JPH07260040A - 液体容器遮断弁 - Google Patents
液体容器遮断弁Info
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- JPH07260040A JPH07260040A JP4441495A JP4441495A JPH07260040A JP H07260040 A JPH07260040 A JP H07260040A JP 4441495 A JP4441495 A JP 4441495A JP 4441495 A JP4441495 A JP 4441495A JP H07260040 A JPH07260040 A JP H07260040A
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- desk
- fluid flow
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/1411—Drip chambers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/36—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests with means for eliminating or preventing injection or infusion of air into body
- A61M5/40—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests with means for eliminating or preventing injection or infusion of air into body using low-level float-valve to cut off media flow from reservoir
-
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T137/7287—Liquid level responsive or maintaining systems
- Y10T137/7313—Control of outflow from tank
- Y10T137/7323—By float
- Y10T137/7326—Low level safety cut-off
-
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- Y10T137/7358—By float controlled valve
- Y10T137/7423—Rectilinearly traveling float
- Y10T137/7426—Float co-axial with valve or port
- Y10T137/7436—Float rigid with valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流れを再開するのに簡単に解放可能であり、
コスト的に有利で製造が簡単な流体遮断弁を提供する。 【構成】 注射液投与セット11用の流体遮断弁は、液
体室30の中に、室30内の注射液が所定レベルよいも
下がると流体の流れを遮断するデスク状フロート80を
有する。室30は、下端にバルブステム61を有し、バ
ルブステム61は、弁座76と、デスク80を弁座76
に適当に着座した状態に案内するために、その上端に心
合わせ面70を備えた心合わせ部材68とを有する。弁
座76およびデスク状フロート80は、デスク80を弁
座76に適当に着座した状態に案内するための相補的な
係合面を有する。一つの実施例では、心合わせ部材68
は、バスルステム64と室30の内壁の両方に配置され
たフィンを有する。心合わせ部材68の形態のために、
弁座76からデスク80が外れることが容易になる。
コスト的に有利で製造が簡単な流体遮断弁を提供する。 【構成】 注射液投与セット11用の流体遮断弁は、液
体室30の中に、室30内の注射液が所定レベルよいも
下がると流体の流れを遮断するデスク状フロート80を
有する。室30は、下端にバルブステム61を有し、バ
ルブステム61は、弁座76と、デスク80を弁座76
に適当に着座した状態に案内するために、その上端に心
合わせ面70を備えた心合わせ部材68とを有する。弁
座76およびデスク状フロート80は、デスク80を弁
座76に適当に着座した状態に案内するための相補的な
係合面を有する。一つの実施例では、心合わせ部材68
は、バスルステム64と室30の内壁の両方に配置され
たフィンを有する。心合わせ部材68の形態のために、
弁座76からデスク80が外れることが容易になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に、液体容器を
通る液体の流れを遮断する器具に関し、より詳しくは、
リザーバ中に収容された液体に浮く器具に関し、リザー
バ内の液体が所定レベルに達すると、器具がこのような
リザーバのオリフィスを自動的に閉じて、特に空気の通
過を阻止しながらそれ以上の液体の流れを阻止する。
通る液体の流れを遮断する器具に関し、より詳しくは、
リザーバ中に収容された液体に浮く器具に関し、リザー
バ内の液体が所定レベルに達すると、器具がこのような
リザーバのオリフィスを自動的に閉じて、特に空気の通
過を阻止しながらそれ以上の液体の流れを阻止する。
【0002】
【従来の技術および問題点】患者看護施設において、患
者への注射液の点滴は、逆さにしたボトル又は液体リザ
ーバを患者の上に吊るして、リザーバと患者との間に注
射液投与セットを相互接続することによって行われる。
投与セットは、リザーバのストッパに突き刺す通気され
た貫入体と、投与セットのチューブに連続して接続され
た透明な滴下室とを有し、これによって注射液の流速が
監視される。このチューブの遠位端は、患者の血管に挿
入されるカニューレに接続される。チューブに係合され
たピンチバルブおよび/又はポンプ機構は、チューブの
壁を圧迫するために作動され、これによりチューブを通
る液体流を制限して流れを所定の速度に調整する。治療
液投与システムでは、患者の血管への空気の侵入を制限
することが重要である。空気が血管の中に入り込むと、
空気閉塞として知られている状態になり、これによって
気泡が血管中にできて、血行障害の原因になる。空気閉
塞は、ある場合には、致命的であることが分かってい
る。その結果、空気が患者の血管に至るチューブの中に
侵入することを防止する液体投与セット内に自動遮断器
具、すなわち投与セットの液体容器に入った注射液が空
になると作動する遮断弁を有することが望ましい。
者への注射液の点滴は、逆さにしたボトル又は液体リザ
ーバを患者の上に吊るして、リザーバと患者との間に注
射液投与セットを相互接続することによって行われる。
投与セットは、リザーバのストッパに突き刺す通気され
た貫入体と、投与セットのチューブに連続して接続され
た透明な滴下室とを有し、これによって注射液の流速が
監視される。このチューブの遠位端は、患者の血管に挿
入されるカニューレに接続される。チューブに係合され
たピンチバルブおよび/又はポンプ機構は、チューブの
壁を圧迫するために作動され、これによりチューブを通
る液体流を制限して流れを所定の速度に調整する。治療
液投与システムでは、患者の血管への空気の侵入を制限
することが重要である。空気が血管の中に入り込むと、
空気閉塞として知られている状態になり、これによって
気泡が血管中にできて、血行障害の原因になる。空気閉
塞は、ある場合には、致命的であることが分かってい
る。その結果、空気が患者の血管に至るチューブの中に
侵入することを防止する液体投与セット内に自動遮断器
具、すなわち投与セットの液体容器に入った注射液が空
になると作動する遮断弁を有することが望ましい。
【0003】液体投与を行うと、滴下室を有する治療液
投与セットが一方に傾き易いことは、よく知られてい
る。このことは、例えば患者を或る患者看護施設に、或
いは患者看護施設から移すとき、あるいは、患者を看護
施設内の別の場所に移動させるときに起こる。更に、付
添い人が不注意にも投与セットを傾いた状態で設置する
かもしれない。したがって、効果的なものであるために
は、液体投与セットが傾いたとしても、流体遮断器具
は、空気が入らない信頼性のあるシールを形成すること
のできるものでなければならない。空気の通過を阻止す
るために出口ポートを密閉するボール又はデスクのよう
