JPH07263767A - イオンインプランテーションを用いたプレーナ型の高温超伝導集積回路 - Google Patents

イオンインプランテーションを用いたプレーナ型の高温超伝導集積回路

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JPH07263767A
JPH07263767A JP7002003A JP200395A JPH07263767A JP H07263767 A JPH07263767 A JP H07263767A JP 7002003 A JP7002003 A JP 7002003A JP 200395 A JP200395 A JP 200395A JP H07263767 A JPH07263767 A JP H07263767A
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JP
Japan
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region
layer
hts
integrated circuit
temperature superconducting
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JP7002003A
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W K Chan Hugo
ダヴリュー ケイ チャン ヒューゴ
Arnold H Silver
エイチ シルヴァー アーノルド
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Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
Original Assignee
TRW Inc
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • H01L23/532Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body characterised by the materials
    • H01L23/53204Conductive materials
    • H01L23/53285Conductive materials containing superconducting materials
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N60/00Superconducting devices
    • H10N60/01Manufacture or treatment
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    • H10N60/0661After-treatment, e.g. patterning
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオンインプランテーションを用いて製造し
たプレーナ型高温超伝導集積回路を提供する。 【構成】 高温超伝導(HTS)集積回路は、本発明に
よる3つの方法で製造できる。第1に、多数のHTS層
を用いてプレーナ型多層HTS集積回路が形成される。
これらの層は、格子構造を遮断することなく超伝導性を
破壊するようにイオンインプランテーションを用いて衝
撃された変更された領域を含む。第2に、プレーナ型多
層HTS集積回路は、各々中央領域及び対向領域を含む
上部及び下部のHTS層を備えている。第1のインプラ
ントエネルギーを用いて、格子構造を遮断することなく
下部のHTS層の対向領域の超伝導特性が破壊される。
第2のインプラントエネルギーを用いて、中央領域の上
部の超伝導特性が破壊され、接点が画成される。第3
に、HTS集積回路は、3つのイオンインプランテーシ
ョン段階と、第1、第2及び第3のエネルギー及び範囲
を有するイオンとを用いて、単一のHTS層から形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温超伝導集積回路に
係り、より詳細には、イオンインプランテーションを用
いて製造されたプレーナ型の高温超伝導集積回路に係
る。
【0002】
【従来の技術】高温超伝導(HTS)集積回路は、典型
的に、ホトリソグラフィを用いて基体上にパターン化及
び付着された第1のHTS層を備えている。第1のHT
S層の不所望な部分は、例えば、イオンミリング、反応
性イオンエッチング、プラズマエッチング及び湿式エッ
チングのような種々の技術を用いて物理的にエッチング
除去される。HTS層の上には絶縁性誘電体層が形成さ
れる。次いで、第2のHTS層がパターン化され付着さ
