JPH07262732A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- JPH07262732A JPH07262732A JP7409694A JP7409694A JPH07262732A JP H07262732 A JPH07262732 A JP H07262732A JP 7409694 A JP7409694 A JP 7409694A JP 7409694 A JP7409694 A JP 7409694A JP H07262732 A JPH07262732 A JP H07262732A
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- JP
- Japan
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- cartridge
- shutter
- shutters
- holes
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カートリッジに形成された第1穴と複数の第
2穴とを複数のシャッターで効果的に開閉すること。 【構成】 カートリッジ13のほぼ中央部に形成された
第1穴15と、そのカートリッジ13の一端側13aに
配置された2つの第2穴16aとを重ねて折り畳まれる
第1及び第2シャッター17、18によって開閉し、カ
ートリッジ13の他端側13bに配置された2つの第2
穴16bを重ねて折り畳まれる第3及び第4シャッター
で開閉することを特徴とする。
2穴とを複数のシャッターで効果的に開閉すること。 【構成】 カートリッジ13のほぼ中央部に形成された
第1穴15と、そのカートリッジ13の一端側13aに
配置された2つの第2穴16aとを重ねて折り畳まれる
第1及び第2シャッター17、18によって開閉し、カ
ートリッジ13の他端側13bに配置された2つの第2
穴16bを重ねて折り畳まれる第3及び第4シャッター
で開閉することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばMOドライブ等
のディスクドライブにMO(記録及び再生の両方が可能
な光ディスク)等をローディングするのに最適なディス
クカートリッジに関し、特に、カートリッジの複数の穴
を複数のシャッターで開閉するものに関する。
のディスクドライブにMO(記録及び再生の両方が可能
な光ディスク)等をローディングするのに最適なディス
クカートリッジに関し、特に、カートリッジの複数の穴
を複数のシャッターで開閉するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図24に示すように、光ディ
スク1をカートリッジ2の内部に収納し、このカートリ
ッジ2のほぼ中央部にディスクテーブルが挿入される円
形穴である第1穴3を形成し、その第1穴3の周囲でカ
ートリッジ2の一端側2aと他端側2bに、光学ピック
アップが挿入される長穴であるそれぞれ2つ、合計4つ
の第2穴4a、4bを放射状で対称状に形成し、これら
第1穴3及び4つの第2穴4a、4bを1つのシャッタ
ー5で同時に開閉するように構成したものがある(例え
ば、実開平4−12169号公報)。
スク1をカートリッジ2の内部に収納し、このカートリ
ッジ2のほぼ中央部にディスクテーブルが挿入される円
形穴である第1穴3を形成し、その第1穴3の周囲でカ
ートリッジ2の一端側2aと他端側2bに、光学ピック
アップが挿入される長穴であるそれぞれ2つ、合計4つ
の第2穴4a、4bを放射状で対称状に形成し、これら
第1穴3及び4つの第2穴4a、4bを1つのシャッタ
ー5で同時に開閉するように構成したものがある(例え
ば、実開平4−12169号公報)。
【0003】これは、1つのシャッター5の一端側に第
1穴3とカートリッジ2の一端側の2つの第2穴4bと
にそれぞれ重なる第1開口6と2つの第2開口7を形成
しておき、シャッター5を矢印b方向にスライドした時
に第1開口6と2つの第2開口7とを第1穴3と2つの
第2穴4bに重ねることによって、第1穴3及び4つの
第2穴4a、4bを全部開くようにし、シャッター5を
矢印a方向にスライドすることによって第1穴3及び4
つの第2穴4a、4bを全部閉じるようにしたものであ
る。
1穴3とカートリッジ2の一端側の2つの第2穴4bと
にそれぞれ重なる第1開口6と2つの第2開口7を形成
しておき、シャッター5を矢印b方向にスライドした時
に第1開口6と2つの第2開口7とを第1穴3と2つの
第2穴4bに重ねることによって、第1穴3及び4つの
第2穴4a、4bを全部開くようにし、シャッター5を
矢印a方向にスライドすることによって第1穴3及び4
つの第2穴4a、4bを全部閉じるようにしたものであ
る。
【0004】また、図24の考えを応用して、図25に
示すように、第1穴3とカートリッジ2の一端側2aの
2つの第2穴4aとを左右に分割された一方のシャッタ
ー5aで矢印a、b方向に開閉し、カートリッジ2の他
端側2bの2つの第2穴4bを左右に分割された他方の
シャッター5bによって矢印a、b方向に開閉するもの
を考えることができる。なお、この際、左右に分割され
た2つのシャッター5a、5bを第1穴3の中央で左右
から突き合せるようにして第1穴3を閉塞する構造で
は、部品精度により、左右のシャッター5a、5bの間
に隙間が発生し易い。そして、その隙間からカートリッ
ジ2内にゴミが侵入してディスク1に付着し、記録、再
生のミスを招くような不都合が発生し易く、カートリッ
ジ2の防塵性が非常に悪くなる。
示すように、第1穴3とカートリッジ2の一端側2aの
2つの第2穴4aとを左右に分割された一方のシャッタ
ー5aで矢印a、b方向に開閉し、カートリッジ2の他
端側2bの2つの第2穴4bを左右に分割された他方の
シャッター5bによって矢印a、b方向に開閉するもの
を考えることができる。なお、この際、左右に分割され
た2つのシャッター5a、5bを第1穴3の中央で左右
から突き合せるようにして第1穴3を閉塞する構造で
は、部品精度により、左右のシャッター5a、5bの間
に隙間が発生し易い。そして、その隙間からカートリッ
ジ2内にゴミが侵入してディスク1に付着し、記録、再
生のミスを招くような不都合が発生し易く、カートリッ
ジ2の防塵性が非常に悪くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光ディスク1
がMOである場合には、外部磁界を容易に挿入できるよ
うに、4つの第2穴4a、4bの開口面積をカートリッ
ジ2の外形寸法に対して十分に大きくしなければならな
い。
がMOである場合には、外部磁界を容易に挿入できるよ
うに、4つの第2穴4a、4bの開口面積をカートリッ
ジ2の外形寸法に対して十分に大きくしなければならな
い。
【0006】この結果、図24及び図25に示すよう
に、シャッターの開蓋時に、シャッター5や5a、5b
がカートリッジ2の外側に大きな寸法L1 やL2 分喰み
出してしまい、実用性に欠けると言う問題がある。
に、シャッターの開蓋時に、シャッター5や5a、5b
がカートリッジ2の外側に大きな寸法L1 やL2 分喰み
出してしまい、実用性に欠けると言う問題がある。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、カートリッジの少なくとも片面
で、ほぼ中央部にディスクテーブルが挿入される第1穴
が形成され、その第1穴の周囲に光学ピックアップや外
部磁界等の記録及び/又は再生用の手段が挿入される複
数の第2穴が形成されたディスクカートリッジにおい
て、これら第1穴と複数の第2穴とを複数のシャッター
で極めて効果的に開閉することができるディスクカート
リッジを提供することを目的としている。
されたものであって、カートリッジの少なくとも片面
で、ほぼ中央部にディスクテーブルが挿入される第1穴
が形成され、その第1穴の周囲に光学ピックアップや外
部磁界等の記録及び/又は再生用の手段が挿入される複
数の第2穴が形成されたディスクカートリッジにおい
て、これら第1穴と複数の第2穴とを複数のシャッター
で極めて効果的に開閉することができるディスクカート
リッジを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスクカートリッジは、記録及び/又は
再生用のディスクが内部に収納されたカートリッジを有
し、上記カートリッジの少なくとも片面のほぼ中央部に
ディスクテーブルが挿入される第1穴が形成され、その
第1穴の周囲に複数の記録及び/又は再生用の手段が挿
入される複数の第2穴が形成されたディスクカートリッ
ジにおいて、上記カートリッジの少なくとも片面に沿っ
て摺動自在に取り付けられて、上記第1穴を単独で完全
に開閉する第1シャッターと、上記第1シャッターと重
ねられて上記カートリッジの少なくとも片面に沿って摺
動自在に取り付けられ、上記複数の第2穴を同時に開閉
する第2シャッターとを備え、上記第1シャッターの開
閉ストロークを上記第2シャッターの開閉ストロークよ
り大きくすることによって、上記第1穴及び第2穴の開
蓋時に、上記第1シャッターを上記第2シャッターに重
ねて折り畳むように構成したものである。
めの本発明のディスクカートリッジは、記録及び/又は
再生用のディスクが内部に収納されたカートリッジを有
し、上記カートリッジの少なくとも片面のほぼ中央部に
ディスクテーブルが挿入される第1穴が形成され、その
第1穴の周囲に複数の記録及び/又は再生用の手段が挿
入される複数の第2穴が形成されたディスクカートリッ
ジにおいて、上記カートリッジの少なくとも片面に沿っ
て摺動自在に取り付けられて、上記第1穴を単独で完全
に開閉する第1シャッターと、上記第1シャッターと重
ねられて上記カートリッジの少なくとも片面に沿って摺
動自在に取り付けられ、上記複数の第2穴を同時に開閉
する第2シャッターとを備え、上記第1シャッターの開
閉ストロークを上記第2シャッターの開閉ストロークよ
り大きくすることによって、上記第1穴及び第2穴の開
蓋時に、上記第1シャッターを上記第2シャッターに重
ねて折り畳むように構成したものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された本発明のディスクカー
トリッジは、カートリッジの少なくとも片面で、ほぼ中
央部に形成されたディスクテーブル挿入用の第1穴を第
1シャッターが単独で完全に開閉する一方、第1穴の周
囲に形成された記録及び/又は再生用の手段が挿入され
る複数の第2穴を第1シャッターに重ねられた第2シャ
ッターによって同時に開閉するようにし、第1シャッタ
ーと第2シャッターとの開閉ストロークの差によって、
第1及び第2穴の開蓋時に第1シャッターを第2シャッ
ターに重ねて折り畳むようにしたので、特に、複数の第
2穴の開口面積をカートリッジの外形寸法に対して十分
に大きくしても、シャッター開蓋時に、第1及び第2シ
ャッターがカートリッジの外側に喰み出すことを防止で
きる。
トリッジは、カートリッジの少なくとも片面で、ほぼ中
央部に形成されたディスクテーブル挿入用の第1穴を第
1シャッターが単独で完全に開閉する一方、第1穴の周
囲に形成された記録及び/又は再生用の手段が挿入され
る複数の第2穴を第1シャッターに重ねられた第2シャ
ッターによって同時に開閉するようにし、第1シャッタ
ーと第2シャッターとの開閉ストロークの差によって、
第1及び第2穴の開蓋時に第1シャッターを第2シャッ
ターに重ねて折り畳むようにしたので、特に、複数の第
2穴の開口面積をカートリッジの外形寸法に対して十分
に大きくしても、シャッター開蓋時に、第1及び第2シ
ャッターがカートリッジの外側に喰み出すことを防止で
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を適用したディスクカートリッ
ジの一実施例を図1〜図23を参照して説明する。
ジの一実施例を図1〜図23を参照して説明する。
【0011】[カートリッジの概要説明]まず、図1〜
図5に示すように、このディスクカートリッジ11は、
上下両面が記録及び再生の両方が可能なディスクである
直径20cmの光ディスク(MO)12が使用される。
図5に示すように、このディスクカートリッジ11は、
上下両面が記録及び再生の両方が可能なディスクである
直径20cmの光ディスク(MO)12が使用される。
【0012】そして、この光ディスク12を内部に収納
