JPH072632A - シリコーン‐ポリエーテルコポリマーを含むツー−イン−ワンシャンプー系およびコンディショナー - Google Patents
シリコーン‐ポリエーテルコポリマーを含むツー−イン−ワンシャンプー系およびコンディショナーInfo
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- JPH072632A JPH072632A JP5277235A JP27723593A JPH072632A JP H072632 A JPH072632 A JP H072632A JP 5277235 A JP5277235 A JP 5277235A JP 27723593 A JP27723593 A JP 27723593A JP H072632 A JPH072632 A JP H072632A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯電防止特性の改善された新規なシャンプー
組成物。 【構成】 高分子量高粘度のシリコーン‐ポリエーテル
コポリマーを含み、帯電防止特性が改良されたツー−イ
ン−ワンシャンプー組成物が提供されている。
組成物。 【構成】 高分子量高粘度のシリコーン‐ポリエーテル
コポリマーを含み、帯電防止特性が改良されたツー−イ
ン−ワンシャンプー組成物が提供されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なシャンプー組成物
に係る。特に、本発明は改良された帯電防止特性を有す
る新規なシャンプー組成物に係る。さらに特定的にいう
と、本発明は、改良された帯電防止特性を有するシリコ
ーン‐ポリエーテルコポリマーを、それに対する必須の
懸濁媒質としての脂肪アルコール、エステル、その他の
脂肪化合物と組み合わせて含むシャンプー組成物に係
る。
に係る。特に、本発明は改良された帯電防止特性を有す
る新規なシャンプー組成物に係る。さらに特定的にいう
と、本発明は、改良された帯電防止特性を有するシリコ
ーン‐ポリエーテルコポリマーを、それに対する必須の
懸濁媒質としての脂肪アルコール、エステル、その他の
脂肪化合物と組み合わせて含むシャンプー組成物に係
る。
【0002】
【従来の技術】さまざまなツー−イン−ワン(2 in 1)コ
ンディショニングシャンプーが従来技術の文献に開示さ
れている。これらのツー−イン−ワンシャンプー組成物
は、洗浄作用とコンディショニング作用というふたつの
機能をひとつの市販製品にもたせたという点で望ましい
製品である。したがって、ツー−イン−ワンシャンプー
は現在、シャンプー市場で最も急速に成長している。
ンディショニングシャンプーが従来技術の文献に開示さ
れている。これらのツー−イン−ワンシャンプー組成物
は、洗浄作用とコンディショニング作用というふたつの
機能をひとつの市販製品にもたせたという点で望ましい
製品である。したがって、ツー−イン−ワンシャンプー
は現在、シャンプー市場で最も急速に成長している。
【0003】この分野において、従来文献に示されてい
る最も重大な技術課題は洗浄剤としての界面活性剤とコ
ンディショニング剤との相溶性の改良である。この洗浄
用の界面活性剤とコンディショニング剤との相溶性を改
良するという問題は、最近の米国特許、たとえばオー(O
h)の米国特許第4,704,272号、ボーリッチ(Bol
ich)の米国特許第4,788,006号およびデュベル
(Duvel) の米国特許第5,034,218号に示されて
いる。
る最も重大な技術課題は洗浄剤としての界面活性剤とコ
ンディショニング剤との相溶性の改良である。この洗浄
用の界面活性剤とコンディショニング剤との相溶性を改
良するという問題は、最近の米国特許、たとえばオー(O
h)の米国特許第4,704,272号、ボーリッチ(Bol
ich)の米国特許第4,788,006号およびデュベル
(Duvel) の米国特許第5,034,218号に示されて
いる。
【0004】さらに最近になって、1992年6月30
日に出願され本出願の譲受人に譲渡されている米国特許
出願第07/906,978号には、シリコーンの沈着
を改善してコンディショニング特性を改良したツー−イ
ン−ワンシャンプー組成物が開示されている。ツー−イ
ン−ワンシャンプー組成物のもつ改良されたコンディシ
ョニング特性と組み合わせて改良された帯電防止特性を
有するツー−イン−ワンシャンプー組成物が相変わらず
求められている。本出願人が開発したシャンプー組成物
は、高分子量のシリコーン‐ポリエーテルコポリマー成
分と組み合わせて、この高分子量シリコーン‐ポリエー
テルコポリマーに対する必須の分散剤または担体として
働く脂肪誘導体化合物を含んでいる。この高分子量のシ
リコーン‐ポリエーテルコポリマーは本発明の新規なツ
ー−イン−ワンシャンプー組成物の望ましいコンディシ
ョニング特性を維持したままで改良された帯電防止特性
を提供するものである。このような改良は後述の実施例
に示す。
日に出願され本出願の譲受人に譲渡されている米国特許
出願第07/906,978号には、シリコーンの沈着
を改善してコンディショニング特性を改良したツー−イ
ン−ワンシャンプー組成物が開示されている。ツー−イ
ン−ワンシャンプー組成物のもつ改良されたコンディシ
ョニング特性と組み合わせて改良された帯電防止特性を
有するツー−イン−ワンシャンプー組成物が相変わらず
求められている。本出願人が開発したシャンプー組成物
は、高分子量のシリコーン‐ポリエーテルコポリマー成
分と組み合わせて、この高分子量シリコーン‐ポリエー
テルコポリマーに対する必須の分散剤または担体として
働く脂肪誘導体化合物を含んでいる。この高分子量のシ
リコーン‐ポリエーテルコポリマーは本発明の新規なツ
ー−イン−ワンシャンプー組成物の望ましいコンディシ
ョニング特性を維持したままで改良された帯電防止特性
を提供するものである。このような改良は後述の実施例
に示す。
【0005】
【発明の概要】本発明によると、基本成分として、
(a)アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、
両性界面活性剤またはこれらの混合物、(b)懸濁剤ま
たは分散剤または担体、(c)高分子量のシリコーンエ
ーテルコポリマー、(d)第四級アンモニウム化合物、
および(e)水を含み、良好なコンディショニング特性
を保持しながら改良された帯電防止特性を有するエマル
ション状態のシャンプー組成物が提供される。
(a)アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、
両性界面活性剤またはこれらの混合物、(b)懸濁剤ま
たは分散剤または担体、(c)高分子量のシリコーンエ
ーテルコポリマー、(d)第四級アンモニウム化合物、
および(e)水を含み、良好なコンディショニング特性
を保持しながら改良された帯電防止特性を有するエマル
ション状態のシャンプー組成物が提供される。
【0006】改良されたシャンプー組成物について説明
した上で、本発明のシャンプー組成物を毛髪に付け、次
いでその毛髪からシャンプー組成物をリンスすることか
らなる毛髪をシャンプーする方法も提供する。さらに、
本発明の教示に従って、懸濁剤または分散剤または担
体、高分子量のシリコーンエーテルコポリマー、第四級
のアンモニウム化合物、および水を含み、改良された帯
電防止特性を有するヘアコンディショニング組成物が提
供される。
した上で、本発明のシャンプー組成物を毛髪に付け、次
いでその毛髪からシャンプー組成物をリンスすることか
らなる毛髪をシャンプーする方法も提供する。さらに、
本発明の教示に従って、懸濁剤または分散剤または担
体、高分子量のシリコーンエーテルコポリマー、第四級
のアンモニウム化合物、および水を含み、改良された帯
電防止特性を有するヘアコンディショニング組成物が提
供される。
【0007】
【発明の詳細な開示】本発明のシャンプー組成物の第一
の成分は、アニオン性界面活性剤またはノニオン性界面
活性剤のいずれか一方または両方の中から選択すること
ができる界面活性剤またはその混合物である。これらの
界面活性剤は、当業者には公知であり、シャンプーやコ
ンディショニング組成物の調合に通常使われているもの
がすべて包含される。
の成分は、アニオン性界面活性剤またはノニオン性界面
活性剤のいずれか一方または両方の中から選択すること
ができる界面活性剤またはその混合物である。これらの
界面活性剤は、当業者には公知であり、シャンプーやコ
ンディショニング組成物の調合に通常使われているもの
がすべて包含される。
【0008】本発明において使用することができる典型
的なアニオン性界面活性剤としては、それぞれ式ROS
O3 MtおよびRO(C2 H4 O)z SO3 Mtを有す
るアルキルスルフェートおよびアルキルエーテルスルフ
ェートがある。ここで、Rは炭素原子が約10〜約20
個のアルキルまたはアルケニルであり、zは1から約1
0までの範囲であり、Mtは水溶性で一価のカチオン、
好ましくはアルカリ金属カチオン、アンモニウムカチオ
ン、置換アンモニウムカチオンまたはカチオンとしての
トリエタノールアミンである。本発明の実施の際に有用
なアルキルエーテルスルフェートは、エチレンオキシド
と約10〜約20個の炭素原子を有する一価のアルコー
ルとの縮合生成物である。アルキルスルフェートとアル
キルエーテルスルフェートのどちらにおいても、Rは約
14〜約18個の炭素原子を有するのが好ましい。アル
コールはやし油や獣脂のような脂肪から誘導されたもの
でもよいし、あるいは合成されたものでもよい。本発明
を実施する際には、やし油から誘導された直鎖アルコー
ル類やラウリルアルコールが好ましい。このようなアル
コールを約1〜約10モル、特に3モルのエチレンオキ
シドと反応させて得られる、たとえばアルコール1モル
当たり平均して3モルのエチレンオキシドを有する分子
種の混合物を硫酸化して中和する。
的なアニオン性界面活性剤としては、それぞれ式ROS
O3 MtおよびRO(C2 H4 O)z SO3 Mtを有す
るアルキルスルフェートおよびアルキルエーテルスルフ
ェートがある。ここで、Rは炭素原子が約10〜約20
個のアルキルまたはアルケニルであり、zは1から約1
0までの範囲であり、Mtは水溶性で一価のカチオン、
好ましくはアルカリ金属カチオン、アンモニウムカチオ
ン、置換アンモニウムカチオンまたはカチオンとしての
トリエタノールアミンである。本発明の実施の際に有用
なアルキルエーテルスルフェートは、エチレンオキシド
と約10〜約20個の炭素原子を有する一価のアルコー
ルとの縮合生成物である。アルキルスルフェートとアル
キルエーテルスルフェートのどちらにおいても、Rは約
14〜約18個の炭素原子を有するのが好ましい。アル
コールはやし油や獣脂のような脂肪から誘導されたもの
でもよいし、あるいは合成されたものでもよい。本発明
を実施する際には、やし油から誘導された直鎖アルコー
ル類やラウリルアルコールが好ましい。このようなアル
コールを約1〜約10モル、特に3モルのエチレンオキ
シドと反応させて得られる、たとえばアルコール1モル
当たり平均して3モルのエチレンオキシドを有する分子
種の混合物を硫酸化して中和する。
【0009】本発明の実施の際に有用なアルキルエーテ
ルスルフェートの特定例としては、ナトリウムココナッ
ツアルキルトリオキシエチレンスルフェート、リチウム
タローアルキルトリオキシエチレンスルフェート、およ
びナトリウムタローアルキルヘキサオキシエチレンスル
フェートがあるがこれらに限定されることはない。さら
に好ましいアルキルエーテルスルフェートは、個々の化
合物の混合物からなり、その平均アルキル鎖長が炭素原
子約12〜約16個であり、平均エトキシル化度がエチ
レンオキシド約1〜約4モルであるものである。また、
このような混合物は、C12-13 の化合物が約0〜約20
重量%、C14-16 の化合物が約60〜100重量%、そ
してC17-19 の化合物が約0〜20重量%であり、その
エトキシル化度も変化し、エトキシル化度0%の化合物
が約3〜約30重量%、エトキシル化度が約1〜約4の
範囲である化合物が約45〜90重量%、エトキシル化
度が約4〜約8の範囲である化合物が約10〜約25重
量%、そしてエトキシル化度が約8より大きい化合物が
約0.1〜約16重量%である。
ルスルフェートの特定例としては、ナトリウムココナッ
ツアルキルトリオキシエチレンスルフェート、リチウム
タローアルキルトリオキシエチレンスルフェート、およ
びナトリウムタローアルキルヘキサオキシエチレンスル
フェートがあるがこれらに限定されることはない。さら
に好ましいアルキルエーテルスルフェートは、個々の化
合物の混合物からなり、その平均アルキル鎖長が炭素原
子約12〜約16個であり、平均エトキシル化度がエチ
レンオキシド約1〜約4モルであるものである。また、
このような混合物は、C12-13 の化合物が約0〜約20
重量%、C14-16 の化合物が約60〜100重量%、そ
してC17-19 の化合物が約0〜20重量%であり、その
エトキシル化度も変化し、エトキシル化度0%の化合物
が約3〜約30重量%、エトキシル化度が約1〜約4の
範囲である化合物が約45〜90重量%、エトキシル化
