JPH0726373Y2 - オペレータに対する作業要求伝達装置 - Google Patents

オペレータに対する作業要求伝達装置

Info

Publication number
JPH0726373Y2
JPH0726373Y2 JP1989065640U JP6564089U JPH0726373Y2 JP H0726373 Y2 JPH0726373 Y2 JP H0726373Y2 JP 1989065640 U JP1989065640 U JP 1989065640U JP 6564089 U JP6564089 U JP 6564089U JP H0726373 Y2 JPH0726373 Y2 JP H0726373Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine
work
spinning
work request
operator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989065640U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH036473U (ja
Inventor
俊司 伊藤
竜一 東中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Machinery Ltd filed Critical Howa Machinery Ltd
Priority to JP1989065640U priority Critical patent/JPH0726373Y2/ja
Publication of JPH036473U publication Critical patent/JPH036473U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0726373Y2 publication Critical patent/JPH0726373Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、オペレータが移動式自動機の手動スイッチ
を操作することで自動機を、多数の紡機からなる紡機群
のなかの目的の紡機まで移動させるようにしたシステム
において、オペレータに対して作業要求を伝達する装置
に関する。
従来の技術 多数の紡機から成る紡機群に対し、所定の作業を行う移
動式自動機が1台対応しているものでは2つ、あるいは
それ以上の紡機から時間的に接近して作業要求が出るこ
とがあり、そうするとそれらの紡機が備えている作業要
求ランプが同時に点灯して、どれが先に点灯したか、そ
の優先順が判らないことがあった。この問題を解決しよ
うと紡機に、複数のシグナル表示が可能で、作業対象紡
機の処理必要度(ある処置が必要な場合のその緊急度)
に応じて異なるシグナルを表示するようにしたものがあ
る。つまり、作業が必要である場合において、時間的余
裕が有るときは緑ランプを、時間的余裕がないときには
黄ランプを点灯することでランプの色に意味を持たせ、
オペレータに紡機の作業要求の緊急度を伝達している
(特開昭63−288229号)。
考案が解決しようとする課題 上記によれば“処置必要度”の度合の幅が、例えば上述
のように、“時間的余裕がある”と“時間的余裕がな
い”というように広い場合には、時間的に接近して“時
間的余裕がある作業要求信号”が2つあるいはそれ以上
出ることがある。すると緑ランプが2つあるいはそれ以
上同時に点灯することがあり、このような状態では、依
然としてどの紡機から優先すればよいのかがオペレータ
には判らない。従って自動機の稼働率、オペレータの効
率も向上し得ないという問題があった。これを避けるた
めに“処置必要度”の度合の幅を狭くすることが考えら
れるが、そのように細かなシグナル表示を各紡機毎に行
うことは、実際的ではない。
この考案の課題は、オペレータが作業要求の優先順を意
識することなく、マニュアル指令の自動機を目的の紡機
へ移動させることのできる作業要求伝達装置を提供する
ことにある。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、多数の紡機に対して、所定
の作業を行なう移動式自動機が1台対応しており、この
移動式自動機が手動スイッチ操作により所定の紡機まで
移動するようにしてある移動式自動機のシステムにおい
て、各紡機の機台端部に自動機による作業を要求する作
業要求信号を発信可能なシーケンサと自動機の接台を確
認可能な接台確認スイッチを設けると共に、オペレータ
に作業要求を知らせるための作業要求ランプをオペレー
タが見易いように立設し、各シーケンサを信号線を介し
