JPH07263711A - 半導体加速度センサの製造方法 - Google Patents

半導体加速度センサの製造方法

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JPH07263711A
JPH07263711A JP5079494A JP5079494A JPH07263711A JP H07263711 A JPH07263711 A JP H07263711A JP 5079494 A JP5079494 A JP 5079494A JP 5079494 A JP5079494 A JP 5079494A JP H07263711 A JPH07263711 A JP H07263711A
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JP
Japan
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layer
movable electrode
electrode layer
electrode plate
semiconductor
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JP5079494A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sugimoto
雅裕 杉本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】微細加工精度を向上させて容易に可動及び固定
電極を形成することができ、初期容量を安定させること
目的とする。 【構成】n型のシリコン基板1にP+ 型の固定電極層2
を形成し、その上面に一定の厚さとなるn型のエピタキ
シャル層5を形成し、エピタキシャル層5の上面にはP
+ 型の可動電極層を形成する。そして、アルカリエッチ
ング処理されたくない部分にはマスク材33を形成した
後、アルカリエッチング処理によりエピタキシャル層5
を除去処理する。すると、固定電極層2と可動電極層7
との間のエピタキシャル層が除去されて間隙gが形成さ
れる。そのため、可動電極層7は固定電極層2に対して
偏位自在な状態となる。加速度が与えられると可動電極
層7は偏位し、固定電極層2との間の静電容量が変化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は固定電極に対して偏位
自在に設けた可動電極とから構成される半導体加速度セ
ンサの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、容量式加速度センサとして特公平
5−65109号公報に示すものが提案されている。こ
の加速度センサは、シリコン板の両面を異方性エッチン
グしてカンチレバーとその先端に重錘の役目をなす可動
電極を形成する。その後、固定電極を蒸着により形成し
たガラス板をシリコン基板の両面に接着している。従っ
て、可動電極の両面は固定電極と一定の距離を持って離
間配置されている。
【0003】そして、加速度に応じて可動電極が上下に
偏位すると、可動電極と固定電極との静電容量が変化す
る。この容量変化に基づいて加速度を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可動電
極と固定電極との間に一定の微小間隙を形成するため、
シリコン基板をエッチングにより微細加工しているが、
可動電極の加工精度が出しにくいという問題がある。
【0005】又、可動電極の加工精度が出ないと、加速
度センサの初期容量が変化してしまうため、初期容量の
補正をして使用しなければならないという問題がある。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、微細加工精度を向上させて容易に可動
及び固定電極を形成することができ、初期容量を安定さ
せることができる半導体加速度センサの製造方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、半導体基板に半導体によ
り構成された第1の電極板を形成し、その上面に一定の
厚さとなる半導体層を形成し、前記半導体層の上面に半
導体により構成された第2の電極板を形成し、前記第1
及び第2の電極板に挟まれた半導体層を除去処理して第
2の電極板を第1の電極板に対して偏位自在にすること
をその要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、半導体基板上に半
導体より構成される配線層を形成し、その上面に半導体
層を形成し、前記半導体層には垂直に配線層に届き、か
つ、半導体基板の一部を露出させるトレンチ溝を形成
し、前記半導体層の上面に可動電極層を形成する可動電
極パターンを形成し、半導体層には可動電極パターンに