度が約4〜約8の範囲である化合物が約10〜約25重
量%、そしてエトキシル化度が約8より大きい化合物が
約0.1〜約16重量%である。
【0010】本発明の範囲内に入るアニオン性界面活性
剤の別の例は、イソチオン酸(isothionic acid) でエス
テル化し水酸化ナトリウムで中和した脂肪酸の反応生成
物(脂肪酸はたとえばやし油から誘導される)、メチル
ラウリド(methyl lauride)の脂肪酸アミドのアルカリ金
属(たとえばナトリウムやカリウム)塩(脂肪酸はたと
えばやし油から誘導される)である。このタイプに属す
る他のアニオン性界面活性剤は米国特許第2,486,
921号、第2,486,922号および第2,39
6,278号に記載されている。これらの特許文献中
で、このようなアニオン性界面活性剤はアニオン性合成
洗剤といわれている。上記特許に記載の材料は織物加工
業の場合洗剤であり、シャンプーの場合これらの材料は
界面活性剤である。
剤の別の例は、イソチオン酸(isothionic acid) でエス
テル化し水酸化ナトリウムで中和した脂肪酸の反応生成
物(脂肪酸はたとえばやし油から誘導される)、メチル
ラウリド(methyl lauride)の脂肪酸アミドのアルカリ金
属(たとえばナトリウムやカリウム)塩(脂肪酸はたと
えばやし油から誘導される)である。このタイプに属す
る他のアニオン性界面活性剤は米国特許第2,486,
921号、第2,486,922号および第2,39
6,278号に記載されている。これらの特許文献中
で、このようなアニオン性界面活性剤はアニオン性合成
洗剤といわれている。上記特許に記載の材料は織物加工
業の場合洗剤であり、シャンプーの場合これらの材料は
界面活性剤である。
【0011】他の合成洗剤としてスクシンナメート(ス
クシンアミド酸塩およびエステル)といわれる類のもの
がある。この中には、とりわけ、N‐オクタデシルスル
ホスクシンアミド酸二ナトリウム、N‐(1,2‐ジカ
ルボキシエチル)‐N‐オクタデシルスルホスクシンア
ミド酸四ナトリウム、スルホスクシンアミド酸ジヘキシ
ル(スルホコハク酸ナトリウムのジヘキシルエステ
ル)、スルホスクシンアミド酸ジオクチル(スルホコハ
ク酸のジオクチルエステル)、およびこれらの混合物が
含まれる。
クシンアミド酸塩およびエステル)といわれる類のもの
がある。この中には、とりわけ、N‐オクタデシルスル
ホスクシンアミド酸二ナトリウム、N‐(1,2‐ジカ
ルボキシエチル)‐N‐オクタデシルスルホスクシンア
ミド酸四ナトリウム、スルホスクシンアミド酸ジヘキシ
ル(スルホコハク酸ナトリウムのジヘキシルエステ
ル)、スルホスクシンアミド酸ジオクチル(スルホコハ
ク酸のジオクチルエステル)、およびこれらの混合物が
含まれる。
【0012】本発明で利用できるその他の適切なアニオ
ン性界面活性剤は、約12〜約24個の炭素原子を有す
るオレフィンスルホネートである。ここで「オレフィン
スルホネート」という用語は、錯化してない三酸化イオ
ウを用いてα‐オレフィンをスルホン化した後、酸反応
混合物を中和することによって、反応で形成されたスル
ホンをすべて加水分解して対応するヒドロキシ‐アルカ
ンスルホネートにすることで製造することができる化合
物を意味するものとして定義される。このオレフィンス
ルホネートの原料となるα‐オレフィンは、約12〜約
24個の炭素原子を有し、好ましくは約14〜約16個
の炭素原子を有するモノ‐オレフィンであり、好ましく
は直鎖のオレフィンである。適当な直鎖のα‐オレフィ
ンの適切な例としては、1‐デュオデセン、1‐テトラ
デセン、1‐ヘキサデセン、1‐エイコセンおよびテト
ラコセンがあるがこれらに限られるわけではない。三酸
化イオウは液体でも気体でもよく、必ずではないが通常
は不活性希釈剤で希釈する。たとえば、液体で使用する
場合は液体の二酸化イオウ、塩素化炭化水素などで、ま
た気体で使用する場合は空気、窒素、または気体状二酸
化イオウなどで希釈する。このようなオレフィンスルホ
ネートは、真のアルケンスルホネートおよびある割合の
ヒドロキシ‐アルカンスルホネートの他に、反応条件、
反応体の割合、出発オレフィンの種類、および前駆体オ
レフィンストックの不純物、ならびにスルホン化プロセ
ス中の副反応に応じて、アルカリ性ジスルホネートのよ
うな他の物質を少量含んでいることがある。このタイプ
の特定のα‐オレフィンスルホネート混合物は米国特許
第3,332,880号にさらに詳細に記載されてい
る。
ン性界面活性剤は、約12〜約24個の炭素原子を有す
るオレフィンスルホネートである。ここで「オレフィン
スルホネート」という用語は、錯化してない三酸化イオ
ウを用いてα‐オレフィンをスルホン化した後、酸反応
混合物を中和することによって、反応で形成されたスル
ホンをすべて加水分解して対応するヒドロキシ‐アルカ
ンスルホネートにすることで製造することができる化合
物を意味するものとして定義される。このオレフィンス
ルホネートの原料となるα‐オレフィンは、約12〜約
24個の炭素原子を有し、好ましくは約14〜約16個
の炭素原子を有するモノ‐オレフィンであり、好ましく
は直鎖のオレフィンである。適当な直鎖のα‐オレフィ
ンの適切な例としては、1‐デュオデセン、1‐テトラ
デセン、1‐ヘキサデセン、1‐エイコセンおよびテト
ラコセンがあるがこれらに限られるわけではない。三酸
化イオウは液体でも気体でもよく、必ずではないが通常
は不活性希釈剤で希釈する。たとえば、液体で使用する
場合は液体の二酸化イオウ、塩素化炭化水素などで、ま
た気体で使用する場合は空気、窒素、または気体状二酸
化イオウなどで希釈する。このようなオレフィンスルホ
ネートは、真のアルケンスルホネートおよびある割合の
ヒドロキシ‐アルカンスルホネートの他に、反応条件、
反応体の割合、出発オレフィンの種類、および前駆体オ
レフィンストックの不純物、ならびにスルホン化プロセ
ス中の副反応に応じて、アルカリ性ジスルホネートのよ
うな他の物質を少量含んでいることがある。このタイプ
の特定のα‐オレフィンスルホネート混合物は米国特許
第3,332,880号にさらに詳細に記載されてい
る。
【0013】アニオン性界面活性剤のさらに別の群はβ
‐アルキルオキシアルカンスルホネートである。これら
の化合物は次の式をもっている。
‐アルキルオキシアルカンスルホネートである。これら
の化合物は次の式をもっている。
【0014】
【化1】
【0015】ここで、R1 は約6〜約20個の炭素原子
を有する直鎖のアルキル基であり、R 2 は1〜約3個の
炭素原子を有する低級アルキル基であり、Mtはすでに
記載した一価のカチオンである。β‐アルキルオキシ‐
アルカン‐1‐スルホネートまたは2‐アルキルオキシ
‐アルカン‐1‐スルホネートの特定例としては、カリ
ウム‐β‐メトキシデカンスルホネート、ナトリウム2
‐メトキシトリデカンスルホネート、カリウム‐2‐エ
トキシテトラデシルスルホネート、ナトリウム2‐イソ
プロポキシヘキサデシルスルホネート、リチウム2‐t
‐ブトキシテトラデシルスルホネート、ナトリウムメト
キシオクタデシルスルホネート、およびアンモニウムn
‐プロポキシドデシルスルホネートがあるがこれらに限
られることはない。このβ‐アルキルオキシ‐アルカン
‐1‐スルホネートは通常の家庭の洗濯や入浴の条件下
でカルシウムイオンに対する感受性(硬度に対する感受
性)が低く、この低い硬度感受性のため優れた洗浄特性
を示す。
を有する直鎖のアルキル基であり、R 2 は1〜約3個の
炭素原子を有する低級アルキル基であり、Mtはすでに
記載した一価のカチオンである。β‐アルキルオキシ‐
アルカン‐1‐スルホネートまたは2‐アルキルオキシ
‐アルカン‐1‐スルホネートの特定例としては、カリ
ウム‐β‐メトキシデカンスルホネート、ナトリウム2
‐メトキシトリデカンスルホネート、カリウム‐2‐エ
トキシテトラデシルスルホネート、ナトリウム2‐イソ
プロポキシヘキサデシルスルホネート、リチウム2‐t
‐ブトキシテトラデシルスルホネート、ナトリウムメト
キシオクタデシルスルホネート、およびアンモニウムn
‐プロポキシドデシルスルホネートがあるがこれらに限
られることはない。このβ‐アルキルオキシ‐アルカン
‐1‐スルホネートは通常の家庭の洗濯や入浴の条件下
でカルシウムイオンに対する感受性(硬度に対する感受
性)が低く、この低い硬度感受性のため優れた洗浄特性
を示す。
【0016】さらに別のアニオン性界面活性剤の群は次
の一般式の水溶性アルキル硫酸塩である。 R3 −SO3 −Mt′ ここで、R3 は約8〜約24個、好ましくは約12〜約
18個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の飽和脂肪
族炭化水素基より成る群の中から選択され、Mt′はカ
チオンであるが、必ずしも一価のカチオンでなくてもよ
い。アルキル硫酸塩のいくつかの例はメタン系列の化合
物であり、たとえば、約8〜約24個の炭素原子を有
し、好ましくは12〜約18個の炭素原子を有するイソ
パラフィン、ネオパラフィン、イネソ(ineso) パラフィ
ンおよびn‐パラフィンがある。好ましい化合物は、硫
酸化されたC12-18 のn‐パラフィンのアルカリ金属塩
およびアンモニウム塩である。アルレッド・パブリッシ
ング社(Allured Publishing Corporation)発行の「マッ
キュッチョンの洗剤と乳化剤、1984年版(McCutcheo
n´s Detergents and Emulsifiers, 1984 Annual)」お
よび米国特許第3,929,678号にはその他の有用
なアニオン性界面活性剤が数多く開示されているので参
照されたい。
の一般式の水溶性アルキル硫酸塩である。 R3 −SO3 −Mt′ ここで、R3 は約8〜約24個、好ましくは約12〜約
18個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖の飽和脂肪
族炭化水素基より成る群の中から選択され、Mt′はカ
チオンであるが、必ずしも一価のカチオンでなくてもよ
い。アルキル硫酸塩のいくつかの例はメタン系列の化合
物であり、たとえば、約8〜約24個の炭素原子を有
し、好ましくは12〜約18個の炭素原子を有するイソ
パラフィン、ネオパラフィン、イネソ(ineso) パラフィ
ンおよびn‐パラフィンがある。好ましい化合物は、硫
酸化されたC12-18 のn‐パラフィンのアルカリ金属塩
およびアンモニウム塩である。アルレッド・パブリッシ
ング社(Allured Publishing Corporation)発行の「マッ
キュッチョンの洗剤と乳化剤、1984年版(McCutcheo
n´s Detergents and Emulsifiers, 1984 Annual)」お
よび米国特許第3,929,678号にはその他の有用
なアニオン性界面活性剤が数多く開示されているので参
照されたい。
【0017】以上のアニオン性界面活性剤は公知のノニ
オン性界面活性剤と組み合わせて使用することができる
し、あるいは、成分(a)を構成する唯一の界面活性剤
としてノニオン性界面活性剤を使用してもよい。ノニオ
ン性界面活性剤のいくつかの例を挙げると業界でよく知
られており市販されているアルカノールアミドおよびエ
トキシル化されたアミドがある。
オン性界面活性剤と組み合わせて使用することができる
し、あるいは、成分(a)を構成する唯一の界面活性剤
としてノニオン性界面活性剤を使用してもよい。ノニオ
ン性界面活性剤のいくつかの例を挙げると業界でよく知
られており市販されているアルカノールアミドおよびエ
トキシル化されたアミドがある。
【0018】さらにまた、アミンオキシドやベタイン化
合物のような両性界面活性剤を使用することができる。
これらは、単独で、この群の中の別のものと組み合わせ
て、または本発明のシャンプー組成物の成分(a)とし
て使用するのに適した他の2種類のタイプの界面活性剤
と組み合わせて使用することができる。上記界面活性剤
はいずれも、単独で使用してもよいし、組み合わせて使
用してもよい。組み合わせとしては、同種の組み合わ
せ、すなわちひとつの群の中の界面活性化合物の混合
物、または異種の組み合わせ、すなわち2つ以上の群の
界面活性化合物を含む混合物がある。成分(a)を構成
するのに適した界面活性化合物はアニオン性界面活性
剤、ノニオン性界面活性剤および両性界面活性剤であ
る。本発明を実施するのに好ましい界面活性剤はアルキ
ルスルフェート、エトキシル化されたアルキルスルフェ
ート、およびこれらの混合物である。
合物のような両性界面活性剤を使用することができる。
これらは、単独で、この群の中の別のものと組み合わせ
て、または本発明のシャンプー組成物の成分(a)とし
て使用するのに適した他の2種類のタイプの界面活性剤
と組み合わせて使用することができる。上記界面活性剤
はいずれも、単独で使用してもよいし、組み合わせて使
用してもよい。組み合わせとしては、同種の組み合わ
せ、すなわちひとつの群の中の界面活性化合物の混合
物、または異種の組み合わせ、すなわち2つ以上の群の
界面活性化合物を含む混合物がある。成分(a)を構成
するのに適した界面活性化合物はアニオン性界面活性
剤、ノニオン性界面活性剤および両性界面活性剤であ