するカートリッジ13は合成樹脂によって成形された上
下ハーフ14a、14bを複数のビスによって締結した
扁平で方形状で、かつ上下が同一形状の箱型ケースに構
成されている。
するカートリッジ13は合成樹脂によって成形された上
下ハーフ14a、14bを複数のビスによって締結した
扁平で方形状で、かつ上下が同一形状の箱型ケースに構
成されている。
【0013】そして、カートリッジ13の上下両面を構
成する上下ハーフ14a、14bには、それぞれ中央部
にそれぞれディスクテーブル挿入用の円形穴である第1
穴15が形成され、その第1穴15を中心にしてカート
リッジ13の長さ方向における一端側13aと他端側1
3bとに光学ピックアップ及び外部磁界挿入用の長穴で
あるそれぞれ2つ、合計4つの第2穴16a、16bが
約90°間隔の放射状で、かつ、対称状に形成されてい
る。従って、カートリッジ13の上下両面には合計2つ
の第1穴15と合計8つの第2穴16a、16bが同一
形状に形成されている。
成する上下ハーフ14a、14bには、それぞれ中央部
にそれぞれディスクテーブル挿入用の円形穴である第1
穴15が形成され、その第1穴15を中心にしてカート
リッジ13の長さ方向における一端側13aと他端側1
3bとに光学ピックアップ及び外部磁界挿入用の長穴で
あるそれぞれ2つ、合計4つの第2穴16a、16bが
約90°間隔の放射状で、かつ、対称状に形成されてい
る。従って、カートリッジ13の上下両面には合計2つ
の第1穴15と合計8つの第2穴16a、16bが同一
形状に形成されている。
【0014】そして、カートリッジ13の上下両面にそ
れぞれ4つ、合計8つのシャッターである第1、第2、
第3及び第4シャッター17、18、19及び20が矢
印a、b方向及び矢印c、d方向であるシャッター開閉
方向に摺動自在に取り付けられている。
れぞれ4つ、合計8つのシャッターである第1、第2、
第3及び第4シャッター17、18、19及び20が矢
印a、b方向及び矢印c、d方向であるシャッター開閉
方向に摺動自在に取り付けられている。
【0015】そして、各第1シャッター17が第1穴1
5を単独で完全に開閉するように構成されている。また
第1シャッター17が第2シャッター18の外側に重ね
られて、これら第1及び第2シャッター17、18が共
働してカートリッジ13の一端側13aの2つの第2穴
16aを同時に開閉するように構成されている。また、
第3シャッター19が第4シャッター20の外側に重ね
られて、これら第3及び第4シャッター19、20とが
共働してカートリッジ13の他端側13bの2つの第2
穴16bを同時に開閉するように構成されている。
5を単独で完全に開閉するように構成されている。また
第1シャッター17が第2シャッター18の外側に重ね
られて、これら第1及び第2シャッター17、18が共
働してカートリッジ13の一端側13aの2つの第2穴
16aを同時に開閉するように構成されている。また、
第3シャッター19が第4シャッター20の外側に重ね
られて、これら第3及び第4シャッター19、20とが
共働してカートリッジ13の他端側13bの2つの第2
穴16bを同時に開閉するように構成されている。
【0016】そして、図3に示すように、カートリッジ
13の外形寸法L1 、L2 に対して4つの第2穴16
a、16bの開口面積を最大限に大きく形成している。
なお、カートリッジ13の一端側13aが後述するディ
スクドライブに対するローディング及びイジェクト時の
ハンドリング側に構成され、他端側13bがディスクド
ライブ内へのカートリッジ13の挿入方向側に構成され
ている。
13の外形寸法L1 、L2 に対して4つの第2穴16
a、16bの開口面積を最大限に大きく形成している。
なお、カートリッジ13の一端側13aが後述するディ
スクドライブに対するローディング及びイジェクト時の
ハンドリング側に構成され、他端側13bがディスクド
ライブ内へのカートリッジ13の挿入方向側に構成され
ている。
【0017】[カートリッジの表面形状]次に、図1〜
図5に示すように、カートリッジ13の上下両面には左
右両側縁に沿ってシャッター開閉方向と平行な左右一対
の帯状膨出部22が一体成形されていて、これらの間が
シャッター摺動領域である凹所23に形成されている。
そして、これらの凹所23内でカートリッジ13の一端
側13aと他端側13bの矢印b、d方向の端部のほぼ
中央部に台形状膨出部24と帯状膨出部25がシャッタ
ー開閉方向に対して直角状に一体成形されている。ま
た、凹所23内で第1穴15の左右両側位置で左右一対
の帯状膨出部22の内側に左右一対のテーパー形状の膨
出部26が左右対称状に一体成形されている。なお、こ
れらの膨出部22、24、25、26は同一高さに形成
されている。
図5に示すように、カートリッジ13の上下両面には左
右両側縁に沿ってシャッター開閉方向と平行な左右一対
の帯状膨出部22が一体成形されていて、これらの間が
シャッター摺動領域である凹所23に形成されている。
そして、これらの凹所23内でカートリッジ13の一端
側13aと他端側13bの矢印b、d方向の端部のほぼ
中央部に台形状膨出部24と帯状膨出部25がシャッタ
ー開閉方向に対して直角状に一体成形されている。ま
た、凹所23内で第1穴15の左右両側位置で左右一対
の帯状膨出部22の内側に左右一対のテーパー形状の膨
出部26が左右対称状に一体成形されている。なお、こ
れらの膨出部22、24、25、26は同一高さに形成
されている。
【0018】そして、台形状膨出部24と帯状膨出部2
5がディスクドライブ内へのディスクカートリッジ11
のローディング時の高さ基準面に形成されていて、帯状
膨出部25の左右両端には左右一対の位置決めピン挿入
穴25aが形成されている。また、台形状膨出部24は
ハンドリングエリアに兼用されていて、この台形状膨出
部24には手指のすべり止め用ローレット24aが形成
されている。また、左右一対のテーパー形状の膨出部2
6の内側にはラベル貼付け用の凹部26aが形成されて
いる。
5がディスクドライブ内へのディスクカートリッジ11
のローディング時の高さ基準面に形成されていて、帯状
膨出部25の左右両端には左右一対の位置決めピン挿入
穴25aが形成されている。また、台形状膨出部24は
ハンドリングエリアに兼用されていて、この台形状膨出
部24には手指のすべり止め用ローレット24aが形成
されている。また、左右一対のテーパー形状の膨出部2
6の内側にはラベル貼付け用の凹部26aが形成されて
いる。
【0019】[シャッターの形状]そして、図1〜図5
に示すように、第1及び第2シャッター17と18、第
3及び第4シャッター19と20が凹所23内でカート
リッジ13の一端側13aと他端側13bとに分割して
配置され、これら第1及び第2シャッター17と18、
第3及び第4シャッター19と20がそれぞれ上下に重
ねられた状態で矢印a、b方向及び矢印c、d方向であ
る互いに反対方向に可逆的に摺動して、第1穴15及び
4つの第2穴16a、16bを開閉するように構成され
ている。
に示すように、第1及び第2シャッター17と18、第
3及び第4シャッター19と20が凹所23内でカート
リッジ13の一端側13aと他端側13bとに分割して
配置され、これら第1及び第2シャッター17と18、
第3及び第4シャッター19と20がそれぞれ上下に重
ねられた状態で矢印a、b方向及び矢印c、d方向であ
る互いに反対方向に可逆的に摺動して、第1穴15及び
4つの第2穴16a、16bを開閉するように構成され
ている。
【0020】そして、この際、第1シャッター17は単
独で第1穴15を完全に開閉するために、その左右方向
の中央部に矢印a方向に向って突出するほぼ半円形状の
凸部17aが形成されている。そして、第3シャッター
19が第1シャッター17と同じ高さで対向して配置さ
れていて、この第3シャッター19の左右方向の中央部
には上記凸部17aに対する逃げ用のほぼ半円形状の凹
部19aが形成されている。
独で第1穴15を完全に開閉するために、その左右方向
の中央部に矢印a方向に向って突出するほぼ半円形状の
凸部17aが形成されている。そして、第3シャッター
19が第1シャッター17と同じ高さで対向して配置さ
れていて、この第3シャッター19の左右方向の中央部
には上記凸部17aに対する逃げ用のほぼ半円形状の凹
部19aが形成されている。
【0021】そして、これら第1、第2、第3及び第4
シャッター17、18、19及び20は、凹所23内の
合計4つの膨出部24、25、26を避けて矢印a、b
方向及び矢印c、d方向に摺動できるように、それぞれ
ほぼクランク形状に形成されている。
シャッター17、18、19及び20は、凹所23内の
合計4つの膨出部24、25、26を避けて矢印a、b
方向及び矢印c、d方向に摺動できるように、それぞれ
ほぼクランク形状に形成されている。
【0022】[シャッターのスライド構造]次に、図1
〜図4、図8〜図12に示すように、カートリッジ13
の一端側13aと他端側13bとの左右両側で、上下ハ
ーフ14a、14bに大小長さが異なる左右各一対、合
計8つの長穴である第1、第2、第3及び第4ガイド穴
28、29、30及び31がシャッター開閉方向と平行
に形成されている。そして、これらのガイド穴28、2
9、30及び31内で矢印a、b方向及び矢印c、d方
向にスライドされる左右各一対、合計8つの第1、第
2、第3及び第4スライダー32、33、34及び35
の上下両端にカートリッジ13の上下両面に配置された
各4つ、合計8つの第1、第2、第3及び第4シャッタ
ー17、18、19及び20の左右両端がそれぞれビス
36によって固着されている。
〜図4、図8〜図12に示すように、カートリッジ13
の一端側13aと他端側13bとの左右両側で、上下ハ
ーフ14a、14bに大小長さが異なる左右各一対、合
計8つの長穴である第1、第2、第3及び第4ガイド穴
28、29、30及び31がシャッター開閉方向と平行
に形成されている。そして、これらのガイド穴28、2
9、30及び31内で矢印a、b方向及び矢印c、d方
向にスライドされる左右各一対、合計8つの第1、第
2、第3及び第4スライダー32、33、34及び35
の上下両端にカートリッジ13の上下両面に配置された
各4つ、合計8つの第1、第2、第3及び第4シャッタ
ー17、18、19及び20の左右両端がそれぞれビス
36によって固着されている。
【0023】そして、これら第1、第2、第3及び第4
スライダー32、33、34及び35は上下ハーフ14
a、14bの間に挟み込まれたシャッター開閉方向と平
行な左右各一対、合計4つのガイド軸37、38の外周
に挿通されている。
スライダー32、33、34及び35は上下ハーフ14
a、14bの間に挟み込まれたシャッター開閉方向と平
行な左右各一対、合計4つのガイド軸37、38の外周
に挿通されている。
【0024】なお、図11〜図12に示すように、左右
各一対の第1、第2、第3及び第4スライダー32、3
3、34及び35は上下ハーフ14a、14b間に形成
されたシャッター開閉方向と平行な左右各一対のガイド
溝39、40によって案内されて矢印a、b方向及び矢
印c、d方向にスライドされるように構成されている。
各一対の第1、第2、第3及び第4スライダー32、3
3、34及び35は上下ハーフ14a、14b間に形成
されたシャッター開閉方向と平行な左右各一対のガイド
溝39、40によって案内されて矢印a、b方向及び矢
印c、d方向にスライドされるように構成されている。
【0025】そして、第1及び第3シャッター17と1
9、第2及び第4シャッター18と20がそれぞれ同じ
高さに配置されていて、第1及び第3シャッター17と
19が第2及び第4シャッター18と20の上下の外側
に平行に重ねられて配置されている。
9、第2及び第4シャッター18と20がそれぞれ同じ
高さに配置されていて、第1及び第3シャッター17と
19が第2及び第4シャッター18と20の上下の外側
に平行に重ねられて配置されている。
【0026】[シャッター開閉動作]まず、図1及び図
3がシャッター閉蓋状態であり、左右各一対の第1及び
第3スライダー32、34が左右各一対の第1及び第3
ガイド穴28、30の矢印a、c方向の端部28a、3
0aまで矢印a、c方向にスライドされたことによっ
て、第1及び第3シャッター17と19がそれぞれ閉蓋
位置まで矢印a、c方向にスライドされている。また左
右各一対の第2及び第4スライダー33、35が左右各