より可動電極層を形成するとともに、トレンチ溝を介し
て半導体基板には配線層に接続される固定電極層を形成
し、その後、固定電極層に対して可動電極層を偏位自在
にすべく固定電極層と可動電極層との間に挟まれた半導
体層を除去処理したことをその要旨とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、半導体より構成
される第1の電極板と第2の電極板との間の半導体層を
除去処理することにより、該第1の電極板と第2の電極
板との間には間隙が形成される。又、この間隙は半導体
層の厚さによって設定することができるため、その厚さ
を薄くすれば間隙の微細加工精度が向上する。そのた
め、第1の電極板と第2の電極板とにより構成されるコ
ンデンサの初期容量が安定する。更に、間隙の形成によ
り第2の電極板が第1の電極板に対して偏位自在とな
り、その偏位量に基づいて第1の電極板と第2の電極板
との間の静電容量が変化する。
【0009】請求項2記載の発明によれば、半導体基板
上に半導体より構成される配線層を形成し、その上面に
形成された半導体層には配線層に届き、かつ、半導体基
板の一部を露出させるトレンチ溝を垂直に形成する。
又、半導体層の上面には可動電極層を形成する可動電極
層パターンを形成する。そして、不純物の注入により可
動電極層パターンを介して半導体層には可動電極層を形
成するとともに、トレンチ溝を介して半導体基板には固
定電極層を形成する。その後、固定電極層と可動電極層
との間の半導体層を除去処理して可動電極層を固定電極
層に対して偏位自在にする。
【0010】従って、固定電極層と可動電極層とを不純
物の注入により一度に形成することが可能となる。又、
固定電極層と可動電極層との間に形成される間隙は半導
体層の厚さによって決定されるため、この厚さを薄くす
れば間隙の微細加工が容易となる。そのため、第1の電
極板と第2の電極板とにより構成されるコンデンサの初
期容量が安定する。更に、トレンチ溝のエッジを利用し
て固定電極層のエッジと可動電極層のエッジは離間せ
ず、かつ、重なり合わないように自己整合されるため、
初期容量を一定にすることが可能となる。
【0011】
【実施例】
[第1実施例]以下、この発明を具体化した第1実施例
を図1〜図11に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1〜図3に示すように、長方形形状とな
るn型の半導体基板としてのシリコン基板〔方位(10
0)〕1の上面にはホウ素の打ち込みにより第1の電極
板としてのP+ 型の固定電極層2が埋め込み形成されて
いる。前記固定電極層2はシリコン基板1の長手方向に
所定間隔(本実施例においては1μm)毎に複数(本実
施例においては3本)並設された幅1μmとなる電極板
部としての固定電極板3と、前記シリコン基板1の幅方
向に形成され、各固定電極板3を接続する接続層4とか
ら構成されている。従って、固定電極層2は平面E字状
になっている。
【0013】前記固定電極層2が形成されたシリコン基
板1の上面には厚さが1μmとなるn型のエピタキシャ
ル層〔方位(100)〕5が気相成長により形成されて
いる。又、エピタキシャル層5にはホウ素を熱拡散して
+ 型のコンタクト層6が埋め込み形成されている。こ
のコンタクト層6は前記接続層4に対して電気的に接続
されている。
【0014】又、前記固定電極層2に対して所定の間隙
gを持って第2の電極板としてのP + 型の可動電極層7
が平行に配設されている。この可動電極層7は可動電極
部8と、該可動電極部8の四隅からシリコン基板1の長
手方向に延びるばね部9とから構成されている。このば
ね部9の先端が前記エピタキシャル層5に埋め込み形成
され、可動電極板7がエピタキシャル層5に対して支持
されている。前記可動電極部8にはシリコン基板1の長
手方向に沿った幅1μmとなる長孔10が2つ形成され
ている。この長孔10の形成により可動電極部8には幅
1μmとなる3つの電極板部としての可動電極板11が
形成されている。シリコン基板1の幅方向において、前
記3つの可動電極板11は3つの固定電極板3と互いに
対向し、幅が完全に一致している。
【0015】前記可動電極部8の可動電極板11と固定
電極板3との間のエピタキシャル層5は後述するアルカ
リエッチング処理により除去されている。そのため、可
動電極板11と固定電極板3との間には間隙gが形成さ
れている。そして、互いに対向する可動電極板11と固
定電極板3によりコンデンサが構成されている。尚、固
定電極板3の間におけるシリコン基板1にはアルカリエ
ッチング処理時によってV字状の浸食部19が形成され
ている。又、アルカリエッチング処理を行うとき、ばね
部9の先端は前記エピタキシャル層5の埋め込まれた状
態となっている。従って、ばね部9を介して可動電極部
8はエピタキシャル層5に支持された状態となってい
る。
【0016】又、可動電極部8の可動電極板11は長孔
