JPH0726186U - 修正液付ペン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誰でもベンは持ち歩いていて、手帳にメモを
したり、手紙を書いたり、事務的なことをするのである
が、いわゆるインク消し、つまり修正液は持っていな
い。会社の事務所でないとない、というような体験をさ
れたことと思う。この修正液を忘れずに持っていく方法
はないものか。 【構成】 ペン類の反対側に修正液体部と消し先やキャ
ップまでもつけておく。ペンで書くときは、この体部に
かぶせて書く。但し、修正液を使うときは、そう時間が
かかるわけじゃないから、ペン先に刺しキャップでかぶ
せておけば、なくすことはなかろう。こういった二重キ
ャップ式の構成である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ペン類（万年筆、ボールペン、サインペン、筆ペン）を修正したり 消したりする水性、油性両用の修正液押し出し体（ｂｏｄｙ）を、ペン先の反対 側に連続してくっつけておき、字の書き間違いなどはすぐに修正できるところに 特徴がある。

【０００２】

【従来の技術】

ペン類はペン類、修正液は修正液として別々に持っていた。大事な事務などで 文字の間違いがあっても、修正液がないとどうにもならなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ペン類で書いてしまうと訂正がきかない。必ず修正液が必要なのであるが、そ れがない場合がときどきある。また市販の修正液ボディはかなり大きく、普段の 持ち歩きには向かない面もあった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ペンと修正液ボディを合体させることにより、それを胸に刺しておれば、ペン で書いた文字はいつでも消して修正できる。この手段により課題は解決できる。

【０００５】

【考案の実施例】

図によって説明することにしよう。図１は何も使用していないところで、右側 がペンとインクタンクの普通のサインペンの形である。ボールペンならそれは多 少の形は変わるが、理屈は同じである。右側は修正液タンクで、ややふくらんだ 容器に入っており、修正液を出すとき、少しつまんでやると液が出やすい。あと は修正液の先はやや小さ目のネジ式キャップにしているところである。図２はペ ンを使うときそのキャップをはずし、修正液キャップの上の方でストッパーがと めるよう工夫されているから、キャップは普通のペンのごとく、反対側の頭にか ぶせればよいわけである。逆に修正液のネジキャップは、一時ペン先にのせキャ ップで留めておくとしよう。

【０００６】

【考案の効果】

ペンというペン、さらに水性であれ油往インクであれ、ペンに消したり修正し たりする修正液が付いていれば、いつでも、どこでも原稿やメモが修正でき、し かも、普通のペンの大きさくらいで両方とも持ち運べるわけだから便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】この図は右側がサインペン、インクタンクと修
正液タンクをへだてて、左側は修正液部のキャップや先
端である。

【図２】ペンを使うとき、キャップをはずし、反対側の
修正液部にかぶせたところ。

【符号の説明】

１ ペン刺し ２ キャップ ３ ペン先 ４ 支え部 ５ ストッパー（ペンキャップ部用） ６ インクタンク ７ 修正液タンク ８ ストッパー（修正液部キャップ用） ９ ネジ式キャップ １０ 修正ペン先

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 鉛筆やペンシルには、その文字や絵を消
   す、消しゴム付きがあるのに、万年筆から始まり、ボー
   ルペン、サインペン、筆ペンなどペン類にも修正液が以
   前からあったにもかかわらず、ペンの反対側には付いて
   いない。本考案は、ペン先と反対側に修正液が出るよう
   工夫され、液にはペンの種類に関わりなく３分の１ほど
   の修正液入れタンクを持たせておくことにしよう。これ
   が請求項１。
2. 【請求項２】 修正液の形はボディから斜めに小さくな
   り細字消用の先が出るような形で、それにキャップはネ
   ジ回し式に付いておればよい。なぜならペンを使うと
   き、ペンのキャップを外し、それを、この修正液キャッ
   プの上に重ねてかぶせないといけないから、修正液キャ
   ップはやや細目でないといけないからでもある。もちろ
   んペンのボディは修正液部とペンのインク部は遮断され
   ており、修正液ボディは多少やわらかなプラスチック
   で、押すとへこむ程度である方が良い。修正液キャップ
   がネジ回し式であるのは、ペンのキャップが差し込み式
   であるから、二つが同じだと、二つとも取れる可能性が
   あるからである。これらが請求項の２。