一対の第2及び第3ガイド穴29、31の矢印a、c方
向の端部29a、31aまで矢印a、c方向にスライド
されたことによって、第2及び第4シャッター18と2
0もそれぞれ閉蓋位置まで矢印a、c方向にスライドさ
れている。
3がシャッター閉蓋状態であり、左右各一対の第1及び
第3スライダー32、34が左右各一対の第1及び第3
ガイド穴28、30の矢印a、c方向の端部28a、3
0aまで矢印a、c方向にスライドされたことによっ
て、第1及び第3シャッター17と19がそれぞれ閉蓋
位置まで矢印a、c方向にスライドされている。また左
右各一対の第2及び第4スライダー33、35が左右各
一対の第2及び第3ガイド穴29、31の矢印a、c方
向の端部29a、31aまで矢印a、c方向にスライド
されたことによって、第2及び第4シャッター18と2
0もそれぞれ閉蓋位置まで矢印a、c方向にスライドさ
れている。
【0027】そして、第1シャッター17が単独で第1
穴15を完全に閉蓋し、第1シャッター17と第2シャ
ッター18とが一部で上下にオーバーラップO1 され
て、これら第1、第2シャッター17、18が共働して
2つの第2穴16aを完全に閉蓋している。また、第3
シャッター19と第4シャッター20とが一部で上下に
オーバーラップO2 されて、これら第3、第4シャッタ
ー19、20が共働して2つの第2穴16bを完全に閉
蓋している。
穴15を完全に閉蓋し、第1シャッター17と第2シャ
ッター18とが一部で上下にオーバーラップO1 され
て、これら第1、第2シャッター17、18が共働して
2つの第2穴16aを完全に閉蓋している。また、第3
シャッター19と第4シャッター20とが一部で上下に
オーバーラップO2 されて、これら第3、第4シャッタ
ー19、20が共働して2つの第2穴16bを完全に閉
蓋している。
【0028】従って、このシャッター閉蓋状態では、第
1、第2、第3及び第4シャッター17、18、19及
び20が第1穴15や第2穴16a、16bの中央部等
において突き合せ状態になることが全くなく、第1穴1
5及び第2穴16a、16bをそれぞれ完全に閉蓋する
ことができて、カートリッジ13の防塵性が非常に高
い。
1、第2、第3及び第4シャッター17、18、19及
び20が第1穴15や第2穴16a、16bの中央部等
において突き合せ状態になることが全くなく、第1穴1
5及び第2穴16a、16bをそれぞれ完全に閉蓋する
ことができて、カートリッジ13の防塵性が非常に高
い。
【0029】次に、図2及び図4がシャッター開蓋状態
であり、第1及び第3シャッター17、19が閉蓋位置
まで矢印b、d方向にスライドされる途中で、これら第
1及び第3シャッター17、19が第2及び第4シャッ
ター18、20の外側に重ねられ、この時に、左右各一
対の第1及び第3スライダー32、34が左右各一対の
ガイド軸37、38上で左右各一対の第2及び第4スラ
イダー33、35に当接されて、これら第2及び第4ス
ライダー33、35を矢印b、c方向に押し動かす。
であり、第1及び第3シャッター17、19が閉蓋位置
まで矢印b、d方向にスライドされる途中で、これら第
1及び第3シャッター17、19が第2及び第4シャッ
ター18、20の外側に重ねられ、この時に、左右各一
対の第1及び第3スライダー32、34が左右各一対の
ガイド軸37、38上で左右各一対の第2及び第4スラ
イダー33、35に当接されて、これら第2及び第4ス
ライダー33、35を矢印b、c方向に押し動かす。
【0030】従って、第1及び第3シャッター17、1
9が矢印b、d方向への開蓋途中で第2及び第4シャッ
ター18、20の外側に重ねられ、その後これら第1及
び第2シャッター17、18、第3及び第4シャッター
19、20が一緒に閉蓋位置まで矢印b、d方向にスラ
イドされることになり、第1及び第2シャッター17、
18と、第3及び第4シャッター19、20とをそれぞ
れ内外に重ねるように折り畳んだ状態で開蓋位置まで開
蓋することができる。
9が矢印b、d方向への開蓋途中で第2及び第4シャッ
ター18、20の外側に重ねられ、その後これら第1及
び第2シャッター17、18、第3及び第4シャッター
19、20が一緒に閉蓋位置まで矢印b、d方向にスラ
イドされることになり、第1及び第2シャッター17、
18と、第3及び第4シャッター19、20とをそれぞ
れ内外に重ねるように折り畳んだ状態で開蓋位置まで開
蓋することができる。
【0031】そして、このようなシャッターの折り畳み
を実現するために、第1及び第3ガイド穴28、30の
長さが第2及び第4ガイド穴29、31の長さの約2倍
の長さに構成され、第1及び第3シャッター17、19
の開閉ストロークS1 、S3をが第2及び第4シャッタ
ー18、20の開閉ストロークS2 、S4 の約2倍のス
トロークに構成している。
を実現するために、第1及び第3ガイド穴28、30の
長さが第2及び第4ガイド穴29、31の長さの約2倍
の長さに構成され、第1及び第3シャッター17、19
の開閉ストロークS1 、S3をが第2及び第4シャッタ
ー18、20の開閉ストロークS2 、S4 の約2倍のス
トロークに構成している。
【0032】しかも、この際、第1シャッター17の開
閉ストロークS1 が大きく、第3シャッター19の開閉
ストロークS3 が小さく構成されている。
閉ストロークS1 が大きく、第3シャッター19の開閉
ストロークS3 が小さく構成されている。
【0033】そして、この開閉ストロークS1 とS3 の
差によって、図1に示すシャッター閉蓋状態のように、
第1シャッター17が単独で第1穴15を完全に閉蓋す
ることができる。また、矢印a、c方向から対向される
第1シャッター17の凸部17aと第3シャッター19
の凹部19aとのほぼ半円形状の分割領域(継ぎ目のこ
と)を第1穴15より他端側13bへ偏位させて、第1
穴15及び2つの第2穴16bの両方に重ならないカー
トリッジ13上に配置させることができる。また、矢印
a、c方向に閉蓋される第1及び第3シャッター17、
19の凸部17aと凹部19aの矢印a、c方向からの
衝突も防止できる。なお、第3シャッター19の開閉ス
トロークS3 を第1シャッター17の開閉ストロークS
1 と同じように大きくすると、図1に示すシャッター開
蓋状態となった時に、第3シャッター19がカートリッ
ジ13の他端側13bから矢印d方向に喰み出してしま
う。なお、第2、第4シャッター18、20の開閉スト
ロークS2 、S4 はほぼ同じに構成されている。
差によって、図1に示すシャッター閉蓋状態のように、
第1シャッター17が単独で第1穴15を完全に閉蓋す
ることができる。また、矢印a、c方向から対向される
第1シャッター17の凸部17aと第3シャッター19
の凹部19aとのほぼ半円形状の分割領域(継ぎ目のこ
と)を第1穴15より他端側13bへ偏位させて、第1
穴15及び2つの第2穴16bの両方に重ならないカー
トリッジ13上に配置させることができる。また、矢印
a、c方向に閉蓋される第1及び第3シャッター17、
19の凸部17aと凹部19aの矢印a、c方向からの
衝突も防止できる。なお、第3シャッター19の開閉ス
トロークS3 を第1シャッター17の開閉ストロークS
1 と同じように大きくすると、図1に示すシャッター開
蓋状態となった時に、第3シャッター19がカートリッ
ジ13の他端側13bから矢印d方向に喰み出してしま
う。なお、第2、第4シャッター18、20の開閉スト
ロークS2 、S4 はほぼ同じに構成されている。
【0034】この際、凸部17aを有する第1シャッタ
ー17と凹部19aを有する第3シャッター19とを図
1で上下逆配置に構成した場合には、第3シャッター1
9の強度的な意味合いから最小幅W1 を確保すると、ハ
ンドリングエリアである台形状膨出部24の幅W2 が小
さくなって、後述するディスクドライブに対するディス
クカートリッジ11の抜き差しのハンドリング操作に不
便が発生する。
ー17と凹部19aを有する第3シャッター19とを図
1で上下逆配置に構成した場合には、第3シャッター1
9の強度的な意味合いから最小幅W1 を確保すると、ハ
ンドリングエリアである台形状膨出部24の幅W2 が小
さくなって、後述するディスクドライブに対するディス
クカートリッジ11の抜き差しのハンドリング操作に不
便が発生する。
【0035】しかし、第1及び第3シャッター17、1
9を図1に示す配置にすることによって、第1シャッタ
ー17の矢印a方向側に凸部17aを形成すると共に、
矢印b方向側に凹部17cを形成しても、その第1シャ
ッター17に強度的に十分な幅W3 を確保することがで
きる。そして、第1シャッター17の矢印b方向側に凹
部17cを形成できることによって、台形膨出部24に
ハンドリングに必要な十分な幅W2 を確保することがで
きる。
9を図1に示す配置にすることによって、第1シャッタ
ー17の矢印a方向側に凸部17aを形成すると共に、
矢印b方向側に凹部17cを形成しても、その第1シャ
ッター17に強度的に十分な幅W3 を確保することがで
きる。そして、第1シャッター17の矢印b方向側に凹
部17cを形成できることによって、台形膨出部24に
ハンドリングに必要な十分な幅W2 を確保することがで
きる。
【0036】そして、このように、第1及び第2シャッ
ター17、18、第3及び第4シャッター19、20を
それぞれ内外に重ねて折り畳むと共に、第1及び第2シ
ャッター17、18、及び第3及び第4シャッター1
9、20を互いに反対方向である矢印a、b方向と矢印
c、d方向とに可逆的に開閉する構造は、これら第1、
第2、第3及び第4シャッター17、18、19及び2
0の全てをカートリッジ13外に全く喰み出すことな
く、カートリッジ13の面積内で極めて効果的に開閉す
ることができる。
ター17、18、第3及び第4シャッター19、20を
それぞれ内外に重ねて折り畳むと共に、第1及び第2シ
ャッター17、18、及び第3及び第4シャッター1
9、20を互いに反対方向である矢印a、b方向と矢印
c、d方向とに可逆的に開閉する構造は、これら第1、
第2、第3及び第4シャッター17、18、19及び2
0の全てをカートリッジ13外に全く喰み出すことな
く、カートリッジ13の面積内で極めて効果的に開閉す
ることができる。
【0037】[シャッターの摺動摩擦の軽減構造]次
に、図6及び図7に示すように、カートリッジ13の上
下両面に形成されている凹所23内が第1、第2、第3
及び第4シャッター17、18、19及び20の摺動領
域に形成されていて、この凹所23内にはそれぞれ内外
2重に重ねられて摺動される第1及び第2シャッター1
7と18、第3及び第4シャッター19、20の上下方
向の段差に見合う段差が形成されている。
に、図6及び図7に示すように、カートリッジ13の上
下両面に形成されている凹所23内が第1、第2、第3
及び第4シャッター17、18、19及び20の摺動領
域に形成されていて、この凹所23内にはそれぞれ内外
2重に重ねられて摺動される第1及び第2シャッター1
7と18、第3及び第4シャッター19、20の上下方
向の段差に見合う段差が形成されている。
【0038】即ち、この凹所23内の第1穴15の周囲
である図6に十字型のハッチングで示した中央領域がカ
ートリッジ13の厚さ方向で最も高い高所領域23aに
形成されている。そして、この高所領域23aからカー
トリッジ13の矢印b、d方向に向って3段階状に次第
に低くなるように図6に白抜きで示した中段領域23b
及び図6に左傾斜のハッチングで示した低所領域23c
に形成されている。そして、高所領域23aと中段領域
23b及び中段領域23bと低所領域23cとの継ぎ目
にはシャッター開閉方向に対して直角な斜面23dが形
成されていて、図6に白抜きで示した低所領域23cに
はシャッター開閉方向と平行で幅の狭い複数の凸条部2
3eが中段領域23bと同一高さに形成されている。
である図6に十字型のハッチングで示した中央領域がカ
ートリッジ13の厚さ方向で最も高い高所領域23aに
形成されている。そして、この高所領域23aからカー
トリッジ13の矢印b、d方向に向って3段階状に次第
に低くなるように図6に白抜きで示した中段領域23b
及び図6に左傾斜のハッチングで示した低所領域23c
に形成されている。そして、高所領域23aと中段領域
23b及び中段領域23bと低所領域23cとの継ぎ目
にはシャッター開閉方向に対して直角な斜面23dが形
成されていて、図6に白抜きで示した低所領域23cに
