JP2019153781A - ヒートシンク及び電子部品パッケージ - Google Patents

ヒートシンク及び電子部品パッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP2019153781A
JP2019153781A JP2019002769A JP2019002769A JP2019153781A JP 2019153781 A JP2019153781 A JP 2019153781A JP 2019002769 A JP2019002769 A JP 2019002769A JP 2019002769 A JP2019002769 A JP 2019002769A JP 2019153781 A JP2019153781 A JP 2019153781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
heat sink
surrounding
portions
protruding piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019002769A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6570208B1 (ja
Inventor
坂本 勝
Masaru Sakamoto
勝 坂本
洋輔 中村
Yosuke Nakamura
洋輔 中村
宗佑 松浦
Sosuke Matsuura
宗佑 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaga Inc
Original Assignee
Kaga Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaga Inc filed Critical Kaga Inc
Priority to JP2019002769A priority Critical patent/JP6570208B1/ja
Priority to PCT/JP2019/030273 priority patent/WO2020144886A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6570208B1 publication Critical patent/JP6570208B1/ja
Publication of JP2019153781A publication Critical patent/JP2019153781A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】 省スペースな形状により良好な放熱性能を得る。【解決手段】 一方側の面を電子部品接触面11とした板状のベース部10と、ベース部10を境にした他方側の内部空間S2を囲むようにしてベース部10の周縁側から突出する囲繞部20とを備え、囲繞部20には、内部空間S2を囲繞部20の側方の外部空間S1へ連通する通気孔21aが設けられ、この通気孔21aの内縁には、内部空間S2側へ突出する突片部22が設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品等の熱を放熱するようにしたヒートシンク及び電子部品パッケージに関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、電子部品に接触可能な板状のベース部と、このベース部の厚み方向の一方側の空間を囲む四枚の突片部と、各突片部から前記空間とは逆の方向へ突出する複数の筒状突起と、四枚の突片部の内側に形成された複数の溝とを有するヒートシンクがある。
このヒートシンクでは、前記複数の筒状突起や複数の溝により、良好な放熱性能を得ることができる。
特開2018−14539号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、ベース部の輪郭から、複数の突起が水平方向へ突出する構造であるため、全体的な水平方向の面積が大きくなる傾向にある。このため、水平方向の取付けスペースが予め決められている場合には、対応が困難になる場合が想定される。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
一方側の面を電子部品接触面とした板状のベース部と、前記ベース部を境にした他方側の内部空間を囲むようにして前記ベース部の周縁側から突出する囲繞部とを備え、前記囲繞部には、前記内部空間を前記囲繞部の側方の外部空間へ連通する通気部が設けられ、この通気部の内縁には、前記内部空間側へ突出する突片部が設けられていることを特徴とするヒートシンク。
本発明は、以上説明したように構成されているので、省スペースな形状により良好な放熱性能を得ることができる。