10及び4本のばね部9によって水平方向及び上下方向
に偏位自在となっている。そのため、シリコン基板1に
衝撃が与えられると、ばね部9の弾性力により可動電極
部8の可動電極板11が水平方向や上下方向に偏位す
る。すると、可動電極板11と固定電極板3との間隙g
が変化して静電容量が変化するようになっている。
【0017】前記エピタキシャル層5の上面には酸化膜
12が形成されている。この酸化膜12には可動電極部
8のばね部9と接続されるコンタクトホール13が形成
されている。同じく、酸化膜12にはコンタクト層6に
接続されるコンタクトホール14が形成されている。そ
して、酸化膜12の上面には第1の接続電極15が形成
されている。第1の接続電極15はコンタクトホール1
3を介してばね部9に電気的に接続されている。又、酸
化膜12の上面には第2の接続電極16が形成されてい
る。第2の接続電極16はコンタクトホール14を介し
てコンタクト層6に電気的に接続されている。
【0018】第1及び第2の接続電極15,16に図示
しない静電容量測定装置を接続すれば、固定電極板3と
可動電極板11との間の静電容量の変化を検出すること
ができるようになっている。この静電容量の変化量を検
出することによって加速度を検出することができるよう
になっている。
【0019】次に、上記のように構成された半導体加速
度センサの製造方法について説明する。図4(a),
(b)に示すように、直方体形状を成すn型のシリコン
基板1の上面には酸化膜20を形成する。この酸化膜2
0には固定電極層2を形成するE字状となる固定電極パ
ターン21が形成されている。この状態でイオン注入に
よりホウ素を該シリコン基板1内に打ち込んだ後、熱拡
散する。そのため、図5に示すように、固定電極パター
ン21に対応したシリコン基板1の上面内部には前記固
定電極板3及び接続層4から構成されるE字状となるP
+ 型の固定電極層2が埋込み形成される。
【0020】酸化膜20を除去し、図6(a),(b)
に示すように、シリコン基板1の上面には気相成長によ
ってn型のエピタキシャル層5を形成する。その後、図
7(a),(b)に示すように、エピタキシャル層5の
上面に酸化膜22を形成する。酸化膜22にはコンタク
トパターン23が形成され、エピタキシャル層5の一部
が露出された状態となっている。このコンタクトパター
ン23は接続層4と対向した位置に形成されている。コ
ンタクトパターン23を介してエピタキシャル層5には
イオン注入によりホウ素の打ち込みを行った後、熱拡散
によりP+ 型のコンタクト層6を形成する。
【0021】次に、酸化膜22を除去し、図8(a),
(b)に示すように、エピタキシャル層5の上面には再
び酸化膜24を形成する。酸化膜24には可動電極層7
を形成する可動電極パターン25が形成されている。可
動電極パターン25はばね部9を形成するばね形成パタ
ーン26と、長孔10を形成する長孔形成パターン27
とから構成されている。この状態で、フォトレジスト2
4の上面からイオン注入によりホウ素の打ち込みを行
い、その後、熱拡散を行ってP+ 型の可動電極層7を形
成する。
【0022】酸化膜24を除去し、図9(a),(b)
に示すように、エピタキシャル層5の上面に酸化膜12
を形成する。酸化膜12にはエピタキシャル層5をエッ
チング処理するための開口部30が形成されている。開
口部30は長方形状を成し、その長手方向の大きさはば
ね部9の先端部が酸化膜12によって覆われる程度で、
幅方向の大きさは、可動電極層7の幅方向より大きく、
可動電極層7の外側のエピタキシャル層5が若干露出す
る程度となっている。
【0023】又、酸化膜12にはばね部9が露出するコ
ンタクトホール13と、コンタクト層6が露出するコン
タクトホール14とを形成する。更に、酸化膜12の上
面にはコンタクトホール13を介してばね部9に接続さ
れる第1の接続電極15、コンタクトホール14を介し
てコンタクト層6に接続される第2の接続電極16をそ
れぞれ形成する。
【0024】図10(a),(b)に示すように、酸化
膜12の上面にアルカリエッチング用のマスク材(例え
ば、P−SiN膜:プラズマ窒化膜)33を形成する。
この状態で異方性のアルカリエッチング処理を行う。す
ると、最初の内は開口部30により上面に露出されたエ
ピタキシャル層5や長孔形成パターン27によりホウ素
のイオン注入が行われなかったエピタキシャル層5が徐
々に除去される。このとき、P+ 型の可動電極層7やマ
スク材33は除去されない。やがて、アルカリエッチン
グ処理により除去処理が進行すると、固定電極層2と可
動電極層7との間のエピタキシャル層5が除去処理され
る。
【0025】そして、固定電極層2と可動電極層7との
間のエピタキシャル層5が除去されると、間隙gが形成
される。このとき、ばね部9の先端はエピタキシャル層
5に埋込み形成された状態となるため、可動電極部8は
