JPH07261599A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07261599A
JPH07261599A JP6048050A JP4805094A JPH07261599A JP H07261599 A JPH07261599 A JP H07261599A JP 6048050 A JP6048050 A JP 6048050A JP 4805094 A JP4805094 A JP 4805094A JP H07261599 A JPH07261599 A JP H07261599A
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JP
Japan
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image
area
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magnification
image forming
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JP6048050A
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English (en)
Inventor
Norio Imada
典夫 今田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】繰返し領域と繰返し回数、および希望倍率を入
力するだけで、指定された繰返し回数分の画像を用紙サ
イズ内に納めて繰返し画像を形成する。 【構成】メインCPU110 は、コントロールパネル70
のイメージリピートキー5が押下されて、指定された原
稿の一部領域を設定された用紙上に複数回繰返して画像
を形成する機能を実行する。メインCPU110 は、A/
Bモード切換キー4の切換えによる繰返し回数優先モー
ドAにおいて、エリア設定キー2による原稿の繰返し領
域、図示しないテンキーによる繰返し回数、および倍率
変更キー3による希望倍率の入力により、指定された繰
返し回数に基づいて上記設定された用紙のサイズ内に納
めた繰返し画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、指定した原稿の一部
領域を同一用紙上に複数回繰返して画像を形成する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機などの画像形成装置では、原
稿が露光ランプで照射され、この露光走査された反射光
が導かれて原稿に対応する潜像が感光体ドラム上に形成
され、この潜像に現像器でトナーを付与することにより
顕像化し、この顕像化されたトナー像を転写装置を用い
て用紙上に転写し、この後、定着装置を用いて用紙上の
トナー像を定着するようになっている。
【0003】このような画像形成装置において、指定さ
れた原稿の一部領域を同一用紙上に複数回繰返して画像
を形成する機能をもつものが知られている。従来、この
ような画像形成装置において繰返し領域と繰返し回数、
および希望倍率を入力した際、指定された回数分の画像
が用紙サイズ内に納まらないことがある。この場合、指
定された回数分の画像が得られないかあるいは画像の一
部が欠けてしまうという欠点がある。
【0004】例えば、図10に示すように指定された原
稿の領域を指定された倍率で、指定された回数(例えば
5回)を繰返して記録用紙に画像形成する場合、指定領
域の辺の長さの合計が用紙(サイズ)の辺の長さより大
きいと上記不具合を起こしてしまっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、指定
された原稿の一部領域を同一用紙上に複数回繰返して画
像を形成する機能を実行する際、繰返し領域と繰返し回
数、および希望倍率を入力して指定された回数分の画像
が用紙サイズ内に納まらないことがあり、指定された回
数分の画像が得られないか、あるいは画像の一部が欠け
てしまうという問題があった。
【0006】そこで、この発明は、繰返し領域と繰返し
回数、および希望倍率を入力するだけで、指定された繰
返し回数分の画像を用紙サイズ内に納めて繰返し画像を
形成することのできる画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、供給される被画像形成媒体に画像を形成する画像形
