JPH07259915A - 車輪のサスペンション装置 - Google Patents
車輪のサスペンション装置Info
- Publication number
- JPH07259915A JPH07259915A JP6076591A JP7659194A JPH07259915A JP H07259915 A JPH07259915 A JP H07259915A JP 6076591 A JP6076591 A JP 6076591A JP 7659194 A JP7659194 A JP 7659194A JP H07259915 A JPH07259915 A JP H07259915A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- weight
- suspension device
- wheel
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/04—Wound springs
- F16F1/12—Attachments or mountings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F7/00—Vibration-dampers; Shock-absorbers
- F16F7/10—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
- F16F7/104—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
- F16F7/116—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on metal springs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/20—Type of damper
- B60G2202/25—Dynamic damper
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の走行時の振動による乗り心地（クッ
ション性）をコイルスプリングを変えずに良くする。 【構成】 車体側と車輪側との間に設けた、ショックア
ブソーバ３およびコイルスプリング４を有する車輪のサ
スペンション構造において、コイルスプリング４の内部
空間に、ワイヤー（ロッド状固定手段）10を介してコイ
ルスプリング４の線材4aに重錘９を支持した。重錘９が
ダンパーとして働くので、重錘９を含むコイルスプリン
グ４のばね特性（クッション特性）を変えることができ
る。また、共振位置を合わせ、振動騒音を減少させるこ
とができる。また、重錘９とコイルスプリング４とが一
体物になるので組付作業が容易になる。
ション性）をコイルスプリングを変えずに良くする。 【構成】 車体側と車輪側との間に設けた、ショックア
ブソーバ３およびコイルスプリング４を有する車輪のサ
スペンション構造において、コイルスプリング４の内部
空間に、ワイヤー（ロッド状固定手段）10を介してコイ
ルスプリング４の線材4aに重錘９を支持した。重錘９が
ダンパーとして働くので、重錘９を含むコイルスプリン
グ４のばね特性（クッション特性）を変えることができ
る。また、共振位置を合わせ、振動騒音を減少させるこ
とができる。また、重錘９とコイルスプリング４とが一
体物になるので組付作業が容易になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のクッション性
を考慮した車輪のサスペンション装置に関するものであ
る。
を考慮した車輪のサスペンション装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車の車輪はサスペンション装
置によって支持されている。前輪と後輪とは機能上の構
成が異なるため別々の構造になっているものが多く、ま
た、独立懸架方式となっているものが一般的である。図
７に示すサスペンション構造は車輪１に対してトレーリ
ングロッド２、ショックアブソーバ３およびコイルスプ
リング４がその車軸受５に連結している。トレーリング
ロッド２は前方向に延びてこの他端を車体フレーム６に
軸支している。また、ショックアブソーバ３およびコイ
ルスプリング４は上方に延びこれらの他端は上方に延設
された車体フレーム６に取付けられている。
置によって支持されている。前輪と後輪とは機能上の構
成が異なるため別々の構造になっているものが多く、ま
た、独立懸架方式となっているものが一般的である。図
７に示すサスペンション構造は車輪１に対してトレーリ
ングロッド２、ショックアブソーバ３およびコイルスプ
リング４がその車軸受５に連結している。トレーリング
ロッド２は前方向に延びてこの他端を車体フレーム６に
軸支している。また、ショックアブソーバ３およびコイ
ルスプリング４は上方に延びこれらの他端は上方に延設
された車体フレーム６に取付けられている。
【０００３】自動車の乗り心地には居住性やクッション