なフロートバルブ部材を有する他の流体遮断器具が設け
られていた。フロートボールを有する流体遮断器具で
は、ボールは、高い流速での液体流でスピン及び/又は
上下動しはじめる。高い流速によって引き起こされるこ
のボールのスピンによって、ボールが液体中で上下動し
てしまうことは明らかである。上下動するボールが弁座
に余りにも接近してしまうと、液体リザーバを空にする
前に、ボールは実際に時期尚早に着座して流れを止める
かもしれない。そのときは、付添い人がボールを外して
流れを再開させる必要がある。このことは、患者がリザ
ーバから薬剤を受け入れるロスタイムになる。
投与セットが一方に傾き易いことは、よく知られてい
る。このことは、例えば患者を或る患者看護施設に、或
いは患者看護施設から移すとき、あるいは、患者を看護
施設内の別の場所に移動させるときに起こる。更に、付
添い人が不注意にも投与セットを傾いた状態で設置する
かもしれない。したがって、効果的なものであるために
は、液体投与セットが傾いたとしても、流体遮断器具
は、空気が入らない信頼性のあるシールを形成すること
のできるものでなければならない。空気の通過を阻止す
るために出口ポートを密閉するボール又はデスクのよう
なフロートバルブ部材を有する他の流体遮断器具が設け
られていた。フロートボールを有する流体遮断器具で
は、ボールは、高い流速での液体流でスピン及び/又は
上下動しはじめる。高い流速によって引き起こされるこ
のボールのスピンによって、ボールが液体中で上下動し
てしまうことは明らかである。上下動するボールが弁座
に余りにも接近してしまうと、液体リザーバを空にする
前に、ボールは実際に時期尚早に着座して流れを止める
かもしれない。そのときは、付添い人がボールを外して
流れを再開させる必要がある。このことは、患者がリザ
ーバから薬剤を受け入れるロスタイムになる。
【0004】流れを止めるフロート器具に関連して考慮
すべきことは、これら器具は確実に流れを遮断しなけれ
ばならないことである。フロート部材は、開き位置で固
着してはならず、弁座に適当に係合するように誘導され
なければならない。幾つかの製品では、固着および不適
当な着座を回避するために、フロートデスクを出口ポー
トの上の限られた範囲の移動に閉じ込めるケージ状の構
成部品を設けるアプローチが採用されている。しかしな
がら、このような閉じ込めケージを含むことは、このよ
うな遮断弁の製造コストを増大させ、望ましさを半減さ
せてしまう。フロート式遮断弁の設計において更に考慮
すべきことは、点滴を再開する必要があるときに、着座
しているフロート部材を弁座から外すことができること
である。簡単に外せることが望ましく、これにより、フ
ロート部材を弁座から引き離そうとするときに時間の無
駄がない。付添い人の簡単な動作でフロート部材を外す
ことのできるようにすることが好ましい。他の流れ遮断
器具は、液体室に配置されたフロートデスクを有し、こ
の室は、デスクを弁座とシールした接触状態にするよう
にデスクを適当に心合わせさせるために、心合わせ面を
デスクに設けるのに適合する外側の側壁を有する。この
ようなアプローチは、室のために特別に形成された外側
壁を必要とし、まっすぐに延びる壁を備えた室の改良を
困難にする。加えて、形作られた外側壁は、たびたび、
壁を強固にする効果を有し、このため、壁を締め付ける
ことによってシール器具を弁座から外すことが一層困難
になる。フロートを収容するケージを備えた遮断器具
は、操作者がフロート部材を外そうとする企てを妨害す
るかもしれない。
すべきことは、これら器具は確実に流れを遮断しなけれ
ばならないことである。フロート部材は、開き位置で固
着してはならず、弁座に適当に係合するように誘導され
なければならない。幾つかの製品では、固着および不適
当な着座を回避するために、フロートデスクを出口ポー
トの上の限られた範囲の移動に閉じ込めるケージ状の構
成部品を設けるアプローチが採用されている。しかしな
がら、このような閉じ込めケージを含むことは、このよ
うな遮断弁の製造コストを増大させ、望ましさを半減さ
せてしまう。フロート式遮断弁の設計において更に考慮
すべきことは、点滴を再開する必要があるときに、着座
しているフロート部材を弁座から外すことができること
である。簡単に外せることが望ましく、これにより、フ
ロート部材を弁座から引き離そうとするときに時間の無
駄がない。付添い人の簡単な動作でフロート部材を外す
ことのできるようにすることが好ましい。他の流れ遮断
器具は、液体室に配置されたフロートデスクを有し、こ
の室は、デスクを弁座とシールした接触状態にするよう
にデスクを適当に心合わせさせるために、心合わせ面を
デスクに設けるのに適合する外側の側壁を有する。この
ようなアプローチは、室のために特別に形成された外側
壁を必要とし、まっすぐに延びる壁を備えた室の改良を
困難にする。加えて、形作られた外側壁は、たびたび、
壁を強固にする効果を有し、このため、壁を締め付ける
ことによってシール器具を弁座から外すことが一層困難
になる。フロートを収容するケージを備えた遮断器具
は、操作者がフロート部材を外そうとする企てを妨害す
るかもしれない。
【0005】このような液体投与セットは使用後に処分
されることから、流体遮断器具を有する投与セットをで
きるだけ安価で入手できるようにすることが望ましい。
されることから、流体遮断器具を有する投与セットをで
きるだけ安価で入手できるようにすることが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かくして、当業者は、
空気の通過を阻止する効果的なシールを作る確実な流体
遮断器具を有する使い捨ての投与セットの要求を認識し
ていた。遮断器具は、また、流れを再開したいと望むと
きに、簡単に解放可能であるべきである。加えて、この
特質の器具は、コスト的に有利であり且つ製造が簡単で
あるべきである。本発明は、このような要求等に応じ
る。
空気の通過を阻止する効果的なシールを作る確実な流体
遮断器具を有する使い捨ての投与セットの要求を認識し
ていた。遮断器具は、また、流れを再開したいと望むと
きに、簡単に解放可能であるべきである。加えて、この
特質の器具は、コスト的に有利であり且つ製造が簡単で
あるべきである。本発明は、このような要求等に応じ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】簡潔に且つ一般的な意味
で、本発明は、液体室に収容されている液体が所定レベ
ルまで空になると液体室の出口ポートを通る液体の通過
を止める流体遮断弁に向けられている。特に、この流体
遮断弁は、出口ポートに形成された弁座と、室内の液体
のレベルが所定のレベルまで下がると、弁座に係合し
て、そこを通る液体の通過を阻止するデスク状フロート
部材とを有する。出口ポートは、更に、弁座と適当な係
合になるように、デスク状フロート部材を適当に心合わ
せする心合わせ部材を有する。本発明の一つの局面によ
れば、液体室は、出口ポートが形成されたバルブステム
を有し、また、バルブステムから外方に突出する心合わ
せ部材を有する。バルステムには、その上端に弁座が形
成され、そこを通って出口ポートが形成されている。デ
スク状フロート部材は、拡大した外側周辺部を備えたシ
ール部材からなる。シール部材は、出口ポートおよび弁
座を完全に覆うのに十分な大きさの直径を有する。デス
ク状フロート部材は、液体室に導入されるべき液体より
も小さな比重を有する材料で構成され、これによりフロ
ート部材はそのような液体中に浮く。
で、本発明は、液体室に収容されている液体が所定レベ
ルまで空になると液体室の出口ポートを通る液体の通過
を止める流体遮断弁に向けられている。特に、この流体
遮断弁は、出口ポートに形成された弁座と、室内の液体
のレベルが所定のレベルまで下がると、弁座に係合し
て、そこを通る液体の通過を阻止するデスク状フロート
部材とを有する。出口ポートは、更に、弁座と適当な係
合になるように、デスク状フロート部材を適当に心合わ
せする心合わせ部材を有する。本発明の一つの局面によ
れば、液体室は、出口ポートが形成されたバルブステム
を有し、また、バルブステムから外方に突出する心合わ
せ部材を有する。バルステムには、その上端に弁座が形
成され、そこを通って出口ポートが形成されている。デ
スク状フロート部材は、拡大した外側周辺部を備えたシ
ール部材からなる。シール部材は、出口ポートおよび弁
座を完全に覆うのに十分な大きさの直径を有する。デス
ク状フロート部材は、液体室に導入されるべき液体より
も小さな比重を有する材料で構成され、これによりフロ
ート部材はそのような液体中に浮く。
