JP2590530Y2 - 線香立 - Google Patents
線香立Info
- Publication number
- JP2590530Y2 JP2590530Y2 JP1993057530U JP5753093U JP2590530Y2 JP 2590530 Y2 JP2590530 Y2 JP 2590530Y2 JP 1993057530 U JP1993057530 U JP 1993057530U JP 5753093 U JP5753093 U JP 5753093U JP 2590530 Y2 JP2590530 Y2 JP 2590530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- incense
- incense stick
- stick
- stand
- tapered groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cosmetics (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、太さ約2〜3mmの棒
状線香を立てるための線香立に関するものである。
状線香を立てるための線香立に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の線香立としては、図4及
び図5に示すような円柱形の線香台aの真中に、仮想線
で示すような棒状線香bを立てるための丸孔cが設けら
れたものであり、主として瀬戸物で製造されたものであ
る。
び図5に示すような円柱形の線香台aの真中に、仮想線
で示すような棒状線香bを立てるための丸孔cが設けら
れたものであり、主として瀬戸物で製造されたものであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のは、構造が簡単であるものの、線香台に設けた丸孔に
は、一定の太さの線香しか立てられず、線香の太さの相
違により種々の大きさの丸孔を有する線香立を製造しな
ければならないという問題を有していた。
のは、構造が簡単であるものの、線香台に設けた丸孔に
は、一定の太さの線香しか立てられず、線香の太さの相
違により種々の大きさの丸孔を有する線香立を製造しな
ければならないという問題を有していた。
【0004】例えば、使用する線香の太さより上記線香
立の丸孔の内径が大きいと、図5に示すように線香が傾
いて、倒れる危険さえあった。また、線香立が瀬戸物で
製造された場合には、その丸孔が不正確であるから、一
層上記のような問題点が増長されるおそれがあった。
立の丸孔の内径が大きいと、図5に示すように線香が傾
いて、倒れる危険さえあった。また、線香立が瀬戸物で
製造された場合には、その丸孔が不正確であるから、一
層上記のような問題点が増長されるおそれがあった。
【0005】更に、従来の線香立には、その線香台に設
けた丸孔の中に、線香の燃えかすが詰ってこれを取り出
し難いという大きな問題点があった。
けた丸孔の中に、線香の燃えかすが詰ってこれを取り出
し難いという大きな問題点があった。
【0006】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、一つの線香立により、直径約2〜3mmという
数種類の太さの異なる線香を立てることができ、線香の
テーパー溝における接触面が溝の深さ部分で挟持できる
ので、線香の接触挟持面積が広く線香が倒れにくく強固
に挟持でき、テーパー溝の両端が開放されているので、
線香の燃えかすも容易に取り出すことができる。しかも
線香立の裏面に空隙が形成され通気性がよく線香台に熱
がこもらない便利な線香立を提供しようとするものであ
る。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、一つの線香立により、直径約2〜3mmという
数種類の太さの異なる線香を立てることができ、線香の
テーパー溝における接触面が溝の深さ部分で挟持できる
ので、線香の接触挟持面積が広く線香が倒れにくく強固
に挟持でき、テーパー溝の両端が開放されているので、
線香の燃えかすも容易に取り出すことができる。しかも
線香立の裏面に空隙が形成され通気性がよく線香台に熱
がこもらない便利な線香立を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における線香立は、前方より後方に向って末
広がりの扇型の前部を切り取ったような形状で、その左
右両端部を垂直に折曲して脚部を設けた線香台の上面
に、前面又は後面のいずれか一方を幅狭とし他方を幅広
としたゆるやかなテーパー溝を形成したことを特徴とす
るものである。
に、本考案における線香立は、前方より後方に向って末
広がりの扇型の前部を切り取ったような形状で、その左
右両端部を垂直に折曲して脚部を設けた線香台の上面