れる。この第2のHTS層の上に更に別の誘電体層及び
HTS層を交互に形成することができる。
【0003】第2のHTS層を効果的に成長するため
に、その下の誘電体層は、単結晶即ち高度に配向されね
ばならない(多結晶又はアモルファスとは対照的に)。
しかしながら、パターン化された第1のHTS層の上に
エピタキシャル誘電体層を成長することは非常に困難で
ある。というのは、誘電体層と2つの個別の異なる表面
との間、基体層と2つの個別の異なる表面との間、そし
て基体と第1のHTS層との間に格子の一致が必要とさ
れるからである。この格子の一致を与えるのに加えて、
第1のHTS層のエッジに形成されたアングル部分によ
り適切な結晶成長を維持しなければならない。
【0004】誘電体層の応力、厚み、均一性及び適合性
も考慮しなければならない。第1と第2のHTS層間に
第1層のエッジ付近で誘電体層を介して短絡が生じるこ
とがある。更に、第2のHTS層は平坦でない誘電体層
の上に付着される(主として第2のHTS層が第1のH
TS層に交差する場所で)ので、第2のHTS層は、切
断を生じたり、線の不連続を生じたり、及び/又は超電
流搬送能力(Jc)の著しい低下に遭遇したりすること
がある。これは、第1層のエッジの付近の結晶配向の破
壊及び/又は非均一な結晶厚み(例えば、結晶が薄過ぎ
る)によるものである。上記問題は、付加的な誘電体層
及びHTS層が形成されるにつれて増大する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故、上記問題に対
処する高温超伝導集積回路が所望される。
【0006】第1のHTS層、誘電体層及び第2のHT
S層が個別の段階で付着されるときには、誘電体層の接
点穴を介して第1と第2のHTS層間に接点を形成する
ことができる。第2のHTS層をパターン化して付着す
る前に第1のHTS層の上部界面が典型的に化学エッチ
ング又はイオン清掃を用いて清掃される。このような清
掃は、第1のHTS層の上部界面にダメージや変化を生
じさせると共に、薄い非超伝導層を形成して、低い超電
流搬送能力(Jc)又は非超伝導性を生じさせることが
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】基体上に形成された多層
プレーナ型の高温超伝導集積回路は、基体上に付着及び
パターン化された第1の平らな高温超伝導(HTS)層
を備え、該層は、中央領域と、該中央領域に当接する2
つの対向領域とを含んでいる。イオンインプランテーシ
ョンを用いて、これら対向領域の格子構造を遮断するこ
となく、これら対向領域の超伝導性が破壊される。第1
のHTS層の上に第2の平らなHTS層が付着及びパタ
ーン化され、該第2の層は、中央領域と、該中央領域に
当接する2つの対向領域とを含んでいる。イオンインプ
ランテーションを用いて、これら対向領域の格子構造を
遮断することなく、これら対向領域の超伝導性が破壊さ
れる。第2のHTS層の上に第3の平らなHTS層が付
着及びパターン化される。
【0008】本発明の別の実施例によれば、基体上に多
層プレーナ型の高温超伝導集積回路が形成され、該集積
回路は、基体上に付着及びパターン化された第1の平ら
な高温超伝導(HTS)層を備え、該層は、中央領域
と、該中央領域に当接する2つの対向領域とを含んでい
る。第1のインプラントエネルギーレベルのイオンイン
プランテーションを用いて、上記対向領域の格子構造イ
オンを遮断することなくこれら対向領域の超伝導性が破
壊される。第1のインプラントエネルギーレベルより低
い第2のエネルギーレベルのイオンインプランテーショ
ンを用いて、中央領域の上部の格子構造を破壊すること
なく中央領域の上部の超伝導性が破壊されそして接点が
形成される。第1のHTS層の上に第2のHTS層が付
着及びパターン化され、該第2層は、第1層の対向領
域、接点及び上部に当接する。
【0009】本発明の更に別の実施例によれば、基体上
にプレーナ型の高温超伝導集積回路が形成され、該集積
回路は、基体上に付着及びパターン化された第1の高温
超伝導(HTS)層を備えている。このHTS層は、中
央領域に当接する対向領域を有する下部を備えている。
対向領域は、高エネルギーの深い範囲のイオンを伴うイ
オンインプランテーションを用いて衝撃され、下部の対
向領域の超伝導性が破壊される。中間部分は、中央領域
に当接する対向領域を有する。これら対向領域は、中間
エネルギーの中間範囲のイオンを伴うイオンインプラン
テーションを用いて衝撃され、中間領域の対向領域の超
伝導性が破壊される。上部は、中央の超伝導領域を備え
ている。
【0010】本発明の他の目的、特徴及び効果は、容易
に明らかであろう。又、本発明の種々の効果は、添付図
面を参照した以下の詳細な説明より、当業者に容易に明
らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1を参照すれば、公知技術による高温超伝