【0008】液体が液体室に導入されると、弁座を閉じ
たままにする液体レベルと共にデスク状フロート部材が
上昇し、かくして、液体室から液体を流出させることが
できる。液体が液体室から底をつくと、デスク状フロー
ト部材は、弁座に接触してこれをシールし又はデスク状
フロート部材の拡大周辺部と協働して、シール部材を弁
座の上に心合わせして弁座と係合状態にし、出口ポート
を閉じてそこを通る流体の通過を阻止する心合わせ部材
に接触するまで、液体室の底に向かって液体レベルと共
に下降する。他の局面では、デスク状フロート部材は、
デスク状膜と、この膜に取り付けられ又は膜の一部を形
成するドーナツ形状の拡大外側周辺部分とを有する。一
つの形態では、ドーナツ部および膜は、フロート部材を
形成するために一つに組立られ、他の形態では、単一品
として作られる。本発明の他の局面では、液体室は、下
方に収束する先細り部分を除いてほぼ円筒として形成さ
れている。心合わせ部材は、先細り部分内にほぼ配置さ
れて液体が液体室から底をつき、また、その結果デスク
状部材が下降すると、デスク状フロート部材のドーナツ
部が液体室の先細り部分および心合わせ部材に接触し
て、デスクを弁座に適当に心合わせさせる。
たままにする液体レベルと共にデスク状フロート部材が
上昇し、かくして、液体室から液体を流出させることが
できる。液体が液体室から底をつくと、デスク状フロー
ト部材は、弁座に接触してこれをシールし又はデスク状
フロート部材の拡大周辺部と協働して、シール部材を弁
座の上に心合わせして弁座と係合状態にし、出口ポート
を閉じてそこを通る流体の通過を阻止する心合わせ部材
に接触するまで、液体室の底に向かって液体レベルと共
に下降する。他の局面では、デスク状フロート部材は、
デスク状膜と、この膜に取り付けられ又は膜の一部を形
成するドーナツ形状の拡大外側周辺部分とを有する。一
つの形態では、ドーナツ部および膜は、フロート部材を
形成するために一つに組立られ、他の形態では、単一品
として作られる。本発明の他の局面では、液体室は、下
方に収束する先細り部分を除いてほぼ円筒として形成さ
れている。心合わせ部材は、先細り部分内にほぼ配置さ
れて液体が液体室から底をつき、また、その結果デスク
状部材が下降すると、デスク状フロート部材のドーナツ
部が液体室の先細り部分および心合わせ部材に接触し
て、デスクを弁座に適当に心合わせさせる。
【0009】本発明の更に詳細な観点によれば、バルブ
ステムの頂には、突出する切頭円錐状に収束する心合わ
せ面が形成され、また、デスク状フロート部材のドーナ
ツ部には、内方に収束する切頭円錐状ガイド面が形成さ
れている。液体が液体室から底をついて、その結果、デ
スク状フロート部材が下降すると、バルブステムの頂の
収束する心合わせ面およびドーナツ部のガイド面が互い
に協働して、シール膜を弁座の上に適当に心合わせして
弁座とシール係合状態にする。液体室の側壁が可撓性の
弾性材料からなり、また、心合わせ部材がバルブステム
に設けられて、バルブステムと液体室の側壁との間に間
隔がある。この間隔によって、付添い人は、必要なとき
に、側壁を内方に変形させてデスク状フロート部材を弁
座から外すことができる。本発明の更なる特定の局面で
は、心合わせ部材は、バルブステムから半径方向外方に
延びる複数のフィンを有する。これらフィンは、フロー
トデスクのドーナツ部に係合するように配置されて、出
口ポートの上にデスクを適当に着座させるためにデスク
を弁座の上に押しやる。本発明の更なる局面では、心合
わせ部材は、液体室の内側面に設けられた付加的なフィ
ンを有し、フィンは、バルブステムに向けて内方に突出
し、それらの端とバルブステムとの間に、液体室を変形
させてシールされたデスクを外すための間隔を残してい
る。液体室が傾けられたとしても、それらの肩部の一以
上がドーナツ部に係合してデスクを弁座に適当に心合わ
せする。
ステムの頂には、突出する切頭円錐状に収束する心合わ
せ面が形成され、また、デスク状フロート部材のドーナ
ツ部には、内方に収束する切頭円錐状ガイド面が形成さ
れている。液体が液体室から底をついて、その結果、デ
スク状フロート部材が下降すると、バルブステムの頂の
収束する心合わせ面およびドーナツ部のガイド面が互い
に協働して、シール膜を弁座の上に適当に心合わせして
弁座とシール係合状態にする。液体室の側壁が可撓性の
弾性材料からなり、また、心合わせ部材がバルブステム
に設けられて、バルブステムと液体室の側壁との間に間
隔がある。この間隔によって、付添い人は、必要なとき
に、側壁を内方に変形させてデスク状フロート部材を弁
座から外すことができる。本発明の更なる特定の局面で
は、心合わせ部材は、バルブステムから半径方向外方に
延びる複数のフィンを有する。これらフィンは、フロー
トデスクのドーナツ部に係合するように配置されて、出
口ポートの上にデスクを適当に着座させるためにデスク
を弁座の上に押しやる。本発明の更なる局面では、心合
わせ部材は、液体室の内側面に設けられた付加的なフィ
ンを有し、フィンは、バルブステムに向けて内方に突出
し、それらの端とバルブステムとの間に、液体室を変形
させてシールされたデスクを外すための間隔を残してい
る。液体室が傾けられたとしても、それらの肩部の一以
上がドーナツ部に係合してデスクを弁座に適当に心合わ
せする。
【0010】本発明の他の詳細な局面では、バルブステ
ム、心合わせ部材および液体室が単一の構成部品として
作られていてもよく、あるいは、バルブステムと心合わ
せ部材とを既存の液体室の改良として所定位置に滑りこ
ませてもよい。フロートデスクは、接合された複数の構
成部品で作られていてもよく、あるいは単一構成部品と
して作られていてもよい。本発明の他の特徴および利点
は、本発明の例、特徴および利点を図示する添付の図面
を参照した以下の詳細な説明から明らかになろう。
ム、心合わせ部材および液体室が単一の構成部品として
作られていてもよく、あるいは、バルブステムと心合わ
せ部材とを既存の液体室の改良として所定位置に滑りこ
ませてもよい。フロートデスクは、接合された複数の構
成部品で作られていてもよく、あるいは単一構成部品と
して作られていてもよい。本発明の他の特徴および利点
は、本発明の例、特徴および利点を図示する添付の図面
を参照した以下の詳細な説明から明らかになろう。
【0011】
【実施例】以下の説明において、図面の別の図の同様の
要素あるいは対応する要素を示すために同一の参照符号
を用いられる。図面、特に図1を参照すると、注射液点
滴注入システム10が示されており、システム10は、
逆さにした注射液容器12と液体が連通する状態の投与
セット11を有する。投与セット11は、本発明の原理
に従う流体遮断弁を有する。図1を参照して、逆さにし
た注射液容器12は、ボトル形状のリザーバ14を有
し、リザーバ14の底端には、スタンド(図示せず)の
支持ロッド22に連結されるフック機構20を有する。
ボトルリザーバ14は、縮径した首部15を有し、首部
15にストッパ16を有する。注射液投与セット11
は、その典型的な幾つがこの技術では用いられている
が、滴下室30を有する。例示の目的で、滴下室30用
の本発明の遮断弁を示す。しかしながら、本発明に従っ
て構成された遮断弁を他の種類の液体投与セット及びこ
こでは図示していないがビューレットのような他の液体
監視および調整器具に組み込んでもよい。
要素あるいは対応する要素を示すために同一の参照符号
を用いられる。図面、特に図1を参照すると、注射液点
滴注入システム10が示されており、システム10は、
逆さにした注射液容器12と液体が連通する状態の投与
セット11を有する。投与セット11は、本発明の原理
に従う流体遮断弁を有する。図1を参照して、逆さにし
た注射液容器12は、ボトル形状のリザーバ14を有
し、リザーバ14の底端には、スタンド(図示せず)の
支持ロッド22に連結されるフック機構20を有する。
ボトルリザーバ14は、縮径した首部15を有し、首部
15にストッパ16を有する。注射液投与セット11
は、その典型的な幾つがこの技術では用いられている
が、滴下室30を有する。例示の目的で、滴下室30用
の本発明の遮断弁を示す。しかしながら、本発明に従っ
て構成された遮断弁を他の種類の液体投与セット及びこ
こでは図示していないがビューレットのような他の液体
監視および調整器具に組み込んでもよい。
【0012】投与セット11の滴下室30は入口と出口
ポートとを有し、出口ポート60は下端に形成されて一
本のチューブ24に接続されている。チューブ24の遠
位端は、カニューレ26に接続され、ニードルハブ28
でチューブに取付られている。使用中、カニューレ26
