内から取り出して
修理を行うことができ、浴槽1を浴室から外さずに、浴
槽1内から保守修理作業を容易に行うことができるもの
である。
さらに、化粧カバー11を配設したことにより、タオル等
の異物の流入を防止するとともに、意匠性を向上させる
ことができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のとおり構成されているので、以下に記
載する効果を奏する。
浴槽の底壁の肉厚に関係なく、浴槽の底面に対する弁
座、排水栓体並びに開閉機構等の位置関係が一定に定め
られていることになり、自動排水栓設置時における位置
調整が不要となる。
また、故障時には、浴槽内から化粧カバーを除去し、排
水栓ケーシングを排水金具内から取り出して修理を行う
ことができ、保守修理作業が浴槽内から容易に行えるも
のである。
さらに、化粧カバーを配設したことにより、タオル等の
異物の流入を防止するとともに、意匠性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる排水栓の断面図、第2
図は化粧カバーの斜視図、第3図は従来の排水栓の断面
図である。 3……排水金具、4……排水栓ケーシング、5……排水
栓体、6……バルブステム、7……駆動軸、11……化粧
カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 節夫 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 市丸 秀仁 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (56)参考文献 実開 平1−155888(JP,U) 実開 昭63−83088(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底円筒状に形成され、その底部に内径よ
    り小さい径の排水管接続孔が穿設され、排水管接続孔の
    周囲に低い支持壁が立設されるとともに支持壁の外側に
    貫通孔が穿設された排水金具と、下端が支持壁内に水密
    に嵌合して内部に排水室を形成する側壁を有し、該側壁
    の上端を外側にフランジ状に延長してその外周を排水金
    具に水密に嵌合させて排水金具内の側壁の外側に空気室
    を形成する排水栓ケーシングと、排水室上端に形成され
    た弁座と、排水室内に昇降可能に設置されて弁座を開閉
    する排水栓体と、側壁に設けられて排水室内に突出し、
    排水栓体のバルブステムが摺動自在に嵌合される軸受部
    と、側壁の空気室側に固定され、駆動軸が側壁を貫通し
    て排水栓体を駆動する開閉機構とを備えたことを特徴と
    する自動排水栓。
  2. 【請求項2】排水金具上面を覆う化粧カバーを有するこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の自動排水栓。
JP1990057326U 1990-05-31 1990-05-31 自動排水栓 Expired - Fee Related JPH0726466Y2 (ja)

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JPS6036453U (ja) * 1983-08-17 1985-03-13 株式会社 ほくさん 浴室ユニツト
JPS639978U (ja) * 1986-07-02 1988-01-22
JPH01155888U (ja) * 1988-04-15 1989-10-26
JPH0238634A (ja) * 1988-07-27 1990-02-08 Toto Ltd 浴槽の自動排水装置

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