成装置において、原稿を読取る読取手段と、この読取手
段で読取った原稿の領域を指定する領域指定手段と、こ
の領域指定手段で指定された原稿領域の繰返し画像の形
成を指示する指示手段と、この指示手段で指示された繰
返し画像を形成する繰返し回数を設定する回数設定手段
と、この回数設定手段で設定された繰返し回数に基づい
て上記供給される被画像形成媒体のサイズに対応する繰
返し画像を形成する画像形成手段とから構成されてい
る。
【0008】この発明の画像形成装置は、供給される被
画像形成媒体に画像を形成する画像形成装置において、
原稿を読取る読取手段と、この読取手段で読取った原稿
の領域を指定する領域指定手段と、この領域指定手段で
指定された原稿領域の倍率を設定する倍率設定手段と、
この倍率設定手段で設定された原稿領域の繰返し画像の
形成を指示する指示手段と、この指示手段で指示された
繰返し画像形成の繰返し回数を設定する回数設定手段
と、この回数設定手段で設定された繰返し回数を優先す
るか、上記倍率設定手段で設定された倍率を優先するか
を選択する選択手段と、この選択手段の選択に基づいて
上記供給される被画像形成媒体に繰返し画像を形成する
画像形成手段とから構成されている。
【0009】この発明の画像形成装置は、供給される用
紙に画像を形成する画像形成装置において、原稿を読取
る読取手段と、この読取手段で読取った原稿の領域を指
定する領域指定手段と、この領域指定手段で指定された
原稿領域の繰返し画像の形成を指示する指示手段と、こ
の指示手段で指示された繰返し画像を形成する繰返し回
数を設定する回数設定手段と、この回数設定手段で設定
された繰返し回数の画像を上記供給される用紙サイズ内
に納めて繰返し画像を形成する画像形成手段とから構成
されている。
【0010】この発明の画像形成装置は、供給される用
紙に画像を形成する画像形成装置において、原稿を読取
る読取手段と、この読取手段で読取った原稿の領域を指
定する領域指定手段と、この領域指定手段で指定された
原稿領域の倍率を設定する倍率設定手段と、この倍率設
定手段で設定された原稿領域の繰返し画像の形成を指示
する指示手段と、この指示手段で指示された繰返し画像
形成の繰返し回数を設定する回数設定手段と、この回数
設定手段で設定された繰返し回数を優先するモードと上
記倍率設定手段で設定された倍率を優先するモードとを
切換えるモード切換択手段と、このモード切換手段で切
換えられたモードに基づいて上記供給される用紙に繰返
し画像を形成する画像形成手段とから構成されている。
【0011】
【作用】この発明は、供給される被画像形成媒体に画像
を形成する画像形成装置において、原稿を読取り、読取
った原稿の領域を指定し、指定された原稿領域の繰返し
画像の形成を指示し、指示された繰返し画像を形成する
繰返し回数を設定し、設定された繰返し回数に基づいて
上記供給される被画像形成媒体のサイズに対応する繰返
し画像を形成するようにしたものである。
【0012】この発明は、供給される被画像形成媒体に
画像を形成する画像形成装置において、原稿を読取り、
読取った原稿の領域を指定し、指定された原稿領域の倍
率を倍率設定手段で設定し、設定された原稿領域の繰返
し画像の形成を指示し、指示された繰返し画像形成の繰
返し回数を回数設定手段で設定し、この回数設定手段で
設定された繰返し回数を優先するか、上記倍率設定手段
で設定された倍率を優先するかを選択し、この選択に基
づいて上記供給される被画像形成媒体に繰返し画像を形
成するようにしたものである。
【0013】この発明は、供給される用紙に画像を形成
する画像形成装置において、原稿を読取し、読取った原
稿の領域を指定し、指定された原稿領域の繰返し画像の
形成を指示し、指示された繰返し画像を形成する繰返し
回数を設定し、設定された繰返し回数の画像を上記供給
される用紙サイズ内に納めて繰返し画像を形成するよう
にしたものである。
【0014】この発明は、供給される用紙に画像を形成
する画像形成装置において、原稿を読取し、読取った原
稿の領域を指定し、指定された原稿領域の倍率を倍率設
定手段で設定し、設定された原稿領域の繰返し画像の形
成を指示し、指示された繰返し画像形成の繰返し回数を
回数設定手段で設定し、この回数設定手段で設定された
繰返し回数を優先するモードと上記倍率設定手段で設定
された倍率を優先するモードとを切換え、切換えられた
モードに基づいて上記供給される用紙に繰返し画像を形
成するようにしたものである。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2はこの発明に係る画像形成装置と