ばね部9を介してエピタキシャル層5に支持される。
又、エピタキシャル層5が除去処理されて固定電極板3
の上面が完全に露出する頃には、固定電極板3の間のシ
リコン基板1にはV字状の浸食部19が形成される。更
に、開口部30周縁のエピタキシャル層5は斜状とな
る。
【0026】これは、シリコン基板1及びエピタキシャ
ル層5の方位が平面上では(100)となっているが、
アルカリエッチング処理によって除去処理された斜状の
部分の方位は(111)となって安定しまうので除去処
理が停止し、これらは斜状に形成される。その後、マス
ク材33を除去すれば、図1〜図3に示す半導体加速度
センサが完成する。
【0027】そして、上記のように製造された半導体加
速度センサにおいては、可動電極層7の可動電極部8が
ばね部9の弾性力によって水平方向(シリコン基板1の
幅方向)及び上下方向に自由に偏位することができるよ
うになっている。又、可動電極部8が偏位してもばね部
9の弾性力によって常に予め定められた初期位置に復帰
させることができるようになっている。
【0028】シリコン基板1の幅方向に加速度が与えら
れると、可動電極部8がシリコン基板1の幅方向に偏位
する。すると、固定電極板3と可動電極板11とが対向
する面積が変化する。この場合、固定電極板3と可動電
極板11とは予め完全に一致するように構成されてい
る。そのため、初期静電容量は最大となっている。可動
電極板11が水平方向に偏位すると、固定電極板3と対
向する面積が小さくなる。そのため、固定電極板3と可
動電極板11との静電容量が減少する。この静電容量の
変化に基づいて加速度を検出することができる。
【0029】又、シリコン基板1の上方に加速度が与え
られると、可動電極部8がシリコン基板1の下方に偏位
する。すると、可動電極板11と固定電極3との間隙g
が小さくなる。間隙gが小さくなれば、静電容量は増加
する。この静電容量の変化に基づいて加速度を検出する
ことができる。
【0030】逆に、シリコン基板1の下方に加速度が与
えられると、可動電極部8がシリコン基板1の上方に偏
位する。すると、可動電極板11と固定電極3との間隙
gが大きくなる。間隙gが大きくなれば、静電容量は減
少する。この静電容量の変化に基づいて加速度を検出す
ることができる。
【0031】更に、固定電極板3と可動電極板11とを
完全に一致させるように予め対向させた構成としたの
で、水平方向の加速度以外に、上下方向の加速度も検出
することができる。又、可動電極部8に長孔10を形成
することによって可動電極板11を形成しているため、
可動電極板11自身も偏位しやすい構成となっている。
この結果、小さな加速度も検出することができる感度の
よい加速度センサを製造することができる。
【0032】又、固定電極層2と可動電極層7との間に
形成される間隙gは、エピタキシャル層7の厚さによっ
て決定される。この厚さは薄膜技術の一つである気相成
長技術によって容易に設定することができる。従って、
固定電極層2と可動電極層7との間の間隙gを1μm又
はそれ以下にすることができる。この結果、加速度セン
サを容易にしかも、精度よく加工することができる。し
かも、固定電極層2と可動電極層7との間の間隙gを常
に一定にして製造することができるので、初期の静電容
量が常に一定となる安定した加速度センサを製造するこ
とができる。更に、間隙gを微小にして初期の静電容量
を大きくすることができるので、感度のよい加速度セン
サを提供することができる。
【0033】又、可動電極板11の寸法形状も、酸化膜
24に形成される可動電極パターン25によって決定す
ることができる。従って、可動電極層2を容易に微細な
配線構造とすることができる。
【0034】しかも、微小間隙の加工精度が安定するの
で、加速度センサの初期容量を安定させることができ、
初期容量の補正を不要にすることができる。更に、固定
電極層2、可動電極層7及びコンタクト層6を低抵抗と
なるP+ 型の半導体により構成したので、加速度の周波
数応答性を向上させることができる。
【0035】尚、開口部30の幅方向の長さは固定電極
層2と可動電極層7との間のエピタキシャル層5が完全
に除去処理されたとき、固定電極板3の上面が完全に露
出するように設定すればよい。 [第2実施例]次に、本発明を具体化した第2実施例を
図12〜図24に基づいて詳細に説明する。尚、前記第
1実施例と同一部材については同一番号を付してその詳
細な説明を省略する。
【0036】図12〜図14に示すように、第2実施例
では、固定電極層としての固定電極板3が2つとなって
おり、この固定電極板3が可動電極層としての可動電極
層7の可動電極板11と水平方向において互いに重なり
合わない千鳥状に配置されていることが前記実施例と異
なる。つまり、固定電極板3の幅方向のエッジ3aと可
動電極板11のエッジ11aとは上下方向の二点鎖線L
上に配置されて互いに離間せず、かつ、重なり合わない
ようになっている。