は、注射液の投与のために患者の血管に刺し込まれる。
この場合に滴下室30は透明であり、これによって、投
与セット11を通って患者の血流中に入る液体流を視覚
的に監視する手段を提供する。容積ポンプ(volumetric
pump) のような液体流制御器具29が投与セット11を
通る注射液の流速を調整するために設けられる。滴下室
30は、通気された貫入組立体32に接続され、組立体
32は、上方に延びる針34を有し、その上端は、上端
が尖った先端で収束している。図1、図2に示すよう
に、針34は、注射液容器12のストッパ16に挿入さ
れ、針34の上端は、リザーバ14に収容された注射液
18と液体が連通する状態におかれる。針34は、液体
投与中、空気が液体リザーバから流出する液体の量に代
わるように通気されている。特に、図2、図3を参照し
て、本発明に従って構成された流体遮断弁を詳細に説明
する。滴下室30は、ほぼ円筒状の側壁54と共に底壁
52を有し、ここでは、円筒状側壁54は底壁52に向
けて幾分先細りである。側壁54は、病院の付添い人が
手で側壁54を内方に変形させることのできるポリ塩化
ビニル(PCV)のような可撓性の弾性材料からなる。
このような特徴の利点は後に説明する。液体用チューブ
への接続のために、ほぼ円筒状の出口ステム61が室3
0の底壁52から下方に突出している。バルブステム6
4は、底壁52から内方に液体室へ突出している。バル
ブステム64は、ほぼ円筒状であり、且つ、円筒状室の
側壁54の先細り部分58内に同心に配置されている。
この実施例でのバルブステム64には、外方に延びる円
筒状の心合わせ部材68が形成され、心合わせ部材68
の上縁は、心合わせ面70を形成する。この好ましい実
施例では、心合わせ部材68は、バルブステム64の回
りに等間隔に配置された半径方向に延びる複数のフィン
71(図3参照)からなる。この実施例では、心合わせ
部材68は、円筒状側壁54に接触しておらず、後に説
明するように、壁を変形させて着座しているデスクを外
すための間隔を側壁54との間に残している。心合わせ
部材68と側壁54の内径との間の間隔は、開放したボ
リューム79を形成し、ここに注射液が溜まる。バルブ
ステム64の頂は、内方に収束する切頭円錐状の心合わ
せ傾斜面74で形成され、その上端は、滴下室30の中
に更に突出している。軸線方向のボア62がバルブステ
ム64を通って切頭円錐状傾斜面74から下方に出口ス
テム64を通って形成され、滴下室の出口ポート60を
形成している。切頭円錐状傾斜面の上端で、その軸線方
向のボア62との交点が環状弁座76を形成する。
ポートとを有し、出口ポート60は下端に形成されて一
本のチューブ24に接続されている。チューブ24の遠
位端は、カニューレ26に接続され、ニードルハブ28
でチューブに取付られている。使用中、カニューレ26
は、注射液の投与のために患者の血管に刺し込まれる。
この場合に滴下室30は透明であり、これによって、投
与セット11を通って患者の血流中に入る液体流を視覚
的に監視する手段を提供する。容積ポンプ(volumetric
pump) のような液体流制御器具29が投与セット11を
通る注射液の流速を調整するために設けられる。滴下室
30は、通気された貫入組立体32に接続され、組立体
32は、上方に延びる針34を有し、その上端は、上端
が尖った先端で収束している。図1、図2に示すよう
に、針34は、注射液容器12のストッパ16に挿入さ
れ、針34の上端は、リザーバ14に収容された注射液
18と液体が連通する状態におかれる。針34は、液体
投与中、空気が液体リザーバから流出する液体の量に代
わるように通気されている。特に、図2、図3を参照し
て、本発明に従って構成された流体遮断弁を詳細に説明
する。滴下室30は、ほぼ円筒状の側壁54と共に底壁
52を有し、ここでは、円筒状側壁54は底壁52に向
けて幾分先細りである。側壁54は、病院の付添い人が
手で側壁54を内方に変形させることのできるポリ塩化
ビニル(PCV)のような可撓性の弾性材料からなる。
このような特徴の利点は後に説明する。液体用チューブ
への接続のために、ほぼ円筒状の出口ステム61が室3
0の底壁52から下方に突出している。バルブステム6
4は、底壁52から内方に液体室へ突出している。バル
ブステム64は、ほぼ円筒状であり、且つ、円筒状室の
側壁54の先細り部分58内に同心に配置されている。
この実施例でのバルブステム64には、外方に延びる円
筒状の心合わせ部材68が形成され、心合わせ部材68
の上縁は、心合わせ面70を形成する。この好ましい実
施例では、心合わせ部材68は、バルブステム64の回
りに等間隔に配置された半径方向に延びる複数のフィン
71(図3参照)からなる。この実施例では、心合わせ
部材68は、円筒状側壁54に接触しておらず、後に説
明するように、壁を変形させて着座しているデスクを外
すための間隔を側壁54との間に残している。心合わせ
部材68と側壁54の内径との間の間隔は、開放したボ
リューム79を形成し、ここに注射液が溜まる。バルブ
ステム64の頂は、内方に収束する切頭円錐状の心合わ
せ傾斜面74で形成され、その上端は、滴下室30の中
に更に突出している。軸線方向のボア62がバルブステ
ム64を通って切頭円錐状傾斜面74から下方に出口ス
テム64を通って形成され、滴下室の出口ポート60を
形成している。切頭円錐状傾斜面の上端で、その軸線方
向のボア62との交点が環状弁座76を形成する。
【0013】図2に示すような好ましい実施例では、バ
ルブステム64および心合わせ部材68を有する滴下室
30は、射出成形或いは単一の一体品を作る他の方法に
よってワンピースとして形成されている。ここに例示し
た本発明の実施例では、滴下室30は、幾分可撓性の弾
性材料で構成されている。この材料は、滴下室30内の
注射液の流速およびレベルを視覚的に監視できるように
透明であってもよい。図4、図5に示す他の実施例で
は、ツーピース型液体室50構造が提供される。第1の
部品は、側壁54、底壁52、出口ステム61中の心合
わせボア63を備えた出口ステム61を有する滴下室3
0それ自体である。第2の部品は、バルブステム64と
心合わせ部材68とを有する。バルブステム64は、こ
の場合には、出口ステム61の心合わせボア63の中に
ぴったりと嵌まるように十分に長く、出口ポートの一部
になる。バルブステム64は、心合わせボア63の中に
受け入れられ、また、2つの構成部品は、液密のシール
を形成しつつそれらの間でしっかりした係合を作る適当
な接着剤を用いて結合される。幾つかの場合では、バル
ブステム64および心合わせ部材を、在来の滴下室で組
み立てることのできるように作ってもよい。
ルブステム64および心合わせ部材68を有する滴下室
30は、射出成形或いは単一の一体品を作る他の方法に
よってワンピースとして形成されている。ここに例示し
た本発明の実施例では、滴下室30は、幾分可撓性の弾
性材料で構成されている。この材料は、滴下室30内の
注射液の流速およびレベルを視覚的に監視できるように
透明であってもよい。図4、図5に示す他の実施例で
は、ツーピース型液体室50構造が提供される。第1の
部品は、側壁54、底壁52、出口ステム61中の心合
わせボア63を備えた出口ステム61を有する滴下室3
0それ自体である。第2の部品は、バルブステム64と
心合わせ部材68とを有する。バルブステム64は、こ
の場合には、出口ステム61の心合わせボア63の中に
ぴったりと嵌まるように十分に長く、出口ポートの一部
になる。バルブステム64は、心合わせボア63の中に
受け入れられ、また、2つの構成部品は、液密のシール
を形成しつつそれらの間でしっかりした係合を作る適当
な接着剤を用いて結合される。幾つかの場合では、バル
ブステム64および心合わせ部材を、在来の滴下室で組
み立てることのできるように作ってもよい。
【0014】図6、図7に示すような他の実施例では、
滴下室30は、単一品として形成されている。しかしな
がら、心合わせ部材は、内側心合わせ部材100と外側
心合わせ部材102とを夫々有する2つの部品で作られ
ている。内側心合わせ部材100は、バルブステム64
から半径方向外方に延びるように形成され、この実施例
では、等間隔に隔てられた複数の内側フィン104を有
する。外側心合わせ部材102は、円筒状側壁54から
半径方向内方に延びるように形成され、この実施例で
は、等間隔に隔てられた内方に突出する複数の外側フィ
ン106を有する。内側の心合わせ部材100は、側壁
54に接触するように十分遠くに半径方向外方に延びて
おらず、外側の心合わせ部材102は、バルブステム6
