JPH0725983U - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JPH0725983U
JPH0725983U JP5808593U JP5808593U JPH0725983U JP H0725983 U JPH0725983 U JP H0725983U JP 5808593 U JP5808593 U JP 5808593U JP 5808593 U JP5808593 U JP 5808593U JP H0725983 U JPH0725983 U JP H0725983U
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利人 大羽
允久 小野
貴由 星野
敏久 伊奈
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
New Delta Industrial Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
New Delta Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送気ブロワからの送気の温度低下が少ない廃
棄物処理装置をうることを目的とするものである。 【構成】 送気ブロワからヒータ管を介して醗酵槽に連
通する送気ノズルに温風を供給する温風供給装置のその
送気ノズル入口に近接した位置に送気ブロワを配設し、
かつ送気ブロワの近くにヒータ管を配設した廃棄物処理
装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は業務上発生する生ごみや、家庭において発生する生ごみ等を集めて集中 的に処理する廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から使用されている廃棄物処理装置は醗酵槽内に複数の攪拌爪を有する攪 拌爪軸を回転自在に枢支すると共に醗酵槽内に温風を供給する温風供給装置を取 付けて、醗酵槽内の生ごみを攪拌爪で攪拌しながら温風によって醗酵処理を行う ように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような廃棄物処理装置の温風供給装置は醗酵槽の外側ケーシングに収納 されており、送気ブロワからの温風管の中途部に醗酵槽内に供給される空気を加 熱するヒータを取付けると共に温風管の先端部を醗酵槽の底部に延伸している。 したがってケーシング内の温風管の長さは長くなっており、ヒータより昇温した あとの配管が長いため、送気の温度低下は免れない。 本案は以上のような欠点を解消すべく考案されたもので送気ブロワからの送気 の温度低下が少ない廃棄物処理装置をうることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本案は以上のような目的を達成するために次のような廃棄物処理装置を提供す るものである。 すなわち、醗酵槽内に複数の攪拌爪を有する攪拌爪軸を回転自在に枢支すると共 に同醗酵槽内に温風を供給する温風供給装置を取付けて同醗酵槽内の生ごみを攪 拌爪で攪拌しながら温風によって醗酵処理を行う有機系廃棄物処理装置において 送気ブロワからヒータ管を介して醗酵槽に連通する通気ノズルに温風を供給する 温風供給装置のその送気ノズル入口に近接した位置に送気ブロワを配設し、かつ 送気ブロワの近くにヒータ管を配設した廃棄物処理装置である。
【0005】
【実施例】
以下、図面に示す実施例に基づいて説明する。 先ず従来の廃棄物処理装置から説明する。 第9、10図において、(1)は廃棄物処理装置を示し、同処理装置(1)は 架台(2)上に上部に投入口(3a)を有する醗酵槽(3)を載置し、醗酵槽( 3)の中央部には軸受(4a)に軸架した攪拌爪軸(4)を架設して攪拌爪軸に 複数の攪拌爪(5)を取付けている。 攪拌爪(5)は先端部が湾曲した、なた状の爪に構成されている。そして攪拌爪 (5)の回転軌跡の先端位置には切刃が突設されており、切刃と攪拌爪(5)と の共同作業により投入口(3a)から醗酵槽(3)内に投入される生ごみを破砕 するようになっている。
【0006】 さらに醗酵槽(3)の側面には攪拌爪軸(4)を回転させる駆動モーター(7 )、熱風を醗酵槽(3)に供給する送気ブロワ等が収納された制御部分(6)を 配設しており、ケーシング(6a)の下部に配設したモーター(7)の出力軸( 7a)からチェーン(10)を介して攪拌爪軸(4)の入力スプロケット(9) を駆動するようになっている。 又、ケーシング(6a)には送気ブロワ(8)を収納しておりブロワ(8)か らの温風管(11)の中途部に醗酵槽(3)内に供給される空気を加熱するヒー ター(12)を設けると共に温風管(11)の先端部を醗酵槽(3)の底部に延 伸し温風供給装置を構成している。 そして醗酵槽(3)は仕切壁(13)で左右に区画され、これにしたがって温 風管(11)を中途部より分岐して各醗酵槽の底部に配設させている。 (14)は醗酵槽(3)内の天井中央部に配設した温風管(11)から分岐した 2本の分岐温風管を示し、各分岐温風管(14)(14)の先端部に吹き出し口 (11a)を設けている。
【0007】 更に醗酵槽(3)の天井部には複数の吹込口(15a)を有する排気用ダクト (15)の一端部にケーシング(6a)内に配設した排気ブロワ(16)を連結 している。排気ブロワ口(16a)には排気接続パイプ(17)を介してケーシ ング(6a)外側部の排気筒(18)に接続している。 そして排気ブロワ(16)の作動によってブロワ(16)に連通した排気用ダク ト(15)吸込口から醗酵槽(3)内の空気を吸込み、排気ブロワ(16)によ って吸込んだ醗酵槽(3)内の空気はブロワ(16)から排気接続パイプ(17 )を通過して排気筒(18)より外気に強制的に排出される。 (19)はケーシング(6a)と醗酵槽(3)とを連通した連通管であって排気 ブロワ(16)による醗酵槽(3)内の空気の強制排出にともなってケーシング (6a)内の熱気を醗酵槽内に供給するようになっている。
【0008】 又、醗酵槽(3)の上部に設けた投入口(3a)には投入口蓋(20)を開閉 自在に取付けており、醗酵槽(3)の正面には処理物取出口開閉用の蓋(21) がある。
【0009】 以上のような廃棄物処理装置の温風供給装置はケーシング(6a)内に収納さ れていて、送気ブロワ(8)からの温風管(11)の中途部に醗酵槽(3)内に 供給される空気を加熱するヒータ(12)を取付けており、温風管(11)の先 端部を醗酵槽(3)の底部に延伸している。そして温風管(11)は天井中央部 から分岐させて2本の分岐温風管(14)を形成し、その先端部に吹き出し口、 すなわちノズル口(21)を設けている。 以上のものによると温風管(11)の長さが長くなっており、したがってヒー タにより昇温した後の配管が長く送気の温度低下は免れない。 本案は以上の点を改良し、送気ブロワからヒータ管を介して醗酵槽に連通する送 気ノズルに温風を供給する温風供給装置のその送気ノズル入口に近接した位置に 送気ブロワを配設し、かつ送気ブロワの近くにヒータ管を配設したものである。 以上のような点を配設した実施例について更に説明すると次のようである。 すなわち、図1に示すように醗酵槽の外形をT字形に形成し、そのT字形張出 部の下方空間に攪拌爪軸の駆動系と、その駆動モータ、温風供給装置の送気ブロ ワ、ヒータ、スイッチ等の電装類の各機器類を配置している。 図示のものは醗酵槽(22)の左側張出部(23)の下側に1つの空間部(24 )を形成し、これに駆動系を収納し、醗酵槽の右側張出部(25)の下側に1つ の空間部(26)を形成し、これに電装類を収納している。 醗酵槽本体の中央部には攪拌爪(27)の軸(28)が左右の軸受(29a) (29b)に軸架されており、左右の各醗酵槽内において攪拌爪(27)が取付 けられている。
【0010】 左方の空間(24)に収納された駆動系は図1、図2に示すように左方の空間 (24)から更に本体の中央側に向かい、かつ後方から前方に向かって凹状に喰 い込んだ洞穴(30)中に収納された駆動モータ(31)から駆動されるもので その駆動軸(32)の小歯車(33)に噛合する中間軸(34)の大歯車(35 )が駆動モーターで駆動され、更に中間軸(34)の小スプロケット(36)か らチェーン(37)を介して大スプロケット(38)が駆動されて攪拌爪軸(2 8)が駆動される。したがって駆動モータ(31)から2段変速で攪拌爪軸(2 8)は駆動される。図中(39)は軸(34)と軸(28)とをつなぐステーを 示す。