導(HTS)集積回路10は、例えば、ホトリソグラフ
ィを用いて基体19上に付着及びパターン化された第1
のHTS層18を備えている。このHTS層は、イット
リウム−バリウム−銅−酸素(Y−Ba−Cu−O)、
ビスマス−ストロンチウム−カルシウム−銅−酸素(B
i−Sr−Ca−Cu−O)、及びタリウム−バリウム
−カルシウム−銅−酸素(Tl−Ba−Ca−Cu−
O)で形成することができる。他の材料も容易に明らか
であろう。
【0012】HTS層18の不所望な部分は、種々の技
術、例えば、イオンミリング、反応性イオンエッチン
グ、プラズマエッチング及び湿式エッチングを用いて物
理的にエッチングされる。他のエッチング及びリフトオ
フ技術も使用できることが明らかであろう。第1のHT
S層18の上に絶縁性の誘電体層22が付着及びパター
ン化される。この誘電体層22は、SrTiO3 及びL
aAlO3 を用いて形成することができる。他の材料も
容易に明らかであろう。次いで、誘電体層22上に第2
のHTS層26が付着及びパターン化される。図1から
明らかなように、第2のHTS層26は、第1のHTS
層18の上面に沿って第1のHTS層18に接触する。
もし所望ならば、上記のようにして、第2のHTS層2
6上に更に別の誘電体層及びHTS層を交互に形成する
ことができる。
【0013】第2のHTS層26を効率的に成長させる
ために、その下の誘電体層22は、エピタキシャルでな
ければならず、換言すれば、単結晶即ち高度に配向され
ねばならない(多結晶又はアモルファスとは対照的
に)。しかしながら、第1のHTS層18の上にエピタ
キシャルな誘電体層22を成長させることは非常に困難
である。というのは、誘電体層22と、2つの個別の異
なる表面、即ち基体19及び第1のHTS層18との間
に格子の一致が必要とされるからである。この格子一致
を与えるのに加えて、第1のHTS層18のエッジ30
及び32に適切な結晶性長を維持しなければならない。
【0014】又、誘電体層22の応力、厚み、均一性、
及び適合性も考慮しなければならない。第1層18のエ
ッジ30及び32の付近で誘電体層22を介して第1の
HTS層18と第2のHTS層26との間に短絡が生じ
て、HTS集積回路10の性能を低下することもある。
更に、第2のHTS層26は、平らでない誘電体層22
の上に付着及びパターン化される(主として第2のHT
S層26が第1のHTS層18に交差する場所で)の
で、第2のHTS層26は、切断を生じたり、線の不連
続を生じたり、及び/又は超電流搬送能力(Jc)の著
しい低下に遭遇したりすることがある。これは、結晶配
向の破壊及び/又は非均一な結晶厚み(結晶が薄くな
る)によるものである。上記問題は、付加的な誘電体層
及びHTS層が形成されるにつれて増大する。
【0015】第1のHTS層18、誘電体層22及び第
2のHTS層26が個別の段階において付着及びパター
ン化されるときには、誘電体層22の接点穴を介して第
1と第2のHTS層18と26との間に接点が形成され
る。第1のHTS層18の上部界面は、典型的に、第2
のHTS層26が付着及びパターン化される前に、化学
的エッチング又はイオン清掃を用いて清掃される。この
ような清掃は、第1のHTS層の上部界面にダメージや
変化を生じさせると共に、薄い非超伝導層を形成するこ
とがある。薄い非超伝導層は、非超伝導接点を生じたり
又は低い超電流搬送能力(Jc)をもつ超伝導接点を生
じたりする。
【0016】図2を参照すれば、本発明による第1のH
TS集積回路50は、基体54と、非変更のHTS領域
60及び変更されたHTS領域62、64を含む第1の
HTS層58と、非変更のHTS領域69及び変更され
たHTS領域70、71を含む第2のHTS即ち誘電体
/接点層68と、第3のHTS層72とを備えている。
第1のHTS層58は、例えば、上記のホトリソグラフ
ィ技術を用いて最初に付着及びパターン化することがで
きる。他の技術も容易に明らかである。第1のHTS層
58の領域62及び64は、イオンインプランテーショ
ンを用いて露出され、領域62及び64の超伝導特性が
変更されて、変更HTS領域62及び64が形成される
一方、非変更のHTS領域60は、超伝導特性を保持す
る。
【0017】第2のHTS層68も、ホトリソグラフィ
技術を用いて付着及びパターン化することができる。領
域70及び71は、イオンインプランテーションに曝さ
れて領域70及び71の超伝導特性が変更される一方、
非変更の領域69は、超伝導特性を保持する。非変更の
領域69は接点として働き、変更された領域70及び7
2は誘電体として働く。
【0018】次いで、第3のHTS層72が平らな誘電
体/接点層68上に付着及びパターン化されて、第1の
HTS集積回路50を完成する。付加的な層が所望され
る場合には、平らな誘電体層68の上に付加的な誘電体
層及びHTS層を付着及びパターン化することができ