て主制御装置に接続し、この主制御装置に、作業要求信
号の出力された紡機機台番号を順に登録する登録テーブ
ルと、その登録テーブルの第1順位に登録されている紡
機の作業要求ランプにのみ点灯指令を出力する手段と、
接台確認スイッチの接台信号によって登録テーブルのデ
ータを1つ繰り上げる手段を備えて成ることを特徴とす
る。
作用 前記によれば、各紡機のシーケンサは各紡機の稼動状態
等に基づいて作業要求信号を主制御装置へ伝達する。主
制御装置はこれらの作業要求信号を登録テーブルに順に
登録すると共に、その登録テーブルの第1順位に登録さ
れている紡機を次に作業すべき紡機として決定して、そ
の紡機の作業要求ランプのみを点灯させる。作業者は、
その紡機の作業要求ランプの点灯を見て自動機の手動ス
イッチを操作し、自動機を移動させて点灯した紡機に接
台させる。その紡機に自動機が接台すると接台信号が主
制御装置に伝達され、その信号によって登録テーブルの
データが更新され、次に登録されていた紡機の作業要求
ランプが点灯される。従ってオペレータは作業要求ラン
プの点灯によって何ら迷うことなく自動機をその紡機に
向けて移動することができる。
実施例 第1図において、多数の精紡機SF1〜nが並設されて精
紡機群Gが構成されている。各精紡機SF1〜nの機台端
に沿うレール1上を移動式自動機2が走行可能となって
いる。この自動機2は、例えばキャリヤ3とその両側に
搭載される作業機4から成る。キャリヤ3には、オペレ
ータが手動で移動指令を与える手動スイッチ5が設けて
ある。作業機4は例えば特公昭63−31565号に開示の篠
替機で、この篠替機は精紡クリール7の前列の小玉粗糸
ボビンSと、予備レール8の満粗糸ボビンFを3錘ずつ
自動的に交換するもので、その後、オペレータによる手
作業の篠継ぎを要するものである。尚、この篠替機は精
紡コップの管替機等他の作業機でもよい。
前記各精紡機SF1〜nには機台制御用のシーケンサPC1〜
nが搭載され、各シーケンサPC1〜nには一斉玉揚げ装
置9のドッフィング回数を計数して精紡クリール7の粗
糸ボビンの粗糸残量を知るドッフィングカウンタDCと、
精紡コップの巻量を検出するオートカウンタACが夫々対
応して接続され、ドッフィングカウンタDCによりクリー
ル前列の粗糸ボビンが小玉ボビンSとなったことが検出
され、しかもその状態でオートカウンタACにより精紡コ
ップが篠継ぎに適当な巻量となったことが検出されたと
きに、これらのカウンタAC、DCの出力信号の論理積によ
って作業要求信号が各シーケンサPC1〜nに出力される
ようにしてあり、これらのカウンタAC、DCによって作業
要求信号の出力手段10が構成される。各シーケンサPC1
〜nにはキャリヤ3のブリッジレール11がガイドレール
12に接続したことを確認する接台確認スイッチLSが接続
され、又、ギヤエンド部において、オペレータが見易い
位置には、作業用要求ランプ(以下、ランプ)L1〜Lnが
配置してある。
各シーケンサPC1〜n内には、運転制御用のプログラム
の他、第3図に示すランプLの点灯、消灯用のプログラ
ムが記憶してある。第3図において、ステップ1は作業
要求信号が出力されたかどうかの判別手段、ステップ2
は後述の主制御装置MCBへの作業要求信号の転送指令手
段、ステップ3はランプ点灯指令の入力判別手段、ステ
ップ4はランプ点灯指令手段、ステップ5は自動機接台
(接台確認スイッチからの信号が入ったか)判別手段、
ステップ6はランプ消灯指令手段、ステップ7は接台信
号を主制御装置MCBへ送る手段である。
各精紡機SF1〜nのシーケンサPC1〜nは、夫々主制御装
置MCBと信号線21を介して接続されている。主制御装置M
CBには第4図に示すデータ処理プログラムが記憶されて
いると共に所定のメモリエリアに、作業要求信号の出力
された精紡機台番号を順に登録する登録テーブルTa(第
5図)が割り付けてある。第4図のフローチャートの各
ステップは夫々以下の機能手段を実現する。即ち、ステ
ップP1は各精紡機SF1〜nから作業要求信号が入力され
たかどうかの判別手段、ステップP2は登録テーブルTaが
空かの判別手段、ステップP3、P4は登録テーブルTaへの
登録指令手段、ステップP5は接台信号の入力判別手段、
ステップP6は登録テーブルTaの第1順位のデータを消去
し、第2順位以下のものを1つずつ繰り上げる更新指令
手段、ステップP7は登録テーブルTaの第1順位の精紡機
1台に点灯指令を出力する手段である。
今、登録テーブルTaが空のときに精紡機SF2内で作業要
求信号が出されると、精紡機SF2のシーケンサPC2内でス
テップ1を経て、ステップ2でその信号を主制御装置MC
Bへ送る。主制御装置MCB側では入力を判別し(ステップ