性があるが、特に、クッション性は、ショックアブソー
バ３およびコイルスプリング４のばね性に依存すること
が多く、車輪１の空気圧は操作性を良くするように路面
に合わせて行うことの方が多い。ショックアブソーバ３
およびコイルスプリング４の伸縮距離（ストローク）
は、コイルスプリング４の方が短くなっており、コイル
スプリング４の車体フレーム６側の取付箇所には、その
中心位置にゴム製のバンプストッパ７が設けられてい
る。バンプストッパ７はコイルスプリング４が収縮した
時にその下方のストッパ部材と衝突し、車体の衝撃力を
コイルスプリング４とにより吸収させている。バンプス
トッパ７が干渉したときはばね性とゴムの弾性とが組み
合わされたクッション特性になる。
性があるが、特に、クッション性は、ショックアブソー
バ３およびコイルスプリング４のばね性に依存すること
が多く、車輪１の空気圧は操作性を良くするように路面
に合わせて行うことの方が多い。ショックアブソーバ３
およびコイルスプリング４の伸縮距離（ストローク）
は、コイルスプリング４の方が短くなっており、コイル
スプリング４の車体フレーム６側の取付箇所には、その
中心位置にゴム製のバンプストッパ７が設けられてい
る。バンプストッパ７はコイルスプリング４が収縮した
時にその下方のストッパ部材と衝突し、車体の衝撃力を
コイルスプリング４とにより吸収させている。バンプス
トッパ７が干渉したときはばね性とゴムの弾性とが組み
合わされたクッション特性になる。
【０００４】バンプストッパ７がこのようにクッション
性に関与するため、自動車の乗り心地を良くするため
に、図８に示すように、バンプストッパ７の内部に空間
部を形成させその中にシリコンゲル８を充填し、衝撃力
の吸収特性を滑らかにしたものがある（実開平1-81305
号参照）。また、シリコンゲル８の注入構造によりクッ
ション特性を調節するようになっている。そして、クッ
ション特性と共に衝撃音の低下を目的としている。
性に関与するため、自動車の乗り心地を良くするため
に、図８に示すように、バンプストッパ７の内部に空間
部を形成させその中にシリコンゲル８を充填し、衝撃力
の吸収特性を滑らかにしたものがある（実開平1-81305
号参照）。また、シリコンゲル８の注入構造によりクッ
ション特性を調節するようになっている。そして、クッ
ション特性と共に衝撃音の低下を目的としている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コイル
スプリング４の特性はそのまま同じであり、バンプスト
ッパ７も衝突によってはじめて作用するので、乗り心地
の改善はわずかなものである。また、組付け性において
も、生産ラインにおいてはバンプストッパ７を取付けて
からコイルスプリング４を取付けるという２工程を要し
ており、作業スペースを取り、部品点数が多く、効率の
悪いものであった。また、空洞のバンプストッパ７を製
作し、その内部にシリコンゲル８を充填する作業も煩雑
である。
スプリング４の特性はそのまま同じであり、バンプスト
ッパ７も衝突によってはじめて作用するので、乗り心地
の改善はわずかなものである。また、組付け性において
も、生産ラインにおいてはバンプストッパ７を取付けて
からコイルスプリング４を取付けるという２工程を要し
ており、作業スペースを取り、部品点数が多く、効率の
悪いものであった。また、空洞のバンプストッパ７を製
作し、その内部にシリコンゲル８を充填する作業も煩雑
である。
【０００６】本発明は、クッション性、作業性を良くす
るようにした車輪のサスペンション装置を提供すること
を目的とする。
るようにした車輪のサスペンション装置を提供すること
を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、車体側と車輪側との間に、ショックアブソ
ーバおよびコイルスプリングを介装した車輪のサスペン
ション装置において、前記コイルスプリングの内部空間
に固定手段を介して前記コイルスプリングの線材に重錘
を支持したことを特徴とする。重錘はコイルスプリング
の長さに対し好適な位置に設置する。
するために、車体側と車輪側との間に、ショックアブソ
ーバおよびコイルスプリングを介装した車輪のサスペン
ション装置において、前記コイルスプリングの内部空間
に固定手段を介して前記コイルスプリングの線材に重錘
を支持したことを特徴とする。重錘はコイルスプリング
の長さに対し好適な位置に設置する。
【０００８】上記の固定手段をロッド状に延長し、ま
た、重錘を鋼材、あるいは、ゴム部材を被覆した鋼材で
構成した。
た、重錘を鋼材、あるいは、ゴム部材を被覆した鋼材で
構成した。
【０００９】
【作用】本発明は上記のように構成したものであり、コ
イルスプリングに重錘を装着したものを車体側と車輪側
との間に介装したことで、コイルスプリングのばね性が
重錘の取付位置によって変化し、重錘を含めたコイルス
プリングのクッション特性を調節することができる。望
ましくは、走行時において、振動音の激しくなる車速の
ときにクッション性を良くする（振動音による音圧を減
