JPH07264445A - 電動雲台 - Google Patents

電動雲台

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JPH07264445A
JPH07264445A JP6078086A JP7808694A JPH07264445A JP H07264445 A JPH07264445 A JP H07264445A JP 6078086 A JP6078086 A JP 6078086A JP 7808694 A JP7808694 A JP 7808694A JP H07264445 A JPH07264445 A JP H07264445A
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reciprocating
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Masao Ishizu
雅勇 石津
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造工数を低減できると共にコストを減少で
きる電動雲台を提供する。 【構成】 第1モータ5と、回転・往復運動変換機構6
と、長手方向に往復駆動されるスライド杆7と、往復・
揺動運動変換機構8と、取付ヘッド4と、を備える。ス
ライド杆7がスライド自在に挿通されると共に第2モー
タ9を動力源として回転駆動される回転パイプ10を備え
る。取付ヘッド4を枢支する軸部材23を、軸心L1 廻り
に揺動自在に枢支する枢支部材11を、回転パイプ10の先
端部に固着する。スライド杆7と回転パイプ10とを、各
々、択一的に選択して長さ寸法変更自在に組立可能とす
る。スライド杆7の先端に、軸心L2 を中心とする周方
向凹溝24を設ける。周方向凹溝24にスライド自在に挿入
される突部25を有するブラケット35を、取付ヘッド4に
突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動雲台に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラやスポットライトやスピー
カー等を取付けてその方向を変更するために用いられて
いる従来の電動雲台としては、建物の天井や壁等に固着
される基部と、該基部から突設されると共に軸心廻りに
回転駆動される首部と、該首部の先端に設けられると共
に首部の軸心と直角な方向の軸心廻りに揺動駆動される
揺動部と、揺動部に取付けられた取付ヘッドと、から成
るものが公知であった。揺動部には、ヘッドを揺動駆動
させるモータ、ギヤ等が設けられていた。また、基部に
は、首部を回転駆動させるモータ、ギヤ等が設けられて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の電動雲台では、揺動部のモータ、ギヤ等により、
部品点数が多くなると共に製造工数が増加しコスト高と
なるという欠点があった。また、首部の長さが異なるも
のを製造する場合、揺動部のモータに接続される電気コ
ードの長さを調整しなければならず、工数が多くなると
いう欠点があった。
【0004】そこで、本発明は上記欠点を解消し、製造
工数を低減できると共にコストを減少できる電動雲台を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、第1モータと、該第1モータの回転運動
を往復運動に変換する回転・往復運動変換機構と、該回
転・往復運動変換機構にて長手方向に往復駆動されるス
ライド杆と、該スライド杆の往復運動を該スライド杆と
直角な方向の軸心廻りの揺動運動に変換する往復・揺動
運動変換機構と、該往復・揺動運動変換機構にて揺動駆
動される取付ヘッドと、を備えたものである。
【0006】また、スライド杆がスライド自在に挿通さ
れると共に第2モータを動力源として該スライド杆の軸
心廻りに回転駆動される回転パイプを備え、取付ヘッド
を枢支する軸部材を上記スライド杆の軸心と直角な方向
の軸心廻りに揺動自在に枢支する枢支部材を、上記回転
パイプの先端部に固着したものである。