P1)、登録テーブルTaが空なので一旦この機台番号“2"
を登録テーブルTaの第1順位に登録する(ステップP3、
第5図(a))。そして、直ちにステップP7で機台番号
“2"の精紡機SF2にランプ点灯指令を出力する。精紡機S
F2側ではこの指令を確認し(ステップ3)、自己のラン
プL2を点灯させる(ステップ4)。オペレータはこのラ
ンプ点灯により、自動機2の手動スイッチ5を操作して
自動機2を精紡機SF2方向へ移動させる。自動機2が精
紡機SF2に接台する前に、他の精紡機(例えばSF1、SFn
−1)から作業要求信号が出力されると、主制御装置MC
BではステップP4でこれらを登録テーブルTaの第2順
位、第3順位に登録する(第5図(b))。オペレータ
が自動機2のブリッジレール11を精紡機SF2に接続する
と、ステップ6、7でランプL2が消灯されると同時に、
接台信号が主制御装置MCBへ送られる。この時点では、
精紡機群G内にランプの点灯が無くなる。主制御装置MC
B側では、ステップP5で精紡機SF2からの接台信号の入力
を判別して先の精紡機SF2のランプL2の消灯を確認した
後、ステップP6で登録テーブルTaを更新し(第5図
(c))、ステップP7で新しく第1順位に上がった次に
作業すべき機台番号“1"の精紡機SF11台に対してのみラ
ンプ点灯指令を出力する。このように精紡機群G内で次
に作業すべき1台の精紡機(この場合SF1)のランプL1
のみを点灯するので、精紡機群G内でランプ点灯はただ
1つとなる。従って、精紡機SF2での作業完了後、オペ
レータは次に作業すべき機台が精紡機SF1であることが
すぐに判り、その機台へ自動機を移動させることにな
る。
考案の効果 以上のようにこの考案の装置では、各紡機の機台端部に
自動機による作業を要求する作業要求信号を発信可能な
シーケンサと自動機の接台を確認可能な接台確認スイッ
チを設けると共に、オペレータに作業要求を知らせるた
めの作業要求ランプをオペレータが見易いように立設
し、各紡機から作業要求信号が発信されるとその信号を
主制御装置の登録テーブルに順に登録し、その登録テー
ブルの第1順位の紡機の作業要求ランプのみを点灯する
ようにしたので、オペレータが自動機を操作して移動さ
せる場合、オペレータは優先順に意識せずに作業要求ラ
ンプが点灯した紡機に向けて直ちに自動機を移動させる
ことができ、自動機の稼動率、オペレータの作業効率を
向上できる。またオペレータに知らせるための見易い位
置の作業要求ランプを点灯させ、この作業要求ランプの
点灯に従ってオペレータが自動機の手動スイッチを操作
して自動機を移動させるので、自動機の走行制御を簡易
な装置によって安価に実施できて実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は考案を実施する精紡機群の平面図、第2図は精
紡機と移動式自動機の関係を示す側面図、第3図は精紡
機側の作業要求ランプの制御プログラムを示すフローチ
ャート、第4図は主制御装置の制御プログラムを示すフ
ローチャート、第5図は登録テーブルの説明図である。 2…移動式自動機、5…手動スイッチ、10…作業要求信
号の出力手段、21…信号線、Ta…登録テーブル、MCB…
主制御装置、SF1〜SFn…精紡機、L1〜Ln…作業要求ラン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の紡機に対して、所定の作業を行なう
    移動式自動機が1台対応しており、この移動式自動機が
    手動スイッチ操作により所定の紡機まで移動するように
    してある移動式自動機のシステムにおいて、各紡機の機
    台端部に自動機による作業を要求する作業要求信号を発
    信可能なシーケンサと自動機の接台を確認可能な接台確
    認スイッチを設けると共に、オペレータに作業要求を知
    らせるための作業要求ランプをオペレータが見易いよう
    に立設し、各シーケンサを信号線を介して主制御装置に
    接続し、この主制御装置に、作業要求信号の出力された
    紡機機台番号を順に登録する登録テーブルと、その登録
    テーブルの第1順位に登録されている紡機の作業要求ラ
    ンプにのみ点灯指令を出力する手段と、接台確認スイッ
    チの接台信号によって登録テーブルのデータを1つ繰り
    上げる手段を備えて成ることを特徴とするオペレータに
    対する作業要求伝達装置。
