JPH0634826B2 - 液体流通弁及びこれを備えた医療器具 - Google Patents
液体流通弁及びこれを備えた医療器具Info
- Publication number
- JPH0634826B2 JPH0634826B2 JP17271389A JP17271389A JPH0634826B2 JP H0634826 B2 JPH0634826 B2 JP H0634826B2 JP 17271389 A JP17271389 A JP 17271389A JP 17271389 A JP17271389 A JP 17271389A JP H0634826 B2 JPH0634826 B2 JP H0634826B2
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- JP
- Japan
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- valve member
- liquid flow
- liquid
- valve
- accommodating portion
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/36—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests with means for eliminating or preventing injection or infusion of air into body
- A61M5/40—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests with means for eliminating or preventing injection or infusion of air into body using low-level float-valve to cut off media flow from reservoir
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/2931—Diverse fluid containing pressure systems
- Y10T137/3003—Fluid separating traps or vents
- Y10T137/3021—Discriminating outlet for liquid
- Y10T137/304—With fluid responsive valve
- Y10T137/3052—Level responsive
- Y10T137/3068—Float
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体流通弁及びこれを備えた医療器具に関す
る。
る。
〔従来の技術〕 従来の液体流通弁33は、第6図(イ)、(ロ)に示すよ
うに輸液セット等で用いられる定量チャンバー31内に配
設される。そして、この液体流通弁33は、定量チャンバ
ー31の底面32に設置された液体流通口40と、該液体流通
口40を離着によって開閉可能にする弁部材41と、該弁部
材41を収容する弁部材収容部42とからなり、弁部材収容
部42の側面44が底面32に垂直(第6図(イ)参照),又
は底面32に近付くに従って内方に狭めるように(第6図
(ロ)参照)形成されている。これら液体流通弁33によ
れば、前記定量チャンバー31内に液体がある時は、弁部
材41が浮上して開となり液体が排出され、液体が定量チ
ャンバー31の底面32まで排出されると、弁部材41が液体
流通口40を塞ぎ、以後空気等の流通が遮断される。
うに輸液セット等で用いられる定量チャンバー31内に配
設される。そして、この液体流通弁33は、定量チャンバ
ー31の底面32に設置された液体流通口40と、該液体流通
口40を離着によって開閉可能にする弁部材41と、該弁部
材41を収容する弁部材収容部42とからなり、弁部材収容
部42の側面44が底面32に垂直(第6図(イ)参照),又
は底面32に近付くに従って内方に狭めるように(第6図
(ロ)参照)形成されている。これら液体流通弁33によ
れば、前記定量チャンバー31内に液体がある時は、弁部
材41が浮上して開となり液体が排出され、液体が定量チ
ャンバー31の底面32まで排出されると、弁部材41が液体
流通口40を塞ぎ、以後空気等の流通が遮断される。
しかしながら、上述のような液体流通弁33では、弁部材
41が水面の降下と同時に液体流通口40に近づく時、縁部
が側面44に掛着し、定量チャンバー31の底面32まで液体
が排出されているにもかかわらず、弁部材41が液体流通
口40を塞がず、空気等が流通する可能性がある。従っ
て、輸液セット等に上述のような液体流通弁33を使用す
ることにより、空気が液体と共に供給されてしまう虞が
ある。
41が水面の降下と同時に液体流通口40に近づく時、縁部
が側面44に掛着し、定量チャンバー31の底面32まで液体
が排出されているにもかかわらず、弁部材41が液体流通
