JPH07264056A - 集積化ディジタル回路 - Google Patents

集積化ディジタル回路

Info

Publication number
JPH07264056A
JPH07264056A JP6055775A JP5577594A JPH07264056A JP H07264056 A JPH07264056 A JP H07264056A JP 6055775 A JP6055775 A JP 6055775A JP 5577594 A JP5577594 A JP 5577594A JP H07264056 A JPH07264056 A JP H07264056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
network
synchronous
signal line
delay time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6055775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3028023B2 (ja
Inventor
Masayuki Mizuno
正之 水野
Masakatsu Yamashina
正勝 山品
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6055775A priority Critical patent/JP3028023B2/ja
Priority to US08/222,279 priority patent/US5585754A/en
Publication of JPH07264056A publication Critical patent/JPH07264056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3028023B2 publication Critical patent/JP3028023B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作環境の変動によらず、所望の性能を達成
し、かつ集積化ディジタル回路内の同期回路に供給する
同期信号の時間的なスキューを補償し、所望の性能を達
成する集積化ディジタル回路を提供する。 【構成】 1つ以上の制御信号線153によって発振周
波数を制御でき、同期回路網104のクリティカルパス
に存在するゲート段数に比例した段数からなる遅延時間
を制御できる基本ゲート回路で構成された発振回路10
3と、1つ以上の制御信号線153によって遅延時間を
制御できる基本ゲート回路で構成され、発振信号線15
2により同期して動作する同期回路網104と、外部入
力信号線151から入力された信号の周波数と発振信号
線152の信号の周波数が同じになるように制御信号線
153を使って発振回路103と同期回路網104を制
御する制御回路102とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積化ディジタル回路
に関し、トランジスタのしきい値やゲート長等の変動に
よるデバイス特性のばらつき、および配線等の抵抗値や
容量値等の特性値のばらつき、および温度や電源電圧等
の動作環境の変動によらず、所望の性能を達成し、かつ
集積化ディジタル回路内の同期回路に供給する同期信号
の時間的なスキューを補償し、所望の性能を達成する集
積化ディジタル回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の集積化ディジタル回路は、主にn
MOSトランジスタとpMOSトランジスタを相補的に
動作させるCMOS回路、バイポーラトランジスタを用
いたECL回路、その両方を用いたBiCMOS回路等
で構成されている。
【0003】図14に従来のディジタル回路の構成例を
示す。図14を参照すると、従来の集積化ディジタル回
路は、ディジタル回路を集積化した半導体集積化回路1
401と、CMOS回路またはECL回路またはBiC
MOS回路で構成した発振回路1402と、CMOS回
路またはECL回路またはBiCMOS回路で構成した
プロセッサ1403と、外部入力信号線1451と、発
振信号線1452とを備える。
【0004】プロセッサ1403は、発振信号線145
2で同期を取る2つ以上のレジスタ1404と、そのレ
ジスタ1404の間に接続され論理を合成する論理回路
1405とを備える。外部入力信号1451を通して入
力された信号により発振回路1402の発振信号の周波
数が制御される。発振信号は、発振信号線1452を通
してプロセッサ1403に入力され、レジスタ1404
の同期信号となり、プロセッサ1403の動作を同期す
る。外部入力線1451を通して入力される信号は、発
振回路1402の発振周波数を制御する制御信号の場合
と、半導体集積回路1401の外部の信号と発振回路1
402で発振する発振信号の位相差を吸収するための同
期信号の場合が存在する。後者の場合には、発振回路1
402は外部から入力された同期信号に同期した信号を
生成する。また、従来例には、発振回路1402が搭載
されていないものがある。この場合、半導体集積回路1
401の外部から直接発振信号をプロセッサ1403に
供給する。発振回路1402には、遅延時間を外部制御
信号により変えることができる基本ゲート回路と、変え
ることができない基本ゲート回路の両方が用いられる。
一方、論理回路1405には、遅延時間を外部から制御
できない基本ゲート回路が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の集積化デ
ィジタル回路は、トランジスタのしきい値やゲート長等
の変動によるデバイス特性のばらつき、および配線等の
抵抗値や容量値等の特性値のばらつき、および温度や電