【0037】又、シリコン基板1の上面には平面コ字状
に形成されたP+ 型の配線層としてのコンタクト領域4
0が形成されている。コンタクト領域40は2つの細長
い配線領域40aと、これらを互いに接続する接続領域
40bとから構成されている。このコンタクト領域40
はイオン注入によりホウ素が打ち込まれた後、熱拡散に
よって形成されたものである。前記コンタクト領域40
はコンタクト層6と前記固定電極板3にそれぞれ接続さ
れている。
【0038】次に、上記のように構成された半導体加速
度センサの製造方法について説明する。図15(a)〜
(c)に示すように、シリコン基板1の上面に酸化膜4
1を形成する。この酸化膜41には平面コ字状となるコ
ンタクト領域40を形成するためのコンタクト領域パタ
ーン42が形成されている。そのため、コンタクト領域
パターン42によってシリコン基板1の一部の上面が露
出された状態になっている。その後、イオン注入によっ
てホウ素をコンタクト領域パターン42を介してシリコ
ン基板1の上面に打ち込み、熱拡散によってP+ 型のコ
ンタクト領域40を形成する。その後、酸化膜41を除
去することによって図16(a)〜(c)に示すよう
に、シリコン基板1の上面には平面コ字状となるコンタ
クト領域40が形成される。
【0039】図17(a)〜(c)に示すように、シリ
コン基板1の上面全体に厚さ1μmとなるn型のエピタ
キシャル層5を気相成長によって形成する。次に、図1
8(a)〜(c)に示すように、エピタキシャル層5の
上面に酸化膜44を形成する。酸化膜44には前記コン
タクト領域40の接続領域40bに対向するようにコン
タクトパターン45が形成されている。そして、コンタ
クトパターン45を介してエピタキシャル層5にP+
のコンタクト層6を形成する。このコンタクト層6はイ
オン注入によりホウ素が注入された後、熱拡散によって
形成されたものである。このコンタクト層6はコンタク
ト領域40の接続領域40bと電気的に接続されてい
る。
【0040】その後、酸化膜44を除去した後、再び酸
化膜47をエピタキシャル層5の上面に形成する。図1
9(a)〜(c)に示すように、前記酸化膜47には長
方形状の固定電極パターン47aが2つシリコン基板1
の長手方向に沿って形成されている。そして、固定電極
パターン47aにより露出したエピタキシャル層5を除
去処理し、そのエピタキシャル層5にトレンチ溝48を
形成する。このトレンチ溝48の形成によりコンタクト
領域40の配線領域40aとシリコン基板1の一部が上
面に露出される。
【0041】図20(a)〜(c)に示すように、酸化
膜47を除去した後、酸化膜50を形成する。この酸化
膜50には可動電極層7を形成する前記第1実施例と同
様の可動電極パターン25が形成されている。尚、トレ
ンチ溝48を介してシリコン基板1の上面には酸化膜5
0は形成されていない。そして、図21(a)〜(c)
に示すように、可動電極パターン25及びトレンチ溝4
8により露出されたエピタキシャル層5及びシリコン基
板1上に酸化膜50より薄膜となる酸化膜51を形成す
る。
【0042】この状態で、図22(a),(b)に示す
ように、イオン注入によりホウ素を酸化膜51を介して
エピタキシャル層5及びシリコン基板1に打ち込んだ
後、熱拡散する。すると、エピタキシャル層5にはP+
型の可動電極層7が形成されるとともに、トレンチ溝4
8を介してシリコン基板1にP+ 型の固定電極板3が形
成される。尚、可動電極層7にはトレンチ溝48により
長孔10が形成されている。
【0043】酸化膜50を除去し、図23(a)〜
(c)に示すように、エピタキシャル層5の上面に前記
第1実施例と同様の酸化膜12を形成する。酸化膜12
にはエッチング処理用の開口部30が形成されている。
又、酸化膜12には第1及び第2の接続電極15,16
が形成され、この電極15,16はコンタクトホール1
3,14を介してばね部9及びコンタクト層6にそれぞ
れ電気的に接続されている。
【0044】図24(a),(b)に示すように、第1
実施例と同様に、酸化膜12の上面にアルカリエッチン
グ用のマスク材(例えば、P−SiN膜:プラズマチッ
カ膜)33を形成する。この状態で異方性のアルカリエ
ッチング処理を行う。すると、最初の内は開口部30に
より上面に露出されたエピタキシャル層5が徐々に除去
される。このとき、P+ 型の可動電極層7、固定電極板
3及び配線領域40aは除去されない。やがて、アルカ
リエッチング処理により除去処理が進行すると、固定電
極層2と可動電極層7との間のエピタキシャル層5が除
去処理される。
【0045】そして、固定電極層2と可動電極層7との
間のエピタキシャル層5が除去されると、図13,図1
4に示すように間隙gが形成される。このとき、ばね部
9の先端はエピタキシャル層5に埋込み形成された状態
で支持されているため、可動電極部8はばね部9を介し
てエピタキシャル層5に支持される。又、開口部30周
