JPH07262953A - 荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法 - Google Patents
荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法Info
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- JPH07262953A JPH07262953A JP6048301A JP4830194A JPH07262953A JP H07262953 A JPH07262953 A JP H07262953A JP 6048301 A JP6048301 A JP 6048301A JP 4830194 A JP4830194 A JP 4830194A JP H07262953 A JPH07262953 A JP H07262953A
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Landscapes
- Electron Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】集積回路などの製造に使用される荷電粒子ビー
ム露光装置、たとえば、電子ビーム露光装置に関し、非
点収差補正の精度の向上を図り、精度の高い露光を行う
ことができるようにし、集積回路の微細化に対応するこ
とができるようにする。 【構成】非点収差補正コイル24、25を設け、これら
非点収差補正コイル24、25の補正量比を調整するこ
とにより、非点収差補正を行う。
ム露光装置、たとえば、電子ビーム露光装置に関し、非
点収差補正の精度の向上を図り、精度の高い露光を行う
ことができるようにし、集積回路の微細化に対応するこ
とができるようにする。 【構成】非点収差補正コイル24、25を設け、これら
非点収差補正コイル24、25の補正量比を調整するこ
とにより、非点収差補正を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路などの製造に
使用される荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法に関す
る。
使用される荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、荷電粒子ビーム露光装置、例え
ば、電子ビーム露光装置として、図9にその要部を示す
ようなものが知られている。
ば、電子ビーム露光装置として、図9にその要部を示す
ようなものが知られている。
【0003】図中、1は光軸、2は電子ビーム、3はス
リット像、4は最終段の電子レンズ、5〜8は主偏向器
を構成する偏向器、9は偏向に伴って発生するX軸方向
の電子ビームの焦点距離とY軸方向の電子ビームの焦点
距離のずれから発生する非点収差を補正する非点収差補
正コイル、10は試料であるウエハである。
リット像、4は最終段の電子レンズ、5〜8は主偏向器
を構成する偏向器、9は偏向に伴って発生するX軸方向
の電子ビームの焦点距離とY軸方向の電子ビームの焦点
距離のずれから発生する非点収差を補正する非点収差補
正コイル、10は試料であるウエハである。
【0004】ここに、非点収差補正コイル9は、電子ビ
ーム2の形状を伸び縮みさせるような磁場を発生させる
ものであり、補正量に応じた電流を流すことにより、非
点収差による電子ビーム2の形状の変化を補正するとい
うものである。
ーム2の形状を伸び縮みさせるような磁場を発生させる
ものであり、補正量に応じた電流を流すことにより、非
点収差による電子ビーム2の形状の変化を補正するとい
うものである。
【0005】たとえば、図10は、Y軸方向に非点収差
が生じている場合を示す図であり、図中、13は電子ビ
ーム2のうち、X軸方向の電子ビーム、14は電子ビー
ム2のうち、Y軸方向の電子ビームである。
が生じている場合を示す図であり、図中、13は電子ビ
ーム2のうち、X軸方向の電子ビーム、14は電子ビー
ム2のうち、Y軸方向の電子ビームである。
【0006】また、CXはX軸方向の電子ビーム13が
クロスするクロスオーバー点、CYはY軸方向の電子ビ
ーム14がクロスするクロスオーバー点、15は非点収
差がない場合にウエハ10上に結像されるスリット像、
16はY軸方向に非点収差が生じている場合に結像され
るスリット像を示している。
クロスするクロスオーバー点、CYはY軸方向の電子ビ
ーム14がクロスするクロスオーバー点、15は非点収
差がない場合にウエハ10上に結像されるスリット像、
16はY軸方向に非点収差が生じている場合に結像され
るスリット像を示している。
【0007】ここに、図11〜図15は非点収差補正コ
イル9の光軸1(Z軸)上の位置を種々、変化させて非
点収差補正を行う場合に結像されるスリット像16を示
している。
イル9の光軸1(Z軸)上の位置を種々、変化させて非
点収差補正を行う場合に結像されるスリット像16を示
している。
【0008】まず、図11は非点収差補正コイル9の光
軸1上の位置PZをPZ>CXとした場合を示しており、
この場合には、ウエハ10上に結像されるスリット像1
6は、X軸方向に縮まってしまう。なお、18〜21は
電子ビーム2に加わる電磁力を示している。