源電圧等の動作環境の変動によって、設計時に目標とし
た所望の性能を達成できないことが多かった。したがっ
て、集積化ディジタル回路を設計する場合、あらかじめ
これらのばらつきや変動等の不確定な要因を考慮して、
所望の性能の約2倍もの性能を持つようなマージンを取
る設計をしなければならなかった。また、そうしなけれ
ば良品歩留まりは極めて低くなってしまう。さらに、前
記の従来の集積化ディジタル回路内の同期回路を構成す
る2つ以上のレジスタに供給する同期信号において、レ
ジスタへの同期信号の到達時間にスキューが生じるた
め、スキューを見込んだマージンを持った設計をする必
要があった。
【0006】本発明の目的は、このような従来の欠点を
除去し、トランジスタのしきい値やゲート長等の変動に
よるデバイス特性のばらつき、および配線等の抵抗値や
容量値等の特性値のばらつき、および温度や電源電圧等
の動作環境の変動によらず、所望の性能を達成し、かつ
集積化ディジタル回路内の同期回路に供給する同期信号
の時間的なスキューを補償し、所望の性能を達成する集
積化ディジタル回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の集積化ディジタ
ル回路は、遅延時間を変えることができる基本ゲート回
路で構成された同期回路網と、前記の同期回路網でクリ
ティカルパスとなるゲート段数に比例した段数からなる
発振回路と、前記の発振回路の周波数を外部から入力し
た信号と同じ周波数になるように前記の同期回路網と前
記の発振回路を制御する制御回路とから構成する。
【0008】また、遅延時間を変えることができる基本
ゲート回路で構成された同期回路網と、前記の同期回路
網でクリティカルパスとなるゲート段数に比例した段数
からなる模擬遅延回路と、前記の模擬遅延回路と外部か
ら入力した信号が同期するように前記の同期回路網と前
記の模擬遅延回路を制御する制御回路とから構成するこ
ともできる。
【0009】また、遅延時間を変えることができる基本
ゲート回路で構成された同期回路網と、前記の同期回路
網でクリティカルパスとなるゲート段数に比例した段数
からなる発振回路と、前記の発振回路の出力信号を分周
する分周回路と、前記の分周回路の出力信号の周波数を
外部から入力した信号と同じ周波数になるように前記の
同期回路網と前記の発振回路を制御する制御回路とから
構成することもできる。
【0010】さらに、同期回路を構成する2つ以上のレ
ジスタと、前記の2つのレジスタの間に接続され、論理
回路または記憶回路を構成し、遅延時間を変えることが
できる基本ゲート回路で構成した回路網と、前記の回路
網でクリティカルパスとなるゲート段数に比例した段数
からなり、遅延時間を変えることができる基本ゲート回
路で構成した模擬遅延回路と、前記の模擬遅延回路と前
記のレジスタに供給している同期信号から前記の模擬遅
延回路が前記のレジスタに供給している同期信号で同期
動作が行えるように前記の回路網と前記の模擬遅延回路
を制御する制御回路とから構成することもできる。
【0011】
【作用】本発明は、集積化ディジタル回路を構成する同
期回路網を、遅延時間を制御できる基本ゲート回路で構
成し、その回路網のクリティカルパスとなるゲート段数
に比例した段数からなる発振回路の発振周波数あるいは
その分周信号の周波数を、外部から入力する信号の周波
数と同じになるように同期回路網と発振回路の基本ゲー
トの遅延時間を制御することで、集積化ディジタル回路
を構成するトランジスタのしきい値やゲート長等の変動
によるデバイス特性のばらつき、および配線等の抵抗値
や容量値等の特性値のばらつき、および温度や電源電圧
等の動作環境の変動によらず、所望の性能を達成する。
【0012】また、本発明は、集積化ディジタル回路を
構成する同期回路網を、遅延時間を制御できる基本ゲー
ト回路で構成し、その回路網のクリティカルパスとなる
ゲート段数に比例した段数からなる模擬遅延回路が、外
部から入力する信号に同期するように同期回路網と発振
回路の基本ゲート回路の遅延時間を制御することで、集
積化ディジタル回路を構成するトランジスタのしきい値
やゲート長等の変動によるデバイス特性のばらつき、お
よび配線等の抵抗値や容量値等の特性値のばらつき、お
よび温度や電源電圧等の動作環境の変動によらず、所望
の性能を達成する。
【0013】また、本発明は、集積化ディジタル回路を
構成する同期回路網を、遅延時間を制御できる基本ゲー
ト回路で構成し、その回路網を構成する2つ以上のレジ
スタのうち2つのレジスタの間に接続され論理回路また
は記憶回路を構成する回路網のクリティカルパスとなる
ゲート段数に比例した段数からなる模擬遅延回路の遅延
時間が、前記の2つのレジスタに供給する同期信号で所
望の同期動作をするように、同期回路網と模擬遅延回路
の基本ゲート回路の遅延時間を制御することで、集積化
ディジタル回路を構成するトランジスタのしきい値やゲ
ート長等の変動によるデバイス特性のばらつき、および
配線等の抵抗値や容量値等の特性値のばらつき、および
温度や電源電圧等の動作環境の変動によらず、所望の性
能を達成し、かつ集積化ディジタル回路内の同期回路に
供給する同期信号の時間的なスキューを補償し、所望の
性能を達成する。
【0014】
【実施例】図1から図13を参照して本発明の集積化デ
ィジタル回路について説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例の集積化デ
ィジタル回路を示す回路図である。図1を参照すると、
この実施例の集積化ディジタル回路である半導体集積化
回路101は、1つ以上の制御信号線153によって発
振周波数を制御でき、同期回路網104のクリティカル
パスに存在するゲート段数に比例した段数からなる基本
ゲート回路で構成された発振回路103と、1つ以上の
制御信号線153によって遅延時間を制御できる基本ゲ
ート回路で構成され、発振信号線152により同期して
