JPH07260055A - 通信ケーブル等保護管用管継手 - Google Patents

通信ケーブル等保護管用管継手

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Publication number
JPH07260055A
JPH07260055A JP5051794A JP5051794A JPH07260055A JP H07260055 A JPH07260055 A JP H07260055A JP 5051794 A JP5051794 A JP 5051794A JP 5051794 A JP5051794 A JP 5051794A JP H07260055 A JPH07260055 A JP H07260055A
Authority
JP
Japan
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annular
annular stopper
pipe
joint body
protective
Prior art date
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Pending
Application number
JP5051794A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Okazaki
義郎 岡崎
Katsuhiko Mitsuyoshi
克彦 三吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Nippon Kokan Pipe Fitting Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd, Nippon Kokan Pipe Fitting Mfg Co Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP5051794A priority Critical patent/JPH07260055A/ja
Publication of JPH07260055A publication Critical patent/JPH07260055A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 継手本体の両端部に差し込んだケーブル等保
護管がその横断方向に変位した場合でも、その変位を継
手本体の内面中央部の環状ストッパーで許容することが
できるようにすると共に、製作費を安くすること。 【構成】 保護管4,4どうしを接続するための金属製
筒状継手本体11と、継手本体11の内面両端部に嵌入
された環状パッキン12と、継手本体11の内面中央部
に設けた環状ストッパー13とを有し、該環状状ストッ
パー13は、一つ割り状の合成樹脂製リングからなり、
金属製継手本体11の内面中央部に形成した環状溝15
に嵌入され、該環状溝15に嵌入する環状ストッパー1
3の内径rが保護管4の内径Rと同径乃至若干大径に設
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルト舗装道路
下、高速道路の側溝部あるいは下水道用共同溝構造等に
埋設される通信ケーブル等保護管を接続するための管継
手に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者が開発した管継手を図6に示
す。これは、合成樹脂製筒状継手本体1の内面両端部の
凹段部1aに環状パッキン2が嵌入されると共に、該継
手本体1の内面中央部に環状ストッパー3がその継手本
体1と一体に突設されており、前記継手本体1よりも若
干小径の金属製通信ケーブル等保護管4,4の端部を前
記各環状パッキン2を介して継手本体1の両端部に差し
込むと共に、該各保護管4,4の端面を前記環状ストッ
パー3に当接させることにより、両保護管4,4の差し
込み長さLをほぼ同一にして、その両保護管4,4どう
しを継手本体1を介して確実に接続し、その接続完了
後、通信ケーブル等(図示せず)を保護管4,4に挿通
するようになっている。また、前記継手本体1とそれに
差し込まれた保護管4,4との間に形成された間隙αに
よって、保護管4,4が継手本体1に対して横断方向に
所定角度θ変位可能とされ(図5仮想線参照)、これに
よって、保護管4,4をそれが埋設される道路等のカー
ブ形状に合わせて連結することができるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、環状ス
トッパー3が継手本体1と一体の合成樹脂材で形成され
ているため、保護管4が継手本体1の横断方向に変位し
て、その端部4aが環状ストッパー3に圧接すると、環
状ストッパー3の保護管端部4aが圧接する部分を傷つ
けたり、保護管端部4aが環状ストッパー3に喰い込ん
で、保護管4の変位を許容することができるという利点