縁のエピタキシャル層5は斜状となる。その後、マスク
材33を除去すれば、図12〜図14に示す加速度セン
サが完成する。
【0046】そして、上記のように製造された加速度セ
ンサにおいては、可動電極層7の可動電極部8がばね部
9の弾性力によって水平方向(シリコン基板1の幅方
向)及び上下方向に自由に偏位することができるように
なっている。又、可動電極部8が偏位してもばね部9の
弾性力によって常に予め定められた初期位置に復帰させ
ることができるようになっている。
【0047】シリコン基板1の幅方向に加速度が与えら
れると、可動電極部8がシリコン基板1の幅方向に偏位
する。すると、固定電極板3と可動電極板11とが対向
して重なり合う面積が変化する。この場合、固定電極板
3と可動電極板11とは予め重なり合わないように構成
されている。そのため、初期静電容量が略0となってい
る。可動電極板11が水平方向に偏位すると、固定電極
板3と対向する面積が大きくなる。そのため、固定電極
板3と可動電極板11との静電容量が増加する。この静
電容量の変化に基づいて加速度を検出することができ
る。尚、この構成においては、可動電極部8が上下方向
に変化しても静電容量が変化しないため、上下方向にお
ける加速度は検出できない。
【0048】そのため、固定電極層2と可動電極層7と
の間に形成される間隙gは、前記第1実施例と同様に、
エピタキシャル層7の厚さによって決定される。この厚
さは薄膜技術の一つである気相成長技術によって容易に
設定することができる。従って、固定電極層2と可動電
極層7との間の間隙gを1μm又はそれ以下にすること
ができる。この結果、加速度センサを容易にしかも、精
度よく加工することができる。しかも、固定電極層2と
可動電極層7との間の間隙gを常に一定にして製造する
ことができるので、初期の静電容量が常に一定となる安
定した加速度センサを製造することができる。
【0049】更に、固定電極層2と可動電極層7との間
の間隙gを1μm又はそれ以下にすることができるの
で、初期の静電容量を大きくすることができ、感度のよ
い加速度センサを提供することができる。
【0050】又、可動電極板11の寸法形状も、酸化膜
24に形成される可動電極パターン25によって決定す
ることができる。従って、可動電極層2を容易に微細な
構成とすることができる。
【0051】更に、固定電極層2、可動電極層7及びコ
ンタクト層6を低抵抗となるP+ 型の半導体により構成
したので、静電容量の変化を正確に検出することがで
き、加速度の検出感度を向上させることができる。
【0052】そして、第2実施例においては、固定電極
板3はコンタクト領域40を介してコンタクト層6に接
続されているため、確実に固定電極板3と可動電極板1
1との間の静電容量を検出することができる。
【0053】又、固定電極板3のエッジ3aと可動電極
板11のエッジ11aは二点鎖線L上に配置され、前記
固定電極板3と可動電極板11が互いに重なり合わない
千鳥状に配置した。この構造はトレンチ溝48のエッジ
を利用して構成していため、セルフアライン(自己整
合)により互いのエッジ3a,11aが離間したり、重
なり合ったりすることが確実に防止される。この結果、
常に、初期静電容量が一定となる半導体加速度センサを
製造することができる。
【0054】この第2実施例の半導体加速度センサにお
いては、初期容量が略0に近い状態となっている。そし
て、加速度を検出すると静電容量が増加する方向に変化
する。この増加率は第1実施例の半導体加速度センサの
ように静電容量が減少する減少率に比べて大きいので、
検出感度のよい半導体加速度センサを製造することがで
きる。
【0055】しかも、微小間隙の加工精度が安定するの
で、加速度センサの初期容量を安定させることができ、
初期容量の補正を不要にすることができる。又、この第
2実施例においては、イオン注入によりホウ素を打ち込
んだ後、熱拡散すれば、固定電極板3と可動電極層7と
を同時に成形することができる。
【0056】本実施例においては、固定電極板3及び可
動電極板7をそれぞれ3つ形成したが、この数はこれに
限定されるものではなく、固定電極板3及び可動電極板
7を1つや2つに構成したり、4つ以上複数に構成する
ことも可能である。
【0057】更に、可動電極部8には四隅から延びるば
ね部9を形成したが、この数は任意に変更することも可
能である。 (1)n型シリコンに低抵抗となるp型の第1の電極板
を埋め込み形成し、その上面には一定の厚さとなるn型
の半導体層を形成する。n型の半導体層の上面には低抵
抗となるp型の第2の電極板を形成する。前記第1及び
第2の電極板に挟まれたn型の半導体層を除去するため
に所定のパターンとなるP−SiN膜をn型の半導体層
の上面に形成する。そして、アルカリエッチング処理に
よりP−SiN膜が形成されていないn型の半導体層を
除去処理していくことにより第1及び第2の電極板に挟