る。又、もし所望ならば、上記の第1のHTS層58と
同様に、第3のHTS層72にイオンインプランテーシ
ョンを使用して、変更された領域75、76及び非変更
の領域78を形成することができる。第3のHTS層7
2をインプランテーションするのではなくて、もし所望
ならば、湿式又は乾式のエッチング段階(例えば、反応
性イオンエッチング、イオンミリング等)を用いて領域
75及び76を除去することもできる。
【0019】明らかなように、イオンインプランテーシ
ョン中に、ホトレジスト/マスクを用いて、変更及び非
変更領域を境界定めすることができる。他の技術も使用
できる。平らなHTS層58の上に平らな誘電体/接点
層68を付着及びパターン化するか、或いは第3のHT
S層72を付着及びパターン化する前に、第1のHTS
層58及び/又は第2のHTS(又は誘電体/接点)層
68にアニール段階を実行して、イオンインプラントダ
メージをアニール除去し、変更されたHTS領域におい
てインプラント種と酸素との間の化学的結合を活性化
し、そしてインプラントされたドープ剤が変更されたH
TS領域から非変更のHTS領域へ外部拡散するのを最
小にすることができる。
【0020】第1のHTS集積回路50は、エッチング
やリフトオフ技術を用いて領域を物理的に除去するので
はなくて、イオンインプランテーション技術を用いて平
らなHTS領域の超伝導特性を変更するものである。そ
の結果、その後の層として平らな表面が与えられる。格
子構造を遮断せずに変更されるべき領域の化学的及び電
気的特性を変更するようにイオンインプラント種が選択
される。格子構造を破壊することのないこのようなイオ
ンインプランテーションは、参考としてここに取り上げ
るシガ氏等の米国特許第5,194,419号に開示さ
れている。
【0021】例えば、インプラント種は、HTSペロブ
スカイトの銅−酸化物平面において酸素原子との安定な
化学的結合を形成するように選択することができ、これ
により、インプラントされた領域の伝導特性を非超伝導
に変換するためにペロブスカイト単位セルに使用できる
酸素原子の数を減少することができる。結晶格子にダメ
ージを与えるイオンインプランテーションを用いて変更
領域を非超伝導性に変換することは、受け入れられな
い。というのは、変更領域の結晶格子構造を、その上に
付加的なHTS層を付着及びパターン化できるように維
持しなければならないからである。
【0022】図3には、本発明による第2のHTS集積
回路100が示されている。ホトリソグラフィを用いて
基体108上に第1のHTS層104が付着及びパター
ン化される。第1のマスクを用いて、第1のHTS層1
04の第1及び第2の領域112及び114がイオンイ
ンプランテーションに曝され(第1のインプラントエネ
ルギーを用いて)、その超伝導特性が中性化される。第
2のマスクを使用し、変更されたHTS領域112及び
114に対して使用された第1のインプラントエネルギ
ーよりも低い第2のインプラントエネルギーを用いて領
域116の上部がインプラントされ、変更された部分1
18、120及び接点121が画成される。イオンは、
第2の低いインプラントエネルギーでインプラントされ
るので、イオンは、HTS層104の厚み「D」の部分
のみを貫通する。変更された部分118及び120は、
誘電体即ち高抵抗の非超伝導層に変換される。平らな第
1の層104上に第2のHTS層122が付着及びパタ
ーン化される。第2のHTS層122を形成する前にア
ニールを行うことができる。
【0023】変更された領域124及び126と、非変
更の領域128は、図2のHTS層72に関連して既に
述べたように、第2のHTS層122に形成することが
できる。或いは又、湿式又は乾式エッチングを用いてH
TS層122の領域124及び126を除去することも
できる。第1及び第2のHTS集積回路50及び100
に使用されるインプラント種は、HTS層に選択された
材料において低い拡散長さを有するものでなければなら
ない。というのは、その後の誘電体及び/又はHTS層
の形成中に600ないし800℃の温度サイクルが生じ
るからである。明らかなように、プレーナ型のHTS集
積回路50及び100は、短絡、線の不連続性、切断、
及び超伝導搬送能力(Jc)の減少のおそれを従来のH
TS集積回路以上に低減する。
【0024】図4を参照すれば、本発明による第3のH
TS集積回路250は、基体252上にパターン化及び
付着された単一のHTSフィルム、即ち層251を備え
ている。第1のホトレジスト/マスクを用いた第1のイ
ンプランテーション段階において、高エネルギーの深い
範囲のイオンが領域253及び254にインプラントさ
れ、基体252に隣接して、HTSフィルム即ち層25
1の下部258に厚み「A」の第1のHTS領域256
が輪郭定めされる。領域253及び254は、イオンイ
ンプランテーション中に、比較的高抵抗の非超伝導領域
