JPH0726348U - 注ぎ口付き袋 - Google Patents
注ぎ口付き袋Info
- Publication number
- JPH0726348U JPH0726348U JP5695493U JP5695493U JPH0726348U JP H0726348 U JPH0726348 U JP H0726348U JP 5695493 U JP5695493 U JP 5695493U JP 5695493 U JP5695493 U JP 5695493U JP H0726348 U JPH0726348 U JP H0726348U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 注ぎ口付き包装袋で、袋の構造と注ぎ口
の取り付け位置の工夫で、ボトル、ビン等と同じ様に内
容物が注ぎ易く、かつ絞り出し易い機能的な包装袋を提
供する。 【構成】 流動物を充填包装するスタンディングパ
ウチ型の袋の開口部に、該開口部のシ−ト12、13を
それぞれ外側に開いた状態で、これらシ−ト12、13
とは別のシ−ト17を取付け、該別のシ−ト17面に密
閉可能な注ぎ口14を備えたもの。
の取り付け位置の工夫で、ボトル、ビン等と同じ様に内
容物が注ぎ易く、かつ絞り出し易い機能的な包装袋を提
供する。 【構成】 流動物を充填包装するスタンディングパ
ウチ型の袋の開口部に、該開口部のシ−ト12、13を
それぞれ外側に開いた状態で、これらシ−ト12、13
とは別のシ−ト17を取付け、該別のシ−ト17面に密
閉可能な注ぎ口14を備えたもの。
Description
【0001】
本考案は、食品、洗剤、薬品などの液状、粘状物を包装し、内容物が最後まで 注ぎ易く、又、絞り出し易い注ぎ口付き袋に関する。
【0002】
従来の注ぎ口付き袋としては、図12ないし図14に示すようなaタイプ、図 15ないし図17に示すようなbタイプ、図18ないし図20に示すようなcタ イプなどが知られている。aタイプの袋は合成樹脂製の2枚のシ−ト2、3を周 縁において袋1を形成するように接合し、一方のシ−ト2面の上方に密閉可能な 注ぎ口4を取り付けたものである。ドットを付した部分は接合部である。袋1の 下部は2枚のシ−ト2、3をそれぞれ内側に折り込んで、その折り込みの先端と 両端部をシ−ルしてあり、内容物を充填したときに底部は横方向に広がって立置 きすることができるようになっている。1枚のシ−トの中間部を山形に折り込ん で、そこを底部とすることもできる。そして、図13に示すように開口5より袋 内に内容物を充填し、後開口5を封着する。図14は内容物充填時の斜視図であ る。bタイプの袋は上記aタイプの袋におけるシ−ト2上の注ぎ口4を取除き、 内容物を袋内に充填した後に、舟形のベ−ス6を有する注ぎ口4を袋1の上端縁 に接合密封したものである。cタイプは舟形のベ−ス6を有する注ぎ口4を袋の 上端角部に設けたもので、図18における上端縁右側の末接合の開口5より内容 物を充填し、最後に図20に示すように開口5の部分も接合するものである。
【0003】
上記aのタイプの包装袋は、表裏のシ−ト2、3のいずれの面に注ぎ口4を設 けても、内容物が流れ出る方向は押出方向と直角になり使いにくいばかりでなく 、シ−ト面の形状を内容物が注ぎ口4に導き易くなるように整えても、注ぎ口4 の上部に内容物が残り易い。bのタイプのものは、袋の肩の部分と中央部の舟形 6の部分とに内容物が残り易い。cのタイプのものも注ぎ口4の舟形6の部分に 内容物が残り易い。
【0004】 本考案は、かかる従来タイプの注ぎ口の取付けを改良して、包装袋でありなが らボトル、ビンなどの使い易さを備えた注ぎ口付き袋を提供しようとするもので ある。
【0005】
本考案は、流動物を充填包装するスタンディングパウチ型の袋の開口部に、該 開口部のシ−トをそれぞれ外側に開いた状態で、本体を構成するシ−トとは別の シ−トを取付け、該別のシ−ト面に密閉可能な注ぎ口を備えたことを特徴とする 注ぎ口付き袋である。
【0006】 上記別のシ−トは、袋の開口部のシ−トをそれぞれ外側に開いた状態の長方形 の部分に当てて周囲を接合する四角形のものでもよいし、ちょうどその四角を切 り落としたものに相当する六角形のものでもよいし、さらに六角形の角を切り落 とした舟形をしたものでもよい。いずれの形状のシ−トでも袋の開口部に接合す ると、袋に内容物を充填したときに注ぎ口のあたりが持ち上がり、全体が撫で肩 状となって、内容物を押出すときに内容物は撫で肩部分に沿って注ぎ口の方に移 動し、スム−スに排出される。
【0007】
実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1ないし図3は本体を構成するシ−トとは別のシ−トが四角形の場合の例で ある。図1は正面図で、上端の注ぎ口14の部分は図2のD−D’断面図(イ) に示すように前方に折畳んだ状態を示す。又、図2の(ロ)は上端をT字形に起 こした状態を示す。この図2(ロ)から明らかなように、袋本体を構成するシ− ト12、13の上端12’、13’をそれぞれ外側に開いた状態とし、その上に 中央に注ぎ口14を備えた別のシ−ト17を当て、端縁周囲18を接合する。図 3はかかる袋に内容物を充填した状態を示す斜視図である。図に示すように内容 物の充填時には注ぎ口14付近が持ち上がり、内容物の流出が容易となる。
【0009】 本実施例以下いずれの実施例も、さきの従来例と同じく、袋下端は二重折りの スタンディングパウチ型となっている。
【0010】 図4ないし図6は他の実施例で、袋上端に接合した別のシ−ト17’が六角形 状のものである。
【0011】 図7ないし図9は、上記六角形状の別のシ−ト17’のさらに角を切り落とし て全体を舟形とした別のシ−ト17''を袋上端に接合したものである。
【0012】 上記いずれの実施例も別のシ−トの形状がそれぞれ違っているだけで基本的に は同じ考案であるが、これらの使用態様は図10、図11に示すとおりである。 図10は内容物が比較的多く残っているときの内容物の絞り出し状態を示す斜視 図であり、図11は内容物が非常に少なくなった時の絞り出し状態を示す斜視図 である。内容物が多く残っている段階では、従来のマヨネ−ズの容器などと同じ くスム−スに絞り出すことができ、内容物が非常に少なくなったときには、袋上 端の別のシ−ト部分が折り畳まれて、注ぎ口の裏側に親指をあてがい、内容物を 押し出すことによって、内容物の残量を少なくすることができる。
【0013】
以上詳述したとおり、本考案によれば、包装袋本体のシ−トの上部に別のシ− トを接合し、その別のシ−トに注ぎ口を取り付けることにより、内容物の注ぎ出 し、絞り出し方向が通常のボトル、ビンなどと同様に直線方向となり、使い易く 、又、注ぎ口は袋断面のT字形の頭部に位置し、折り畳みできるため、内容物を 最後まで絞り出すことができ、優れた機能を発揮する。