動作する同期回路網104と、外部入力信号線151か
ら入力された信号の周波数と発振信号線152の信号の
周波数が同じになるように制御信号線153を使って発
振回路103と同期回路網104を制御する制御回路1
02を有している。
【0016】図2は、発振回路103の具体例を示す回
路図である。図2を参照すると、発振回路103は同期
回路網104のクリティカルパスのゲート段数に比例す
るゲート段数からなる、遅延時間を制御信号線153に
より制御できる基本ゲート回路105をリング上に接続
した構造を有する。
【0017】図3は、同期回路網104の具体例を示す
回路図である。図3を参照すると、同期回路網104
は、発振信号線152により同期して動作するレジスタ
107と、制御信号線153により遅延時間を制御でき
る基本ゲート回路105(図示せず)で構成された回路
網106とを有する。同期回路網104には、このよう
なレジスタ107と回路網106とが複数存在する。
【0018】図4は、制御回路102の具体例を示す回
路図である。図4を参照すると、制御回路102は、外
部入力信号線151と発振信号線152の位相を比較す
る位相比較器108と、位相比較器の出力信号の高域成
分を除去するローパスフィルタ109とを有する。位相
比較器108は、例えば、排他的論理和を実現するゲー
ト回路で実現できる。すなわち、制御回路102は、外
部入力信号線151から入力される信号の位相と発振信
号線152から入力される信号の位相を比較し、前者の
方が時間的に進んでいる場合、制御信号線153を用い
て、発振回路103および同期回路網104の基本ゲー
ト回路105の遅延時間を減少させ、前者の方が時間的
に遅れている場合、制御信号線153を用いて、基本ゲ
ート回路105の遅延時間を増加させる。
【0019】なお、図4に示す制御回路102の構成は
1つの例であり、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0020】図5と図6は、発振回路103の基本ゲー
ト回路105の例である。図5はバッファまたはインバ
ータとして機能し、図6はNANDまたはANDとして
機能する。
【0021】図5を参照すると、基本ゲート回路は、制
御端子501により抵抗値を変えることができる可変抵
抗R1およびR2と、制御端子502により電流値を変
化できる定電流源I1と、論理を合成するトランジスタ
M1,M2とを有する。制御端子501と502を制御
することで、この基本ゲート回路の遅延時間を制御でき
る。すなわち、基本ゲート回路の遅延時間を増加させた
い場合、可変抵抗R1およびR2の抵抗値を増加させ、
定電流源I1の電流値を減少させる。一方、基本ゲート
回路の遅延時間を減少させたい場合、可変抵抗R1の抵
抗値を減少させ、定電流源I1の電流値を増加させる。
このように、抵抗値と電流値を同時に変化させること
で、この基本ゲート回路は、信号振幅を一定にしたま
ま、駆動電流を決定する定電流源の電流値を変化させる
ことができる。
【0022】なお図5において、503,504は基本
ゲート回路の入力信号、505,506は基本ゲート回
路の出力信号である。
【0023】図6を参照すると、基本ゲート回路は、制
御端子501により抵抗値を変えることができる可変抵
抗R3およびR4と、制御端子502により電流値を変
化できる定電流源I2と、論理を合成するトランジスタ
M3〜M8を有する。制御端子501と502を制御す
ることで、この基本ゲート回路の遅延時間を制御でき
る。すなわち、基本ゲート回路の遅延時間を増加させた
い場合、可変抵抗R3およびR4の抵抗値を増加させ、
定電流源I2の電流値を減少させる。一方、基本ゲート
回路の遅延時間を減少させたい場合、可変抵抗R3およ
びR4の抵抗値を減少させ、定電流源I2の電流値を増
加させる。このように、抵抗値と電流値を同時に変化さ
せることで、この基本ゲート回路は、信号振幅を一定に
したまま、駆動電流を決定する定電流源の電流値を変化
させることができる。
【0024】図6において、507,508,509,
510は基本ゲート回路の入力信号、511,512は
基本ゲート回路の出力信号である。
【0025】なお、本発明で使用する基本ゲート回路
は、このように遅延時間を外部から1つ以上の信号線で
制御できるものであればどのような構成のものでもよ
い。すなわち、この図5,図6に示す基本ゲート回路1
05の構成は1つであり、本発明はこれに限定されるも
のではない。
【0026】再び図1を参照すると、同期回路網104
のクリティカルパスに存在するゲート段数に比例した段
数からなる基本ゲート回路を用いて構成された発振回路
103の発振周波数によって同期回路網104は同期動
作を行うため、半導体集積回路101を構成するトラン
ジスタのしきい値やゲート長等の変動によるデバイス特
性のばらつき、および配線等の抵抗値や容量値等の特性
値のばらつき、および温度や電源電圧等の動作環境の変
動によって、基本ゲート回路の遅延時間が変動しても、
同期回路網104は常に発振信号線152で得られる周
波数で動作を行うことができる。
【0027】また、制御回路102により外部入力線1
51から得られた周波数で同期回路網104が動作する
ように、基本ゲート回路の遅延時間を制御するため、ト
ランジスタのしきい値やゲート長等の変動によるデバイ
ス特性のばらつき、および配線等の抵抗値や容量値等の
特性値のばらつき、および温度や電源電圧等の動作環境
の変動があっても、常に外部入力信号線151から得ら
れる周波数で半導体集積化回路101は動作する。
【0028】次に、図7は、本発明の第2の実施例の集
積化ディジタル回路を示す回路図である。図7を参照す
ると、この実施例の集積化ディジタル回路である半導体
集積化回路101は、1つ以上の制御信号線153によ
って遅延時間を制御でき、同期回路網104のクリティ