4に接触するように十分遠くに半径方向内方に延びてい
ない。この構成のために、着座しているデスクを外すこ
とのできる距離だけ側壁54を内方に変形させることが
できる。第2の開放したボリューム81が、外側の心合
わせ部材102とバルブステム64との間に保たれる。
図2に戻って、所定量の注射液77が滴下室30に溜ま
っている。符号80で全体的に示すフロート弁部材が設
けられ、これは注射液よりも小さな比重の材料で作られ
ている。したがって、フロート部材80は、注射液の中
で浮く。フロート弁部材80は、シール部材82と、シ
ール部材82の周辺部の回りで一緒になった拡大部分8
4とからなる。この好ましい実施例では、シール部材8
2はデスク状薄膜の形態であり、拡大部分84はほぼド
ーナツ部材の形態である。これらを一緒にして、デスク
状フロート部材という。
滴下室30は、単一品として形成されている。しかしな
がら、心合わせ部材は、内側心合わせ部材100と外側
心合わせ部材102とを夫々有する2つの部品で作られ
ている。内側心合わせ部材100は、バルブステム64
から半径方向外方に延びるように形成され、この実施例
では、等間隔に隔てられた複数の内側フィン104を有
する。外側心合わせ部材102は、円筒状側壁54から
半径方向内方に延びるように形成され、この実施例で
は、等間隔に隔てられた内方に突出する複数の外側フィ
ン106を有する。内側の心合わせ部材100は、側壁
54に接触するように十分遠くに半径方向外方に延びて
おらず、外側の心合わせ部材102は、バルブステム6
4に接触するように十分遠くに半径方向内方に延びてい
ない。この構成のために、着座しているデスクを外すこ
とのできる距離だけ側壁54を内方に変形させることが
できる。第2の開放したボリューム81が、外側の心合
わせ部材102とバルブステム64との間に保たれる。
図2に戻って、所定量の注射液77が滴下室30に溜ま
っている。符号80で全体的に示すフロート弁部材が設
けられ、これは注射液よりも小さな比重の材料で作られ
ている。したがって、フロート部材80は、注射液の中
で浮く。フロート弁部材80は、シール部材82と、シ
ール部材82の周辺部の回りで一緒になった拡大部分8
4とからなる。この好ましい実施例では、シール部材8
2はデスク状薄膜の形態であり、拡大部分84はほぼド
ーナツ部材の形態である。これらを一緒にして、デスク
状フロート部材という。
【0015】本発明のひとつの実施例では、デスク状フ
ロート部材80は、複数の構成部品からなる構造のもの
である。図8、図9を参照すると、このような構造の一
実施例を見ることができる。ドーナツ状部材84は、上
ハーフ86と下ハーフ90とを有し、両ハーフ86、9
0は、これらの間にデスク状膜82を挟み込んでいる。
一般に、フロート部材80の上ハーフ86は、主要な直
径の横面に沿った環状分割体の上ハーフとして作られ
る。上ハーフ86には、下方に突出する環状三角形リッ
ジ88が形成されている。ドーナツ状部材84の内径に
は、滑らかな円筒状の内面98が形成されている。内方
に収束する滑らかな切頭円錐状ガイド面96は、ドーナ
ツ状部材の頂から内方且つ下方に収束して、円筒状面9
8に合流している。ドーナツ状部材84の下ハーフ90
は、本質的に、環状の三角形窪み92を有する点を除い
て上ハーフ86の鏡像である。環状窪み92は、環状リ
ッジ88を受け入れることができるように、環状リッジ
88に相補的に適合している。上ハーフ86と同じよう
に、ドーナツ状部材84の下ハーフ90には、その内径
に、上ハーフ86の円筒状面98と実質的に同じ直径の
ほぼ滑らかな円筒状面99が形成されている。同様に、
ドーナツ状部材84の下ハーフ90には、切頭円錐状の
内方に収束するガイド面97が形成されている。更に、
ドーナツ状部材の下ハーフ90は、環状窪み92の内側
上縁と下側円筒状面99との間に、デスク状膜82を受
け入れる環状凹部94を有する。
ロート部材80は、複数の構成部品からなる構造のもの
である。図8、図9を参照すると、このような構造の一
実施例を見ることができる。ドーナツ状部材84は、上
ハーフ86と下ハーフ90とを有し、両ハーフ86、9
0は、これらの間にデスク状膜82を挟み込んでいる。
一般に、フロート部材80の上ハーフ86は、主要な直
径の横面に沿った環状分割体の上ハーフとして作られ
る。上ハーフ86には、下方に突出する環状三角形リッ
ジ88が形成されている。ドーナツ状部材84の内径に
は、滑らかな円筒状の内面98が形成されている。内方
に収束する滑らかな切頭円錐状ガイド面96は、ドーナ
ツ状部材の頂から内方且つ下方に収束して、円筒状面9
8に合流している。ドーナツ状部材84の下ハーフ90
は、本質的に、環状の三角形窪み92を有する点を除い
て上ハーフ86の鏡像である。環状窪み92は、環状リ
ッジ88を受け入れることができるように、環状リッジ
88に相補的に適合している。上ハーフ86と同じよう
に、ドーナツ状部材84の下ハーフ90には、その内径
に、上ハーフ86の円筒状面98と実質的に同じ直径の
ほぼ滑らかな円筒状面99が形成されている。同様に、
ドーナツ状部材84の下ハーフ90には、切頭円錐状の
内方に収束するガイド面97が形成されている。更に、
ドーナツ状部材の下ハーフ90は、環状窪み92の内側
上縁と下側円筒状面99との間に、デスク状膜82を受
け入れる環状凹部94を有する。
【0016】上ハーフ86と下ハーフ90との間には、
圧迫と接着剤とでデスク状薄膜82が保持されている。
デスク状薄膜82は、例えば、合成ゴム、Goodyearから
市販されているNATSYNTMのような可撓性の弾性材
料で作られ、環状凹部94の外径とほぼ同じ直径を有し
ている。デスク状膜82は、環状座94の引っ込み長さ
と実質的に同じ幅の厚みを有する。一具体例では、デス
クの厚みは、0.127mm(0.005 インチ) であった。組立後
の形態では、図9に示すように、ドーナツ状部材の上ハ
ーフ86と下ハーフ90は、環状の凹状座94と上ハー
フ86の下面との間に可撓性のデスク状膜82の外側周
辺部を挟み込む。デスク状膜82の周辺部、環状突起8
8および窪み92は、注射液を通さない適当な接着剤を
用いて、しっかりと接着されている。このような組立後
の形態では、ドーナツ状部材84は、滑らかなほぼ丸い
外面85を有する。図10に示すようなデスク状フロー
ト部材80の他の複数の構成部品からなる実施例では、
デスク状フロート部材80は、同一の上ハーフ86と下
ハーフ90を有する。上、下のハーフ86、90の各々
には、図8、図9の下ハーフ90に関して前述したのと
同様の環状の三角形の窪み92と環状凹部94とが形成
されている。図10のデスク状フロート部材80には、
同様に、滑らかな円筒状の内面98、99と、内方に収
束するガイド面96、97とが形成されている。しかし
ながら、この実施例では、薄膜82は、上、下のドーナ
ツ状ハーフ86、90の環状窪み92の中に取付けるこ
とのできる拡大外側周辺部108を有する。
圧迫と接着剤とでデスク状薄膜82が保持されている。
デスク状薄膜82は、例えば、合成ゴム、Goodyearから
市販されているNATSYNTMのような可撓性の弾性材
料で作られ、環状凹部94の外径とほぼ同じ直径を有し
ている。デスク状膜82は、環状座94の引っ込み長さ
と実質的に同じ幅の厚みを有する。一具体例では、デス
クの厚みは、0.127mm(0.005 インチ) であった。組立後
の形態では、図9に示すように、ドーナツ状部材の上ハ
ーフ86と下ハーフ90は、環状の凹状座94と上ハー
フ86の下面との間に可撓性のデスク状膜82の外側周
辺部を挟み込む。デスク状膜82の周辺部、環状突起8
8および窪み92は、注射液を通さない適当な接着剤を
用いて、しっかりと接着されている。このような組立後
の形態では、ドーナツ状部材84は、滑らかなほぼ丸い
外面85を有する。図10に示すようなデスク状フロー
ト部材80の他の複数の構成部品からなる実施例では、
デスク状フロート部材80は、同一の上ハーフ86と下
ハーフ90を有する。上、下のハーフ86、90の各々
には、図8、図9の下ハーフ90に関して前述したのと
同様の環状の三角形の窪み92と環状凹部94とが形成
されている。図10のデスク状フロート部材80には、
同様に、滑らかな円筒状の内面98、99と、内方に収
束するガイド面96、97とが形成されている。しかし
ながら、この実施例では、薄膜82は、上、下のドーナ
ツ状ハーフ86、90の環状窪み92の中に取付けるこ
とのできる拡大外側周辺部108を有する。
【0017】図11に示す他の実施例では、デスク状フ