軸1上の位置PZをPZ>CXとした場合を示しており、
この場合には、ウエハ10上に結像されるスリット像1
6は、X軸方向に縮まってしまう。なお、18〜21は
電子ビーム2に加わる電磁力を示している。
【0009】また、図12は非点収差補正コイル9の光
軸1上の位置PZをPZ=CXとした場合を示しており、
この場合には、正確な非点収差補正が行われ、ウエハ1
0上に結像されるスリット像16は、非点収差がない場
合に結像されるスリット像と一致する。
軸1上の位置PZをPZ=CXとした場合を示しており、
この場合には、正確な非点収差補正が行われ、ウエハ1
0上に結像されるスリット像16は、非点収差がない場
合に結像されるスリット像と一致する。
【0010】また、図13は非点収差補正コイル9の光
軸1上の位置PZをCY<PZ<CXとした場合を示してお
り、この場合には、ウエハ10上に結像されるスリット
像16は、X軸方向に縮まってしまう。
軸1上の位置PZをCY<PZ<CXとした場合を示してお
り、この場合には、ウエハ10上に結像されるスリット
像16は、X軸方向に縮まってしまう。
【0011】また、図14は非点収差補正コイル9の光
軸1上の位置PZをPZ=CYとした場合を示しており、
この場合には、非点収差補正は全く行われず、ウエハ1
0上に結像されるスリット像16は、図10に示す場合
のままである。
軸1上の位置PZをPZ=CYとした場合を示しており、
この場合には、非点収差補正は全く行われず、ウエハ1
0上に結像されるスリット像16は、図10に示す場合
のままである。
【0012】また、図15は非点収差補正コイル9の光
軸1上の位置PZをPZ<CYとした場合を示しており、
この場合には、ウエハ10上に結像されるスリット像1
6は、X軸方向に縮まってしまう。
軸1上の位置PZをPZ<CYとした場合を示しており、
この場合には、ウエハ10上に結像されるスリット像1
6は、X軸方向に縮まってしまう。
【0013】このように、たとえば、Y軸方向に非点収
差が生じている場合には、非点収差補正コイル9の光軸
1上の位置PZをPZ=CXとしなければ、完全な非点収
差補正を行うことができない。
差が生じている場合には、非点収差補正コイル9の光軸
1上の位置PZをPZ=CXとしなければ、完全な非点収
差補正を行うことができない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クロスオーバ
ー点CXが実際にどこに存在するかを知ることは困難で
あり、非点収差補正コイル9をクロスオーバー点CXに
合わせて配置することは実際には不可能である。X軸方
向の電子ビーム13に非点収差が生じている場合も同様
である。
ー点CXが実際にどこに存在するかを知ることは困難で
あり、非点収差補正コイル9をクロスオーバー点CXに
合わせて配置することは実際には不可能である。X軸方
向の電子ビーム13に非点収差が生じている場合も同様
である。
【0015】ここに、従来、非点収差補正コイル9は、
光軸1上、任意の位置に配置され、非点収差補正が行わ
れているが、実際には、偏向領域の隅で、電子ビーム2
の形状が変形し、例えば、右上隅では、電子ビーム2の
形状が本来の形状より横長になったり、左下隅では縦長
になったりすることが確認されている。
光軸1上、任意の位置に配置され、非点収差補正が行わ
れているが、実際には、偏向領域の隅で、電子ビーム2
の形状が変形し、例えば、右上隅では、電子ビーム2の
形状が本来の形状より横長になったり、左下隅では縦長
になったりすることが確認されている。
【0016】この電子ビーム2の形状の変化の量は、例
えば、電子ビーム2の形状が3μm平方の矩形である場
合、0.1μm以下の量であるが、今後に要求される集
積回路の微細化に対応するためには、非点収差補正の精
度を現在以上に高める必要がある。
えば、電子ビーム2の形状が3μm平方の矩形である場
合、0.1μm以下の量であるが、今後に要求される集
積回路の微細化に対応するためには、非点収差補正の精
度を現在以上に高める必要がある。
【0017】本発明は、かかる点に鑑み、非点収差補正
の精度の向上を図り、精度の高い露光を行うことができ
るようにし、集積回路の微細化に対応することができる
ようにした荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法を提供
することを目的とする。
の精度の向上を図り、精度の高い露光を行うことができ
るようにし、集積回路の微細化に対応することができる
ようにした荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法を提供
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の荷電粒子ビーム
露光装置は、少なくとも、第1、第2の非点収差補正コ
イルを、これら第1、第2の非点収差補正コイルのレン
ズ面が光軸上の異なる位置にあるように、配置して構成
するというものである。
露光装置は、少なくとも、第1、第2の非点収差補正コ
イルを、これら第1、第2の非点収差補正コイルのレン
ズ面が光軸上の異なる位置にあるように、配置して構成
するというものである。
【0019】本発明の荷電粒子ビーム露光方法は、少な
くとも、第1、第2の非点収差補正コイルを、これら第