があるが、継手本体1が合成樹脂材により成形されてい
るため、高価な成形用金型が必要で製作費が高くつくと
いう欠点がある。
【0004】そこで、図7に示すように、継手本体1を
鋼管などの金属管で形成すると共に、該金属製継手本体
1の内面中央部に環状溝5を形成し、該環状溝5に一つ
割り状の金属製環状ストッパー3を嵌入させることが考
えられる。
【0005】この構成によれば、継手本体1として金属
管を用いていることから、製作費を安くすることができ
るという利点があるが、図6仮想線に示すように、保護
管4が継手本体1の横断方向に変位して、その端部4a
の外周縁角部が環状ストッパー3に圧接すると、該環状
ストッパー3が変形不能の金属製で保護管4の変位を許
容できないから、その環状ストッパー3が環状溝5から
押し出されて外れやすく、このように、環状ストッパー
3が環状溝5から外れると、その保護管端部規制機能が
失われ、両保護管4,4の継手本体1に対する差し込み
長さLが不揃いとなって、その差し込み長さLが短い側
の保護管端部4aが継手本体1から不測に抜けて外れる
虞れがある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、継手本体の
両端部に差し込んだ保護管がその横断方向に変位した場
合でも、その変位を環状ストッパーで許容することがで
きると共に、製作費を安くすることができるようにした
通信ケーブル等保護管用管継手を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、筒状継手本体の内面両端部
に環状パッキンが嵌入されると共に、該継手本体の内面
中央部に環状ストッパーが設けられており、前記継手本
体の内径より若干小径の金属製通信ケーブル等保護管の
端部を前記各環状パッキンを介して継手本体の両端部に
差し込むと共に、該各保護管の端面を前記環状ストッパ
ーに当接させることにより、その保護管どうしを接続す
るようにした通信ケーブル等保護管用管継手において、
前記環状ストッパーは一つ割り状の合成樹脂製リングか
らなり、該環状ストッパーが金属製継手本体の内面中央
部に形成した環状溝に嵌入され、該環状溝に嵌入する環
状ストッパーの内径が前記保護管の内径と同径乃至若干
大径に設定されていることを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、一割り状の合成樹脂製リングからなる環状
ストッパーは、その両端部に縮径用係合部が形成されて
いることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明において、例えば通信ケー
ブル等保護管をアスファルト舗装道路下や高速道路の側
溝部等に埋設する場合には、保護管の端部を各環状パッ
キンを介して継手本体の両端部に差し込み、該各保護管
の端面を継手本体の内面中央部に形成した環状溝に嵌入
する環状ストッパーに当接させることにより、その両保
護管どうしを継手本体を介して接続し、その接続完了
後、通信ケーブル等を保護管に挿通すればよい。
【0010】この場合、保護管が継手本体の横断方向に
変位して、その端部が環状ストッパーに圧接すると、該
環状ストッパーが合成樹脂材により形成されているか
ら、その環状ストッパーの保護管端部が圧接する部分を
傷つけたり、保護管端部が環状ストッパーに喰い込んだ
り、保護管端部が環状ストッパーの外周面に沿って滑っ
たりして、保護管の変位を許容することができ、上記環
状ストッパーが保護管端部に押し出されて環状溝から外
れることがなく、その保護管端部規制機能を維持するこ
とができる。従って、両保護管の継手本体に対する差し
込み長さを環状ストッパーで規制してほぼ同一にでき、
冒頭に述べた例のように、環状ストッパーが環状溝から
外れて両保護管の継手本体に対する差し込み長さが不揃
となり、その差し込み長さの短い側の端部が継手本体か
ら不測に抜けて外れるという虞れがなく、両保護管どう
しを継手本体を介して確実に接続することができる。
【0011】また、継手本体として鋼管等の金属管を用
いることができるから、製作費を安くすることができ
る。
【0012】更に、環状ストッパーの内径が保護管の内
径と同径乃至若干大径に設定されているため、ケーブル
等の先端に連結した案内部材を保護管に挿入して、その
ケーブル等を保護管に挿通する際に、上記案内部材が環
状ストッパーに引っ掛かることがなく、ケーブル等の挿
通作業を円滑に行なうことができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、一割り状の
合成樹脂製リングからなる環状ストッパーの両端部に縮
径用係合部が形成されているから、その両係合部に縮径
用工具を係合させることにより、環状ストッパーを縮径
させて環状溝に簡単容易に嵌入させることができると共
に、その逆に、環状ストッパーを環状溝から簡単容易に
取り外すことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本発明の一実施例である管継手に
よりケーブル等保護管4,4どうしを接続した状態を示
し、上記管継手は、筒状継手本体11と、該継手本体1
1の内面両端部の凹段部11aに嵌入された環状パッキ
ン12と、継手本体11の内面中央部に形成した環状溝
15に嵌入された環状ストッパー13とから構成されて
いる。
【0015】継手本体11は、鋼管等の金属管により形
成されており、長尺の金属管を長手方向所定間隔ごとに
輪切り状に切断するだけで成形することができるから、
製作費を安くすることができる。また、その強度が大き
いから、冒頭に述べた例の合成樹脂製継手本体に比べ
て、その外径を小さくして小型化を図ることができる。
更に、保護管4は鋼管等の金属管からなり、継手本体1
1の内径よりも若干小径であって、継手本体11とその
中に差し込まれた保護管4,4との間に若干の間隙αが
形成され、その間隙αによって、保護管4,4が継手本
体11に対して横断方向に所定角度θ変位可能とされ
(図1仮想線参照)、これによって、保護管4,4をそ
れが埋設される道路等のカーブ形状に合わせて連結する
ことができる。
【0016】環状パッキン12は、ゴムや合成樹脂等の
弾性材からなり、その内周面側に突設した複数の環状突
起部12aが継手本体11の両端部に差し込まれた保護
管4,4の外周面に密着して、保護管4,4がどのよう
に変位しも、その密着状態を確実に維持して気密を保持
できるようになっている。
【0017】環状ストッパー13は、塩化ビニル樹脂
(PVC)等の合成樹脂からなり、一つ割り状リングに
形成されており、保護管4が継手本体11の横断方向に
変位して、その端部4aが環状ストッパー13に圧接す
ると、その環状ストッパー13の保護管端部4aが圧接
する部分を傷つけたり、保護管端部4aが環状ストッパ
ー13に喰い込んだりして、保護管4の変位を許容する
ことができ(図3仮想線参照)、上記環状ストッパー1
3が保護管端部4aに押し出されて環状溝15から外れ
ることがなく、その保護管端部規制機能を維持すること
ができる。従って、両保護管4,4の継手本体11に対
する差し込み長さLを環状ストッパー13で規制してほ
ぼ同一にでき、冒頭で述べた例のように、環状ストッパ
ー13が環状溝15から外れて両保護管4,4の継手本
体11に対する差し込み長さLが不揃となり、その差し
込み長さLの短い側の端部4aが継手本体11から不測
に抜けて外れるという虞れがなく、両保護管4,4どう
しを継手本体11を介して確実に接続することができ
る。
【0018】環状ストッパー13の内径rが保護管4の
内径Rより若干大径(または同径乃至若干大径)に設定
されているため、ケーブル等の先端に連結した案内部材
を保護管4,4に挿入して、そのケーブル等を保護管
4,4に挿通する際に、上記案内部材が環状ストッパー
13の内周縁部13aに引っ掛かることがなく、ケーブ
ル等の挿通作業を円滑に行なうことができる。
【0019】図4(a)は本発明の他の実施例を示し、
一割り状の合成樹脂製リングからなる環状ストッパー1
3の両端部に縮径用係合孔(係合部)16,16が形成
されている。上記以外の構成は前記実施例とほぼ同じで
あるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略
する。
【0020】上記構成において、図4(b)に示すよう
に、両係合孔16,16に鋏状の縮径用工具17の先端
部17a,17aを係合させることにより、環状ストッ
パー13を縮径させて環状溝15に簡単容易に嵌入させ
ることができると共に、その逆に、環状ストッパー13
を環状溝15から簡単容易に取り外すことができる。な
お、上記係合孔16,16に代えて、環状ストッパー1
3の両端部に縮径用工具17の先端部17a,17aが
係合可能な係合段部を形成してもよい。
【0021】上記両実施例では、環状ストッパー13と
して、横断面矩形状のものを用いたが、これに限定され
るわけではなく、例えば図5に示すように、横断面の内
周側が円弧状で外周側が角状のもの、あるいは、横断面
楕円形乃至円形のものを用いてもよい。
【0022】上記構成において、保護管4が継手本体1
の横断方向に変位すると、その端部4aが環状ストッパ
ー3の円弧状外周面に沿って滑り、保護管4が変位する
のを許容する。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、金属製通
信ケーブル等保護管の端部を各環状パッキンを介して継
手本体の両端部に差し込むと共に、該各保護管の端面を
継手本体の内面中央部に形成した環状溝に嵌入する環状
ストッパーに当接させるだけで、保護管どうしを継手本
体を介して接続することができ、この場合、保護管が継
手本体の横断方向に変位して、その端部が環状ストッパ
ーに圧接すると、その環状ストッパーの保護管端部が圧
接する部分を傷つけたり、保護管端部が環状ストッパー
に喰い込んだり、保護管端部が環状ストッパーの外周面