はシャッター開閉方向と平行で幅の狭い複数の凸条部2
3eが中段領域23bと同一高さに形成されている。
【0039】一方、第1、第2、第3及び第4シャッタ
ー17、18、19及び20はそれぞれステンレス薄板
等の金属薄板で形成されていて、第1、第3シャッター
17、19には段付け方向がカートリッジ13の厚さ方
向の中心に近づく矢印X方向に向う外周縁17b、19
bが絞り加工されている。また、第2、第4シャッター
18、20には段付け方向がカートリッジの厚さ方向の
中心から遠ざかる矢印Y方向に向う外周縁18b、20
bが絞り加工されている。そして、第1及び第2シャッ
ター17と18、第3及び第4シャッター19と20が
これらの外周縁17bと18b、19bと20bでそれ
ぞれ上下から接触して矢印a、b方向、矢印c、d方向
に摺動されるように構成されている。
ー17、18、19及び20はそれぞれステンレス薄板
等の金属薄板で形成されていて、第1、第3シャッター
17、19には段付け方向がカートリッジ13の厚さ方
向の中心に近づく矢印X方向に向う外周縁17b、19
bが絞り加工されている。また、第2、第4シャッター
18、20には段付け方向がカートリッジの厚さ方向の
中心から遠ざかる矢印Y方向に向う外周縁18b、20
bが絞り加工されている。そして、第1及び第2シャッ
ター17と18、第3及び第4シャッター19と20が
これらの外周縁17bと18b、19bと20bでそれ
ぞれ上下から接触して矢印a、b方向、矢印c、d方向
に摺動されるように構成されている。
【0040】従って、図2及び図4に示すように、第1
及び第2シャッター17と18、第3及び第4シャッタ
ー19と20をそれぞれ内外に重ねて折り畳むように矢
印a、b方向及び矢印c、d方向に開閉する際に、これ
ら第1及び第2シャッター17と18、第3及び第4シ
ャッター19と20をこれらの外周縁17bと18b、
19bと20bとの非常に小さな摺動面積部分のみで相
互に摺動させることができて、これらの摺動摩擦や摺動
摩耗を著しく軽減できる。
及び第2シャッター17と18、第3及び第4シャッタ
ー19と20をそれぞれ内外に重ねて折り畳むように矢
印a、b方向及び矢印c、d方向に開閉する際に、これ
ら第1及び第2シャッター17と18、第3及び第4シ
ャッター19と20をこれらの外周縁17bと18b、
19bと20bとの非常に小さな摺動面積部分のみで相
互に摺動させることができて、これらの摺動摩擦や摺動
摩耗を著しく軽減できる。
【0041】そして、図7に示すように、第1及び第2
シャッター17、18、第3及び第4シャッター19、
20が矢印a、c方向の閉蓋位置まで摺動された時、第
1と第3シャッター17と19が高所領域23a上に乗
り上げ、第2と第4シャッター18と20が中段領域2
3b上に乗り上げて、これら第1、第2、第3及び第4
シャッター17、18、19及び20の高さ及び撓みを
それぞれ規制する。
シャッター17、18、第3及び第4シャッター19、
20が矢印a、c方向の閉蓋位置まで摺動された時、第
1と第3シャッター17と19が高所領域23a上に乗
り上げ、第2と第4シャッター18と20が中段領域2
3b上に乗り上げて、これら第1、第2、第3及び第4
シャッター17、18、19及び20の高さ及び撓みを
それぞれ規制する。
【0042】そして、第1及び第2シャッター17、1
8、第3及び第4シャッター19、20が図7で矢印
b、d方向の開蓋位置まで摺動されると、第1と第3シ
ャッター17と19が高所領域23a上から矢印b、d
方向に外れて、中段領域23bの上部に隙間を有する状
態に配置され、第2と第4シャッター18と20が中段
領域23bから矢印b、d方向に外れて、低所領域23
dの上部に隙間を有する状態に配置されるようになる。
8、第3及び第4シャッター19、20が図7で矢印
b、d方向の開蓋位置まで摺動されると、第1と第3シ
ャッター17と19が高所領域23a上から矢印b、d
方向に外れて、中段領域23bの上部に隙間を有する状
態に配置され、第2と第4シャッター18と20が中段
領域23bから矢印b、d方向に外れて、低所領域23
dの上部に隙間を有する状態に配置されるようになる。
【0043】なおこの時、中段領域23bと同一高さで
低所領域23cに形成されている複数の凸状部23dに
よって、第1、第2、第3及び第4シャッター17、1
8、19及び20の撓みを規制する。
低所領域23cに形成されている複数の凸状部23dに
よって、第1、第2、第3及び第4シャッター17、1
8、19及び20の撓みを規制する。
【0044】従って、カートリッジ13の凹所23内に
シャッターの上下方向の段差に見合う3段階状の段差を
有する高所領域23a、中段領域23b、低所領域23
c及び複数の凸条部23dを形成したことによって、第
1、第2、第3及び第4シャッター17、18、19及
び20とカートリッジ13の表面との摺動摩擦及び摺動
摩耗を著しく軽減できる。
シャッターの上下方向の段差に見合う3段階状の段差を
有する高所領域23a、中段領域23b、低所領域23
c及び複数の凸条部23dを形成したことによって、第
1、第2、第3及び第4シャッター17、18、19及
び20とカートリッジ13の表面との摺動摩擦及び摺動
摩耗を著しく軽減できる。
【0045】なお、カートリッジ13の高所領域23a
と中段領域23b、及び、中段領域23bと低所領域2
3cとの間の継ぎ目にそれぞれ形成した斜面23dは、
第1、第3シャッター17、19が矢印a、c方向に摺
動する際に、これら第1、第3シャッター17、19が
上記継ぎ目で引っかからないように、これら第1、第3
シャッター17、19を矢印a、c方向にスムーズに案
内する。
と中段領域23b、及び、中段領域23bと低所領域2
3cとの間の継ぎ目にそれぞれ形成した斜面23dは、
第1、第3シャッター17、19が矢印a、c方向に摺
動する際に、これら第1、第3シャッター17、19が
上記継ぎ目で引っかからないように、これら第1、第3
シャッター17、19を矢印a、c方向にスムーズに案
内する。
【0046】従って、第1、第2、第3及び第4シャッ
ター17、18、19及び20をカートリッジ13の表
面上で矢印c、d方向にスムーズに摺動させることがで
きて、第1穴15及び第2穴16a、16bの開閉動作
を極めてスムーズに行える。
ター17、18、19及び20をカートリッジ13の表
面上で矢印c、d方向にスムーズに摺動させることがで
きて、第1穴15及び第2穴16a、16bの開閉動作
を極めてスムーズに行える。
【0047】しかも、第1、第2、第3及び第4シャッ
ター17、18、19及び20やカートリッジ13の表
面の耐摩耗性を向上させて、これらの耐久性を向上させ
ることができる上に、カートリッジ13の削りカスの発
生を極力防止できるので、その削りカスがカートリッジ
13内の光ディスク1に付着して、記録、再生のミスを
招くようなことを極力防止できる。
ター17、18、19及び20やカートリッジ13の表
面の耐摩耗性を向上させて、これらの耐久性を向上させ
ることができる上に、カートリッジ13の削りカスの発
生を極力防止できるので、その削りカスがカートリッジ
13内の光ディスク1に付着して、記録、再生のミスを
招くようなことを極力防止できる。
【0048】一方、第1、第2、第3及び第4シャッタ
ー17、18、19及び20にそれぞれ絞り加工された
外周縁17b、18b、19b及び20bはこれらの各
シャッターの補強用リブを兼用することになる。従っ
て、これら第1、第2、第3及び第4シャッター17、
18、19及び20の強度が著しく高く、これらのシャ
ッターが矢印a、b方向及び矢印c、d方向に摺動する
際に撓みが発生しにくく、これらのシャッターを極めて
スムーズに摺動させることができる。
ー17、18、19及び20にそれぞれ絞り加工された
外周縁17b、18b、19b及び20bはこれらの各
シャッターの補強用リブを兼用することになる。従っ
て、これら第1、第2、第3及び第4シャッター17、
18、19及び20の強度が著しく高く、これらのシャ
ッターが矢印a、b方向及び矢印c、d方向に摺動する
際に撓みが発生しにくく、これらのシャッターを極めて
スムーズに摺動させることができる。
【0049】なお、互いに重ねられて摺動される第1及
び第2シャッター17、18、第3及び第4シャッター
19、20のそれぞれの上下対向面に合成樹脂等の低摩
擦部材を取り付けて、これら第1及び第2シャッター1
7、18間及び第3及び第4シャッター19、20間の
摺動摩擦や摺動摩耗をより一層軽減するように構成して
も良い。
び第2シャッター17、18、第3及び第4シャッター
19、20のそれぞれの上下対向面に合成樹脂等の低摩
擦部材を取り付けて、これら第1及び第2シャッター1
7、18間及び第3及び第4シャッター19、20間の
摺動摩擦や摺動摩耗をより一層軽減するように構成して
も良い。
【0050】[シャッター開閉機構]次に、図8〜図1
8に示すように、カートリッジ13の一側部で上下ハー
フ14a、14b間にシャッター開閉機構42が組み込
まれている。
8に示すように、カートリッジ13の一側部で上下ハー
フ14a、14b間にシャッター開閉機構42が組み込
まれている。
【0051】このシャッター開閉機構42は、それぞれ
合成樹脂等で成形された駆動部材である第1スライドラ
ック43と、従動部材である第2スライドラック44
と、これら第1、第2スライドラック43、44のラッ
ク43a、44aに噛合されて、これらを連動させるピ
ニオン45と、シャッター間隔規制部材である第1及び
第2ロックスライダー46、47等を有している。
合成樹脂等で成形された駆動部材である第1スライドラ
ック43と、従動部材である第2スライドラック44
と、これら第1、第2スライドラック43、44のラッ
ク43a、44aに噛合されて、これらを連動させるピ
ニオン45と、シャッター間隔規制部材である第1及び
第2ロックスライダー46、47等を有している。
【0052】なお、第1スライドラック43の矢印b方
向側の端部43b及び第2スライドラック44の矢印d
方向側の端部44bにそれぞれ一側部の第1及び第3ス
ライダー32、34が一体成形されている。
向側の端部43b及び第2スライドラック44の矢印d
方向側の端部44bにそれぞれ一側部の第1及び第3ス
ライダー32、34が一体成形されている。
【0053】また、ピニオン45は第1スライドラック
43のラック43aに噛合されるピッチ円直径が大きい
大径ピニオン45aと、第2スライドラック44のラッ
ク44aに噛合されるピッチ円直径が小さい小径ピニオ
ン45bとが一体成形された2段ギア形状に構成されて
いる。
43のラック43aに噛合されるピッチ円直径が大きい
大径ピニオン45aと、第2スライドラック44のラッ
ク44aに噛合されるピッチ円直径が小さい小径ピニオ
ン45bとが一体成形された2段ギア形状に構成されて
いる。
【0054】そして、カートリッジ13の一側部(図1
1〜図13で右側のこと)の上下ハーフ14a、14b
間で、ガイド溝39の外側位置にガイド溝49がシャッ
ター開閉方向と平行でカートリッジ13のほぼ全長に亘
って形成されていて、このガイド溝49内にシャッター
開閉機構42が収納されている。
1〜図13で右側のこと)の上下ハーフ14a、14b
間で、ガイド溝39の外側位置にガイド溝49がシャッ
ター開閉方向と平行でカートリッジ13のほぼ全長に亘
って形成されていて、このガイド溝49内にシャッター
開閉機構42が収納されている。
【0055】その際、第1スライドラック43がそのラ
ック43aを上向けにしてガイド溝49内の下部位置に
水平に挿入されて矢印a、b方向に摺動自在に収納され
る。
ック43aを上向けにしてガイド溝49内の下部位置に
水平に挿入されて矢印a、b方向に摺動自在に収納され
る。
【0056】そして、その第1スライドラック43の上
からピニオン45がガイド溝49内に挿入されて、その
ピニオン45の中心軸45cの両端がガイド溝49の上
下中間位置で上下ハーフ14a、14b間に形成された
左右一対の軸受部50に嵌合されて回転自在で水平に支
持される。なお、ピニオン45はカートリッジ13の長
さ方向(矢印b、d方向)のほぼ中央位置に組み込まれ
る。
からピニオン45がガイド溝49内に挿入されて、その
ピニオン45の中心軸45cの両端がガイド溝49の上
下中間位置で上下ハーフ14a、14b間に形成された
左右一対の軸受部50に嵌合されて回転自在で水平に支