1、第2の非点収差補正コイルのレンズ面が光軸上の異
なる位置にあるように配置し、これら第1、第2の非点
収差補正コイルの補正量比を調整することによって非点
収差補正を行い、露光を行うというものである。
くとも、第1、第2の非点収差補正コイルを、これら第
1、第2の非点収差補正コイルのレンズ面が光軸上の異
なる位置にあるように配置し、これら第1、第2の非点
収差補正コイルの補正量比を調整することによって非点
収差補正を行い、露光を行うというものである。
【0020】
【作用】本発明の荷電粒子ビーム露光装置においては、
第1、第2の非点収差補正コイルに供給する電流の比、
即ち、第1、第2の非点収差補正コイルの補正量比を調
整することによって非点収差補正を行うことができる
が、この場合、非点収差補正コイルを電子ビームのクロ
スオーバー点に配置した場合と同様の効果を得ることが
できる。
第1、第2の非点収差補正コイルに供給する電流の比、
即ち、第1、第2の非点収差補正コイルの補正量比を調
整することによって非点収差補正を行うことができる
が、この場合、非点収差補正コイルを電子ビームのクロ
スオーバー点に配置した場合と同様の効果を得ることが
できる。
【0021】また、本発明の荷電粒子ビーム露光方法に
よれば、第1、第2の非点収差補正コイルの補正量比を
調整することによって非点収差補正を行い、露光を行う
としたことにより、非点収差補正コイルを電子ビームの
クロスオーバー点に配置した場合と同様の効果を得るこ
とができる。
よれば、第1、第2の非点収差補正コイルの補正量比を
調整することによって非点収差補正を行い、露光を行う
としたことにより、非点収差補正コイルを電子ビームの
クロスオーバー点に配置した場合と同様の効果を得るこ
とができる。
【0022】
【実施例】以下、図1〜図8を参照して、本発明による
荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法の実施例につい
て、本発明を電子ビーム露光装置及び露光方法に適用し
た場合について説明する。
荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法の実施例につい
て、本発明を電子ビーム露光装置及び露光方法に適用し
た場合について説明する。
【0023】なお、図1、図7、図8において、図9、
図10〜図15に対応する部分には同一符号を付し、そ
の重複説明は省略する。
図10〜図15に対応する部分には同一符号を付し、そ
の重複説明は省略する。
【0024】第1実施例・・図1〜図7 図1は本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第1実施例の
電子ビーム露光装置の要部を示す図である。
電子ビーム露光装置の要部を示す図である。
【0025】この電子ビーム露光装置は、図9に示す非
点収差補正コイル9の代わりに、2個の非点収差補正コ
イル24、25を設け、その他については、図9に示す
従来の電子ビーム露光装置と同様に構成したものであ
る。
点収差補正コイル9の代わりに、2個の非点収差補正コ
イル24、25を設け、その他については、図9に示す
従来の電子ビーム露光装置と同様に構成したものであ
る。
【0026】ここに、X軸方向の電子ビームがクロスす
るクロスオーバー点CX及びY軸方向の電子ビームがク
ロスするクロスオーバー点CYは、ケーラー照明の条
件、即ち、ウエハ10上における電子ビーム2の照度が
最も大きくなる条件から最終段の電子レンズ4のレンズ
面4Aの近傍に来るように調整されている。
るクロスオーバー点CX及びY軸方向の電子ビームがク
ロスするクロスオーバー点CYは、ケーラー照明の条
件、即ち、ウエハ10上における電子ビーム2の照度が
最も大きくなる条件から最終段の電子レンズ4のレンズ
面4Aの近傍に来るように調整されている。
【0027】即ち、この第1実施例の電子ビーム露光装
置においては、非点収差補正コイル24、25は、最終
段の電子レンズ4のレンズ面4Aを挟むような位置に配
置されている。
置においては、非点収差補正コイル24、25は、最終
段の電子レンズ4のレンズ面4Aを挟むような位置に配
置されている。
【0028】また、図2は非点収差補正コイル24、2
5に供給する電流を制御する非点収差補正コイル制御回
路の一例を示している。
5に供給する電流を制御する非点収差補正コイル制御回
路の一例を示している。
【0029】図中、27は電子ビーム2の偏向量に応じ
た、デジタル信号からなる補正データを出力する補正デ
ータ出力部、28は補正データ出力部27から出力され
るデジタル信号からなる補正データを演算して非点収差
補正コイル24、25のそれぞれに必要な補正データを
出力するデジタル演算部である。
た、デジタル信号からなる補正データを出力する補正デ
ータ出力部、28は補正データ出力部27から出力され
るデジタル信号からなる補正データを演算して非点収差
補正コイル24、25のそれぞれに必要な補正データを
出力するデジタル演算部である。
【0030】また、29、30はデジタル演算部28か
ら出力されるデジタル信号からなる補正データをアナロ
グ信号に変換するD/Aコンバータ、31、32はD/
Aコンバータ29、30から出力されるアナログ信号を
増幅し、非点収差補正コイル24、25に必要な電流を
供給する増幅器である。