少させる）ように調節する。また、重錘を鋼材にする
か、あるいはゴム部材を被覆した鋼材にするかによって
もクッション性を調節することができ、鋼材、ゴム部材
を含む重量を変えることでダンパー効果を調節できる。
イルスプリングに重錘を装着したものを車体側と車輪側
との間に介装したことで、コイルスプリングのばね性が
重錘の取付位置によって変化し、重錘を含めたコイルス
プリングのクッション特性を調節することができる。望
ましくは、走行時において、振動音の激しくなる車速の
ときにクッション性を良くする（振動音による音圧を減
少させる）ように調節する。また、重錘を鋼材にする
か、あるいはゴム部材を被覆した鋼材にするかによって
もクッション性を調節することができ、鋼材、ゴム部材
を含む重量を変えることでダンパー効果を調節できる。
【００１０】また、コイルスプリングと重錘とを、車体
に組付ける前に一体に構成することができるので、生産
ラインでの作業性が簡単になり、固定手段をロッド状に
延長したことで作業が容易となる。また、鋼材にゴム部
材を被覆することで衝撃力の吸収特性を滑らかにする。
に組付ける前に一体に構成することができるので、生産
ラインでの作業性が簡単になり、固定手段をロッド状に
延長したことで作業が容易となる。また、鋼材にゴム部
材を被覆することで衝撃力の吸収特性を滑らかにする。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図１に示すように、車輪１を支持するサスペ
ンション構造は、上端を車体フレーム６に固定し、下端
を車軸受５に固定したコイルスプリング４と、同様に斜
めに配設したショックアブソーバ３とを有している。符
号２で示すものはトレーリングロッドである。コイルス
プリング４の長さの中間部には、コイルスプリング４の
線材4aに支持された重錘９が設置され、この重錘９はコ
イルスプリング４の伸縮時にダンパーとして作用する。
重錘９は鋼材（金属重量物）で製作される。
説明する。図１に示すように、車輪１を支持するサスペ
ンション構造は、上端を車体フレーム６に固定し、下端
を車軸受５に固定したコイルスプリング４と、同様に斜
めに配設したショックアブソーバ３とを有している。符
号２で示すものはトレーリングロッドである。コイルス
プリング４の長さの中間部には、コイルスプリング４の
線材4aに支持された重錘９が設置され、この重錘９はコ
イルスプリング４の伸縮時にダンパーとして作用する。
重錘９は鋼材（金属重量物）で製作される。
【００１２】重錘９の取付けは、重錘９の両側に耳部を
形成してコイルスプリング４の線材4aに溶着させても良
いが、図２に示すように、その両側から延びたワイヤー
（ロッド状固定手段）10の先端を輪状にして線材4aと溶
接させている。また、車体側から適宜の距離ａに位置さ
せるが、設計上、実験上から音圧の低い好適な位置を求
める。
形成してコイルスプリング４の線材4aに溶着させても良
いが、図２に示すように、その両側から延びたワイヤー
（ロッド状固定手段）10の先端を輪状にして線材4aと溶
接させている。また、車体側から適宜の距離ａに位置さ
せるが、設計上、実験上から音圧の低い好適な位置を求
める。
【００１３】このように構成した重錘９を有するコイル
スプリング４はダンパー作用が強く働き、クッション特
性が変化し、乗り心地を良くしようとするものである。
また、自動車の製造において、あらかじめ重錘９を溶着
したコイルスプリング４を車体に取付けるので、生産ラ
インにおける組付作業が簡単になり、かつ、作業スペー
スも縮小することができる。また、コイルスプリング４
と重錘９とが一体化することにより、周辺部品を含み、
部品点数を減らすことができる。
スプリング４はダンパー作用が強く働き、クッション特
性が変化し、乗り心地を良くしようとするものである。
また、自動車の製造において、あらかじめ重錘９を溶着
したコイルスプリング４を車体に取付けるので、生産ラ
インにおける組付作業が簡単になり、かつ、作業スペー
スも縮小することができる。また、コイルスプリング４
と重錘９とが一体化することにより、周辺部品を含み、
部品点数を減らすことができる。
【００１４】また、図２に示すように、コイルスプリン
グ４に取付けた重錘９の距離ａによってダンパー作用が
異なり、クッション特性を変えることができる。重錘９
の大きさを変えてダンパー作用の強弱を変更することも
できる。また、従来、図４の点線で示すように、走行時
のあるスピード（ここでは約60〜70ｋｍ／ｈ）において
音圧（振動音）が極端に増加する場合、この部分の振動
を主に減衰させるようにすることができる。すなわち、
重錘９の質量を調節することにより、重錘９を含むコイ
ルスプリング４を任意の固有振動数に合わせることがで
きるので、音圧が極端に増加するときの固有振動数に合
うように重錘９の位置、質量を調節し、コイルスプリン
グ４の共振、足廻り部品の共振によるロードノイズの低
減を図ることができる。
グ４に取付けた重錘９の距離ａによってダンパー作用が
異なり、クッション特性を変えることができる。重錘９
