JPH07260352A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JPH07260352A
JPH07260352A JP5075194A JP5075194A JPH07260352A JP H07260352 A JPH07260352 A JP H07260352A JP 5075194 A JP5075194 A JP 5075194A JP 5075194 A JP5075194 A JP 5075194A JP H07260352 A JPH07260352 A JP H07260352A
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JP
Japan
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humidity
storage
temperature
storage chamber
selection switch
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JP5075194A
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English (en)
Inventor
Mikio Yoshihara
幹夫 吉原
Akihiro Morimoto
晃弘 森本
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】靴、バッグ等、素材に変化のある物品をかび等
の変質を生じない理想の保管湿度を設定して長期保管を
図る。 【構成】保存庫3の密閉状態に閉蓋可能に構成された独
立の収納室5b〜5dに電子冷却ユニット21を設け、
上記収納室5b〜5dに設置の湿度センサ31の検出値
と、物品の種類若しくは素材に応じて保管湿度を設定す
るための選択スイッチ28の設定湿度とを比較し、その
結果に基づいて収納室5b〜5dの湿度を設定湿度の近
傍に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本出願は、靴、バック等の物品を
適度な乾燥状態で保管する乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】靴、バック等の物品は、長期間使用しな
いで放置すると、湿気を帯びてかびが発生したり、変質
して使用に耐えなくなる。このため、この種の物品で
は、使用後や雨水で濡れた時や定期的に物品を乾燥して
長期に使用できるようにする必要があるが、従来、上記
靴、バックのための乾燥装置として、保管状態で乾燥で
きるものは特に提供されたものがなく、また、直射日光
による乾燥や熱風を吹きかける強制乾燥では、素材を傷
めたり、縫い目が剥がれたりすため、時間は要するもの
の日陰げ干しにより自然乾燥しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、日陰干
しでは、乾燥後、そのまま下駄箱に保管された場合、素
材によっては次期使用時に変質を起こしているおそれが
ある。なお、特開平3−169316号公報には、庫内
にペルチェ素子を用いた電子冷却ユニットを設置して庫
内の防湿を行う乾燥装置が開示され、実開平3−470
22号公報及び実開平2−22763号公報には、庫内
に乾燥器を設置して庫内を乾燥する乾燥装置が開示され
ている。
【0004】また、実開昭61−7040号公報には、
電子冷却ユニットで庫内を除湿するとともに、湿度セン
サとヒータ線とを設け、予め設定された特定値と庫内湿
度センサの検出値とを比較した結果に基づいてヒータ線
を制御し、上記特定値近傍の湿度に庫内湿度を制御する
乾燥装置が開示されている。しかし、上記各乾燥装置
は、単にある湿度で除湿若しくは乾燥を行うことを開示
するのみで、靴、バッグ等のように、素材が変化に富む
物品では、一律に同一の条件で乾燥することは、ある種
の靴は良好に保管できても、別の靴は変質していたとい
う事態を生じかねない。
【0005】本出願は、上記実情に鑑み、靴、バッグ等
の素材に応じて保管湿度又は乾燥温度を切替え、素材の
変化にかかわらず長期に変質なく保管することができる
乾燥装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1は、ほぼ密閉状
