JPH0725888U - 線香立 - Google Patents

線香立

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JPH0725888U
JPH0725888U JP5753093U JP5753093U JPH0725888U JP H0725888 U JPH0725888 U JP H0725888U JP 5753093 U JP5753093 U JP 5753093U JP 5753093 U JP5753093 U JP 5753093U JP H0725888 U JPH0725888 U JP H0725888U
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和夫 中造
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株式会社玉初堂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの線香立により数種類の太さの異なる線
香を立てること及び線香の燃えかすを容易に取り出すこ
とができるようにする。 【構成】 線香台1の上面に、前面又は後面のいずれか
一方を幅狭とし他方を幅広としたゆるやかなテーパー溝
4または階段対向形溝6を形成したことを特徴とする線
香立の構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、太さ約2〜3mmの棒状線香を立てるための線香立に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の線香立としては、図8及び図9に示すような円柱形の線香台a の真中に、仮想線で示すような棒状線香bを立てるための丸孔cが設けられたも のであり、主として瀬戸物で製造されたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものは、構造が簡単であるものの、線香台に設けた丸孔に は、一定の太さの線香しか立てられず、線香の太さの相違により種々の大きさの 丸孔を有する線香立を製造しなければならないという問題を有していた。
【0004】 例えば、使用する線香の太さより上記線香立の丸孔の内径が大きいと、図9に 示すように線香が傾いて、倒れる危険さえあった。 また、線香立が瀬戸物で製造された場合には、その丸孔が不正確であるから、 一層上記のような問題点が増長されるおそれがあった。
【0005】 更に、従来の線香立には、その線香台に設けた丸孔の中に、線香の燃えかすが 詰ってこれを取り出し難いという大きな問題点があった。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、一つの線香立により、約2〜3mmという数種類の太 さの異なる線香を立てることができ、線香の燃えかすも容易に取り出すことがで きる便利な線香立を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における線香立は、線香台の上面に、前面 又は後面のいずれか一方を幅狭とし他方を幅広としたゆるやかなテーパー溝若し くは階段対向形溝を形成したことを特徴とするものである。
【0008】 また、線香台の上面に、上面が大径で下面に行くに従って小径のゆるやかなテ ーパー穴を形成したことを特徴とするものである。
【0009】 そして、上記テーパー穴の底面には、透孔を設けることが好ましいが、透孔を 設けないで底部を設けることもできる。
【0010】 また、線香台は、金属又は耐熱合成樹脂製とすることができ、金属としては、 ステンレス又はアルミニュームが、また耐熱合成樹脂としてはポリカーボネイト 樹脂が好ましい。
【0011】
【作用】
線香台に設けられたテーパー溝に線香を立てる際、そのテーパー溝が、図1乃 至図3に示されるように、線香台の上面に前面が幅狭く後面に行くに従って幅広 に形成されたものである場合には、上記立てようとする線香を垂直にして上記テ ーパー溝の後面の幅広の方に嵌め込んだ後、前面の幅狭の方向へ移動させれば、 線香にわずかな弾力性があるから、線香の太さと上記テーパー溝の溝幅とが大体 一致したところより少し幅狭なところで、線香はテーパー溝に挟持されて真直に 確実に立てられる。
【0012】 そして、線香の燃えかすは、テーパー溝の後面の幅広な開口部や前面の幅狭な 開口部より、容易に取り出すことができる。
【0013】 次に、線香台に設けられたテーパー穴に線香を立てる際、そのテーパー穴が、 線香台の上面に上面が大径若しくは幅広で下面に行くに従って小径若しくは幅狭 に形成されたものである場合には、上記立てようとする線香を垂直にして上記テ ーパー穴の中に押し込めばよい。
【0014】 そうすると、線香の太さと上記テーパー溝の溝幅とが大体一致したところより 少し幅狭なところで、線香はテーパー溝に挟持されて真直に確実に立てられる。
【0015】
【実施例】
図1乃至図3は、本考案の線香立の一実施例を示すものであり、図1はその斜 視図、図2はその拡大平面図、図3はその正面図である。
【0016】 この実施例に示される線香立は、例えばステンレス又はアルミニュームを使用 して、プレス成形により一体成形されたものであるが、耐熱性合成樹脂、例えば ポリカーボネイトを用いて一体成形したものでもよく、その他耐熱性であり成形 し易いものであればどのような材質であってもよい。
【0017】 図1において、線香台1は、前方より後方に向って末広がりの扇型の前部を切 り取ったような形状をしており、その左右両端部を垂直に折曲して脚部2、3が 設けられている。
【0018】 上記線香台1の上面の中央部には、幅狭な前面の寸法が約2mmであり、その幅 広な後面の寸法が約3mmのゆるやかなテーパー溝4が形成されている。