カルパスに存在するゲート段数に比例した段数からなる
基本ゲート回路で構成された模擬遅延回路110と、1
つ以上の制御信号線153によって遅延時間を制御でき
る基本ゲート回路で構成され、発振信号線152に同期
して動作する同期回路網104と、外部入力信号線15
1から入力された信号の周波数と発振信号線152の信
号の周波数が同じになるように制御信号線153を使っ
て模擬遅延回路110と同期回路網104を制御する制
御回路102を有している。
【0029】図8は、模擬遅延回路の具体例を示す回路
図である。図8を参照すると、模擬遅延回路110は同
期回路網104のクリティカルパスのゲート段数に比例
するゲート段数からなる、遅延時間を制御信号線153
により制御できる基本ゲート回路105を直列に接続し
た構造を有する。外部入力線151から入力された信号
は、制御信号線153により制御された遅延時間後に発
振信号線152に出力される。
【0030】同期回路網104および制御回路102お
よび基本ゲート回路105はそれぞれ前記実施例の図3
および図4および図5と同じ構成を有する。
【0031】図7を参照すると、同期回路網104のク
リティカルパスに存在するゲート段数に比例した段数か
らなる基本ゲート回路で構成された模擬遅延回路110
の遅延時間が、外部入力信号線151で入力された周期
信号の周期時間と同じになるように、制御回路102が
模擬遅延回路110と同期回路網104の遅延時間を制
御するため、半導体集積化回路101を構成するトラン
ジスタのしきい値やゲート長等の変動によるデバイス特
性のばらつき、および配線等の抵抗値や容量値等の特性
値のばらつき、および温度や電源電圧等の動作環境の変
動によって、基本ゲート回路の遅延時間が変動しても、
常に外部入力信号線151から得られる周波数で同期回
路網104は動作する。
【0032】次に、図9は、本発明の第3の実施例の集
積化ディジタル回路を示す回路図である。図9を参照す
ると、この実施例の集積化ディジタル回路である半導体
集積化回路101は、1つ以上の制御信号線153によ
って発振周波数を制御でき、同期回路網104のクリテ
ィカルパスに存在するゲート段数に比例した段数からな
る基本ゲート回路で構成された発振回路103と、1つ
以上の制御信号線153によって遅延時間を制御できる
基本ゲート回路で構成され、発振信号線154により同
期して動作する同期回路網104と、外部入力信号線1
51から入力された信号の周波数と発振信号線155の
信号の周波数が同じになるように制御信号線153を使
って発振回路103と同期回路網104を制御する制御
回路102と、発振信号線154から入力される信号の
周波数を所望の分周比で分周する分周器111とを有し
ている。
【0033】発振回路103および同期回路網104お
よび制御回路102および基本ゲート回路105はそれ
ぞれ前記実施例の図2および図3および図4および図5
と同じ構成を有する。
【0034】図9を参照すると、同期回路網104のク
リティカルパスに存在するゲート段数に比例した段数か
らなる基本ゲート回路を用いて構成された発振回路10
3の発振周波数によって同期回路網104は同期動作を
行うため、半導体集積化回路101を構成するトランジ
スタのしきい値やゲート長等の変動によるデバイス特性
のばらつき、および配線等の抵抗値や容量値等の特性値
のばらつき、および温度や電源電圧等の動作環境の変動
によって、基本ゲート回路の遅延時間が変動しても、同
期回路網104は常に発振信号線154で得られる周波
数で動作を行うことができる。
【0035】また、制御回路102が、分周回路111
により発振信号線154の信号を分周した信号と外部入
力信号線151の周波数を一致させるため、トランジス
タのしきい値やゲート長等の変動によるデバイス特性の
ばらつき、および配線等の抵抗値や容量値等の特性値の
ばらつき、および温度や電源電圧等の動作環境の変動が
あっても、常に外部入力信号線151から得られる信号
に同期して半導体集積化回路101は動作する。
【0036】本実施例では、発振回路103が発振する
発振信号を分周回路111が分周するため、外部入力線
151により入力される信号は、同期回路網104の動
作周波数より低周波となる。
【0037】この結果、半導体集積化回路101に入力
する信号は内部の動作周波数より低周波となり、半導体
集積化回路101の内部と外部をやりとりする入出力回
路の設計が容易になり、かつ入出力回路で消費される消
費電力を低減できる。
【0038】次に、図10は、本発明の第4の実施例の
集積化ディジタル回路を示す回路図である。図10を参
照すると、この実施例の集積化ディジタル回路である同
期回路網201は、外部入力信号線151に同期して動
作する2つ以上のレジスタ107と、そのレジスタの間
に接続され論理回路または記憶回路を構成し1つ以上の
制御信号線153により遅延時間を制御できる基本ゲー
ト回路で構成された回路網106と、1つ以上の制御信
号線153によって遅延時間を制御でき、回路網106
のクリティカルパスに存在するゲート段数に比例した段
数からなる遅延時間を制御できる基本ゲート回路で構成
され、外部入力信号線151の信号を入力とし、発振信
号線152を出力とする模擬遅延回路110と、外部入
力信号線151から入力された周期信号の周期時間に模
擬遅延回路網110の遅延時間が一致するように制御信
号線153を制御する制御回路102とを有している。
【0039】模擬遅延回路110および制御回路102
はそれぞれ前記実施例の図8および図4と同じ構成を有
する。
【0040】また、模擬遅延回路110および回路網1
06で使用する遅延時間を制御できる基本ゲート回路の
例は、前記実施例と同じである。
【0041】図10を参照すると、回路網106のクリ
ティカルパスに存在するゲート段数に比例した段数から
なる基本ゲート回路を用いて構成された模擬遅延回路1