に、前面又は後面のいずれか一方を幅狭とし他方を幅広
としたゆるやかなテーパー溝を形成したことを特徴とす
るものである。
【0008】 また、線香台は、金属又は耐熱合成樹脂製
とすることができ、金属としては、ステンレス又はアル
ミニュームが、また耐熱合成樹脂としてはポリカーボネ
イト樹脂が好ましい。
とすることができ、金属としては、ステンレス又はアル
ミニュームが、また耐熱合成樹脂としてはポリカーボネ
イト樹脂が好ましい。
【0009】
【作用】線香台に設けられたテーパー溝に線香を立てる
際、そのテーパー溝が、図1乃至図3に示されるよう
に、線香台の上面に前面が幅狭く後面に行くに従って幅
広に形成されたものである場合には、上記立てようとす
る線香を垂直にして上記テーパー溝の後面の幅広の方に
嵌め込んだ後、前面の幅狭の方向へ移動させれば、線香
にわずかな弾力性があるから、線香の太さと上記テーパ
ー溝の溝幅とが大体一致したところより少し幅狭なとこ
ろで、線香はテーパー溝に挟持されて真直に確実に立て
られる。
際、そのテーパー溝が、図1乃至図3に示されるよう
に、線香台の上面に前面が幅狭く後面に行くに従って幅
広に形成されたものである場合には、上記立てようとす
る線香を垂直にして上記テーパー溝の後面の幅広の方に
嵌め込んだ後、前面の幅狭の方向へ移動させれば、線香
にわずかな弾力性があるから、線香の太さと上記テーパ
ー溝の溝幅とが大体一致したところより少し幅狭なとこ
ろで、線香はテーパー溝に挟持されて真直に確実に立て
られる。
【0010】 そして、線香の燃えかすは、テーパー溝の
両端が開放されているため、後面の幅広な開口部や前面
の幅狭な開口部より、容易に取り出すことができる。
両端が開放されているため、後面の幅広な開口部や前面
の幅狭な開口部より、容易に取り出すことができる。
【0011】
【実施例】図1乃至図3は、本考案の線香立の一実施例
を示すものであり、図1はその斜視図、図2はその拡大
平面図、図3はその正面図である。
を示すものであり、図1はその斜視図、図2はその拡大
平面図、図3はその正面図である。
【0012】 この実施例に示される線香立は、例えばス
テンレス又はアルミニュームを使用して、プレス成形に
より一体成形されたものであるが、耐熱性合成樹脂、例
えばポリカーボネイトを用いて一体成形したものでもよ
く、その他耐熱性であり成形し易いものであればどのよ
うな材質であってもよい。
テンレス又はアルミニュームを使用して、プレス成形に
より一体成形されたものであるが、耐熱性合成樹脂、例
えばポリカーボネイトを用いて一体成形したものでもよ
く、その他耐熱性であり成形し易いものであればどのよ
うな材質であってもよい。
【0013】 図1において、線香台1は、前方より後方
に向って末広がりの扇型の前部を切り取ったような形状
をしており、その左右両端部を垂直に折曲して脚部2、
3を形成し、線香台1の裏面に空隙Kが設けられてい
る。
に向って末広がりの扇型の前部を切り取ったような形状
をしており、その左右両端部を垂直に折曲して脚部2、
3を形成し、線香台1の裏面に空隙Kが設けられてい
る。
【0014】 上記線香台1の上面の中央部には、幅狭な
前面の寸法が約2mmであり、その幅広な後面の寸法が
約3mmのゆるやかなテーパー溝4が形成されている。
前面の寸法が約2mmであり、その幅広な後面の寸法が
約3mmのゆるやかなテーパー溝4が形成されている。
【0015】 図1において、仮想線で示したものは、上
記線香立の線香台1に設けられたテーパー溝4に挟持さ
れるようにして立てられた棒状線香5である。
記線香立の線香台1に設けられたテーパー溝4に挟持さ
れるようにして立てられた棒状線香5である。
【0016】
【考案の効果】本考案は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。請求項1の線香立に
おいては、線香台の上面に前面が幅狭で後面に行くに従
って幅広のゆるやかなテーパー溝が形成されているの
で、一つの線香立により、直径約2〜3mmという数種
類の太さの異なる線香を立てることができ、この場合
に、線香のテーパー溝における接触面が溝の深さ部分で
挟持できるので、線香の挟持接触面積が広く線香が倒れ
にくく強固に挟持できる。また線香にはわずかに弾力性
があるので、線香は前記溝に挟持されて真直に確実に立
てられて倒れにくい。 テーパー溝の両端は開放されてい
るから、溝の後面の幅広な開口部や前面の幅狭な開口部
より、線香の燃えかすを容易に取り出すことができる。
ので、次に記載する効果を奏する。請求項1の線香立に
おいては、線香台の上面に前面が幅狭で後面に行くに従
って幅広のゆるやかなテーパー溝が形成されているの
で、一つの線香立により、直径約2〜3mmという数種
類の太さの異なる線香を立てることができ、この場合
に、線香のテーパー溝における接触面が溝の深さ部分で
