JPH07263078A - コネクタ装置 - Google Patents
コネクタ装置Info
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- JPH07263078A JPH07263078A JP5046594A JP5046594A JPH07263078A JP H07263078 A JPH07263078 A JP H07263078A JP 5046594 A JP5046594 A JP 5046594A JP 5046594 A JP5046594 A JP 5046594A JP H07263078 A JPH07263078 A JP H07263078A
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタの雄側,雌側を磁力により結合、分
離を容易にしたコネクタ装置に関する。 【構成】 雄側コネクタ2には複数のピンコンタクト8
がスプリング10を介してリード線5に接続され、途中
にリング状の磁石9が設けてある。雌側コネクタ1には
ソケットコンタクト7がリード線4に接続され、この周
囲にコイル6が巻かれている。コイル6はまとめて励磁
ピン3に接続されている。コネクタ結合はソケットコン
タクト7が磁石9で吸引されるのでピン8は容易に挿入
され、分離時には、励磁ピン3より外部からコイル6を
励磁し、ソケットコンタクト7に磁石9と反発する力を
発生させて分離を行うので結合、分離が確実になされ
る。
離を容易にしたコネクタ装置に関する。 【構成】 雄側コネクタ2には複数のピンコンタクト8
がスプリング10を介してリード線5に接続され、途中
にリング状の磁石9が設けてある。雌側コネクタ1には
ソケットコンタクト7がリード線4に接続され、この周
囲にコイル6が巻かれている。コイル6はまとめて励磁
ピン3に接続されている。コネクタ結合はソケットコン
タクト7が磁石9で吸引されるのでピン8は容易に挿入
され、分離時には、励磁ピン3より外部からコイル6を
励磁し、ソケットコンタクト7に磁石9と反発する力を
発生させて分離を行うので結合、分離が確実になされ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタの雄側,雌側を
磁力により結合、分離可能にしたコネクタ装置に関す
る。
磁力により結合、分離可能にしたコネクタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10乃至図12は従来のコネクタ装置
を示す図で、図10は雄側と雌側コネクタを分離した状
態での断面図、図11はその雌側コネクタ11の外観図
で、(a)は上面図、(b)は正面図である。図12は
その雄側コネクタ12の外観図で、(a)は上面図、
(b)は正面図である。これらの図において、雄側コネ
クタ12には複数のピンコンタクト15があり、雌側コ
ネクタ11にはこれらピンコンタクト15に対応して、
これらが挿入されるソケットコンタクト13が配置さ
れ、このソケットコンタクト14の挿入端にはピンコン
タクト15と接触する接触面14aを設けている。
を示す図で、図10は雄側と雌側コネクタを分離した状
態での断面図、図11はその雌側コネクタ11の外観図
で、(a)は上面図、(b)は正面図である。図12は
その雄側コネクタ12の外観図で、(a)は上面図、
(b)は正面図である。これらの図において、雄側コネ
クタ12には複数のピンコンタクト15があり、雌側コ
ネクタ11にはこれらピンコンタクト15に対応して、
これらが挿入されるソケットコンタクト13が配置さ
れ、このソケットコンタクト14の挿入端にはピンコン
タクト15と接触する接触面14aを設けている。
【0003】このように、コネクタの雌側11には、ソ
ケットコンタクト13があり、雄側コネクタ11のピン
コンタクト15と導通を取るためのスプリングピン14
の接触面14aとの接触力により、雌側コネクタ11と
雄側コネクタ12とを固定している。このコネクタは細
長いタイプの例であるが、次にコネクタ結合部分が丸型
の例につき説明する。
ケットコンタクト13があり、雄側コネクタ11のピン
コンタクト15と導通を取るためのスプリングピン14
の接触面14aとの接触力により、雌側コネクタ11と
雄側コネクタ12とを固定している。このコネクタは細
長いタイプの例であるが、次にコネクタ結合部分が丸型
の例につき説明する。