に沿って滑ったりして、保護管の変位を許容することが
でき、これによって、上記環状ストッパーが保護管端部
に押し出されて環状溝から外れることがなく、その保護
管端部規制機能を維持することができる。従って、両保
護管の継手本体に対する差し込み長さを環状ストッパー
で規制してほぼ同一にでき、冒頭で述べた例のように、
環状ストッパーが環状溝から外れて両保護管の継手本体
に対する差し込み長さが不揃となり、その差し込み長さ
の短い側の端部が継手本体から不測に抜けて外れるとい
う虞れがなく、両保護管どうしを継手本体を介して確実
に接続することができる。
【0024】また、継手本体として鋼管等の金属管を用
いているから、製作費を安くすることができる。
【0025】更に、環状ストッパーの内径が保護管の内
径と同径乃至若干大径に設定されているため、ケーブル
等の先端に連結した案内部材を保護管に挿入して、その
ケーブル等を保護管に挿通する際に、上記案内部材が環
状ストッパーに引っ掛かることがなく、ケーブル等の挿
通作業を円滑に行なうことができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、一割り状の
合成樹脂製リングからなる環状ストッパーの両端部に縮
径用係合部が形成されているから、その両係合部に縮径
用工具を係合させることにより、環状ストッパーを縮径
させて環状溝に簡単容易に嵌入させることができると共
に、その逆に、環状ストッパーを環状溝から簡単容易に
取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である管継手によりケーブル
等保護管どうしを接続した状態を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】同要部の拡大縦断面図である。
【図4】(a)は本発明の他の実施例である管継手によ
りケーブル等保護管どうしを接続した状態を示す横断面
図、(b)は同環状ストッパーとそれを縮径するための
縮径用工具の斜視図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す要部の拡大縦断
面図である。
【図6】比較の一例である管継手によりケーブル等保護
管どうしを接続した状態を示す縦断面図である。
【図7】比較の他の例である管継手によりケーブル等保
護管どうしを接続した状態を示す要部の拡大縦断面図で
ある。
【符号の説明】
4 通信ケーブル等保護管 4a 保護管の端部 11 継手本体 12 環状パッキン 13 環状ストッパー 15 環状溝 16 縮径用係合孔(縮径用係合部) r 環状ストッパーの内径 R 保護管の内径

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状継手本体の内面両端部に環状パッキ
    ンが嵌入されると共に、該継手本体の内面中央部に環状
    ストッパーが設けられており、前記継手本体の内径より
    若干小径の金属製通信ケーブル等保護管の端部を前記各
    環状パッキンを介して継手本体の両端部に差し込むと共
    に、該各保護管の端面を前記環状ストッパーに当接させ
    ることにより、その保護管どうしを接続するようにした
    通信ケーブル等保護管用管継手において、前記環状スト
    ッパーは一つ割り状の合成樹脂製リングからなり、該環
    状ストッパーが金属製継手本体の内面中央部に形成した
    環状溝に嵌入され、該環状溝に嵌入する環状ストッパー
    の内径が前記保護管の内径と同径乃至若干大径に設定さ
    れていることを特徴とする通信ケーブル等保護管用管継
    手。
  2. 【請求項2】 一割り状の合成樹脂製リングからなる環
    状ストッパーは、その両端部に縮径用係合部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の通信ケーブル等
    保護管用管継手。
JP5051794A 1994-03-22 1994-03-22 通信ケーブル等保護管用管継手 Pending JPH07260055A (ja)

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JP5051794A JPH07260055A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 通信ケーブル等保護管用管継手

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002106778A (ja) * 2000-10-04 2002-04-10 Hitachi Metals Ltd 樹脂管接続用継手
JP2020039213A (ja) * 2018-09-04 2020-03-12 積水化学工業株式会社 ケーブル保護管路
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