まれたn型の半導体層を除去して間隙を形成し、第2の
電極板を偏位自在に形成する。
【0058】従って、第1の電極板と第2の電極板との
間隔を半導体層の厚さによって決定することができる。
又、第1及び第2の電極板の寸法もパターン形成により
正確に設定することができる。この結果、製造が容易で
精度がよい半導体加速度センサを提供することができ
る。
【0059】(2)n型シリコン基板の上面に低抵抗と
なるp型の配線層を形成し、その上面にn型の半導体層
を形成する。n型の半導体層には垂直に配線層に届くト
レンチ溝を形成する。n型の半導体層の上面には可動電
極層を形成する可動電極パターンを形成する。そして、
ホウ素の不純物の注入によりn型の半導体層に低抵抗と
なるp型の可動電極を埋め込み形成するとともに、トレ
ンチ溝を介してn型シリコン基板に低抵抗となるp型の
固定電極層を形成する。その後、低抵抗となるp型の可
動電極層及び固定電極層に挟まれたn型の半導体層のみ
を除去するために所定のパターンとなるP−SiN膜を
n型の半導体層の上面に形成する。そして、アルカリエ
ッチング処理により、P−SiN膜が形成されていない
n型の半導体層を除去処理していくことにより固定電極
及び可動電極層に挟まれたn型の半導体層を除去して間
隙を形成し、第2の電極板を偏位自在に形成する。
【0060】従って、固定電極層と可動電極層との間隔
を半導体層の厚さによって決定することができる。又、
固定電極層や可動電極層の寸法も正確に設定することが
できる。この結果、製造が容易で精度がよい半導体加速
度センサを提供することができる。
【0061】更に、トレンチ溝のエッジを利用して可動
電極層のエッジと固定電極層のエッジが上下方向の線上
に配置され、互いに離間せず、かつ、互いに重ならない
ようにして自己整合することができる。その結果、加速
度センサの初期容量の値を一定にすることができる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3の発
明によれば、微小間隙は半導体層の厚さにより決定さ
れ、この半導体層を除去処理すれば微小間隙の微細加工
精度を向上させることができる。
【0063】そして、請求項2においては、固定電極層
のエッジと可動電極層のエッジとが離間せず、かつ、重
なり合わないように自己整合させることができるので、
初期容量が常に一定となる半導体加速度センサを製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体加速度センサ
の構成を示す平面図である。
【図2】図1におけるA1−A1断面図である。
【図3】図1におけるA2−A2断面図である。
【図4】(a)はシリコン基板に酸化膜を形成した断面
図であり、(b)はシリコン基板に酸化膜を形成した平
面図である
【図5】シリコン基板に可動電極パターンを介して固定
電極層を形成した断面図である。
【図6】(a)はシリコン基板にエピタキシャル層を形
成した断面図であり、(b)はシリコン基板にエピタキ
シャル層を形成した平面図である。
【図7】(a)はエピタキシャル層にコンタクト層を形
成した断面図であり、(b)はエピタキシャル層にコン
タクト層を形成した平面図である。
【図8】(a)は可動電極パターンを介してエピタキシ
ャル層に可動電極層を形成した断面図であり、(b)は
可動電極パターンを介してエピタキシャル層に可動電極
層を形成した平面図である。
【図9】(a)はエピタキシャル層に酸化膜を形成し、
その酸化膜に接続電極を形成した状態を示す断面図であ
り、(b)はエピタキシャル層に酸化膜を形成し、その
酸化膜に接続電極を形成した状態を示す平面図である。
【図10】(a)は酸化膜の上面にマスク材を形成した
状態を示す断面図であり、(b)は酸化膜の上面にマス
ク材を形成した状態を示す平面図である。
【図11】(a)はアルカリエッチング処理によりマス
ク材によりマスクされていないエピタキシャル層が除去
された状態を示す断面図であり、(b)はアルカリエッ
チング処理によりマスク材によりマスクされていないエ
ピタキシャル層が除去された状態を示す断面図である。
【図12】本発明の第2実施例に係る半導体加速度セン
サの構成を示す平面図である。
【図13】図12におけるB1−B1断面図である。
【図14】図12におけるB2−B2断面図である。
【図15】(a)はシリコン基板に酸化膜を形成した横
断面図であり、(b)はシリコン基板に酸化膜を形成し
た平面図であり、(c)はシリコン基板に酸化膜を形成
した縦断面図である。
【図16】(a)はシリコン基板にコンタクト領域を形
成した横断面図であり、(b)はシリコン基板にコンタ
クト領域を形成した平面図であり、(c)はシリコン基
板にコンタクト領域を形成した縦断面図である。
【図17】(a)はシリコン基板にエピタキシャル層を
形成した横断面図であり、(b)はエピタキシャル層を
形成した平面図であり、(c)はシリコン基板にエピタ
キシャル層を形成した縦断面図である。
【図18】(a)はエピタキシャル層にコンタクト層を
形成した横断面図であり、(b)はエピタキシャル層に
コンタクト層を形成した平面図であり、(c)はエピタ
キシャル層にコンタクト層を形成した縦断面図である。
【図19】(a)はエピタキシャル層にトレンチ溝を形
成した横断面図であり、(b)はエピタキシャル層にト
レンチ溝を形成した平面図であり、(c)はエピタキシ
ャル層にトレンチ溝を形成した縦断面図である。
【図20】(a)は可動電極パターンが形成された酸化
膜を酸化膜の上面に形成した横断面図であり、(b)は
可動電極パターンが形成された酸化膜を酸化膜の上面に
形成した平面図であり、(c)は可動電極パターンが形
成された酸化膜を酸化膜の上面に形成した縦断面図であ
る。
【図21】(a)は可動電極パターンを介してエピタキ
シャル層及びトレンチ溝を介してシリコン基板に薄い酸
化膜を形成した横断面図であり、(b)は可動電極パタ
ーンを介してエピタキシャル層及びトレンチ溝を介して
シリコン基板に薄い酸化膜を形成した平面図であり、
(c)は可動電極パターンを介してエピタキシャル層及
びトレンチ溝を介してシリコン基板に薄い酸化膜を形成
した縦断面図である。
【図22】(a)は可動電極パターンを介してエピタキ
シャル層及びトレンチ溝を介してシリコン基板に可動電
極板及び固定電極層を形成した横断面図であり、(b)
は可動電極パターンを介してエピタキシャル層及びトレ
ンチ溝を介してシリコン基板に可動電極板及び固定電極
層を形成した平面図である。
【図23】(a)はエピタキシャル層に酸化膜を形成
し、その酸化膜に接続電極を形成した状態を示す断面図
であり、(b)はエピタキシャル層に酸化膜を形成し、
その酸化膜に接続電極を形成した状態を示す平面図であ
り、(c)はエピタキシャル層に酸化膜を形成し、その
酸化膜に接続電極を形成した状態を示す縦面図である。
【図24】(a)は酸化膜の上面にマスク材を形成した
状態を示す断面図であり、(b)は酸化膜の上面にマス
ク材を形成した状態を示す平面図であり、(c)は酸化
膜の上面にマスク材を形成した状態を示す縦面図であ
る。
【符号の説明】
1…半導体基板としてのシリコン基板、2…第1の電極
板としての固定電極層、3…電極板部としての固定電極
板、5…半導体層としてのエピタキシャル層、7…第2
の電極板としての可動電極層、11…電極板部としての
可動電極板、25…可動電極パターン、40…配線層と
してのコンタクト領域、48…トレンチ溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に半導体により構成された第
    1の電極板を形成し、その上面に一定の厚さとなる半導
    体層を形成し、前記半導体層の上面に半導体により構成
    された第2の電極板を形成し、前記第1及び第2の電極
    板に挟まれた半導体層を除去処理して第2の電極板を第
    1の電極板に対して偏位自在にすることを特徴とする半
    導体加速度センサの製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に半導体より構成される配
    線層を形成し、その上面に半導体層を形成し、前記半導
    体層には垂直に配線層に届き、かつ、半導体基板の一部
    を露出させるトレンチ溝を形成し、前記半導体層の上面
    に可動電極層を形成する可動電極パターンを形成し、半
    導体層には可動電極パターンにより可動電極層を形成す
    るとともに、トレンチ溝を介して半導体基板には配線層
    に接続される固定電極層を形成し、その後、固定電極層
    に対して可動電極層を偏位自在にすべく固定電極層と可
    動電極層との間に挟まれた半導体層を除去処理したこと
    を特徴とする半導体加速度センサの製造方法。
JP5079494A 1994-03-22 1994-03-22 半導体加速度センサの製造方法 Pending JPH07263711A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011064641A1 (ja) * 2009-11-24 2011-06-03 パナソニック電工株式会社 加速度センサ

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2011112391A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 加速度センサ
US9052334B2 (en) 2009-11-24 2015-06-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Acceleration sensor

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