【0004】図13はこのようなコネクタ装置を分離し
た状態での図で、(a)は雌側コネクタ、(b)は雄側
コネクタの断面図であり、図14はその雌側コネクタ、
図15は雄側コネクタの外観を示す図で、(a)は正面
図、(b)は側面図をそれぞれ示す。これらの図におい
て、前述と同様に雄側コネクタ32には複数のピンコン
タクト35があり、雌側コネクタ31にはこれらピンコ
ンタクト33に対応して、これらが挿入されるソケット
コンタクト33が配置され、ソケットコンタクト33の
先端部には接触面34aを有する。
た状態での図で、(a)は雌側コネクタ、(b)は雄側
コネクタの断面図であり、図14はその雌側コネクタ、
図15は雄側コネクタの外観を示す図で、(a)は正面
図、(b)は側面図をそれぞれ示す。これらの図におい
て、前述と同様に雄側コネクタ32には複数のピンコン
タクト35があり、雌側コネクタ31にはこれらピンコ
ンタクト33に対応して、これらが挿入されるソケット
コンタクト33が配置され、ソケットコンタクト33の
先端部には接触面34aを有する。
【0005】このように、コネクタの雌側31には、ソ
ケットコンタクト33があり、雄側のピンコンタクト3
5と導通を取るためのスプリングピン34の接触面34
aとの接触力により雌側コネクタ31と雄側コネクタ3
2とを固定している。分離はスプリングピン34の接触
力以上の力を、結合とは反対方向に外部から力を与える
ことにより分離する。
ケットコンタクト33があり、雄側のピンコンタクト3
5と導通を取るためのスプリングピン34の接触面34
aとの接触力により雌側コネクタ31と雄側コネクタ3
2とを固定している。分離はスプリングピン34の接触
力以上の力を、結合とは反対方向に外部から力を与える
ことにより分離する。
【0006】図16はこのようなコネクタ装置を誘導弾
と機体との接続に適用した場合の側面図、図17はその
コネクタ装置の断面図である。図16において、誘導弾
43と機体側41との信号を結ぶアンビリカルケーブル
42において、誘導弾側コネクタ47と機体側コネクタ
46の結合は、前述のコネクタ装置を使用している。
と機体との接続に適用した場合の側面図、図17はその
コネクタ装置の断面図である。図16において、誘導弾
43と機体側41との信号を結ぶアンビリカルケーブル
42において、誘導弾側コネクタ47と機体側コネクタ
46の結合は、前述のコネクタ装置を使用している。
【0007】図17はこの状態を示す断面図で機体側コ
ネクタ46としては雌側コネクタ31を、誘導弾側コネ
クタ47としては雄側コネクタ32を使用している。機
体側の雌側コネクタ31は、機体側にフック44を固定
し、これにワイヤ45で連結されている。
ネクタ46としては雌側コネクタ31を、誘導弾側コネ
クタ47としては雄側コネクタ32を使用している。機
体側の雌側コネクタ31は、機体側にフック44を固定
し、これにワイヤ45で連結されている。
【0008】誘導弾43の発射時、雄側コネクタ32と
雌側コネクタ31との分離は、機体側11からの分離信
号により誘導弾43が機体側から切離されることによ
り、フック44に掛けてあるワイヤ45が引っ張られ、
雌側コネクタ31の結合とは反対方向の力が加わり、ス
プリングピン34の接触力以上の力が加わった時、雌側
コネクタ31と雄側コネクタ32は、ワイヤ15で機体
側から引っ張られるためこの力により分離する。
雌側コネクタ31との分離は、機体側11からの分離信
号により誘導弾43が機体側から切離されることによ
り、フック44に掛けてあるワイヤ45が引っ張られ、
雌側コネクタ31の結合とは反対方向の力が加わり、ス
プリングピン34の接触力以上の力が加わった時、雌側
コネクタ31と雄側コネクタ32は、ワイヤ15で機体
側から引っ張られるためこの力により分離する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のコネクタ
装置においては、次のような課題がある。
装置においては、次のような課題がある。
【0010】(1)コネクタ内部で雄側と雌側とで接触
して導通をとるスプリングピンの接触面積が非常に小さ
い為、接触不良を起こす恐れがある。
して導通をとるスプリングピンの接触面積が非常に小さ
い為、接触不良を起こす恐れがある。
【0011】(2)コネクタのピン数が少ないと、
(1)項のように接触面積が小さいが、ピン数が増える
につれ、雄側・雌側とを結合する力が高くなり、作業性