挟持できるので、線香の挟持接触面積が広く線香が倒れ
にくく強固に挟持できる。また線香にはわずかに弾力性
があるので、線香は前記溝に挟持されて真直に確実に立
てられて倒れにくい。 テーパー溝の両端は開放されてい
るから、溝の後面の幅広な開口部や前面の幅狭な開口部
より、線香の燃えかすを容易に取り出すことができる。
【0017】
更に、本考案の線香立ては前方より後方に
向って末広がりの扇型の前部を切り取ったような形状
で、その左右両端部を垂直に折曲して脚部が設けた線香
台の上面に、前面又は後面のいずれか一方を幅狭とし他
方を幅広としたゆるやかなテーパー溝を形成したことに
より、線香立の裏面に空隙が形成され通気性がよく線香
台に熱がこもらない。
向って末広がりの扇型の前部を切り取ったような形状
で、その左右両端部を垂直に折曲して脚部が設けた線香
台の上面に、前面又は後面のいずれか一方を幅狭とし他
方を幅広としたゆるやかなテーパー溝を形成したことに
より、線香立の裏面に空隙が形成され通気性がよく線香
台に熱がこもらない。
【0018】 線香台が金属又は耐熱合成樹脂製である場
合には、製作が容易で一体成形することができると共
に、線香の火により容易に焼けこげるようなことがな
く、耐蝕性がありいつまでも美しく使用できる。
合には、製作が容易で一体成形することができると共
に、線香の火により容易に焼けこげるようなことがな
く、耐蝕性がありいつまでも美しく使用できる。
【図1】本考案の線香立の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案の線香立の一実施例を示す拡大平面図で
ある。
ある。
【図3】本考案の線香立の一実施例を示す拡大正面図で
ある。
ある。
【図4】
従来の線香立を示す平面図である。
【図5】 図4 のB−B線断面図である。
1 線香台 2、3 脚部 4 テーパー溝 5 棒状線香K 空隙
Claims (1)
- 【請求項1】 前方より後方に向って末広がりの扇型の
前部を切り取ったような形状で、その左右両端部を垂直
に折曲して脚部2、3を設けた線香台1の上面に、前面
又は後面のいずれか一方を幅狭とし他方を幅広としたゆ
るやかなテーパー溝4を形成し、線香台1の裏面に空隙
Kを設けたことを特徴とする線香立。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057530U JP2590530Y2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 線香立 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057530U JP2590530Y2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 線香立 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725888U JPH0725888U (ja) | 1995-05-16 |
JP2590530Y2 true JP2590530Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13058307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993057530U Expired - Lifetime JP2590530Y2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 線香立 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590530Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56125786U (ja) * | 1980-02-22 | 1981-09-25 | ||
JPS61161359U (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-06 | ||
JPS63185683U (ja) * | 1987-05-23 | 1988-11-29 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP1993057530U patent/JP2590530Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0725888U (ja) | 1995-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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