口40を塞がず、空気等が流通する可能性がある。従っ
て、輸液セット等に上述のような液体流通弁33を使用す
ることにより、空気が液体と共に供給されてしまう虞が
ある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
弁部材収容部の側面に弁部材が掛着せず、確実に液体流
通口を開閉することができる液体流通弁及びこれを備え
た医療器具を提供することを目的とする。
弁部材収容部の側面に弁部材が掛着せず、確実に液体流
通口を開閉することができる液体流通弁及びこれを備え
た医療器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の液体流通弁は、底面
に設置された液体流通口と、該液体流通口を離着によっ
て開閉可能にする板状の弁部材と、該弁部材を収容する
と共に前記液体流通口を囲い前記底面に設けた弁部材収
容部とからなる液体流通弁であって、前記弁部材収容部
の側面が前記底面に近付くに従って外方に広がるように
形成されている。
に設置された液体流通口と、該液体流通口を離着によっ
て開閉可能にする板状の弁部材と、該弁部材を収容する
と共に前記液体流通口を囲い前記底面に設けた弁部材収
容部とからなる液体流通弁であって、前記弁部材収容部
の側面が前記底面に近付くに従って外方に広がるように
形成されている。
又、本発明の医療用器具は上記の液体流通弁を備えたも
のである。
のである。
上記構成になる液体流通弁によれば、液面の低下と共に
板状の弁部材が降下し弁部材収容部の側面に接しても、
この側面が底面に行くに従って外方に広がるように形成
されているから、板状の弁部材が側面に掛着することな
く確実に液体流通口を塞ぐことが出来る。逆に、液面が
上昇すると、液体流通口を塞いでいた板状の弁部材は液
体流通口から離れる。
板状の弁部材が降下し弁部材収容部の側面に接しても、
この側面が底面に行くに従って外方に広がるように形成
されているから、板状の弁部材が側面に掛着することな
く確実に液体流通口を塞ぐことが出来る。逆に、液面が
上昇すると、液体流通口を塞いでいた板状の弁部材は液
体流通口から離れる。
以下、本発明の実施例を第1図乃至第5図に基づいて詳
述する。
述する。
第1図は輸液セット等に使用される定量チャンバーに設
けられた液体流通弁の1部を断面にした側面図、第2図
は、最適実施例を示すものであり、(イ)は板状の弁部
材の斜視図、(ロ)は液体流通弁における弁部材収容部
の側面図、(ハ)は該弁部材収容部の断面図、第3図は
液体流通弁を適用した定量チャンバーを組み込んだ輸液
セットの側面図である。図面において、1は定量チャン
バーを示し、該定量チャンバー1の底面2には液体流通
弁3が設けられている。この定量チャンバー1はガラ
ス、透明なプラスチックなどで作られており、外側面に
は目盛4が刻まれている。そして、この定量チャンバー
1の頂部にはキャップ5が液密に嵌められ、このキャッ
プ5には通気口6、入口流路7、混流口8が夫々取り付
けられている。又、定量チャンバー1の底部には出口流
路9が取り付けられ、前記底面2に穿設された液体流通
口10につながっている。
けられた液体流通弁の1部を断面にした側面図、第2図
は、最適実施例を示すものであり、(イ)は板状の弁部
材の斜視図、(ロ)は液体流通弁における弁部材収容部
の側面図、(ハ)は該弁部材収容部の断面図、第3図は
液体流通弁を適用した定量チャンバーを組み込んだ輸液
セットの側面図である。図面において、1は定量チャン
バーを示し、該定量チャンバー1の底面2には液体流通
弁3が設けられている。この定量チャンバー1はガラ
ス、透明なプラスチックなどで作られており、外側面に
は目盛4が刻まれている。そして、この定量チャンバー
1の頂部にはキャップ5が液密に嵌められ、このキャッ
プ5には通気口6、入口流路7、混流口8が夫々取り付
けられている。又、定量チャンバー1の底部には出口流
路9が取り付けられ、前記底面2に穿設された液体流通
口10につながっている。
前記液体流通弁3は、前記底面2に設置された液体流通
口10と、該液体流通口10を離着によって開閉する板状の
弁部材11と、該板状の弁部材11を収容し且つ前記液体流
通口10を囲うようにして前記底面2に設けられた弁部材
収容部12とからなっている。この板状の弁部材11は、第
2図(イ)に示すように、直径がDである非常に薄い可
撓性ダイヤフラムで出来ており、薬液等の液体が前述の
定量チャンバー1内に入った際浮上して液体流通口10か
ら離れ、液体の流出と共に下降して液体流通口10に着す
るような素材で形成されている。
口10と、該液体流通口10を離着によって開閉する板状の
弁部材11と、該板状の弁部材11を収容し且つ前記液体流
通口10を囲うようにして前記底面2に設けられた弁部材
収容部12とからなっている。この板状の弁部材11は、第
2図(イ)に示すように、直径がDである非常に薄い可
撓性ダイヤフラムで出来ており、薬液等の液体が前述の
定量チャンバー1内に入った際浮上して液体流通口10か
ら離れ、液体の流出と共に下降して液体流通口10に着す