【0011】 次に右方の空間(26)に収納された電装類は図5に示す如く送気ブロワ(4 0)が収納され、その出口(41)から可擣管(42)を介してヒータ(43) の入口(44)に空気が導入されヒータ(43)で空気が熱せられてヒータ(4 3)の出口(45)から空気取入口(46)を介して攪拌槽本体(22)の底部 に横設されたノズル管(47)に誘導されてそのノズル口(48)から温風が噴 出されて処理物を好気性微生物で醗酵を促進するようになっている。 そして醗酵槽(22)の本体正面には処理物取出用蓋(49)がある。
【0012】 図6、図7、図8は醗酵槽上部本体を示すもので、醗酵槽上部本体(50)の 天面(51)が正面に向かって下向き傾斜に設けられ、水平な裾部口縁(52) が醗酵槽本体(22)の口縁(53)に図1の如く被嵌される。 醗酵槽上部本体(50)の天面(51)の中央には制御ボックス(54)が構成 され制御装置を内蔵し、メンテナンスのため取外し自在な蓋体(55)がある。 制御ボックス(54)の左右には左右の醗酵槽に処理物を投入する開閉自在な蓋 (56)(56)がある。 処理物投入口(57)の口縁(58)の一方には蓋体(56)を支持する金具 (57)が取付けられ、これに蓋体(56)の裾縁(59)がピン(61)で開 閉自在にヒンジされている。 このピンヒンジと対向する他方の口縁(58)には蓋体の開閉を検出する近接ス イッチ(62)がある。
【0013】 醗酵槽上部本体(50)には醗酵槽内で発生した臭気を脱臭して外部に排出す る排出穴(63)がある。この排出穴(63)には脱臭槽と排気ファンを備えた 脱臭器が取付けられる。
【0014】 以上何れにしても本案は送気ブロワ(40)からヒータ管(43)を介して醗 酵槽(22)に連通する送気ノズル(47)に温風を供給する温風供給装置のそ の送気ノズル入口(46)に近接した位置に送気ブロワ(40)を配設し、かつ 送気ブロワ(40)の近くにヒータ管(43)を配設したことを特徴とするもの である。
【0015】
【考案の効果】
本案によれば送気ブロワからヒータ管を介して醗酵槽に連通する送気ノズルに 温風を供給する温風供給装置のその送気ノズル入口に近接した位置に送気ブロワ を配設し、かつ送気ブロワの近くにヒータ管を配設したものであるから配管が短 く、したがって送気ブロワよりの送気の温度低下が防止できるという特徴がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案装置の正面図
【図2】駆動系を張出空間部に収納する状態を示す側面
【図3】同上の側面図
【図4】電装類を張出空間部に収納する状態を示す側面
【図5】温風供給装置を張出空間部に収納する状態を示
す側面図
【図6】醗酵槽上部本体の横断面図
【図7】醗酵槽上部本体の半部平面図
【図8】醗酵槽上部本体の半部縦断面図
【図9】従来の醗酵槽の正面図
【図10】同上断面図
【符号の説明】
22 醗酵槽本体 24 左側T字状張出部下側の空間部 26 右側T字状張出部下側の空間部 27 攪拌爪 28 攪拌爪軸 30 駆動モータ収納洞穴 31 駆動モータ 33 小歯車 35 大歯車 36 小スプロケット 38 大スプロケット 40 送気ブロワ 43 ヒータ 47 ノズル管 48 ノズル口 50 醗酵槽上部本体 51 投入口 54 制御ボックス 56 蓋 63 排出穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 星野 貴由 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)考案者 伊奈 敏久 静岡県三島市梅名767番地 ニューデルタ 工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 醗酵槽内に複数の攪拌爪を有する攪拌爪
    軸を回転自在に枢支すると共に同醗酵槽内に温風を供給
    する温風供給装置を取付けて同醗酵槽内の生ごみを攪拌
    爪で攪拌しながら温風によって醗酵処理を行う有機系廃
    棄物処理装置において、送気ブロワからヒータ管を介し
    て醗酵槽内の送気ノズルに温風を供給する温風供給装置
    のその送気ノズル入口に近接した位置に送気ブロワを配
    設し、かつ送気ブロワの近くにヒータ管を配置した廃棄
    物処理装置。
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