即ち誘電体に変換される。
【0025】第2のホトレジスト/マスクを用いた第2
のインプランテーション段階中に、中間エネルギーの中
間範囲のイオンがインプラントされ、単一のHTSフィ
ルム即ち層251の中間部分264(厚み「B」を有す
る)に非超伝導の誘電体領域260及び262を形成す
る。接点領域268は、中間エネルギーの中間範囲の
(即ち、第2の)イオンインプランテーション段階によ
り、不変(超伝導)のままである。
【0026】第3のホトレジスト/マスクを用いた第3
のインプランテーション段階中に、低エネルギーの低範
囲のイオンが上部272(厚み「C」を有する)にイン
プラントされ、誘電体即ち高抵抗の非超伝導領域274
及び276が形成され、第2の非変更HTS領域280
が画成される。或いは又、第3のインプランテーション
段階に代わって、もし所望ならば、湿式又は乾式エッチ
ング段階(例えば、反応性イオンエッチング、イオンミ
リング等)を用いて、領域274及び276を除去して
もよい。
【0027】図4から明らかなように、第1のHTS領
域256は、接点領域268よりも一般に広い。それ
故、領域253及び254を変更するために第1のイン
プランテーション段階で使用される深い範囲のイオンが
接点領域268にダメージを及ぼすことはない。領域2
53及び254にインプラントされる高エネルギーの深
い範囲のイオンにより中間部分264の領域260及び
262にある程度のダメージが生じる。同様に、高エネ
ルギーの深い範囲のイオン及び中間エネルギーの中間範
囲のイオンにより第2のHTS領域280及び領域27
4、276にある程度の物理的なダメージが生じる。し
かしながら、第1のHTS領域256及び接点268は
「純潔」のままである。もし所望ならば、アニール動作
を用いて、第2のHTS領域280の超伝導特性を回復
することができる。
【0028】図5には、第1、第2及び第3のインプラ
ンテーション段階のイオン密度各々300、302及び
304が貫通深さの関数として示されている。明らかな
ように、インプラントされるイオンは、低い散在性即ち
分布(σ)を有するのが好ましい。A、B及びCは、下
部、中間部及び上部258、264及び272の厚みに
対応する。
【0029】イオンインプランテーション段階1ないし
3の間にインプラントするのに使用されるイオンの種
は、特に第2のHTS領域280を輪郭定めすべき場所
でHTSフィルム即ち層251の上部への物理的なダメ
ージを最小にするように選択しなければならない。物理
的なダメージを最小にすることは、第2のHTS領域2
80の超伝導特性を回復するのに必要なアニール処理を
減少又は排除する。
【0030】本発明による多層及び単層のプレーナ型H
TS集積回路は、短絡、線の不連続性、切断、及び超伝
導搬送能力(Jc)の減少のおそれを従来のHTS集積
回路以上に低減することが明らかであろう。更に、図4
に関連して上記のように単一のHTS層251をインプ
ラントすることは、公知技術によるHTS集積回路10
の誘電体層22と第1のHTS層18との上部界面の化
学的エッチング及び/又はイオン清掃に関連した問題を
解消する。
【0031】HTS集積回路250は、HTS集積回路
の製造を簡単化する。HTSフィルム251の厚い層の
みが最初に付着及びパターン化される。このように、結
晶格子の不一致及び結晶成長の配向/界面の問題を回避
することができる。接点268は、超伝導性であり、第
1及び第2のHTS領域256及び280の厳密なHT
Sフィルム特性を有する。接点268は、人為的に形成
された界面をもたない「純潔な領域」である。このよう
に、接点268は超伝導性であり、高い超伝導電流密度
を搬送することができる。
【0032】HTS集積回路250の単一のHTS層2
51は、1つの段階で付着及びパターン化することがで
きるので、第2のHTS領域280は、第1のHTS層
256とほぼ同一の特性を有する。薄膜付着技術を用い
るのではなく、中間部分264を均一にインプランテー
ションして、接点領域268と変更領域260及び26
2とを形成することにより、中間部分264(又は誘電
体及び接点)は、誘電体フィルムの欠陥であるピンホー
ル及びクラックのような成長に関連した問題にあまり影
響されなくなる。このように、本発明によるHTS集積
回路は、簡単な製造方法、低い欠陥率、低いコスト、及
び優れた装置性能及び特性をもたらす。
【0033】以上の説明及び特許請求の範囲から、本発
明の種々の効果が当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】誘電体層によって形成された接点領域において
第1のHTS層が第2のHTS層に接触するような公知
技術による高温超伝導(HTS)集積回路の断面図であ
る。
【図2】本発明による第1の多層プレーナ型HTS集積
回路の断面図である。
【図3】本発明による第2の多層プレーナ型HTS集積
