JPH07264167A - フレームビット誤り検出による回線品質劣化検出方法 - Google Patents

フレームビット誤り検出による回線品質劣化検出方法

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JPH07264167A
JPH07264167A JP7147294A JP7147294A JPH07264167A JP H07264167 A JPH07264167 A JP H07264167A JP 7147294 A JP7147294 A JP 7147294A JP 7147294 A JP7147294 A JP 7147294A JP H07264167 A JPH07264167 A JP H07264167A
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JP
Japan
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frame
output
frame bit
bit error
detection circuit
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Pending
Application number
JP7147294A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Kitajima
邦彦 北島
Toshihiro Tamura
利博 田村
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビット誤り率に近似したフレームビット誤り
率を測定し、オンライン中の回線品質を把握する回線品
質劣化検出方法を提供する。 【構成】 フレームビット検出回路1はデータ1Aと抽
出クロック1Bを入力とし、フレームビットを検出し、
フレームカウンタ3は抽出クロック1Bを入力とし、フ
レームビット位置指定パルスを出力し、比較回路2はフ
レームビット検出回路1の出力とフレームカウンタ3の
出力を入力として比較し、同期検出回路4で同期状態を
検出し、アンドゲート5は比較回路2の出力と同期検出
回路4の出力を入力してアンドし、フレームカウンタ3
に出力する。計数手段6は比較回路2の出力を入力して
カウントする。測定を開始すると、全フレームのビット
数XA をカウントし、フレームビット誤りが発生すれば
フレームビット誤りX5 をカウントし、測定が終了した
らビット誤り率E=X5 ×8/XA の演算をおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加入者線における回
線の品質劣化を判定する回線品質劣化検出方法について
のものである。
【0002】
【従来の技術】まず、第1種通信事業者が提供する一般
専用線サービスの符号品目回線(伝送速度が2400b/s 、
4800b/s 、9600b/s 、48kb/s)においての網信号フレー
ムの構成を図7に示す。1エンベロープの信号構成は、
フレームクロックを伝達するためのフレームビットとデ
ータ伝送中であるか否かを示すステータスビット、およ
びそれらにはさまれたデータビットから構成され、オン
ライン時には、データビットにデータをのせて伝送す
る。
【0003】一般に、回線の品質は、データの受信側に
おいて一定時間内に発生したビット誤りの発生率により
評価される。その手段として、送信側からデータビット
に疑似ランダムパターンを挿入し、対向試験または折り
返し試験により誤り率を測定する。
【0004】例えば、ディジタルデータ回線接続装置
(以下、DSUという。)52・53間の通信回線の品
質を測定するために、対向試験では、図8に示すように
送信側と受信側に誤り率測定器51・54を接続し、送
信側からデータビットに疑似ランダムパターンを挿入
し、受信側でビット誤りを検出する。また、折り返し試
験では、図9に示すように、送信側に誤り率測定器51
を接続し、送信側からデータビットに疑似ランダムパタ
ーンを挿入し、折り返しループ位置ア〜ウで折り返して
ビット誤りを検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、ビット誤り率を
測定するために、図8・図9に示すように1エンベロー
プ中のデータビットに疑似ランダムパターンを挿入する
ので、回線品質の測定は、データ伝送を行わないオフラ
イン中に実施する必要がある。しかし、このような構成
では、オンライン中はビット誤りを測定することができ
ず、データ回線が通信不能状態になる兆候を予測するこ
とができない。
【0006】この発明は、ビット誤り率に近似したフレ
ームビット誤り率を測定し、オンライン中の回線品質を
把握する回線品質劣化検出方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、データ1Aと抽出クロック1Bを入力
とし、フレームビットを検出するフレームビット検出回
路1と、抽出クロック1Bを入力とし、フレームビット
位置指定パルスを出力するフレームカウンタ3と、フレ
ームビット検出回路1の出力を第1の入力とし、フレー
ムカウンタ3の出力を第2の入力として比較する比較回
路2と、比較回路2の出力を入力とし、同期状態を検出
する同期検出回路4と、比較回路2の出力を第1の入力
とし、同期検出回路4の出力を第2の入力としてアンド
し、フレームカウンタ3に出力するアンドゲート5と、
比較回路2の出力を入力とし、カウントする計数手段6
を備え、測定を開始すると、全フレームのビット数XA
をカウントし、フレームビット誤りが発生すればフレー
ムビット誤りX5 をカウントし、測定が終了したらビッ
ト誤り率E=X5 ×8/XA の演算をおこなう。
【0008】
【作用】次に、この発明による回線品質の劣化を検出す
るためのフレームビット誤り検出装置の構成を図1に示
す。図1の1はフレームビット検出回路、2は比較回
路、3はフレームカウンタ、4は同期検出回路、5はア
ンドゲート、6は計数手段である。
【0009】図1の1〜5は通常のフレーム同期外れ検
出回路10の構成であり、この発明は、フレーム同期外
れ検出回路10の比較回路2の出力を入力とする計数手
段6を追加したものである。図1で、フレームビット検
出回路1は網信号フレームの「1」・「0」の交番パタ
ーンのフレームビットを検出する。比較回路2はフレー
ムカウンタ3から送られてくるフレームビット位置指定
パルス2Bとフレームビット検出パルス2Aを比較し、
不一致の場合にフレームビットエラーパルス2Cを出力
する。
【0010】フレームビットエラーパルス2Cは同期検
出回路4に入力し、同期確立状態か同期外れ状態かの判
定がなされる。同期検出回路4は同期外れを検出した場
合に同期外れ信号4Aを出力する。また、計数手段6は
フレームビットエラーパルス2Cを入力してカウントす
る。
【0011】フレームカウンタ3は、例えば16ビット
ごとにパルスを出力してフレームビットの位置を示して
いるが、同期確立状態では抽出クロック1Bによって自
走し、同期外れ状態では比較回路2から出力されるフレ
ームビットエラーパルス2Cによってカウントが開始さ
れる。その切り換えは同期検出回路4からの同期外れ信
号4Aをアンドゲート5に接続することにより実施して
いる。
【0012】計数手段6によるカウント値をX5、その
間の全ビット数をXAとすると、誤り率EはE=X5 ×
8/XA で近似できる。なお、計数手段6はカウンタも
しくはCPUと接続することで実現され、全ビット数の
カウントおよび誤り率Eの演算も同様である。
【0013】次に、図1の動作を説明するフローチャー
トを図2に示す。図2で、測定を開始すると、ステップ
11で全ビットのカウントを行う。次に、ステップ12
でフレームビット誤りが発生すれば、ステップ13でフ
レームビット誤り数をカウントし、フレームビット誤り
がなければ、フレームビット誤りをカウントせず、ステ
ップ14で測定終了かどうかを判定する。測定終了でな
ければ、ステップ11からの処理を測定終了まで実行
し、測定が終了ならばステップ15で誤り率を求め、測
定を終了する。
【0014】
【実施例】次に、第1種通信事業者が提供する一般専用
線サービスの符号品目回線(伝送速度が2400b/s 、4800
b/s 、9600b/s 、48kb/s)における加入者側のシステム
構成を図3に示す。図3の21はデータ処理を行う端
末、22は端末21からのデータを回線に乗せる符号に
する、あるいはその逆を行うディジタルデータ回線接続
装置、23は加入者線、24は加入者線23からの信号
を、図示を省略した多重化装置とのインタフェース信号
に変換またはその逆を行うディジタルデータ局内終端装
置である。この発明は、図3のディジタルデータ回線接
続装置22またはディジタルデータ局内終端装置24に
用いられる。
【0015】次に図3のディジタルデータ局内終端装置
24の構成を図4に示す。図4の31は波形等化を行う
等化回路、32はブリッジタップの自動等化を行うBT
等化回路、33はバイポーラ信号をTTLレベルのRZ
信号に変換するB/U変換回路、34は受信信号からタ
イミングを抽出するタイミング抽出回路、35はエンベ
ロープフレーム同期を取るフレーム同期回路、36は加
入者線からの信号を局内位相に合わせ64kユニバーサ
ル信号に変換し、故障情報終端およびアイドルコード変
換を行うユニバーサル変換回路、37は64kユニバー
サル信号を多重化装置とのインタフェース信号に変換お
よびその逆変換を行う変換回路、38は64kユニバー
サル信号をベアラ信号に速度変換および故障情報やアイ
ドルコードの送出を行うスピード変換回路、39は加入
者線のフレーム信号を付加するフレーム付加回路、40
はTTLレベルのRZ信号をバイポーラ信号に変換を行
うU/B変換回路である。
【0016】図4で、B/U変換回路33から出力され
るデータ33Aとタイミング抽出回路34から出力され
る抽出クロック34Aに、図1のデータ1Aと抽出クロ
ック1Bをそれぞれ接続することにより、回線のフレー
ムビットエラーを検出することができる。
【0017】発明者は、この発明のフレームビット誤り
率による回線品質劣化検出方法が、データビットに疑似
ランダムパターンを挿入することにより行っている従来
のデータビット誤り率に近似する、すなわち、図1の計
数手段6によるフレームビット誤りのカウント値を
5、その間の全ビット数をXAとすると、データビット
誤り率EはE=X5 ×8/XA で近似できることを実験
により証明している。
【0018】以下、これについて説明する。図5は従来
技術による回線品質劣化検出方法による結果とこの発明
による回線品質劣化検出方法による結果が近似すること
を確認するための実験システムの構成図である。図5の
41は測定回路、42は瞬断発生器、43は加入者線、
44はディジタルデータ局内終端装置、45は符号発生
器、46は誤り率測定器である。
【0019】図5の加入者線43は瞬断発生器42を介
して折り返している。符号発生器45はディジタルデー
タ局内終端装置44に疑似ランダムパターンデータを出
力する。誤り率測定器46は、従来技術の回線品質劣化
検出方法によるデータビットによる測定器であり、測定
回路41は、この発明による図1の構成のフレームエラ
ー検出による回線品質劣化検出の測定器である。
【0020】図6は図5の測定回路41と誤り率測定器
46でそれぞれ得られた瞬断時間と誤り率の関係を示す
グラフであり、加入者線の長さ5km、ベアラ速度3.2
kb/sにて瞬断時間を横軸に、誤り率を縦軸に表してい
る。なお、瞬断レベルは−6dB変化するように設定す
る。図6に示すとおり、データビット誤り率とフレーム
ビット誤り率は近似していることが分かる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、データビットを使用
せずにフレームビットを検出してビット誤りを測定でき
るので、オンライン中であってもビット誤りが測定可能
となり、回線の品質劣化を検出することが可能になり、
通信不能状態を予測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による回線品質の劣化を検出するため
のフレームビット誤り検出装置の構成図である。
【図2】この発明によるフローチャートである。
【図3】一般専用線サービスの符号品目回線における加
入者側のシステム構成図である。
【図4】ディジタルデータ局内終端接続装置の構成図で
ある。
【図5】実験システムの構成図である。
【図6】図5による瞬断時間と誤り率の関係を示す測定
結果のグラフである。
【図7】一般専用線サービスの符号品目回線においての
網信号フレーム構成図である。
【図8】DSU間の通信回線の品質を測定する対向試験
の構成図である。
【図9】DSU間の通信回線の品質を測定する折り返し
試験の構成図である。
【符号の説明】 1 フレームビット検出回路 1A データ 1B 抽出クロック 2 比較回路 3 フレームカウンタ 4 同期検出回路 5 アンドゲート 6 計数手段 21 端末 22 ディジタルデータ回線接続装置 23 加入者線 24 ディジタルデータ局内終端装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ(1A)と抽出クロック(1B)を入力と
    し、フレームビットを検出するフレームビット検出回路
    (1) と、 抽出クロック(1B)を入力とし、フレームビット位置指定
    パルスを出力するフレームカウンタ(3) と、 フレームビット検出回路(1) の出力を第1の入力とし、
    フレームカウンタ(3)の出力を第2の入力として比較す
    る比較回路(2) と、 比較回路(2) の出力を入力とし、同期状態を検出する同
    期検出回路(4) と、 比較回路(2) の出力を第1の入力とし、同期検出回路
    (4) の出力を第2の入力としてアンドし、フレームカウ
    ンタ(3) に出力するアンドゲート(5) と、 比較回路(2) の出力を入力とし、カウントする計数手段
    (6) を備え、 測定を開始すると、全フレームのビット数XA をカウン
    トし、フレームビット誤りが発生すればフレームビット
    誤りX5 をカウントし、測定が終了したらビット誤り率
    E=X5 ×8/XA の演算をおこなうことを特徴とする
    フレームビット誤り検出による回線品質劣化検出方法。
JP7147294A 1994-03-16 1994-03-16 フレームビット誤り検出による回線品質劣化検出方法 Pending JPH07264167A (ja)

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