10の遅延時間が、外部入力信号線151で入力される
周期信号の周期時間と同じになるように、制御回路10
2が回路網106と模擬遅延回路110の遅延時間を制
御できる基本ゲートの遅延時間を制御するため、同期回
路網201を構成するトランジスタのしきい値やゲート
長等の変動によるデバイス特性のばらつき、および配線
等の抵抗値や容量値等の特性値のばらつき、および温度
や電源電圧等の動作環境の変動によって、基本ゲート回
路の遅延時間が変動しても、回路網106は常に外部入
力信号線151で得られる周波数で同期動作を行うこと
ができる。
【0042】前記第2の実施例では、集積化ディジタル
回路を構成する同期回路網内の2つ以上のレジスタの間
に接続される回路網でもっともクリティカルなクリティ
カルパスを用いて1つの模擬遅延回路を構成し、その模
擬遅延回路と外部入力信号とから、同期回路網を構成す
る2つ以上のレジスタの同期信号を生成していたが、こ
の第4の実施例では、集積化ディジタル回路を構成する
同期回路網内の2つ以上のレジスタの間に接続される回
路網の1つあるいは複数個ごとにその回路網のクリティ
カルパスを用いて模擬遅延回路および制御回路を用意す
る。したがって、この第4の実施例では、1つの集積化
ディジタル回路に複数の模擬遅延回路と制御回路を有す
る。
【0043】従来、同期回路を構成する場合、レジスタ
間の回路網のクリティカルパスの遅延時間をできるだけ
そろえて回路網を構成し、かつレジスタの挿入位置を決
定していたが、本発明による第4の実施例では、レジス
タ間の回路網の遅延時間をそろえなくても、個々の回路
網の遅延時間は、外部入力信号の周期信号の周期時間に
一致するように制御されるため、レジスタの挿入位置に
対して自由度が増加する。
【0044】次に、図11は、本発明の第5の実施例の
集積化ディジタル回路を示す回路図である。図11を参
照すると、この実施例の集積化ディジタル回路である同
期回路網201は、外部入力信号線に同期して動作する
2つ以上のレジスタ、すなわち図11中の外部入力線1
51に接続された入力側レジスタ203と外部入力線1
57に接続された出力側レジスタ204と、そのレジス
タの間に接続され論理回路または記憶回路を構成し1つ
以上の制御信号線153により遅延時間を制御できる基
本ゲート回路で構成された回路網106と、外部入力信
号線151と外部入力信号線157から模擬遅延回路1
10と制御回路102の入力信号を生成する制御信号生
成回路202と、1つ以上の制御信号線153によって
遅延時間を制御でき、回路網106のクリティカルパス
に存在するゲート段数に比例した段数からなる遅延時間
を制御できる基本ゲート回路で構成され、擬似外部入力
信号線161の信号を入力とし発振信号線152を出力
とする模擬遅延回路110と、擬似外部入力信号線15
6と発振信号線152から回路網106が外部入力信号
線151で入力側レジスタ203が同期し外部入力信号
線157で出力側レジスタ204が同期して動作するよ
うに回路網106と模擬遅延回路110の基本ゲート回
路の遅延時間を制御する制御回路102とを有してい
る。
【0045】模擬遅延回路110は前記実施例の図8と
同じ構成を有する。また、模擬遅延回路110および回
路網106で使用する遅延時間を制御できる基本ゲート
回路の例は、前記実施例と同じである。
【0046】第4の実施例が回路網106の入力側レジ
スタと出力側レジスタの同期信号に時間的なスキューが
あった場合を考慮した設計になっていなかったのに対
し、第5の実施例では、入力側レジスタと出力側レジス
タの同期信号に時間的なスキューが存在するとして、そ
れぞれの同期信号を外部入力信号線151と外部入力信
号線157として区別する。したがって、制御信号生成
回路202を省き、外部入力信号線151と擬似外部入
力信号線161を直結し、外部入力信号線157と擬似
外部入力信号線156を直結した場合、第4の実施例と
同一になる。
【0047】図12は制御回路102と制御回路信号生
成回路202の構成例である。図中、158,159,
160,161は擬似外部入力信号線である。なお、こ
の図12に示す制御回路102と制御回路信号生成回路
202の構成は1つの例であり、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0048】図13は図12の制御回路102と制御回
路信号生成回路202を用いたときのタイミングチャー
トである。
【0049】図11と図12と図13をあわせて参照す
ると、擬似外部入力信号線160は外部入力信号線15
1に同期し、擬似外部入力信号線158,159は外部
入力信号線157に同期する。発振信号線152は擬似
外部入力信号線160を外部入力信号線151で同期遅
延した信号である擬似外部入力信号線161を、回路網
106のクリティカルパスに存在するゲート段数に比例
した段数からなる遅延時間を制御できる基本ゲート回路
で構成された模擬遅延回路110で遅延させた信号であ
るから、発振信号線152のハイレベルである期間が、
擬似外部入力信号線158と擬似外部入力信号線159
が共にローレベルである期間に入るように、回路網10
6と模擬遅延回路110の遅延時間を制御回路102が
制御する。したがって、回路網106は、外部入力信号
線151で同期した入力側レジスタ203と外部入力信
号線157で同期した出力側レジスタ204で同期動作
が行える。
【0050】制御回路102は、擬似外部入力信号線1
58と発振信号線152が共にハイレベルの期間が存在
する場合、回路網106のクリティカルパスの遅延時間
が最適の同期動作を行える時間より短いことを意味する
ため、制御信号線の電位を上昇させ、回路網106と模
擬遅延回路110の基本ゲート回路の遅延時間を増加さ
せる。一方、擬似外部入力信号線159と発振信号線1
52が共にハイレベルの期間が存在する場合、回路網1