回路の断面図である。
【図4】単一のHTS層から形成された本発明による高
温半導体集積回路の断面図である。
【図5】図4のHTS集積回路の製造に用いられるイオ
ンのイオンエネルギーを示す図である。
【符号の説明】
50 第1のHTS集積回路 54 基体 58 第1のHTS層 60 非変更のHTS領域 62、64 変更されたHTS領域 68 第2のHTS層 69 非変更のHTS領域 70、71 変更されたHTS領域 72 第3のHTS層 100 第2のHTS集積回路 250 第3のHTS集積回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーノルド エイチ シルヴァー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 90274 ランチョー パロス ヴァーディ ス エディングヒル ドライヴ 6670

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に形成された多層プレーナ型の高
    温超伝導集積回路において、 上記基体上に付着及びパターン化され、中央領域と、該
    中央領域に当接する2つの対向領域とを含む第1の平ら
    な高温超伝導(HTS)層を備え、イオンインプランテ
    ーションを用いて、上記対向領域の格子構造を遮断する
    ことなく上記対向領域の超伝導性が破壊され、 上記第1のHTS層上に付着及びパターン化され、中央
    領域と、該中央領域に当接する2つの対向領域とを含む
    第2の平らなHTS層を更に備え、イオンインプランテ
    ーションを用いて、上記対向領域の格子構造を遮断する
    ことなく上記対向領域の超伝導性が破壊され、そして上
    記第2のHTS層上に付着及びパターン化された第3の
    HTS層を更に備えたことを特徴とする高温超伝導集積
    回路。
  2. 【請求項2】 上記第2のHTS層の上記中央領域は、
    上記第1と第3のHTS層間に接点を形成する請求項1
    に記載の多層プレーナ型の高温超伝導集積回路。
  3. 【請求項3】 上記第2のHTS層の上記対向領域は、
    誘電体として働く請求項2に記載の多層プレーナ型の高
    温超伝導集積回路。
  4. 【請求項4】 上記第3のHTS層は、平坦である請求
    項1に記載の多層プレーナ型の高温超伝導集積回路。
  5. 【請求項5】 上記平らな第1のHTS層においてアニ
    ールを行って、イオンインプラントダメージを修正し、
    上記第1のHTS層の対向領域におけるインプラント種
    と酸素との間の化学的接合を活性化し、そして上記対向
    領域から中央領域へのインプラントされた種の外部拡散
    を最小にする請求項1に記載の多層プレーナ型の高温超
    伝導集積回路。
  6. 【請求項6】 上記平らな第2のHTS層においてアニ
    ールを行う請求項5に記載の多層プレーナ型の高温超伝
    導集積回路。
  7. 【請求項7】 上記第3のHTS層は、中央領域と、該
    中央領域に当接する2つの対向領域とを備え、イオンイ
    ンプランテーションを用いて、上記対向領域の格子構造
    を遮断することなく上記対向領域の超伝導性を破壊する
    請求項1に記載の多層プレーナ型の高温超伝導集積回
    路。
  8. 【請求項8】 基体上に形成された多層プレーナ型の高
    温超伝導集積回路において、 上記基体上に付着及びパターン化され、中央領域と、該
    中央領域に当接する2つの対向領域とを含む第1の平ら
    な高温超伝導(HTS)層を備え、イオンインプランテ
    ーションを用いて、上記対向領域の格子構造を遮断する
    ことなく上記対向領域の超伝導性を破壊し、上記平らな
    第1のHTS層においてアニールを行って、イオンイン
    プラントダメージを修正し、上記第1のHTS層の対向
    領域におけるインプラント種と酸素との間の化学的接合
    を活性化し、そして上記対向領域から中央領域へのイン
    プラントされた種の外部拡散を最小にし、 上記第1のHTS層上に付着及びパターン化され、中央
    領域と、該中央領域に当接する2つの対向領域とを含む
    第2の平らな高温超伝導(HTS)層を更に備え、イオ
    ンインプランテーションを用いて、上記対向領域の格子
    構造を遮断することなく上記対向領域の超伝導性を破壊
    し、上記第2のHTS層の上記対向領域は誘電体として
    働き、そして上記第2のHTS層上に付着及びパターン
    化され、中央領域と、該中央領域に当接する2つの対向
    領域とを含む第3の平らなHTS層を更に備え、イオン
    インプランテーションを用いて、上記対向領域の格子構
    造を遮断することなく上記対向領域の超伝導性を破壊