態に閉蓋可能に構成された独立の収納室を有する保存庫
と、上記収納室に温風を送風する温風手段と、上記収納
室の温度を検知する温度センサと、上記収納室の温度を
物品の種類若しくは素材に応じて設定するための選択ス
イッチとを有し、更に、上記温度センサの検出値と上記
選択スイッチによる設定温度とを比較し、その結果に基
づいて上記収納室の温度を上記設定温度の近傍に制御す
る制御手段とを具備する。
【0007】請求項2は、物品の収納室をもつ保存庫
と、上記保存庫内に配置された電子冷却ユニットと、同
保存庫内の湿度を検知する湿度センサと、同保存庫内の
湿度を物品の種類若しくは素材に応じて設定するための
選択スイッチとを有し、更に、上記湿度センサの検出値
と上記選択スイッチによる設定湿度とを比較し、その結
果に基づいて上記収納室の湿度を上記設定湿度の近傍に
制御する制御手段とを具備する。
【0008】
【作用】請求項1の発明において、保存庫に形成された
ほぼ密閉状態の独立の収納室には、温風手段により温風
が送風される。また、保存庫に設置された選択スイッチ
は、素材に応じた上記収納室における乾燥温度を設定す
る。制御手段は、温度センサの検出値に基づいて選択ス
イッチによる設定温度の近傍となるように、上記温風手
段の動作を制御する。従って、収納室の乾燥温度を素材
に応じて切替え、素材を傷めることなく、短時間で乾燥
させることができる。
【0009】請求項2の発明は、制御手段が、保存庫の
ほぼ密閉状態の独立の収納室に対して設けた電子冷却ユ
ニットを、湿度センサの検出値に基づいて選択スイッチ
による設定湿度の近傍に制御する。従って、収納室の湿
度を素材に応じた保管湿度に制御可能となる。
【0010】
【実施例】
〔第1実施例〕この好適な態様は、請求項2を具体化
し、図1に示すように、乾燥装置1は、前面に扉2を有
した保存庫3を主体に構成されている。保存庫3の庫内
は、仕切り板を構成する複数の棚4a,4…によって各
収納室5a〜5dに区画されるとともに、上段の収納室
5aは、蓋体6によって開閉蓋可能に構成され、閉蓋状
態においてほぼ密閉状態とされる。
【0011】しかして、上記収納室5aには、一区画を
ハウジング7によって機構室8が画成されている。機構
室8には、ヒータ9,モータ10及び該モータ10によ
って駆動されるファン11からなる温風手段12が格納
されている。ヒータ9は、ヒータ線9aとこれを保持し
た断熱材製の担体とならなり、ハウジング7と保存庫3
の上壁3bとの間に固定されている。ハウジング7に
は、ファン11により生起される温風を収納室5aに吹
き出し、吹き出された温風が収納室5aから機構室8に
戻るように、吹出口7aと吸入口7bとが形成されてい
る。これにより、収納室5aには、一定方向に温風の気
流が生起されるようになっている。この場合、収納室5
aに収納される履物Pは、上記気流の方向に挿入し、靴
等の場合、足を入れる開口部が吹出口7aに位置して靴
底へ温風が入り込み易くなっている。
【0012】次に、上記保存庫3の各収納室5b〜5d
に連通するように、該保存庫3の後板3aには開口25
が形成され、該開口25には、ペルチェ素子を用いた電
子冷却ユニット21と通風窓材を兼ねたドレン部材26
とが、電子冷却ユニット21を上側に、ドレン部材26
を下側にして装着されている。電子冷却ユニット21
は、ペルチェ素子22を放熱フィン23と吸熱フィン2
4との間に挟持したものであり、放熱フィン23は吸熱
フィン23より一端を長くされ、開口25より庫内側に
吸熱フィン24が位置するように、放熱フィン23の長
端部分を開口25の上縁部に接合した形式で取付けられ
ている。
【0013】ドレン部材26は、基部26aと、該基部
26から延びた窓部26bと、上記基部26aに一体化
された受皿26cとから構成されている。窓部26b
は、吸熱フィン24よりやや上方となるスリット状の窓
R1が形成されるとともに、吸熱フィン24の下方とな
る窓R2が形成されている。吸熱フィン24の直下に
は、基部26a及び受皿26cに形成されたテーパ面2
6dが位置するようになっている。しかして、ドレン部
材26は、ビス27によって後板3aに取付けられ、該
ビス27により保存庫3から外すことができる。これに
より、吸熱フィン23の結露水を、テーパ面26dより
受皿26cに集め、受皿26cの結露水がほぼ満水にな
ると、ドレン部材26ごと保存庫3から外して結露水を
捨てることができるようになっている。
【0014】一方、保存庫3の前面には、収納室5b〜
5dに保管する履物Pの素材に応じて、電子冷却ユニッ
ト21における吸熱フィン23の冷却温度、即ち、履物
Pの素材に応じた保管湿度を設定するためのユーザ選択
スイッチ28が設けられている。選択スイッチ28は、
予め定められた保管湿度をプッシュロックで選択できる
ように複数設けてもよいし、乾燥温度を連続可変で設定
できるスライド式のアナログメータ若しくはタッチ式の
デジタルスイッチでもよい。素材に応じた適値の保管湿
度は、例えば選択スイッチ28の取付けパネルに表示さ
れた履物Pの素材、例えば上質革、普通革、合成革、樹
脂等の絵柄等を指標として選ぶことができる。
【0015】上記選択スイッチ28は、導線28aを介
して湿度制御手段29に接続され、湿度制御手段29に
設定湿度を指示するようになっている。湿度制御手段2
9は、例えばマイコン等にて構成され、上記機構室8及
び収納室5aとは完全に仕切られた基板室15に設けら
れ、温度による特性変化を生じないように措置されてい
る。
【0016】また、湿度制御手段29は、電子冷却ユニ
ット21を駆動する電流を出力する駆動回路30を含ん
だ構成となっており、該駆動回路30とペルチェ素子2
2とは駆動線路30aによって接続されている。湿度制
御手段29は、上記駆動回路30における電流のON−
OFFを設定湿度に応じて制御することにより、吸熱フ
ィン24の冷却動作を制御するが、この制御における電
流の出力方式は問わない。
【0017】更に、湿度制御手段29には、収納室5b
〜5dに対し設置された湿度センサ31が導線17aを
介して接続されている。湿度センサ31は、上記窓R1
を通る気流より庫内湿度をセンシングするように該窓R
1に近接した位置に設けられており、庫内の湿度を検出
した信号を導線31aより湿度制御手段29に送出し、
これにより湿度制御手段29は、湿度センサ31の検出
値と設定湿度とを比較している。
【0018】このような構成の乾燥装置1は、収納室5
aに、使用により湿気を帯びたり、早期に乾燥させたい
もの或いは運動靴等の人工乾燥に比較的強い素材の履物
をセットし、下側の各収納室5b〜5dには、革靴等の
素材や長期間使用しないようなものを保管する。そし
て、収納室5aに履物をセットした場合、例えば蓋体6
と連動するスイッチ(図示略)により、ヒータ線9a及
びモータ10が通電されるようにする。この温風手段1
2に対する駆動は、湿度制御手段29で行っても、単独
の駆動回路で行ってもかまわない。
【0019】次に、収納室5b〜5dに保管される履物
Pに対しては、選択スイッチ28によって保管湿度を設
定する。保管湿度は、履物Pの素材に応じてユーザが決
定する。また、複数種が混在する場合は、管理を最も必
要とする素材に合わせる。さて、電源スイッチ(図示
略)が投入されると、湿度制御手段29は図2に示すプ
ログラムを実行する。図2は制御手段21の全体動作を
示し、全体動作は内部レジスタ等のイニシャライズ化を
行う初期設定S1と、主ルーチンS2とから構成され
る。初期設定S1では、ペルチェ素子22を停止してい
る。主ルーチンS2は、S21〔スイッチ入力処理〕→
S22〔検出値読取〕→S23〔検出値処理〕→S24
〔出力〕の各サブルーチンからなる。
【0020】ステップS21は、選択スイッチ28の導
線28からの信号を解読し、設定湿度を認識する。ステ
ップS22は湿度センサ31の導線31aからの信号を
読み取り、ステップS23は、同信号の指示する検出値
を図3に詳細に示すように設定湿度と比較し、ステップ
24はステップ23の結果に基づき駆動回路30を作動
させる処理である。
【0021】上記ステップS23では、図3に示すよう
に、先ず、ステップS21で入力した選択スイッチ28
からの信号に基づき設定湿度を認識している。この認識
手順は、ステップS31〜S33で行っている。即ち、
ステップS31〔SW設定=a〕では素材aに対する設
定湿度Haか否かを、ステップ32〔SW設定=b〕で
は素材bi対する設定湿度Hbか否かを、ステップS3
3〔SW設定=c〕では素材cに対する設定湿度Hcか
否かを順次判断して、最終的に設定湿度を認識する。例
えばステップS31が“YES”であれば、設定湿度を
Haと認識して次ステップS31′〔H≧Ha〕へ進
み、ステップS31が“NO”でステップS32が“Y
ES”であれば、設定湿度をHbと認識して次ステップ
S32′〔H≧Hb〕へ、ステップS31,32共“N
O”でステップS33が“YES”であれば、設定湿度
をHcと認識して次ステップS33′〔H≧Hc〕へ進
む。
【0022】ステップ31′〜S33′は、それぞれ設
定湿度と湿度センサ31の検出値Hとを比較している。
ステップ31′で、検出値Hが設定湿度Haに等しいか
大きいと判断すると、ステップS34〔ペルチェON〕
に進んでペルチェ素子22を駆動する指令を駆動回路3
0に対し行う。同様に、ステップ32′又はS33′
で、検出値Hが設定湿度Hb又はHcに等しいか大きい
と判断すると、ステップS36,S38に進んでペルチ
ェ素子22を駆動指令する。
【0023】これにより、ペルチェ素子22が作動し、
吸熱フィン24が冷却される。ペルチェ素子22を駆動
指令した後、湿度制御手段29は、ステップS35〔H
≦Ha〕,S37〔H≦Hb〕及びS39〔H≦Hc〕
のいずれかを実行して、湿度センサ31の検出値Hと認
識した設定湿度Ha〜Hcとを比較する。この比較結
果、即ち、例えば認識した設定湿度がHaの場合、検出
値HがHaより大きい間は、ペルチェ素子22を駆動し
続ける。そして、検出値HがHaに等しいか小さくなる
と、ステップS35からステップS40に進みペルチェ
素子22をOFFする指令を行ってリターンする。
【0024】上記ペルチェ素子22のOFF動作中、設
定湿度が変更されず、ステップS31→S34→S35
と進み、ステップS35で検出値HがHaより大きいと
判断すればステップS40に進んでペルチェ素子22を
ONさせる。こうして、ペルチェ素子22は、湿度制御
手段29のプログラム過程でON−OFF制御され、バ
イメタル式動作で各収納室5b〜5dの湿度を設定湿度
の近傍値に制御することができる。
【0025】なお、図1において、例えば電子冷却ユニ
ット21の上側に送風ファンを取付けることができる。
図3の点線にて示すステップ42〜S44は、上記送風
ファンを付加した場合に、ペルチェ素子22と共に送風
ファンをON−OFFさせるものである。また、上記ペ
ルチェ素子制御の別方法として、認識した設定湿度に応
じて駆動回路30に例えば駆動電流の絶対値や平均電流
を与えるためのパルスレートを指令するようにしてもよ
い。この方式の駆動回路30からは、ペルチェ素子22
に設定湿度に比例した大きさの駆動電流(制御中心電流
値)又は設定温度に応じてレートが異なるパルス信号が
送給され、吸熱フィン24の冷却温度を制御して保管湿
度を制御することができる。この別方法によれば吸熱フ
ィン24の冷却温度をより一定に保持でき、庫内の湿度
変動が少なくなる。また、ペルチェ素子22を複数設け
る場合、冷却する素子を選択することにより保管湿度を
制御することもできる。
【0026】〔第2実施例〕この好適な態様は、請求項
1を具体化したもので、図4に示すように、収納室5a
だけを乾燥庫として使用する電子制御式下駄箱を開示す
るものである。即ち、保存庫3の前面に設けられる選択
スイッチ13は、収納室5aに保管する履物Pの素材に
応じて選択される。上記選択スイッチ13は温度制御手
段14に設定温度を指示するようになっている。
【0027】また、温度制御手段14は、ヒータ線9a
を駆動する駆動回路16を有し、該駆動回路16よりヒ
ータ線9aにON−OFFされる電流を送給している。
更に、温度制御手段14には、収納室5aに設置された
温度センサ17からの信号が導入されている。これによ
り温度制御手段14は、温度センサ17の検出値と設定
温度とを比較している。なお、モータ10は、ヒータ線
9aのON−OFFに同期動作するようになっている
が、詳細な配線は省略している。
【0028】このような構成の乾燥装置1は、収納室5
aに、雨水で濡れた樹脂、布製の履物や早期に乾燥させ
たい履物をセットする。なお、下側の各収納室5b〜5
dは、通常の下駄箱として使用する。そして、収納室5
aに履物をセットした場合、例えば蓋体6と連動するス
イッチ(図示略)により、温度制御手段14が動作を開
始し、ヒータ線9a及びモータ10を制御する。
【0029】乾燥温度の制御過程において、温度制御手
段14は、図2及び図3に示したフローチャートと同様
に、プログラム過程でヒータ線9a及びモータ10をO
N−OFFして、収納室5aの乾燥温度を制御する。即
ち、ある時間、温風の吹き出しが続くと、乾燥温度が上
昇するので、温度センサ17の検出値が設定温度より高
くなることで乾燥温度の上昇を認識し、ヒータ線9a及