持される。なお、ピニオン45はカートリッジ13の長
さ方向(矢印b、d方向)のほぼ中央位置に組み込まれ
る。
【0057】そして、そのピニオン45の上から第2ス
ライドラック44がそのラック44aを下向きにしてガ
イド溝49の上部位置に水平に挿入されて矢印c、d方
向に摺動自在に収納される。
ライドラック44がそのラック44aを下向きにしてガ
イド溝49の上部位置に水平に挿入されて矢印c、d方
向に摺動自在に収納される。
【0058】そして、ピニオン25の大径ピニオン45
aが第1スライドラック43のラック43aに噛合さ
れ、小径ピニオン25bが第2スライドラック44のラ
ック44aに噛合されるように組み込まれる。
aが第1スライドラック43のラック43aに噛合さ
れ、小径ピニオン25bが第2スライドラック44のラ
ック44aに噛合されるように組み込まれる。
【0059】そして、第1及び第2ロックスライダー4
6、47がガイド溝49の矢印b、d方向側の端部に挿
入されて矢印a、b方向及び矢印c、d方向に摺動自在
に収納される。
6、47がガイド溝49の矢印b、d方向側の端部に挿
入されて矢印a、b方向及び矢印c、d方向に摺動自在
に収納される。
【0060】そして、これら第1及び第2ロックスライ
ダー46、47の矢印b、d方向の端部に上向きに一体
成形されたほぼコ字状の連結部46a、47aに第2及
び第4スライダー33、35の側面に一体成形された突
起33a、35aに下方から嵌合されて一体に連結さ
れ、これら第1及び第2ロックスライダー46、47の
矢印a、c方向の端部に上向きに一体成形されたロック
片46b、47bが第1及び第2スライドラック43、
44の矢印b、d方向の端部43b、44bに矢印b、
d方向から当接されるように組み込まれている。
ダー46、47の矢印b、d方向の端部に上向きに一体
成形されたほぼコ字状の連結部46a、47aに第2及
び第4スライダー33、35の側面に一体成形された突
起33a、35aに下方から嵌合されて一体に連結さ
れ、これら第1及び第2ロックスライダー46、47の
矢印a、c方向の端部に上向きに一体成形されたロック
片46b、47bが第1及び第2スライドラック43、
44の矢印b、d方向の端部43b、44bに矢印b、
d方向から当接されるように組み込まれている。
【0061】そして、ガイド溝49内の矢印b方向側の
端部に第2スライドラック44を矢印c方向に復動付勢
する付勢手段である引張りコイルばね51が組み込まれ
ている。また、カートリッジ13内の矢印b、d方向の
端部に第2及び第4スライダー33、35を矢印a、c
方向に復動付勢する付勢手段である一対の捩りコイルば
ね52、53が組み込まれている。
端部に第2スライドラック44を矢印c方向に復動付勢
する付勢手段である引張りコイルばね51が組み込まれ
ている。また、カートリッジ13内の矢印b、d方向の
端部に第2及び第4スライダー33、35を矢印a、c
方向に復動付勢する付勢手段である一対の捩りコイルば
ね52、53が組み込まれている。
【0062】なお、カートリッジ13のシャッター開閉
機構42側とは反対側の他側部(図11〜図13で左側
のこと)の矢印d方向側で上下ハーフ14a、14b間
で、ガイド溝39の外側位置にもガイド溝54がシャッ
ター開閉方向と平行に形成されている。そして、このガ
イド溝54内にはダミーのスライダー55と、そのスラ
イダー55を矢印d方向に復動付勢する付勢手段である
引張りコイルばね56とが組み込まれている。
機構42側とは反対側の他側部(図11〜図13で左側
のこと)の矢印d方向側で上下ハーフ14a、14b間
で、ガイド溝39の外側位置にもガイド溝54がシャッ
ター開閉方向と平行に形成されている。そして、このガ
イド溝54内にはダミーのスライダー55と、そのスラ
イダー55を矢印d方向に復動付勢する付勢手段である
引張りコイルばね56とが組み込まれている。
【0063】そして、カートリッジ13の左右両側面に
沿って左右一対の外側ガイド溝58、59がシャッター
開閉方向と平行に形成されていて、これら左右一対の外
側ガイド溝58、59はカートリッジ13の他端側13
bで開放されている。なお、カートリッジ13の左右両
側面で一端側13aの端部にはディスクオートチェンジ
ャーに対応させるための左右一対の切欠き60が形成さ
れている。
沿って左右一対の外側ガイド溝58、59がシャッター
開閉方向と平行に形成されていて、これら左右一対の外
側ガイド溝58、59はカートリッジ13の他端側13
bで開放されている。なお、カートリッジ13の左右両
側面で一端側13aの端部にはディスクオートチェンジ
ャーに対応させるための左右一対の切欠き60が形成さ
れている。
【0064】そして、第1スライドラック43及びダミ
ーのスライダー55の矢印d方向側の端部43c、55
aの外側に一体成形された凸部43d及び55bがガイ
ド溝49、54のの外側壁に形成された左右一対のスリ
ット61、62に挿入されて、一対の外側ガイド溝5
8、59に突出されている。
ーのスライダー55の矢印d方向側の端部43c、55
aの外側に一体成形された凸部43d及び55bがガイ
ド溝49、54のの外側壁に形成された左右一対のスリ
ット61、62に挿入されて、一対の外側ガイド溝5
8、59に突出されている。
【0065】[ロック機構]次に、図10及び図20に
示すように、カートリッジ13内で第1スライドラック
43の矢印d方向の端部43cの近傍位置に、この第1
スライドラック43をロックするロック機構64が組み
込まれている。
示すように、カートリッジ13内で第1スライドラック
43の矢印d方向の端部43cの近傍位置に、この第1
スライドラック43をロックするロック機構64が組み
込まれている。
【0066】このロック機構64は、合成樹脂によって
成形された弾性を有するロックレバー65を上下ハーフ
14a、14b間に一体成形された支軸66に挿入して
組み込んでいる。そして、そのロックレバー65の矢印
c方向の先端65aの下側に形成したほぼ鉤形のロック
部67を、第1スライドラック43の矢印d方向の端部
43cの内側に形成した凹部である被ロック部68内に
矢印e、f方向に係合、離脱させることによって、第1
スライドラック43をロック及びロック解除するように
構成したものである。なお、ロックレバー65の先端6
5aはテーパー形状に形成されている。
成形された弾性を有するロックレバー65を上下ハーフ
14a、14b間に一体成形された支軸66に挿入して
組み込んでいる。そして、そのロックレバー65の矢印
c方向の先端65aの下側に形成したほぼ鉤形のロック
部67を、第1スライドラック43の矢印d方向の端部
43cの内側に形成した凹部である被ロック部68内に
矢印e、f方向に係合、離脱させることによって、第1
スライドラック43をロック及びロック解除するように
構成したものである。なお、ロックレバー65の先端6
5aはテーパー形状に形成されている。
【0067】そして、第1スライドラック43の端部4
3c上にほぼL形状のロック解除レバー69が支点ピン
70を介して矢印g、h方向に回転自在に取り付けられ
ていて、このロック解除レバー69の一端69aが第1
スライドラック43の端部43cから矢印d方向に突出
され、他端69bが凸部43dとロックレバー65の先
端65aとの間に挟み込まれている。
3c上にほぼL形状のロック解除レバー69が支点ピン
70を介して矢印g、h方向に回転自在に取り付けられ
ていて、このロック解除レバー69の一端69aが第1
スライドラック43の端部43cから矢印d方向に突出
され、他端69bが凸部43dとロックレバー65の先
端65aとの間に挟み込まれている。
【0068】[シャッター開閉駆動]まず、図1及び図
4に示すシャッター閉蓋状態では、図14及び図15に
示すように、引張りコイルばね56によって第2スライ
ドラック44が矢印c方向にスライドされ、ピニオン4
5を介して第1スライドラック43が矢印a方向にスラ
イドされている。
4に示すシャッター閉蓋状態では、図14及び図15に
示すように、引張りコイルばね56によって第2スライ
ドラック44が矢印c方向にスライドされ、ピニオン4
5を介して第1スライドラック43が矢印a方向にスラ
イドされている。
【0069】従って、左右各一対の第1及び第3スライ
ダー32、34が左右各一対のガイド軸37、38に沿
って左右各一対の第1及び第3ガイド穴28、30の端
部32a、34aまで矢印a、c方向にスライドされ
て、第1及び第3シャッター17、19が閉蓋位置まで
矢印a、c方向にスライドされている。
ダー32、34が左右各一対のガイド軸37、38に沿
って左右各一対の第1及び第3ガイド穴28、30の端
部32a、34aまで矢印a、c方向にスライドされ
て、第1及び第3シャッター17、19が閉蓋位置まで
矢印a、c方向にスライドされている。
【0070】そして、図20に示すように、第1スライ
ドラック43がロック機構64のロックレバー65によ
りロックされることによって、第1及び第2スライドラ
ック43、44の矢印b、d方向のスライドが禁止され
て、第1及び第3シャッター17、19が閉蓋位置でロ
ックされる。
ドラック43がロック機構64のロックレバー65によ
りロックされることによって、第1及び第2スライドラ
ック43、44の矢印b、d方向のスライドが禁止され
て、第1及び第3シャッター17、19が閉蓋位置でロ
ックされる。
【0071】また、図14及び図15に示すように、第
1及び第2スライドラック43、44が矢印a、c方向
にスライドされる際に、第1及び第2ロックスライダー
46、47のロック片46b、47bが第1及び第2ス
ライドラック43、44の端部43b、44bによって
矢印a、c方向に引っ張られる。
1及び第2スライドラック43、44が矢印a、c方向
にスライドされる際に、第1及び第2ロックスライダー
46、47のロック片46b、47bが第1及び第2ス
ライドラック43、44の端部43b、44bによって
矢印a、c方向に引っ張られる。
【0072】従って、これら第1及び第2ロックスライ
ダー46、47と一対の捩りコイルばね52、53との
共働作用によって、左右各一対の第2及び第4スライダ
ー33、35が左右各一対のガイド軸38に沿って左右
各一対の第2及び第4ガイド穴29、31の端部29
a、31aまで矢印a、c方向にスライドされて、第2
及び第4シャッター18、20も閉蓋位置まで矢印a、
c方向にスライドされている。
ダー46、47と一対の捩りコイルばね52、53との
共働作用によって、左右各一対の第2及び第4スライダ
ー33、35が左右各一対のガイド軸38に沿って左右
各一対の第2及び第4ガイド穴29、31の端部29
a、31aまで矢印a、c方向にスライドされて、第2
及び第4シャッター18、20も閉蓋位置まで矢印a、
c方向にスライドされている。
【0073】そして、第1及び第2ロックスライダー4
6、47によって第2及び第4スライダー33、35の
矢印b、d方向のスライドが禁止されて、第2及び第4
シャッター18、20が閉蓋位置にてロックされる。
6、47によって第2及び第4スライダー33、35の
矢印b、d方向のスライドが禁止されて、第2及び第4
シャッター18、20が閉蓋位置にてロックされる。
【0074】従って、このシャッター閉蓋状態では、第
1、第2、第3及び第4シャッター17、18、19及
び20の何れも矢印b、d方向に不用意に開蓋すること
ができず、カートリッジ13の高い防塵性を確保でき
る。
1、第2、第3及び第4シャッター17、18、19及
び20の何れも矢印b、d方向に不用意に開蓋すること
ができず、カートリッジ13の高い防塵性を確保でき
る。
【0075】次に、図16及び図17に示すように、デ
ィスクカートリッジ11をディスクドライブ内にカート
リッジ13の他端側13bから矢印d方向に挿入する
と、ディスクドライブ内に設けられている左右一対のシ
ャッター開蓋レバー72がカートリッジ13の左右一対
のスリット61、62内に矢印b方向に相対的に挿入さ
れる。
ィスクカートリッジ11をディスクドライブ内にカート
リッジ13の他端側13bから矢印d方向に挿入する
と、ディスクドライブ内に設けられている左右一対のシ
ャッター開蓋レバー72がカートリッジ13の左右一対
のスリット61、62内に矢印b方向に相対的に挿入さ
れる。
【0076】この際、図21に示すように、一側部のシ
ャッター開蓋レバー72がロック解除レバー69の一端