06のクリティカルパスの遅延時間が最適の同期動作を
行える時間より長いことを意味するため、制御信号線の
電位を減少させ、回路網106と模擬遅延回路110の
基本ゲート回路の遅延時間を減少させる。ここで、最適
の同期動作が行えるというのは、回路網106のクリテ
ィカルパスの遅延時間が外部入力信号線151がハイレ
ベルになってから外部入力信号線157がハイレベルに
なるまでの間、あるいは、外部入力信号線157がハイ
レベルになってから外部入力信号線151がハイレベル
になるまでの時間、あるいは、外部入力信号線151が
ローレベルになってから外部入力信号線157がローレ
ベルになるまでの時間、あるいは、外部入力信号線15
7がローレベルになってから外部入力信号線151がロ
ーレベルになるまでの時間に一致することを指す。
【0051】したがって、外部入力信号線151と外部
入力信号線157に時間的なスキューが存在しても、回
路網106のクリティカルパスの遅延時間が、外部入力
信号線151で同期をとる入力側レジスタ203と外部
入力信号線157で同期をとる出力側レジスタ204で
同期動作が行える。
【0052】また、前記の実施例と同様に、同期回路網
201を構成するトランジスタのしきい値やゲート長等
の変動によるデバイス特性のばらつき、および配線等の
抵抗値や容量値等の特性値のばらつき、および温度や電
源電圧等の動作環境の変動によって、基本ゲート回路の
遅延時間が変動しても、回路網106は常に外部入力信
号線で得られ周波数で同期動作を行うことができる。
【0053】前記第2の実施例では、集積化ディジタル
回路を構成する同期回路網内の2つ以上のレジスタの間
に接続される回路網でもっともクリティカルなクリティ
カルパスを用いて1つの模擬遅延回路を構成し、その模
擬遅延回路と外部入力信号とから、同期回路網を構成す
る2つ以上のレジスタの同期信号を生成していたが、こ
の第5の実施例では、集積化ディジタル回路を構成する
同期回路網内の2つ以上のレジスタの間に接続される回
路網ごとにその回路網のクリティカルパスを用いて模擬
遅延回路と制御回路と制御信号生成回路を用意する。し
たがって、この第5の実施例では、1つの集積化ディジ
タル回路に複数の模擬遅延回路と制御回路と制御信号生
成回路を有する。
【0054】従来、同期回路を構成する場合、レジスタ
間の回路網のクリティカルパスの遅延時間をできるだけ
そろえて回路網を構成し、かつレジスタの挿入位置を決
定していたが、本発明による第5の実施例では、回路網
の遅延時間をそろえなくても、個々の回路網の遅延時間
は、外部入力信号の周期信号の周期時間に一致するよう
に制御されるため、レジスタの挿入位置に対して自由度
が増加する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トランジスタのしきい値やゲート長等の変動によるデバ
イス特性のばらつき、および配線等の抵抗値や容量値等
の特性値のばらつき、および温度や電源電圧等の動作環
境の変動によって、基本ゲート回路の遅延時間が変動し
ても、常に所望の動作周波数で動作する集積化ディジタ
ル回路を実現できる。
【0056】また、集積化ディジタル回路内の同期回路
を構成する2つ以上のレジスタに供給する同期信号にお
いて、レジスタへの同期信号の到達時間にスキューが生
じた場合でも、そのスキューを補償し、所望の性能を達
成する集積化ディジタル回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の集積化ディジタル回路
のブロック構成を示した図である。
【図2】第1の実施例での発振回路のブロック構成の具
体例を示した図である。
【図3】第1の実施例での同期回路網のブロック構成の
具体例を示した図である。
【図4】第1の実施例の制御回路のブロック構成の具体
例を示した図である。
【図5】本発明の遅延時間を制御できる基本ゲート回路
の具体例を示した図である。
【図6】本発明の遅延時間を制御できる基本ゲート回路
の具体例を示した図である。
【図7】本発明の第2の実施例の集積化ディジタル回路
のブロック構成を示した図である。
【図8】第2の実施例での模擬遅延回路のブロック構成
の具体例を示した図である。
【図9】本発明の第3の実施例の集積化ディジタル回路
のブロック構成を示した図である。
【図10】本発明の第4の実施例の集積化ディジタル回
路のブロック構成を示した図である。
【図11】本発明の第5の実施例の集積化ディジタル回
路のブロック構成を示した図である。
【図12】第5の実施例での制御回路と制御信号生成回
路のブロック構成の具体例を示した図である。
【図13】第5の実施例での制御回路と制御信号生成回
路のタイミングチャートを示した図である。
【図14】従来例の集積化ディジタル回路のブロック構
成を示した図である。
【符号の説明】
101,1401 半導体集積化回路 102 制御回路 103,1402 発振回路 104,201 同期回路網 105 基本ゲート回路 106 回路網 107,1404 レジスタ 108 位相比較器 109 ローパスフィルタ 110 模擬遅延回路 111 分周回路 151,157,1451 外部入力信号線 152,154,155 発振信号線 153,1452 制御信号線 156,158,159,160,161 擬似外部入
力信号線 202 制御信号生成回路 203 入力側レジスタ 204 出力側レジスタ 501 可変抵抗の制御端子 502 可変定電流源の制御端子 503,504,507,508,509,510 基
本ゲート回路の入力信号 505,506,511,512 基本ゲート回路の出
力信号 1403 プロセッサ 1405 論理回路 R1,R2,R3,R4 可変抵抗 I1,I2 可変定電流源 M1,M2,M3,M4,M5,M6,M7,M8 n
MOSトランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遅延時間を変えることができる基本ゲート
    回路で構成された同期回路網と、 前記の同期回路網でクリティカルパスとなるゲート段数
    に比例した段数からなる発振回路と、 前記の発振回路の周波数を外部から入力した信号と同じ
    周波数になるように前記の同期回路網と前記の発振回路
    を制御する制御回路と、を備えることを特徴とする集積
    化ディジタル回路。
  2. 【請求項2】遅延時間を変えることができる基本ゲート
    回路で構成された同期回路網と、 前記の同期回路網でクリティカルパスとなるゲート段数
    に比例した段数からなる模擬遅延回路と、 前記の模擬遅延回路と外部から入力した信号が同期する
    ように前記の同期回路網と前記の模擬遅延回路を制御す
    る制御回路と、を備えることを特徴とする集積化ディジ
    タル回路。
  3. 【請求項3】遅延時間を変えることができる基本ゲート
    回路で構成された同期回路網と、 前記の同期回路網でクリティカルパスとなるゲート段数
    に比例した段数からなる発振回路と、 前記の発振回路の出力信号を分周する分周回路と、 前記の分周回路の出力信号の周波数を外部から入力した
    信号と同じ周波数になるように前記の同期回路網と前記
    の発振回路を制御する制御回路と、を備えることを特徴
    とする集積化ディジタル回路。
  4. 【請求項4】同期回路を構成する2つ以上のレジスタ
    と、 前記のレジスタのうち2つのレジスタの間に接続され、
    論理回路または記憶回路を構成し、遅延時間を変えるこ
    とができる基本ゲート回路で構成した回路網と、 前記の回路網でクリティカルパスとなるゲート段数に比
    例した段数からなり遅延時間を変えることができる基本
    ゲート回路で構成した模擬遅延回路と、 前記の模擬遅延回路と前記のレジスタに供給している同
    期信号から前記の模擬遅延回路が前記のレジスタに供給
    している同期信号で同期動作が行えるように前記の回路
    網と前記の模擬遅延回路を制御する制御回路と、を備え
    ることを特徴とする集積化ディジタル回路。
  5. 【請求項5】同期回路を構成する2つ以上のレジスタ
    と、 前記のレジスタのうち2つのレジスタの間に接続され、
    論理回路または記憶回路を構成し、遅延時間を変えるこ
    とができる基本ゲート回路で構成した回路網と、 前記の2つのレジスタに供給している同期信号から制御
    信号を生成する制御信号生成回路と、 前記の回路網でクリティカルパスとなるゲート段数に比
    例した段数からなり、遅延時間を変えることができる基
    本ゲート回路で構成し、前記の制御信号生成回路から入
    力信号を得る模擬遅延回路と、 前記の模擬遅延回路の出力信号と前記の制御信号生成回
    路から前記の模擬遅延回路が前記のレジスタに供給して
    いる同期信号で同期動作が行えるように前記の回路網と
    前記の模擬遅延回路を制御する制御回路と、を備えるこ
    とを特徴とする集積化ディジタル回路。
JP6055775A 1993-04-02 1994-03-25 集積化ディジタル回路 Expired - Lifetime JP3028023B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6055775A JP3028023B2 (ja) 1994-03-25 1994-03-25 集積化ディジタル回路
US08/222,279 US5585754A (en) 1993-04-02 1994-04-04 Integrated digital circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6055775A JP3028023B2 (ja) 1994-03-25 1994-03-25 集積化ディジタル回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07264056A true JPH07264056A (ja) 1995-10-13
JP3028023B2 JP3028023B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=13008262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6055775A Expired - Lifetime JP3028023B2 (ja) 1993-04-02 1994-03-25 集積化ディジタル回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3028023B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5739703A (en) * 1995-03-10 1998-04-14 Nec Corporation BiCMOS logic gate
KR20020002541A (ko) * 2000-06-30 2002-01-10 박종섭 적은 지터의 지연고정루프를 위해 고전압 발생 장치를갖는 지연고정루프
US6810497B2 (en) 2000-01-24 2004-10-26 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit compensating variations of delay time
US6924679B2 (en) 2000-03-17 2005-08-02 Sony Corporation Power supply control device, semiconductor device and method of driving semiconductor device