ロート部材80は、単一の一体品として構成されてい
る。図11のデスク状フロート部材80は、本質的に、
図8、図9、図10に示した複数の構成部品からなる実
施例と同じ外側形状および大きさを有するように構成さ
れている。一体品のフロート部材は、射出成形方法ある
いは他の方法を用いて製造することができ、合成ゴムで
作られてもよい。勿論、図11に示すような単一構造の
デスク状フロート部材は、複数の構成部品からなる構造
よりも安価に作ることができるが、それにもかかわらず
上手く働く。従来のフロートデスクの場合、膜は、多く
の注射液よりも大きい比重を有するシリコンで作られて
いた。それゆえ、ドーナツ状部材は、ポリエチレンのよ
うな小さな比重の材料で作らなければならなかった。あ
る場合には、この組み合わせによって、合成ゴムを用い
る図11に従って作られた物よりも大きな比重を有する
器具になる。図11の底面図を図12に示す。ドーナツ
状部材84は、デスク状膜82を完全に取り囲んでい
る。デスク状膜の直径は、バルブステム64の弁座76
を完全に覆うのに十分である。内方に収束する切頭円錐
状ガイド面97と、滑らかな丸い外面85とが図示され
ている。
ロート部材80は、単一の一体品として構成されてい
る。図11のデスク状フロート部材80は、本質的に、
図8、図9、図10に示した複数の構成部品からなる実
施例と同じ外側形状および大きさを有するように構成さ
れている。一体品のフロート部材は、射出成形方法ある
いは他の方法を用いて製造することができ、合成ゴムで
作られてもよい。勿論、図11に示すような単一構造の
デスク状フロート部材は、複数の構成部品からなる構造
よりも安価に作ることができるが、それにもかかわらず
上手く働く。従来のフロートデスクの場合、膜は、多く
の注射液よりも大きい比重を有するシリコンで作られて
いた。それゆえ、ドーナツ状部材は、ポリエチレンのよ
うな小さな比重の材料で作らなければならなかった。あ
る場合には、この組み合わせによって、合成ゴムを用い
る図11に従って作られた物よりも大きな比重を有する
器具になる。図11の底面図を図12に示す。ドーナツ
状部材84は、デスク状膜82を完全に取り囲んでい
る。デスク状膜の直径は、バルブステム64の弁座76
を完全に覆うのに十分である。内方に収束する切頭円錐
状ガイド面97と、滑らかな丸い外面85とが図示され
ている。
【0018】図1、図2、図4に戻って、流体遮断弁の
操作および使用を説明する。注射液の投与中、注射液1
8は、注射液容器12から、通気された貫入組立体32
中の液体通路を通って、入口ポート45から流出し、滴
下室30の中に滴下する。滴下室30に注射液が溜まる
につれて、注射液のレベルが液室30内で上昇し、その
表面でフロートデスク80を支持する。その対象的な形
状のために、フロートデスク80は、その両側のいずれ
かで浮くことができる。このような構成により、フロー
ト部材を特定の「上」向きに保つための装置を設計する
必要性を除去することができる。加えて、デスク80の
ほぼ平らな形状は、液体中で上下して高い流速中に時期
尚早に着座する傾向を抑える。滴下室30の注射液77
が空になるにつれて、フロートデスク80を支持する表
面レベルが下がる。デスクの弁座76に向けての下降
中、ドーナツ状部材84の円形外面は、滴下室30の円
筒状側壁54の内面と接触して円筒状側壁54の内面に
沿って下降する。注射液が下がり続けると、フロート部
材の丸い外面が滴下室30の先細りの側壁58と接触
し、先細りの部分が、フロート部材80のデスク状膜8
2を強制的にバルブステム64の環状弁座76の上に心
合わせする。上述したように、デスク状膜82の直径
は、環状弁座76を完全に覆うのに十分な大きさであ
る。
操作および使用を説明する。注射液の投与中、注射液1
8は、注射液容器12から、通気された貫入組立体32
中の液体通路を通って、入口ポート45から流出し、滴
下室30の中に滴下する。滴下室30に注射液が溜まる
につれて、注射液のレベルが液室30内で上昇し、その
表面でフロートデスク80を支持する。その対象的な形
状のために、フロートデスク80は、その両側のいずれ
かで浮くことができる。このような構成により、フロー
ト部材を特定の「上」向きに保つための装置を設計する
必要性を除去することができる。加えて、デスク80の
ほぼ平らな形状は、液体中で上下して高い流速中に時期
尚早に着座する傾向を抑える。滴下室30の注射液77
が空になるにつれて、フロートデスク80を支持する表
面レベルが下がる。デスクの弁座76に向けての下降
中、ドーナツ状部材84の円形外面は、滴下室30の円
筒状側壁54の内面と接触して円筒状側壁54の内面に
沿って下降する。注射液が下がり続けると、フロート部
材の丸い外面が滴下室30の先細りの側壁58と接触
し、先細りの部分が、フロート部材80のデスク状膜8
2を強制的にバルブステム64の環状弁座76の上に心
合わせする。上述したように、デスク状膜82の直径
は、環状弁座76を完全に覆うのに十分な大きさであ
る。
【0019】ドーナツ状部材84の外径は、心合わせ部
材68の心合わせ面70のところで、円筒状の先細りの
側壁58の内径よりも小さな直径である。このような形
態によって、フロート部材80は、側壁58による干渉
なしに、弁座76まで下がることができる。デスクが弁
座76に近づくと、バルブステム64の切頭円錐状ガイ
ド面74は、ドーナツ状部材の切頭円錐状面97と協働
して、膜82が最終的に出口ポートを密閉して液体の流
れを止めるまで、デスク状膜82を環状弁座76の上に
心合わせするのを助ける。図5に示すように、滴下室3
0が傾いた場合には、フロートデスクのドーナツ状部材
84は、心合わせ部材68の心合わせ面70に接触す
る。心合わせ面70は、デスクの膜82を弁座76に対
してシールさせるのに十分に液レベルが下がるまで、所
定位置にフロートデスクのその部分を保持する。図4、
図5、図6から分かるように、環状弁座76は、デスク
状膜82の面とドーナツ状部材84の外面との間の距離
よりも大きな距離だけ心合わせ肩の上に配置される。こ
の構成によって、滴下室30が一方に傾いたときでも、
膜82が弁座76の上に効果的にシールすることにな
る。
材68の心合わせ面70のところで、円筒状の先細りの
側壁58の内径よりも小さな直径である。このような形
態によって、フロート部材80は、側壁58による干渉
なしに、弁座76まで下がることができる。デスクが弁
座76に近づくと、バルブステム64の切頭円錐状ガイ
ド面74は、ドーナツ状部材の切頭円錐状面97と協働
して、膜82が最終的に出口ポートを密閉して液体の流
れを止めるまで、デスク状膜82を環状弁座76の上に
心合わせするのを助ける。図5に示すように、滴下室3
0が傾いた場合には、フロートデスクのドーナツ状部材
84は、心合わせ部材68の心合わせ面70に接触す
る。心合わせ面70は、デスクの膜82を弁座76に対
してシールさせるのに十分に液レベルが下がるまで、所
定位置にフロートデスクのその部分を保持する。図4、
図5、図6から分かるように、環状弁座76は、デスク
状膜82の面とドーナツ状部材84の外面との間の距離
よりも大きな距離だけ心合わせ肩の上に配置される。こ
の構成によって、滴下室30が一方に傾いたときでも、
膜82が弁座76の上に効果的にシールすることにな
る。
【0020】図4、図6に示すように、滴下室30の液
レベルが十分に下がると、流体遮断弁は閉じ状態にあ
る。このような状態において、デスクのデスク状膜82
は、弁座76とシール係合の状態にあり、出口ポート6
0を閉じて、そこを通る空気の通過を止める。出口ポー
ト60の下のチューブ24の中に収容された注射液がこ
の液体に作用する重力によって又は膜82が弁座76に
押し付けられると容積ポンプの「押し湯」としての吸い
込み圧力ヘッドを作ると、デスク状膜82と弁座76と
の間のシール性が高められる。空の液体リザーバ12を
満杯のリザーバと取り替えて滴下室30を通る流れを再
開しなければならない場合、着座しているデスクを弁座
76から外して流れを再開させなければならない。新し
い液体リザーバ12を設置した後、デスクを弁座76か
ら外すために、付添い人は点滴室30の側壁を内方に変
形させる。これで、流れが再開することができる。ある
場合には、弁座76とデスク状膜82との間に吸い込み
圧力ヘッドができ、このため、デスク82を外すのに大
きな力が必要となる。しかしながら、本発明に従う構成
によれば、デスク82を容易に外すことができる。滴下
室30の側壁が比較的まっすぐで、デスクの外面85が
丸いので、側壁を変形させてデスク82を解放させるの