JP1989065640U 1989-06-05 1989-06-05 オペレータに対する作業要求伝達装置 Expired - Lifetime JPH0726373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989065640U JPH0726373Y2 (ja) 1989-06-05 1989-06-05 オペレータに対する作業要求伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989065640U JPH0726373Y2 (ja) 1989-06-05 1989-06-05 オペレータに対する作業要求伝達装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH036473U JPH036473U (ja) 1991-01-22
JPH0726373Y2 true JPH0726373Y2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=31597647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989065640U Expired - Lifetime JPH0726373Y2 (ja) 1989-06-05 1989-06-05 オペレータに対する作業要求伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0726373Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6028767B2 (ja) * 2014-06-02 2016-11-16 株式会社豊田自動織機 リング式紡機の糸継ぎ作業支援装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0759767B2 (ja) * 1986-03-11 1995-06-28 豊和工業株式会社 ワゴン型作業機の走行制御装置
JP2576503B2 (ja) * 1987-05-20 1997-01-29 株式会社豊田自動織機製作所 作業者に対する自動機呼び寄せシグナル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH036473U (ja) 1991-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4821504A (en) System for controlling displacement of carriage working machines
JPH0726373Y2 (ja) オペレータに対する作業要求伝達装置
JP4235270B2 (ja) 綾巻パッケージ巻成用の繊維機械
EP0047723A1 (en) Improved automatic control and drive of working units of textile machines
CN210972739U (zh) 多料仓布料车定位系统
EP0296298B1 (en) System for controlling displacing motion of wagon type working machines
EP0540984B1 (en) Centralized change of parameters of hall and car equipment
JPH01156527A (ja) 篠交換システムにおける精紡機の運転制御装置
JP2576503B2 (ja) 作業者に対する自動機呼び寄せシグナル装置
JP2536021B2 (ja) 自動機の運行制御方法
JPH0759767B2 (ja) ワゴン型作業機の走行制御装置
JP3128984B2 (ja) 自動機の運行制御方法
KR100270396B1 (ko) 통크레인의 슬라브 매수 자동조절장치
JPH0535863U (ja) 紡機におけるトロリー給電型自動機の異常報知装置
JPH0327134A (ja) 自動機の運行制御装置及び運行制御方法
JPH0827635A (ja) 紡機の玉揚げ管理システム
JPH08129336A (ja) 列車運行管理システム
JPH0655973B2 (ja) 紡機における作業機
JP2643447B2 (ja) 織機におけるクロスデータ登録方法
JP2643452B2 (ja) 織機における交換品搬送制御方法
JP2578987B2 (ja) 部品補給方法
JPS63295725A (ja) 精紡機用自動粗糸替え機の自動呼び込み装置
US3736562A (en) Programmable electrical control system for a transport hoist
JPH0418131A (ja) 自動機の運行制御方法
JP2641299B2 (ja) 精紡機における作業機の停止装置