が悪くなる。(コネクタの取付け、取外しが困難とな
る。)又、結合時雄側コネクタのピンコンタクトを折る
恐れがある。
(1)項のように接触面積が小さいが、ピン数が増える
につれ、雄側・雌側とを結合する力が高くなり、作業性
が悪くなる。(コネクタの取付け、取外しが困難とな
る。)又、結合時雄側コネクタのピンコンタクトを折る
恐れがある。
【0012】(3)又、図16,17に示すように誘導
弾に用いた場合には、誘導弾分離時、外部(誘導弾が落
下する力)からの力により、強制的に両コネクタを分離
している為、雄側コネクタと雌側コネクタの接触力が高
いと、誘導弾43が分離出来なくなる恐れがある。また
機体側・誘導弾側を破損させる可能性もある。
弾に用いた場合には、誘導弾分離時、外部(誘導弾が落
下する力)からの力により、強制的に両コネクタを分離
している為、雄側コネクタと雌側コネクタの接触力が高
いと、誘導弾43が分離出来なくなる恐れがある。また
機体側・誘導弾側を破損させる可能性もある。
【0013】本発明はこのような従来技術に鑑み、コネ
クタの結合を容易に行うと共にコネクタの分離も容易に
できるコネクタ構造を提供するものである。
クタの結合を容易に行うと共にコネクタの分離も容易に
できるコネクタ構造を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は雄側
コネクタと雌側コネクタの結合からなるコネクタ装置に
おいて、雄側コネクタのピンコンタクト部に磁石を、雌
側コネクタのソケットコンタクトにコイルを設け、コネ
クタの結合は磁石の吸引力で、分離はコイルにより発生
する磁界と磁石との反発力で行うようなコネクタ装置と
する。
コネクタと雌側コネクタの結合からなるコネクタ装置に
おいて、雄側コネクタのピンコンタクト部に磁石を、雌
側コネクタのソケットコンタクトにコイルを設け、コネ
クタの結合は磁石の吸引力で、分離はコイルにより発生
する磁界と磁石との反発力で行うようなコネクタ装置と
する。
【0015】即ち、本発明は、ピンコンタクトを有する
雄側コネクタと、ソケットコンタクトを有する雌側コネ
クタとを結合して電子、電気機器間の電気接続を行うコ
ネクタ装置において、前記ピンコンタクトには磁石を設
け、前記ソケットコンタクトの周囲にはコイルを巻いて
なり、コネクタ結合時には前記磁石の前記ソケットコン
タクトに対する吸引力で前記ピンコンタクトを前記ソケ
ットコンタクトに挿入可能とし、コネクタ分離時には前
記コイルに通電することにより発生する磁界と前記磁石
との反発力で離脱することを特徴とするコネクタ装置を
提供する。
雄側コネクタと、ソケットコンタクトを有する雌側コネ
クタとを結合して電子、電気機器間の電気接続を行うコ
ネクタ装置において、前記ピンコンタクトには磁石を設
け、前記ソケットコンタクトの周囲にはコイルを巻いて
なり、コネクタ結合時には前記磁石の前記ソケットコン
タクトに対する吸引力で前記ピンコンタクトを前記ソケ
ットコンタクトに挿入可能とし、コネクタ分離時には前
記コイルに通電することにより発生する磁界と前記磁石
との反発力で離脱することを特徴とするコネクタ装置を
提供する。
【0016】
【作用】本発明はこのような手段により、雄側コネクタ
と雌側コネクタとの結合は雄側コネクタのピンコンタク
トに設けた磁石と雌側コネクタのソケットコンタクトの
外表面部とが磁力の力により吸引し、ピンコンタクトが
ソケットコンタクトに容易に挿入でき、又、挿入後も確
実に固定され、正確な接触力を保持する。コネクタの分
離は、雌側コネクタのソケットコンタクトの回りに巻い
てあるコイルに電流を流しソケットコンタクトを雄側コ
ネクタのピンコンタクトにある磁石と反発する側の磁界
を発生させ、この磁界と磁石の反発作用により、両コネ
クタを分離する。
と雌側コネクタとの結合は雄側コネクタのピンコンタク
トに設けた磁石と雌側コネクタのソケットコンタクトの
外表面部とが磁力の力により吸引し、ピンコンタクトが
ソケットコンタクトに容易に挿入でき、又、挿入後も確
実に固定され、正確な接触力を保持する。コネクタの分
離は、雌側コネクタのソケットコンタクトの回りに巻い
てあるコイルに電流を流しソケットコンタクトを雄側コ
ネクタのピンコンタクトにある磁石と反発する側の磁界
を発生させ、この磁界と磁石の反発作用により、両コネ
クタを分離する。
【0017】従って、コネクタを機体側と誘導弾との間
に適用し、機械的に引き離す場合にも分離が確実になさ
れる。