本発明に係るヒートシンクの一例を示す斜視図である。 同ヒートシンクの平面図である。 図2の(III)-(III)線に沿う断面図である。 図2の(IV)-(IV)線に沿う断面図である。 本発明に係るヒートシンクの他例を示す斜視図である。 本発明に係るヒートシンクの他例を示す斜視図である。 本発明に係るヒートシンクの他例を示す斜視図である。 本発明に係るヒートシンクの他例を示す斜視図である。 図1に示すヒートシンクについて、空気の流れを示す図である。 図6に示すヒートシンクについて、空気の流れを示す図である。 本発明に係るヒートシンクの他例を示す斜視図である。 (a)は図11の(a)−(a)線に沿う断面図、(b)は図11の(b)−(b)線に沿う断面図であり、ベース部を横方向へ向けた状態を示している。 本発明に係るヒートシンクの他例を示す斜視図である。 (a)は図13の(a)−(a)線に沿う断面図、(b)は図13の(b)−(b)線に沿う断面図であり、ベース部を横方向へ向けた状態を示している。 本発明に係るヒートシンクの他例を示す斜視図である。 (a)は図13の(a)−(a)線に沿う断面図、(b)は図13の(b)−(b)線に沿う断面図であり、ベース部を横方向へ向けた状態を示している。 従来のヒートシンクの一例を示す斜視図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第一の特徴は、一方側の面を電子部品接触面とした板状のベース部と、前記ベース部を境にした他方側の内部空間を囲むようにして前記ベース部の周縁側から突出する囲繞部とを備え、前記囲繞部には、前記内部空間を前記囲繞部の側方の外部空間へ連通する通気部が設けられ、この通気部の内縁には、前記内部空間側へ突出する突片部が設けられている(図1〜図8参照)。
ここで、前記「通気部」には、前記囲繞部を貫通する貫通孔や切欠を含む。
第二の特徴は、前記通気部が長尺状の孔であり、前記突片部が前記通気部の長縁に沿って設けられている(図1〜図8参照)。
第三の特徴は、前記突片部が、前記通気部における両側の長縁に沿ってそれぞれ設けられ、これら両側の突片部は、その長手方向の端部間を開口している(図6〜図8参照)。
第四の特徴は、前記通気部として、前記他方側へ長尺な第一の通気部と、前記ベース面に沿う方向へ長尺な第二の通気部とを有し、これら第一の通気部と第二の通気部には、それぞれ、その長縁に沿う前記突片部が設けられている(図7参照)。
第五の特徴は、前記通気部として、前記他方側へ長尺状に延設された第一の通気部と、前記ベース面に沿う方向へ長尺状に延設された第二の通気部とを有し、これら第一の通気部と第二の通気部のうち、その一方の通気部には、その長縁に沿って前記内部空間側へ突出する前記突片部が設けられ、他方の通気部には、前記外部空間側へ突出する突片部が設けられている(図8参照)。
第六の特徴として、前記囲繞部には、前記突片部を有する通気部以外の部分で、前記囲繞部を厚み方向へ貫通して前記内部空間と前記外部空間とを連通する第三の通気部が設けられている(図1、図5〜図8、図11〜図16参照)。
第七の特徴としては、前記囲繞部が、隣接する前記囲繞片の間に内隅を有する角筒状に形成され、前記第三の通気部が、前記突片部よりも前記内隅側に設けられている(図1、図5〜図8、図11〜図16参照)。
第八の特徴として、前記囲繞部には、前記突片部を有する通気部が間隔を置いて複数設けられ、これら複数の通気部のうち、隣接する二つの通気部の間に、前記第三の通気部が設けられている(図11〜図12参照)。
第九の特徴として、前記囲繞部が、複数の囲繞片から角筒状に形成され、前記複数の囲繞片のうち、少なくとも一つの囲繞片には、前記突片部を有する通気部及び前記突片部が無く、かつ前記第三の通気部が設けられている(図13〜図16参照)。
第十の特徴は、上記ヒートシンクを用いた電子部品パッケージであって、前記ベース部の電子部品接触面に、電子部品が接触している(図3〜図4、図12、図14、図16参照)。
<第一の実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4に示すヒートシンクAは、一方側の面を電子部品接触面11とした板状のベース部10と、ベース部10を境にした他方側の内部空間S2を囲むようにしてベース部10の周縁側から突出する囲繞部20とを備える。
このヒートシンクAは、電子部品接触面11を電子部品X(例えば、CPUや、トランジスタ、サイリスタ、その他の半導体や電子部品等)に接触させて電子部品パッケージ(図3及び図4参照)を構成する。なお、この電子部品パッケージの周囲には、必要に応じてファンを設けるようにしてもよい。
このヒートシンクAは、アルミニウム、銅、ステンレス、ニッケル又はマグネシウム等を含む金属材料から形成され、その表面にはアルマイト処理が施される。
ベース部10は、矩形平板状(図示例によれば正方形平板状)に形成され、その厚み方向の一方側(図示例によれば下側)に位置する面を、平坦状に形成して電子部品Xに接触させるための電子部品接触面11としている。
このベース部10の他方側(図示例によれば上側)の面は、貫通孔や凹凸のない平坦状に形成されるが、必要に応じて、適宜形状の放熱フィン等を設けることも可能である。
囲繞部20は、複数の囲繞片21と、囲繞片21の内側にて通気部21aに沿って内部空間S2側へ突出する突片部22,23とを有する。
各囲繞片21は、ベース部10の各辺に沿う縁部から反熱源側へ(電子部品X側に対する逆側)へ略垂直に立ち上がっている。