KR100513806B1 (ko) * 2000-12-30 2005-09-13 주식회사 하이닉스반도체 반도체 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384311A (ja) * 1986-09-29 1988-04-14 Toshiba Corp 遅延装置
JPH021620A (ja) * 1987-11-30 1990-01-05 Toshiba Corp 電圧制御発振回路
JPH0619325U (ja) * 1992-08-17 1994-03-11 横河電機株式会社 低消費電力ecl回路

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384311A (ja) * 1986-09-29 1988-04-14 Toshiba Corp 遅延装置
JPH021620A (ja) * 1987-11-30 1990-01-05 Toshiba Corp 電圧制御発振回路
JPH0619325U (ja) * 1992-08-17 1994-03-11 横河電機株式会社 低消費電力ecl回路

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5739703A (en) * 1995-03-10 1998-04-14 Nec Corporation BiCMOS logic gate
US6810497B2 (en) 2000-01-24 2004-10-26 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit compensating variations of delay time
US6924679B2 (en) 2000-03-17 2005-08-02 Sony Corporation Power supply control device, semiconductor device and method of driving semiconductor device
KR20020002541A (ko) * 2000-06-30 2002-01-10 박종섭 적은 지터의 지연고정루프를 위해 고전압 발생 장치를갖는 지연고정루프
KR100513806B1 (ko) * 2000-12-30 2005-09-13 주식회사 하이닉스반도체 반도체 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3028023B2 (ja) 2000-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2994272B2 (ja) 多相クロック発生回路
US5619170A (en) PLL timing generator with voltage controlled oscillator
KR950014439B1 (ko) 기준지연 발생장치 및 그를 사용하는 전자장치
CA2159762C (en) Duty cycled control implemented within a frequency synthesizer
US6882196B2 (en) Duty cycle corrector
US7268635B2 (en) Circuits for voltage-controlled ring oscillators and method of generating a periodic signal
US6157226A (en) Clock generator
JP2002025259A (ja) リング遅延とカウンタを利用したレジスタ制御遅延固定ループ
JP2008135835A (ja) Pll回路
JPH1168559A (ja) 位相同期ループ回路
US20030137326A1 (en) Output circuit
JP2001217694A (ja) 遅延調整回路及びこれを用いたクロック生成回路
US5585754A (en) Integrated digital circuit
US6967536B2 (en) Phase-locked loop circuit reducing steady state phase error
JPH11145799A (ja) 集積回路
JP3028023B2 (ja) 集積化ディジタル回路
US6177846B1 (en) Ring oscillator type voltage controlled oscillator
US11770116B1 (en) Duty cycle correction for high-speed clock signals
US6977539B1 (en) Clock signal generators having programmable full-period clock skew control and methods of generating clock signals having programmable skews
JPH09223965A (ja) クロック発生回路
JPH09326689A (ja) クロック発生回路
US6900684B2 (en) Pulse processing circuit and frequency multiplier circuit
JP3221616B2 (ja) 半導体集積装置及び電子システム
JPH0846497A (ja) 周波数位相比較器
JP3415516B2 (ja) Pll回路及び半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080204

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term