JPH07263886A - 放熱装置 - Google Patents

放熱装置

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JPH07263886A
JPH07263886A JP7061510A JP6151095A JPH07263886A JP H07263886 A JPH07263886 A JP H07263886A JP 7061510 A JP7061510 A JP 7061510A JP 6151095 A JP6151095 A JP 6151095A JP H07263886 A JPH07263886 A JP H07263886A
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JP
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heat
circuit board
heat dissipation
package
plates
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JP7061510A
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Kaveh Azar
アザール カヴェー
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AT&T Corp
Original Assignee
American Telephone and Telegraph Co Inc
AT&T Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路(IC)チップが発生する熱を効果
的に放散させるヒートシンクを実現することにより、従
来のヒートシンク設計によって与えられるよりも、IC
パッケージの冷却を改善する。 【構成】 放熱プレートからなるヒートシンクを回路板
に取り付けることによって回路板の表面積および熱伝導
率を実効的に増大させることにより、ICパッケージか
ら回路板に伝導する熱を周囲の冷却流体に容易に放散さ
せる。放熱プレートは、素子の周囲の回路板に取り付け
られる。放熱プレートは、回路板に機械的に取り付けら
れるか、または、回路板に接着剤で接着された、高い熱
伝導率の材料からなる。素子からの熱の放散を改善する
ため、放熱プレートは、回路板に取り付けられるだけで
なく、素子自体、または、素子のリードにも取り付けら
れる。また、素子のリードは、リードからも放熱するよ
うに、拡張面と統合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発熱電子素子の冷却に
関し、特に、回路板などにマウントされた電子素子を冷
却するヒートシンクに関する。
【0002】
【従来の技術】電子素子の動作によって発生する熱を効
果的に放散させることは、それらの素子が使用される回
路の性能を最適化する際に重要なことである。効果的な
放熱は、性能を最適化させるだけでなく、それらの素子
の寿命を延ばし、素子およびシステムの信頼性を高める
のにも有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】熱を放散させるため
に、電子素子には一般に、素子の外表面に取り付けられ
た高い熱伝導率の金属からなるヒートシンクが設けられ
る。このようなヒートシンクは、共通のプラットフォー
ム上に配列された細長いフィンのアレイを利用すること
が多い。ここでプラットフォームは、電子素子の上に接
着または機械的に取り付けられる。冷却流体(例えば空
気)は、強制または自然の対流によって素子から熱を伝
導し去る。空冷は簡単で低コストであるが、その冷却能
力は制限される。従って、一般の空冷ヒートシンクに
は、いくつかのアプリケーションにおける現在の高パワ
ー電子素子によって発生される熱を十分に放散させるこ
とができないものがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の十分に高い放熱能
力の必要性は、電子素子によって発生され素子がマウン
トされる回路板に伝導される熱を放散する新しいヒート
シンクによって充足される。
【0005】本発明の実施例では、放熱要素が、素子の
周囲の回路板に取り付けられる。放熱要素は、回路板に
機械的に取り付けられるか、または、回路板に接着剤で