各囲繞片21には、ベース部10面に沿う方向(図示例によれば水平方向)へ並ぶ複数の通気部21aが設けられる。
複数の囲繞片21は、内部空間S2を囲む角筒状(図示例によれば四角筒状)に構成され、その反ベース部側(図示の上方)を開口している。
各囲繞片21とベース部10間の内角部分及び外角部分は、曲げ加工等により曲面状に形成されている。
各通気部21aは、囲繞片21の立ち上がり方向に沿う長尺状(図示例によれば長方形状)に形成され、囲繞片21を厚み方向へ貫通して、内部空間S2を囲繞部20側方の外部空間S1に連通している。
突片部22,23は、通気部21aの内縁に沿って内部空間S2側へ突出する平板状の突起である。
詳細に説明すれば、一方の突片部22は、通気部21aの両側の長縁(長辺)に沿う長尺状に形成され、内部空間S2側へ突出している。
隣接する二つの通気部21a,21a間に位置する突片部22は、両側の空間を仕切る単一板状に形成される。
他方の突片部23は、通気部21aの両側の短縁(短辺)に沿って形成され、内部空間S2へ突出している。隣接する通気部21a,21aに跨る二つの突片部23,23は、図1に示すように連続している。
すなわち、突片部22,23は、図1に示すように、内部空間S2側へ突出する四角筒状に構成され、図示の水平方向に複数並んでいる。
次に、上記構成のヒートシンクAについて、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
ベース部10の電子部品接触面11を、発熱中の電子部品Xに接触させた状態(図3及び図4参照)において、ベース部10上方側の内部空間S2には、ベース部10の熱により上昇する空気の流れが形成される。このため、この上昇する気流に、比較的温度の低い外部空間S1の空気が引き込まれて、連続的な空気の流れFが形成される。
したがって、前記のように連続的に流れる空気が、各突片部23に接触して、効率的な熱交換が行われ、ベース部10及び電子部品Xの温度上昇が抑制される。
なお、ヒートシンクAの周囲の空気は自然対流により流動させればよいが、他例としては、適宜箇所に送風機を設け、周囲の空気を強制的に流動させるようにしてもよい。
また、上記構成のヒートシンクAに対し、図1に二点鎖線で示す第三の通気部21bを設けて、より空気の流動性を向上するようにしてもよい。第三の通気部21bは、突片部22よりも内隅21c側に位置し、内隅21c側の内部空間S3を外部空間S1へ連通するように形成され、内部空間S3の内隅21c側に空気が滞って高熱になるのを防ぎ、ヒートシンクA全体の放熱効果をより向上させる。
<第二の実施態様>
次に、本発明に係るヒートシンクの他の実施態様について説明する。なお、以下に示す実施態様は、上述した実施態様を一部変更したものであるため、主にその変更部分について詳述し、共通部分の説明は同一符号を用いる等して適宜省略する。
図5に示すヒートシンクBは、上記構成のヒートシンクAに対し、通気部21a及び突片部22,23を、通気部21a’及び突片部22’,23’に置換したものである。
通気部21a’は、囲繞片21においてベース部10に沿う方向へ長尺状(図示例によれば長方形状)に形成され、囲繞片21を厚み方向へ貫通して、内部空間S2を囲繞部20側方の外部空間S1に連通している。
この通気部21a’は、囲繞片21の立ち上がり方向に沿って複数(図示例によれば三つ)設けられる。
突片部22’,23’は、通気部21a’の内縁に沿って内部空間S2側へ突出する平板状の突起である。
一方の突片部22’は、通気部21a’の両側の短縁(短辺)に沿って形成され、内部空間S2へ突出している。隣接する通気部21a’,21a’に跨る二つの突片部22’,22’は、図5に示すように連続している。
他方の突片部23’は、通気部21a’の両側の長縁(長辺)に沿う長尺状に形成され、内部空間S2側へ突出している。
隣接する二つの通気部21a’,21a’の間に位置する突片部23’は、上下方向の両側の空間を仕切る単一板状に形成される。
上記構成のヒートシンクBによれば、ヒートシンクAと同様に、ベース部10上方側の内部空間S2には、ベース部10の熱により上昇する空気の流れが形成される。このため、この上昇する気流に、比較的温度の低い外部空間S1の空気が引き込まれて、連続的な空気の流れFが形成される。
したがって、連続的に流れる空気が、突片部23’に接触して、効率的な熱交換が行われ、ベース部10及び電子部品Xの温度上昇が抑制される。
なお、このヒートシンクBにおいても、ヒートシンクAと同様に、内部空間S2の内隅21c側に対応する第三の通気部21b(図5の二点鎖線参照)を設けて、内隅側の内部空間S3に空気が滞るのを防ぎ、より放熱効果を向上することが可能である。
<第三の実施態様>
図6に示すヒートシンクCは、上記構成のヒートシンクAに対し、各通気部21aに対応する上下の突片部23,23(図1参照)を省いたものである。
すなわち、このヒートシンクCでは、突片部22が、通気部21aにおける両側の長縁に沿ってそれぞれ設けられる。そして、これら両側の突片部22,22は、その長手方向の端部間を開口しており、この開口に空気を流通するようにしている。
このヒートシンクCによれば、外部空間S1から通気部21aへ侵入した空気が、隣接する突片部22,22間に沿って上昇し、突片部22,22間から上方へ抜け、比較的抵抗を受け難い連続的な空気の流れFが形成される。
このため、上述したヒートシンクAと略同様に作用するのに加えて、空気の流れFによっていっそう効率的な熱交換が行われ、ひいては、ベース部10及び電子部品Xの温度上昇をより効果的に抑制することができる。
なお、このヒートシンクCにおいても、ヒートシンクA,Bと同様に、内部空間S2の内隅21c側に対応する第三の通気部21b(図6の二点鎖線参照)を設けて、より放熱効果を向上することが可能である。
<第四の実施態様>
図7に示すヒートシンクDは、上記構成のヒートシンクCに対し、内部空間S2を間にして対向する両側の通気部21a及び突片部22を、それぞれ、第二の通気部21a’及び突片部23”に置換したものである。
すなわち、このヒートシンクDは、通気部として、前記他方側(図示の上方側)へ長尺状に延設された第一の通気部21aと、ベース部10面に沿う方向へ長尺状の第二の通気部21a’とを有し、これら第一の通気部21aと第二の通気部21a’には、それぞれ、その長縁に沿う突片部22,23’が設けられている。
第一の通気部21a及び突片部22は、上記ヒートシンクCにおける通気部21a及び突片部22と同様に構成され(図6参照)、ヒートシンクCのものと同一の符号で図示している。
第二の通気部21a’及び突片部23’は、上記ヒートシンクBにおける通気部21a’及び突片部23’と略同様に構成され(図5参照)、ヒートシンクBのものと同一の符号で図示している。
なお、隣接する二つの突片部23’,23’間は、ベース部10面に沿う方向(図示の水平方向)において貫通しており、この点はヒートシンクBのものと異なる。
上記構成のヒートシンクDによれば、ヒートシンクCと略同様に、効率的な熱交換によって、ベース部10及び電子部品Xの温度上昇を効果的に抑制することができる上、ヒートシンクD全体の姿勢を変化させた場合も同様の作用効果を得ることができる。
詳細に説明すれば、このヒートシンクDでは、例えば、ベース部10の電子部品接触面11を側方へ向け、通気部21aを有する囲繞片21を下方へ向けた姿勢で、突片部23’が上下方向へ連続する長尺な空気流路になる。このため、このような横向きの姿勢で用いられた場合でも、内部空間S2の空気の流れを良好にして、効率的な熱交換を行うことができる。
なお、このヒートシンクDにおいても、ヒートシンクA〜Cと同様に、内部空間S2の内隅21c側に対応する第三の通気部21b(図7の二点鎖線参照)を設けて、内隅側の内部空間S3に空気が滞るのを防ぎ、より放熱効果を向上することが可能である。
<第五の実施態様>
図8に示すヒートシンクEは、上記構成のヒートシンクDに対し、内部空間S2へ向く突片部23”を、外部空間S1へ向へ突片部23”に置換したものである。
すなわち、このヒートシンクEは、通気部として、前記他方側(図示の上方側)へ長尺状に延設された第一の通気部21aと、ベース面10に沿う方向へ長尺状に延設された第二の通気部21a’とを有する。
そして、これら第一の通気部21aと第二の通気部21a’のうち、その一方の通気部(図示例によれば第一の通気部21a)には、その長縁に沿って内部空間S2側へ突出する突片部22が設けられ、他方の通気部(図示例によれば第二の通気部21a’)には、外部空間S1側へ突出する突片部23”が設けられている。
このヒートシンクEによれば、上述したヒートシンクA〜Dと同様に、空気の流れFによって効率的な熱交換を行える上、突片部23”を、比較的空気温度の低い外部空間S1側に配置しているため、より放熱効果を向上することができる。
特に、このヒートシンクEは、突片部23”の突出方向に設置スペースの余裕がある場合に有効である。
なお、このヒートシンクEにおいても、ヒートシンクA〜Cと略同様に、内部空間S2の内隅21c側に対応する第三の通気部21b(図8の二点鎖線参照)を、突片部23”を有する囲繞片21に設けて、内隅側の内部空間S3に空気が滞るのを防ぎ、より放熱効果を向上することが可能である。
<ヒートシンクA及びCのコンピュータ解析結果>
次に、上記構成のヒートシンクA(図1〜図4参照)と、ヒートシンクC(図6参照)について、空気の流れを可視化するようにしたコンピュータ解析の結果を説明する。このコンピュータ解析では、ベース部10を下方へ向けた縦置き姿勢とし、その下端の電子部品接触面11に熱源が接触しているものとする。
この解析の結果、ヒートシンクAでは、ベース部10の熱により上昇する空気の流れに、比較的温度の低い外部空間S1の空気が引き込まれるようにして、連続的な空気の流れFが形成されるのを確認できた(図9参照)。
さらに、ヒートシンクCでは、囲繞片21内側における上部側の流れが、ヒートシンクAの場合よりも多くなることを確認できた(図10参照)。
これら解析結果より、連続的な空気の流れFが、熱交換を促進し、ベース部10の温度上昇を効果的に抑制するものと考えられる。
また、上記構成のヒートシンクA,Cについて、コンピュータ解析により、同一箇所(ベース部10)の温度上昇値を求めたところ、ベース部10を下方へ向けた姿勢にて、ヒートシンクAが82.3℃、ヒートシンクCが73.7℃あり、ヒートシンクCの方が放熱効果が高いことを確認した。