に小さな力で足りる。このことは、図3および図6に示
す心合わせ面の両実施例では本当のことである。付添い
人は、親指と人指し指との間に側壁54の先細り部分5
8を両側から掴み、弾性の側壁54を内方に僅かに圧迫
する。変形した壁の内面は、ドーナツ状部材84の丸い
外面85に接触し、デスク82を強制的に押し上げて弁
座76から外す。デスクの丸い外面85は、この外れ動
作を手助けする。側壁54の内面に設けられた外側フィ
ン106が垂直方向に向いているので、これらフィン1
06は、側壁54を内方に変形させるのに必要な力を実
質的に増大させない。
レベルが十分に下がると、流体遮断弁は閉じ状態にあ
る。このような状態において、デスクのデスク状膜82
は、弁座76とシール係合の状態にあり、出口ポート6
0を閉じて、そこを通る空気の通過を止める。出口ポー
ト60の下のチューブ24の中に収容された注射液がこ
の液体に作用する重力によって又は膜82が弁座76に
押し付けられると容積ポンプの「押し湯」としての吸い
込み圧力ヘッドを作ると、デスク状膜82と弁座76と
の間のシール性が高められる。空の液体リザーバ12を
満杯のリザーバと取り替えて滴下室30を通る流れを再
開しなければならない場合、着座しているデスクを弁座
76から外して流れを再開させなければならない。新し
い液体リザーバ12を設置した後、デスクを弁座76か
ら外すために、付添い人は点滴室30の側壁を内方に変
形させる。これで、流れが再開することができる。ある
場合には、弁座76とデスク状膜82との間に吸い込み
圧力ヘッドができ、このため、デスク82を外すのに大
きな力が必要となる。しかしながら、本発明に従う構成
によれば、デスク82を容易に外すことができる。滴下
室30の側壁が比較的まっすぐで、デスクの外面85が
丸いので、側壁を変形させてデスク82を解放させるの
に小さな力で足りる。このことは、図3および図6に示
す心合わせ面の両実施例では本当のことである。付添い
人は、親指と人指し指との間に側壁54の先細り部分5
8を両側から掴み、弾性の側壁54を内方に僅かに圧迫
する。変形した壁の内面は、ドーナツ状部材84の丸い
外面85に接触し、デスク82を強制的に押し上げて弁
座76から外す。デスクの丸い外面85は、この外れ動
作を手助けする。側壁54の内面に設けられた外側フィ
ン106が垂直方向に向いているので、これらフィン1
06は、側壁54を内方に変形させるのに必要な力を実
質的に増大させない。
【0021】滴下室30、バルブステム64及びフロー
ト部材80の製造に用いられる構造材料は、患者への投
与のために選択された注射液と一緒に使用できるような
ものである。側壁54、滴下室30、バルブステム64
および心合わせ部材の構成は、注射液が滴下室30から
空になると、デスク状フロート部材80のシール部材8
2を弁座76の上に心合わせさせるために効果的に協働
する。シール部材82は、弁座76に係合し、滴下室3
0が一方に傾いたとしても効果的なシールを作る。この
構成は、また、弁座76をシールしたデスクの解放を容
易にする。本発明の特定の態様を図示して説明したが、
本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の変
形が可能であることは前述の説明から明らかであろう。
したがって、特許請求の範囲による場合を除いて、本発
明を限定する意図はない。
ト部材80の製造に用いられる構造材料は、患者への投
与のために選択された注射液と一緒に使用できるような
ものである。側壁54、滴下室30、バルブステム64
および心合わせ部材の構成は、注射液が滴下室30から
空になると、デスク状フロート部材80のシール部材8
2を弁座76の上に心合わせさせるために効果的に協働
する。シール部材82は、弁座76に係合し、滴下室3
0が一方に傾いたとしても効果的なシールを作る。この
構成は、また、弁座76をシールしたデスクの解放を容
易にする。本発明の特定の態様を図示して説明したが、
本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の変
形が可能であることは前述の説明から明らかであろう。
したがって、特許請求の範囲による場合を除いて、本発
明を限定する意図はない。
【図1】治療液投与システムの全体図であって、注射液
投与セットに接続された逆さにした注射液容器を示し、
投与セットは、本発明の流体遮断弁を有する滴下室を備
えている。
投与セットに接続された逆さにした注射液容器を示し、
投与セットは、本発明の流体遮断弁を有する滴下室を備
えている。
【図2】図1に示す滴下室の部分拡大断面図であって、
遮断弁は開状態に描かれ、フロート部材が弁座に着座し
ておらず、更に、液体室と一体的に構成された本発明の
心合わせ部材およびバルブステムを示す。
遮断弁は開状態に描かれ、フロート部材が弁座に着座し
ておらず、更に、液体室と一体的に構成された本発明の
心合わせ部材およびバルブステムを示す。
【図3】図2に示す滴下室の拡大断面斜視図。
【図4】図2に示すものと同様の滴下室の断面図であっ
て、閉状態の遮断弁を示し、心合わせ部材および液体室
が2つの部品で作られた本発明の他の実施例を示す。
て、閉状態の遮断弁を示し、心合わせ部材および液体室
が2つの部品で作られた本発明の他の実施例を示す。
【図5】図4に示すものと同様の一方に傾けられた滴下
室の側面図であって、遮断弁を閉じるためのフロート部
材と心合わせ部材との間の協同を示す。
室の側面図であって、遮断弁を閉じるためのフロート部
材と心合わせ部材との間の協同を示す。
【図6】本発明の他の実施例を示す滴下室の拡大断面部
分図であって、心合わせ部材が、バルブステムから半径
方向外方に延び、また、液体室の側壁から半径方向内方
に突出している。
分図であって、心合わせ部材が、バルブステムから半径
方向外方に延び、また、液体室の側壁から半径方向内方
に突出している。
【図7】図6に示すフロートデスクを除いて図6の7−
7線に沿って見た拡大図。
7線に沿って見た拡大図。
【図8】本発明の複数の構成部品からなるフロート部材
の拡大分解断面図。
の拡大分解断面図。
【図9】図8に示す複数の構成部品からなるフロート部
材の組立後の断面図。
材の組立後の断面図。
【図10】複数の構成部品からなるフロート部材の他の
実施例の組立後の断面図。
実施例の組立後の断面図。
【図11】シール膜とドーナツ状部材とが一体品として
作られたデスク状フロート部材の断面図。
作られたデスク状フロート部材の断面図。
【図12】図8、図9、図10および図11に示すデス
ク状フロート部材の底面図。
ク状フロート部材の底面図。
10 注射液点滴注入システム 11 投与セット 30 滴下室 52 底壁 54 側壁 58 先細り部分 60 出口ポート 64 バルブステム 70 心合わせ面 71 フィン 74 ガイド面 76 弁座 80 デスク状フロート部材 82 シール部材(デスク状薄膜) 84 ドーナツ状部材(拡大部分) 96 ガイド面 97 ガイド面(切頭円錐状面) 100 内側心合わせ部材 102 外側心合わせ部材 104 内側フィン 106 外側フィン
Claims (20)
- 【請求項1】 注射液リザーバと患者との間に接続され
る流体導管を通る流体の流れを制御するための流体流遮
断弁であって、該弁が、 前記流体導管と直列に接続され、注射液を溜めるための
液体室を有し、該流体室が、 入口ポートを有する第1の端と、 開口を有する第2の端と、 前記第1の端を前記第2の端に連結する側壁と、 前記第2の端の開口に設けられ、前記液体室の中に突出
する弁座を有するバルブステムとを有し、 前記弁座は、そこを通るボアを有し、該ボアは、前記第
2の端の前記開口に連結された出口ポートを形成し、前
記バルブステムは、前記側壁との間に第1の距離がある
ような大きさを有し、 更に、前記バルブステムと前記側壁との間に設けられ、
前記側壁を前記バルブステムに向けて内方に変形させる
ことができるように、前記第1の距離よりも小さくなる
ように選択された大きさを有し且つ心合わせ面を有する
心合わせ部材と、 前記液体室内に設けられ、該液体室内に溜まった液体に
浮くように形成されたデスク状フロート部材とを有し、
該デスク状フロート部材は、 前記弁座と前記出口ポートとを完全に覆うのに十分な大
きさを有するシール部材と、 該シール部材の周辺部に設けられた拡大周辺部分とを有
し、 前記バルブステムを取り囲む前記側壁の部分の外面が、
長手方向の軸線方向にまっすぐであり、また、前記心合
わせ面が、前記デスク状フロート部材の前記拡大周辺部
分に係合するように配置されて、前記液体室の中に収容