ら出力されるデジタル信号からなる補正データをアナロ
グ信号に変換するD/Aコンバータ、31、32はD/
Aコンバータ29、30から出力されるアナログ信号を
増幅し、非点収差補正コイル24、25に必要な電流を
供給する増幅器である。
【0031】また、図3は非点収差補正コイル24、2
5に供給する電流を制御する非点収差補正コイル制御回
路の他の例を示している。
5に供給する電流を制御する非点収差補正コイル制御回
路の他の例を示している。
【0032】図中、34は電子ビーム2の偏向量に応じ
た、デジタル信号からなる補正データを出力する補正デ
ータ出力部、35、36は補正データ出力部34から出
力されるデジタル信号からなる補正データをアナログ信
号に変換するD/Aコンバータである。
た、デジタル信号からなる補正データを出力する補正デ
ータ出力部、35、36は補正データ出力部34から出
力されるデジタル信号からなる補正データをアナログ信
号に変換するD/Aコンバータである。
【0033】また、37、38はD/Aコンバータ3
5、36から出力されるアナログ信号を増幅する増幅
器、39、40は増幅器37、38から出力されるアナ
ログ信号を演算して非点収差補正コイル24、25に必
要な電流を供給するアナログ演算部である。
5、36から出力されるアナログ信号を増幅する増幅
器、39、40は増幅器37、38から出力されるアナ
ログ信号を演算して非点収差補正コイル24、25に必
要な電流を供給するアナログ演算部である。
【0034】ここに、非点収差補正は、非点収差補正コ
イル24、25の補正量比を調整することにより行われ
るが、この非点収差補正コイル24、25の補正量比の
調整は、偏向領域の複数点に電子ビームを偏向した場合
における電子ビームの形状を測定、比較して、形状の変
化が最も小さくなるように行われる。
イル24、25の補正量比を調整することにより行われ
るが、この非点収差補正コイル24、25の補正量比の
調整は、偏向領域の複数点に電子ビームを偏向した場合
における電子ビームの形状を測定、比較して、形状の変
化が最も小さくなるように行われる。
【0035】図4〜図6は、非点収差補正コイル24、
25の補正量比の調整手順を説明するための図であり、
図4に示すように、偏向領域42の四隅に電子ビーム検
出用の十字溝マーク43〜46を形成したウエハを用意
する。
25の補正量比の調整手順を説明するための図であり、
図4に示すように、偏向領域42の四隅に電子ビーム検
出用の十字溝マーク43〜46を形成したウエハを用意
する。
【0036】そして4個の十字溝マーク43〜46のう
ち、1個の十字溝マーク、例えば、十字溝マーク43を
図5に示すように電子ビーム2で走査し、反射電子の波
形を測定し、その2回微分波形を求める。
ち、1個の十字溝マーク、例えば、十字溝マーク43を
図5に示すように電子ビーム2で走査し、反射電子の波
形を測定し、その2回微分波形を求める。
【0037】ここに、例えば、電子ビーム2を図6Aに
示すように走査すると、図6Bに示すような反射電子波
形を得ることができ、この反射電子波形を微分すると、
図6Cに示すような微分波形を得ることができ、この微
分波形を微分すると、図6Dに示すような2回微分波形
を得ることができる。
示すように走査すると、図6Bに示すような反射電子波
形を得ることができ、この反射電子波形を微分すると、
図6Cに示すような微分波形を得ることができ、この微
分波形を微分すると、図6Dに示すような2回微分波形
を得ることができる。
【0038】このようにして得られた2回微分波形の負
側のピーク48と、このピーク48の隣の正側のピーク
49との距離が、偏向領域42の十字溝マーク43が形
成されている隅における電子ビーム2の形状のX軸方向
の幅となる。同様にして、Y軸方向の幅も知ることがで
きる。
側のピーク48と、このピーク48の隣の正側のピーク
49との距離が、偏向領域42の十字溝マーク43が形
成されている隅における電子ビーム2の形状のX軸方向
の幅となる。同様にして、Y軸方向の幅も知ることがで
きる。
【0039】このようにして、偏向領域42の四隅に形
成された十字溝マーク43〜46を利用して、電子ビー
ム2を偏向領域42の四隅に偏向した場合における形状
を測定する。
成された十字溝マーク43〜46を利用して、電子ビー
ム2を偏向領域42の四隅に偏向した場合における形状
を測定する。
【0040】そして、非点収差補正マーク24、25の
補正量比を変化させて、電子ビーム2を偏向領域42の
四隅に偏向した場合における形状を何回かにわたって測
定し、そのなかで最も良いものを補正量比として決定す
る。
補正量比を変化させて、電子ビーム2を偏向領域42の
四隅に偏向した場合における形状を何回かにわたって測
定し、そのなかで最も良いものを補正量比として決定す
る。
【0041】なお、予め計算によって設定した2種類の
補正量比にて比較を行い、これらの結果から最良の補正
量比を演算によって求めることもできる。
補正量比にて比較を行い、これらの結果から最良の補正
量比を演算によって求めることもできる。
【0042】ここに、図7は、本発明の荷電粒子ビーム
露光装置の第1実施例の電子ビーム露光装置の効果を説
明するための図であり、図10に示すようにY軸方向に
非点収差が生じている場合に、この非点収差が補正され
る様子を示している。