なお、上記実施態様のヒートシンクは、図示例のように、ベース部10を下方へ向けた縦置き状に用いるのが好ましいが、他の使用例としては、ベース部10を側方へ向けた横向き状に用いることも可能である。
特に、以下に示す実施態様は、ベース部10を側方へ向けた場合でも放熱性能の変化が比較的小さい好ましい態様である。
<第六の実施態様>
図11〜図12に示すヒートシンクGは、ヒートシンクAに対し、突片部22,23を、第一の通気部21a毎の突片部24,25に置換し、要所に第三の通気部21bを設けたものである。
このヒートシンクGにおいて、第一の通気部21aは、囲繞部20を構成する各囲繞片21に、ベース部10面に沿う方向に間隔を置いて複数(図示例によれば横方向の中央寄りに2つ)設けられる。
各第一の通気部21aは、囲繞片21の立ち上がり方向に沿う長尺状(図示例によれば長方形状)に形成され、囲繞片21を厚み方向へ貫通して、内部空間S2を囲繞部20側方の外部空間S1に連通している。
各第一の通気部21aには、その内縁部から内部空間S2へ向かって突出するように突片部24,25が設けられる。
一方の突片部24は、第一の通気部21aの両側の各長縁に沿って設けられる。他方の突片部25は、第一の通気部21aの上下の各短縁に沿って設けられる。そして、これら両側と上下の突片部24,25は、囲繞片21内面から内部空間S2へ突出する筒状に構成される。
また、ヒートシンクGにおいて、第三の通気部21bは、囲繞部20において、突片部24,25を有する第一の通気部21a以外の部分で、囲繞片21を厚み方向へ貫通して内部空間S2と外部空間S1とを連通する。
詳細に説明すれば、囲繞部20は、隣接する囲繞片21,21間に内隅21cを有する角筒状に形成される。第三の通気部21bは、各囲繞片21において、突片部24,25よりも内隅21c寄りに設けられている。
さらに、第三の通気部21bは、各囲繞片21において、隣接する二つの第一の通気部21a,21aの間にも設けられる。
上記構成のヒートシンクGによれば、ヒートシンクAと同様に、ベース部10を下方へ向けた姿勢(図11参照)において、ベース部10上方側の内部空間S2には、ベース部10の熱により上昇する空気の流れが形成される。このため、この上昇する気流に、比較的温度の低い外部空間S1の空気が引き込まれて、連続的な空気の流れFが形成される。
したがって、連続的に流れる空気が、突片部24,25等に接触して、効率的な熱交換が行われ、ベース部10及び電子部品Xの温度上昇を抑制することができる。
特に、このヒートシンクGでは、ベース部10を横へ向けてX方向を垂直にした姿勢で用いた場合(図12(a)(b)参照)に、突片部24,25の空気抵抗等による空気流量の低下を、第三の通気部21bによる空気流量の増加により補うことができ、ひいては、姿勢の違いによる放熱性能の変化を小さくすることができる。
以下は、ヒートシンクGと、従来のヒートシンク100(図17参照)について、コンピュータ解析により、同条件にて同一箇所(ベース部10)の温度上昇値を求め比較した結果である。
ヒートシンクGは、Z方向を垂直にした姿勢(図11参照)で74.5℃、X方向を垂直にした姿勢(図12参照)で80.8℃であった。
それに対し、従来のヒートシンク100は、Z方向を垂直にした姿勢(図17参照)で74.0℃、X方向を垂直にした姿勢で88.7℃であった。
つまり、ヒートシンクGでは、ZX方向の姿勢の違いによる温度差が比較的に小さく、且つ、特にX方向を垂直にした姿勢で、従来品よりも低い温度が得られた。
なお、従来のヒートシンク100は、ベース部の上面に多数の柱状の放熱フィンを設けたものであり、その輪郭(外形)のXYZ方向の寸法(25×25×15mm)がヒートシンクAと略同じのものである。
<第七の実施態様>
図13〜図14に示すヒートシンクHは、ヒートシンクAに対し、四つの囲繞片のうち、対向する二つの囲繞片について、突片部22,23を省き、突片部の無い第三の通気部21bを設けたものである。
詳細に説明すれば、このヒートシンクHの囲繞部20は、突片部22,23付きの第一の通気部21aを有するとともに対向する囲繞片21,21と、突片部の無い第三の通気部21bを有するとともに対向する囲繞片21’,21’とを具備し、四角形筒状に構成される。
一方の各囲繞片21は、ヒートシンクAと略同様の構成の第一の通気部21a、突片部22,23を有する。
他方の各囲繞片21’には、ベース部10面方向に間隔を置いて、突片部の無い複数の第三の通気部21bが設けられる。各第三の通気部21bは、第一の通気部21aよりも幅狭に形成される。
上記構成のヒートシンクHによれば、ヒートシンクAと同様に、ベース部10を下方へ向けた姿勢(図13参照)において、ベース部10上方側の内部空間S2には、ベース部10の熱により上昇する空気の流れが形成される。このため、この上昇する気流に、比較的温度の低い外部空間S1の空気が引き込まれて、連続的な空気の流れFが形成される。
したがって、連続的に流れる空気が、突片部22,23に接触して、効率的な熱交換が行われ、ベース部10及び電子部品の温度上昇を抑制することができる。
特に、このヒートシンクHでは、図示のX方向を略垂直にした姿勢(図14(a)(b)参照)にて、突片部22,23の空気抵抗等による空気流量の低下を、第三の通気部21bによる空気流量の増加により補うことができ、ひいては、この姿勢において良好な放熱性能を得ることができる。
以下は、ヒートシンクHについて、コンピュータ解析により、同条件にて同一箇所(ベース部10)の温度上昇値を求め比較した結果である。
ヒートシンクHは、Z方向を垂直にした姿勢(図13参照)で73.0℃、X方向を垂直にした姿勢(図14参照)で77.4℃であった。
つまり、ヒートシンクHでは、先に説明した従来のヒートシンク100(図17参照)と比較し、低い温度が得られる上、特に、X方向を略垂直にして用いた場合(図14参照)でも、温度変化が小さかった。
<第八の実施態様>
図15〜図16に示すヒートシンクIは、ヒートシンクAの四つの囲繞片のうち、一方の対向する二つの囲繞片について、突片部22,23を、第一の通気部21a毎の突片部24,25に置換し、他方の対向する二つの囲繞片について、突片部22,23を省き、突片部の無い第三の通気部21b,12b’を設け、さらに、隣接する囲繞片21,21’間に第三の通気部21b”を設けたものである。
詳細に説明すれば、このヒートシンクIの囲繞部20は、突片部24,25付きの第一の通気部21aを有するとともに対向する二つの囲繞片21,21と、突片部の無い第三の通気部21b,12b’を有するとともに対向する二つの囲繞片21’,21’とを具備し、四角形筒状に構成される。
一方の各囲繞片21は、第一の通気部21a毎にその内縁から内部空間S2へ突出する角筒状の突片部24,25を有し、隣接する突片部24,25間には隙間を有する。
他方の各囲繞片21’には、ベース部10面方向に間隔を置いて、複数の第三の通気部21b,21b’が設けられる。
各囲繞片21’の幅方向中央寄りに位置する複数(図示例によれば三つ)の第三の通気部21bは、それぞれ、第一の通気部21aよりも幅狭に形成される。
そして、これら第三の通気部21bの両側に位置する第三の通気部21b’,21b’は、前記第三の通気部21bよりも幅広に形成される。
また、隣接する二つの囲繞片21,21’には隙間が設けられ、この隙間は、外部空間S1と内部空間S2を連通する第三の通気部21b”として機能する。
上記構成のヒートシンクIによれば、ヒートシンクAと同様に、ベース部10を下方へ向けた姿勢(図15参照)において、ベース部10上方側の内部空間S2には、ベース部10の熱により上昇する空気の流れが形成される。このため、この上昇する気流に、比較的温度の低い外部空間S1の空気が引き込まれて、連続的な空気の流れFが形成される。
したがって、連続的に流れる空気が、突片部24,25に接触して、効率的な熱交換が行われ、ベース部10及び電子部品Xの温度上昇を抑制することができる。
特に、このヒートシンクIでは、図示のX方向を略垂直にした姿勢(図16(a)(b)参照)にて、突片部24,25の空気抵抗等による空気流量の低下を、第三の通気部21b,21b’,21b”による空気流量の増加により補うことができ、ひいては、この姿勢において良好な放熱性能を得ることができる。
以下は、ヒートシンクIについて、コンピュータ解析により、同条件にて同一箇所(ベース部10)の温度上昇値を求め比較した結果である。
ヒートシンクIは、Z方向を垂直にした姿勢(図15参照)で71.8℃、X方向を垂直にした姿勢(図16参照)で76.8℃℃であった。
つまり、ヒートシンクIでは、先に説明した従来のヒートシンク100(図17参照)よりも低い温度が得られる上、特に、図示のX方向を略垂直にして用いた場合(図16参照)でも、温度変化が小さかった。
なお、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
10:ベース部
11:電子部品接触面
20:囲繞部
21,21’:囲繞片
21a:通気部(第一の通気部)
21a’:通気部(第二の通気部)
21b,21b’,21b”:第三の通気部
22,22’,23,23’,23”,24,25:突片部
S1:外部空間
S2:内部空間
S3:内隅側の内部空間
A〜I:ヒートシンク
F:空気の流れ
第四の特徴は、前記通気部として、前記他方側へ長尺な第一の通気部と、前記ベースに沿う方向へ長尺な第二の通気部とを有し、これら第一の通気部と第二の通気部には、それぞれ、その長縁に沿う前記突片部が設けられている(図7参照)。
第五の特徴は、前記通気部として、前記他方側へ長尺状に延設された第一の通気部と、前記ベースに沿う方向へ長尺状に延設された第二の通気部とを有し、これら第一の通気部と第二の通気部のうち、その一方の通気部には、その長縁に沿って前記内部空間側へ突出する前記突片部が設けられ、他方の通気部には、前記外部空間側へ突出する突片部が設けられている(図8参照)。
第七の特徴としては、前記囲繞部が、隣接する囲繞片の間に内隅を有する角筒状に形成され、前記第三の通気部が、前記突片部よりも前記内隅側に設けられている(図1、図5〜図8、図11〜図16参照)。
<第五の実施態様>
図8に示すヒートシンクEは、上記構成のヒートシンクDに対し、内部空間S2へ向く突片部23”を、外部空間S1へ向へ突片部23”に置換したものである。
すなわち、このヒートシンクEは、通気部として、前記他方側(図示の上方側)へ長尺状に延設された第一の通気部21aと、ベース10に沿う方向へ長尺状に延設された第二の通気部21a’とを有する。
そして、これら第一の通気部21aと第二の通気部21a’のうち、その一方の通気部(図示例によれば第一の通気部21a)には、その長縁に沿って内部空間S2側へ突出する突片部22が設けられ、他方の通気部(図示例によれば第二の通気部21a’)には、外部空間S1側へ突出する突片部23”が設けられている。

Claims (10)

  1. 一方側の面を電子部品接触面とした板状のベース部と、前記ベース部を境にした他方側の内部空間を囲むようにして前記ベース部の周縁側から突出する囲繞部とを備え、
    前記囲繞部には、前記内部空間を前記囲繞部の側方の外部空間へ連通する通気部が設けられ、この通気部の内縁には、前記内部空間側へ突出する突片部が設けられていることを特徴とするヒートシンク。
  2. 前記通気部が長尺状の孔であり、前記突片部が前記通気部の長縁に沿って設けられていることを特徴とする請求項1記載のヒートシンク。
  3. 前記突片部が、前記通気部における両側の長縁に沿ってそれぞれ設けられ、
    これら両側の突片部は、その長手方向の端部間を開口していることを特徴とする請求項2記載のヒートシンク。
  4. 前記通気部として、前記他方側へ長尺な第一の通気部と、前記ベース面に沿う方向へ長尺な第二の通気部とを有し、
    これら第一の通気部と第二の通気部には、それぞれ、その長縁に沿う前記突片部が設けられていることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載のヒートシンク。
  5. 前記通気部として、前記他方側へ長尺状に延設された第一の通気部と、前記ベース面に沿う方向へ長尺状に延設された第二の通気部とを有し、
    これら第一の通気部と第二の通気部のうち、その一方の通気部には、その長縁に沿って前記内部空間側へ突出する前記突片部が設けられ、他方の通気部には、前記外部空間側へ突出する突片部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3記載のヒートシンク。
  6. 前記囲繞部には、前記突片部を有する通気部以外の部分で、前記囲繞部を厚み方向へ貫通して前記内部空間と前記外部空間とを連通する第三の通気部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5何れか1項記載のヒートシンク。
  7. 前記囲繞部が、隣接する前記囲繞片の間に内隅を有する角筒状に形成され、
    前記第三の通気部が、前記突片部よりも前記内隅側に設けられていることを特徴とする請求項6記載のヒートシンク。
  8. 前記囲繞部には、前記突片部を有する通気部が間隔を置いて複数設けられ、これら複数の通気部のうち、隣接する二つの通気部の間に、前記第三の通気部が設けられていることを特徴とする請求項6又は7記載のヒートシンク。
  9. 前記囲繞部が、複数の囲繞片から角筒状に形成され、
    前記複数の囲繞片のうち、少なくとも一つの囲繞片には、前記突片部を有する通気部と前記突片部が無く、かつ前記第三の通気部が設けられていることを特徴とする請求項6記載のヒートシンク。
  10. 前記ベース部の電子部品接触面に、電子部品が接触していることを特徴とする請求項1〜9何れか1項記載のヒートシンクを用いた電子部品パッケージ。
JP2019002769A 2018-03-05 2019-01-10 ヒートシンク及び電子部品パッケージ Active JP6570208B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019002769A JP6570208B1 (ja) 2018-03-05 2019-01-10 ヒートシンク及び電子部品パッケージ
PCT/JP2019/030273 WO2020144886A1 (ja) 2019-01-10 2019-08-01 ヒートシンク及び電子部品パッケージ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018038785 2018-03-05
JP2018038785 2018-03-05
JP2019002769A JP6570208B1 (ja) 2018-03-05 2019-01-10 ヒートシンク及び電子部品パッケージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6570208B1 JP6570208B1 (ja) 2019-09-04
JP2019153781A true JP2019153781A (ja) 2019-09-12

Family

ID=67844722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019002769A Active JP6570208B1 (ja) 2018-03-05 2019-01-10 ヒートシンク及び電子部品パッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6570208B1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730026A (ja) * 1993-07-12 1995-01-31 Hitachi Ltd 半導体封止パッケージ及びその冷却方法