しての複写機1の内部構成を示すもので、その本体11
内の略中央部には感光体ドラム12が回転自在に設けら
れている。この感光体ドラム12の周囲部にはその回転
方向に沿って順次、帯電チャージャ13、露光部14、
現像器15、転写チャージャ17、剥離チャージャ1
8、クリーナ19および除電器20が配設されている。
【0016】また、上記本体11内の上部にはスキャナ
(読取手段)としての露光系21が設けられている。こ
の露光系21は露光ランプ22、第1から第3の反射ミ
ラー23、24、25、変倍用レンズブロック26、第
4から第6の反射ミラー27、28、29によって構成
されている。
【0017】また、上記本体11の一側部には、給紙カ
セット30と1000枚以上の大容量カセット(LC
C)31とが設けられている。上記給紙カセット30あ
るいは上記大容量カセット31から給紙された用紙(被
画像形成媒体)Pは上記本体11内に設けられた用紙搬
送路32に沿って搬送されるようになっている。
【0018】前記用紙搬送路32には用紙Pの搬送方向
に沿って順次、レジストローラ33、上記転写、剥離チ
ャージャ17、18、搬送ベルト34、定着器35、排
紙ローラ対36が配設されている。
【0019】さらに、上記本体11の上面部には原稿載
置台38が設けられ、この原稿載置台38上には、自動
原稿送り装置39が設けられている。一方、上記本体1
1の排紙部にはソータ装置45が設けられている。この
ソータ装置45は上下方向に所定間隔を存して配設され
た複数のビン46、…と、これらビン46、…に上記排
紙ローラ対36からの用紙Pを振分けるゲート手段4
7、…と、これらのゲート手段47、…によって振分け
られた用紙Pを対応するビン46内に搬送する搬送ロー
ラ48、…によって構成されている。
【0020】また、上記排紙ローラ対36の近傍には用
紙Pを本体11外へ排出するか反転給紙部49に導くか
を切換えるゲート手段50が設けられている。この反転
給紙部49に導かれた用紙Pは、表裏が反転された後、
再び用紙搬送路32に沿って搬送されるようになってい
る。
【0021】しかして、通常のコピー時には、原稿載置
台38に載置された原稿Oに露光系21により、光が走
査され、その反射光が帯電チャージャ13により表面が
帯電された感光体ドラム12上に結像されて静電潜像が
形成される。この静電潜像は現像器15により現像剤が
供給されることにより顕像化される。このとき、給紙カ
セット30、あるいは大容量カセット2から用紙Pが供
給されることにより、感光体ドラム12と転写チャージ
ャ17との間の画像転写部12aに用紙Pが送られて感
光体ドラム12上の顕像が用紙Pに転写される。この画
像が転写された用紙Pは剥離チャージャ18の作用によ
り、感光体ドラム12から剥離され、搬送ベルト34に
より、定着器35へと送られ画像が定着される。この画
像が定着された用紙Pは排紙ローラ対36を介して排出
され、ソータ装置45のゲート手段47を介して最上段
のビン46上に排出されることになる。
【0022】また、原稿Oを複数部コピーしてソートす
る場合にはゲート手段47、…によって振分けられて各
ビン46、…に選択的にソートされることになる。ま
た、両面コピーする場合には、ゲート手段50が反転給
紙部49に切換わることにより、用紙Pが反転給紙部4
9に導かれ、表裏が反転された後、再び用紙搬送路32
に沿って搬送され、裏面側に画像が転写され、定着され
て排出される。
【0023】上記自動原稿送り装置39は、原稿供紙台
61、1通取出し部62、反転部63、搬送部64、排
紙部65、および排紙トレイ66によって構成されてい
る。上記原稿供紙台61には、供紙される複数の原稿
O、…が載置される。上記1通取出し部62は、上記原
稿供紙台61上の原稿Oを1枚ずつ取出し搬送するもの
である。上記反転部63は、上記1通取出し部62から
の原稿Oをそのまま搬送部64へ導いたり、あるいは搬
送部64からの原稿Oを反転して搬送部64へ返送する
ものである。上記搬送部64は、上記反転部63からの
原稿Oを搬送して原稿載置台38上の基準位置にセット
したり、原稿載置台38上の原稿Oを上記反転部63に
搬送したり、排紙部65に搬送するようになっている。
上記排紙部65は、搬送部64からの原稿Oを排紙トレ
イ66に排紙するものである。
【0024】また、本体11の前面上部には、様々な複
写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号などを