の大きさを変えてダンパー作用の強弱を変更することも
できる。また、従来、図４の点線で示すように、走行時
のあるスピード（ここでは約60〜70ｋｍ／ｈ）において
音圧（振動音）が極端に増加する場合、この部分の振動
を主に減衰させるようにすることができる。すなわち、
重錘９の質量を調節することにより、重錘９を含むコイ
ルスプリング４を任意の固有振動数に合わせることがで
きるので、音圧が極端に増加するときの固有振動数に合
うように重錘９の位置、質量を調節し、コイルスプリン
グ４の共振、足廻り部品の共振によるロードノイズの低
減を図ることができる。
【００１５】重錘９は、図３に示すように、表面をゴム
部材で製作し、中心に金属11を埋め込んで製作しても良
い。この場合、コイルスプリング４の収縮時に重錘９が
車体フレーム側あるいは車軸受側に当たってもゴム部材
により衝撃力の吸収性が滑らかになり、衝撃音も軽減さ
れる。
部材で製作し、中心に金属11を埋め込んで製作しても良
い。この場合、コイルスプリング４の収縮時に重錘９が
車体フレーム側あるいは車軸受側に当たってもゴム部材
により衝撃力の吸収性が滑らかになり、衝撃音も軽減さ
れる。
【００１６】また、図５に示すように、バンプストッパ
７に金属11を先端部側に埋設することでダンパー作用を
調節することができる。この金属11を埋設したバンプス
トッパ７を、上記の重錘９を取付けたコイルスプリング
４と併用して使用することもできる（図６参照）。金属
11を埋設することは液体を充填することと異なり、一体
成形ができるのでこの部品製造が容易であり、生産ライ
ンでの組立工数を減らすことができる。なお、コイルス
プリング４に掛ける重錘９は、３本のワイヤー10によっ
て取付けても良い（図６参照）。
７に金属11を先端部側に埋設することでダンパー作用を
調節することができる。この金属11を埋設したバンプス
トッパ７を、上記の重錘９を取付けたコイルスプリング
４と併用して使用することもできる（図６参照）。金属
11を埋設することは液体を充填することと異なり、一体
成形ができるのでこの部品製造が容易であり、生産ライ
ンでの組立工数を減らすことができる。なお、コイルス
プリング４に掛ける重錘９は、３本のワイヤー10によっ
て取付けても良い（図６参照）。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成した車輪の
サスペンション構造であるから、衝撃によるコイルスプ
リングの振動は重錘によって抑制され、振動を積極的に
減少させることができる。また、鋼材にゴム部材を被覆
した重錘は、バンプストッパとの衝突力が緩和され、衝
突音を減少させることができる。また、鋼材の大きさを
変えることのほか、取付位置を上下方向に変更すること
により、コイルスプリングを変更しないで総体的なクッ
ション特性を変えることができる。また、コイルスプリ
ングの内部においては鋼材をゴム部材で被覆することに
より防錆し、メンテナンスを容易にすることができる。
このようにして、振動騒音を軽減させ乗り心地の改善を
図ることができる。また、生産ラインにおいては、部品
の一体化によりコストダウンを図ることができ、生産性
を良くするものである。
サスペンション構造であるから、衝撃によるコイルスプ
リングの振動は重錘によって抑制され、振動を積極的に
減少させることができる。また、鋼材にゴム部材を被覆
した重錘は、バンプストッパとの衝突力が緩和され、衝
突音を減少させることができる。また、鋼材の大きさを
変えることのほか、取付位置を上下方向に変更すること
により、コイルスプリングを変更しないで総体的なクッ
ション特性を変えることができる。また、コイルスプリ
ングの内部においては鋼材をゴム部材で被覆することに
より防錆し、メンテナンスを容易にすることができる。
このようにして、振動騒音を軽減させ乗り心地の改善を
図ることができる。また、生産ラインにおいては、部品
の一体化によりコストダウンを図ることができ、生産性
を良くするものである。
【図１】本発明による実施例の車輪のサスペンション装
置の側面図である。
置の側面図である。
【図２】図１に示すサスペンション装置のコイルスプリ
ングの説明図である。
ングの説明図である。
【図３】図１に示す、重錘を取付けたコイルスプリング
の断面図である。
の断面図である。
【図４】図１に示すサスペンション装置の特性を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図５】実施例の他のバンプストッパの断面図である。
【図６】図５に示すバンプストッパを使用したサスペン
ション装置の要部斜視図である。
ション装置の要部斜視図である。
【図７】従来の車輪のサスペンション装置の側面図であ
る。
る。
【図８】図７に示すサスペンション装置に使用されるバ
ンプストッパの断面図である。
ンプストッパの断面図である。
１ 車輪 ３ ショックアブソーバ ４ コイルスプリング 4a 線材 ９ 重錘 10 固定手段 11 金属
Claims (4)
- 【請求項１】 車体側と車輪側との間に、ショックアブ
ソーバおよびコイルスプリングを介装した車輪のサスペ
ンション装置において、前記コイルスプリングの内部空
間に固定手段を介して前記コイルスプリングの線材に重
錘を支持したことを特徴とする車輪のサスペンション装
置。 - 【請求項２】 固定手段をロッド状に延長したことを特
徴とする請求項１記載の車輪のサスペンション装置。 - 【請求項３】 重錘を鋼材で構成したことを特徴とする
請求項１記載の車輪のサスペンション装置。 - 【請求項４】 重錘を、ゴム部材を被覆した鋼材で構成
したことを特徴とする請求項１記載の車輪のサスペンシ
ョン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6076591A JPH07259915A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 車輪のサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6076591A JPH07259915A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 車輪のサスペンション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07259915A true JPH07259915A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13609559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6076591A Pending JPH07259915A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 車輪のサスペンション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07259915A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1081407A1 (de) * | 1999-09-06 | 2001-03-07 | Siemens SGP Verkehrstechnik GmbH | Gedämpfte Feder |
| FR2857715A1 (fr) * | 2003-07-18 | 2005-01-21 | Stihl Ag & Co Kg Andreas | Element antivibration |
| DE19707617B4 (de) * | 1996-03-08 | 2006-08-31 | Volkswagen Ag | Federbein für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zum Verringern von Eigenschwingungen einer Schraubenfeder eines Kraftfahrzeug-Federbeins |
| JP2014196755A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 山下ゴム株式会社 | 緩衝装置 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP6076591A patent/JPH07259915A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19707617B4 (de) * | 1996-03-08 | 2006-08-31 | Volkswagen Ag | Federbein für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zum Verringern von Eigenschwingungen einer Schraubenfeder eines Kraftfahrzeug-Federbeins |
| EP1081407A1 (de) * | 1999-09-06 | 2001-03-07 | Siemens SGP Verkehrstechnik GmbH | Gedämpfte Feder |
| FR2857715A1 (fr) * | 2003-07-18 | 2005-01-21 | Stihl Ag & Co Kg Andreas | Element antivibration |
| US7357380B2 (en) | 2003-07-18 | 2008-04-15 | Andreas Stihl Ag & Co Kg | Anti-vibration element |
| JP2014196755A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 山下ゴム株式会社 | 緩衝装置 |
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