るような素材で形成されている。
前記弁部材収容部12は、第2図(ロ)に示すように、リ
ング13の上に設けられている。該弁部材11の直径をDと
すると、弁部材収容部12は、長さが0以上D未満の直径
を有する天井15を持ち、天井15から底面2に伸びた側面
14は底面2に近付くに従って外方に広がっている。
ング13の上に設けられている。該弁部材11の直径をDと
すると、弁部材収容部12は、長さが0以上D未満の直径
を有する天井15を持ち、天井15から底面2に伸びた側面
14は底面2に近付くに従って外方に広がっている。
第2図(ハ)は、該弁部材収容部12の断面図を示すもの
である。底面2の任意の点をAとし、Aから側面14に引
いた直線をd、d′とし、側面14との交点をBとする。
底面2と直線dとの角度をαとし、Aを中心として、β
(α>β)なる角を有する直線d′と側面14との交点
B′とする。また、B、B′から底面2に垂線を引き、
底面2との交点夫々C、C′とすると、以下の式を満足
する。
である。底面2の任意の点をAとし、Aから側面14に引
いた直線をd、d′とし、側面14との交点をBとする。
底面2と直線dとの角度をαとし、Aを中心として、β
(α>β)なる角を有する直線d′と側面14との交点
B′とする。また、B、B′から底面2に垂線を引き、
底面2との交点夫々C、C′とすると、以下の式を満足
する。
▲▼>▲▼ ▲▼>▲▼ これにより、板状の弁部材11がdの状態にあると仮定し
た時、液面が下がり、板状の弁部材11が直線d′の状態
に近付いても、側面14に掛着することがなく、第1図に
示した液体流通口10を確実に開閉することが可能である
ことが明らかである。なお、該弁部材収容部12は、その
特徴を備えたうえで、液体通路である開口16を天井15及
び/又は側面14に設けている。
た時、液面が下がり、板状の弁部材11が直線d′の状態
に近付いても、側面14に掛着することがなく、第1図に
示した液体流通口10を確実に開閉することが可能である
ことが明らかである。なお、該弁部材収容部12は、その
特徴を備えたうえで、液体通路である開口16を天井15及
び/又は側面14に設けている。
上記のように構成された液体流通弁3を設けた定量チャ
ンバー1は、第3図に示すように、輸液セットに接続さ
れて使用される。この輸液セットは、非経口溶液容器
(図示せず)の出口に取り付けるための瓶針20に、塩化
ビニル製チューブ21(以下単にチューブ21という)の一
端が取り付けられ、その他端に定量チャンバー31のキャ
ップ5の入口流路7が接続されている。
ンバー1は、第3図に示すように、輸液セットに接続さ
れて使用される。この輸液セットは、非経口溶液容器
(図示せず)の出口に取り付けるための瓶針20に、塩化
ビニル製チューブ21(以下単にチューブ21という)の一
端が取り付けられ、その他端に定量チャンバー31のキャ
ップ5の入口流路7が接続されている。
チューブ21には第1のクランプ22が取り付けられ、第1
のクランプ22の開閉によって容器内の液体は、瓶針20か
らチューブ21を通って定量チャンバー31内に流入した
り、又は止めることが可能となる。定量チャンバー31に
は液体の計量のために目盛4が付されており、これによ
って正確な輸液量を読み取ることができる。さらに、定
量チャンバー1の底面2には、本発明の液体流通弁3の
弁部材収容部12がそのリング底辺部を熱融着等により底
面2に取り付けられており、点滴のために出口流路9が
設けられている。出口流路9には軟質塩化ビニル製の透
明な点滴筒23の一端が融着されており、他端はチューブ
21と同様のチューブ24が融着されている。そして、この
チューブ24には、順次、ゴム製の混注チューブ25、空気
トラップ用タコ管26、静脈針27と夫々接続されている。
チューブ24には流量調節用クランプ28が取り付けられ、
これによって液体の流量を決定出来、流量を点滴筒23に
よって計測できる。
のクランプ22の開閉によって容器内の液体は、瓶針20か
らチューブ21を通って定量チャンバー31内に流入した
り、又は止めることが可能となる。定量チャンバー31に
は液体の計量のために目盛4が付されており、これによ
って正確な輸液量を読み取ることができる。さらに、定
量チャンバー1の底面2には、本発明の液体流通弁3の
弁部材収容部12がそのリング底辺部を熱融着等により底
面2に取り付けられており、点滴のために出口流路9が
設けられている。出口流路9には軟質塩化ビニル製の透
明な点滴筒23の一端が融着されており、他端はチューブ
21と同様のチューブ24が融着されている。そして、この
チューブ24には、順次、ゴム製の混注チューブ25、空気
トラップ用タコ管26、静脈針27と夫々接続されている。
チューブ24には流量調節用クランプ28が取り付けられ、
これによって液体の流量を決定出来、流量を点滴筒23に
よって計測できる。
本発明の液体流通弁3を備えた輸液セットは、実際の使
用に当たって、流量調節用クランプ28及びクランプ22を
閉じ、瓶針20を前述の非経口溶液容器に刺通した後、ク
ランプ22を開いて定量チャンバー1内に液体を100m