接着された、高い熱伝導率の材料からなる複数のプレー
トを含む。素子からの熱の放散を改善するため、プレー
トは、回路板に取り付けられるだけでなく、素子自体、
または、素子のリードにも取り付けられる。本発明のも
う1つの実施例では、素子のリードは、リードに伝導す
る熱が放散するように、拡張した面と統合される。
【0006】
【実施例】図1に、本発明によるヒートシンクの実施例
を示す。集積回路(IC)パッケージ10は、周知の代
表的な発熱電子素子である。ICパッケージ10は、内
部ICユニット(図示せず)および複数の導電性リード
20を有する。導電性リード20は、ICパッケージ1
0内部の他の要素(図示せず)とともに、リードフレー
ム16を形成する。あるいは、導電体はピングリッドア
レイのピンであることも可能である。導電性リード20
は、銅または鉄−ニッケル合金のような周知の材料から
形成される。
【0007】ICユニットは、チップ、または、少なく
とも1つのチップならびにその他の要素および導体がハ
イブリッド集積チップを形成したモジュールである。I
Cパッケージは、一般にプラスチックまたはセラミック
材料からなるハウジングを有し、このハウジングは、I
Cユニットを包囲し保護する。ICパッケージ10は、
例えば、デュアルインラインパッケージ(DIP)、プ
ラスチッククワッドフラットパック(PQFP)、プラ
スチックリードチップキャリア(PLCC)、またはそ
の他、電子パッケージ技術で一般に使用されるようない
くつかのリードフレームパッケージタイプのうちの任意
のものを利用することができる。ICパッケージは、は
んだバンプまたはチップオンボード取付けのようなリー
ドなしすなわち直接チップ取付け方式を利用するもので
も可能である。あるいは、スルーホールパッケージタイ
プも使用可能である。
【0008】ICパッケージ10は一般にプラットフォ
ーム上にマウントされる。本実施例では、プラットフォ
ームは回路板30である。回路板30は、本実施例で
は、リードやパッドのような導電要素(図示せず)を含
むプリントされたガラスエポキシタイプの回路板であ
る。ICパッケージ10内の導電性リード20は、はん
だ、合金、金共晶接合、導電性接着剤、非導電性接着剤
などのような従来の方法で回路板30の導電要素に固定
される。ICパッケージ10および回路板30は回路パ
ック60を形成する。回路パック60はまた、回路板3
0にマウントされた他の電子回路および素子をも含むこ
とが可能である。
【0009】ヒートシンク40は、高い熱伝導性の材料
からなるプレート45の形の複数の放熱要素を含む。こ
のような熱伝導性材料は当業者に周知であり、例えば、
アルミニウム、黒鉛、窒化ホウ素、ベリリウム、タング
ステンなどがある。応用によっては、複合放熱プレート
を形成するように、複数の熱伝導性材料から放熱プレー
ト45を製造することが好ましいこともある。
【0010】ヒートシンク40における放熱プレート4
5のサイズ、形状、数、および位置は、当業者に周知の
通常のヒートシンク設計基準を使用して選択される。例
えば、ICパッケージ10のサイズ、形状、パッケージ
タイプ、および発熱量、ヒートシンク40の熱伝導率、
強制対流を利用する場合に冷却流体の流れの方向、特定
の応用で必要とされる冷却量、ならびにその他の因子
が、ヒートシンク40における放熱プレート45の物理
的設計に影響する。このような設計基準は、例えば、エ
ー.ディ.クラウス(A. D. Kraus)、エー.バー−コー
エン(A. Bar-Cohen)、「電子機器の熱の解析と制御(The
rmal Analysis and Control of ElectronicEquipmen
t)」(1985年)に記載されている。本実施例では、
放熱プレート45はICパッケージ10の周囲をほぼ包
囲することを意図している。しかし、都合によって、他
の詳細、特に導電性リード20が図示されるようにする
ため、図1のICパッケージ10の前および右のエッジ
に沿ういくつかの放熱プレートは図示していない。応用
によっては、例えば自然対流冷却を利用する場合には、
放熱プレート45がICパッケージ10の周囲の一部の
みを包囲することが有利なこともある。
【0011】ヒートシンク40は、ICパッケージ10
の周囲に、はんだまたは接着剤で回路板30に固定され
ることが可能である。接着剤には、銅、アルミニウムな
どのような熱伝導性材料の粒子を分散させたエポキシの
ような接着剤が含まれる。このような熱伝導性接着剤の