入力するコントロールパネル70が設けられている。図
3は、コントロールパネル70を示すもので、テンキー
71、スタートキー72、状態表示部73、表示部7
4、原稿サイズ設定キー75、用紙サイズ設定キー7
6、濃度表示部78、濃度設定キー81、原稿枚数設定
キー82、コピー枚数設定キー83、クリアキー84、
編集設定キー85、綴じ代設定キー86、表紙モード設
定キー87、枠消し設定キー88、頁連写設定キー8
9、ソートモード設定キー90、および原稿送りモード
設定キー91、エリア設定キー2、倍率変更キー3、A
/Bモード切換キー4、およびイメージリピートキー5
によって構成されている。
【0025】テンキー71は、原稿枚数やコピー枚数を
設定するものである。スタートキー72は、コピー開始
を指示するものである。状態表示部73は、給紙カセッ
トの選択状態や、原稿や、用紙のジャム、および紙補給
などを案内表示するものである。
【0026】表示手段としての表示部74は、原稿枚数
表示部74a、コピー枚数表示部74b、および案内表
示部74cにより構成され、原稿枚数やコピー枚数を表
示するとともに、複写倍率の表示や種々の操作案内を行
うものである。
【0027】原稿サイズ設定キー75は、原稿Oのサイ
ズを設定するものである。用紙サイズ設定キー76は、
用紙Pのサイズを設定するものである。濃度表示部78
は、濃度設定キー81により設定されるコピー濃度が表
示されるものである。
【0028】濃度設定キー81は、コピー濃度を設定す
るものである。原稿枚数設定キー82は、コピー開始時
に原稿供紙台61に載置した原稿Oの枚数を設定する際
に入力するものであり、このキーにより原稿枚数設定モ
ードにすることにより、テンキー71による入力が原稿
枚数として表示部74の原稿枚数表示部74bに表示さ
れる。
【0029】コピー枚数設定キー83は、コピー開始時
にコピー枚数を設定する際に入力するものであり、この
キーによりコピー枚数設定モードにすることにより、テ
ンキー71による入力がコピー枚数として表示部74の
コピー枚数表示部74bに表示される。
【0030】クリアキー84は、各キーによる設定内容
をクリアし、標準状態に戻すものである。編集設定キー
85は、原稿Oの片面ずつを用紙Pの両面を用いてコピ
ー、原稿Oの両面をそれぞれ用紙Pの両面にコピー、原
稿Oの両面のそれぞれを用紙Pの片面ずつを用いてコピ
ー、あるいはブックコピーを設定するものである。
【0031】また、指定した原稿の一部領域を同一用紙
上に複数回繰返して画像を形成する機能を実行する際、
次のキーが用いられる。エリア設定キー(領域指定手
段)2は、指定された原稿の一部領域を設定するもので
ある。
【0032】倍率変更キー(倍率設定手段)3は、複数
回繰返す画像、あるいは通常のコピー倍率を変更するも
のである。A/Bモード切換キー(選択手段)4は、後
述する本発明に係る倍率を自動的に変更して指定された
回数の繰返し画像を形成する方式、すなわち繰返し回数
優先モードAと、ユーザの希望した倍率を維持して繰返
し画像を形成する従来の方式、すなわち倍率優先モード
Bとの切換えを行うものである。
【0033】イメージリピートキー(指示手段)5は、
上記指定した原稿の一部領域を同一用紙上に複数回繰返
して画像を形成する機能の実行を指示するものである。
図1は上記複写機1の制御回路を示すもので、全体を制
御する制御部100 が設けられている。すなわち、制御部
100 は、全体を制御するメインCPU110 、画像の形成
を制御する画像形成回路制御CPU111 、スキャナとし
ての露光系21を制御するスキャナ制御CPU112 、図
示しないモータを回転させるモータ駆動回路113 、帯電
チャージャ13、転写チャージャ17および剥離チャー
ジャ18に印加される高圧電圧を発生する高圧電圧発生
回路114 、および図示しないセンサ群からの信号を受け
入れる検出回路115 とから構成されている。
【0034】また、メインCPU110 には、エリア設定
キー2、倍率変更キー3、A/Bモード切換キー4、イ
メージリピートキー5等を含むコントロールパネル7
0、および予め決められている様々なデータあるいはコ
ントロールパネル70を介して入力されるデータが記憶
されるメモリ120 などが接続されている。
【0035】メモリ120 は、予め決められている数値デ
ータあるいは装置1を動作させるための制御データなど
が記憶されている読出し専用メモリすなわちROM 12
2、コントロールパネル70を介して入力された複写条
件データなどが一時的に記憶されるランダム・アクセス
・メモリすなわちRAM 124を含んでいる。
【0036】また、画像形成回路制御CPU111 には、
ROMとRAMとで構成されるメモリ126 が接続されて
いる。また、スキャナ制御CPU112 には、ROMとR
AMとで構成されるメモリ128 が接続されている。
【0037】次に、このような構成において複写機1の
指定した原稿の一部領域を同一用紙上に複数回繰返して
画像を形成する動作を説明する。まず、繰返し画像を形
成する原稿が露光系21で読取られてスキャナ制御CP
U112 によってメモリ128 に原稿情報として記憶されて
いるものとする。
【0038】すなわち、画像が形成される用紙Pの大き
さが用紙サイズ設定キー76で設定されるとともにイメ
ージリピートキー5が押下されて、メインCPU110
は、指定された原稿の一部領域を設定された用紙上に複
数回繰返して画像を形成する機能を実行する。
【0039】A/Bモード切換キー4により繰返し回数
優先モードA、または倍率優先モードBとが切換えられ
るが、本発明に係る繰返し回数優先モードAに切換えら
れたものとする。
【0040】メインCPU110 は、表示部74を用いて
「繰返し回数と希望倍率」の設定を促し、テンキー71
から入力される繰返し回数、倍率変更キー3からのユー
ザの希望倍率、およびメモリ128 に記憶されている原稿
情報からエリア設定キー2によって設定される原稿の一
部領域とをメモリ120 のRAM 124に記憶する。
【0041】メインCPU110 は、画像が形成される用
紙サイズ、設定された原稿の一部領域、繰返し回数、お
よびユーザ希望倍率とから次のように画像形成を実行す
る倍率の演算を行う。
【0042】入力された繰返し回数をN(N≧1:Nは
整数)、設定された用紙の縦方向長さをLt、用紙の横
方向長さをLy、指定された領域の縦方向長さをRt、
指定された領域の横方向長さをRy、ユーザ希望倍率を
M(等倍時M=1.0)とする。
【0043】ユーザ希望倍率での縦方向最大繰返し数を
Ntmax (Ntmax ≧0:Ntmaxは整数)、横方向最
大繰返し数をNymax (Nymax ≧0:Nymax は整
数)とすると、 Ntmax =INT{Lt÷(M×Rt)}……(1) Nymax =INT{Ly÷(M×Ry)}……(2) として計算される(INTは小数点以下切り捨てを意味
する)。すると用紙全面上での最大繰返し数Nmax は、 Nmax =Ntmax ×Nymax である。
【0044】もし、入力された繰返し回数N≦Nmax で
あるならばユーザ希望倍率のまま繰返し画像を形成する
ことができる。図4は、このときの繰返し画像の配置例
を示すもので、例えば繰返し回数9回の場合、縦方向に
順に5回並べて次の列に移って4回並べるようにする。
【0045】もし、入力された繰返し回数N>Nmax で
あるならば、全部の画像が用紙内に入らないか画像の一
部が欠けることを意味している。図5は、このときの繰
返し画像の新たな倍率計算のフローチャートである。す
なわち、ユーザ希望倍率Mを縮小して縦方向最大繰返し
数Ntmax と横方向最大繰返し数Nymax を増やし、最
大繰返し数Nmax を増やすようにする。最終的に入力さ
れた繰返し回数N≦Nmax になったそのときの倍率M´
を新たな倍率とする。ただし、新たな倍率M´がユーザ
希望倍率Mからなるべく変化しないように縦方向最大繰
返し数Ntmax と横方向最大繰返し数Nymax を増やす
ようにする。
【0046】また、繰返し画像の配置の仕方について説
明する。まず、図4で示したように繰返し画像を左側上
より配置する方法について説明する。
【0047】図6に示すように用紙面の左上を原点とす
る座標系をとり、n番目画像の左上の座標値を(xn,
yn)とする。ただし、1≦n≦Nである。するとx
n、ynは次式で表される。
【0048】 xn=INT{(n−1)÷Ntmax }×Ry×M……(3) yn=MOD{(n−1)÷Ntmax }×Rt×M……(4) なお、Ntmax は図5のフローチャートで求められた倍
率M´を上記(1)式に代入して求められた値である。
(MODは整数どうしの割り算を行ったときの余りを意
味する)また、図7に示すように繰返し画像の間に等間
隔の空白を、余裕のとれる方向に対して設ける場合に
は、 xn=INT{(n−1)÷Ntmax }×(Ry+w
x)×M yn=MOD{(n−1)÷Ntmax }×(Rt+w
x)×M とすればよい。ただし、 wx={Ly−(Nymax ×M×Ry)}÷(Nymax
+1) wy={Lt−(Ntmax ×M×Rt)}÷(Ntmax
+1) とする。ここでNymax 、Ntmax は図5のフローチャ
ートで求められた倍率M´を上記(1)、(2)式に代
入して求められた値である。
【0049】このように、A/Bモード切換キー4で切
換えられた繰返し回数優先モードAは、倍率を自動的に
変更して必ず指定された回数の繰返し画像を形成する方
式のモードである。これに対して倍率優先モードBは、
倍率についてはユーザの希望した倍率を守って繰返し画
像を形成する方式のモードである。本発明は、A/Bモ
ード切換キー4で繰返し回数優先モードAと倍率優先モ
ードBとが簡単に切換えられ、選択可能となっている。
【0050】メインCPU(画像形成手段)110 は、設
定された原稿の一部領域を演算された新たな倍率M´
で、設定された繰返し回数の画像形成を実行する。次
に、A/Bモード切換キー4で倍率優先モードBに切換
えられ場合について説明する。この場合においても、な
るべく多くの繰返し画像が形成されるように横方向およ
び縦方向に画像を分配する。
【0051】メインCPU110 は、設定された画像が形
成される用紙サイズ、設定された原稿の一部領域とか
ら、ユーザ希望倍率に基づいて繰返し画像を形成する繰
返し回数の演算を次のように行う。
【0052】図8は、このときの繰返し回数計算のフロ
ーチャートで、繰返し回数(Ntmax ,Nymax )を求
める。図9は、求められた繰返し回数に基づいて上記
(3),(4)式で繰返し画像を形成した際の例を示す
ものである。繰返し回数5回で、繰返し画像の一部が用
紙よりはみでて(欠けて)いる。
【0053】ここで、図8のフローチャートで得られた
Ntmax ,Nymax より、次式を用いて最大繰返し数を
自動的に求めることができる。もし、Ntmax ×Rt×
M>Ltならば、Ntmax =Ntmax −1とする。
【0054】もし、Nymax ×Ry×M>Lyならば、
Nymax =Nymax −1とする。 最大繰返し数=Ntmax ×Nymax ここで、最大繰返し数を増やす場合には倍率を縮小すれ
ばよいので、メインCPU110 は、倍率変更キー3で倍
率を変更される毎に最大繰返し数を演算して表示部74
に表示するようにしてもよい。
【0055】メインCPU110 は、設定された原稿の一
部領域を演算された最大繰返し数で画像の形成を実行す
る。以上説明したように上記実施例によれば、繰返し回
数優先モードに切換えることにより、繰返し領域と繰返
し回数、および希望倍率を入力するだけで、入力された
繰返し回数に基づく指定された用紙サイズ内に納まる繰
返し画像を得ることができる。また、倍率優先モードに
切換えた際は、設定された倍率で繰返し画像を得るとと
もに、変更倍率に対応した最大繰返し数を表示部に表示
することができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
繰返し領域と繰返し回数、および希望倍率を入力するだ
けで、指定された繰返し回数分の画像を用紙サイズ内に
納めて繰返し画像を形成することのできる画像形成装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置に係る複写機の概略構成
を示すブロック図。
【図2】本発明の画像形成装置に係る複写機の内部構成
を示す図。
【図3】コントロールパネルの構成を説明するための
図。
【図4】繰返し画像の配置例を示す図。
【図5】繰返し画像の新たな倍率計算を説明するための
フローチャート。
【図6】繰返し画像を左側上より配置する方法を説明す
るための図。
【図7】繰返し画像の間に等間隔の空白を、余裕のとれ
る方向に対して設ける場合について説明するための図。
【図8】ユーザ希望倍率に基づいて繰返し画像を形成す
る繰返し回数の計算を説明するためのフローチャート。
【図9】演算して求められた繰返し回数に基づいて繰返
し画像を形成した例を示す図。
【図10】指定された原稿の領域を指定された倍率で、
指定された回数を繰返して画像形成した例を示す図。
【符号の説明】
1…複写機 2…エリア設定キー 3…倍率変更キー 4…A/Bモード切換キー 5…イメージリピートキー 70…コントロールパネル 110 …メインCPU 120 …メモリ 122 …ROM 124 …RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される被画像形成媒体に画像を形成
    する画像形成装置において、 原稿を読取る読取手段と、 この読取手段で読取った原稿の領域を指定する領域指定
    手段と、 この領域指定手段で指定された原稿領域の繰返し画像の
    形成を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された繰返し画像を形成する繰返し
    回数を設定する回数設定手段と、 この回数設定手段で設定された繰返し回数に基づいて上
    記供給される被画像形成媒体のサイズに対応する繰返し
    画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 供給される被画像形成媒体に画像を形成
    する画像形成装置において、 原稿を読取る読取手段と、 この読取手段で読取った原稿の領域を指定する領域指定
    手段と、 この領域指定手段で指定された原稿領域の倍率を設定す
    る倍率設定手段と、 この倍率設定手段で設定された原稿領域の繰返し画像の
    形成を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された繰返し画像形成の繰返し回数
    を設定する回数設定手段と、 この回数設定手段で設定された繰返し回数を優先する
    か、上記倍率設定手段で設定された倍率を優先するかを
    選択する選択手段と、 この選択手段の選択に基づいて上記供給される被画像形
    成媒体に繰返し画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 供給される用紙に画像を形成する画像形
    成装置において、 原稿を読取る読取手段と、 この読取手段で読取った原稿の領域を指定する領域指定
    手段と、 この領域指定手段で指定された原稿領域の繰返し画像の
    形成を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された繰返し画像を形成する繰返し
    回数を設定する回数設定手段と、 この回数設定手段で設定された繰返し回数の画像を上記
    供給される用紙サイズ内に納めて繰返し画像を形成する
    画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 供給される用紙に画像を形成する画像形
    成装置において、 原稿を読取る読取手段と、 この読取手段で読取った原稿の領域を指定する領域指定
    手段と、 この領域指定手段で指定された原稿領域の倍率を設定す
    る倍率設定手段と、 この倍率設定手段で設定された原稿領域の繰返し画像の
    形成を指示する指示手段と、 この指示手段で指示された繰返し画像形成の繰返し回数
    を設定する回数設定手段と、 この回数設定手段で設定された繰返し回数を優先するモ
    ードと上記倍率設定手段で設定された倍率を優先するモ
    ードとを切換えるモード切換択手段と、 このモード切換手段で切換えられたモードに基づいて上
    記供給される用紙に繰返し画像を形成する画像形成手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004306326A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置
US10789022B2 (en) 2018-05-17 2020-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus in which a process repeatedly arranges a target image on a sheet
US10853010B2 (en) 2018-03-13 2020-12-01 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
US10896012B2 (en) 2018-03-13 2021-01-19 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
US11140276B2 (en) 2018-05-17 2021-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, non-transitory storage medium, and image processing method

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