に適用し、機械的に引き離す場合にも分離が確実になさ
れる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1は本発明の第1実施例に係るコネク
タ装置の全体を示す平面図、図2はそのコネクタを分離
した状態での断面図で、(a)は雌側コネクタ、(b)
は雄側コネクタをそれぞれ示している。又、図3はその
雌側コネクタの外観図で、(a)が上面図、(b)が正
面図である。同じく、図4は雄側コネクタで(a)が上
面図、(b)が正面図である。
的に説明する。図1は本発明の第1実施例に係るコネク
タ装置の全体を示す平面図、図2はそのコネクタを分離
した状態での断面図で、(a)は雌側コネクタ、(b)
は雄側コネクタをそれぞれ示している。又、図3はその
雌側コネクタの外観図で、(a)が上面図、(b)が正
面図である。同じく、図4は雄側コネクタで(a)が上
面図、(b)が正面図である。
【0019】図2(b)、図4において、雄側コネクタ
2には複数のピンコンタクト8が固定され、それぞれリ
ード線5に接続されている。ピンコンタクト8には途中
にリング状に加工された磁石(又は鉄片)が接着剤、等
で固定され、又、各ピンコンタクト8はリード線5とは
スプリング10を介して接続されている。
2には複数のピンコンタクト8が固定され、それぞれリ
ード線5に接続されている。ピンコンタクト8には途中
にリング状に加工された磁石(又は鉄片)が接着剤、等
で固定され、又、各ピンコンタクト8はリード線5とは
スプリング10を介して接続されている。
【0020】図2(a)、図(3)において、雌側コネ
クタ1には雄側コネクタ2のピンコンタクト8が挿入さ
れる鉄材からなるソケットコンタクト7がそれぞれ対応
した位置に複数設けられてリード線4と接続されてい
る。ソケットコンタクト7の入口側にはピンコンタクト
8の磁石9の接触面9aと嵌合して接触する接触面7a
が設けられている。6はコイルで各ソケットコンタクト
の周囲に巻かれており、励磁ピン3に接続している。こ
のコイルはソケットコンタクト7のすべてか、又は特定
のものに巻かれそれぞれ励磁ピン3と接続している。コ
イル6をすべてのソケットに巻くか、特定のもののみに
巻くかは、コネクタのピン数とその着脱する力によって
決定される。
クタ1には雄側コネクタ2のピンコンタクト8が挿入さ
れる鉄材からなるソケットコンタクト7がそれぞれ対応
した位置に複数設けられてリード線4と接続されてい
る。ソケットコンタクト7の入口側にはピンコンタクト
8の磁石9の接触面9aと嵌合して接触する接触面7a
が設けられている。6はコイルで各ソケットコンタクト
の周囲に巻かれており、励磁ピン3に接続している。こ
のコイルはソケットコンタクト7のすべてか、又は特定
のものに巻かれそれぞれ励磁ピン3と接続している。コ
イル6をすべてのソケットに巻くか、特定のもののみに
巻くかは、コネクタのピン数とその着脱する力によって
決定される。
【0021】このような構成において、雌側コネクタ1
のソケットコンタクト7は鉄材で、雄側コネクタ2の磁
石9の磁力により、吸着する機能を持つ。この吸着によ
り図1に示すように雄側コネクタ2と雌側コネクタ1と
が結合し、各ソケットコンタクト7とピンコンタクト8
との電気的導通を得ることが出来る。なお、このためピ
ンの挿入に必要なスプリング10の力が軽減されるの
で、必要に応じてスプリング10を省略することもでき
る。
のソケットコンタクト7は鉄材で、雄側コネクタ2の磁
石9の磁力により、吸着する機能を持つ。この吸着によ
り図1に示すように雄側コネクタ2と雌側コネクタ1と
が結合し、各ソケットコンタクト7とピンコンタクト8
との電気的導通を得ることが出来る。なお、このためピ
ンの挿入に必要なスプリング10の力が軽減されるの
で、必要に応じてスプリング10を省略することもでき
る。
【0022】雄側コネクタと雌側コネクタの分離は、コ
ンタクトソケット7の円筒状にコイル6を巻き、励磁ピ
ン3より電流を流すことにより、ソケットコンタクト7
を磁化させ、ソケットコンタクト7を雄側コネクタ2の
磁石9との反発作用を起こす磁界を発生させる。その反
発作用により、雌側コネクタ1と雄側コネクタ2は磁力
により分離する。
ンタクトソケット7の円筒状にコイル6を巻き、励磁ピ
ン3より電流を流すことにより、ソケットコンタクト7
を磁化させ、ソケットコンタクト7を雄側コネクタ2の
磁石9との反発作用を起こす磁界を発生させる。その反