びモータ10をOFFする。また、ある時間、温風手段
12の停止状態が続くと、乾燥温度が下降するので、温
度センサ17の検出値に基づいて指令を発してヒータ線
9a及びモータ10をONする。こうして、収納室5a
の温度が設定温度近傍に制御される。
【0030】なお、乾燥温度の制御は、上記の方法の
他、駆動電流の大きさを制御する方式でもよいし、ヒー
タ線9aの発熱領域を可変する方式でもよい。上記第
1,第2実施例は、乾燥温度が制御される収納室と、保
管湿度が制御される収納室とを独立に有する乾燥装置を
説明したが、両収納室を並設した乾燥装置を提供するこ
ともできる。このような構成は、上側室と下側室とに分
かれ、上記上側室には該上側室を密閉状態とするための
蓋体が設けられ保存庫と、温風を上記上側室に送風する
温風手段と、上記下側室に配置された吸熱フィン及び上
記下側室の外側に配置された放熱フィンからなる電子冷
却ユニットとを具備した乾燥装置である。
【0031】上記構成の乾燥装置によれば、温風により
乾燥する強制乾燥庫と除湿により乾燥するソフト乾燥庫
が一体となり、コンパクト化できる利点がある。ソフト
乾燥庫には、素材の異なる多種類の履物を保管するよう
に、強制乾燥庫よりスペースが広くなっている。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、保存庫に形成されたほぼ密閉状態の独立の収納室
に、温風手段により温風が送風されるようにし、該温風
手段による収納室の温度を、温度センサの検出値に基づ
いて選択スイッチによる設定温度の近傍に制御するよう
にしたので、素材に応じた乾燥温度が常に得られ、履物
が変わってもその素材を傷めることなく、短時間で乾燥
することができる。
【0033】請求項2の発明は、保存庫に形成されたほ
ぼ密閉状態の独立の収納室の湿度が、湿度センサの検出
値に基づいて選択スイッチによる設定湿度の近傍となる
ように、電子冷却ユニットを制御したので、収納室の湿
度を素材に応じた適値の保管湿度に制御可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本出願に係る乾燥装置の第1実施例を示す構
成図である。
【図2】 上記第1実施例の全体動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】 上記第1実施例の動作を詳細に示すフローチ
ャートである。
【図4】 本出願に係る乾燥装置の第2実施例を示す構
成図である。
【符号の説明】
1…乾燥装置、 3…保存庫、5a
〜5d…収納室、 12…温風手段、1
3,28…選択スイッチ、 14…温度制御手段、
21…電子冷却ユニット、 28…湿度制御手
段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ密閉状態に閉蓋可能に構成された独
    立の収納室を有する保存庫と、 上記収納室に温風を送風する温風手段と、 上記収納室の温度を検知する温度センサと、 上記収納室の温度を物品の種類若しくは素材に応じて設
    定するための選択スイッチと、 上記温度センサの検出値と上記選択スイッチによる設定
    温度とを比較し、その結果に基づいて上記収納室の温度
    を上記設定温度の近傍に制御する制御手段とを具備した
    乾燥装置。
  2. 【請求項2】 物品の収納室をもつ保存庫と、 上記保存庫内に配置された電子冷却ユニットと、 上記保存庫内の湿度を検知する湿度センサと、 上記保存庫内の湿度を物品の種類若しくは素材に応じて
    設定するための選択スイッチと、 上記湿度センサの検出値と上記選択スイッチによる設定
    湿度とを比較し、その結果に基づいて上記収納室の湿度
    を上記設定湿度の近傍に制御する制御手段とを具備した
    乾燥装置。
JP5075194A 1994-03-22 1994-03-22 乾燥装置 Pending JPH07260352A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20110197464A1 (en) * 2010-01-29 2011-08-18 Dry Locker, Inc. Ventilated portable container for sports equipment
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