1つは、エイエイヴィアイディ・エンジニアリング(AAV
ID Engineering)製のサーモボンド1600(Thermobond
1600)として市販されている。ヒートシンク40は、ヒ
ートシンクを回路板と密接に熱伝導接触させるネジ、バ
ネ、またはクリップのような機械的留め具で、回路板3
0に固定することも可能である。当業者には理解される
ように、応用によっては、ヒートシンクと回路板の間の
熱伝導接触をさらに高めるには、サーマロイ社(Thermal
loy Inc.)製のサーマルコート(Thermalcote)のような熱
接合化合物(すなわち、熱伝導グリース)を利用すると
有利である。図2は、図1のライン2−2に沿ってとっ
た、図1の実施例の断面図であり、回路板30にヒート
シンク40を取り付ける手段として接着剤200が示さ
れている。
【0012】図3は、図1に示した本発明の実施例の上
面図である。図3は、放熱プレート45を電子素子10
の周囲全体に配置した実施例である。応用によっては、
ヒートシンク40に機械的強度を加えるために、また
は、ヒートシンク40を回路板30にマウントするのを
容易にするために、図示のようにスペーサ56を使用し
て放熱プレート45を隣接する放熱プレートと結合する
ことが好ましいこともある。スペーサ56は、プラスチ
ックまたは金属のような任意の都合の良い材料から形成
したものが可能である。明確化のため、ただ1つの例示
的なスペーサ56のみを図示してある。当業者には理解
されるように、スペーサ56の幾何学的形態は、特定の
応用の要求に従って容易に決定される。放熱プレート4
5を隣接する放熱プレートに結合することは、例えば、
接着剤またはボルトもしくはネジのような機械的装置を
使用して容易に実現される。
【0013】図4、図5、図6、および図7は、放熱プ
レート45の面が本発明の3つの実施例に従ってとる幾
何学的形態のさまざまな例を示す。図4は長方形形態の
放熱プレート45の例を示す。図5はピン形態を示す。
ピンは中実でも中空でもよい。図6は半円形態を示す。
図7は混合幾何学的形態を示す。もちろん、当業者は、
ここには明示的に開示していない形態を含めて、特定の
応用に最も適する形態を決定することが可能である。
【0014】ヒートシンク40を回路板30に取り付け
ることによって、ICパッケージ10から周囲の冷却流
体(本実施例では空気である)への熱輸送を改善するこ
とが可能となる。当業者には理解されるように、ICパ
ッケージ10内のチップの表面からの熱輸送は、チップ
を包囲するプラスチックハウジングを通じて、および、
リードフレーム16に沿っての回路板30への伝導によ
って支配される。本発明の原理によれば、ヒートシンク
40を回路板30に取り付けることによって、ICパッ
ケージ10から回路板30に伝導する熱は、回路板30
の表面積および熱伝導率を実効的に増大させることによ
って、周囲の冷却流体に容易に放散されることが可能と
なる。経験的に、および、数学的モデル化によって観察
されたことであるが、代表的なプラスチックICパッケ
ージ内のチップによって発生される熱全体の40〜60
%までが、リードフレームを通じて回路板に伝導する。
従って、本発明を実施することによって、従来のヒート
シンク設計によって与えられるよりも、ICパッケージ
10の冷却が大幅に改善される。
【0015】図8に、本発明によるヒートシンクのもう
1つの実施例を示す。放熱プレート885の形態は、図
4〜図7に示したさまざまな幾何学的形態のうちの任意
のものが可能である。本発明のこの実施例では、放熱プ
レート885はICパッケージ890および回路板89
5の両方と熱伝導接触している。ICパッケージ890
および回路板895は、図1に示した要素と同様の形態
および作用でよい。当業者には理解されるように、IC
パッケージ890内のチップによって発生される熱は2
つの経路を通じてヒートシンク880に伝導し、そこで
周囲の冷却流体へ放散される。すなわち、熱は、チップ
から、包囲するプラスチックハウジングを通じてヒート
シンク880へ伝導するか、または、チップからリード
フレーム、回路板895を通じてヒートシンク880へ
伝導する。ヒートシンク880は、上記のマウント技術
のうちの任意のものを使用して回路板895に取り付け
ることが可能である。応用によっては、同様の技術を使
用してヒートシンク880をICパッケージ890に固
定することが好ましいことがある。あるいは、ヒートシ
ンク880は、所望される場合には、図9に示すように
ICパッケージ890のプラスチックパッケージ内に形
成したスロット内に各放熱プレート885の一端を配置
することによってICパッケージ890に固定すること
も可能である。放熱プレート885は、スロット内に、
機械的に留めることも、接着することも可能である。あ
るいは、スロットは、放熱プレートとICパッケージの
間の摩擦嵌合によって接着または機械的に留める必要を
縮小または除去するのに適した寸法を有するようにする
ことも可能である。当業者には理解されるように、この
ようなスロットは、ICパッケージ890の製造中にプ
ラスチックパッケージにモールドするか、または、例え
ば切削、打抜きなどの任意の通常の既知の製造工程を使
用してモールド工程の後に加えることも可能である。あ
るいは、図10に示すように、放熱プレート885は、
ICパッケージ890と熱伝導接触するように配置され
たスロット付き保持具500によって保持することも可
能である。スロット付き保持具500は、例えば、プラ
スチックまたはその他の高い熱伝導性の材料から1つま
たは複数の切片へとモールドまたは製造され、上記の任
意の技術を使用してエポキシでまたは機械的にICパッ
ケージ890に留めて取り付けられる。上記のいずれか
またはすべての要素の間の熱伝導接触をさらに高めるた
めに、これらの要素の間の界面に熱接合化合物を利用す
ることも有利である。
【0016】図11に、本発明によるヒートシンクのも
う1つの実施例を示す。ヒートシンク1101は、図1
の実施例と同様にして回路板1130にマウントされた
複数の放熱プレート1145からなる。ICパッケージ
1110および回路板1130は、図1に示した要素と
同様の形態および作用でよい。放熱プレート1145
は、図4〜図7に示したさまざまな幾何学的形態のうち
の任意のものでよい。本発明のこの実施例では、放熱プ
レート1145は、リードフレーム1125を形成する
導電性リード1120および回路板1130の両方と熱
伝導接触する。このような接触によって、ICパッケー
ジ1110内に包摂されたチップからリードフレーム1
125へ伝導する熱が直接放散することが可能となる。
応用によっては、上記の取付け技術のうちの任意のもの
を使用して、ヒートシンク1101をリードフレーム1
125に取り付けることが好ましいこともある。さら
に、上記のいずれかまたはすべての要素の間の熱伝導接
触をさらに高めるために、これらの要素の間の界面に熱
接合化合物を利用することも有利である。
【0017】図12に、本発明によるヒートシンクのも
う1つの実施例を示す。ヒートシンク1201は、図1
の実施例と同様にして回路板1230にマウントされた
複数の放熱プレート1220からなる。ICパッケージ
1210および回路板1230は、図1に示した要素と
同様の形態および作用でよい。放熱プレート1220
は、図4〜図7に示したさまざまな幾何学的形態のうち
の任意のものでよい。本実施例では、放熱プレート12
20は、ICパッケージ1210内のチップによって発
生されプラスチックハウジングを通じて伝導した熱を放
散させるように、ICパッケージ1210上に広がりか
つ接触するように形成されている。従って、ICパッケ
ージ1210内のチップによって発生された熱は2つの
経路を通じてヒートシンク1201へ伝導し、そこで周
囲の冷却流体に放散される。すなわち、熱は、チップか
ら、包囲するプラスチックハウジングの上部を通じてヒ
ートシンク1201へ伝導するか、または、チップから
リードフレーム、回路板1230を通じてヒートシンク
1201へ伝導する。当業者には理解されるように、図
12の実施例は、図11を参照して説明したものと同様
に、放熱プレート1220がICパッケージ1210の
側面およびリードフレーム1225の導電性リード12
20とも熱伝導接触をするようになっている。図12の
いずれかまたはすべての要素の間の熱伝導接触をさらに
高めるために、これらの要素の間の界面に熱接合化合物
を利用することも有利である。
【0018】図13は、本発明による統合拡張面を有す
るリードフレームの実施例である。ICパッケージ13
10および回路板1330は、図1に示した要素と同様
の形態および作用でよい。リードフレーム1316の各
導電性リード1320は、図13に示したような拡張面
と統合される。統合拡張面は、例えば、図4〜図7に示
したさまざまな幾何学的形態のうちの任意のものでよ
い。このような、拡張面と導電性リードとの統合によっ
て、ICパッケージ1310内のチップによって発生さ
れリードフレーム1316に伝導する熱の一部が、各導
電性リード1320の表面積が増大したことによって周
囲の冷却流体に効果的に放散することが可能となる。あ
るいは、当業者には理解されるように、このような拡張
面は、例えば、他の素子および装置との電気的接続を容
易にするために使用することも可能である。また、この
拡張面は、例えば、回路板1330上にICパッケージ
1310をマウントするのを容易にするための便利な把
持点を提供することによって、他の機械的なパッケージ
要求のために使用することも可能である。
【0019】以上が、本発明の実施例についての説明で
あるが、これらの実施例以外にも、本発明の原理に従っ
て、さまざまな変形例が可能である。例えば、本発明
は、例えば、ICからマルチチップモジュールへ、IC
からソケットへ、およびその他のプラットフォームへの
接続のような、ICから回路板への接続以外のIC接続
にも容易に適用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、ヒ
ートシンクを回路板に取り付けることによって、ICパ
ッケージから周囲の冷却流体(実施例では空気)への熱
輸送を改善することが可能となる。ヒートシンクを回路
板に取り付けることによって、ICパッケージから回路
板に伝導する熱は、回路板の表面積および熱伝導率を実
効的に増大させることによって、周囲の冷却流体に容易
に放散されることが可能となる。経験的に、および、数
学的モデル化によって観察されたことであるが、代表的
なプラスチックICパッケージ内のチップによって発生
される熱全体の40〜60%までが、リードフレームを
通じて回路板に伝導する。従って、本発明を実施するこ
とによって、従来のヒートシンク設計によって与えられ
るよりも、ICパッケージの冷却が大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヒートシンクの実施例の図であ
る。
【図2】図1のライン2−2に沿ってとった、図1の実
施例の断面図である。
【図3】図1に示した本発明の実施例の上面図である。
【図4】ヒートシンクを形成する放熱プレートの面が本
発明の3つの実施例によってとる幾何学的形態の例を示
す図である。
【図5】ヒートシンクを形成する放熱プレートの面が本
発明の3つの実施例によってとる幾何学的形態の例を示
す図である。
【図6】ヒートシンクを形成する放熱プレートの面が本
発明の3つの実施例によってとる幾何学的形態の例を示
す図である。
【図7】ヒートシンクを形成する放熱プレートの面が本
発明の3つの実施例によってとる幾何学的形態の例を示
す図である。
【図8】本発明によるヒートシンクのもう1つの実施例
の図である。
【図9】放熱プレートを受容するスロットを有する集積
回路パッケージに放熱プレートを取り付ける手段の例の
図である。
【図10】スロット付き保持具を使用した集積回路パッ
ケージに放熱プレートを取り付ける手段のもう1つの例
の図である。
【図11】本発明によるヒートシンクのもう1つの実施
例の図である。
【図12】本発明によるヒートシンクのもう1つの実施
例の図である。
【図13】本発明のもう1つの実施例による統合拡張面
を有するリードフレームの実施例の図である。
【符号の説明】
10 集積回路パッケージ 16 リードフレーム 20 導電性リード 30 回路板 40 ヒートシンク 45 放熱プレート 56 スペーサ 60 回路パック 200 接着剤 500 スロット付き保持具 880 ヒートシンク 885 放熱プレート 890 ICパッケージ 895 回路板 1101 ヒートシンク 1110 ICパッケージ 1120 導電性リード 1125 リードフレーム 1130 回路板 1145 放熱プレート 1201 ヒートシンク 1210 ICパッケージ 1220 放熱プレート 1230 回路板 1310 ICパッケージ 1316 リードフレーム 1320 導電性リード 1330 回路板

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱する素子によってプラットフォーム
    へ輸送される熱を放散するようにその素子に隣接した放
    熱要素からなることを特徴とする放熱装置。
  2. 【請求項2】 前記放熱要素が、少なくとも1種類の熱
    伝導材料からなる複数のプレートからなることを特徴と
    する請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のプレートが前記素子の周囲を
    ほぼ包囲することを特徴とする請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のプレートが前記素子の周囲を
    部分的に包囲することを特徴とする請求項2の装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のプレートのうちの少なくとも
    1つの表面の形状がほぼ長方形であることを特徴とする
    請求項2の装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のプレートのうちの少なくとも
    1つの表面の形状がほぼ半円形であることを特徴とする
    請求項2の装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のプレートのうちの少なくとも
    1つの一部の表面の形状がほぼ円形であることを特徴と
    する請求項5の装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のプレートのうちの少なくとも
    1つの形状が中実円筒のピンであることを特徴とする請
    求項2の装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のプレートのうちの少なくとも
    1つの一部の形状が管状のピンであることを特徴とする
    請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 前記複数のプレートのうちの少なくと
    も1つの形状が管状のピンであることを特徴とする請求
    項2の装置。
  11. 【請求項11】 前記放熱要素が前記素子のリードフレ
    ームと熱伝導接触することを特徴とする請求項1の装
    置。
  12. 【請求項12】 前記放熱要素が前記素子と熱伝導接触
    することを特徴とする請求項11の装置。
  13. 【請求項13】 前記素子に前記放熱要素を取り付ける
    手段をさらに有することを特徴とする請求項12の装
    置。
  14. 【請求項14】 前記取り付ける手段は、前記放熱要素
    を受容するための、前記素子内の少なくとも1つのスロ
    ットからなることを特徴とする請求項13の装置。
  15. 【請求項15】 前記取り付ける手段は、前記放熱要素
    を受容するための少なくとも1つのスロットを有し前記
    素子と熱伝導接触する保持具からなることを特徴とする
    請求項13の装置。
  16. 【請求項16】 前記プラットフォームがマルチチップ
    モジュールであることを特徴とする請求項1の装置。
  17. 【請求項17】 前記プラットフォームがソケットであ
    ることを特徴とする請求項1の装置。
  18. 【請求項18】 前記プラットフォームが回路板である
    ことを特徴とする請求項1の装置。
  19. 【請求項19】 回路板と、前記回路板上にマウントさ
    れた少なくとも1つの発熱する素子と、前記素子によっ
    て前記回路板に輸送される熱を放散するように、前記素
    子に隣接して前記回路板上にマウントされた放熱要素と
    からなることを特徴とする回路パック。
  20. 【請求項20】 回路板上にマウントされたパッケージ
    内に包摂された少なくとも1つの電子素子と、前記電子
    素子を前記回路板に接続する少なくとも1つの熱伝導性
    かつ電気伝導性の材料の部材とからなる回路パックにお
    いて、この部材が、第1端および第2端と、前記電子素
    子と前記回路板の間で信号を導通させるための、前記第
    1端と前記第2端の間の信号導通路と、前記材料で形成
    され、前記パッケージの外部の前記信号導通路上に当該
    信号導通路と統合して配置された拡張面とを有すること
    を特徴とする回路パック。
  21. 【請求項21】 前記拡張面が放熱プレートからなるこ
    とを特徴とする請求項20の回路パック。
JP7061510A 1994-02-28 1995-02-27 放熱装置 Pending JPH07263886A (ja)

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