69aに矢印b方向から当接して、このロック解除レバ
ー69を支点ピン70を中心に矢印g方向に回転する。
ャッター開蓋レバー72がロック解除レバー69の一端
69aに矢印b方向から当接して、このロック解除レバ
ー69を支点ピン70を中心に矢印g方向に回転する。
【0077】すると、このロック解除レバー72の他端
69bがロックレバー65の先端65aを弾性に抗して
矢印f方向に押し、そのロック部67を第1スライドラ
ック43の被ロック部68から矢印f方向に離脱して、
ロック機構64による第1スライドラック43のロック
を自動的に解除する。
69bがロックレバー65の先端65aを弾性に抗して
矢印f方向に押し、そのロック部67を第1スライドラ
ック43の被ロック部68から矢印f方向に離脱して、
ロック機構64による第1スライドラック43のロック
を自動的に解除する。
【0078】この際、ロック解除レバー69の一端69
aが第1スライドラック43の凸部43dの端部に矢印
b方向から当接されて、一側部のシャッター開蓋レバー
72が引き続き第1スライドラック43を引張りコイル
ばね51に抗して矢印b方向にスライド駆動する。
aが第1スライドラック43の凸部43dの端部に矢印
b方向から当接されて、一側部のシャッター開蓋レバー
72が引き続き第1スライドラック43を引張りコイル
ばね51に抗して矢印b方向にスライド駆動する。
【0079】なお、この際、他側部のシャッター開蓋レ
バー72がダミーのスライダー55の凸部55bに当接
されて、このスライダー55を引張りコイルばね56に
抗して矢印b方向にスライド駆動する。
バー72がダミーのスライダー55の凸部55bに当接
されて、このスライダー55を引張りコイルばね56に
抗して矢印b方向にスライド駆動する。
【0080】そして、第1スライドラック43によって
左右各一対の第1スライダー32が左右各一対のガイド
軸37に沿って矢印b方向にスライド駆動されて、第1
シャッター17が矢印b方向に開蓋される。
左右各一対の第1スライダー32が左右各一対のガイド
軸37に沿って矢印b方向にスライド駆動されて、第1
シャッター17が矢印b方向に開蓋される。
【0081】そして、これと同時に、矢印b方向にスラ
イド駆動される第1スライドラック43がピニオン45
を介して第2スライドラック44を矢印d方向にスライ
ド駆動する。
イド駆動される第1スライドラック43がピニオン45
を介して第2スライドラック44を矢印d方向にスライ
ド駆動する。
【0082】そして、第2スライドラック44によって
左右各一対の第3スライダー34が左右各一対のガイド
軸38に沿って矢印d方向にスライド駆動されて、第3
シャッター19が矢印d方向に開蓋される。
左右各一対の第3スライダー34が左右各一対のガイド
軸38に沿って矢印d方向にスライド駆動されて、第3
シャッター19が矢印d方向に開蓋される。
【0083】そして、矢印b、d方向に開蓋される第1
及び第3シャッター17、19が第2及び第4シャッタ
ー18、20の外側に重ねられた時に、左右各一対の第
1及び第3スライダー32、34が左右各一対の第2及
び第4スライダー33、35に矢印b、d方向から当接
して、これら第2及び第4スライダー33、35を一対
の捩りコイルばね52、53に抗して左右各一対のガイ
ド軸37、38に沿って矢印b、d方向にスライド駆動
する。
及び第3シャッター17、19が第2及び第4シャッタ
ー18、20の外側に重ねられた時に、左右各一対の第
1及び第3スライダー32、34が左右各一対の第2及
び第4スライダー33、35に矢印b、d方向から当接
して、これら第2及び第4スライダー33、35を一対
の捩りコイルばね52、53に抗して左右各一対のガイ
ド軸37、38に沿って矢印b、d方向にスライド駆動
する。
【0084】従って、第1及び第2シャッター17、1
9の開蓋途中から、第2及び第4シャッター18、20
が第1及び第3シャッター17、19と一緒に矢印b、
c方向に開蓋される。
9の開蓋途中から、第2及び第4シャッター18、20
が第1及び第3シャッター17、19と一緒に矢印b、
c方向に開蓋される。
【0085】なお、カートリッジ13の一側部の引張り
コイルばね51と一対の捩りコイルばね52、53のば
ね力の合力と、カートリッジ13の他側部の引張りコイ
ルばね56のばね力とがほぼバランスされており、ディ
スクドライブ内へのディスクカートリッジ11の矢印d
方向への挿入時に、左右一対のシャッター開蓋レバー7
2がカートリッジ13の左右両側部で第1スライドラッ
ク43とダミーのスライダー55とを矢印b方向にバラ
ンス良く押すので、カートリッジ13にこじれ等が発生
せず、カートリッジ13をディスクドライブ内にスムー
ズに挿入できる。
コイルばね51と一対の捩りコイルばね52、53のば
ね力の合力と、カートリッジ13の他側部の引張りコイ
ルばね56のばね力とがほぼバランスされており、ディ
スクドライブ内へのディスクカートリッジ11の矢印d
方向への挿入時に、左右一対のシャッター開蓋レバー7
2がカートリッジ13の左右両側部で第1スライドラッ
ク43とダミーのスライダー55とを矢印b方向にバラ
ンス良く押すので、カートリッジ13にこじれ等が発生
せず、カートリッジ13をディスクドライブ内にスムー
ズに挿入できる。
【0086】なお、ディスクカートリッジ11をディス
クドライブ内から矢印b方向に抜き取ると、左右一対の
シャッター開蓋レバー72がカートリッジ13の左右一
対のスリット61、62から矢印d方向に相対的に抜き
取られ、これに追従して、第1スライドラック43及び
ダミーのスライダー55が引張りコイルばね51、56
によって矢印d方向に戻されて、第1、第2、第3及び
第4シャッター17、18、19及び20が矢印a、c
方向に自動的に閉蓋される。
クドライブ内から矢印b方向に抜き取ると、左右一対の
シャッター開蓋レバー72がカートリッジ13の左右一
対のスリット61、62から矢印d方向に相対的に抜き
取られ、これに追従して、第1スライドラック43及び
ダミーのスライダー55が引張りコイルばね51、56
によって矢印d方向に戻されて、第1、第2、第3及び
第4シャッター17、18、19及び20が矢印a、c
方向に自動的に閉蓋される。
【0087】そして、図14、15に示すように、第1
スライドラック43が閉蓋時の位置まで矢印d方向に戻
された時に、図20に示すように、ロックレバー65の
ロック部67が第1スライドラック43の被ロック部6
7内に自動的に係合されて、第1スライドラック43を
再びロックすると共に、ロック解除レバー69の他端6
9bが第1スライドラック43の凸部43dとロックレ
バー65の先端65aとの間に再び挟み込まれる。
スライドラック43が閉蓋時の位置まで矢印d方向に戻
された時に、図20に示すように、ロックレバー65の
ロック部67が第1スライドラック43の被ロック部6
7内に自動的に係合されて、第1スライドラック43を
再びロックすると共に、ロック解除レバー69の他端6
9bが第1スライドラック43の凸部43dとロックレ
バー65の先端65aとの間に再び挟み込まれる。
【0088】そして、ピニオン45に設けられて第1ス
ライドラック43のラック43aに噛合される大径ピニ
オン45aと、第2スライドラック44のラック44a
に噛合される小径ピニオン45bとの直径差によって図
2に示した第1シャッター17と第3シャッター19と
の開閉ストロークS1 とS3 との差が与えられている。
ライドラック43のラック43aに噛合される大径ピニ
オン45aと、第2スライドラック44のラック44a
に噛合される小径ピニオン45bとの直径差によって図
2に示した第1シャッター17と第3シャッター19と
の開閉ストロークS1 とS3 との差が与えられている。
【0089】そして、第1シャッター17と第3シャッ
ター19とをそれぞれの形状に合った必要最小限の開閉
ストロークS1 とS3 とによって極めて効果的に開閉す
ることができ、第1、第2、第3及び第4シャッター1
7、18、19及び20のカートリッジ13外への喰み
出しをなくしている。
ター19とをそれぞれの形状に合った必要最小限の開閉
ストロークS1 とS3 とによって極めて効果的に開閉す
ることができ、第1、第2、第3及び第4シャッター1
7、18、19及び20のカートリッジ13外への喰み
出しをなくしている。
【0090】ところで、図16及び図17に示すよう
に、シャッター開蓋時には、第1及び第2ロックスライ
ダー46、47が第2及び第4スライダー33、35に
対してフリーとなって矢印b、d方向にスライドされ
る。
に、シャッター開蓋時には、第1及び第2ロックスライ
ダー46、47が第2及び第4スライダー33、35に
対してフリーとなって矢印b、d方向にスライドされ
る。
【0091】そして、図14及び図15に示すように、
シャッター閉蓋時には、第1及び第2ロックスライダー
46、47がこれらのロック片46b、47bで第2及
び第4スライダー33、35を矢印a、c方向に引っ張
ることになる。
シャッター閉蓋時には、第1及び第2ロックスライダー
46、47がこれらのロック片46b、47bで第2及
び第4スライダー33、35を矢印a、c方向に引っ張
ることになる。
【0092】従って、図14及び図15に示すように、
シャッター閉蓋時には、第1及び第2ロックスライダー
46、47によって、第2及び第4シャッター18、2
0を第1及び第23シャッター17、19に対して一定
間隔L3 、L4 を保って矢印a、c方向に引っ張ること
ができて、第1及び第2シャッター17と18どうし、
及び、第3及び第4シャッター19と20どうしを常に
一部でオーバーラップO1 O2 させた状態を保ちつつシ
ャッター閉蓋動作を行える。
シャッター閉蓋時には、第1及び第2ロックスライダー
46、47によって、第2及び第4シャッター18、2
0を第1及び第23シャッター17、19に対して一定
間隔L3 、L4 を保って矢印a、c方向に引っ張ること
ができて、第1及び第2シャッター17と18どうし、
及び、第3及び第4シャッター19と20どうしを常に
一部でオーバーラップO1 O2 させた状態を保ちつつシ
ャッター閉蓋動作を行える。
【0093】この結果、シャッター閉蓋時に、第2及び
第4シャッター18、20が取り残されたまま、第1及
び第3シャッター17、19が矢印a、c方向にスライ
ドする等して、第1及び第3シャッター17、19に対
する第2及び第4シャッター18、20の間隔がL3 、
L4 以上に大きく開き過ぎて、これらの間に隙間がで
き、第1及び第2シャッター17、18どうしと、第3
及び第4シャッター19、20どうしが、これらの端面
17d、18d、19d、20dで不測に衝突して、シ
ャッター閉蓋動作を行えなくなるような不都合を未然に
防止できる。
第4シャッター18、20が取り残されたまま、第1及
び第3シャッター17、19が矢印a、c方向にスライ
ドする等して、第1及び第3シャッター17、19に対
する第2及び第4シャッター18、20の間隔がL3 、
L4 以上に大きく開き過ぎて、これらの間に隙間がで
き、第1及び第2シャッター17、18どうしと、第3
及び第4シャッター19、20どうしが、これらの端面
17d、18d、19d、20dで不測に衝突して、シ
ャッター閉蓋動作を行えなくなるような不都合を未然に
防止できる。
【0094】また、図14及び図15に示すように、シ
ャッター閉蓋完了状態で、ロック機構64によって第1
スライドラック43をロックすると、第1スライダー3
2が一体にロックされると共に、ピニオン45及び第2
スライドラック44を介して第3スライダー34がロッ
クされて、第1及び第3シャッター17、19が閉蓋位
置にロックされる。
ャッター閉蓋完了状態で、ロック機構64によって第1
スライドラック43をロックすると、第1スライダー3
2が一体にロックされると共に、ピニオン45及び第2
スライドラック44を介して第3スライダー34がロッ
クされて、第1及び第3シャッター17、19が閉蓋位
置にロックされる。
【0095】従って、1つの駆動部材である第1スライ
ドラック43のみをロックするだけで、第1、第2、第
3及び第4シャッター17、18、19及び20の全部
を一挙にロックすることができて、これら第1、第2、
第3及び第4シャッター17、18、19及び20にそ
れぞれ独立したロック機構を設ける必要がなく、ロック
機構を簡単にできる。
ドラック43のみをロックするだけで、第1、第2、第
3及び第4シャッター17、18、19及び20の全部
を一挙にロックすることができて、これら第1、第2、
第3及び第4シャッター17、18、19及び20にそ
れぞれ独立したロック機構を設ける必要がなく、ロック
機構を簡単にできる。
【0096】[第1及び第2スライドラックの位相合せ
構造]ところで、ピニオン45に大径ピニオン45aと
小径ピニオン45bとを一体成形して、第1及び第2ス
ライドラック43、44を互いに異なる開閉ストローク
S1 とS3 とでスライドさせる構造を採用すると、これ
ら第1及び第2スライドラック43、44及びピニオン
45のカートリッジ13のガイド溝49内への組み込み
時に、第1及び第2スライドラック43、44の位相合
せを行う必要がある。
構造]ところで、ピニオン45に大径ピニオン45aと
小径ピニオン45bとを一体成形して、第1及び第2ス
ライドラック43、44を互いに異なる開閉ストローク
S1 とS3 とでスライドさせる構造を採用すると、これ
ら第1及び第2スライドラック43、44及びピニオン
45のカートリッジ13のガイド溝49内への組み込み
時に、第1及び第2スライドラック43、44の位相合
せを行う必要がある。
【0097】そこで、図21に示すように、第1スライ
ドラック43に対する第2スライドラック44の位相合
せ用のマーク73、74を第2スライドラック44とピ
ニオン45とに形成している。
ドラック43に対する第2スライドラック44の位相合
せ用のマーク73、74を第2スライドラック44とピ
ニオン45とに形成している。
【0098】従って、第1及び第2スライドラック4
3、44及びピニオン45をカートリッジ13のガイド
溝49内に組み込む際、まず第1スライドラック43と
一体の第1スライダー32を第1ガイド穴28の基準面
である端部28aに矢印a方向から当接して、この第1
スライドラック43を位置決めする。
3、44及びピニオン45をカートリッジ13のガイド
溝49内に組み込む際、まず第1スライドラック43と
一体の第1スライダー32を第1ガイド穴28の基準面
である端部28aに矢印a方向から当接して、この第1
スライドラック43を位置決めする。
【0099】次に、ピニオン45のマーク74が真上を
向くようにしてピニオン45を組み込んでその大径ピニ
オン45aを第1スライドラック43のラック43aに
噛合させる。
向くようにしてピニオン45を組み込んでその大径ピニ
オン45aを第1スライドラック43のラック43aに
噛合させる。
【0100】次に、第2スライドラック44のマーク7
4をピニオン45のマーク74に一致させるようにし
て、その第2スライドラック44のラック44aをピニ
オン45の小径ピニオン45bに噛合させることによっ
て、第1及び第2スライドラック43と44の位相を正
確に、かつ、容易に合せることができる。
4をピニオン45のマーク74に一致させるようにし
て、その第2スライドラック44のラック44aをピニ
オン45の小径ピニオン45bに噛合させることによっ
て、第1及び第2スライドラック43と44の位相を正
確に、かつ、容易に合せることができる。
【0101】この際、部品精度の誤差によって、マーク
73、74の位置が少しずれたとしても、これらのマー
ク73と74を合せることができるように、第2スライ
ドラック44と一体の第3スライダー34と第3ガイド
穴30の端部30aとの間に上記部品精度の誤差分以上
の隙間75を設けておくことによって、上記の位相合せ
を確実に行うことができる。
73、74の位置が少しずれたとしても、これらのマー
ク73と74を合せることができるように、第2スライ
ドラック44と一体の第3スライダー34と第3ガイド
穴30の端部30aとの間に上記部品精度の誤差分以上
の隙間75を設けておくことによって、上記の位相合せ
を確実に行うことができる。
【0102】ところで、図18では、第1及び第2スラ
イドラック43、44をピニオン45に上下から平行状
に噛合させた縦置き構造を採用したが、図19に示すよ
うに、ピニオン45をガイド溝49内に垂直状で回転自
在に組み付け、第1及び第2スライドラック43、44
をこのピニオン45に左右両側方から平行に噛合させる
横置き構造を採用することができる。
イドラック43、44をピニオン45に上下から平行状
に噛合させた縦置き構造を採用したが、図19に示すよ
うに、ピニオン45をガイド溝49内に垂直状で回転自
在に組み付け、第1及び第2スライドラック43、44
をこのピニオン45に左右両側方から平行に噛合させる
横置き構造を採用することができる。
【0103】そして、図18に示す縦置き構造は、カー
トリッジ13のシャッター開閉方向に対して直角な方向
の幅の小型化に有利であり、図19に示す横置き構造
は、カートリッジ13の厚さの小型化に有利である。な
お、図18に示す縦置き構造でも、ピニオン45の大径
ピニオン45aと小径ピニオン45bとの直径差を利用
して、ピニオン45の中心P1 をカートリッジ13の厚
さTの中心P2 よりΔtだけ上側にオフセットすること
により、カートリッジ13の厚さTを薄くできる。
トリッジ13のシャッター開閉方向に対して直角な方向
の幅の小型化に有利であり、図19に示す横置き構造
は、カートリッジ13の厚さの小型化に有利である。な
お、図18に示す縦置き構造でも、ピニオン45の大径
ピニオン45aと小径ピニオン45bとの直径差を利用
して、ピニオン45の中心P1 をカートリッジ13の厚
さTの中心P2 よりΔtだけ上側にオフセットすること
により、カートリッジ13の厚さTを薄くできる。
【0104】[ディスクカートリッジのディスクドライ
ブへのローディング)次に、図23及び図24に示すよ
うに、このディスクカートリッジ11をディスクドライ
ブ77内にローディングすると、前述したように、カー
トリッジ13の上下両面の合計8つの第1、第2、第3
及び第4シャッター17、18、19及び20が全て開
蓋された状態で、カートリッジ13の下側の2つの膨出
部24、25が各一対、合計4つの位置決めピン78、
79上に水平に載置され、2つの位置決めピン挿入穴2
5aが2つの位置決めピン78の先端78aに挿入され
て位置決めされる。
ブへのローディング)次に、図23及び図24に示すよ
うに、このディスクカートリッジ11をディスクドライ
ブ77内にローディングすると、前述したように、カー
トリッジ13の上下両面の合計8つの第1、第2、第3
及び第4シャッター17、18、19及び20が全て開
蓋された状態で、カートリッジ13の下側の2つの膨出
部24、25が各一対、合計4つの位置決めピン78、
79上に水平に載置され、2つの位置決めピン挿入穴2
5aが2つの位置決めピン78の先端78aに挿入され
て位置決めされる。
【0105】そして、スピンドルモータ80のスピンド
ル80aの上端に固着されているディスクテーブル81
がカートリッジ13の下側の第1穴15内に下方から相
対的に挿入されて、光ディスク1の中心穴1aに嵌合さ
れ、ディスクテーブル81によって光ディスク1がカー
トリッジ13内の上下ハーフ14a、14bの中間位置
に下方から押し上げられると共に、カートリッジ13の
上側の第1穴15内に上方から挿入されたディスククラ
ンパー82によって光ディスク1がディスクテーブル8
1上にクランプされる。
ル80aの上端に固着されているディスクテーブル81
がカートリッジ13の下側の第1穴15内に下方から相
対的に挿入されて、光ディスク1の中心穴1aに嵌合さ
れ、ディスクテーブル81によって光ディスク1がカー
トリッジ13内の上下ハーフ14a、14bの中間位置
に下方から押し上げられると共に、カートリッジ13の
上側の第1穴15内に上方から挿入されたディスククラ
ンパー82によって光ディスク1がディスクテーブル8
1上にクランプされる。
【0106】そして、これと同時に、カートリッジ13
の下側の4つの第2穴16a、16b内に各一対、合計
4つの光学ピックアップ83a、83bが下方から挿入
されると共に、カートリッジ13の上側の4つの第2穴
16a、16b内に各一対、合計4つの外部磁界84
a、84bが上方から挿入される。
の下側の4つの第2穴16a、16b内に各一対、合計
4つの光学ピックアップ83a、83bが下方から挿入
されると共に、カートリッジ13の上側の4つの第2穴
16a、16b内に各一対、合計4つの外部磁界84
a、84bが上方から挿入される。
【0107】この際、各一対の光学ピックアップ83
a、83b及び外部磁界84a、84bは、光ディスク
1の外周側半分の領域と、内周側半分の領域とを記録、
再生するように構成されている。
a、83b及び外部磁界84a、84bは、光ディスク
1の外周側半分の領域と、内周側半分の領域とを記録、
再生するように構成されている。
【0108】そこで、このディスクカートリッジ11の
ローディング完了後に、スピンドルモータ80によって
ディスクテーブル81と一体に光ディスク1を高速で回
転駆動しながら、各一対の光学ピックアップ83a、8
3bを合計4つの第2穴16a、16b内で光ディスク
1の半径方向に走査しながら、外部磁界84a、84b
との共働作用によって、光ディスク1の外周側半分の領
域と内周側半分の領域とをノンリニア方式で記録及び/
又は再生するようにして、ビデオ編集(或いはオーディ
オ編集)等の各種の情報記録及び/又は再生を行うこと
ができる。
ローディング完了後に、スピンドルモータ80によって
ディスクテーブル81と一体に光ディスク1を高速で回
転駆動しながら、各一対の光学ピックアップ83a、8
3bを合計4つの第2穴16a、16b内で光ディスク
1の半径方向に走査しながら、外部磁界84a、84b
との共働作用によって、光ディスク1の外周側半分の領
域と内周側半分の領域とをノンリニア方式で記録及び/
又は再生するようにして、ビデオ編集(或いはオーディ
オ編集)等の各種の情報記録及び/又は再生を行うこと
ができる。
【0109】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0110】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
クカートリッジは、次のような効果を奏する。
クカートリッジは、次のような効果を奏する。
【0111】請求項1は、カートリッジの少なくとも片
面で、ほぼ中央部に形成されたディスクテーブル挿入用
の第1穴を第1シャッターが単独で完全に開閉する一
方、第1穴の周囲に形成された記録及び/又は再生用の
手段が挿入される複数の第2穴を第1シャッターに重ね
られた第2シャッターによって同時に開閉するように
し、第1シャッターと第2シャッターとの開閉ストロー
クの差によって、第1及び第2穴の開蓋時に第1シャッ
ターを第2シャッターに重ねて折り畳むようにして、特
に、複数の第2穴の開口面積をカートリッジの外形寸法
に対して十分に大きくしても、シャッター開蓋時に、第
1及び第2シャッターがカートリッジの外側に喰み出す
ことを防止できるようにしたので、カートリッジの外形
寸法を非常に小さくできるにも拘らず、複数の第2穴の
開口面積を大きくして、光学ピックアップや外部磁界等
の記録及び/又は再生の手段を第2穴に挿入し易くな
り、ディスクドライブ内へのディスクカートリッジのロ
ーディング及びイジェクトをスムーズに行える。
面で、ほぼ中央部に形成されたディスクテーブル挿入用
の第1穴を第1シャッターが単独で完全に開閉する一
方、第1穴の周囲に形成された記録及び/又は再生用の
手段が挿入される複数の第2穴を第1シャッターに重ね
られた第2シャッターによって同時に開閉するように
し、第1シャッターと第2シャッターとの開閉ストロー
クの差によって、第1及び第2穴の開蓋時に第1シャッ
ターを第2シャッターに重ねて折り畳むようにして、特
に、複数の第2穴の開口面積をカートリッジの外形寸法
に対して十分に大きくしても、シャッター開蓋時に、第
1及び第2シャッターがカートリッジの外側に喰み出す
ことを防止できるようにしたので、カートリッジの外形
寸法を非常に小さくできるにも拘らず、複数の第2穴の
開口面積を大きくして、光学ピックアップや外部磁界等
の記録及び/又は再生の手段を第2穴に挿入し易くな
り、ディスクドライブ内へのディスクカートリッジのロ
ーディング及びイジェクトをスムーズに行える。
【0112】請求項1は、第1シャッターが単独で第1
穴に開蓋するので、分割された2つのシャッターが第1
穴上で突き合されて、その突き合せ部の隙間からカート
リッジ内にゴミが侵入するような不都合がなく、カート
リッジの防塵性が非常に良い。
穴に開蓋するので、分割された2つのシャッターが第1
穴上で突き合されて、その突き合せ部の隙間からカート
リッジ内にゴミが侵入するような不都合がなく、カート
リッジの防塵性が非常に良い。
【0113】請求項1は、第1シャッターと第2シャッ
ターとを予め重ねた状態で摺動させるので、シャッター
開閉時に、これら第1及び第2シャッターどうしがこれ
らの端面で不測に衝突する危険が全くなく、第1及び第
2シャッターをスムーズに開閉することができる。
ターとを予め重ねた状態で摺動させるので、シャッター
開閉時に、これら第1及び第2シャッターどうしがこれ
らの端面で不測に衝突する危険が全くなく、第1及び第
2シャッターをスムーズに開閉することができる。
【0114】請求項2は、上記複数の第2穴を互いに重
ねた上記第1シャッターと第2シャッターとによって共
働して開閉するようにしたので、複数の第2穴も完全に
閉蓋することができて、カートリッジの防塵性を非常に
高くすることができると共に、第1及び第2シャッター
で共働して複数の第2穴を開閉することにより、これら
第1及び第2シャッターの開閉方向の幅を小さくするこ
とができて、これら第1及び第2シャッターがカートリ
ッジの外側に喰み出す危険をより少なくできる。
ねた上記第1シャッターと第2シャッターとによって共
働して開閉するようにしたので、複数の第2穴も完全に
閉蓋することができて、カートリッジの防塵性を非常に
高くすることができると共に、第1及び第2シャッター
で共働して複数の第2穴を開閉することにより、これら
第1及び第2シャッターの開閉方向の幅を小さくするこ
とができて、これら第1及び第2シャッターがカートリ
ッジの外側に喰み出す危険をより少なくできる。
【0115】請求項3は、上記第1穴を中心にして上記
カートリッジの一端側と他端側とにそれぞれ2つ、合計
4つの上記第2穴を対称状に配置し、上記カートリッジ
の一端側に、上記第1穴を単独で完全に開閉する上記第
1シャッター及びその第1シャッターと重ねられて、そ
の第1シャッターと共働して上記一端側の上記2つの第
2穴を開閉する第2シャッターを配置し、上記カートリ
ッジの他端側に、互いに重ねられて、その他端側の上記
2つの第2穴を互いに共働して開閉する上記第3、第4
シャッターを配置したので、第1穴と合計4つの第2穴
とを互いに分割された合計4つのシャッターによって極
めて効果的に開閉することができるにも拘らず、シャッ
ターどうしの端面で衝突防止やカートリッジの高い防塵
性を図ることができる。
カートリッジの一端側と他端側とにそれぞれ2つ、合計
4つの上記第2穴を対称状に配置し、上記カートリッジ
の一端側に、上記第1穴を単独で完全に開閉する上記第
1シャッター及びその第1シャッターと重ねられて、そ
の第1シャッターと共働して上記一端側の上記2つの第
2穴を開閉する第2シャッターを配置し、上記カートリ
ッジの他端側に、互いに重ねられて、その他端側の上記
2つの第2穴を互いに共働して開閉する上記第3、第4
シャッターを配置したので、第1穴と合計4つの第2穴
とを互いに分割された合計4つのシャッターによって極
めて効果的に開閉することができるにも拘らず、シャッ
ターどうしの端面で衝突防止やカートリッジの高い防塵
性を図ることができる。
【0116】請求項4は、上記第1穴及び上記4つの第
2穴と、上記合計4つの第1、第2、第3及び第4シャ
ッターを上記カートリッジの両面に設けたので、それぞ
れ4つ、合計8つの光学ピックアップや外部磁界等の記
録及び/又は再生の手段をカートリッジ内に上下から挿
入して、ノンリニア方式によるビデオ編集等を容易に行
える。
2穴と、上記合計4つの第1、第2、第3及び第4シャ
ッターを上記カートリッジの両面に設けたので、それぞ
れ4つ、合計8つの光学ピックアップや外部磁界等の記
録及び/又は再生の手段をカートリッジ内に上下から挿
入して、ノンリニア方式によるビデオ編集等を容易に行
える。
【0117】請求項5は、上記カートリッジ内に収納し
た上記ディスクを光ディスクに構成したので、ノンリニ
ア方式によるビデオ編集等を容易に行える。
た上記ディスクを光ディスクに構成したので、ノンリニ
ア方式によるビデオ編集等を容易に行える。
【図1】本発明のディスクカートリッジの一実施例を説
明するシャッター閉蓋状態を示すカートリッジ全体の平
面図である。
明するシャッター閉蓋状態を示すカートリッジ全体の平
面図である。
【図2】シャッター開蓋状態を示すカートリッジ全体の
平面図である。
平面図である。
【図3】図1の斜視図である。
【図4】図2の斜視図である。
【図5】カートリッジ全体の分解斜視図である。
【図6】カートリッジの表面のシャッター摺動領域の形
状を説明する平面図である。
状を説明する平面図である。
【図7】図6のシャッター摺動領域の形状とシャッター
の形状とを説明する概略側面図である。
の形状とを説明する概略側面図である。
【図8】下ハーフの内部形状を説明する斜視図である。
【図9】カートリッジ内の一側部に配置されたシャッタ
ー開閉機構とロック機構を説明する分解斜視図である。
ー開閉機構とロック機構を説明する分解斜視図である。
【図10】カートリッジ内の他側部に配置されたスライ
ダーを説明する分解斜視図である。
ダーを説明する分解斜視図である。
【図11】図3のA−A矢視での断面図である。
【図12】図3のB−B矢視での断面図である。
【図13】図3のC−C矢視での断面図である。
【図14】シャッター開閉機構の閉蓋状態を説明する平
面図である。
面図である。
【図15】図14の概略側面図である。
【図16】シャッター開蓋機構の開蓋状態を説明する平
面図である。
面図である。
【図17】図16の概略側面図である。
【図18】シャッター開閉機構の第1及び第2スライド
ラックとピニオンとの噛合状態を説明する側面図及び正
面図である。
ラックとピニオンとの噛合状態を説明する側面図及び正
面図である。
【図19】シャッター開閉機構の第1及び第2スライド
ラックとピニオンとの噛合方式の変形例を説明する側面
図及び正面図である。
ラックとピニオンとの噛合方式の変形例を説明する側面
図及び正面図である。
【図20】図20の(A)はロック機構を説明する平面
図であり、図20の(B)は図20の(A)のD−D矢
視での側面図である。
図であり、図20の(B)は図20の(A)のD−D矢
視での側面図である。
【図21】第1、第2スライドラックの位相合せ構造を
説明する平面図及び側面図である。
説明する平面図及び側面図である。
【図22】ディスクカートリッジをディスクドライブに
ローディングした状態の概略平面図である。
ローディングした状態の概略平面図である。
【図23】図22のE−E矢視での断面図である。
【図24】ディスクカートリッジの従来例を説明する概
略平面図である。
略平面図である。
【図25】ディスクカートリッジの従来例に基づく2分
割シャッターを考察した概略平面図である。
割シャッターを考察した概略平面図である。
11 ディスクカートリッジ 12 光ディスク(ディスク) 13 カートリッジ 13a カートリッジの一端側 13b カートリッジの他端側 15 第1穴 16a、16b 第2穴 17 第1シャッター 18 第2シャッター 19 第3シャッター 20 第4シャッター 28 第1ガイド穴 29 第2ガイド穴 30 第3ガイド穴 31 第4ガイド穴 32 第1スライダー 33 第2スライダー 34 第3スライダー 35 第4スライダー 37、38 ガイド軸 42 シャッター開閉機構 64 ロック機構 72 シャッター開閉レバー 77 ディスクドライブ 81 ディスクテーブル 83 ディスククランパー 83a、83b 光学ピックアップ(記録、再生の手
段) 84a、84b 外部磁界(記録、再生の手段)
段) 84a、84b 外部磁界(記録、再生の手段)
Claims (5)
- 【請求項1】記録及び/又は再生用のディスクが内部に
収納されたカートリッジを有し、 上記カートリッジの少なくとも片面のほぼ中央部にディ
スクテーブルが挿入される第1穴が形成され、その第1
穴の周囲に複数の記録及び/又は再生用の手段が挿入さ
れる複数の第2穴が形成されたディスクカートリッジに
おいて、 上記カートリッジの少なくとも片面に沿って摺動自在に
取り付けられて、上記第1穴を単独で完全に開閉する第
1シャッターと、 上記第1シャッターと重ねられて上記カートリッジの少
なくとも片面に沿って摺動自在に取り付けられ、上記複
数の第2穴を同時に開閉する第2シャッターとを備え、 上記第1シャッターの開閉ストロークを上記第2シャッ
ターの開閉ストロークより大きくすることによって、上
記第1穴及び第2穴の開蓋時に、上記第1シャッターを
上記第2シャッターに重ねて折り畳むように構成したこ
とを特徴とするディスクカートリッジ。 - 【請求項2】上記複数の第2穴を互いに重ねた上記第1
シャッターと第2シャッターとによって共働して開閉す
ることを特徴とする請求項1記載のディスクカートリッ
ジ。 - 【請求項3】上記第1穴を中心にして上記カートリッジ
の一端側と他端側とにそれぞれ2つ、合計4つの上記第
2穴を対称状に配置し、 上記カートリッジの一端側に、上記第1穴を単独で完全
に開閉する上記第1シャッター及びその第1シャッター
に重ねられて、その第1シャッターと共働して上記一端
側の上記2つの第2穴を開閉する第2シャッターを配置
し、 上記カートリッジの他端側に、互いに重ねられてその他
端側の上記2つの第2穴を共働して開閉する上記第3、
第4シャッターを配置したことを特徴とする請求項1又
は請求項2記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項4】上記第1穴及び上記4つの第2穴と、上記
合計4つの第1、第2、第3及び第4シャッターを上記
カートリッジの両面に設けたことを特徴とする請求項3
記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項5】上記カートリッジ内に収納した上記ディス
クを光ディスクに構成したことを特徴とする請求項1又
は請求項2又は請求項3又は請求項4記載のディスクカ
ートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7409694A JPH07262732A (ja) | 1994-03-19 | 1994-03-19 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7409694A JPH07262732A (ja) | 1994-03-19 | 1994-03-19 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07262732A true JPH07262732A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13537321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7409694A Withdrawn JPH07262732A (ja) | 1994-03-19 | 1994-03-19 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07262732A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6404731B2 (en) * | 1998-02-10 | 2002-06-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cartridge for accommodating a disc |
-
1994
- 1994-03-19 JP JP7409694A patent/JPH07262732A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6404731B2 (en) * | 1998-02-10 | 2002-06-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cartridge for accommodating a disc |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |