JPH07260576A - 塗料の色合わせ方法 - Google Patents

塗料の色合わせ方法

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JPH07260576A
JPH07260576A JP5234694A JP5234694A JPH07260576A JP H07260576 A JPH07260576 A JP H07260576A JP 5234694 A JP5234694 A JP 5234694A JP 5234694 A JP5234694 A JP 5234694A JP H07260576 A JPH07260576 A JP H07260576A
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譲 高橋
Michinari Nakase
道成 中瀬
Shinichi Hori
慎一 堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 的確な配合を迅速に得ることの出来る塗料の
色合わせ方法を提供する。 【構成】 この発明の塗料の色合わせ方法は、複数の原
料塗料を混合して得られる混合塗料の塗膜の色を各原料
塗料ごとの基礎データに基づき算出した予測結果と、色
見本の測色結果とを比較し、両結果の差が所定範囲内と
なる原料塗料の配合を求めるにあたり、前記予測結果の
算出を、2定数法により行うとともに、前記測色結果と
予測結果との差が所定範囲内に入らない時には、1定数
法に変更して行うか、彩度が高い色見本に対する色合わ
せ方法では、前記予測結果の算出を、1定数法により行
うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塗料の色合わせ方
法、すなわち、複数の原料塗料を混合して作成する混合
塗料で得られる塗膜の色が色見本の色と良く合う原料塗
料の配合を求める方法に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料の場合、普通、ユーザーが希望する
色(色見本の色)に丁度合う塗膜色の出せる塗料が在庫
されているわけではなく、普通、適当な複数の原料塗料
を見本の色に合う塗膜色となる配合で混合した混合塗料
を作成して出荷するようにしている。
【0003】この時、見本の色に合わせるために混合す
る原料塗料の適切な配合を予め求める(色を合わせる)
わけであるが、近年、コンピュータを利用した色合わせ
(コンピュータ・カラーマッチング)により原料塗料の
適切な配合を予め求める作業の合理化を図っている。従
来のコンピュータを利用した色合わせ方法の場合、複数
の原料塗料を混合して得られる混合塗料の塗膜の色を各
原料塗料ごとの基礎データに基づき算出した予測結果
と、平行して得る色見本の測色結果とを比較し、両結果
の差が所定範囲内に納まれば、この時の原料塗料の配合
が求める適切な配合であるとする。
【0004】この場合、基礎データを得るために所定の
試料を作る。各原料塗料のみの塗膜を基材表面に形成し
た単独塗料試料と各原料塗料に白色塗料をそれぞれ混合
した各混合塗料の塗膜を基材表面に形成した混合塗料試
料(白混合塗料試料)をそれぞれ作成し、これら単独塗
料試料と白混合塗料試料とに基づき基礎データを得るよ
うにするのである。
【0005】これらの塗料試料より得る基礎データは、
基材(通常は白色紙)込みの散乱係数と吸収係数とをそ
れぞれ得て、着色要因としての試料の散乱係数と吸収係
数とをそれぞれ独立した形で着色状態を求める演算(例
えばダンカンの式による演算)の中に取り入れるいわゆ
る2定数法を用いて混合塗料の塗膜の色の予測結果をコ
ンピュータ処理により得る。この予測結果と色見本の測
色結果との差が所定範囲内でない場合、原料塗料の配合
を変更し再び予測結果を得て比較する処理を繰り返し行
う。通常、処理を繰り返してゆくに従い両結果の差が縮
まり収束していく。また、ひとつの原料塗料の組み合わ
せに対する適切な配合が求まれば、塗料の組み合わせを
変え、同様にして、異なる原料塗料の組み合わせに対す
る適当な配合を求めることもよく行われている。
【0006】しかしながら、従来、色見本の色によって
は計算を繰り返しても両結果の差が小さくならずに所定
範囲内に入らない場合がある。この場合、所定範囲に近
い予測結果のうちで適当そうな結果を選択し(必要に応
じては熟練者の勘で適当に調整を加えた上)、選択した
結果についての原料塗料の配合で混合して混合塗料を作
成することになるが、その混合塗料で塗膜を形成し、人
間の目や測色機器で色見本の色との比較をしてみると、
色の差が許容範囲を越えていることがしばしばあり、再
び熟練者の経験に頼って修正を行ったりするが、非常に
手間であるため、改善が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の事
情に鑑みて、原料塗料の的確な配合を迅速に得ることの
出来る塗料の色合わせ方法を提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明の塗料の色合わせ方法は、複数の原料塗料
を混合して得られる混合塗料の塗膜の色を各原料塗料ご
との基礎データに基づき算出した予測結果と、色見本の
測色結果とを比較し、両結果の差が所定範囲内となる原
料塗料の配合を求めるにあたり、前記予測結果の算出
を、2定数法により行うとともに、前記測色結果と予測
結果との差が所定範囲内に入らない時には、1定数法に
変更して行うようにするか、あるいは、彩度が所定の範
囲にある色見本に対する色合わせでは、前記予測結果の
算出を1定数法により行うようにしている。
【0009】以下、この発明の塗料の色合わせ方法を具
体的に説明する。この発明における塗料は、通常の膜形
成材に着色剤(顔料や染料など)を分散したものであ
り、インクのような基材の着色だけでなく、十分な厚み
(通常、10μm程度以上)の塗膜が形成できて、基材
の着色と同時に十分な保護が行えるものであり、具体的
には以下のようなものが例示される。アクリルラッカ
ー、硝化綿ラッカーエナメル、フェノール系樹脂ワニ
ス、フタル酸系樹脂ワニス、マレイン酸樹脂ワニス、尿
素系樹脂ワニス、ビニル系樹脂ワニス、エポキシ系樹脂
ワニス、ポリエステル系樹脂ワニス、フラン系樹脂ワニ
ス等のうちから選んだ膜成形材と、酸化チタン、カーボ
ンブラック、黄鉛などの無機顔料やフタロシアニン系顔
料、キナクリドン系顔料、アンスラキノン系顔料などの
有機顔料のうちから選んだ着色剤を主材料として、溶剤
や希釈剤などの副材料が必要に応じて添加混合されたも
のである。
【0010】先ず、試料の散乱と吸収とをそれぞれ独立
した形(ふたつのパラメータ)で着色状態を求める演算
の中に取り入れる2定数法用の基礎データや、試料の散
乱係数と吸収係数とを両者の比という形(ひとつのパラ
メータ)で着色状態を求める演算の中に取り入れる1定
数法用の基礎データは、各原料塗料について予め得てお
く必要がある。
【0011】前者の2定数法を適用する場合の基礎デー
タは、各原料塗料のみの塗膜を基材表面に形成した単独
塗料試料と各原料塗料に白色塗料をそれぞれ混合した各
混合塗料の塗膜を基材表面に形成した混合塗料試料(白
混合塗料試料)とに基づき得る。後者の1定数法を適用
する場合の基礎データは、各原料塗料のみの塗膜を基材
表面に形成した単独塗料試料と各原料塗料に無色透明塗
料をそれぞれ混合した各混合塗料の塗膜を基材表面に形
成した混合塗料試料(透明混合塗料試料)とに基づき得
る。
【0012】これらの原料塗料の基礎データを得るため
には試料を先ず準備することになる。2定数法用の試料
としては、上記の単独塗料試料と白混合塗料試料をそれ
ぞれ揃える。この場合の白色塗料としては、酸化チタン
が普通使われる。基材は白色基材、例えば、紙が適当で
ある。より具体的には以下の通りのものを準備する。
【0013】−2定数法用の試料例− 単独塗料試料:混合用の原料塗料単独で白色基材に厚み
10μmの塗膜形成した試料を各原料塗料毎に作成す
る。 白混合塗料試料A:重量比で原料塗料0.7と白色塗料
0.3を混合した白混合塗料で白色基材に例えば厚み1
0μmの塗膜形成した試料を各原料塗料毎に作成する。
【0014】白混合塗料試料B:重量比で原料塗料0.
3と白色塗料0.7を混合した白混合塗料で白色基材に
例えば厚み10μmの塗膜形成した試料を各原料塗料毎
に作成する。 白混合塗料試料C:重量比で原料塗料0.1と白色塗料
0.9を混合した白混合塗料で白色基材に例えば厚み1
0μmの塗膜形成した試料を各原料塗料毎に作成する。
【0015】白混合塗料試料D:重量比で原料塗料0.
05と白色塗料0.95を混合した白混合塗料で白色基
材に例えば厚み10μmの塗膜形成した試料を各原料塗
料毎に作成する。 白色塗料試料:白色塗料単独で白色基材に厚み10μm
の塗膜形成した試料を作成する。
【0016】1定数法用の塗料試料としては、各原料塗
料のみの塗膜を基材表面に形成した単独塗料試料と各原
料塗料に無色透明塗料(クリヤ塗料)をそれぞれ混合し
た各混合塗料の塗膜を基材表面に形成した混合塗料試料
(透明混合塗料試料)をそれぞれ揃える。なお、単独塗
料試料は2定数法用と1定数法用で同じ一つのものを共
通に使うことも出来る。無色透明塗料としては、ラッカ
ーエナメルが普通使われる。基材は白色基材、例えば、
紙が適当である。より具体的には以下の通りのものを準
備する。基礎データ測定用の塗料試料の場合、基材は白
色であることが望ましい理由は、白色でないと下地であ
る基材自体の色の影響を受けるからである。
【0017】−1定数法用の試料例− 単独塗料試料:混合用の原料塗料(無色透明塗料は除
く)単独で白色基材に厚み10μmの塗膜形成した試料
を各原料塗料毎に作成する(上の2定数法用の単独塗料
試料を利用してもよい)。 透明混合塗料試料a:重量比で原料塗料0.5と無色透
明塗料0.5を混合した透明混合塗料で白色基材に例え
ば厚み10μmの塗膜形成した試料を各原料塗料毎に作
成する。
【0018】透明混合塗料試料b:重量比で原料塗料
0.25と無色透明塗料0.75を混合した透明混合塗
料で白色基材に例えば厚み10μmの塗膜形成した試料
を各原料塗料毎に作成する。 透明混合塗料試料c:重量比で原料塗料0.1と無色透
明塗料0.9を混合した透明混合塗料で白色基材に例え
ば厚み10μmの塗膜形成した試料を各原料塗料毎に作
成する。
【0019】透明混合塗料試料d:重量比で原料塗料
0.05と無色透明塗料0.95を混合した透明混合塗
料で白色基材に例えば厚み10μmの塗膜形成した試料
を各原料塗料毎に作成する。 次に、これらの基礎データ測定用の試料から基礎データ
を求める。基礎データを求めるには、先ず各試料の分光
反射率をそれぞれ測定する。この分光反射率の測定にあ
たっては、可視波長範囲(400〜700nm)におい
て離散的に16点、あるいは、32点の反射率を分光光
度計などで測定する。そして、分光光度計により得た分
光反射率にサンダーソン変換を施した分光反射率Rを用
い、下記の式(1)〜(3)に従って、2定数法用の試
料からは各波長点毎の試料の吸収係数および散乱係数を
求め、1定数法用の試料からは試料の吸収係数と散乱係
数の比を求め基礎データとするのである。吸収係数と散
乱係数の比は(1)式だけで求まる。得られた基礎デー
タは、コンピュータ用メモリに記憶させておく。
【0020】
【数1】
【0021】R :サンダーソン変換の後の分光反射率 Kp :単独塗料試料の吸収係数 SP :単独塗料試料の散乱係数 (K/S) p:単独塗料試料のK/S値 (K/S) w+p:塗料試料A〜DそれぞれのK/S値 Cw :白色塗料の配合量 CP :混合用塗料の配合量 Cw +Cp =1(一定)とする Kw :白色塗料試料の(K/S)w=Kw /Sw でSw =
1とした時の値 −予測結果の算出− このようにして、基礎データを準備しておいて、つぎ
に、実際にコンピュータ処理により、混合塗料の塗膜の
色(塗膜色)の予測結果の算出を行う。
【0022】この発明では、2定数法と1定数法の二つ
の方法のいずれでも算出が行えるのであるが、着色要因
としての試料の散乱と吸収とをそれぞれ独立した形で着
色状態を求める演算の中に取り入れる2定数法による予
測結果の算出の方を先に説明する。混合に使う原料塗料
の組み合わせを決定する。混合は、通常、4種(塗料
1,塗料2,塗料3,塗料4)の原料塗料を使って行
う。
【0023】組み合わせる各塗料の基礎データである散
乱係数S1 〜S4 および吸収係数K 1 〜K4 と下記式
(4)とを用いて演算することにより混合塗料による塗
膜の着色状態(K/S)を求める。式(4)はダンカン
(Duncan)の式と呼ばれており、散乱係数と吸収係数とが
それぞれ独立した形で演算の中に取り込まれることが分
かる。勿論、着色状態(K/S)は、散乱係数データと
吸収係数データの取り込み波長点毎に求めるのであるか
ら、いわば分光着色状態を求めることになる。なお、C
1 〜C4 は各原料塗料の配合割合であり、C1 +C2
3 +C4 =1という設定である。
【0024】
【数2】
【0025】求めた着色状態 (K/S)と分光反射率R
の間には下記の式(5),(6)の関係があり、この関
係を利用することにより、混合塗料の塗膜の分光反射率
Raを算出する。
【0026】
【数3】
【0027】算出した分光反射率Rに対しサンダーソン
(Saunderson)の式による変換を行って(分光光度計から
得られた状態に相当する)分光反射率Raにしてから、
下記の式(7)〜(9)を用いて三刺激値(Xa,Y
a,Za)を算出することで混色後の塗膜色の予測結果
が得られる。
【0028】
【数4】
【0029】ここに、x(λ)ρ(λ),y(λ)ρ
(λ),z(λ)ρ(λ)は、CIEで定められている
数値である。 −色見本の測色結果の算出− 一方、色見本の分光反射率(サンダーソン変換をしない
状態)を分光光度計等の測色機器を用いて別途測定す
る。色見本の分光反射率は、可視波長範囲(400〜7
00nm)において基礎データの測定波長位置と同じ波
長位置で離散的に16点、あるいは、32点で得たもの
である。このようにして得た分光反射率を使って、上記
の式(7)〜(9)で三刺激値(Xs,Ys,Zs)を
算出することで測色結果を得る。
【0030】−予測結果と測色結果の比較演算− 上記で得た三刺激値(Xa,Ya,Za)と三刺激値
(Xs,Ys,Zs)の差(ΔX,ΔY,ΔZ)を出
し、さらに、これから下記の式(10) で示される色差を
求め、色差が所定値以下であれば、その時の原料塗料の
配合が求める結果である。色差が所定値以下でなけれ
ば、C1 〜C4 を変えて再び計算を繰り返す。比較結果
を左右する色差の所定値は、色や使用塗料によって多少
は異なるのであるが、普通、色差が0.1程度である。
【0031】
【数5】
【0032】原料塗料の1つの組み合わせに対する処理
が終われば、原料塗料の組み合わせを変えて、同様の算
出処理を繰り返す。適当な原料塗料の配合は1つだけで
なく複数ある場合が普通である。最終的には最も適当と
判断される特定の1個の配合で原料塗料を混合して出荷
することになる。なお、三刺激値を求める際の分光反射
率は、いずれも、分光光度計から得たままのサンダーソ
ン変換をしない状態のものを用いたが、両者共にサンダ
ーソン変換をした状態のものを用いて三刺激値を求める
ようにしてもよい。
【0033】続いて、着色要因としての試料の散乱係数
と吸収係数とを両者の比という形で着色状態を求める演
算の中に取り入れる1定数法による予測結果の算出を説
明する。混合に使う塗料の組み合わせを決定する。1定
数法では、3種(塗料1,塗料2,塗料3)の原料塗料
と無色透明塗料(塗料4)を使って混合するのが普通で
ある。
【0034】まず、混合する塗料の組み合わせを決め、
組み合わせる各塗料の基礎データ(散乱係数と吸収係数
の比(K1 /S1 )〜(K4 /S4 )と下記式(11)
を用いて演算することにより混合塗料による塗膜の着色
状態(K/S)を求める。式(11)はダンカン(Dunca
n)の式の変形式であり、この式(11)は、散乱係数が
下地の基材の散乱が優勢となり、各下地の基材は同じな
のでS1 〜S4 は、S 1 =S2 =S3 =S4 =SC とな
るからである。勿論、着色状態(K/S)は、基礎デー
タの取り込み波長点毎に求める。なお、塗料4は吸収が
殆どないので無視できるため、実際は、(K4 /S4
=(K4 /Sc )=0で不要となる。
【0035】
【数6】
【0036】求めた着色状態 (K/S)と分光反射率R
の間には上記の式(5),(6)の関係があり、この関
係を利用することにより、混合塗料の塗膜の分光反射率
Rbを算出する。以下、予測結果や測色結果の比較演算
などは上記の2定数法の場合と同じであるため、説明を
省略する。以上のように、この発明では、2定数法と1
定数法の二つの方法のいずれでも算出が行えるのである
が、普通、2定数法で先に算出を行い、予測結果と測色
結果の差が所定値以内に入ってこない(合わない)場
合、1定数法に変更して予測結果を算出する。
【0037】しかし、色見本の色を観察して、彩度が明
らかに高い場合などは、直接、1定数法で算出を行って
もよい。この場合も、予測結果と測色結果が合わなけれ
ば、2定数法へ変更して予測結果を算出するようにして
もよい。1定数法と2定数法の間の切替えは人間が行っ
てもよいし、自動的に切り変わるようであってもよい。
【0038】2定数法と1定数法の切り替えは、通常、
色差が5以下(ΔE≦5)にならない場合〔好ましくは
色差が3以下(ΔE≦3)にならない場合〕を、目安と
する。
【0039】
【作用】この発明の場合、2定数法で適切な混合塗料の
塗膜色の予測結果が得られない場合や、色見本の色の観
察により1定数法に対する適性の高い場合は、1定数法
で的確な配合を迅速に得ることが出来る。その詳しい理
由は、以下の通りである。
【0040】従来の塗料の色合わせ方法で用いていた2
定数法では、塗料を混合する場合に隠蔽性をもたせるべ
く白色塗料を混合塗料の一つとすることが多いため、基
礎データを得る塗料試料を白色塗料を混合して形成し的
確な色合わせが出来るように配慮しているが、発明者ら
の検討の結果、ある場合には、この配慮が逆に作用して
いることもあることが分かったのである。つまり、色見
本が彩度が高く鮮明な色の場合には白色塗料を混合した
白濁塗膜を形成した試料から得た基礎データでは白濁が
災いして的確な色合わせが出来なかったのである。さら
に言うならば鮮明な色の場合と考慮する必要のない白色
塗料の添加による吸収に起因して狂った配合しか得られ
なかったのである。
【0041】そこで、発明者らは、基礎データを得る場
合に白色塗料でなく無色透明塗料を混合し白濁のない塗
料試料を形成し、鮮明な色に適合する基礎データを得て
用いることを思いつき試みたところ、白濁塗膜を用いる
2定数法では的確な結果が得られない鮮明色に対して直
ちに的確な色合わせが実現したのである。つまり、基礎
データを得る試料から必要のない白色塗料を除くことで
誤差を解消することができたのである。
【0042】そして、このような無色透明塗料(透明ラ
ッカー)を混合し白濁のないものでは、散乱の影響が基
材の散乱となり散乱係数を一定とみなすことが出来る。
つまり、前記の(4)式において、基材の散乱が優勢と
なり、各基材は同じなのでS 1 〜S4 は、S1 =S2
3 =S4 =SC とすることが出来、この結果、上記
(4)式が下記(12)式からさらに(13)式とな
る。
【0043】
【数7】
【0044】ここで、C1 +C2 +C3 +C4 =1とい
う設定であるから、結果的に(11)式となることは直
ちに分かるであろう。すなわち、着色要因としての試料
の散乱係数と吸収係数とを両者の比というひとつのパラ
メータの形で着色状態を求める演算の中に取り入れてい
る1定数法の演算式となるのである。この結果、散乱係
数と吸収係数を独立して扱う必要もないから演算は比較
的簡単に行える。基礎データを得るのも、白濁のない透
明混合塗料試料を作成することになるが、白色塗料の代
わりに無色透明塗料を使うだけのことであり難しいこと
はない上、散乱係数と吸収係数の比を求めるだけだから
基礎データ自体を求めることが簡単であるため、追加負
荷は軽くてすむ。
【0045】
【実施例】続いて、この発明の実施例について説明す
る。この発明は下記の実施例に限らない。 −実施例1− 実施例1の場合、色見本の色はグリーン(DICカラー
ガイド番号DIC133)である。
【0046】−2定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料(以下に使用する塗料はすべて関西ペ
イント株式会社製である。)の組み合わせは下記のとお
りである。 塗料1・・・酸化チタン系アクリル塗料(白色塗料:オ
ートホワイト) 塗料2・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ファーストグリーン) 塗料3・・・シアニンブルー系アクリル塗料(青色塗
料:ファーストブルー) 塗料4・・・黄鉛系アクリル塗料(黄色塗料:ライトイ
エロー) 単独塗料試料は塗料2〜4を各々、厚み10μmで白色
紙の塗膜形成した試料である。
【0047】白混合塗料試料Aは塗料1〜4各々につ
き、重量比で原料塗料0.7と白色塗料0.3を混合し
た白混合塗料を白色紙に厚み10μmで塗膜形成した試
料である。白混合塗料試料Bは塗料1〜4各々につき、
重量比で原料塗料0.3と白色塗料0.7を混合した白
混合塗料を白色紙に厚み10μmで塗膜形成した試料で
ある。
【0048】白混合塗料試料Cは塗料1〜4各々につ
き、重量比で原料塗料0.1と白色塗料0.9を混合し
た白混合塗料を白色紙に厚み10μmで塗膜形成した試
料である。白混合塗料試料Dは塗料1〜3各々につき、
重量比で原料塗料0.05と白色塗料0.95を混合し
た白混合塗料を白色紙に厚み10μmで塗膜形成した試
料である。
【0049】白塗料試料は塗料1を白色紙に厚み10μ
mで塗膜形成した試料である。 −1定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料の組み合わせは下記のとおりである。 塗料1・・・酸化チタン系アクリル塗料(白色塗料:オ
ートホワイト) 塗料2・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ファーストグリーン) 塗料3・・・シアニンブルー系アクリル塗料(青色塗
料:ファーストブルー) 塗料4・・・アクリルラッカー(無色透明) 単独塗料試料は上の2定数法用の単独塗料試料を流用す
る。
【0050】透明混合塗料試料aは塗料1〜3各々につ
き、重量比で原料塗料0.5と無色透明塗料0.5を混
合した透明混合塗料を白色紙に厚み10μmで塗膜形成
した試料である。透明混合塗料試料bは塗料1〜3各々
につき、重量比で原料塗料0.25と無色透明塗料0.
75を混合した透明混合塗料を白色紙に厚み10μmで
塗膜形成した試料である。
【0051】透明混合塗料試料cは塗料1〜3各々につ
き、重量比で原料塗料0.1と無色透明塗料0.9を混
合した透明混合塗料を白色紙に厚み10μmで塗膜形成
した試料である。透明混合塗料試料dは塗料1〜3各々
につき、重量比で原料塗料0.05と無色透明塗料0.
95を混合した透明混合塗料を白色紙に厚み10μmで
塗膜形成した試料である。
【0052】2定数法で得られた配合結果Aは下記の通
りである。 塗料1・・0.706,塗料2・・0.294,塗料3
・・0,塗料4・・0 色差・・8.6 1定数法で得られた配合結果Bは下記の通りである。 塗料1・・0.004,塗料2・・0.276,塗料3
・・0.024,塗料4・・0.696 色差・・・0.1以下 なお、色見本の色相角は178.27°,彩度は52.
93,明度70.91である。
【0053】一方、配合結果Aによる塗膜の色相角は1
77.20°,彩度は45.46,明度65.34であ
る。色見本との色差は9.36である。また、配合結果
Bによる塗膜の色相角は178.44°,彩度は54.
4,明度65.34である。色見本との色差は2.37
である。配合結果Aによる塗膜色,配合結果Bによる塗
膜色と色見本の色の一致度を5人のパネラーによりテス
トした。
【0054】−実施例2− 実施例2の場合、色見本の色はグリーン(DICカラー
ガイド番号DIC176)である。 −2定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料の組み合わせは下記のとおりである。
【0055】塗料1・・・酸化チタン系アクリル塗料
(白色塗料:オートホワイト) 塗料2・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ファーストグリーン) 塗料3・・・シアニンブルー系アクリル塗料(青色塗
料:ファーストブルー) 塗料4・・・黄鉛系アクリル塗料(黄色塗料:ライトイ
エロー) 実施例1に準じて単独塗料試料、白混合塗料試料および
白塗料試料を準備した。
【0056】−1定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料の組み合わせは下記のとおりである。 塗料1・・・酸化チタン系アクリル塗料(白色塗料:オ
ートホワイト) 塗料2・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ファーストグリーン) 塗料3・・・シアニンブルー系アクリル塗料(青色塗
料:ファーストブルー) 塗料4・・・アクリルラッカー(無色透明) 実施例1に準じて単独塗料試料、および、透明混合塗料
試料を準備した。
【0057】2定数法で得られた配合結果Aは下記の通
りである。 塗料1・・0.581,塗料2・・0.361,塗料3
・・0.057,塗料4・・0 色差・・・14.2 1定数法で得られた配合結果Bは下記の通りである。 塗料1・・0,塗料2・・0.08,塗料3・・0.0
26,塗料4・・0.894 色差・・・0.1以下 なお、色見本の色相角は184.95°,彩度は56.
84,明度63.20である。
【0058】一方、配合結果Aによる塗膜の色相角は1
83.41°,彩度は45.88,明度58.58であ
る。色見本との色差は11.97である。また、配合結
果Bによる塗膜の色相角は185.59°,彩度は5
5.0,明度62.43である。色見本との色差は1.
67である。配合結果Aによる塗膜色,配合結果Bによ
る塗膜色と色見本の色の一致度を5人のパネラーにより
テストした。
【0059】−実施例3− 実施例3の場合、色見本の色はブルー(DICカラーガ
イド番号DIC179)である。 −2定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料の組み合わせは下記のとおりである。
【0060】塗料1・・・酸化チタン系アクリル塗料
(白色塗料:オートホワイト) 塗料2・・・シアニンブルー系アクリル塗料(青色塗
料:ファーストブルー) 塗料3・・・黄鉛系アクリル塗料(黄色塗料:ライトイ
エロー) 塗料4・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ファーストグリーン) 実施例1に準じて単独塗料試料、白混合塗料試料および
白塗料試料を準備した。
【0061】−1定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料の組み合わせは下記のとおりである。 塗料1・・・シアニンブルー系アクリル塗料(青色塗
料:ファーストブルー) 塗料2・・・酸化チタン系アクリル塗料(白色塗料:オ
ートホワイト) 塗料3・・・黄鉛系アクリル塗料(黄色塗料:ライトイ
エロー) 塗料4・・・アクリルラッカー(無色透明) 実施例1に準じて単独塗料試料、および、透明混合塗料
試料を準備した。
【0062】2定数法で得られた配合結果Aは下記の通
りである。 塗料1・・0.646,塗料2・・0.295,塗料3
・・0.059,塗料4・・0 色差・・・16.6 1定数法で得られた配合結果Bは下記の通りである。 塗料1・・0.25,塗料2・・0,塗料3・・0,塗
料4・・0.75 色差・・・0.1以下 なお、色見本の色相角は229.11°,彩度は50.
41,明度60.75である。
【0063】一方、配合結果Aによる塗膜の色相角は2
25.36°,彩度は35.93,明度49.55であ
る。色見本との色差は18.51である。また、配合結
果Bによる塗膜の色相角は232.86°,彩度は4
8.27,明度58.04である。色見本との色差は
4.73である。配合結果Aによる塗膜色,配合結果B
による塗膜色と色見本の色の一致度を5人のパネラーに
よりテストした。
【0064】−実施例4− 実施例4の場合、色見本の色はブルー(DICカラーガ
イド番号DIC649)である。 −2定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料の組み合わせは下記のとおりである。
【0065】塗料1・・・酸化チタン系アクリル塗料
(白色塗料:オートホワイト) 塗料2・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ファーストグリーン) 塗料3・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ディープグリーン) 塗料4・・・黄鉛系アクリル塗料(黄色塗料:ライトイ
エロー) 実施例1に準じて単独塗料試料、白混合塗料試料および
白塗料試料を準備した。
【0066】−1定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料の組み合わせは下記のとおりである。 塗料1・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ファーストグリーン) 塗料2・・・シアニンブルー系アクリル塗料(青色塗
料:ファーストブルー) 塗料3・・・黄鉛系アクリル塗料(黄色塗料:ライトイ
エロー) 塗料4・・・アクリルラッカー(無色透明) 実施例1に準じて単独塗料試料、および、透明混合塗料
試料を準備した。
【0067】2定数法で得られた配合結果Aは下記の通
りである。 塗料1・・0.467,塗料2・・0.418,塗料3
・・0.115,塗料4・・0 色差・・・18.2 1定数法で得られた配合結果Bは下記の通りである。 塗料1・・0.208,塗料2・・0.008,塗料3
・・0.002,塗料4・・0.782 色差・・・0.1以下 なお、色見本の色相角は172.15°,彩度は65.
28,明度62.16である。
【0068】一方、配合結果Aによる塗膜の色相角は1
72.49°,彩度は48.18,明度56.48であ
る。色見本との色差は18.02である。また、配合結
果Bによる塗膜の色相角は173.96°,彩度は5
9.91,明度64.03である。色見本との色差は
6.02である。配合結果Aによる塗膜色,配合結果B
による塗膜色と色見本の色の一致度を5人のパネラーに
よりテストした。
【0069】−実施例5− 実施例5の場合、色見本の色はブルー(DICカラーガ
イド番号DIC135)である。 −2定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料の組み合わせは下記のとおりである。
【0070】塗料1・・・酸化チタン系アクリル塗料
(白色塗料:オートホワイト) 塗料2・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ファーストグリーン) 塗料3・・・シアニンブルー系アクリル塗料(青色塗
料:ファーストブルー) 塗料4・・・黄鉛系アクリル塗料(黄色塗料:ライトイ
エロー) 実施例1に準じて単独塗料試料、白混合塗料試料および
白塗料試料を準備した。
【0071】−1定数法用の塗料試料− 混合する原料塗料の組み合わせは下記のとおりである。 塗料1・・・シアニングリーン系アクリル塗料(緑色塗
料:ファーストグリーン) 塗料2・・・シアニンブルー系アクリル塗料(青色塗
料:ファーストブルー) 塗料3・・・黄鉛系アクリル塗料(黄色塗料:ライトイ
エロー) 塗料4・・・アクリルラッカー(無色透明) 実施例1に準じて単独塗料試料、および、透明混合塗料
試料を準備した。
【0072】2定数法で得られた配合結果Aは下記の通
りである。 塗料1・・0.723,塗料2・・0.194,塗料3
・・0.083,塗料4・・0 色差・・・12.6 1定数法で得られた配合結果Bは下記の通りである。 塗料1・・0.156,塗料2・・0.144,塗料3
・・0,塗料4・・0.700 色差・・・0.1以下 なお、色見本の色相角は196.18°,彩度は50.
09,明度66.05である。
【0073】一方、配合結果Aによる塗膜の色相角は1
94.92°,彩度は40.41,明度61.31であ
る。色見本との色差は10.82である。また、配合結
果Bによる塗膜の色相角は199.5°,彩度は46.
83,明度64.96である。色見本との色差は4.4
4である。なお、上記の各実施例で使用した塗料1〜4
は、いずれも関西ペイント社製である。
【0074】実施例における配合結果Aによる塗膜色と
配合結果Bによる塗膜色それぞれと色見本の色の一致度
を5人のパネラーによりテストした。 パネラーA パネラーB パネラーC パネラーD パネラーE 実施例1配合A (×) (×) (×) (×) (×) 実施例1配合B (○) (○) (○) (○) (○) 実施例2配合A (×) (×) (×) (×) (×) 実施例2配合B (○) (○) (○) (○) (○) 実施例3配合A (×) (×) (×) (×) (×) 実施例3配合B (○) (○) (○) (○) (○) 実施例4配合A (×) (×) (×) (×) (×) 実施例4配合B (○) (○) (○) (○) (○) 実施例5配合A (×) (×) (×) (×) (×) 実施例5配合B (○) (○) (○) (○) (○) 上記のテスト結果にみるように、鮮明色では1定数法に
よる算出が効果的であることが分かる。
【0075】
【発明の効果】この発明によれば、2定数法で適切な混
合塗料の塗膜色の予測結果が得られない場合や、色見本
の色の観察により1定数法に対する適性のある場合は、
1定数法による適切な原料塗料の配合を求めることが出
来るため、色見本の色によく合う適切な原料塗料の配合
を迅速に得られるようになるため、この発明は、非常に
有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の原料塗料を混合して得られる混合
    塗料の塗膜の色を各原料塗料ごとの基礎データに基づき
    算出した予測結果と、色見本の測色結果とを比較し、両
    結果の差が所定範囲内となる原料塗料の配合を求める色
    合わせ方法において、前記予測結果の算出を、2定数法
    により行うとともに、前記測色結果と予測結果との差が
    所定範囲内に入らない時には、1定数法に変更して行う
    ことを特徴とする塗料の色合わせ方法。
  2. 【請求項2】 2定数法を適用する場合の基礎データ
    は、各原料塗料のみの塗膜を基材表面に形成した単独塗
    料試料と各原料塗料に白色塗料をそれぞれ混合した各混
    合塗料の塗膜を基材表面に形成した混合塗料試料とに基
    づき得るようにし、1定数法を適用する場合の基礎デー
    タは、各原料塗料のみの塗膜を基材表面に形成した単独
    塗料試料と各原料塗料に無色透明塗料をそれぞれ混合し
    た各混合塗料の塗膜を基材表面に形成した混合塗料試料
    とに基づき得るようにする請求項1記載の塗料の色合わ
    せ方法。
  3. 【請求項3】 複数の原料塗料を混合して得られる混合
    塗料の塗膜の色を各原料塗料ごとの基礎データに基づき
    算出した予測結果と、色見本の測色結果とを比較し、両
    結果の差が所定範囲内となる原料塗料の配合を求める色
    合わせ方法において、彩度の高い色見本に対する色合わ
    せ方法では、前記予測結果の算出を、1定数法により行
    うことを特徴とする塗料の色合わせ方法。
  4. 【請求項4】 1定数法を適用する場合の基礎データ
    は、各原料塗料のみの塗膜を基材表面に形成した単独塗
    料試料と各原料塗料に無色透明塗料をそれぞれ混合した
    各混合塗料の塗膜を基材表面に形成した混合塗料試料と
    に基づき得るようにする請求項3記載の塗料の色合わせ
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012193995A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Kansai Paint Co Ltd 演算システム、演算方法、演算装置、光特性測定用のフィルム、及び、光特性測定用の物質。

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