JPH07263886A (ja) * 1994-02-28 1995-10-13 At & T Corp 放熱装置
JP3019665U (ja) * 1995-06-20 1995-12-19 翔風電子股▲ふん▼有限公司 中央処理装置の放熱装置
JPH088564A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Showa Alum Corp ピン形フィンを備えた放熱器
JPH10125836A (ja) * 1996-10-21 1998-05-15 Sumitomo Metal Ind Ltd ヒートシンク冷却装置
JP2015028961A (ja) * 2013-06-28 2015-02-12 中西 幹育 放熱用ヒートシンク及び半導体発光素子を用いた照明装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730026A (ja) * 1993-07-12 1995-01-31 Hitachi Ltd 半導体封止パッケージ及びその冷却方法
JPH07263886A (ja) * 1994-02-28 1995-10-13 At & T Corp 放熱装置
JPH088564A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Showa Alum Corp ピン形フィンを備えた放熱器
JP3019665U (ja) * 1995-06-20 1995-12-19 翔風電子股▲ふん▼有限公司 中央処理装置の放熱装置
JPH10125836A (ja) * 1996-10-21 1998-05-15 Sumitomo Metal Ind Ltd ヒートシンク冷却装置
JP2015028961A (ja) * 2013-06-28 2015-02-12 中西 幹育 放熱用ヒートシンク及び半導体発光素子を用いた照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6570208B1 (ja) 2019-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW201706553A (zh) 冷卻裝置
US6446708B1 (en) Heat dissipating device
WO2014088044A1 (ja) ヒートシンク
US20070095508A1 (en) Heat dissipation device having louvered heat-dissipating fins
JP2009218589A (ja) 放熱装置及びその製造方法
US7256997B2 (en) Heat dissipating device having a fan duct
JP6721930B2 (ja) ヒートシンク及び電子部品パッケージ
US8381799B2 (en) Heat radiating unit
US20090279256A1 (en) Heat-dissipating structure
JP6570208B1 (ja) ヒートシンク及び電子部品パッケージ
EP3518072A1 (en) Heat transferring module
JP5689511B2 (ja) コールドプレート
WO2020144886A1 (ja) ヒートシンク及び電子部品パッケージ
JP2003218294A (ja) 放熱器
JP6222251B2 (ja) 冷却構造、及び装置
US20110073283A1 (en) Heat dissipation device
WO2020204077A1 (ja) ヒートシンク及び電子部品パッケージ
JP6239809B1 (ja) ヒートシンク及び電子部品パッケージ
JP2017228749A (ja) ヒートシンク
JP2010219085A (ja) 自然空冷用ヒートシンク
WO2019106873A1 (ja) ヒートシンク及び電子部品パッケージ
JP2010087016A (ja) 自然空冷用ヒートシンク
US6834711B2 (en) Heat-radiating structure with low height
JP5939329B1 (ja) 冷却構造、及び装置
KR101734618B1 (ko) 히트 싱크

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190425

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190425

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6570208

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250