された液体が空になると、前記シール部材を前記バルブ
ステムに心合わせさせる、ことからなる流体流遮断弁。 - 【請求項2】 前記心合わせ部材が、前記弁座の回りの
別の位置に配置された複数の心合わせ面を有する、請求
項1の流体流遮断弁。 - 【請求項3】 一の心合わせ面が前記バルブステムに設
けられ、一の心合わせ面が前記側壁の内側に設けられて
いる、請求項2の流体流遮断弁。 - 【請求項4】 前記心合わせ部材が、前記バルブステム
に設けられて、そこから半径方向外方に延びる複数のフ
ィンからなり、各フィンが、前記第1の距離よりも小さ
な長さを有する、請求項2の流体流遮断弁。 - 【請求項5】 前記心合わせ部材が、前記液体室の側壁
に設けられて、そこから半径方向内方に延びる複数のフ
ィンからなり、各フィンが、前記第1の距離よりも小さ
な長さを有する、請求項2の流体流遮断弁。 - 【請求項6】 前記心合わせ部材が、複数のフィンから
なり、その幾つかが前記バルブステムに設けられてそこ
から外方に延び、また、その幾つかが前記液体室の側壁
に設けられてそこから内方に延び、各フィンは、前記第
1の距離よりも小さな長さを有する、請求項2の流体流
遮断弁。 - 【請求項7】 前記シール部材がデスクの形に形作ら
れ、前記拡大周辺部分が、前記シール部材を取り囲み且
つ丸い外面を有するドーナツ状部材からなる、請求項1
の流体流遮断弁。 - 【請求項8】 前記デスク状フロート部材が、丸い外面
を有するドーナツ状部材によって取り囲まれたシール部
材からなり、前記シール部材と前記ドーナツ状部材が一
体品として一体的に形成されている、請求項1の流体流
遮断弁。 - 【請求項9】 前記弁座が、更に、前記デスク状フロー
ト部材を受けて、これを前記シール部材が前記弁座に係
合する位置に案内するようになったガイド面を有する、
請求項1の流体流遮断弁。 - 【請求項10】 前記弁座の前記ガイド面が、前記デス
ク状フロート部材の前記拡大周辺部分の内面に係合する
ことのできる切頭円錐状の面からなる、請求項9の流体
流遮断弁。 - 【請求項11】 前記デスク状フロート部材が、更に、
前記シール部材が前記弁座に係合する位置に案内するた
めに前記バルブステムを受けるようになったガイド面を
有する、請求項1の流体流遮断弁。 - 【請求項12】 前記デスク状フロート部材の前記ガイ
ド面が、前記拡大周辺部分に形成された内方に収束する
切頭円錐状の面からなる、請求項11の流体流遮断弁。 - 【請求項13】 前記弁座が、更に、前記デスク状フロ
ート部材を受けて前記シール部材が前記弁座に係合する
位置にこれを案内するようになったガイド面を有し、 前記デスク状フロート部材が、更に、前記シール部材が
前記弁座に係合する位置にそれ自身を案内するために前
記バルブステムを受けるようになったガイド面を有す
る、請求項1の流体流遮断弁。 - 【請求項14】 前記弁座の前記ガイド面が、前記デス
ク状フロート部材の前記拡大周辺部分の内面に係合する
ことのできる切頭円錐状の面からなり、 前記デスク状フロート部材の前記ガイド面が、前記拡大
周辺部分に形成された内方に収束する切頭円錐状の面か
らなる、請求項13の流体流遮断弁。 - 【請求項15】 前記液体室と前記心合わせ部材とが、
一体品として一体的に作られている、請求項1の流体流
遮断弁。 - 【請求項16】 前記バルブステムと心合わせ部材とが
一体品として一体的に作られ、且つ、前記液体室とは別
に作られ、且つ、前記液体室に挿入できる形に作られ
て、前記液体室に接合されている、請求項1の流体流遮
断弁。 - 【請求項17】 注射液リザーバと患者との間に接続さ
れる流体導管を通る流体の流れを制御するための流体流
遮断弁であって、該弁が、 前記流体導管と直列に接続され、注射液を溜めるための
液体室を有し、該流体室が、 入口ポートを有する第1の端と、 開口を有する第2の端と、 前記第1の端を前記第2の端に連結する側壁と、 前記第2の端の開口に設けられ、前記液体室の中に突出
する弁座を有するバルブステムとを有し、 前記弁座は、そこを通るボアを有し、該ボアは、前記第
2の端の前記開口に連結された出口ポートを形成し、ま
た、前記バルブステムは、前記側壁との間に第1の距離
があるような大きさを有し、 更に、前記バルブステムと前記側壁との間に設けられ、
前記側壁を前記バルブステムに向けて内方に変形させる
ことができるように、前記第1の距離よりも小さくなる
ように選択された大きさを有する複数の心合わせ面と、 前記液体室内に設けられ、該液体室内に溜まった液体に
浮くように形成されたデスク状フロート部材とを有し、
該デスク状フロート部材は、 前記弁座と前記出口ポートとを完全に覆うのに十分な大
きさを有するデスク状シール部材と、 該シール部材を取り囲み且つ丸い外面を有するドーナツ
状部材とを有し、 前記バルブステムを取り囲む前記側壁の部分の外面が、
長手方向の軸線方向にまっすぐであり、また、前記心合
わせ面が、前記デスク状フロート部材の拡大周辺部分に
係合するように配置されて、前記液体室の中に収容され
た液体が空になると、前記シール部材を前記バルブステ
ムに心合わせさせる、ことからなる流体流遮断弁。 - 【請求項18】 前記心合わせ面が、前記バルブステム
に設けられて、そこから半径方向外方に延びる複数のフ
ィンからなり、各フィンが、前記第1の距離よりも小さ
な長さを有する、請求項17の流体流遮断弁。 - 【請求項19】 前記シール部材と前記デスク状フロー
ト部材のドーナツ状部材とが、一体品として一体的に作
られている、請求項18の流体流遮断弁。 - 【請求項20】 注射液リザーバと患者との間に接続さ
れる流体導管を通る流体の流れを制御するための流体流
遮断弁であって、該弁が、 前記流体導管と直列に接続され、注射液を溜めるための
液体室を有し、該流体室が、 入口ポートを有する第1の端と、 開口を有する第2の端と、 前記第1の端を前記第2の端に連結し、第2の端に向か
って先細りの側壁と、 前記第2の端の開口に設けられ、前記液体室の中に突出
する弁座を有するバルブステムとを有し、 前記弁座は、そこを通るボアを有し、該ボアは、前記第
2の端の前記開口に連結された出口ポートを形成し、ま
た、前記バルブステムは、前記側壁との間に第1の距離
があるような大きさを有し、 更に、複数のフィンを有し、その幾つかが、前記バルブ
ステムに設けられ且つそこから外方に延び、また、その
幾つかが、前記液体室の側壁に設けられ且つそこから内
方に延び、各フィンは、前記側壁を前記バルブステムに
向けて内方に変形させることができるように、前記第1
の距離よりも小さな長さを有し、 また、前記液体室内に設けられ、該液体室内に溜まった
液体に浮くように形成されたデスク状フロート部材とを
有し、該デスク状フロート部材は、 前記弁座と前記出口ポートとを完全に覆うのに十分な大
きさを有するデスク状シール膜と、 該シール部材を取り囲み且つ丸い外面を有するドーナツ
状部材とを有し、 前記液体室に収容された液体が空になると前記シール部
材を前記弁座に心合わせさせるために、前記心合わせ面
が前記デスク状フロート部材の拡大周辺部分に係合する
ように配置されている、ことからなる流体流遮断弁。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/205,189 US5423346A (en) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | Fluid container shut off valve |
US08/205189 | 1994-03-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07260040A true JPH07260040A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=22761173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4441495A Pending JPH07260040A (ja) | 1994-03-03 | 1995-03-03 | 液体容器遮断弁 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5423346A (ja) |
EP (1) | EP0674910A1 (ja) |
JP (1) | JPH07260040A (ja) |
CA (1) | CA2140982A1 (ja) |
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