る。本発明を実施するのに好ましい界面活性剤はアルキ
ルスルフェート、エトキシル化されたアルキルスルフェ
ート、およびこれらの混合物である。
【0019】本発明のシャンプー組成物の第二の成分は
分散剤または懸濁剤であるが、冗長になるので以後は単
に懸濁剤ということにする。非常に高分子量のシリコー
ン‐ポリエーテルコポリマーを、商業上許容し得る貯蔵
寿命をもったシャンプーエマルション中に導入できるよ
うにするためには、それを懸濁させる試薬が必要であ
る。この懸濁剤、すなわち成分(b)は、業界で懸濁剤
または分散剤として知られている広範囲の物質の中から
選択できる。成分(a)を構成する界面活性剤と同様
に、懸濁剤としてもアニオン性ポリマー、ガム、および
長鎖の脂肪族化合物(たとえば、脂肪アルコール、エス
テル、酸など)の3つの群がある。
分散剤または懸濁剤であるが、冗長になるので以後は単
に懸濁剤ということにする。非常に高分子量のシリコー
ン‐ポリエーテルコポリマーを、商業上許容し得る貯蔵
寿命をもったシャンプーエマルション中に導入できるよ
うにするためには、それを懸濁させる試薬が必要であ
る。この懸濁剤、すなわち成分(b)は、業界で懸濁剤
または分散剤として知られている広範囲の物質の中から
選択できる。成分(a)を構成する界面活性剤と同様
に、懸濁剤としてもアニオン性ポリマー、ガム、および
長鎖の脂肪族化合物(たとえば、脂肪アルコール、エス
テル、酸など)の3つの群がある。
【0020】本発明で懸濁剤(b)として使用するアニ
オン性ポリマーは、アクリル酸またはメタクリル酸の誘
導体、たとえば、アクリル酸、アクリル酸のアルカリ金
属塩もしくはアンモニウム塩、メタクリル酸、メタクリ
ル酸のアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N‐アルキル置換アミ
ド、N‐アミノアルキルアミド、対応するN‐アルキル
アミノアルキル置換アミド、アミノアルキルアクリレー
ト、アミノアルキルメタクリルアミド、または、アクリ
ル酸もしくはメタクリル酸のN‐アルキル置換アミノア
ルキルエステル、の架橋したアニオン性ポリマーであ
る。これらのポリマー組成物はホモポリマーであっても
よいし、または業界で公知の他の共重合性モノマーとの
コポリマーであってもよい。業界で公知の共重合性モノ
マーとしては、エチレン、プロピレン、イソブチレン、
スチレン、α‐メチルスチレン、酢酸ビニル、ギ酸ビニ
ル、アルキルエーテル、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリル酸ア
ルキル、メタクリル酸アクリル、フマル酸アルキル、マ
レイン酸アルキル、その他の共重合可能なオレフィン性
モノマーがあるがこれらに限られるわけではない。
オン性ポリマーは、アクリル酸またはメタクリル酸の誘
導体、たとえば、アクリル酸、アクリル酸のアルカリ金
属塩もしくはアンモニウム塩、メタクリル酸、メタクリ
ル酸のアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N‐アルキル置換アミ
ド、N‐アミノアルキルアミド、対応するN‐アルキル
アミノアルキル置換アミド、アミノアルキルアクリレー
ト、アミノアルキルメタクリルアミド、または、アクリ
ル酸もしくはメタクリル酸のN‐アルキル置換アミノア
ルキルエステル、の架橋したアニオン性ポリマーであ
る。これらのポリマー組成物はホモポリマーであっても
よいし、または業界で公知の他の共重合性モノマーとの
コポリマーであってもよい。業界で公知の共重合性モノ
マーとしては、エチレン、プロピレン、イソブチレン、
スチレン、α‐メチルスチレン、酢酸ビニル、ギ酸ビニ
ル、アルキルエーテル、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリル酸ア
ルキル、メタクリル酸アクリル、フマル酸アルキル、マ
レイン酸アルキル、その他の共重合可能なオレフィン性
モノマーがあるがこれらに限られるわけではない。
【0021】架橋したアニオン性の有機ポリマーの別の
一群は、ビニルスルホン酸のポリマーおよびビニルスル
ホン酸とすでに列挙したように業界で公知の重合性また
は共重合性有機モノマーの1種以上とのコポリマーであ
る。こうして導入されるスルホン酸基は、スルホン酸の
塩、酸アミドその他の電解性基に変換できる。このタイ
プのコポリマーは、複数のスルホン酸モノマーおよび/
または複数の前記常用コモノマーを使用するものであ
る。
一群は、ビニルスルホン酸のポリマーおよびビニルスル
ホン酸とすでに列挙したように業界で公知の重合性また
は共重合性有機モノマーの1種以上とのコポリマーであ
る。こうして導入されるスルホン酸基は、スルホン酸の
塩、酸アミドその他の電解性基に変換できる。このタイ
プのコポリマーは、複数のスルホン酸モノマーおよび/
または複数の前記常用コモノマーを使用するものであ
る。
【0022】架橋したアニオン性ポリマーの重量平均分
子量は少なくとも約50,000であるべきであり、少
なくとも約150,000であるのが好ましく、少なく
とも約1,000,000であるとさらに好ましい。適
した市販のアニオン性ポリマーはグッドリッチ(B.F. Go
odrich) からカーボポル(CARBOPOL)(登録商標)という
商標で販売されている架橋アクリル酸ポリマーである。
特に適切なのはカーボポル(CARBOPOL)1382およびカ
ーボポル(CARBOPOL)1342である。これらの物質は、
米国特許第4,509,949号、第3,915,92
1号および第2,798,053号に詳しく記載されて
いる。
子量は少なくとも約50,000であるべきであり、少
なくとも約150,000であるのが好ましく、少なく
とも約1,000,000であるとさらに好ましい。適
した市販のアニオン性ポリマーはグッドリッチ(B.F. Go
odrich) からカーボポル(CARBOPOL)(登録商標)という
商標で販売されている架橋アクリル酸ポリマーである。
特に適切なのはカーボポル(CARBOPOL)1382およびカ
ーボポル(CARBOPOL)1342である。これらの物質は、
米国特許第4,509,949号、第3,915,92
1号および第2,798,053号に詳しく記載されて
いる。
【0023】同様に、キサンタンガムも、高分子量のシ
リコーンエーテルコポリマーを懸濁または分散させるの
にシャンプー組成物中に使用することができる試薬であ
る。この生合成ガム物質は市販されており、分子量が
1,000,000を越えるヘテロ多糖である。キサン
タンガムはD‐グルコース、D‐マンノース、D‐グル
コノレート(D-gluconorate) を2.8:2.0:2.0
のモル比で含んでいる。この多糖は4.7%のアセチル
基で部分的にアセチル化されている。1973年米国ニ
ューヨークのアカデミック・プレス(Academic Press)
刊、ホィストラー(Whistler, Roy, L.) の「工業的ガム
‐多糖およびこれらの誘導体(Industrial Gums-Polysac
charides and Their Derivatives) 」を参照されたい。
キサンタンガムは、メルク社(Merck & Co.) の一部門で
あるケルコ(Kelco) からケルトロール(KELTROL) (R)
として市販されている。本発明の組成物でキサンタンガ
ムは、通常約0.2〜約3.0重量%、好ましくは約
0.6〜約1.2重量%の量で存在する。
リコーンエーテルコポリマーを懸濁または分散させるの
にシャンプー組成物中に使用することができる試薬であ
る。この生合成ガム物質は市販されており、分子量が
1,000,000を越えるヘテロ多糖である。キサン
タンガムはD‐グルコース、D‐マンノース、D‐グル
コノレート(D-gluconorate) を2.8:2.0:2.0
のモル比で含んでいる。この多糖は4.7%のアセチル
基で部分的にアセチル化されている。1973年米国ニ
ューヨークのアカデミック・プレス(Academic Press)
刊、ホィストラー(Whistler, Roy, L.) の「工業的ガム
‐多糖およびこれらの誘導体(Industrial Gums-Polysac
charides and Their Derivatives) 」を参照されたい。
キサンタンガムは、メルク社(Merck & Co.) の一部門で
あるケルコ(Kelco) からケルトロール(KELTROL) (R)
として市販されている。本発明の組成物でキサンタンガ
ムは、通常約0.2〜約3.0重量%、好ましくは約
0.6〜約1.2重量%の量で存在する。
【0024】他の懸濁剤または分散剤は約16〜約18
個の炭素原子を有する脂肪酸のアルカノールアミドであ
る。このような化合物の好ましい例はステアリン酸モノ
エタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド、
ステアリン酸モノイソプロパノールアミド、およびステ
アリン酸モノエタノールアミドである。さらに別の適し
た非アシル誘導体からなる懸濁剤または分散剤はC
16-22 アルキルジメチルアミンオキシド、たとえばステ
アリルジメチルアミンオキシドである。
個の炭素原子を有する脂肪酸のアルカノールアミドであ
る。このような化合物の好ましい例はステアリン酸モノ
エタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド、
ステアリン酸モノイソプロパノールアミド、およびステ
アリン酸モノエタノールアミドである。さらに別の適し
た非アシル誘導体からなる懸濁剤または分散剤はC
16-22 アルキルジメチルアミンオキシド、たとえばステ
アリルジメチルアミンオキシドである。
【0025】懸濁剤または分散剤またはこれらの混合物
は、約0.2〜約5.0重量%、好ましくは約0.5〜
約2.5重量%の量で存在する。この懸濁剤または分散
剤は、本発明のシャンプー組成物にとって必須の高分子
量シリコーンエーテルコポリマーを配合できるようにす
るために必要である。本発明においては、改良された帯
電防止特性を提供するために、成分(c)として高分子
量高粘度のシリコーンエーテルコポリマーを配合するこ
とが必須である。本発明で有用なシリコーン‐ポリエー
テルコポリマーは次の一般式のものである。
は、約0.2〜約5.0重量%、好ましくは約0.5〜
約2.5重量%の量で存在する。この懸濁剤または分散
剤は、本発明のシャンプー組成物にとって必須の高分子
量シリコーンエーテルコポリマーを配合できるようにす
るために必要である。本発明においては、改良された帯
電防止特性を提供するために、成分(c)として高分子
量高粘度のシリコーンエーテルコポリマーを配合するこ
とが必須である。本発明で有用なシリコーン‐ポリエー
テルコポリマーは次の一般式のものである。
【0026】MDx D′y M ここで、Mは、一般式R4 3 SiO1/2 (式中、R4 は
各々同一であるかまたは異なっており、それぞれ独立し
て水素または炭素原子1〜30個の一価の置換もしくは
非置換の炭化水素基を表わす)の末端キャッピング単位
を表わし、Dは式R4 2 SiO2/2 (式中、R4 は各々
上で定義した通りである)の二官能性シロキシ単位を表
わし、D′は式R4 R5 SiO2/2 {式中、R4 は上で
定義した通りであり、R5 は式R6 a −(OR7 )n −
OR8 (式中、R6 は炭素原子1〜20個の置換または
非置換のアルキレン基であり、R7 は一般に−CH2 C
H2−であり、R8 は水素原子、ヒドロキシ基、または
炭素原子1〜約12個の炭化水素基であり、nは約5か
ら約20までの値を有しており、aは0または1であ
る)のポリアルキレンエーテルである}の二官能性シロ
キシ単位を表わし、xは約1より大きく、yは約1より
大きい。
各々同一であるかまたは異なっており、それぞれ独立し
て水素または炭素原子1〜30個の一価の置換もしくは
非置換の炭化水素基を表わす)の末端キャッピング単位
を表わし、Dは式R4 2 SiO2/2 (式中、R4 は各々
上で定義した通りである)の二官能性シロキシ単位を表
わし、D′は式R4 R5 SiO2/2 {式中、R4 は上で
定義した通りであり、R5 は式R6 a −(OR7 )n −
OR8 (式中、R6 は炭素原子1〜20個の置換または
非置換のアルキレン基であり、R7 は一般に−CH2 C
H2−であり、R8 は水素原子、ヒドロキシ基、または
炭素原子1〜約12個の炭化水素基であり、nは約5か
ら約20までの値を有しており、aは0または1であ
る)のポリアルキレンエーテルである}の二官能性シロ
キシ単位を表わし、xは約1より大きく、yは約1より
大きい。
【0027】適切なR4 基としては水素、アルキル、た
とえばメチルまたはエチル、ビニル、フェニル、トリフ
ルオロプロピルなどがある。すべてのR4 基のうち少な
くとも80%がメチルであるのが好ましい。R7 は−C
H2 CH2 −、−CH2 CH(CH3 )−および−CH
2 C(CH 3 )2 −、−CH2 CH2 CH2 CH2 −な
どでよい。しかし、R7 のうち少なくとも50%、好ま
しくはすべてが−CH2 CH2 −であるのが好ましい。
R6 はポリオキシアルキレンセグメントをポリシロキサ
ンに結合する基である。一般にこの基はα,β‐不飽和
カルボン酸またはアルコールから誘導される。従って、
R6 は−CH2 CH2 CH2 −、−CH2 CH2 −、−
CH2 CH2 CH2 CH2 −、−(CH2 )10(C=
O)−などであることができる。好ましい態様ではR6
は−CH2 CH2 CH2 −である。一方、「a」は0で
あることができ、この場合セグメントは−O−で結ばれ
る。これは、ポリシロキサン上の縮合可能な置換基とポ
リアルキレンオキシド上の縮合可能な末端基との間の縮
合反応の生成物である。
とえばメチルまたはエチル、ビニル、フェニル、トリフ
ルオロプロピルなどがある。すべてのR4 基のうち少な
くとも80%がメチルであるのが好ましい。R7 は−C
H2 CH2 −、−CH2 CH(CH3 )−および−CH
2 C(CH 3 )2 −、−CH2 CH2 CH2 CH2 −な
どでよい。しかし、R7 のうち少なくとも50%、好ま
しくはすべてが−CH2 CH2 −であるのが好ましい。
R6 はポリオキシアルキレンセグメントをポリシロキサ
ンに結合する基である。一般にこの基はα,β‐不飽和
カルボン酸またはアルコールから誘導される。従って、
R6 は−CH2 CH2 CH2 −、−CH2 CH2 −、−
CH2 CH2 CH2 CH2 −、−(CH2 )10(C=
O)−などであることができる。好ましい態様ではR6
は−CH2 CH2 CH2 −である。一方、「a」は0で
あることができ、この場合セグメントは−O−で結ばれ
る。これは、ポリシロキサン上の縮合可能な置換基とポ
リアルキレンオキシド上の縮合可能な末端基との間の縮
合反応の生成物である。
【0028】R8 はポリアルキレンエーテルの末端基で
ある。R8 の種類には特に制限はなく、水素、エチル、
プロピル、ブチル、フェニル、ヒドロキシ、アルケニ
ル、アセチルなどの中から選択されたものでよい。R8
は水素かヒドロキシであるのが好ましい。xとyの値は
それぞれが別個に1より大きく、高分子量のコポリマ
ー、すなわち約30,000より大きい重量平均分子量
を有するものが得られるように広範囲に変化し得る。特
に有用なコポリマーは、約30,000より大きく、さ
らに好ましくは約50,000より大きい重量平均分子
量を有するコポリマーが得られるようなxとyを有す
る。x:yの比も広い範囲で変わることができ、通常は
約1:1から約20:1まで、さらに好ましくは約3:
2から約4:1までの範囲である。特に有用なコポリマ
ーは、重量平均分子量が約80,000、x:yの比が
約3:1のものである。これらの高分子量高粘度シリコ
ーンエーテルコポリマーの粘度は、約50,000〜1
50,000センチポイズの範囲であり、特に有用な範
囲は約60,000〜約120,000センチポイズで
あり、好ましい範囲は約70,000〜約110,00
0センチポイズである。
ある。R8 の種類には特に制限はなく、水素、エチル、
プロピル、ブチル、フェニル、ヒドロキシ、アルケニ
ル、アセチルなどの中から選択されたものでよい。R8
は水素かヒドロキシであるのが好ましい。xとyの値は
それぞれが別個に1より大きく、高分子量のコポリマ
ー、すなわち約30,000より大きい重量平均分子量
を有するものが得られるように広範囲に変化し得る。特
に有用なコポリマーは、約30,000より大きく、さ
らに好ましくは約50,000より大きい重量平均分子
量を有するコポリマーが得られるようなxとyを有す
る。x:yの比も広い範囲で変わることができ、通常は
約1:1から約20:1まで、さらに好ましくは約3:
2から約4:1までの範囲である。特に有用なコポリマ
ーは、重量平均分子量が約80,000、x:yの比が
約3:1のものである。これらの高分子量高粘度シリコ
ーンエーテルコポリマーの粘度は、約50,000〜1
50,000センチポイズの範囲であり、特に有用な範
囲は約60,000〜約120,000センチポイズで
あり、好ましい範囲は約70,000〜約110,00
0センチポイズである。
【0029】高分子量高粘度のシリコーン‐ポリエーテ
ルコポリマーの製造は当業者に周知であり、充分に理解
されている。その製法は、通常、適当なシロキサンの標
準的平衡化技術によって水素化物流体を調製することを
含んでいる。しかし、高分子量高粘度のシリコーンエー
テルコポリマーをツー−イン−ワンシャンプー組成物中
に使用することはどこにも教示されていない。同時に、
α,β‐不飽和アルコールまたはカルボン酸をアルキレ
ングリコールの重合中に導入して末端が不飽和のポリア
ルキレングリコールを製造する。次に、この末端が不飽
和のポリアルキレングリコールを白金触媒のような活性
金属触媒の存在下で水素化物流体と反応させて、高分子
量高粘度シリコーン‐ポリエーテルコポリマーを生成さ
せる。たとえば、米国特許第4,265,878号、再
発行特許第25,727号、米国特許第3,174,9
87号、同第4,122,029号および同第3,17
2,899号を参照されたい。
ルコポリマーの製造は当業者に周知であり、充分に理解
されている。その製法は、通常、適当なシロキサンの標
準的平衡化技術によって水素化物流体を調製することを
含んでいる。しかし、高分子量高粘度のシリコーンエー
テルコポリマーをツー−イン−ワンシャンプー組成物中
に使用することはどこにも教示されていない。同時に、
α,β‐不飽和アルコールまたはカルボン酸をアルキレ
ングリコールの重合中に導入して末端が不飽和のポリア
ルキレングリコールを製造する。次に、この末端が不飽
和のポリアルキレングリコールを白金触媒のような活性
金属触媒の存在下で水素化物流体と反応させて、高分子
量高粘度シリコーン‐ポリエーテルコポリマーを生成さ
せる。たとえば、米国特許第4,265,878号、再
発行特許第25,727号、米国特許第3,174,9
87号、同第4,122,029号および同第3,17
2,899号を参照されたい。
【0030】本発明の組成物中に使用する高分子量のシ
リコーンエーテルコポリマーを合成する際、通常はトル
エンのような液体炭化水素系反応媒質中で製造する。も
しこのシリコーンエーテルコポリマーの製造になんら予
防措置を取らないで、単に蒸発またはその他業界で公知
の分離法によって炭化水素溶媒を除去すると、本明細書
中に引用した教示によればそのようにして製造したシリ
コーンエーテルコポリマーは、そのシリコーンエーテル
コポリマーを単離する工程の間炭化水素溶媒の量が減少
するにつれてゲル化または架橋する傾向を示す。シリコ
ーンエーテルコポリマーが首尾よく単離されると、その
分子量が高いためそれを加工処理してシャンプー組成物
やヘアケア組成物中に配合するのが困難になる。これら
高分子量のシリコーンエーテルコポリマーに関する特定
の問題は、この高分子量のシリコーンエーテルコポリマ
ーが室温では溶けないということである。高分子量であ
る結果、通常付随する非常に高い粘度のため、乳化が困
難になり、したがってこれらの高分子量シリコーン‐ポ
リエーテルコポリマーを利用するシャンプー製品やヘア
ケア製品の簡単な配合が困難になる。
リコーンエーテルコポリマーを合成する際、通常はトル
エンのような液体炭化水素系反応媒質中で製造する。も
しこのシリコーンエーテルコポリマーの製造になんら予
防措置を取らないで、単に蒸発またはその他業界で公知
の分離法によって炭化水素溶媒を除去すると、本明細書
中に引用した教示によればそのようにして製造したシリ
コーンエーテルコポリマーは、そのシリコーンエーテル
コポリマーを単離する工程の間炭化水素溶媒の量が減少
するにつれてゲル化または架橋する傾向を示す。シリコ
ーンエーテルコポリマーが首尾よく単離されると、その
分子量が高いためそれを加工処理してシャンプー組成物
やヘアケア組成物中に配合するのが困難になる。これら
高分子量のシリコーンエーテルコポリマーに関する特定
の問題は、この高分子量のシリコーンエーテルコポリマ
ーが室温では溶けないということである。高分子量であ
る結果、通常付随する非常に高い粘度のため、乳化が困
難になり、したがってこれらの高分子量シリコーン‐ポ
リエーテルコポリマーを利用するシャンプー製品やヘア
ケア製品の簡単な配合が困難になる。
【0031】シリコーンエーテルコポリマーの加工中混
合物が熱いうちに、このシリコーンエーテルコポリマー
の製造に使用した炭化水素溶媒を除去する前に懸濁剤ま
たは分散剤を添加してから溶媒を除去し、その後混合物
を冷却すると、懸濁剤または分散剤中にシリコーンエー
テルコポリマーを含む分散液または懸濁液が得られる。
得られた懸濁液または分散液は加工・乳化して許容可能
なシャンプー製品やヘアケア製品にするのがずっと簡単
である。ゾット(Zotto) の米国特許第4,988,50
4号およびギー(Gee) の米国特許第4,122,029
号によれば従来技術は、高分子量のシリコーンが溶媒、
担体、分散剤または懸濁剤として機能する一般的な環状
シロキサンに分散させることができるということを教示
している。これら特定の懸濁剤または分散剤は、これら
環状シロキサンが本発明の組成物中に使用する界面活性
剤に対する脱泡剤であるので、特に有効なわけではな
い。液体炭化水素のように代替となる担体、懸濁剤また
は分散剤があるがこれらの物質は化粧品用途には受け入
れられない。
合物が熱いうちに、このシリコーンエーテルコポリマー
の製造に使用した炭化水素溶媒を除去する前に懸濁剤ま
たは分散剤を添加してから溶媒を除去し、その後混合物
を冷却すると、懸濁剤または分散剤中にシリコーンエー
テルコポリマーを含む分散液または懸濁液が得られる。
得られた懸濁液または分散液は加工・乳化して許容可能
なシャンプー製品やヘアケア製品にするのがずっと簡単
である。ゾット(Zotto) の米国特許第4,988,50
4号およびギー(Gee) の米国特許第4,122,029
号によれば従来技術は、高分子量のシリコーンが溶媒、
担体、分散剤または懸濁剤として機能する一般的な環状
シロキサンに分散させることができるということを教示
している。これら特定の懸濁剤または分散剤は、これら
環状シロキサンが本発明の組成物中に使用する界面活性
剤に対する脱泡剤であるので、特に有効なわけではな
い。液体炭化水素のように代替となる担体、懸濁剤また
は分散剤があるがこれらの物質は化粧品用途には受け入
れられない。
【0032】高分子量のシリコーンエーテルコポリマー
はシャンプー組成物やヘアケア組成物に使用するのに望
ましいものである。というのは、これらは薄膜状態で良
好な潤滑性を示し、したがって乾いた状態と湿った状態
の両方で毛髪の櫛通りの良さが改善され、また本発明の
場合のように高分子量のシリコーンがシリコーン‐ポリ
エーテルコポリマーであると帯電防止特性も改良される
からである。このシリコーンエーテルコポリマーの分子
量範囲は重量平均で約30,000〜約150,00
0、好ましくは約60,000〜約120,000、最
も好ましくは約70,000〜約90,000である。
はシャンプー組成物やヘアケア組成物に使用するのに望
ましいものである。というのは、これらは薄膜状態で良
好な潤滑性を示し、したがって乾いた状態と湿った状態
の両方で毛髪の櫛通りの良さが改善され、また本発明の
場合のように高分子量のシリコーンがシリコーン‐ポリ
エーテルコポリマーであると帯電防止特性も改良される
からである。このシリコーンエーテルコポリマーの分子
量範囲は重量平均で約30,000〜約150,00
0、好ましくは約60,000〜約120,000、最
も好ましくは約70,000〜約90,000である。
【0033】本発明の組成物のもうひとつ別の成分は第
四級化合物(d)である。本発明の組成物には公知の第
四級試薬のいずれも使用することができる。この第四級
化合物(d)としては、カチオン性の水不溶性で乳化可
能な化合物、たとえば油溶性で水に分散可能なジ‐長鎖
アルキル第四級アンモニウム塩、特にジ‐長鎖アルキ
ル,ジ‐短鎖第四級アンモニウム塩を挙げることができ
る。特に有用なのは、約12〜約22個の炭素原子を含
む長鎖のアルキル基を2つもつ第四級アンモニウム化合
物である。長鎖のアルキルは長さが炭素原子数で12
個、14個、16個、18個、20個および/または2
2個のものを主体とすることができ、1つの鎖長だけで
あることもできるし混合の鎖長であることもできる。第
四級アンモニウム化合物の第四級窒素上に存在する残り
の2つの置換基は、水素、ベンジル、1〜4個の炭素原
子を有する短鎖のアルキル基(たとえば、メチル、エチ
ルまたはヒドロキシエチル)、またはこれらの組み合わ
せとすることができる。ただし、上に定義した通り、こ
の第四級のアンモニウム化合物は油溶性で水に分散可能
でなければならず、かつ2つの長鎖アルキル置換基を含
有していなければならない。油溶性の第四級アンモニウ
ム化合物のアニオンは、この第四級アンモニウム化合物
が油溶性である限りクロリド、ブロミド、メチルスルフ
ェート、アセテート、ホスフェートまたはナイトレート
のような任意のアニオンとすることができる。
四級化合物(d)である。本発明の組成物には公知の第
四級試薬のいずれも使用することができる。この第四級
化合物(d)としては、カチオン性の水不溶性で乳化可
能な化合物、たとえば油溶性で水に分散可能なジ‐長鎖
アルキル第四級アンモニウム塩、特にジ‐長鎖アルキ
ル,ジ‐短鎖第四級アンモニウム塩を挙げることができ
る。特に有用なのは、約12〜約22個の炭素原子を含
む長鎖のアルキル基を2つもつ第四級アンモニウム化合
物である。長鎖のアルキルは長さが炭素原子数で12
個、14個、16個、18個、20個および/または2
2個のものを主体とすることができ、1つの鎖長だけで
あることもできるし混合の鎖長であることもできる。第
四級アンモニウム化合物の第四級窒素上に存在する残り
の2つの置換基は、水素、ベンジル、1〜4個の炭素原
子を有する短鎖のアルキル基(たとえば、メチル、エチ
ルまたはヒドロキシエチル)、またはこれらの組み合わ
せとすることができる。ただし、上に定義した通り、こ
の第四級のアンモニウム化合物は油溶性で水に分散可能
でなければならず、かつ2つの長鎖アルキル置換基を含
有していなければならない。油溶性の第四級アンモニウ
ム化合物のアニオンは、この第四級アンモニウム化合物
が油溶性である限りクロリド、ブロミド、メチルスルフ
ェート、アセテート、ホスフェートまたはナイトレート
のような任意のアニオンとすることができる。
【0034】このタイプの第四級試薬としては、ジステ
アリルジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルジメチ
ルアンモニウムブロミド、ジメチルジ(水素化獣脂)ア
ンモニウムクロリド、ジベヘニルジモニウム(dimonium)
スルフェート、ヒドロキシプロピルビス‐ステアリルア
ンモニウムクロリドなどがあるがこれらに限定されるこ
とはない。デュベル(Duvel) の米国特許第5,034,
218号を参照されたい。
アリルジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルジメチ
ルアンモニウムブロミド、ジメチルジ(水素化獣脂)ア
ンモニウムクロリド、ジベヘニルジモニウム(dimonium)
スルフェート、ヒドロキシプロピルビス‐ステアリルア
ンモニウムクロリドなどがあるがこれらに限定されるこ
とはない。デュベル(Duvel) の米国特許第5,034,
218号を参照されたい。
【0035】また、この第四級化合物は、トリ長鎖アル
キルモノ短鎖アルキル第四級アンモニウム塩またはトリ
長鎖アミンからなっていてもよい。この長鎖は通常約8
〜約22個の炭素原子を含んでおり、短鎖は約1〜約4
個の炭素原子を有するアルキルである。好ましい物質は
トリセチルメチルアンモニウムクロリドである。ブロミ
ドやヨージドのような他のハライドまたはメチルスルフ
ェートのような有機基も塩を形成するのに使用できる。
他の特定の化合物としてはトリC8-10メチルアンモニウ
ムクロリド、トリ(イソデシル)アミンおよびトリC13
アミンがある。オー(Oh)らの米国特許第4,704,2
72号を参照されたい。
キルモノ短鎖アルキル第四級アンモニウム塩またはトリ
長鎖アミンからなっていてもよい。この長鎖は通常約8
〜約22個の炭素原子を含んでおり、短鎖は約1〜約4
個の炭素原子を有するアルキルである。好ましい物質は
トリセチルメチルアンモニウムクロリドである。ブロミ
ドやヨージドのような他のハライドまたはメチルスルフ
ェートのような有機基も塩を形成するのに使用できる。
他の特定の化合物としてはトリC8-10メチルアンモニウ
ムクロリド、トリ(イソデシル)アミンおよびトリC13
アミンがある。オー(Oh)らの米国特許第4,704,2
72号を参照されたい。
【0036】本発明の組成物の特に好ましい第四級化合
物は第四級のイミダゾリニウム化合物(d)である。こ
れらの化合物を使用すると、本発明のシャンプーのシリ
コーン沈着率が高まる。これらの化合物は当業者には公
知であり、シェレックス社(Sherex Co.)からバリソフト
(Varisoft)(登録商標)475などとして市販されてい
る。特に好ましい化合物はCTFAからクォーターニュ
ーム(Quaternium)27として一般に知られているメチル
‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリニウムメ
チルスルフェートである。従来技術の教示によるとこれ
ら第四級化合物は界面活性剤であるが、一般にこれらの
第四級化合物はコンディショニング性のシリコーン成分
を毛髪に沈着させる試薬、すなわちシリコーン成分の沈
着剤として機能する場合コンディショナーまたはコンデ
ィショニング剤として使用される。本発明の組成物の第
四級化合物を乳化剤として使用する場合、これらは油中
水エマルションを乳化するために使用する。対照的に、
本発明の組成物から製造されたシャンプー製品およびヘ
アケアコンディショニング製品が水中油エマルションで
ある場合、第四級化合物は乳化剤としては機能せずむし
ろ、シリコーンエーテルコポリマーの沈着助剤の機能を
果たす。油中水エマルションは親油性の乳化剤を使用す
るが、対照的に水中油エマルションでは親水性の乳化剤
を使用する。本発明の組成物中に沈着助剤として使用す
る第四級化合物、すなわち成分(d)は親油性の乳化剤
であり、本発明の組成物のエマルションは水(成分
(e))をベースとしているのでこの系には親水性乳化
剤が必要である。
物は第四級のイミダゾリニウム化合物(d)である。こ
れらの化合物を使用すると、本発明のシャンプーのシリ
コーン沈着率が高まる。これらの化合物は当業者には公
知であり、シェレックス社(Sherex Co.)からバリソフト
(Varisoft)(登録商標)475などとして市販されてい
る。特に好ましい化合物はCTFAからクォーターニュ
ーム(Quaternium)27として一般に知られているメチル
‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリニウムメ
チルスルフェートである。従来技術の教示によるとこれ
ら第四級化合物は界面活性剤であるが、一般にこれらの
第四級化合物はコンディショニング性のシリコーン成分
を毛髪に沈着させる試薬、すなわちシリコーン成分の沈
着剤として機能する場合コンディショナーまたはコンデ
ィショニング剤として使用される。本発明の組成物の第
四級化合物を乳化剤として使用する場合、これらは油中
水エマルションを乳化するために使用する。対照的に、
本発明の組成物から製造されたシャンプー製品およびヘ
アケアコンディショニング製品が水中油エマルションで
ある場合、第四級化合物は乳化剤としては機能せずむし
ろ、シリコーンエーテルコポリマーの沈着助剤の機能を
果たす。油中水エマルションは親油性の乳化剤を使用す
るが、対照的に水中油エマルションでは親水性の乳化剤
を使用する。本発明の組成物中に沈着助剤として使用す
る第四級化合物、すなわち成分(d)は親油性の乳化剤
であり、本発明の組成物のエマルションは水(成分
(e))をベースとしているのでこの系には親水性乳化
剤が必要である。
【0037】さらに、本発明の別の態様において、第四
級のイミダゾリニウム化合物(d)を長鎖のアシル誘導
体またはこのような物質の混合物と組み合わせて使用す
るとシリコーンコンディショナーの沈着をさらに高める
ことができるということが判明した。この中には、約1
6〜約22個の炭素原子を有する脂肪酸のアルキレング
リコールエステルが含まれる。特に有用なのは、エチレ
ングリコールモノステアレート、エチレングリコールジ
ステアレートまたはこれらの混合物である。
級のイミダゾリニウム化合物(d)を長鎖のアシル誘導
体またはこのような物質の混合物と組み合わせて使用す
るとシリコーンコンディショナーの沈着をさらに高める
ことができるということが判明した。この中には、約1
6〜約22個の炭素原子を有する脂肪酸のアルキレング
リコールエステルが含まれる。特に有用なのは、エチレ
ングリコールモノステアレート、エチレングリコールジ
ステアレートまたはこれらの混合物である。
【0038】本発明の組成物には水(e)も含まれてい
る。通常、本発明のシャンプー組成物には約20〜約9
5重量%、好ましくは約60〜約85重量%の水を使用
する。また、第四級試薬(d)と組み合わせて脂肪アル
コールを本発明の組成物に含ませることも考えられる。
特に有用な脂肪アルコールは単一の長鎖としてかまたは
長鎖の任意の組み合わせとして約8〜約32個の炭素原
子を有する第一級か第二級のアルコールである。脂肪ア
ルコールは直鎖、分枝鎖、飽和および/または不飽和の
構造であることができるし、単独または互いの混合物と
して使用することができる。好ましい脂肪アルコールは
約10〜約26個の炭素を有する直鎖の第一級アルコー
ルであり、たとえばラウリルアルコール、トリデシルア
ルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニル
アルコール、アラキルアルコール、カルナウビルアルコ
ールおよびセリルアルコールならびにこれらの組み合わ
せがあるがこれらに限られることはない。特に有用なの
はセチルアルコールおよびステアリルアルコールであ
る。
る。通常、本発明のシャンプー組成物には約20〜約9
5重量%、好ましくは約60〜約85重量%の水を使用
する。また、第四級試薬(d)と組み合わせて脂肪アル
コールを本発明の組成物に含ませることも考えられる。
特に有用な脂肪アルコールは単一の長鎖としてかまたは
長鎖の任意の組み合わせとして約8〜約32個の炭素原
子を有する第一級か第二級のアルコールである。脂肪ア
ルコールは直鎖、分枝鎖、飽和および/または不飽和の
構造であることができるし、単独または互いの混合物と
して使用することができる。好ましい脂肪アルコールは
約10〜約26個の炭素を有する直鎖の第一級アルコー
ルであり、たとえばラウリルアルコール、トリデシルア
ルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニル
アルコール、アラキルアルコール、カルナウビルアルコ
ールおよびセリルアルコールならびにこれらの組み合わ
せがあるがこれらに限られることはない。特に有用なの
はセチルアルコールおよびステアリルアルコールであ
る。
【0039】本発明のシャンプー組成物は、さらに、そ
の他のヘアケア用添加剤(f)を配合してもよい。これ
らの成分は、本発明の商業上許容し得る態様のシャンプ
ー組成物が生成するように使用する。そのような標準的
な成分は当業者には周知であり、たとえば、ベンジルア
ルコール、メチルパラベン、プロピルパラベンおよびイ
ミダゾリジニル尿素のような保存剤、ラウリルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウ
ムクロリド、ステアリル‐ジメチルベンジルアンモニウ
ムクロリドおよびジ(部分水素化獣脂)ジメチルアンモ
ニウムクロリドのようなカチオン性界面活性剤、長鎖脂
肪酸のジエタノールアミン(たとえばココアミドME
A)、アミンオキシド、エチレンオキシドとプロピレン
オキシドのブロックポリマー、たとえば米国ワイアンド
ット(Wyandotte) のビー・エー・エス・エフ(BASF)が供
給しているプルロニック(Pluronic)(登録商標)F88
のようなシックナーおよび粘度調整剤、リン酸一ナトリ
ウム、リン酸二ナトリウム、クエン酸、コハク酸、リン
酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのようなp
H調節剤、香料、染料、ケイソン(Kathon)(登録商標)
化合物のような殺生物剤、ならびにエチレンジアミン四
酢酸二ナトリウムのような金属イオン封鎖剤がある。こ
のような試薬は一般にそれぞれ、組成物の約0.01〜
約10重量%、好ましくは約0.5〜約5重量%の範囲
の量で使用する。
の他のヘアケア用添加剤(f)を配合してもよい。これ
らの成分は、本発明の商業上許容し得る態様のシャンプ
ー組成物が生成するように使用する。そのような標準的
な成分は当業者には周知であり、たとえば、ベンジルア
ルコール、メチルパラベン、プロピルパラベンおよびイ
ミダゾリジニル尿素のような保存剤、ラウリルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウ
ムクロリド、ステアリル‐ジメチルベンジルアンモニウ
ムクロリドおよびジ(部分水素化獣脂)ジメチルアンモ
ニウムクロリドのようなカチオン性界面活性剤、長鎖脂
肪酸のジエタノールアミン(たとえばココアミドME
A)、アミンオキシド、エチレンオキシドとプロピレン
オキシドのブロックポリマー、たとえば米国ワイアンド
ット(Wyandotte) のビー・エー・エス・エフ(BASF)が供
給しているプルロニック(Pluronic)(登録商標)F88
のようなシックナーおよび粘度調整剤、リン酸一ナトリ
ウム、リン酸二ナトリウム、クエン酸、コハク酸、リン
酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのようなp
H調節剤、香料、染料、ケイソン(Kathon)(登録商標)
化合物のような殺生物剤、ならびにエチレンジアミン四
酢酸二ナトリウムのような金属イオン封鎖剤がある。こ
のような試薬は一般にそれぞれ、組成物の約0.01〜
約10重量%、好ましくは約0.5〜約5重量%の範囲
の量で使用する。
【0040】本発明のシャンプー組成物のpHは約2.
5から約10までの範囲でよく、約4から約10までの
範囲である方が好ましい。本発明のシャンプー組成物は
一般に常用の手段、すなわち成分の混合によって製造す
る。好ましい方法は高い剪断力と低い速度とを組み合わ
せたブレンド技術である。
5から約10までの範囲でよく、約4から約10までの
範囲である方が好ましい。本発明のシャンプー組成物は
一般に常用の手段、すなわち成分の混合によって製造す
る。好ましい方法は高い剪断力と低い速度とを組み合わ
せたブレンド技術である。
【0041】本発明のシャンプー組成物は、本発明のシ
ャンプー組成物の約0.1g以上を湿らせた毛髪に付け
(て洗っ)た後そのシャンプー組成物を毛髪からリンス
して濯ぎ流すことからなる、毛髪をシャンプー(洗髪)
する方法に使用することができる。また、本発明の教示
に従って、改良された帯電防止特性を有する新規なクリ
ームリンスまたはヘアコンディショナーを調製すること
も考えられる。これらの新規なヘアコンディショナー
は、すでに定義したように、懸濁剤、シリコーン‐ポリ
エーテルコポリマー、第四級化合物および水からなって
おり、場合によってヘアケア添加剤を含む。これらは通
常の手段、すなわち成分を混合することで便利に製造さ
れる。好ましい方法は高い剪断力と低い速度を組み合わ
せたブレンド技術である。
ャンプー組成物の約0.1g以上を湿らせた毛髪に付け
(て洗っ)た後そのシャンプー組成物を毛髪からリンス
して濯ぎ流すことからなる、毛髪をシャンプー(洗髪)
する方法に使用することができる。また、本発明の教示
に従って、改良された帯電防止特性を有する新規なクリ
ームリンスまたはヘアコンディショナーを調製すること
も考えられる。これらの新規なヘアコンディショナー
は、すでに定義したように、懸濁剤、シリコーン‐ポリ
エーテルコポリマー、第四級化合物および水からなって
おり、場合によってヘアケア添加剤を含む。これらは通
常の手段、すなわち成分を混合することで便利に製造さ
れる。好ましい方法は高い剪断力と低い速度を組み合わ
せたブレンド技術である。
【0042】本発明のクリームリンス組成物は、湿らせ
た(好ましくはすでにシャンプーしてある)毛髪に本発
明のヘアコンディショニング組成物を約0.1g以上付
けた後そのヘアコンディショニング組成物を毛髪からリ
ンスすることからなる毛髪のコンディショニング方法に
使用することができる。
た(好ましくはすでにシャンプーしてある)毛髪に本発
明のヘアコンディショニング組成物を約0.1g以上付
けた後そのヘアコンディショニング組成物を毛髪からリ
ンスすることからなる毛髪のコンディショニング方法に
使用することができる。
【0043】
【実施例の記載】以下の実施例で本発明を例示する。以
下の実施例はいかなる意味でも特許請求の範囲に定義し
た本発明の範囲を限定するものではない。実施例A−コポリマーAの調製 3リットルの三ツ首フラスコに、水素化物流体MD400
D′18Mを730グラムとトルエンを500グラム入れ
る。この水素化物流体は適当なシロキサンの標準的な酸
平衡化技術によって製造される。ここで、Mはトリメチ
ルシロキシを表わし、Dはジメチルシロキシを表わし、
D′はメチル水素シロキシを表わす。
下の実施例はいかなる意味でも特許請求の範囲に定義し
た本発明の範囲を限定するものではない。実施例A−コポリマーAの調製 3リットルの三ツ首フラスコに、水素化物流体MD400
D′18Mを730グラムとトルエンを500グラム入れ
る。この水素化物流体は適当なシロキサンの標準的な酸
平衡化技術によって製造される。ここで、Mはトリメチ
ルシロキシを表わし、Dはジメチルシロキシを表わし、
D′はメチル水素シロキシを表わす。
【0044】混合物を還流加熱して共沸乾燥し、中身を
70℃以下に冷却する。次に、0.2N酢酸ナトリウム
緩衝液10グラムと白金触媒[ラモロー(Lamoreaux) 、
米国特許第3,220,972号]0.5グラムを加
え、混合物を100℃に加熱した。市販のポリエーテル
[ダウ・ケミカル社(Dow Chemical Company)AE50
1、すべてエチレンオキシド、平均分子量550、アリ
ルで開始、ヒドロキシで末端キャッピング]を70グラ
ムを、温度を100℃に保ったまま1時間かけて滴下し
た。
70℃以下に冷却する。次に、0.2N酢酸ナトリウム
緩衝液10グラムと白金触媒[ラモロー(Lamoreaux) 、
米国特許第3,220,972号]0.5グラムを加
え、混合物を100℃に加熱した。市販のポリエーテル
[ダウ・ケミカル社(Dow Chemical Company)AE50
1、すべてエチレンオキシド、平均分子量550、アリ
ルで開始、ヒドロキシで末端キャッピング]を70グラ
ムを、温度を100℃に保ったまま1時間かけて滴下し
た。
【0045】反応が完了するまで(赤外スペクトルで確
認する)、さらに5時間反応混合物を100℃で攪拌し
た。混合物を放冷した後セチルアルコールを1000グ
ラム加えた。得られた混合物を80℃に加熱した。次に
混合物を、N2 パージしながら塔頂を10mmHgの真
空にして最終ポット温度130℃に加熱することによっ
て、混合物からトルエンをストリッピングした。熱いう
ちに透明で均一な分散液が得られたが、これは室温に冷
却すると固化する。
認する)、さらに5時間反応混合物を100℃で攪拌し
た。混合物を放冷した後セチルアルコールを1000グ
ラム加えた。得られた混合物を80℃に加熱した。次に
混合物を、N2 パージしながら塔頂を10mmHgの真
空にして最終ポット温度130℃に加熱することによっ
て、混合物からトルエンをストリッピングした。熱いう
ちに透明で均一な分散液が得られたが、これは室温に冷
却すると固化する。
【0046】実施例B−コポリマーBの調製 セチルアルコールの代わりにステアリルアルコールを使
用する以外は実施例Aの手順に従う。室温で固体の生成
物が形成される。実施例C−コポリマーCの調製 高分子量高粘度のシリコーン‐ポリエーテルコポリマー
を生成する際に、一般式 MD800 D′36M の反応性水素化物を使用する以外は実施例Bの手順に従
う。
用する以外は実施例Aの手順に従う。室温で固体の生成
物が形成される。実施例C−コポリマーCの調製 高分子量高粘度のシリコーン‐ポリエーテルコポリマー
を生成する際に、一般式 MD800 D′36M の反応性水素化物を使用する以外は実施例Bの手順に従
う。
【0047】実施例1〜2 コポリマーAを用いて2つのシャンプー組成物を調製す
る。懸濁剤のカーボポル(Carbopol)(登録商標)134
2を水に分散させ、50℃に加熱した。次いで、コポリ
マー、第四級試薬および水酸化ナトリウムを除く他のす
べての成分をよく混ぜながら加えた。
る。懸濁剤のカーボポル(Carbopol)(登録商標)134
2を水に分散させ、50℃に加熱した。次いで、コポリ
マー、第四級試薬および水酸化ナトリウムを除く他のす
べての成分をよく混ぜながら加えた。
【0048】コポリマーを50℃に加熱し、混合物に加
えた。冷却しながら攪拌を続けた。次に第四級試薬を加
え、水酸化ナトリウムを加えてpHを約7.5に調節し
た。結果を成分組成と共に下記表1に示す。 表 1 実施例 1 2 組成(重量部) アンモニウムラウレスサルフェートa 10.0 10.0 ラウラミド(Lauramide) DEAb 4.0 4.0 コポリマーA 4.0 4.0 クォーターニューム(Quaternium)27c 0.75 − カーボポル(Carbopol)1342d 0.80 0.80 50%NaOHe 0.65 0.65 ケイソン(Kathon)CGIIf 0.10 0.10 水 100まで 100まで 性 質 粘度cps 5650 5250a 主界面活性剤、ステパン社(Stepan Co.)から入手可
能、Ammonium Laureth Sulfateb 副界面活性剤、ステパン社(Stepan Co.)から入手可能c メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェートのCTFA名、シェレックス
社(Sherex Corp.)からバリソフト(Varisoft)(登録商
標)475として入手可能d 懸濁剤、アクリル樹脂、グッドリッチ社(B.F.Goodric
h Co.)から入手可能e 中和剤f 殺生剤、ローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas Com
pany) から入手可能 どちらのシャンプー組成物も、湿った状態でも乾いた状
態でも良好な櫛通りによって立証される優れたコンディ
ショニング特性と優れた帯電制御能を示した。
えた。冷却しながら攪拌を続けた。次に第四級試薬を加
え、水酸化ナトリウムを加えてpHを約7.5に調節し
た。結果を成分組成と共に下記表1に示す。 表 1 実施例 1 2 組成(重量部) アンモニウムラウレスサルフェートa 10.0 10.0 ラウラミド(Lauramide) DEAb 4.0 4.0 コポリマーA 4.0 4.0 クォーターニューム(Quaternium)27c 0.75 − カーボポル(Carbopol)1342d 0.80 0.80 50%NaOHe 0.65 0.65 ケイソン(Kathon)CGIIf 0.10 0.10 水 100まで 100まで 性 質 粘度cps 5650 5250a 主界面活性剤、ステパン社(Stepan Co.)から入手可
能、Ammonium Laureth Sulfateb 副界面活性剤、ステパン社(Stepan Co.)から入手可能c メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェートのCTFA名、シェレックス
社(Sherex Corp.)からバリソフト(Varisoft)(登録商
標)475として入手可能d 懸濁剤、アクリル樹脂、グッドリッチ社(B.F.Goodric
h Co.)から入手可能e 中和剤f 殺生剤、ローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas Com
pany) から入手可能 どちらのシャンプー組成物も、湿った状態でも乾いた状
態でも良好な櫛通りによって立証される優れたコンディ
ショニング特性と優れた帯電制御能を示した。
【0049】実施例3〜4 以下のようにして2つのコンディショナー組成物を調製
した。すなわち、水を60℃に加熱し、すべての成分を
よく混ぜながら加えた。実施例4では、アミンを中和す
るためにクエン酸を少量加えた。混合物を冷却し、クエ
ン酸でpHを4.5に調節した。結果を成分組成と共に
下記表2に示す。 表 2 実施例 3 4 組成(重量部) クォーターニューム(Quaternium)27a 1.30 − アドゲン(Adogen)432b − 1.25 コポリマーA 1.25 1.25 コポリマーB 1.25 1.25 ステアリルアルコール 1.25 1.25 セチルアルコール 1.00 1.00 セテラス(Ceterath)20c 0.50 − ステアラミドプロピルジエチルアミン − 0.25 ケイソン(Kathon)CGIId 0.05 0.05 水 100まで 100まで 性 質 粘度cps 5650 5250a メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェートのCTFA名、シェレックス
社(Sherex Corp.)からバリソフト(Varisoft)(登録商
標)475として入手可能b 第四級ジセチルジモニウムクロリド、シェレックス社
(Sherex Corp.)c 乳化剤、クロダ社(Croda, Inc.) から入手可能d 殺生剤、ローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas Com
pany) から入手可能 どちらのコンディショナー組成物も優れたコンディショ
ニング特性ト帯電防止特性を示した。
した。すなわち、水を60℃に加熱し、すべての成分を
よく混ぜながら加えた。実施例4では、アミンを中和す
るためにクエン酸を少量加えた。混合物を冷却し、クエ
ン酸でpHを4.5に調節した。結果を成分組成と共に
下記表2に示す。 表 2 実施例 3 4 組成(重量部) クォーターニューム(Quaternium)27a 1.30 − アドゲン(Adogen)432b − 1.25 コポリマーA 1.25 1.25 コポリマーB 1.25 1.25 ステアリルアルコール 1.25 1.25 セチルアルコール 1.00 1.00 セテラス(Ceterath)20c 0.50 − ステアラミドプロピルジエチルアミン − 0.25 ケイソン(Kathon)CGIId 0.05 0.05 水 100まで 100まで 性 質 粘度cps 5650 5250a メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェートのCTFA名、シェレックス
社(Sherex Corp.)からバリソフト(Varisoft)(登録商
標)475として入手可能b 第四級ジセチルジモニウムクロリド、シェレックス社
(Sherex Corp.)c 乳化剤、クロダ社(Croda, Inc.) から入手可能d 殺生剤、ローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas Com
pany) から入手可能 どちらのコンディショナー組成物も優れたコンディショ
ニング特性ト帯電防止特性を示した。
【0050】実施例5 本発明の組成物の帯電防止特性とシリコーン沈着特性を
試験した。比較のため、シリコーン‐ポリエーテルコポ
リマーを含まない類似の組成物の帯電防止特性も試験し
た。組成物のシリコーン沈着特性は、以下の手順に従っ
て毛髪に沈着したシリコーンの量を計算することによっ
て決定した。
試験した。比較のため、シリコーン‐ポリエーテルコポ
リマーを含まない類似の組成物の帯電防止特性も試験し
た。組成物のシリコーン沈着特性は、以下の手順に従っ
て毛髪に沈着したシリコーンの量を計算することによっ
て決定した。
【0051】米国ニューヨーク州ニューヨークのドメオ
・ブロス社(DeMeo Bros., Inc.) から入手した8インチ
の漂白した白い髪の見本5gを、シリコーンを含まない
シャンプー[プレル(Prell) (登録商標)シャンプー、
脂性の毛髪向け、米国オハイオ州シンシナチ(Cincinnat
i)のプロクター・アンド・ギャンブル(Procter & Gambl
e)]で洗った。次にこの髪束を暖かい水道水で30秒間
よく濯いで残っているシャンプーを取った。次いで髪束
を吊り下げて水を切って乾かした。
・ブロス社(DeMeo Bros., Inc.) から入手した8インチ
の漂白した白い髪の見本5gを、シリコーンを含まない
シャンプー[プレル(Prell) (登録商標)シャンプー、
脂性の毛髪向け、米国オハイオ州シンシナチ(Cincinnat
i)のプロクター・アンド・ギャンブル(Procter & Gambl
e)]で洗った。次にこの髪束を暖かい水道水で30秒間
よく濯いで残っているシャンプーを取った。次いで髪束
を吊り下げて水を切って乾かした。
【0052】その後、シリコーンコンディショニングシ
ャンプーを約2g用い、各髪束を30秒間よく揉んで処
理した。次に37℃の水道水を流しながら30秒間穏や
かに髪束をリンスした。この処理とリンスを繰り返し
た。こうして処理した髪束を12〜24時間吊り下げて
おいて風乾した。ファルツ・アンド・バウエル社(Pfalt
z and Bauer, Inc.)製のパパイン粉末98%を用い、1
988年化粧品化学協会誌(J. Soc. Cosmet. Chem.) 第
39巻第383〜392頁のグッチ(E.G. Gooch)および
コール(G.S. Kohl) 著「原子吸光スペクトルによるヒト
の毛髪に付着したシリコーンの測定法(Method to Deter
mine Silicones on Human Hair by Atomic Absorption
Spectroscopy) 」の手順に従って、パパイン酵素溶液を
調製した。
ャンプーを約2g用い、各髪束を30秒間よく揉んで処
理した。次に37℃の水道水を流しながら30秒間穏や
かに髪束をリンスした。この処理とリンスを繰り返し
た。こうして処理した髪束を12〜24時間吊り下げて
おいて風乾した。ファルツ・アンド・バウエル社(Pfalt
z and Bauer, Inc.)製のパパイン粉末98%を用い、1
988年化粧品化学協会誌(J. Soc. Cosmet. Chem.) 第
39巻第383〜392頁のグッチ(E.G. Gooch)および
コール(G.S. Kohl) 著「原子吸光スペクトルによるヒト
の毛髪に付着したシリコーンの測定法(Method to Deter
mine Silicones on Human Hair by Atomic Absorption
Spectroscopy) 」の手順に従って、パパイン酵素溶液を
調製した。
【0053】処理した毛髪0.30±0.01gをきれ
いなバイアル中に入れ、このバイアルに酵素溶液を1
0.0g加え、得られた混合物を3日間63±3℃に加
熱した。その後混合物を、ベーカー社(J.T.Baker, In
c.) のメチルイソ‐ブチルケトンMIBK7.0mlお
よび3.0mlで二回抽出・デカントした。次に抽出物
を、適当な標準と校正値を用いて原子吸光分光によって
解析した[パーキン・エルマー(Perkin Elmer)Z−51
00PC原子吸光分光計]。シリコーン沈着率は、毛髪
上のシリコーンを百万分の一重量部(ppm)で表わし
た。結果を下記表3に示す。 表 3 実施例 5 組 成 ナトリウムラウレスサルフェート(Sodium Laureth Sulfate)a 10.00 ラウラミド(Lauramide) DEAb 4.0 コポリマーC 4.0 クォーターニューム(Quaternium)27c 1.40 エチレングリコールジステアレート 1.00 カーボポル(Carbopol)(登録商標)1382d 0.80 50%NaOHe 0.65 ケイソン(Kathon)CGIIf 0.10 水 100まで 性 質 粘度cps 19000 毛髪上シリコーン沈着ppm 1150a 主界面活性剤、ステパン社(Stepan Co.)から入手可能b 副界面活性剤、ステパン社(Stepan Co.)から入手可能c メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェートのCTFA名、シェレックス
社(Sherex Corp.)からバリソフト(Varisoft)(登録商
標)475として入手可能d 懸濁剤、アクリル樹脂、グッドリッチ社(B.F.Goodric
h Co.)から入手可能e 中和剤f 殺生剤、ローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas Com
pany) から入手可能 上記表3のデータから分かるように、本発明の組成物は
毛髪上のシリコーン沈着に優れていた。さらに、本発明
の組成物で洗った髪束では風になびいたり静電気の問題
が起きたりしなかった。しかし、コポリマーCを含まな
い比較組成物では静電気の問題や風になびくといった問
題が顕著だった。
いなバイアル中に入れ、このバイアルに酵素溶液を1
0.0g加え、得られた混合物を3日間63±3℃に加
熱した。その後混合物を、ベーカー社(J.T.Baker, In
c.) のメチルイソ‐ブチルケトンMIBK7.0mlお
よび3.0mlで二回抽出・デカントした。次に抽出物
を、適当な標準と校正値を用いて原子吸光分光によって
解析した[パーキン・エルマー(Perkin Elmer)Z−51
00PC原子吸光分光計]。シリコーン沈着率は、毛髪
上のシリコーンを百万分の一重量部(ppm)で表わし
た。結果を下記表3に示す。 表 3 実施例 5 組 成 ナトリウムラウレスサルフェート(Sodium Laureth Sulfate)a 10.00 ラウラミド(Lauramide) DEAb 4.0 コポリマーC 4.0 クォーターニューム(Quaternium)27c 1.40 エチレングリコールジステアレート 1.00 カーボポル(Carbopol)(登録商標)1382d 0.80 50%NaOHe 0.65 ケイソン(Kathon)CGIIf 0.10 水 100まで 性 質 粘度cps 19000 毛髪上シリコーン沈着ppm 1150a 主界面活性剤、ステパン社(Stepan Co.)から入手可能b 副界面活性剤、ステパン社(Stepan Co.)から入手可能c メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェートのCTFA名、シェレックス
社(Sherex Corp.)からバリソフト(Varisoft)(登録商
標)475として入手可能d 懸濁剤、アクリル樹脂、グッドリッチ社(B.F.Goodric
h Co.)から入手可能e 中和剤f 殺生剤、ローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas Com
pany) から入手可能 上記表3のデータから分かるように、本発明の組成物は
毛髪上のシリコーン沈着に優れていた。さらに、本発明
の組成物で洗った髪束では風になびいたり静電気の問題
が起きたりしなかった。しかし、コポリマーCを含まな
い比較組成物では静電気の問題や風になびくといった問
題が顕著だった。
【0054】実施例6 本実施例では、第四級アンモニウム化合物を脂肪アルコ
ールと一緒に混合してこれらを同時に添加してもよいこ
とを示す。 脂肪アルコール担体の調製 調製物A:アルキルオキシポリエーテル270gとトル
エン500gをきれいな乾いた容器に入れ、乾いた氷で
中和し、水1重量%を加えた。この調製物はこの時点で
は曇っていた。共沸蒸留によって反応体から水がすべて
除去されるまで容器の中身を還流した。1重量%のフラ
ー土と1重量%のセライト(Celite)545を加えて15
分間混合した。この調製物をセライト545の床に通し
て濾過し、後にツー−イン−ワンシャンプーの製造に使
用するために保存した。
ールと一緒に混合してこれらを同時に添加してもよいこ
とを示す。 脂肪アルコール担体の調製 調製物A:アルキルオキシポリエーテル270gとトル
エン500gをきれいな乾いた容器に入れ、乾いた氷で
中和し、水1重量%を加えた。この調製物はこの時点で
は曇っていた。共沸蒸留によって反応体から水がすべて
除去されるまで容器の中身を還流した。1重量%のフラ
ー土と1重量%のセライト(Celite)545を加えて15
分間混合した。この調製物をセライト545の床に通し
て濾過し、後にツー−イン−ワンシャンプーの製造に使
用するために保存した。
【0055】調製物B:MD400 D′18Mの水素化物流
体730gとトルエン500gをきれいな乾いた容器に
入れ、還流が起こるまで加熱し、存在する水が共沸蒸留
によって反応体からすべて除去されるまで還流を続け
た。このバッチを70℃に冷やした。混合物の0.1重
量部の酢酸ナトリウム緩衝液を、混合物の0.005重
量部の白金触媒と共に加えた。温度を約100℃、すな
わち95〜105℃に調節した。
体730gとトルエン500gをきれいな乾いた容器に
入れ、還流が起こるまで加熱し、存在する水が共沸蒸留
によって反応体からすべて除去されるまで還流を続け
た。このバッチを70℃に冷やした。混合物の0.1重
量部の酢酸ナトリウム緩衝液を、混合物の0.005重
量部の白金触媒と共に加えた。温度を約100℃、すな
わち95〜105℃に調節した。
【0056】温度を約100℃に保ったまま90分かけ
て調製物Aを調製物Bにゆっくり加えた。調製物Aを調
製物Bに完全に添加した後、温度を約100℃、すなわ
ち95〜105℃に保ったまま3時間混合物を掻き混ぜ
た。攪拌が30分進行した後バッチの水素含量(%)を
検査した。分析の結果水素含量が約0.022重量%よ
り多ければ白金触媒を約25%以上追加して加えなけれ
ばならない。水素含量が0.002重量%以下になった
ときステアリルアルコールを1000g加えた。ステア
リルアルコールの添加終了時混合物を減圧蒸留により1
00mmHgの圧力にすると共に加熱し始めてトルエン
を除去した。温度が100℃に達した時圧力は25mm
Hgに低下していた。トルエンを除去した後温度を約7
0℃、すなわち約65〜約75℃に下げた。真空を解い
て生成物の脂肪アルコール担体をびんに詰めた。脂肪ア
ルコールと第四級(“QUAT”)アンモニウム化合物
のブレンドの調製脂肪アルコール担体と第四級アンモニ
ウム化合物はいずれも室温で固体であるのでこれら全部
を融解した。 ブレンド 重量% QUATブレンドI 脂肪アルコール担体 89 バリソフト(Varisoft)445 11 [シェレックス(Sherex)Quat、活性分100%]a QUATブレンドII 脂肪アルコール担体 89 バリソフト(Varisoft)475 11 [シェレックス(Sherex)Quat、活性分75%]b a メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェート、バリソフト(Varisoft)(登
録商標)445、シェレックス社(Sherex Corp.)から入
手可能b メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェート、バリソフト(Varisoft)(登
録商標)475、シェレックス社(Sherex Corp.)から入
手可能 これら2つの混合物IとIIを60℃に保ち、掻き混ぜ
た。びんに詰めて冷却すると液体懸濁液が脂肪アルコー
ル担体と第四級アンモニウム化合物の固体懸濁物になっ
た。
て調製物Aを調製物Bにゆっくり加えた。調製物Aを調
製物Bに完全に添加した後、温度を約100℃、すなわ
ち95〜105℃に保ったまま3時間混合物を掻き混ぜ
た。攪拌が30分進行した後バッチの水素含量(%)を
検査した。分析の結果水素含量が約0.022重量%よ
り多ければ白金触媒を約25%以上追加して加えなけれ
ばならない。水素含量が0.002重量%以下になった
ときステアリルアルコールを1000g加えた。ステア
リルアルコールの添加終了時混合物を減圧蒸留により1
00mmHgの圧力にすると共に加熱し始めてトルエン
を除去した。温度が100℃に達した時圧力は25mm
Hgに低下していた。トルエンを除去した後温度を約7
0℃、すなわち約65〜約75℃に下げた。真空を解い
て生成物の脂肪アルコール担体をびんに詰めた。脂肪ア
ルコールと第四級(“QUAT”)アンモニウム化合物
のブレンドの調製脂肪アルコール担体と第四級アンモニ
ウム化合物はいずれも室温で固体であるのでこれら全部
を融解した。 ブレンド 重量% QUATブレンドI 脂肪アルコール担体 89 バリソフト(Varisoft)445 11 [シェレックス(Sherex)Quat、活性分100%]a QUATブレンドII 脂肪アルコール担体 89 バリソフト(Varisoft)475 11 [シェレックス(Sherex)Quat、活性分75%]b a メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェート、バリソフト(Varisoft)(登
録商標)445、シェレックス社(Sherex Corp.)から入
手可能b メチル‐1‐獣脂アミドエチル‐2‐獣脂イミダゾリ
ニウムメチルスルフェート、バリソフト(Varisoft)(登
録商標)475、シェレックス社(Sherex Corp.)から入
手可能 これら2つの混合物IとIIを60℃に保ち、掻き混ぜ
た。びんに詰めて冷却すると液体懸濁液が脂肪アルコー
ル担体と第四級アンモニウム化合物の固体懸濁物になっ
た。
【0057】混合物Iを用いたシャンプー組成物は、シ
リコーン成分を44.5重量%、ステアリルアルコール
を44.5重量%、バリソフト(Varisoft)(登録商標)
445を11%含んでいた。 材 料 重量部 アンモニウムラウレススルフェート(Sodium Laureth Sulfate) 10.00 ラウラミド(Lauramide) DEA 4.00 混合物I 5.00 カーボポル(Carbopol)1342(登録商標) 0.80 50%NaOH 0.65 ケイソン(Kathon)CGII 0.10 水 100まで シャンプー組成物を作成するには、カーボポル(Carbopo
l)1342(登録商標)を50℃で水に分散させる必要
があった。他の成分はすべてよく混ぜながら加えた。混
合物を同時に掻き混ぜ、冷却した。混合物が冷えたとき
NaOHを用いてpHを約7.5に調節した。
リコーン成分を44.5重量%、ステアリルアルコール
を44.5重量%、バリソフト(Varisoft)(登録商標)
445を11%含んでいた。 材 料 重量部 アンモニウムラウレススルフェート(Sodium Laureth Sulfate) 10.00 ラウラミド(Lauramide) DEA 4.00 混合物I 5.00 カーボポル(Carbopol)1342(登録商標) 0.80 50%NaOH 0.65 ケイソン(Kathon)CGII 0.10 水 100まで シャンプー組成物を作成するには、カーボポル(Carbopo
l)1342(登録商標)を50℃で水に分散させる必要
があった。他の成分はすべてよく混ぜながら加えた。混
合物を同時に掻き混ぜ、冷却した。混合物が冷えたとき
NaOHを用いてpHを約7.5に調節した。
【0058】上で述べた特許、特許出願および刊行物は
引用により本明細書中に含まれるものとする。以上の詳
細な説明により本発明の多くの変形が当業者には明らか
である。たとえば、界面活性剤はアルキルスルフェー
ト、エトキシル化アルキルスルフェート、オレフィンス
ルフェート、スクシンナメートまたはβ‐アルキルオキ
シアルカンスルホネートのいずれでもよい。架橋したア
クリル樹脂を懸濁剤として使用する代わりにキサンタン
ガムを使用してもよい。このような自明の修正はすべて
特許請求の範囲に記載の充分に意図された範囲内に入る
ものである。
引用により本明細書中に含まれるものとする。以上の詳
細な説明により本発明の多くの変形が当業者には明らか
である。たとえば、界面活性剤はアルキルスルフェー
ト、エトキシル化アルキルスルフェート、オレフィンス
ルフェート、スクシンナメートまたはβ‐アルキルオキ
シアルカンスルホネートのいずれでもよい。架橋したア
クリル樹脂を懸濁剤として使用する代わりにキサンタン
ガムを使用してもよい。このような自明の修正はすべて
特許請求の範囲に記載の充分に意図された範囲内に入る
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スタンレイ・ジョン・ストックロサ アメリカ合衆国、ニューヨーク州、クリフ トン・パーク、アーチャー・ドライブ、8 番
Claims (10)
- 【請求項1】 改良された帯電防止特性を有するツー−
イン−ワンシャンプー組成物であって、(a)ROSO
3 MtおよびRO(C2 H4 O)z SO3 Mt[ただ
し、Rは炭素原子が約10〜約20個のアルキルまたは
アルケニルであり、Mtは水溶性の一価のカチオン、好
ましくはアルカリ金属カチオン、アンモニウムカチオ
ン、置換アンモニウムカチオンまたはカチオンとしての
トリエタノールアミンである]より成る群の中から選択
されるアニオン性界面活性剤、 アルカノールアミドおよびエトキシル化されたアミドよ
り成る群の中から選択されるノニオン性界面活性剤、ま
たはアミンオキシドおよびベタイン化合物より成る群の
中から選択される両性界面活性剤(ただし、これら界面
活性剤は単独かまたは任意の組み合わせもしくは混合物
として使用される)、(b)約0.2〜約5.0重量%
の、約16〜約22個の炭素原子を有する脂肪酸のアル
カノールアミドおよびアルキルジメチルアミンオキシ
ド、キサンタンガム、ならびに、ビニルスルホン酸、ア
クリル酸、アクリル酸のアルカリ金属塩もしくはアンモ
ニウム塩、メタクリル酸、メタクリル酸のアルカリ金属
塩もしくはアンモニウム塩、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N‐アルキル置換アミド、N‐アミノアルキ
ルアミド、対応するN‐アルキルアミノアルキル置換ア
ミド、アクリル酸アミノアルキル、アミノアルキルメタ
クリルアミド、またはアクリル酸もしくはメタクリル酸
のN‐アルキル置換アミノアルキルエステルを重合した
架橋アニオン性ホモポリマー、または、これらのモノマ
ーと、エチレン、プロピレン、イソブチレン、スチレ
ン、α‐メチルスチレン、酢酸ビニル、ギ酸ビニル、ア
ルキルエーテル、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリル酸アルキ
ル、メタクリル酸アルキル、フマル酸アルキルおよびマ
レイン酸アルキルより成る群の中から選択されるモノマ
ーとを共重合した架橋アニオン性コポリマー、より成る
群の中から選択される懸濁剤、(c)一般式 MDx D′y M [式中、Mは式R4 3 SiO1/2 (式中各R4 は同一で
あるかまたは異なっており、それぞれ独立して水素また
は炭素原子1〜30個の一価の置換もしくは非置換の炭
化水素基を表わす)の末端キャッピング単位であり、D
は式R4 2 SiO 2/2 (式中各R4 は上で定義した通り
である)の二官能性シロキシ単位を表わし、D′は式R
4 R5 SiO2/2 {式中、R4 は上で定義した通りであ
り、R5 は式R6 a −(OR7 )n −OR8 (式中、R
6 は炭素原子1〜約20個の置換または非置換のアルキ
レン基であり、R7 は−CH2 CH2 −、−CH2 CH
(CH3 )−および−CH2 C(CH3 )2 −より成る
群の中から選択され、R8 は水素原子、ヒドロキシル
基、または、エチル、プロピル、ブチル、フェニル、ア
ルケニル、アセチルなどより成る群の中から選択される
炭化水素基であり、nは約5から約20までの値を有し
ており、aは0または1である)のポリアルキレンエー
テルである}の二官能性シロキシ単位を表わし、xは約
1より大きく、yは約1より大きい]の高分子量高粘度
シリコーン‐ポリエーテルコポリマー(ただし、このシ
リコーンエーテルコポリマーの分子量は重量平均基準で
約30,000〜約150,000の範囲である)、
(d)ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジ
セチルジメチルアンモニウムブロミド、ジメチルジ(水
素化獣脂)アンモニウムクロリド、ジベヘニルジモニウ
ムスルフェート、ヒドロキシプロピルビス‐ステアリル
‐アンモニウムクロリド、トリセチルメチルアンモニウ
ムクロリド、トリ‐C8-10メチルアンモニウムクロリ
ド、トリ(イソデシル)アミン、トリ‐C13アミン、お
よび第四級イミダゾリニウムクロリドより成る群の中か
ら選択される第四級アンモニウム化合物、ならびに
(e)水を含むシャンプー組成物。 - 【請求項2】 前記懸濁剤(b)が架橋したアクリル樹
脂またはキサンタンガムからなる、請求項1記載のシャ
ンプー組成物。 - 【請求項3】 前記高分子量高粘度シリコーン‐ポリエ
ーテルコポリマー(c)が約30,000より大きい重
量平均分子量を有する、請求項1記載のシャンプー組成
物。 - 【請求項4】 前記高分子量高粘度シリコーン‐ポリエ
ーテルコポリマー(c)が、一般式 MDx D′y M [式中、Mは一般式R4 3 SiO1/2 (式中各R4 は同
一であるかまたは異なっており、それぞれ独立して炭素
原子1〜30個のアルキル基である)のトリアルキルシ
ロキシ末端キャッピング単位を表わし、Dは一般式R4
2 SiO2/2 (式中各R4 は同一であるかまたは異なっ
ており、それぞれ独立して上で定義した通りである)の
ジアルキルシロキシ単位を表わし、D′は一般式R4 R
5 SiO2/ 2 {式中、R4 は上で定義した通りであり、
R5 は式−(R6 )a −(OR7 ) n −OR8 (式中、
個々のR6 は2〜20個の炭素原子を有する置換または
非置換のアルキレン基であり、R7 は−CH2 CH2 −
であり、R8 は水素原子、ヒドロキシ基、または、炭素
原子1〜約12個の炭化水素基であり、nは約5から約
20までの値を有しており、aは0または1の値を有す
る)のポリオキシアルキレンエーテル残基である}のオ
キシアルキレンシロキシ単位であリ、xは約1より大き
く、yは約1より大きい]を有するものからなってお
り、かつこの高分子量高粘度シリコーン‐ポリエーテル
コポリマーが約30,000より大きい重量平均分子量
を有する、請求項1記載のシャンプー組成物。 - 【請求項5】 前記成分(c)が、前記高分子量高粘度
シリコーン‐ポリエーテルコポリマーと脂肪アルコール
との組み合わせからなる、請求項1記載のシャンプー組
成物。 - 【請求項6】 前記第四級化合物(d)が第四級イミダ
ゾリニウム化合物からなる、請求項1記載のシャンプー
組成物。 - 【請求項7】 前記高分子量高粘度シリコーン‐ポリエ
ーテルコポリマーが、一般式 MDx D′y M [式中、Mは一般式R4 3 SiO1/2 (式中各R4 は同
一であるかまたは異なっており、それぞれ独立して炭素
原子1〜30個のアルキル基である)のトリアルキルシ
ロキシ末端キャッピング単位を表わし、Dは一般式R4
2 SiO2/2 (式中各R4 は同一であるかまたは異なっ
ており、それぞれ独立して上で定義した通りである)の
ジアルキルシロキシ単位を表わし、D′は一般式R4 R
5 SiO2/ 2 {式中、R4 は上で定義した通りであり、
R5 は式−(R6 )a −(OR7 ) n −OR8 (式中、
個々のR6 は2〜20個の炭素原子を有する置換または
非置換のアルキレン基であり、R7 は−CH2 CH2 −
であり、R8 は水素原子、ヒドロキシ基、または、炭素
原子1〜約12個の炭化水素基であり、nは約5から約
20までの値を有しており、aは0または1の値を有す
る)のポリオキシアルキレンエーテル残基である}のオ
キシアルキレンシロキシ単位であリ、xおよびyは各々
が1より大きく、約30,000より大きい重量平均分
子量を有するコポリマーを生じるものであり、x:yの
比は約1:1から約20:1まで変化する]を有するも
のからなっており、かつこの高分子量高粘度シリコーン
‐ポリエーテルコポリマーが約50,000より大きい
重量平均分子量を有する、請求項1記載のヘアコンディ
ショニング組成物。 - 【請求項8】 改良された帯電防止特性を有するツー−
イン−ワンシャンプー組成物を製造するための方法であ
って、(a)末端が不飽和のポリアルキレングリコール
ポリエーテルから水を除去し、(b)水素化物流体MD
400 D′18Mから水を除去し[ここで、Mは一般式R4
3 SiO1/2 (式中各R4 は同一であるかまたは異なっ
ており、それぞれ独立して炭素原子1〜30個のアルキ
ル基である)のトリアルキルシロキシ末端キャッピング
単位を表わし、Dは一般式R4 2 SiO2/2 (式中各R
4 は同一であるかまたは異なっており、それぞれ独立し
て上で定義した通りである)のジアルキルシロキシ単位
を表わす]、(c)白金触媒の存在下で前記ポリエーテ
ルを前記水素化物と反応させて、一般式 MDx D′y M [式中、Mは一般式R4 3 SiO1/2 (式中各R4 は同
一であるかまたは異なっており、それぞれ独立して炭素
原子1〜30個のアルキル基である)のトリアルキルシ
ロキシ末端キャッピング単位を表わし、Dは一般式R4
2 SiO2/2 (式中各R4 は同一であるかまたは異なっ
ており、それぞれ独立して上で定義した通りである)の
ジアルキルシロキシ単位を表わし、D′は一般式R4 R
5 SiO2/ 2 {式中、R4 は上で定義した通りであり、
R5 は式−(R6 )a −(OR7 ) n −OR8 (式中、
個々のR6 は2〜20個の炭素原子を有する置換または
非置換のアルキレン基であり、R7 は−CH2 CH2 −
であり、R8 は水素原子、ヒドロキシ基、または、炭素
原子1〜約12個の炭化水素基であり、nは約5から約
20までの値を有しており、aは0または1の値を有す
る)のポリオキシアルキレンエーテル残基である}のオ
キシアルキレンシロキシ単位であリ、xおよびyは各々
が1より大きく、約50,000より大きい重量平均分
子量を有するコポリマーを生じるものであり、x:yの
比は約1:1から約20:1まで変化する]を有する高
分子量高粘度シリコーン‐ポリエーテルコポリマーを生
成させ、(d)工程(c)で生成した高分子量高粘度シ
リコーン‐ポリエーテルコポリマーに脂肪アルコールを
添加し、(e)ジステアリルジメチルアンモニウムクロ
リド、ジセチルジメチルアンモニウムブロミド、ジメチ
ルジ(水素化獣脂)アンモニウムクロリド、ジベヘニル
ジモニウムスルフェート、ヒドロキシプロピルビス‐ス
テアリル‐アンモニウムクロリド、トリセチルメチルア
ンモニウムクロリド、トリ(イソデシル)アミン、およ
びメチル‐1‐獣脂アミドエチルイミダゾリニウムより
成る群の中から選択した第四級化合物を添加し、(f)
アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界
面活性剤またはこれらの混合物を添加し、そして(g)
水を添加することからなる方法。 - 【請求項9】 本質的に、(a)アニオン性界面活性
剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤またはこれ
らの混合物、(b)懸濁剤、(c)高分子量高粘度シリ
コーン‐ポリエーテルコポリマー、場合によりこれと脂
肪アルコールとの組み合わせ、(d)第四級化合物、お
よび(e)水、ならびに場合により(d)ヘアケア添加
剤から構成されている、改良された帯電防止特性を有す
るツー−イン−ワンシャンプー組成物。 - 【請求項10】 改良された帯電防止特性を有するツー
−イン−ワンシャンプー組成物を製造するための方法で
あって、(a)末端が不飽和のポリアルキレングリコー
ルポリエーテルから水を除去し、(b)水素化物流体M
D400 D′18Mから水を除去し[ここで、Mは一般式R
4 3 SiO1/2 (式中各R4 は同一であるかまたは異な
っており、それぞれ独立して炭素原子1〜30個のアル
キル基である)のトリアルキルシロキシ末端キャッピン
グ単位を表わし、Dは一般式R4 2 SiO2/2 (式中各
R4 は同一であるかまたは異なっており、それぞれ独立
して上で定義した通りである)のジアルキルシロキシ単
位を表わす]、(c)白金触媒の存在下で前記ポリエー
テルを前記水素化物と反応させて、一般式 MDx D′y M [式中、Mは一般式R4 3 SiO1/2 (式中各R4 は同
一であるかまたは異なっており、それぞれ独立して炭素
原子1〜30個のアルキル基である)のトリアルキルシ
ロキシ末端キャッピング単位を表わし、Dは一般式R4
2 SiO2/2 (式中各R4 は同一であるかまたは異なっ
ており、それぞれ独立して上で定義した通りである)の
ジアルキルシロキシ単位を表わし、D′は一般式R4 R
5 SiO2/ 2 {式中、R4 は上で定義した通りであり、
R5 は式−(R6 )a −(OR7 ) n −OR8 (式中、
個々のR6 は2〜20個の炭素原子を有する置換または
非置換のアルキレン基であり、R7 は−CH2 CH2 −
であり、R8 は水素原子、ヒドロキシ基、または、炭素
原子1〜約12個の炭化水素基であり、nは約5から約
20までの値を有しており、aは0または1の値を有す
る)のポリオキシアルキレンエーテル残基である}のオ
キシアルキレンシロキシ単位であリ、xおよびyは各々
が1より大きく、約30,000より大きい重量平均分
子量を有するコポリマーを生じるものであり、x:yの
比は約1:1から約20:1まで変化する]を有する高
分子量高粘度シリコーン‐ポリエーテルコポリマーを生
成させ、(d)ジステアリルジメチルアンモニウムクロ
リド、ジセチルジメチルアンモニウムブロミド、ジメチ
ルジ(水素化獣脂)アンモニウムクロリド、ジベヘニル
ジモニウムスルフェート、ヒドロキシプロピルビス‐ス
テアリル‐アンモニウムクロリド、トリセチルメチルア
ンモニウムクロリド、トリ(イソデシル)アミン、およ
びメチル‐1‐獣脂アミドエチルイミダゾリニウムより
成る群の中から選択した第四級化合物を脂肪アルコール
と接触させ、(e)工程(c)で生成した高分子量のシ
リコーンエーテルコポリマーに、工程(d)の生成物を
添加し、(f)アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面
活性剤、両性界面活性剤またはこれらの混合物を添加
し、そして(g)水を添加することからなる方法。
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