程度満たす。液体流通弁3の板状の弁部材11が浮力によ
り液体流通口10から離れ開となり、液体は液体流通口10
の出口流路9を介して点滴筒23へと流出する。点滴筒23
を指でゆっくり押しつぶして離し、点滴筒23の半分程度
まで液体をため、クランプ22を開いて静脈針27の針先ま
で液体が達するようにしてから、流量調節用クランプ28
を閉じる。輸液したい量をクランプ22の開放によって定
量チャンバー31内に溜めたのち、クランプ22を閉じて、
準備が完了する。その後静脈針27を患者の血管に刺通し
て流量調節用クランプ28を徐々にゆるめ、点滴を観察し
ながら速度を調節し、輸液が行なわれる。定量チャンバ
ー1内の液体が少なくなるに従って、板状の弁部材41も
降下していく。弁部材収容部12は前記特徴を備えている
ので、板状の弁部材41は、側面14に掛着せず、液体流通
口10を塞ぐことになり、以後、液体流通口10から液体、
空気等の流通は遮断され、輸液は終了する。
用に当たって、流量調節用クランプ28及びクランプ22を
閉じ、瓶針20を前述の非経口溶液容器に刺通した後、ク
ランプ22を開いて定量チャンバー1内に液体を100m
程度満たす。液体流通弁3の板状の弁部材11が浮力によ
り液体流通口10から離れ開となり、液体は液体流通口10
の出口流路9を介して点滴筒23へと流出する。点滴筒23
を指でゆっくり押しつぶして離し、点滴筒23の半分程度
まで液体をため、クランプ22を開いて静脈針27の針先ま
で液体が達するようにしてから、流量調節用クランプ28
を閉じる。輸液したい量をクランプ22の開放によって定
量チャンバー31内に溜めたのち、クランプ22を閉じて、
準備が完了する。その後静脈針27を患者の血管に刺通し
て流量調節用クランプ28を徐々にゆるめ、点滴を観察し
ながら速度を調節し、輸液が行なわれる。定量チャンバ
ー1内の液体が少なくなるに従って、板状の弁部材41も
降下していく。弁部材収容部12は前記特徴を備えている
ので、板状の弁部材41は、側面14に掛着せず、液体流通
口10を塞ぐことになり、以後、液体流通口10から液体、
空気等の流通は遮断され、輸液は終了する。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、第1図乃至
3図に示す実施例との相違点は、弁部材収容部52の側面
54が底面2に近付くに従って外方に正比例的に広がって
いる点にある。その他の構成・作用については、第1図
乃至第3図に示す実施例と同様なので、図面に符号を付
し説明を省略する。
3図に示す実施例との相違点は、弁部材収容部52の側面
54が底面2に近付くに従って外方に正比例的に広がって
いる点にある。その他の構成・作用については、第1図
乃至第3図に示す実施例と同様なので、図面に符号を付
し説明を省略する。
第5図は本発明の他の実施例を示すもので、第1図乃至
第3図に示す実施例との相違点は、弁部材収容部62の側
面64が底面2に近付くに従って外方に凹に湾曲して広が
っている点にある。
第3図に示す実施例との相違点は、弁部材収容部62の側
面64が底面2に近付くに従って外方に凹に湾曲して広が
っている点にある。
以上詳述したように、本発明の液体流通弁によれば、液
面の低下と共に板状の弁部材が降下し弁部材収容部の側
面に接しても、この側面が底面に近付くに従って外方に
広がるように形成されているから、板状の弁部材が側面
に掛着することなく液体流通口を塞ぐことが出来る。逆
に、液面が上昇すると、液体流通口を塞いでいた板状の
弁部材は液体流通口から離れる。従って、板状の弁部材
により液体流通口を確実に開閉することが出来、輸液中
等に液体がなくなれば、液体流通口を確実に塞ぎ、空気
等の流通を遮断することができる。
面の低下と共に板状の弁部材が降下し弁部材収容部の側
面に接しても、この側面が底面に近付くに従って外方に
広がるように形成されているから、板状の弁部材が側面
に掛着することなく液体流通口を塞ぐことが出来る。逆
に、液面が上昇すると、液体流通口を塞いでいた板状の
弁部材は液体流通口から離れる。従って、板状の弁部材
により液体流通口を確実に開閉することが出来、輸液中
等に液体がなくなれば、液体流通口を確実に塞ぎ、空気
等の流通を遮断することができる。
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示すもので、第1
図は輸液セット等に使用される定量チャンバーに設けら
れた液体流通弁の1部を断面した側面図、第2図は最適
実施例を示すものであり、(イ)は板状の弁部材の斜視
図、(ロ)は液体流通弁における弁部材収容部の側面
図、(ハ)は該弁部材収容部の断面図、第3図は液体流
通弁を適用した定量チャンバーを組み込んだ輸液セット
の側面図、第4図、第5図は弁部材収納部の他の実施例
を示す側面図及び断面図、第6図は従来例を示す第1図
と同様の側面図である。 1、31……定量チャンバー(医療器具) 2、32……底面 3、33……液体流通弁 10、40……液体流通口 11、41……板状の弁部材 12、52、62……弁部材収容部 14、54、64……側面
図は輸液セット等に使用される定量チャンバーに設けら
れた液体流通弁の1部を断面した側面図、第2図は最適
実施例を示すものであり、(イ)は板状の弁部材の斜視
図、(ロ)は液体流通弁における弁部材収容部の側面
図、(ハ)は該弁部材収容部の断面図、第3図は液体流
通弁を適用した定量チャンバーを組み込んだ輸液セット
の側面図、第4図、第5図は弁部材収納部の他の実施例
を示す側面図及び断面図、第6図は従来例を示す第1図
と同様の側面図である。 1、31……定量チャンバー(医療器具) 2、32……底面 3、33……液体流通弁 10、40……液体流通口 11、41……板状の弁部材 12、52、62……弁部材収容部 14、54、64……側面
Claims (2)
- 【請求項1】底面に設置された液体流通口と、該液体流
通口を離着によって開閉可能にする板状の弁部材と、該
弁部材を収容すると共に前記液体流通口を囲い前記底面
に設けた弁部材収容部とからなる液体流通弁であって、
前記弁部材収容部の側面が前記底面に近付くに従って外
方に広がるように形成されていることを特徴とする液体
流通弁。 - 【請求項2】請求項(1)に記載の液体流通弁を備えた医
療器具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17271389A JPH0634826B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 液体流通弁及びこれを備えた医療器具 |
US07/547,057 US5031654A (en) | 1989-07-04 | 1990-06-29 | Fluid passage valve and medical instrument using same |
AU58625/90A AU612939B2 (en) | 1989-07-04 | 1990-07-03 | Fluid passage valve and medical instrument using same |
DE1990612679 DE69012679T2 (de) | 1989-07-04 | 1990-07-04 | Flüssigkeits-Durchflussventil für medizinische Instrumente. |
EP19900112756 EP0406822B1 (en) | 1989-07-04 | 1990-07-04 | Fluid passage valve and medical instrument using same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17271389A JPH0634826B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 液体流通弁及びこれを備えた医療器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337076A JPH0337076A (ja) | 1991-02-18 |
JPH0634826B2 true JPH0634826B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=15946955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17271389A Expired - Fee Related JPH0634826B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 液体流通弁及びこれを備えた医療器具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5031654A (ja) |
EP (1) | EP0406822B1 (ja) |
JP (1) | JPH0634826B2 (ja) |
AU (1) | AU612939B2 (ja) |
DE (1) | DE69012679T2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2090291A1 (en) * | 1993-02-24 | 1994-08-25 | Yueh-Horng Chen | Device for use in controlling intravenous drip |
US5334170A (en) | 1993-07-14 | 1994-08-02 | Abbott Laboratories | Dye management system including an administration set with an in-line burette |
US5445623A (en) * | 1993-07-28 | 1995-08-29 | Richmond; Frank M. | Drip chamber with luer fitting |
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