【0019】 図1において、仮想線で示したものは、上記線香立の線香台1に設けられたテ ーパー溝4に挟持されるようにして立てられた棒状線香5である。
【0020】 図4は他の実施例であって、線香台1の上面の中央部には、幅狭な前面の寸法 が約2mmであり、その幅広な後面の寸法が約3mmの階段対向形溝6が形成されて いる。
【0021】 図5及び図6は、本考案の線香立の他の実施例を示すものであり、図5はその 要部平面図、図6は図5のA−A線断面図である。
【0022】 この実施例に示される線香立は、前記図1乃至図3に示される線香立の一実施 例と大部分は同様であるが、線香台1の上面の中央部に形成されたテーパー穴7 の形状とこのテーパー穴7の底面に透孔8が設けられている点が相違するもので ある。
【0023】 すなわち、線香台1の上面の中央部には、上面が幅広で下面に行くに従って幅 狭のゆるやかなテーパー穴7が形成されており、このテーパー穴7の底面に透孔 8が設けられている。なおテーパー穴7は丸形であってもよく、この場合は、上 面が大径で下面が小径となる。
【0024】 図5及び図6において、仮想線で示したものは、上記線香立の線香台1に設け られたテーパー穴7に挟持されるようにして立てられた棒状線香5である。
【0025】 図7は、本考案の線香立の更に他の実施例を示すものであり、この線香立は、 図5及び図6に示された線香立に対して、線香台1に形成されたテーパー穴7の 底面に底部9が設けられている点のみが相違し、符号5は棒状線香である。
【0026】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 請求項1の線香立においては、線香台の上面に前面が幅狭で後面に行くに従っ て幅広のゆるやかなテーパー溝若しくは階段対向形溝が形成されているので、一 つの線香立により、約2〜3mmという数種類の太さの異なる線香を立てることが でき、この場合に、線香にはわずかに弾力性があるので、線香は前記溝に挟持さ れて真直に確実に立てられ、次に線香の燃えかすは、溝の後面の幅広な開口部や 前面の幅狭な開口部より、容易に取り出すことができる。
【0027】 請求項2の線香立においては、線香台の上面に上面が幅広で下面に行くに従っ て幅狭のゆるやかなテーパー溝が形成されているので、請求項1の線香立と同様 に、一つの線香立により数種類の太さの異なる線香をテーパー溝に挟持して真直 に確実に立てることができる。
【0028】 請求項3の線香立においては、テーパー溝の底面に透孔が設けられているので 、線香の燃えかすを、上記透孔の下方より突き上げたり、上記幅広のテーパー溝 の上面より容易に取り出すことができる。
【0029】 請求項4の線香立においては、テーパー溝の底面に底部が設けられているので 、線香の使用中においてはその燃えかすを不用意に落下させるおそれがない。ま た、上記線香の燃えかすは、上記幅広のテーパー溝の上面より容易に取り出すこ とができる。
【0030】 線香台が金属又は耐熱合成樹脂製である場合には、製作が容易で一体成形する ことができると共に、線香の火により容易に焼けこげるようなことがなく、耐蝕 性がありいつまでも美しく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の線香立の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本考案の線香立の一実施例を示す拡大平面図で
ある。
【図3】本考案の線香立の一実施例を示す拡大正面図で
ある。
【図4】本考案の線香立の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図5】本考案の線香立のさらに他の実施例を示す要部
平面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】本考案の線香立の更に他の実施例を示す図6と
同様の縦断面図である。
【図8】従来の線香立を示す平面図である。
【図9】図7のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 線香台 2、3 脚部 4 テーパー溝 5 棒状線香 6 階段対向形溝 7 テーパー穴 8 透孔 9 底部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線香台の上面に、前面又は後面のいずれ
    か一方を幅狭とし他方を幅広としたゆるやかなテーパー
    溝若しくは階段対向形溝を形成したことを特徴とする線
    香立。
  2. 【請求項2】 線香台の上面に、上面が幅広で下面に行
    くに従って幅狭のゆるやかなテーパー溝を形成したこと
    を特徴とする線香立。
  3. 【請求項3】 テーパー溝の底面に透孔が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の線香立。
  4. 【請求項4】 テーパー溝の底面に底部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項2記載の線香立。
JP1993057530U 1993-10-25 1993-10-25 線香立 Expired - Lifetime JP2590530Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56125786U (ja) * 1980-02-22 1981-09-25
JPS61161359U (ja) * 1985-03-28 1986-10-06
JPS63185683U (ja) * 1987-05-23 1988-11-29

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