発作用により、雌側コネクタ1と雄側コネクタ2は磁力
により分離する。
【0023】図5本発明の第2実施例に係るコネクタ装
置の使用例を示す図で、従来例と同じく、機体側と誘導
弾との接続に使用した側面図である。図6はそのコネク
タ装置の結合状態を示す断面図である。両図において、
機体側11と誘導機側13とは図16に示す従来例と同
じであるので説明は省略する。図6はコネクタが結合し
た状態で、機体側11には雌側コネクタ23が取付けら
れて従来と同様アンビリカルケーブル12の一端に接続
されて、分離時にはフックに固定されたワイヤで機体側
11と共に引っ張られるものである。誘導弾側13には
雄側コネクタ22が固定され、両コネクタはピンコンタ
クト28とソケットコンタクト27で結合している。こ
れらを分離する時には、図16の従来例と同じくワイヤ
により引っ張られて外力により分離するもので説明は省
略する。
置の使用例を示す図で、従来例と同じく、機体側と誘導
弾との接続に使用した側面図である。図6はそのコネク
タ装置の結合状態を示す断面図である。両図において、
機体側11と誘導機側13とは図16に示す従来例と同
じであるので説明は省略する。図6はコネクタが結合し
た状態で、機体側11には雌側コネクタ23が取付けら
れて従来と同様アンビリカルケーブル12の一端に接続
されて、分離時にはフックに固定されたワイヤで機体側
11と共に引っ張られるものである。誘導弾側13には
雄側コネクタ22が固定され、両コネクタはピンコンタ
クト28とソケットコンタクト27で結合している。こ
れらを分離する時には、図16の従来例と同じくワイヤ
により引っ張られて外力により分離するもので説明は省
略する。
【0024】図7は第2実施例のコネクタ装置の分離し
た状態での断面図で、(a)は雌側コネクタ、(b)は
雄側コネクタである。又、図8はこの雌側コネクタの外
観図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。同様
に、図9は雄側コネクタで、(a)は正面図、(b)は
側面図である。
た状態での断面図で、(a)は雌側コネクタ、(b)は
雄側コネクタである。又、図8はこの雌側コネクタの外
観図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。同様
に、図9は雄側コネクタで、(a)は正面図、(b)は
側面図である。
【0025】図7、図8、図9において、この第2実施
例のコネクタ装置は基本的には第1実施例と同じであ
り、異なる点は嵌合部の本体形状が円筒状である点であ
る。図7(b)、図9に示すように、雄側コネクタ22
には複数のピンコンタクト28が固定され、それぞれリ
ード線に接続されている。ピンコンタクト28の途中に
はリング状に加工された磁石29(又は、鉄片)が接着
材、等で固定され、スプリング20を介してそれぞれリ
ード線に接続されている。磁石29には後述のソケット
コンタクト27と接触する傾斜した接触面29aが設け
られている。
例のコネクタ装置は基本的には第1実施例と同じであ
り、異なる点は嵌合部の本体形状が円筒状である点であ
る。図7(b)、図9に示すように、雄側コネクタ22
には複数のピンコンタクト28が固定され、それぞれリ
ード線に接続されている。ピンコンタクト28の途中に
はリング状に加工された磁石29(又は、鉄片)が接着
材、等で固定され、スプリング20を介してそれぞれリ
ード線に接続されている。磁石29には後述のソケット
コンタクト27と接触する傾斜した接触面29aが設け
られている。
【0026】図7(a)、図8に示すように、雌側コネ
クタ21には雄側コネクタ22のピンコンタクト28が
挿入される鉄材からなるソケットコンタクト27がそれ
ぞれ対応した位置に複数設けられている。
クタ21には雄側コネクタ22のピンコンタクト28が
挿入される鉄材からなるソケットコンタクト27がそれ
ぞれ対応した位置に複数設けられている。
【0027】ソケットコンタクト27の入口側にはピン
コンタクト28の磁石29の接触面29aと嵌合して接
触する傾斜した接触面27aが設けられている。26は
コイルで各ソケットコンタクト27の周囲に巻かれてお
り、導通部(パターン又はリード線)でソケット24へ
それぞれ接続している。
コンタクト28の磁石29の接触面29aと嵌合して接
触する傾斜した接触面27aが設けられている。26は
コイルで各ソケットコンタクト27の周囲に巻かれてお
り、導通部(パターン又はリード線)でソケット24へ
それぞれ接続している。
【0028】このような構成において、雌側コネクタ2
1のソケットコンタクト27は鉄製であるため、雄側コ
ネクタ22の磁石29の磁力により吸着する機能を持
つ。この吸着により図6に示すように雄側コネクタ22
と雌側コネクタ23とが結合し、各ソケットコンタクト
とピンコンタクト28との電気的導通を得ることが出来
る。このため挿入に必要なスプリング20の力が軽減さ
れるので、必要に応じてこのスプリング20は省略する
こともできる。
1のソケットコンタクト27は鉄製であるため、雄側コ
ネクタ22の磁石29の磁力により吸着する機能を持
つ。この吸着により図6に示すように雄側コネクタ22
と雌側コネクタ23とが結合し、各ソケットコンタクト
とピンコンタクト28との電気的導通を得ることが出来
る。このため挿入に必要なスプリング20の力が軽減さ
れるので、必要に応じてこのスプリング20は省略する
こともできる。
【0029】雄側コネクタ22と雌側コネクタ21との
分離は、第1実施例と同様にコンタクトソケット27に
円筒状に巻かれたコイル26にソケット24より外部か
ら導通部25を介して電流を流し、ソケットコンタクト
27に雄側コネクタ22の磁石29との反発作用を起こ
す磁界を発生させる。その反発作用により雌側コネクタ
21と雄側コネクタ22を分離させることができる。
分離は、第1実施例と同様にコンタクトソケット27に
円筒状に巻かれたコイル26にソケット24より外部か
ら導通部25を介して電流を流し、ソケットコンタクト
27に雄側コネクタ22の磁石29との反発作用を起こ
す磁界を発生させる。その反発作用により雌側コネクタ
21と雄側コネクタ22を分離させることができる。
【0030】以上、説明の第1,第2実施例において
は、コネクタ結合時には磁石9又は29の吸引力により
行い、分離時にはコイル6又は26に電流を流してソケ
ットコンタクト7又は27を励磁して磁石9又は29と
の反発力を利用して分離する構成であるので、次のよう
な効果が得られるものである。
は、コネクタ結合時には磁石9又は29の吸引力により
行い、分離時にはコイル6又は26に電流を流してソケ
ットコンタクト7又は27を励磁して磁石9又は29と
の反発力を利用して分離する構成であるので、次のよう
な効果が得られるものである。
【0031】(1)雄側コネクタ2又は22と雌側コネ
クタ1又は21との導通を取る接触面積が大きくなり、
その吸引力も加わり、接触不良を防ぐことができる。
クタ1又は21との導通を取る接触面積が大きくなり、
その吸引力も加わり、接触不良を防ぐことができる。
【0032】(2)導通を取る為に使用するスプリング
ピン10又は20への依存性が少くなり、磁石9又は2
9のソケットコンタクト7又は27へ対する吸引力によ
りスムーズに結合できるようになり、作業性が向上す
る。
ピン10又は20への依存性が少くなり、磁石9又は2
9のソケットコンタクト7又は27へ対する吸引力によ
りスムーズに結合できるようになり、作業性が向上す
る。
【0033】(3)導通を取る為に使用するスプリング
ピン10又は20への依存性が少くなり、場合において
は、これを不用とすることも可能であるのでコネクタの
ピン8又は28やソケット7又は27及びケーブルを痛
めることがない。
ピン10又は20への依存性が少くなり、場合において
は、これを不用とすることも可能であるのでコネクタの
ピン8又は28やソケット7又は27及びケーブルを痛
めることがない。
【0034】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように本発明に
おいては、雄側コネクタと雌側コネクタとを結合して電
子、電気機器間の電気接続を行うコネクタ装置におい
て、ピンコンタクトに磁石を、ソケットコンタクトには
コイルを設け、コネクタ結合時にはソケットコンタクト
の磁石への吸引力を用い、コネクタ分離時にはコイルの
通電により発生する磁界と磁石との反発力を利用するコ
ネクタ装置としたため、次のような著しい効果が得られ
るものである。
おいては、雄側コネクタと雌側コネクタとを結合して電
子、電気機器間の電気接続を行うコネクタ装置におい
て、ピンコンタクトに磁石を、ソケットコンタクトには
コイルを設け、コネクタ結合時にはソケットコンタクト
の磁石への吸引力を用い、コネクタ分離時にはコイルの
通電により発生する磁界と磁石との反発力を利用するコ