露光装置の第1実施例の電子ビーム露光装置の効果を説
明するための図であり、図10に示すようにY軸方向に
非点収差が生じている場合に、この非点収差が補正され
る様子を示している。
【0043】図中、51〜54は非点収差補正コイル2
4が電子ビーム2に及ぼす電磁力、55〜58は非点収
差補正コイル25が電子ビーム2に及ぼす電磁力を示し
ている。
4が電子ビーム2に及ぼす電磁力、55〜58は非点収
差補正コイル25が電子ビーム2に及ぼす電磁力を示し
ている。
【0044】ここに、非点収差補正コイル24によっ
て、X軸方向の電子ビーム13を外側に広がらせ、Y軸
方向の電子ビーム14を内側に縮まらせることができ、
非点収差補正コイル25によって、X軸方向の電子ビー
ム13を内側に縮まらせ、Y軸方向の電子ビーム14を
外側に広がらせることができる。
て、X軸方向の電子ビーム13を外側に広がらせ、Y軸
方向の電子ビーム14を内側に縮まらせることができ、
非点収差補正コイル25によって、X軸方向の電子ビー
ム13を内側に縮まらせ、Y軸方向の電子ビーム14を
外側に広がらせることができる。
【0045】したがって、この電子ビーム露光装置にお
いては、非点収差補正コイル24、25の補正量比を調
整し、全体として、Y軸方向の電子ビーム14の非点収
差のみを補正することができる。
いては、非点収差補正コイル24、25の補正量比を調
整し、全体として、Y軸方向の電子ビーム14の非点収
差のみを補正することができる。
【0046】即ち、1個の非点収差補正コイルを、X軸
方向の電子ビーム13のクロスオーバー点CXに配置し
た場合と同様の効果を得ることができる。
方向の電子ビーム13のクロスオーバー点CXに配置し
た場合と同様の効果を得ることができる。
【0047】また、同様にして、X軸方向の電子ビーム
13に非点収差がある場合には、X軸方向の電子ビーム
13の非点収差のみを補正することができ、X軸方向の
電子ビーム13及びY軸方向の電子ビーム14の両方に
非点収差がある場合には、これら両方の非点収差を補正
することができる。
13に非点収差がある場合には、X軸方向の電子ビーム
13の非点収差のみを補正することができ、X軸方向の
電子ビーム13及びY軸方向の電子ビーム14の両方に
非点収差がある場合には、これら両方の非点収差を補正
することができる。
【0048】このように、本発明の荷電粒子ビームの第
1実施例の電子ビーム露光装置においては、非点収差補
正コイル24、25の補正量比を調整することにより、
非点収差補正コイルを電子ビームのクロスオーバー点に
配置した場合と同様の効果を得ることができるので、非
点収差補正の精度の向上を図り、精度の高い露光を行う
ことができ、集積回路の微細化に対応することができ
る。
1実施例の電子ビーム露光装置においては、非点収差補
正コイル24、25の補正量比を調整することにより、
非点収差補正コイルを電子ビームのクロスオーバー点に
配置した場合と同様の効果を得ることができるので、非
点収差補正の精度の向上を図り、精度の高い露光を行う
ことができ、集積回路の微細化に対応することができ
る。
【0049】第2実施例・・図8 図8は本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第2実施例の
電子ビーム露光装置の要部を示す図である。
電子ビーム露光装置の要部を示す図である。
【0050】この第2実施例の電子ビーム露光装置は、
非点収差が生じていない場合における電子レンズ4によ
る電子ビーム2のクロスオーバー点の近傍に、非点収差
補正コイル24のレンズ面が位置するように、非点収差
補正コイル24を配置し、その他については、図1に示
す第1実施例の電子ビーム露光装置と同様に構成したも
のである。
非点収差が生じていない場合における電子レンズ4によ
る電子ビーム2のクロスオーバー点の近傍に、非点収差
補正コイル24のレンズ面が位置するように、非点収差
補正コイル24を配置し、その他については、図1に示
す第1実施例の電子ビーム露光装置と同様に構成したも
のである。
【0051】この第2実施例においても、Y軸方向の電
子ビーム14に非点収差がある場合には、非点収差補正
コイル24、25の補正量比を調整し、全体として、Y
軸方向の電子ビーム14の非点収差のみを補正すること
ができる。
子ビーム14に非点収差がある場合には、非点収差補正
コイル24、25の補正量比を調整し、全体として、Y
軸方向の電子ビーム14の非点収差のみを補正すること
ができる。
【0052】即ち、1個の非点収差補正コイルを、X軸
方向の電子ビーム13のクロスオーバー点CXに配置し
た場合と同様の効果を得ることができる。
方向の電子ビーム13のクロスオーバー点CXに配置し
た場合と同様の効果を得ることができる。
【0053】また、同様にして、X軸方向の電子ビーム
に非点収差がある場合には、X軸方向の電子ビーム13
の非点収差のみを補正することができ、X軸方向の電子
ビーム13及びY軸方向の電子ビーム14の両方に非点
収差がある場合には、これら両方の非点収差を補正する
ことができる。
に非点収差がある場合には、X軸方向の電子ビーム13
の非点収差のみを補正することができ、X軸方向の電子
ビーム13及びY軸方向の電子ビーム14の両方に非点
収差がある場合には、これら両方の非点収差を補正する
ことができる。
【0054】なお、この第2実施例の場合においては、
非点収差の大部分が非点収差補正コイル24により補正
され、この非点収差補正コイル24によって補正しきれ
ない成分が非点収差補正コイル25により補正されるこ
とになる。
非点収差の大部分が非点収差補正コイル24により補正
され、この非点収差補正コイル24によって補正しきれ
ない成分が非点収差補正コイル25により補正されるこ
とになる。
【0055】このように、本発明の荷電粒子ビームの第
2実施例の電子ビーム露光装置によれば、非点収差補正
コイル24、25の補正量比を調整することにより、非
点収差補正コイルを電子ビームのクロスオーバー点に配
置した場合と同様の効果を得ることができるので、非点
収差補正の精度の向上を図り、精度の高い露光を行うこ
とができ、集積回路の微細化に対応することができる。
2実施例の電子ビーム露光装置によれば、非点収差補正
コイル24、25の補正量比を調整することにより、非
点収差補正コイルを電子ビームのクロスオーバー点に配
置した場合と同様の効果を得ることができるので、非点
収差補正の精度の向上を図り、精度の高い露光を行うこ
とができ、集積回路の微細化に対応することができる。
【0056】なお、非点収差が生じていない場合におけ
る電子レンズ4による電子ビーム2のクロスオーバー点
の近傍に、非点収差補正コイル25のレンズ面が位置す
るように、非点収差補正コイル25を配置し、その他に
ついては、図1に示す第1実施例の電子ビーム露光装置
と同様に構成するようにしても良い。
る電子レンズ4による電子ビーム2のクロスオーバー点
の近傍に、非点収差補正コイル25のレンズ面が位置す
るように、非点収差補正コイル25を配置し、その他に
ついては、図1に示す第1実施例の電子ビーム露光装置
と同様に構成するようにしても良い。
【0057】この場合には、非点収差の大部分が非点収
差補正コイル25により補正され、この非点収差補正コ
イル25によって補正しきれない成分が非点収差補正コ
イル24により補正されることになる。
差補正コイル25により補正され、この非点収差補正コ
イル25によって補正しきれない成分が非点収差補正コ
イル24により補正されることになる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明の荷電粒子ビーム
露光装置によれば、少なくとも、第1、第2の非点収差
補正コイルを、これら第1、第2の非点収差補正コイル
のレンズ面が光軸上の異なる位置にあるように配置する
としたことにより、これら第1、第2の非点収差補正コ
イルの補正量比を調整することによって非点収差補正コ
イルを電子ビームのクロスオーバー点に配置した場合と
同様の効果を得ることができるので、非点収差補正の精
度の向上を図り、精度の高い露光を行うことができ、集
積回路の微細化に対応することができる。
露光装置によれば、少なくとも、第1、第2の非点収差
補正コイルを、これら第1、第2の非点収差補正コイル
のレンズ面が光軸上の異なる位置にあるように配置する
としたことにより、これら第1、第2の非点収差補正コ
イルの補正量比を調整することによって非点収差補正コ
イルを電子ビームのクロスオーバー点に配置した場合と
同様の効果を得ることができるので、非点収差補正の精
度の向上を図り、精度の高い露光を行うことができ、集
積回路の微細化に対応することができる。
【0059】また、本発明の荷電粒子ビーム露光方法に
よれば、少なくとも、第1、第2の非点収差補正コイル
を、これら第1、第2の非点収差補正コイルのレンズ面
が光軸上の異なる位置にあるように配置し、これら第
1、第2の非点収差補正コイルの補正量比を調整するこ
とによって非点収差補正を行い、露光を行うとしたこと
により、非点収差補正コイルを電子ビームのクロスオー
バー点に配置した場合と同様の効果を得ることができる
ので、非点収差補正の精度の向上を図り、精度の高い露
光を行うことができ、集積回路の微細化に対応すること
ができる。
よれば、少なくとも、第1、第2の非点収差補正コイル
を、これら第1、第2の非点収差補正コイルのレンズ面
が光軸上の異なる位置にあるように配置し、これら第
1、第2の非点収差補正コイルの補正量比を調整するこ
とによって非点収差補正を行い、露光を行うとしたこと
により、非点収差補正コイルを電子ビームのクロスオー
バー点に配置した場合と同様の効果を得ることができる
ので、非点収差補正の精度の向上を図り、精度の高い露
光を行うことができ、集積回路の微細化に対応すること
ができる。
【図1】本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第1実施例
の電子ビーム露光装置の要部を示す図である。
の電子ビーム露光装置の要部を示す図である。
【図2】本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第1実施例
の電子ビーム露光装置が設けるべき非点収差補正コイル
制御回路の一例を示す図である。
の電子ビーム露光装置が設けるべき非点収差補正コイル
制御回路の一例を示す図である。
【図3】本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第1実施例
の電子ビーム露光装置が設けるべき非点収差補正コイル
制御回路の他の例を示す図である。
の電子ビーム露光装置が設けるべき非点収差補正コイル
制御回路の他の例を示す図である。
【図4】本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第1実施例
の電子ビーム露光装置において行われるべき2個の非点
収差補正コイルの補正量比の調整手順を説明するための
図である。
の電子ビーム露光装置において行われるべき2個の非点
収差補正コイルの補正量比の調整手順を説明するための
図である。
【図5】本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第1実施例
の電子ビーム露光装置において行われるべき2個の非点
収差補正コイルの補正量比の調整手順を説明するための
図である。
の電子ビーム露光装置において行われるべき2個の非点
収差補正コイルの補正量比の調整手順を説明するための
図である。
【図6】本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第1実施例
の電子ビーム露光装置において行われるべき2個の非点
収差補正コイルの補正量比の調整手順を説明するための
図である。
の電子ビーム露光装置において行われるべき2個の非点
収差補正コイルの補正量比の調整手順を説明するための
図である。
【図7】本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第1実施例
の電子ビーム露光装置の効果を説明するための図であ
る。
の電子ビーム露光装置の効果を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の荷電粒子ビーム露光装置の第2実施例
の電子ビーム露光装置の要部を示す図である。
の電子ビーム露光装置の要部を示す図である。
【図9】従来の電子ビーム露光装置の一例の要部を示す
図である。
図である。
【図10】Y軸方向に非点収差が生じている場合を示す
図である。
図である。
【図11】従来の電子ビーム露光装置において非点収差
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
【図12】従来の電子ビーム露光装置において非点収差
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
【図13】従来の電子ビーム露光装置において非点収差
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
【図14】従来の電子ビーム露光装置において非点収差
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
【図15】従来の電子ビーム露光装置において非点収差
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
補正コイルの位置を変えて非点収差補正を行う場合に結
像されるスリット像を示す図である。
(図1) 1 光軸 2 電子ビーム 3 スリット像 4 最終段の電子レンズ 5〜8 主偏向器を構成する偏向器 10 ウエハ 24、25 非点収差補正コイル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/20 521 H01J 37/147 C H01L 21/027
Claims (9)
- 【請求項1】少なくとも、第1、第2の非点収差補正コ
イルを、これら第1、第2の非点収差補正コイルのレン
ズ面が光軸上の異なる位置にあるように配置してなるこ
とを特徴とする荷電粒子ビーム露光装置。 - 【請求項2】前記光軸上の異なる位置は、最終段の電子
レンズによる荷電粒子ビームのクロスオーバー点を挟む
位置であることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビ
ーム露光装置。 - 【請求項3】前記光軸上の異なる位置の一方は、非点収
差がない場合における最終段の電子レンズによる荷電粒
子ビームのクロスオーバー点の近傍であることを特徴と
する請求項1記載の荷電粒子ビーム露光装置。 - 【請求項4】少なくとも、第1、第2の非点収差補正コ
イルを、これら第1、第2の非点収差補正コイルのレン
ズ面が光軸上の異なる位置にあるように配置し、これら
第1、第2の非点収差補正コイルの補正量比を調整する
ことによって非点収差補正を行い、露光を行うことを特
徴とする荷電粒子ビーム露光方法。 - 【請求項5】前記光軸上の異なる位置は、最終段の電子
レンズによる荷電粒子ビームのクロスオーバー点を挟む
位置であることを特徴とする請求項4記載の荷電粒子ビ
ーム露光方法。 - 【請求項6】前記光軸上の異なる位置の一方は、非点収
差がない場合における最終段の電子レンズによる荷電粒
子ビームのクロスオーバー点の近傍であることを特徴と
する請求項4記載の荷電粒子ビーム露光方法。 - 【請求項7】前記補正量比は、荷電粒子ビームの偏向量
に応じた値であることを特徴とする請求項4、5又は6
記載の荷電粒子ビーム露光方法。 - 【請求項8】前記補正量比の調整は、偏向領域の複数点
に電子ビームを偏向した場合における荷電粒子ビームの
形状を測定し、形状変化が最も小さくなるような調整で
あることを特徴とする請求項7記載の荷電粒子ビーム露
光方法。 - 【請求項9】前記偏向領域の複数点は、前記偏向領域の
四隅に設定されていることを特徴とする請求項8記載の
荷電粒子ビーム露光方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6048301A JPH07262953A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法 |
US08/379,712 US5546319A (en) | 1994-01-28 | 1995-01-27 | Method of and system for charged particle beam exposure |
US08/626,906 US5719402A (en) | 1994-01-28 | 1996-04-04 | Method of and system for charged particle beam exposure |
US08/670,256 US5721432A (en) | 1994-01-28 | 1996-06-20 | Method of and system for charged particle beam exposure |
US08/964,331 US5965895A (en) | 1994-01-28 | 1997-11-04 | Method of providing changed particle beam exposure in which representative aligning marks on an object are detected to calculate an actual position to perform exposure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6048301A JPH07262953A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07262953A true JPH07262953A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12799619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6048301A Pending JPH07262953A (ja) | 1994-01-28 | 1994-03-18 | 荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07262953A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0877957A (ja) * | 1994-09-06 | 1996-03-22 | Hitachi Ltd | 荷電粒子投射装置 |
KR100434241B1 (ko) * | 2000-08-04 | 2004-06-04 | 가부시끼가이샤 도시바 | 하전 빔 노광 장치 |
CN109585246A (zh) * | 2017-09-29 | 2019-04-05 | 纽富来科技股份有限公司 | 多带电粒子束描绘装置及多带电粒子束描绘方法 |
KR20200143275A (ko) * | 2019-06-14 | 2020-12-23 | 가부시키가이샤 뉴플레어 테크놀로지 | 수치 보정기 및 다중 전자 빔 조사 장치 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6048301A patent/JPH07262953A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0877957A (ja) * | 1994-09-06 | 1996-03-22 | Hitachi Ltd | 荷電粒子投射装置 |
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KR20190038327A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 가부시키가이샤 뉴플레어 테크놀로지 | 멀티 하전 입자 빔 묘화 장치 및 멀티 하전 입자 빔 묘화 방법 |
US11037759B2 (en) | 2017-09-29 | 2021-06-15 | Nuflare Technology, Inc. | Multi charged particle beam writing apparatus and multi charged particle beam writing method |
KR20200143275A (ko) * | 2019-06-14 | 2020-12-23 | 가부시키가이샤 뉴플레어 테크놀로지 | 수치 보정기 및 다중 전자 빔 조사 장치 |
US11605523B2 (en) | 2019-06-14 | 2023-03-14 | Nuflare Technology, Inc. | Aberration corrector and multiple electron beam irradiation apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |