JPH0667048U

JPH0667048U - 鉛筆スタンプ台

Info

Publication number: JPH0667048U
Application number: JP1742493U
Authority: JP
Inventors: 直高向井
Original assignee: 直高向井
Priority date: 1993-03-02
Filing date: 1993-03-02
Publication date: 1994-09-20

Abstract

(57)【要約】【目的】何枚もの書類に、同じ様な語句を、鉛筆で繰
り返し手書きしなければならない場合がある。この作業
は、大変な手間である。そこで、ゴム印の利用が考えら
れる。しかし、通常のインキスタンプ台を使ったので
は、後から、プラスチック消しゴムで消すことができな
い。そこで、鉛筆で書いた文字と同様に、プラスチック
消しゴムで消去できる文字をスタンプできるスタンプ台
を造ることを目的とする。【構成】通常のスタンプ台のスタンプインキの代わり
に、鉛筆の芯の粉末の水溶液１を、スタンプ台の盤面の
フェルト２に吸収させる。これを、ゴム印のスタンプ台
３として使用する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、従来のスタンプインキの代わりに、鉛筆の芯の粉の水溶液を使用したスタンプ台に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

文書作成の専門家、例えば行政書士、司法書士、税理士等が、素人をして、重要書類に、万年筆或いはボールペンで、必要事項を記入させなければならない場合、或いは押印させなければならない場合、次の様な事務処理をする。即ち、重要書類のどの位置に何を記入すべきか、又、どの位置にどの様な印鑑を押すべきかの指示を、通常、鉛筆で記入するのである。これは、文書作成指示の目的を達した後、鉛筆の記入文字をプラスチック消しゴムで消去できるからである。しかし、何枚もの書類に、同じ様な語句、例えば氏名、住所、商号、本店、実印、代表印、捨印、契印等を、鉛筆で繰り返し手書きする作業は、大変な労力エネルギーである。この様な手間を軽減させる方法として、ゴム印の使用が考えられる。しかし、通常のスタンプ台のインキでは、後で、プラスチック消しゴムで、きれいに消去することはできない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記の如く、鉛筆で、同じ様な語句を、繰り返し手書きしなければならない場合が、多々存在する。そして、そのような場合、ゴム印を利用したいのであるが、従来のスタンプインキでは、プラスチック消しゴムで、容易に消すことはできない。そこで、本考案は、このような課題を解決しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

このような課題に答える為に、下記のごとき構成をとる。通常のスタンプ台のスタンプインキの代わりに、鉛筆の芯の粉末の水溶液１を、スタンプ台の盤面のフェルト２に吸収させる。これを、ゴム印のスタンプ台３として使用する。

【０００５】

【作用】

以上の構成であるから、このスタンプ台で、スタンプされた文字は、乾燥すれば、鉛筆で手書きした文字と同様に、プラスチック消しゴムで、きれいに消去できる。

【０００６】

【考案の効果】

ゴム印と、この鉛筆スタンプ台を使用することにより、鉛筆で何枚もの書類に手書きしなければならない場合の、手間を節約できる。また、目的を達した後には、鉛筆の手書き文字と同様に、プラスチック消しゴムで、きれいに消去できる訳である。

【図面の簡単な説明】

【図１】鉛筆スタンプ台の作成過程説明図である。

【符号の説明】

１は鉛筆の芯の粉末の水溶液、２はスタンプ台の盤面の
フェルト、３はスタンプ台。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】黒鉛と粘土で造られた鉛筆の芯を粉末化
して、その水溶液をスタンプ台の盤面のフェルトに吸収
させて使用するスタンプ台。