ネクタ装置としたため、次のような著しい効果が得られ
るものである。
【0035】(1)雄側コネクタと雌側コネクタとの導
通を取る接触面積が大きくなり、接触不良を防ぐことが
できる。
通を取る接触面積が大きくなり、接触不良を防ぐことが
できる。
【0036】(2)導通を取る為に使用するスプリング
を省略することも可能となり、スムーズに結合・分離で
きるようになり、作業性が向上する。そのため、コネク
タのピンやソケット及びケーブルを破損することが少く
なる。
を省略することも可能となり、スムーズに結合・分離で
きるようになり、作業性が向上する。そのため、コネク
タのピンやソケット及びケーブルを破損することが少く
なる。
【図1】本発明の第1実施例に係るコネクタ装置の結合
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるコネクタを分離し
た状態での断面図で、(a)雌側コネクタを、(b)は
雄側コネクタをそれぞれ示す。
た状態での断面図で、(a)雌側コネクタを、(b)は
雄側コネクタをそれぞれ示す。
【図3】図2(a)の外観図で、(a)は上面図、
(b)は正面図である。
(b)は正面図である。
【図4】図2(b)の外観図で、(a)は上面図、
(b)は正面図である。
(b)は正面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るコネクタ装置を機体
と誘導弾で使用した構成図である。
と誘導弾で使用した構成図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るコネクタ装置の結合
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るコネクタを分離した
状態での断面図で、(a)は雌側コネクタ、(b)は雄
側コネクタをそれぞれ示す。
状態での断面図で、(a)は雌側コネクタ、(b)は雄
側コネクタをそれぞれ示す。
【図8】図7(a)の外観図で、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
【図9】図7(b)の外観図で、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
【図10】従来のコネクタ装置のコネクタを分離した状
態での断面図で、(a)は雌側コネクタ、(b)は雄側
コネクタをそれぞれ示す。
態での断面図で、(a)は雌側コネクタ、(b)は雄側
コネクタをそれぞれ示す。
【図11】図10(a)の外観図で、(a)は上面図、
(b)は正面図である。
(b)は正面図である。
【図12】図10(b)の外観図で、(a)は正面図、
(b)は正面図である。
(b)は正面図である。
【図13】従来の他の型式のコネクタ装置で、コネクタ
を分離した状態の断面図であり、(a)は雌側コネク
タ、(b)は雄側コネクタである。
を分離した状態の断面図であり、(a)は雌側コネク
タ、(b)は雄側コネクタである。
【図14】図13(a)の外観図で、(a)は正面図、
(b)は正面図である。
(b)は正面図である。
【図15】図13(b)は外観図で、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
【図16】従来のコネクタ装置を機体と誘導弾で使用し
た構成図である。
た構成図である。
【図17】従来のコネクタ装置の結合状態での断面図で
ある。
ある。
1 雌側コネクタ 2 雄側コネクタ 3 励磁ピン 6 コイル 7 ソケットコンタクト 8 ピンコンタクト 9 磁石 10 スプリング 20 スプリング 21 雌側コネクタ 22 雄側コネクタ 24 ソケット 26 コイル 27 ソケットコンタクト 28 ピンコンタクト 29 磁石
Claims (1)
- 【請求項1】 ピンコンタクトを有する雄側コネクタ
と、ソケットコンタクトを有する雌側コネクタとを結合
して電子、電気機器間の電気接続を行うコネクタ装置に
おいて、前記ピンコンタクトには磁石を設け、前記ソケ
ットコンタクトの周囲にはコイルを巻いてなり、コネク
タ結合時には前記磁石の前記ソケットコンタクトに対す
る吸引力で前記ピンコンタクトを前記ソケットコンタク
トに挿入可能とし、コネクタ分離時には前記コイルに通
電することにより発生する磁界と前記磁石との反発力で
離脱することを特徴とするコネクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5046594A JPH07263078A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | コネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5046594A JPH07263078A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | コネクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07263078A true JPH07263078A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12859636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5046594A Withdrawn JPH07263078A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | コネクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07263078A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100793699B1 (ko) * | 2007-09-17 | 2008-01-09 | 주식회사 지엔티시스템즈 | 평판 디스플레이 모듈의 테스트용 지그 |
CN103503246A (zh) * | 2011-04-27 | 2014-01-08 | 汽车连接器有限公司 | 电磁电连接装置的改进构造 |
KR101506540B1 (ko) * | 2013-11-05 | 2015-03-30 | 대우조선해양 주식회사 | 자성체 커넥터 |
US10168736B2 (en) | 2015-08-13 | 2019-01-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Coupling member and electronic device including the same |
WO2022001150A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 苏州市职业大学 | 一种电磁吸式金属连接器 |
WO2022158232A1 (ja) * | 2021-01-19 | 2022-07-28 | ヤーマン株式会社 | 接続装置 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP5046594A patent/JPH07263078A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100793699B1 (ko) * | 2007-09-17 | 2008-01-09 | 주식회사 지엔티시스템즈 | 평판 디스플레이 모듈의 테스트용 지그 |
CN103503246A (zh) * | 2011-04-27 | 2014-01-08 | 汽车连接器有限公司 | 电磁电连接装置的改进构造 |
KR101506540B1 (ko) * | 2013-11-05 | 2015-03-30 | 대우조선해양 주식회사 | 자성체 커넥터 |
US10168736B2 (en) | 2015-08-13 | 2019-01-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Coupling member and electronic device including the same |
WO2022001150A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 苏州市职业大学 | 一种电磁吸式金属连接器 |
WO2022158232A1 (ja) * | 2021-01-19 | 2022-07-28 | ヤーマン株式会社 | 接続装置 |
JP2022110821A (ja) * | 2021-01-19 | 2022-07-29 | ヤーマン株式会社 | 接続装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |