JPH07260089A - 安全装置 - Google Patents

安全装置

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JPH07260089A
JPH07260089A JP7431694A JP7431694A JPH07260089A JP H07260089 A JPH07260089 A JP H07260089A JP 7431694 A JP7431694 A JP 7431694A JP 7431694 A JP7431694 A JP 7431694A JP H07260089 A JPH07260089 A JP H07260089A
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JP
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cam
hole
operation key
lock
dummy
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Application number
JP7431694A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Okada
芳樹 岡田
Koji Sawai
康二 沢井
Ikuo Shibuya
▲いく▼夫 渋谷
Hideo Niwa
英夫 丹羽
Chikahiro Nonoyama
親弘 野々山
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Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanmei Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H27/00Switches operated by a removable member, e.g. key, plug or plate; Switches operated by setting members according to a single predetermined combination out of several possible settings
    • H01H27/002Switches operated by a removable member, e.g. key, plug or plate; Switches operated by setting members according to a single predetermined combination out of several possible settings wherein one single insertion movement of a key comprises an unlocking stroke and a switch actuating stroke, e.g. security switch for safety guards

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 安全柵における出入口の扉が開放状態か閉鎖
状態かを確認するようにしてある安全装置において、扉
が開放状態にあるときに、悪戯によって扉の閉鎖状態に
対応する信号が発信されることを防止できるようにす
る。 【構成】 柵の本体に取付けられるケース内には、扉に
取付けられるキー7の進入によって非作動状態から作動
状態に押し回される作動カム32があり、その作動カム
32にスイッチ61が連動させてある。作動カム32は
ロック機構30により非作動状態が維持されている。作
動カム32に添設されたダミーカム31が所定角度回さ
れると作動カム32のロックが解け、作動状態への回動
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作動中の機械に人が近
づいて事故を起こしたりすることを防止するためにその
機械を人の行き来する場所から遮蔽するように設けられ
ている安全柵において、上記機械へ向けての作業員の出
入の為に設けられている出入口に備えさせることによ
り、上記機械の点検作業や保守作業の為に作業員が安全
柵の中に入った際に、他人による上記機械の誤った起動
を防止して上記作業員の安全を図ることができるように
した安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記安全柵における出入口の周縁部に取
付けたケース内に、上記出入口を閉ざす為の扉に取付け
た操作キーが該ケースの透孔を通して進入することによ
って非作動状態から作動状態に押し回されるようにした
カムと、上記カムの非作動状態及び作動状態とに夫々対
応した信号を生ずるようにしたスイッチとを備えている
安全装置がある。このような安全装置においては、上記
扉が開いた状態では、上記スイッチからは扉の開放状態
に対応する信号が発せられ、その信号を、安全柵の内部
の機械のそばで作業をする作業者の安全を図る為に、上
記機械の作動抑止用の信号として利用できる。一方扉が
閉じた状態では、上記スイッチから扉の閉鎖状態に対応
した信号が発せられ、その信号を安全確認信号として利
用して、その安全確認状態で上記機械の作動を行わせる
為に利用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記構成の安全
装置では、上記扉が開放され作業者が上記機械のそばで
作業を行っているときに、部外者が常時携帯している棒
状の工具例えばドライバーを悪戯で上記透孔から差し込
んだりすると、そのドライバーにより上記カムが押し回
されて上記スイッチから扉の閉鎖状態に対応する信号が
誤って発せられ、上記機械のそばで作業をしている作業
者を危険に陥れるという問題点があった。
【0004】本願発明の安全装置は上記従来技術の問題
点(技術的課題)を解決する為に提供するものである。
第1の目的は、安全柵の扉が開いた状態では、スイッチ
から扉の開放状態に対応する信号を得ることができて、
その信号を安全柵内の機械の作動を抑止して作業者の安
全を確保する為に利用できるようにした安全装置を提供
することである。第2の目的は、上記扉を閉じたときに
は上記スイッチから扉の閉鎖状態に対応した信号を得る
ことができて、その信号を上記機械の作動許容信号とし
て利用できるようにした安全装置を提供することであ
る。第3の目的は、ドライバーなどの異物の差込によっ
ては、スイッチから誤って扉の閉鎖に対応する信号が発
せられることを確実に防止できるようにした安全装置を
提供することである。他の目的及び利点は図面及びそれ
に関連した以下の説明により容易に明らかになるであろ
う。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明における安全装置は、安全柵における出入
口の周縁部と上記出入口を閉ざす為の扉の何れか一方に
備えさせる為の取付部を備えるケース内には、上記周縁
部と上記扉の何れか他方に備えさせる操作キーが該ケー
スの一部に設けた透孔から挿入されたときにその操作キ
ーによって押し回されるよう、上記操作キーの先端を受
ける為の受部を備えている作動カムを回動自在に備えさ
せると共に、上記作動カムが未だ押し回されていない非
作動状態と押し回された作動状態によって夫々対応した
信号を生ずるように上記作動カムに連繋させたスイッチ
を備えている安全装置において、上記作動カムにはそれ
の非作動状態を維持する為のロック機構を付設し、一方
上記作動カムには、上記操作キーが上記透孔から挿入さ
れたときにその操作キーによって押し回されるよう上記
操作キーの先端を受ける為の受部を備えさせたダミーカ
ムを添設すると共に、該ダミーカムには、該ダミーカム
が所定角度だけ回動されることによって上記ロック機構
のロックを解除させるようにした解除機構を付設したも
のである。
【0006】
【作用】扉が開放状態にある場合、作動カムは非作動状
態にあってスイッチはそれに対応した電気信号を発す
る。扉の閉成に伴う操作キーの進入によってダミーカム
が所定角度だけ回動されると、作動カムのロックが解け
る。従ってこの状態で上記進入する操作キーにより作動
カムが作動状態に回動されると、スイッチはそれに対応
した電気信号を発する。上記扉の開放状態において異物
が差し込まれた場合、該異物がロック状態の作動カムを
回そうとしてもそれは回らず、スイッチが扉閉成に対応
する信号を出力することはない。
【0007】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。図1において、1は安全柵を必要とする例えばプレ
ス機、工作機等の機械、2は機械1に人が近づくことを
阻止するために人の往来する場所と機械1との間を遮断
する遮断部材で、例えば機械の周囲を取り囲む状態に設
けられた安全柵である。該安全柵2の一部には作業員の
出入り用の出入口3が設けられ、かつそこには扉4が備
えてある。5は扉4の閉状態をロックし、一方扉4が開
いた状態では機械の作動を阻止する信号を出力するよう
にした装置で、安全装置とも称されるものである。6は
該安全装置5における本体で、例えば上記出入口3の周
縁3aに取り付けてある。該本体6の詳細は後述する。7
は安全装置5における操作キーで、例えば上記扉4にお
いて上記本体6と対応する位置に取り付けてある。8は
機械1の操作を行う為の操作盤である。
【0008】次に上記安全装置5の本体6を詳細に示す
図2、3、4について説明する。Aはケースで、内蔵す
る種々の構成を保持する為のベースとなる基枠をなすと
共に、それらの構成が外部から見えぬように収納し、且
つ内部の電気的機構を油や水から保護する為のものであ
る。Bは上記ケースA内に備えさせたカム機構、Cは扉
の開閉に対応した電気信号を出力するためのスイッチ機
構を夫々示す。
【0009】上記ケースAを説明する。該ケースAは、
凹状のケース本体11と、本体11の開口部を着脱自在に塞
ぐ為の蓋12とによって構成してある。これらは何れも金
属製或いは合成樹脂材料製である。13は本体11に対し蓋
12を止着する為のねじ棒、14は本体11と蓋12との間に介
在させた防水用のパッキンである。15は本体11に備えら
れた取付部で、安全柵2に対して該安全装置本体6の取
付けを行う為の部分であり、取付用のねじ棒を挿通する
為の透孔16を備えさせた構造を例示する。17は仕切壁
で、ケースA内の空間をカム機構Bの収納の為の空間
と、その他の機構例えばカムに連動するスイッチを収納
する為の空間とに仕切る為のものである。次に21は操作
キー7を導入する為の透孔で、所定形状の操作キー7は
支障無く進入させ異形の物体例えば操作キーよりも幅広
或いは厚みが著しく大きい物体の進入は阻止する為に操
作キー7における差込部7a(図5参照)の幅寸法W1及
び厚みT1に対応した大きさのスリット状に形成してあ
る。22はもう一つの透孔で、該安全装置5の本体6をそ
の前面側から操作キーが進入する状態となる場所に取付
けて用いる場合に利用される透孔であり、上記透孔21と
同様のスリット状に形成してある。
【0010】次にカム機構Bを図3〜5に基づき説明す
る。25はカムを回動自在に支えると共にカムの回動をス
イッチ機構に伝達する為の軸体で、ケース本体11におけ
る軸受26,27に回動自在に装着してある。28は第1カム
群、29は第2カム群、30はそれらのカム群における作動
カムの非作動状態を保持する為のロック機構を示す。上
記各カム群28,29は相互に並設したダミーカム31と作動
カム32とを備えさせてある。ダミーカム31は軸体25に対
し回動自在に装着してある。両カム群の作動カム32は相
互に一体回動するよう何れの作動カム32も図示外の止め
ねじにより軸体25に固着してある。これらのカム31,32
は図7の(A)に示される非作動状態と図10に示され
る作動状態との間の回動を行うようにしてある。上記各
カムに備えさせた構成を説明する。33,36は操作キーの
先端を受け止めるための受部、34,37は操作キー7と係
合してその操作キー7の抜け出しを阻止する為の抜止
部、38は係止片嵌合部を夫々示す。35は係止片との干渉
を防止するための部分で、欠如部となっている。尚本実
施例では、第1カム群28のカム31,32は係止片との機械
的な動作関係を有しないが、部品の品種の増加を避ける
ために第2カム群29のカム31,32と同様の構成のものを
用いてある。41は上記ロック機構30のロックの解除のた
めにダミーカム31に備えさせた解除孔を示し、図9の
(A)に明示されるようにダミーカム31の回動方向に対
して傾斜した長孔、換言すれば半径方向に対して傾斜し
た長孔に形成してある。又該解除孔41は、後述のロック
片52の抜け止めの為に、作動カム32と対向する側に開口
する有底の溝状に形成してある。42は上記ロック機構30
との連繋の為に作動カム32に備えさせた係合孔を示し、
図9の(A)、(D)に示すように作動カム32の半径方
向の長孔に形成してある。尚符号33,34,36,37に夫々ダ
ッシュ「’」を付した符号で示す部材は、透孔22に関連
して設けた部材を示すものであってそれらについては透
孔21に関連して設けた部材(符号33,34,36,37で示す部
材)と説明が重複するので、その重複する説明を省略す
る。
【0011】次に上記ロック機構30を説明する。45はロ
ック基板で、上記両カム群28,29の間に回動不能の状態
に設けてある。例えば透孔46に軸体25を貫挿させると共
に、両端をケース本体11で保持された回り止め片48を回
り止め用の透孔47に貫挿させることによって回り止めを
行ってある。49はロック基板45に形成した制御孔で、図
9の(D)に示すように、ロック片52を係止してその移
動を阻止する為の係止孔50と、該係止孔50に対して上記
作動カム32の半径方向の外側となる場所に、上記作動カ
ム32の回動中心位置(軸体25の中心位置)を中心とする
円弧状に形成した移動許容孔51とから成り、しかもそれ
ら係止孔50と移動許容孔51とは両者間でのロック片の移
動を可能にするために図示の如く連続させてある。尚、
上記作動カム32に設けた係合孔42は、該作動カム32が非
作動状態にあるときに上記係止孔50及び上記移動許容孔
51において上記係止孔50と連続する部分51aとの両方に
重合するように作動カム32の半径方向に長く形成してあ
る。52は作動カム32をロックするためのロック片52で、
上記ロック基板45における係止孔50及びロック基板45の
両側の作動カム32における係合孔42に貫挿させてある。
上記ロック片52の両端部は、前記第1及び第2カム群2
8,29のダミーカム31に設けられた解除孔41内に位置さ
せてある。上記各カム群28,29において上記ロック機構
30による作動カム32のロックを解除するための解除機構
は、各カム群28,29における各々のダミーカム31の解除
孔41と各々の解除孔41に位置させたロック片52の端部と
でもって夫々構成してある。又本例においては、上記第
1カム群28における作動カム32の為のロック機構と、第
2カム群29における作動カム32の為のロック機構とを、
それらのカム群28,29の間に設けた上記1組のロック機
構30でもって構成しているが、各々のカム群の作動カム
に夫々個別に例えば上記構成と同様の構成のロック機構
を付設しても良い。又カム群の数は3以上にして、各々
にロック機構を付設しても良い。
【0012】次に53はダミーカム31に対してそれを非作
動の状態に向けて回動させる付勢力を与えるためのばね
で、一端53aをばね掛け54として例示する上記回り止め
片48の端部に引っ掛けて係合させてあり、他端53bはダ
ミーカム31に設けたばね掛けの孔55に係合させてある。
56は操作キー導入用の透孔21から断面板状の異物例えば
幅広の平板が進入することを阻止する為の阻止体で、透
孔21における幅方向の中央部と対向する場所に固定的に
設けてある。例えば図示の如く上記ロック基板45の一部
をもって構成してある。しかしロック基板45とは別体に
構成してそれを上記の場所に位置する状態でケース本体
11に固着させてもよい。56’は透孔22に関連して設けた
上記阻止体56と同様の目的の阻止体である。図3、4に
示す57は、作動状態となった作動カム32の嵌合部38に嵌
合して作動カム32を回動不能に係止するための係止片
で、ケース本体11の仕切壁17に矢印方向の進退を自在に
備えさせてあり、常時はばね58により作動カム32の側に
向けて付勢してある。尚図示はしないが上記係止片57は
ケースAに内蔵した係止解除用のソレノイドによって、
作動カム32の嵌合部38から離脱させ得るようになってい
る。
【0013】次に上記スイッチ機構Cを図3、6に基づ
き説明する。該機構Cはスイッチの本体61とそれを作動
させるための操作体62とを備える。本体61は固定部63と
可動部64とから構成してある。65は固定部における接点
板保持体で、絶縁材料例えば合成樹脂材料製である。6
6,66は保持体65に保持させた1対の固定接点板を示
す。67は保持体65に保持されたもう1対の固定接点板の
一方を示す。該接点板67も上記接点板66と同様に二つで
一対となっている。68は可動部64における可動接点板の
保持体で、アーム状に構成してあり、支持部材として利
用した軸体25に元部を回動自在に装着してある。保持体
68の自由端部には、上記一対の固定接点板66,66を橋絡
させる為の可動接点板69ともう一対の固定接点板67を橋
絡させる為のの一つの可動接点板70とを備えさせてあ
る。次に操作体62は軸体25の一方及び他方への回動によ
り可動部64を一方及び他方へ夫々揺動させるようにした
ものであり、軸体25に固着した回動体71とそれに取付け
た駆動片72,73とにより構成してある。
【0014】上記操作キー7を図5に基づき説明する。
75はベースで、扉4への取付部76を備えそこにはねじ止
用の透孔77を備えてある。78,79は第1及び第2の二つ
のカム群28,29に対応して二つ設けた操作腕で、夫々ベ
ース75から持ち出させてある。80は両操作腕の間に設け
た阻止体進入用の空隙を示す。上記両操作腕78,79は、
前面にはダミーカム31を押す為の第1押部81と作動カム
32を押す為の第2押部82とを図の如く段差のある状態に
備え、後面にはダミーカム31の抜止部34と係合するため
の第1係合部83と作動カム32の抜止部37と係合するため
の第2係合部84とを図示の如く同位置に備えてある。8
5,86はカムにおけるキー抜止部の進入を可能にする為
のカム受入部で、図示の如き空間として形成してある。
【0015】尚図2の88は操作盤8との電気接続用のコ
ネクタで、多端子型のものが用いてあり、各々の端子は
上記端子固定接点板66,67や前記ロック解除用のソレノ
イドに夫々接続している。
【0016】次に安全柵2に対する上記構成の安全装置
5の適用を説明する。図1に示すように例えば本体6を
出入口3の周縁部3aに取付け、操作キー7は扉4を閉じ
た際に本体6の透孔21を通って本体6内に進入するよ
う、扉4において上記本体6と対応する位置に取り付け
る。本体6を扉4に取付け、操作キー7を周縁部3aに取
付けても良い。
【0017】上記構成のものにおいて扉4を閉じたとき
の動作を図7、8、10に基づき説明する。尚作動カム
32とダミーカム31とは同半径であるが、両者の動き関係
を明確に示すために、図7、8、10ではダミーカム31
をやや小さく描いてある。扉4が開いた状態にあると
き、カム31,32は図7の(A)に示される非作動状態に
ある。このとき各々の受部33,36の回動方向への位置が
重なっており、又図9の(A)に示されるように解除孔
41はその下部が係合孔42の下部と重合している。又ロッ
ク機構30はカム32をロックしてその非作動状態を維持し
ている。即ち、ロック片52は解除孔41の押下壁41bに押
されて解除孔41の下部位置にもたらされ係止孔50に嵌合
(図9の(D)参照)している。尚本件明細書中におい
ては、解除孔41及び係合孔42において軸体25に近い側を
下部と呼び、遠い側を上部と呼ぶ。
【0018】上記の状態から扉4が閉じられることによ
り操作キー7の差込部7aが透孔21を通して進入すると、
先ず図7の(B)に示すように第1押部81がダミーカム
31の受部33に当接し、図8の(A)、(B)に示すよう
にダミーカム31のみを押し回す。この押し回しにより上
記カム32のロックが解除される。即ちロック片52は次に
説明する作用によって係止孔50から外れて移動許容孔51
に至る。
【0019】上記ロックの解除を図9に基づき説明す
る。上記ダミーカム31が(A)の矢印91方向に所定角度
例えば15゜回ると、ロック片52はダミーカム31の回動
に伴い傾斜状態の解除孔41の押上壁41aに押され、
(B)、(E)の状態を経て、(C)、(F)に示すよ
うに解除孔41及び係合孔42の上部に移動し、移動許容部
51に至る。こうして作動カム52のロックが解ける。尚上
記押上壁41aの傾斜の角度は、放射方向に対し後方(押
し回しによる回動方向に対して後方)に15゜〜45
゜、好ましくは30゜程度が良い。
【0020】上記のようにロックが解けると、図8の
(B)のように操作キー7における第2押部82が作動カ
ム32の受部36に当接する。この場合、図示されるように
ダミーカム31及び作動カム32の抜止部34,37における受
面34a,37aが回動方向に位置が重なる。この状態では
ロック片52は移動許容孔51内にある為、上記操作キー7
の進入が続くとダミーカム31及び作動カム32は操作キー
7の夫々第1押部81及び第2押部82に押されて図8
(A)の矢印92方向に回動し、ロック片52は移動許容孔
51を通り、やがて図10のような作動状態に至り、係合
片57が第2カム群29の作動カム32における係合部38に係
合し、作動カム32は戻り回動が阻止されたロック状態と
なる。これにより操作キー7の差込部7aは戻りが阻止さ
れて透孔21から抜け出ることが出来ず、従って扉4は閉
状態でのロック状態となる。
【0021】次に上記の場合のスイッチ機構Cの動作を
説明する。上記作動カム32の回動に伴い軸体25が回動す
ると、図6に示すように操作体62における回動体71が軸
体25と一体に矢印93方向に回動し、駆動片73が保持部材
68を2点鎖線で示される位置から実線で示される位置ま
で回動させる。この為上記作動カム32が非作動状態即ち
扉4が開いていた状態では可動接点板69が一対の固定接
点板66を橋絡していた状態から、可動接点板70が一対の
固定接点板67を橋絡する状態となる。このような作動に
よって一対の固定接点板66に得られる電気信号である開
放信号や、一対の固定接点板67に得られる電気信号であ
る閉成信号は、操作盤8において機械1の動作を阻止或
いは許容する信号として用いることが出来る。
【0022】次に扉4を開く場合の操作を説明する。こ
の場合には操作盤8から開放信号を上記係合片57を操作
するためのソレノイドに与える。すると係合片57はその
ソレノイドによってカム32の係合部38から離脱され、作
動カム32の回動がフリーの状態となる。ロック片52を連
動部材として作動カム32と連動回動するようになってい
るダミーカム31も作動カム32と一定の位置関係を保って
回動可能となる。この状態で扉4を開き方向に移動させ
ればよい。
【0023】上記扉4を開く場合の安全装置の動作を説
明する。扉4の移動によって操作キー7が図4、10の
矢印94方向に移動するに伴い、ダミーカム31はばね53に
よる付勢力によって矢印95方向に回動する。この場合、
解除孔41及び係合孔42に位置するロック片52は両カム3
1,32相互の連動部材として機能して作動カム32をも矢
印95方向に一緒に回動させる。即ち上記ダミーカム31の
回動に伴いロック片52は制御孔49の移動許容部51を移動
するため、解除孔41において押し部材として機能する壁
41bに押されたロック片52は係合孔42の壁42aを押し
(即ち壁42aは受壁として機能する)、その結果、作動
カム32がダミーカム31と一体に回動する。
【0024】上記のようにして両カム31,32は図8の
(A)の状態まで回動する。その後操作キー7が更に後
退すると、ばね53からダミーカム31に及ぼされている付
勢力により、解除孔41の押下壁41bはロック片52を解除
孔41及び係合孔42の下部へと押し下げながら、ダミーカ
ム31自身は更に矢印95方向へ回動して図7の(A)の状
態となる。この状態ではロック片52は係止孔50に嵌合
し、ロック片52の回動が阻止される状態となる。
【0025】上記扉4を開く場合のスイッチ機構Cの動
作は次の通りである。上記作動カム32が戻り回動すると
軸体25を介して回動体71が同方向に一体に回動し、駆動
片72が保持部材68を押してそれを図6の2点鎖線の状態
にする。これにより可動接点板69,70による固定接点板
66,67の橋絡状態が反転する。
【0026】次に扉4が開いている状態において、例え
ば悪戯で種々の異物が透孔21を通して差し込まれた場合
を説明する。先ず広幅の平板が差し込まれた場合は、そ
の平板の先端は阻止体56に当接し、カム31,32に対する
その平板の到達が阻止される。従ってカム31,32は回動
せずスイッチ61の作動はない。
【0027】狭幅の平板を中央から差し込んだ場合、上
記広幅の場合と同様に阻止体56がその進入を阻止する。
中央から側方に偏在させて差し込んだ場合、図11の
(A)に示すようにその平板101の先端が例えば第1カ
ム群28におけるダミーカム31及び作動カム32の受部33,
36に一緒に当接し両カム31,32を一緒に回動させようと
する。しかしこの場合、図11の(B)から明らかなよ
うに、係合孔42における押し壁42aがロック片52を矢印
96方向に押す。するとロック片52は係止孔50における回
動阻止壁50aに当接するため、作動カム32の回動は阻止
される。従って前記軸体25の動きはなくスイッチ61の作
動はない。
【0028】ドライバーのような細い棒体を差し込んだ
場合は次の通りである。上記棒体が一方のカム群例えば
第1カム群28におけるダミーカム31の受部33を押した場
合、そのダミーカム31における解除孔41の押上壁41aは
ロック片52の一方の端部を押し上げる。しかしこの場
合、第2カム群29においてはダミーカム31が回されない
ため、ロック片52の他方の端部は押し上げられず、その
結果、ロック片52は係止孔50から移動許容孔51に出るこ
とが出来ず、作動カム32の非作動状態でのロックは解け
ない。従って作動カム32が回動が不能であり、スイッチ
61は作動されない。
【0029】上記棒体が作動カム32の受部36を押した場
合は、上記狭幅の平板の場合と同様で、作動カム32は回
動できず、スイッチ61の作動はない。
【0030】上記棒体2本を間隔を隔てて差し込んだ場
合、それらが何れかのカム群28,29において作動カム32
のみを押した場合は、その側ではロック片52の上述の如
き押上が行われないため、ロック片52は係止孔50から外
れず作動カム32のロックが解けない。従って作動カム32
の回動が不能であり、軸体25は回動せずスイッチ61の作
動はない。
【0031】上記2本の棒体が共に各カム群28,29のダ
ミーカム31を押した場合、何れのカム群の側においても
ロック片52の上述の如き押上が行われ、ロック片52は係
止孔50から外れてロックが解け、作動カム32の回動が可
能となる。しかしこの場合は、それらのカム31,32が少