    し、そして上記第2のHTS層の上記中央領域は、上記
    第1及び第3のHTS層の上記中央領域間に接点を形成
    することを特徴とする高温超伝導集積回路。
  9. 【請求項9】 上記平らな第2のHTS層においてアニ
    ールを行う請求項8に記載の多層プレーナ型の高温超伝
    導集積回路。
  10. 【請求項10】 基体上に多層プレーナ型の高温超伝導
    集積回路を製造する方法において、 上記基体上に第1の平らな高温超伝導(HTS)層を付
    着及びパターン化し、 上記平らな第1のHTS層の中央領域と、該中央領域に
    当接する2つの対向領域とをマスクし、 イオンインプランテーションを用いて、上記対向領域の
    格子構造を遮断することなく上記対向領域の超伝導性を
    破壊し、 上記平らな第1のHTS層に第2の平らなHTS層を付
    着及びパターン化し、 上記平らな第2のHTS層の中央領域と、該中央領域に
    当接する2つの対向領域とをマスクし、 イオンインプランテーションを用いて、上記第2の平ら
    なHTS層の上記対向領域の格子構造を遮断することな
    く上記対向領域の超伝導性を破壊し、そして上記第2の
    HTS層の上に第3のHTS層を付着及びパターン化す
    る、という段階を備えたことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 上記平らな第2のHTS層と上記第3
    のHTS層は、上記平らな第1のHTS層上にエピタキ
    シャル付着される請求項10に記載の多層プレーナ型の
    高温超伝導集積回路を製造する方法。
  12. 【請求項12】 上記第2のHTS層の上記中央領域
    は、上記第1と第3のHTS層間に接点を形成する請求
    項10に記載の多層プレーナ型の高温超伝導集積回路を
    製造する方法。
  13. 【請求項13】 上記第3のHTS層は、平坦である請
    求項10に記載の多層プレーナ型の高温超伝導集積回路
    を製造する方法。
  14. 【請求項14】 上記平らな第1のHTS層をアニール
    して、イオンインプラントダメージを修正し、上記第1
    のHTS層の対向領域におけるインプラント種と酸素と
    の間の化学的接合を活性化し、そして上記対向領域から
    中央領域へのインプラントされた種の外部拡散を最小に
    するという段階を更に備えた請求項10に記載の多層プ
    レーナ型の高温超伝導集積回路を製造する方法。
  15. 【請求項15】 上記平らな第2のHTS層をアニール
    する段階を更に備えた請求項14に記載の多層プレーナ
    型の高温超伝導集積回路を製造する方法。
  16. 【請求項16】 基体上に形成された多層プレーナ型の
    高温超伝導集積回路において、 上記基体上に付着及びパターン化され、中央領域と、該
    中央領域に当接する2つの対向領域とを含む第1の平ら
    な高温超伝導(HTS)層を備え、第1のインプラント
    エネルギーレベルのイオンインプランテーションを用い
    て、上記対向領域の格子構造を遮断することなく上記対
    向領域の超伝導性を破壊し、そして上記第1のインプラ
    ントエネルギーレベルより低い第2のエネルギーレベル
    のイオンインプランテーションを用いて、上記中央領域
    の対向上部の格子構造を破壊することなく上記中央領域
    の上部の超伝導性を破壊しそして接点を形成し、そして
    上記第1のHTS層上に付着及びパターン化され、上記
    対向領域、上記接点、及び上記上部に当接する第2のH
    TS層を更に備えたことを特徴とする高温超伝導集積回
    路。
  17. 【請求項17】 上記第2の層は、中央領域と、該中央
    領域に当接する2つの対向領域とを備え、イオンインプ
    ランテーションを用いて、上記対向領域の格子構造を遮
    断することなく上記対向領域の超伝導性を破壊する請求
    項16に記載の多層プレーナ型の高温超伝導集積回路。
  18. 【請求項18】 上記第2の層は、平坦である請求項1
    7に記載のプレーナ型の高温超伝導集積回路。
  19. 【請求項19】 基体上にプレーナ型の高温超伝導集積
    回路を製造する方法において、 上記基体上に第1の平らな高温超伝導(HTS)層を付
    着及びパターン化し、 中央領域と、該中央領域に当接する2つの対向領域とを
    マスクし、 第1のインプラントエネルギーレベルのイオンインプラ
    ンテーションを使用して、上記対向領域の格子構造を遮
    断することなく上記対向領域の超伝導性を破壊し、 上記第1のインプラントエネルギーレベルより低い第2
    のエネルギーレベルのイオンインプランテーションを用
    いて、上記中央領域の上部の格子構造を破壊することな
    く上記中央領域の対向上部の超伝導性を破壊して接点を
    形成し、そして上記第1のHTS層上に、上記第1のH
    TS層の上記対向領域、上記接点及び上記上部に当接す
    るように第2のHTS層を付着及びパターン化する、と
    いう段階を備えたことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 上記第2のHTS層において中央領域
    及び該中央領域に当接する2つの対向領域をマスクし、
    そして上記対向領域にイオンをインプランテーションし
    て、上記対向領域の格子構造を遮断することなく上記対
    向領域の超伝導性を破壊する、という段階を更に備えた
    請求項19に記載のプレーナ型の高温超伝導集積回路を
    製造する方法。
  21. 【請求項21】 上記第2の層は、平坦である請求項2
    0に記載のプレーナ型の高温超伝導集積回路を製造する
    方法。
  22. 【請求項22】 基体上に形成されたプレーナ型の高温
    超伝導集積回路において、 上記基体上に付着及びパターン化され、中央領域に当接
    する対向領域を有する下部を含む第1の高温超伝導(H
    TS)層を備え、上記対向領域は、高エネルギーの深い
    範囲のイオンを伴うイオンインプランテーションを用い
    て衝撃されて、上記下部の対向領域の超伝導性を破壊す
    るようにしたことを特徴とする高温超伝導集積回路。
  23. 【請求項23】 上記第1のHTS層は、中央領域に当
    接する対向領域を有する中間部分を備え、上記対向領域
    は、中間エネルギーの中間範囲のイオンを伴うイオンイ
    ンプランテーションを用いて衝撃され、上記中間部分の
    対向領域の超伝導性が破壊され、そして中央の超伝導領
    域を有する上部を更に備えた請求項22に記載のプレー
    ナ型の高温超伝導集積回路。
  24. 【請求項24】 上記上部は、上記中央領域に当接する
    対向領域を有し、 上記対向領域は、低エネルギーの低範囲のイオンを伴う
    イオンインプランテーションを用いて衝撃され、上記上
    部の対向領域の超伝導性が破壊される請求項23に記載
    のプレーナ型の高温超伝導集積回路。
  25. 【請求項25】 上記上部は、上記中央領域に当接する
    対向領域を有し、 上記中央領域に当接する上記上部の対向領域は、エッチ
    ングを用いて除去される請求項22に記載のプレーナ型
    の高温超伝導集積回路。
  26. 【請求項26】 上記高エネルギーの高範囲のイオン及
    び上記中間エネルギーの中間範囲のイオンは、散在性が
    低い請求項22に記載のプレーナ型の高温超伝導集積回
    路。
  27. 【請求項27】 基体上にプレーナ型の高温超伝導集積
    回路を製造する方法において、 上記基体上に第1のHTS層を付着及びパターン化し、 ホトレジスト/マスクを用いて、上記第1のHTS層の
    下部に対し中央領域と該中央領域に当接する対向領域と
    を輪郭定めし、そして高エネルギーの深い範囲のイオン
    を伴うイオンインプランテーションを用いて上記第1の
    HTS層を衝撃して、上記下部の対向領域の超伝導性を
    破壊する、という段階を備えたことを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 ホトレジスト/マスクを用いて、上記
    第1のHTS層の中間部に対し中央領域と該中央領域に
    当接する対向領域とを輪郭定めし、そして中間エネルギ
    ーの中間範囲のイオンを伴うイオンインプランテーショ
    ンを用いて上記第1のHTS層を衝撃して、上記中間部
    の対向領域の超伝導性を破壊するという段階を更に備え
    た請求項27に記載のプレーナ型の高温超伝導集積回路
    を製造する方法。
  29. 【請求項29】 ホトレジスト/マスクを用いて、上記
    第1のHTS層の上部に対し中央領域と該中央領域に当
    接する対向領域とを輪郭定めするという段階を更に備え
    た請求項27に記載のプレーナ型の高温超伝導集積回路
    を製造する方法。
  30. 【請求項30】 低エネルギーの低範囲のイオンを伴う
    イオンインプランテーションを用いて上記第1のHTS
    層を衝撃して、上記上部の対向領域の超伝導性を破壊す
    るという段階を更に備えた請求項29に記載のプレーナ
    型の高温超伝導集積回路を製造する方法。
  31. 【請求項31】 上記中央領域に当接する上記上部の上
    記対向領域をエッチングするという段階を更に備えた請
    求項29に記載のプレーナ型の高温超伝導集積回路を製
    造する方法。
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