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】(イ)は図1のD−D’断面図で、(ロ)は上
端をT字形に起した状態の断面図である。
端をT字形に起した状態の断面図である。
【図3】図1、図2の実施例の使用状態の斜視図であ
る。
る。
【図4】本考案の他の実施例の正面図である。
【図5】図4のF−F’断面図である。
【図6】図4、図5の実施例の使用状態の斜視図であ
る。
る。
【図7】本考案のさらに他の実施例の正面図である。
【図8】図8のG−G’断面図である。
【図9】図7、図8の実施例の使用状態の斜視図であ
る。
る。
【図10】本考案の実施例品の使用状態の説明図であ
る。
る。
【図11】本考案の実施例品の内容物残量が少ない場合
の使用状態の説明図である。
の使用状態の説明図である。
【図12】従来品の一例の正面図である。
【図13】図13のA−A’断面図である。
【図14】図12、図13の従来品の使用状態の斜視図
である。
である。
【図15】従来品の他の例の正面図である。
【図16】図15のB−B’断面図である。
【図17】図15、図16の従来品の使用状態の斜視図
である。
である。
【図18】従来品のさらに他の例の正面図でる。
【図19】図18のC−C’断面図である。
【図20】図18、図19の従来品の使用状態の斜視図
である。
である。
12,13 シ−ト 12’,13’ シ−トの上端 14 注ぎ口 17,17’,17'' 別のシ−ト 18 端縁周囲 1 袋 2,3 シ−ト 4 注ぎ口 5 開口 6 舟形のベ−ス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 由利 裕計 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北5−4−5 (72)考案者 西部 彰 名古屋市守山区守牧町75
Claims (3)
- 【請求項1】 流動物を充填包装するスタンディングパ
ウチ型の袋の開口部に、該開口部のシ−トをそれぞれ外
側に開いた状態で、本体を構成するシ−トとは別のシ−
トを取付け、該別のシ−ト面に密閉可能な注ぎ口を備え
たことを特徴とする注ぎ口付き袋。 - 【請求項2】 別のシ−トが六角形である請求項1記載
の注ぎ口付き袋。 - 【請求項3】 別のシ−トが舟形である請求項1記載の
注ぎ口付き袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993056954U JP2605636Y2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 注ぎ口付き袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993056954U JP2605636Y2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 注ぎ口付き袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726348U true JPH0726348U (ja) | 1995-05-16 |
JP2605636Y2 JP2605636Y2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=13041945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993056954U Expired - Lifetime JP2605636Y2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 注ぎ口付き袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605636Y2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1059388A (ja) * | 1996-08-20 | 1998-03-03 | Dainippon Printing Co Ltd | シールガゼット袋 |
JP2008213882A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Fuji Seal International Inc | スパウト付きパウチ容器 |
JP2012081998A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | En Otsuka Pharmaceutical Co Ltd | 流動体収容容器、流動体収容容器の製造方法 |
JP2016068962A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 株式会社フジシールインターナショナル | スパウト付きパウチ容器およびスパウト付きパウチ容器包装体 |
JP2018070253A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-10 | 花王株式会社 | ポンプディスペンサー付き袋容器 |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP1993056954U patent/JP2605636Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1059388A (ja) * | 1996-08-20 | 1998-03-03 | Dainippon Printing Co Ltd | シールガゼット袋 |
JP2008213882A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Fuji Seal International Inc | スパウト付きパウチ容器 |
JP2012081998A (ja) * | 2010-10-14 | 2012-04-26 | En Otsuka Pharmaceutical Co Ltd | 流動体収容容器、流動体収容容器の製造方法 |
JP2016068962A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 株式会社フジシールインターナショナル | スパウト付きパウチ容器およびスパウト付きパウチ容器包装体 |
JP2018070253A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-10 | 花王株式会社 | ポンプディスペンサー付き袋容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2605636Y2 (ja) | 2000-07-31 |
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