し回ったところで、図12に示されるようにダミーカム
31における抜止部34が上記差し込まれた棒体102に当接
し、それ以降のカムの回動が阻止される。従って軸体25
は少し回動するが、操作体62がスイッチ61の可動部64を
操作するまでには至らず、従ってスイッチ61の電気的作
動はない。
【0032】次にカム機構と操作キーの異なる実施例を
模式的に示す示す図13について説明する。(A)は第
1及び第2の各カム群28,29においてダミーカム31と作
動カム32との位置関係を前実施例とは反対にし、操作キ
ー7においてもそれに対応して第1押部81と第2押部82
との位置関係を前実施例とは反対にした例を示すもので
ある。このような構成によれば、前記実施例と全く同様
に、平板或いは棒状の異物の差込によるカムの回動操作
を防止することが出来る。(B)はカム機構Bのカム群
を一群28のみ備えさせ、操作キー7はそれに対応して操
作腕78を一つのみ備えさせた例を示すものである。この
ような構成によれば平板状の異物の差込によるカムの回
動操作を防止することが出来る。(C)はダミーカム31
と作動カム32とを間隙を隔てて設け、その間隙よりも透
孔21寄りの位置に阻止体56を配設した例を示すものであ
る。尚上記間隙をロック基板45の配設位置として利用し
ている。一方操作キー7は二つの操作腕104の一方に第
1押部81を他方に第2押部82を備えさせている。このよ
うな構成によれば断面板状の異物例えば平板の差込によ
るカムの回動操作を防止することが出来る。なお、機能
上前図のものと同一又は均等の構成で説明が重複すると
考えられる部分には、前図と同一の符号を付して重複す
る説明を省略した。
【0033】
【発明の効果】以上のように本願発明は、請求項1〜4
の構成によって前記第1〜3の目的を達成できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】安全装置の使用状態を示す斜視図。
【図2】安全装置の本体の正面図。
【図3】本体の一部破断正面図。
【図4】図3におけるIV−IV線位置の断面図(カム群は
外形を示した)。
【図5】カム機構と操作キーとの関係を示す分解斜視
図。
【図6】図1におけるVI−VI線位置の断面図。
【図7】(A)は操作キーの第1押部がダミーカムの受
部に当接した状態において操作キーとカム機構との関係
を示す図、(B)は(A)の状態における一部破断平面
図。
【図8】(A)は操作キーの第2押部が作動カムの受部
に当接した状態において、操作キーとカム機構との関係
を示す図、(B)は(A)の状態における一部破断平面
図。
【図9】(A)から(F)はロック片の押上を順次説明
する図で、(A)、(B)、(C)はダミーカムと作動
カムとロック片との関係を示し、(D)、(E)、
(F)は夫々(A)、(B)、(C)と対応する時点に
おける作動カムと制御孔とロック片との関係を示す図。
【図10】作動カムが作動状態となった場合における操
作キーとカム機構との関係を示す図。
【図11】(A)は狭幅の平板が差し込まれた場合にお
いてその平板とカムとの関係を示す図で、図7の(B)
と対応する図、(B)はその場合における作動カムと制
御孔とロック片との関係を示す図。
【図12】棒体が差し込まれた場合においてその棒体と
ダミーカムとの関係を示す図。
【図13】(A)、(B)、(C)はカム機構と操作キ
ーの異なる実施例を示す略示図。
【符号の説明】
2 安全柵 3 出入口 4 扉 7 操作キー A ケース 30 ロック機構 31 ダミーカム 32 作動カム 61 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 英夫 名古屋市瑞穂区牛巻町6番10号 三明電機 株式会社内 (72)発明者 野々山 親弘 名古屋市瑞穂区牛巻町6番10号 三明電機 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安全柵における出入口の周縁部と上記出
    入口を閉ざす為の扉の何れか一方に備えさせる為の取付
    部を備えるケース内には、上記周縁部と上記扉の何れか
    他方に備えさせる操作キーが該ケースの一部に設けた透
    孔から挿入されたときにその操作キーによって押し回さ
    れるよう、上記操作キーの先端を受ける為の受部を備え
    ている作動カムを回動自在に備えさせると共に、上記作
    動カムが未だ押し回されていない非作動状態と押し回さ
    れた作動状態によって夫々対応した信号を生ずるように
    上記作動カムに連繋させたスイッチを備えている安全装
    置において、上記作動カムにはそれの非作動状態を維持
    する為のロック機構を付設し、一方上記作動カムには、
    上記操作キーが上記透孔から挿入されたときにその操作
    キーによって押し回されるよう上記操作キーの先端を受
    ける為の受部を備えさせたダミーカムを添設すると共
    に、該ダミーカムには、該ダミーカムが所定角度だけ回
    動されることによって上記ロック機構のロックを解除さ
    せるようにした解除機構を付設したことを特徴とする安
    全装置。
  2. 【請求項2】 上記作動カムとダミーカムとは両者間に
    間隙を隔てて配置すると共に、上記間隙よりも上記透孔
    寄りの位置には、上記透孔から進入した断面板状の異物
    が上記両カムの受部に至ることを阻止する為の阻止体を
    配設したことを特徴とする請求項1の安全装置。
  3. 【請求項3】 安全柵における出入口の周縁部と上記出
    入口を閉ざす為の扉の何れか一方に備えさせる為の取付
    部を備えるケース内には、上記周縁部と上記扉の何れか
    他方に備えさせる操作キーが該ケースの一部に設けた透
    孔から挿入されたときにその操作キーによって押し回さ
    れるよう、上記操作キーの先端を受ける為の受部を備え
    ている作動カムを回動自在に備えさせると共に、上記作
    動カムが未だ押し回されていない非作動状態と押し回さ
    れた作動状態によって夫々対応した信号を生ずるように
    上記作動カムに連繋させたスイッチを備えている安全装
    置において、上記作動カムは相互に一体回動するように
    した複数個を備えさせると共に、各々の作動カムにはそ
    れの非作動状態を維持するためのロック機構を付設し、
    一方上記各作動カムには、上記操作キーが上記透孔から
    挿入されたときにその操作キーによって押し回されるよ
    う上記操作キーの先端を受ける為の受部を備えさせたダ
    ミーカムを夫々添設すると共に、各ダミーカムには、各
    々が所定角度だけ回動されることによって各々が添設さ
    れた作動カムに対するロック機構のロックを解除させる
    ようにした解除機構を付設したことを特徴とする安全装
    置。
  4. 【請求項4】 安全柵における出入口の周縁部と上記出
    入口を閉ざす為の扉の何れか一方に備えさせる為の取付
    部を備えるケース内には、上記周縁部と上記扉の何れか
    他方に備えさせる操作キーが該ケースの一部に設けた透
    孔から挿入されたときにその操作キーによって押し回さ
    れるよう、上記操作キーの先端を受ける為の受部を備え
    ている作動カムを回動自在に備えさせると共に、上記作
    動カムが未だ押し回されていない非作動状態と押し回さ
    れた作動状態によって夫々対応した信号を生ずるように
    上記作動カムに連繋させたスイッチを備えている安全装
    置において、上記ケース内にはロック基板を配設すると
    共に、上記作動カムは相互に一体回動するように連結し
    た二つを上記ロック基板の一面側と他面側とに夫々配設
    し、上記両作動カムの各外側には、上記操作キーが上記
    透孔から挿入されたときにその操作キーによって押し回
    されるよう上記操作キーの先端を受ける為の受部を備え
    させたダミーカムを夫々添設し、上記ロック基板には、
    ロック片を係止してその移動を阻止する為の係止孔を穿
    設すると共に、該係止孔に対して上記作動カムの半径方
    向の外側には、上記作動カムの回動中心位置を中心とす
    る円弧状の移動許容孔を形成し、しかもそれら係止孔と
    移動許容孔とは両者間でのロック片の移動を可能に連続
    させ、上記各作動カムには、それらのカムが非作動状態
    にあるときに上記係止孔及び上記移動許容孔において上
    記係止孔と連続する部分に重合する係合孔を穿設し、上
    記係止孔及び上記両側の作動カムにおける上記係合孔に
    はロック片を挿通させ、更に上記両ダミーカムにおいて
    上記係止孔と重合する位置には、それらのダミーカムが
    所定角度だけ回動されることによって上記ロック片を上
    記移動許容孔に移動させるようダミーカムの回動方向に
    対して傾斜した向きに長い解除孔を備えさせて、そこに
    上記ロック片の端部を位置させたことを特徴とする安全
    装置。
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