【0007】また、テレビカメラ等が固定される取付ヘ
ッドを有する電動雲台に於て、長手方向に往復駆動され
るスライド杆と、該スライド杆がスライド自在に挿通さ
れると共に該スライド杆の軸心廻りに回転駆動される回
転パイプと、から成る首部を備え、該首部の先端に、上
記取付ヘッドを上記スライド杆の軸心と直角な方向の軸
心廻りに揺動自在に支持する往復・揺動運動変換機構を
設け、該取付ヘッドをスライド杆の軸心廻りの旋回運動
と、該軸心と直角な方向の軸心廻りの揺動運動とに、同
時に動作可能に構成したものである。
【0008】また、スライド杆と回転パイプとを、各
々、択一的に選択して長さ寸法変更自在に組立可能とし
たものである。さらに、スライド杆の先端に、該スライ
ド杆の軸心を中心とする周方向凹溝を設けると共に、該
周方向凹溝にスライド自在に挿入される突部を有するブ
ラケットを、取付ヘッドに突設したものである。
【0009】
【作用】第1モータを回転駆動させれば、回転・往復運
動変換機構によりスライド杆が往復運動する。スライド
杆が往復運動すると、往復・揺動運動変換機構にて取付
ヘッドが揺動運動する。また、第2モータを回転駆動さ
せれば、回転パイプと枢支部材と取付ヘッドが、スライ
ド杆の軸心廻りに回転する。
【0010】第1モータと第2モータを同時に回転駆動
させれば、取付ヘッドは、スライド杆の軸心廻りに回転
し、かつ、それと同時に、その軸心に直角な方向の軸心
廻りに揺動する。
【0011】スライド杆と回転パイプとを、各々、択一
的に選択して長さ寸法変更自在に組立可能としたもので
は、スライド杆と回転パイプ以外の部品を共通部品とし
て組立てることができる。
【0012】スライド杆の先端に、該スライド杆の軸心
を中心とする周方向凹溝を設けると共に、該周方向凹溝
にスライド自在に挿入される突部を有するブラケット
を、取付ヘッドに突設したものでは、回転パイプがどの
ような回転位置にあっても、スライド杆の往復運動によ
り、取付ヘッドが、スライド杆の軸心と直角な方向の軸
心廻りに揺動する。
【0013】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
【0014】図1と図2は、本発明に係る電動雲台の一
実施例を示し、この雲台は、取付ネジ31を介して建物の
天井30に固着された基部1と、該基部1に下方突出状に
設けられた首部2と、該首部2の下端部に付設された揺
動部3と、該揺動部3に付設れると共にテレビカメラ等
が固定される取付ヘッド4と、を備えている。取付ヘッ
ド4は、図外の制御手段により、鉛直方向の軸心(軸心
2 )廻りに旋回するように構成され、かつ、水平方向
の軸心(軸心L1 )廻りに揺動するように構成されてい
る。
【0015】しかして、この雲台は、第1モータ5と、
該第1モータ5の回転運動を往復運動に変換する回転・
往復運動変換機構6と、該回転・往復運動変換機構6に
て長手方向に往復駆動されるスライド杆7と、該スライ
ド杆7の往復運動を該スライド杆7と直角な方向の軸心
1 廻りの揺動運動に変換する往復・揺動運動変換機構
8と、該往復・揺動運動変換機構8にて揺動駆動される
取付ヘッド4と、を備える。かつ、スライド杆7がスラ
イド自在に挿通されると共に第2モータ9を動力源とし
て該スライド杆7の軸心L2 廻りに回転駆動される回転
パイプ10を備える。
【0016】つまり、この雲台は、取付ヘッド4をスラ
イド杆7の軸心L2 と直角な方向の軸心L1 廻りに揺動
自在に支持する往復・揺動運動変換機構8を、首部2の
先端に設け、取付ヘッド4をスライド杆7の軸心L2
りの旋回運動と、該軸心L2と直角な方向の軸心L1
りの揺動運動とに、同時に動作可能に構成したものであ
る。首部2は、スライド杆7と、回転パイプ10と、から
成る。また、揺動部3は、後に詳しく説明する往復・揺
動運動変換機構8を構成する部材から成る。
【0017】第1モータ5と第2モータ9は、基部1の
ケーシング12内に設けられる。即ち、ケーシング12内に
は、取付枠13が固定され、該取付枠13に第1・第2モー
タ5,9等が固定される。なお、第1モータ5と第2モ
ータ9としては、回転角度の精度の点でステッピングモ
ータ又はシンクロナスモータを使用するのが好ましいが
その他のモータ使用してもよい。
【0018】回転・往復運動変換機構6は、第1モータ
5の出力軸に固着される小ギヤ14、軸ピン38を介して取
付枠13に回転自在に枢着されると共に小ギヤ14に噛合す
る大径のクランクギヤ15、クランクギヤ15の回転に連動
して往復動するスライダー部材16等にて構成される。ク
ランクギヤ15の偏心位置には、クランクピン17が突設さ
れ、そのクランクピン17が、スライダー部材16の基端に
設けられた長孔18にスライド自在に挿入される。
【0019】スライド杆7は、回転パイプ10内に長手方
向にスライド自在に挿入される基端杆部19と、先端杆部
20と、その基端杆部19と先端杆部20を所定間隔Sをもっ
て相互に連結する中間杆部21と、から成る。基端杆部19
の基端には、上記スライダー部材16が一体に設けられ
る。また、中間杆部21の基端部と先端部は、各々、連結
ピン22, 22にて、基端杆部19と先端杆部20に連結され
る。
【0020】しかして、スライド杆7と回転パイプ10と
を、各々、択一的に選択して長さ寸法変更自在に組立可
能とする。即ち、製造の際に、スライド杆7の中間杆部
21と、回転パイプ10として、各々、長さ寸法が異なるも
のを複数本用意しておき、その中間杆部21と回転パイプ
10を択一的に選択して組立可能とする。特に、スライド
杆7に於ては、基端杆部19と先端杆部20との所定間隔S
が変化するように、2本の連結ピン22, 22挿通用の2つ
の貫孔の相互寸法が相違する中間杆部21を複数本用意し
ておく。
【0021】これにより、製造の際に、スライド杆7
(の中間杆部21)と回転パイプ10との2つの部品以外の
部品を共通部品として、首部2の長さ寸法Lを簡単に変
更できる。
【0022】往復・揺動運動変換機構8は、回転パイプ
10の先端に固着された枢着部材11と、該枢着部材11の先
端部に軸部材23を介して枢着されるブラケット34, 34
と、スライド杆7の先端杆部20の先端に形成される周方
向凹溝24と、ブラケット34, 34に突設されると共に周方
向凹溝24にスライド自在に挿入される突部25と、から構
成される。つまり、スライド杆4の先端に、該スライド
杆4の軸心L2 を中心とする周方向凹溝24を設けると共
に、該周方向凹溝24にスライド自在に挿入される突部25
を有するブラケット34, 34を、取付ヘッド4に突設す
る。具体的には、ライド杆7の先端杆部20の先端に、平
面的に見て円形の鍔部39, 40が形成され、その鍔部39,
40の間に周方向凹溝24が形成されている。
【0023】なお、図例では、突部25はピン状の部材か
ら成るが、この突部25をブラケット34に一体に形成する
も自由である。また、スライド杆7の先端杆部20の先端
に、鍔部39, 40を形成せずに周方向凹溝24のみを設けて
もよいが、突部25, 25が凹溝24から外れないようにする
点で、鍔部39, 40を設けるのが望ましい。
【0024】取付ヘッド4は、基板部32と該基板部32に
回転自在に取付けられると共にテレビカメラ等に螺着さ
れるつまみ付ねじ35と、から構成され、その基板部32の
左右両端縁に、上記ブラケット34, 34が相互に平行に立
設される。このように、ブラケット34, 34を介して軸部
材23が取付ヘッド4を枢支する。つまり、取付ヘッド4
を枢支する軸部材23をスライド杆7の軸心L2 と直角な
方向の軸心L1 廻りに揺動自在に枢支する枢支部材11
を、回転パイプ10の先端部に固着する。
【0025】また、回転パイプ10の基端部は、基部1の
ケーシング12に形成された円筒部26に、回転自在に挿入
される。さらに、その回転パイプ10の基端部には、軸心
が相互に一致するように大径ギヤ27が固着される。しか
して、回転パイプ10と大径ギヤ27は、ケーシング12内に
設けられたブッシュ29, 29にて、軸心L2 廻りに回転自
在に支持される。また、第2モータ9の出力軸には、大
径ギヤ27に噛合する小径ギヤ28が固着される。
【0026】なお、図1に示すように、大径ギヤ27の偏
心位置には、小マグネット36aが埋設状に固着され、そ
れに対向する位置に小マグネット36aを感知するホール
素子37aが固定状に設けられる。同様に、クランクギヤ
15の偏心位置に、小マグネット36bが固着され、かつ、
それに対向する位置に小マグネット36bを感知するホー
ル素子37bが固定状に設けられる。これにより、大径ギ
ヤ27とクランクギヤ15の回転数を検知でき、図外の制御
手段にて、取付ヘッド4の軸心L1 廻りの揺動と軸心L
2 廻りの回転を、容易に制御できる。
【0027】上述のように構成したことにより、第1モ
ータ5を回転駆動させれば、回転・往復運動変換機構6
と、往復・揺動運動変換機構8とにより、取付ヘッド4
が、水平方向の軸心L1 廻りに揺動する。具体的には、
例えば、図2のようにクランクギヤ15に突設されたクラ
ンクピン17が上死点にある状態では、スライド杆7が最
上昇位置にあり、かつ、取付ヘッド4の基板部32は、水
平姿勢である。この状態から、第1モータ5が回転駆動
してクランクギヤ15が左右何れかの方向に回転すると、
クランクピン17が下方へ移動し、それに伴ってスライダ
ー部材16と、スライド杆7が、図1の矢印Aで示す如く
下方へ移動する。
【0028】このスライド杆7の下降に伴って、ブラケ
ット34に突設された突部25は、スライド杆7の周方向凹
溝24に対して、その円周の接線方向である矢印B方向へ
スライドしつつ、水平な軸心L1 を中心とする円弧(矢
印Cで示す)に沿って下降する。このため、ブラケット
34と取付ヘッド4は、軸心L1 廻りに、矢印D方向へ揺
動する。従って、取付ヘッド4に固定されるテレビカメ
ラ等を、水平な軸心L1 廻りに揺動させることができ
る。
【0029】また、回転・往復運動変換機構6は、クラ
ンクギヤ15の偏心位置に突設されたクランクピン17が、
スライダー部材16の長孔18内でスライドしつつ、スライ
ダー部材16がスライドするように構成されているため、
スライド方向のがたつきが小さくなる。特に、回転運動
を往復運動に変換する機構として一般に用いられるウォ
ームとホイールを使用した場合に比して、がたつきが極
めて小さくなる。従って、取付ヘッド4の揺動を精密に
制御できる。
【0030】しかして、図2の仮想線で示す如く、クラ
ンクピン17が下死点に到達すると、スライド杆7は最下
降位置となる。そして、図1の仮想線で示す如く、取付
ヘッド4の基板部32は、鉛直姿勢となる。なお、図例で
は、取付ヘッド4の揺動可能な角度θが90°となるよう
に構成されているが、それ以外にも、90°<θ≦ 130°
程度の範囲内となるように構成するも自由である。
【0031】また、第2モータ9を回転駆動させれば、
大径ギヤ27と回転パイプ10と、枢支部材11と、ブラケッ
ト34, 34と、取付ヘッド4とが、一体状に軸心L2 廻り
に回転する。従って、取付ヘッド4に固定されるテレビ
カメラ等を、鉛直な軸心L2廻りに 360°の範囲で旋回
させることができる。
【0032】なお、取付ヘッド4には、テレビカメラ以
外にも、写真撮影用のカメラ、スポットライト等の照明
器等を取付けてもよい。さらには、指向性のあるスピー
カー、マイク、アンテナ等を取付けるも自由である。
【0033】また、図例では、この雲台は、基部1を天
井に固着して、首部2を垂下させた場合を示すが、これ
以外にも、基部1を鉛直壁面に固着して、首部2を水平
姿勢としてもよい。そのようにすれば、取付ヘッド4
は、水平軸心(軸心L2 )廻りに旋回可能となり、か
つ、その水平軸心に直角な方向の軸心(軸心L1 )廻り
に揺動可能となる。さらには、基部1を床面や建物の屋
上面等に固着して、首部2を鉛直姿勢としてもよい。そ
のようにすれば、取付ヘッド4は、鉛直軸心(軸心
2 )廻りに旋回可能となり、かつ、水平軸心(軸心L
1 )廻りに揺動可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0035】請求項1記載の電動雲台によれば、取付ヘ
ッド4を、スライド杆7と直角な方向の軸心L1 廻りに
揺動させるための構造が簡単となる。特に、首部2の先
端の揺動部3に、モータやギヤを使用しないため、揺動
部3がシンプルとなる。また、ギヤ等の部品点数を少な
くすることができ、コスト減少に貢献できる。
【0036】請求項2記載の電動雲台によれば、取付ヘ
ッド4を回転パイプ10の軸心(軸心L2 )廻りに旋回さ
せるための構造と、該取付ヘッド4を回転パイプ10の軸
心と直角な方向の軸心(軸心L1 )廻りに揺動させるた
めの構造とが、簡単となると共に、部品点数を減少でき
る。従って、製造コストを減少できる。
【0037】請求項3記載の電動雲台によれば、取付ヘ
ッド4の回転パイプ10の軸心(軸心L2 )廻りの旋回
と、該取付ヘッド4の回転パイプ10の軸心と直角な方向
の軸心(軸心L1 )廻りの揺動と、を同時に動作させる
ための構造が、簡単となると共に、部品点数を減少でき
る。従って、製造コストを減少できる。
【0038】請求項4記載の電動雲台によれば、製造の
際に、スライド杆7と回転パイプ10を択一的に選択して
組立てるのみで、首部2の長さ寸法を簡単に変更でき
る。従って、スライド杆7と回転パイプ10以外の部品を
共通部品として容易に組立てることができると共に、製
造コストが減少する。
【0039】請求項5記載の電動雲台によれば、往復・
揺動運動変換機構8の構造を簡単なものとすることがで
きる。特に、ギヤを使用しなくてすむため、部品点数が
減少すると共に工数を低減でき、製造コストが減少す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面側面図である。
【図2】断面正面図である。
【符号の説明】
4 取付ヘッド 5 第1モータ 6 回転・往復運動変換機構 7 スライド杆 8 往復・揺動運動変換機構 9 第2モータ 10 回転パイプ 11 枢支部材 23 軸部材 24 周方向凹溝 25 突部 34 ブラケット L1 軸心 L2 軸心

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1モータ5と、該第1モータ5の回転
    運動を往復運動に変換する回転・往復運動変換機構6
    と、該回転・往復運動変換機構6にて長手方向に往復駆
    動されるスライド杆7と、該スライド杆7の往復運動を
    該スライド杆7と直角な方向の軸心L1 廻りの揺動運動
    に変換する往復・揺動運動変換機構8と、該往復・揺動
    運動変換機構8にて揺動駆動される取付ヘッド4と、を
    備えたことを特徴とする電動雲台。
  2. 【請求項2】 スライド杆7がスライド自在に挿通され
    ると共に第2モータ9を動力源として該スライド杆7の
    軸心L2 廻りに回転駆動される回転パイプ10を備え、取
    付ヘッド4を枢支する軸部材23を上記スライド杆7の軸
    心L2 と直角な方向の軸心L1 廻りに揺動自在に枢支す
    る枢支部材11を、上記回転パイプ10の先端部に固着した
    請求項1記載の電動雲台。
  3. 【請求項3】 テレビカメラ等が固定される取付ヘッド
    4を有する電動雲台に於て、長手方向に往復駆動される
    スライド杆7と、該スライド杆7がスライド自在に挿通
    されると共に該スライド杆7の軸心L2 廻りに回転駆動
    される回転パイプ10と、から成る首部2を備え、該首部
    2の先端に、上記取付ヘッド4を上記スライド杆7の軸
    心L2 と直角な方向の軸心L1 廻りに揺動自在に支持す
    る往復・揺動運動変換機構8を設け、該取付ヘッド4を
    スライド杆7の軸心L2 廻りの旋回運動と、該軸心L2
    と直角な方向の軸心L1 廻りの揺動運動とに、同時に動
    作可能に構成したことを特徴とする電動雲台。
  4. 【請求項4】 スライド杆7と回転パイプ10とを、各
    々、択一的に選択して長さ寸法変更自在に組立可能とし
    た請求項2又は3記載の電動雲台。
  5. 【請求項5】 スライド杆7の先端に、該スライド杆7
    の軸心L2 を中心とする周方向凹溝24を設けると共に、
    該周方向凹溝24にスライド自在に挿入される突部25を有
    するブラケット35, 35を、取付ヘッド4に突設した請求
    項1,2,3又は4記載の電動雲台。
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