JPH07258373A - 低密度かつ低硬度の軟質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

低密度かつ低硬度の軟質ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH07258373A
JPH07258373A JP6049026A JP4902694A JPH07258373A JP H07258373 A JPH07258373 A JP H07258373A JP 6049026 A JP6049026 A JP 6049026A JP 4902694 A JP4902694 A JP 4902694A JP H07258373 A JPH07258373 A JP H07258373A
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JP
Japan
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polyol
weight
polyurethane foam
low
flexible polyurethane
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Application number
JP6049026A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Horie
達夫 堀江
Hiromoto Sakamoto
浩基 坂本
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CFCを含まない低密度、低硬度のポリウレ
タンフォームを製造することを目的とする。 【構成】 ポリオールと多官能イソシアネートとを水、
触媒及び整泡剤の存在下で反応させて軟質ポリウレタン
フォームを製造する方法であって、前記ポリオールとし
て少なくとも1種の平均官能基数が2以上、第一級ヒド
ロキシル基含有量が70重量%以上及びエチレンオキシ
ド含有量が65重量%以上で500〜2000の当量重
量を有するポリエーテルポリオール1〜25重量%含む
ポリオール混合物を使用することを特徴とする低密度か
つ低硬度の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。所要
により、化学的反応剤及び/又は補助発泡剤を併用する
ことができる。 【効果】 CFCを含まないで、低密度かつ低硬度のポ
リウレタンフォームが得られる。更に、化学的反応剤及
び/又は補助発泡剤を併用することにより密度、硬度を
より低下させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟質ポリウレタンフォ
ームの製造方法及び該方法により製造された軟質ポリウ
レタンフォームに関する。さらに詳しくは、本発明は、
クロロフルオロカーボン(CFC)発泡剤を使用せずに
低密度かつ低硬度の軟質ポリウレタンフォームを製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタンフォームは電気電子材料、
自動車用材料、土木建築材料、工業資材、生活用品、衣
料、スポーツ・レジャー用品、医用材料等の広範囲に使
用され、家具、寝具、自動車シート、シートバック、雑
貨等の各種用途用スラブストック及び各種自動車用部品
の製造には低密度かつ低硬度の軟質ポリウレタンフォー
ムの使用が特に適している。本発明において低密度かつ
低硬度とは、スラブストックフォームで通常ヨーロッパ
で一般的な25kg/m3 以上、日本で汎用とされてい
る22〜25kg/m3 の範囲より低密度、またラバー
ライクフォームと通称されるILD硬度9〜12kgの
範囲よりも低硬度のフォームを意図している。
【0003】ポリウレタンフォームの製造分野、特に低
密度かつ低硬度のポリウレタンフォームの製造分野で
は、従来CFC発泡剤の使用が不可欠であったが、19
87年のモントリオール条約の締結及びその後の国際的
取決めで1995年末のCFC全廃が決議されているこ
とから、発泡剤としてCFCを全く使用しないか、ある
いは少なくともその使用量を実質的に削減しようとする
努力が続けられている。CFC削減の時流の中で、CF
Cの替わりにオゾン破壊値の低い材料、たとえばHCF
Cやメチレンクロライドを発泡剤として使用することが
提案された。しかし、HCFCは高価であるために軟質
ポリウレタンフォームの量産には使用しがたい上に、H
CFC自体その使用が近い将来禁止されることが見込ま
れている。また、メチレンクロライドには毒性の問題が
あるために、アメリカで使用規制を受けており、日本で
も排水規制の対象となっており、いずれも環境問題から
その使用が著しく制限されるという問題がある。
【0004】蟻酸のような反応性発泡剤の使用も提案さ
れているが、発生する一酸化炭素のために厳重な職場環
境の保全が必要となるという問題がある。
【0005】水を発泡剤として使用することも提案され
ているが、この場合内部発熱が問題となるために冷却機
の設置が必要となり、これにより新たに多額の設備投資
を要するという問題がある。また、水を発泡剤とし、水
を増量して高めのイソシアネートインデックス(105
〜120)で22kg/m3 以下の低密度かつ低硬度の
軟質ポリウレタンフォームを量産する試みもなされた
が、得られたフォームから体積の大きい製品を製造する
とき水とイソシアネートの反応により生ずる内部発熱に
よりフォームそのものが過熱して火災が発生する危険が
生じるという別の問題も生ずる。ここで、イソシアネー
トインデックスとは、配合中の全ての活性水素との反応
に必要とされるイソシアネートの化学量論量のパーセン
テージである。すなわち、イソシアネートインデックス
が105とは、配合中の全ての活性水素との反応に必要
とされる化学量論量に対して105%の量のイソシアネ
ートが用いられることを意味する。
【0006】上記した過熱による火災の危険性は、水を
更に増量してイソシアネートインデックスを低下させた
り、補助発泡剤を併用したり触媒系その他のパラメータ
ーを慎重に調整することによりある程度コントロールす
ることができる。しかし、イソシアネートインデックス
を110以下(特に90〜95以下)に低下させるとよ
り低硬度のポリウレタンフォームが製造されるが、しば
しばポリウレタンフォームの開裂、すなわちフォームの
表面及び/又は内部においてかなりの大きさの開孔又は
空隙が生じ、他の物性が低下するという問題が生ずる。
更に、水を増量させると、水とポリオールとの混和性が
悪くなるという問題も生ずる。
【0007】上記したように、水を発泡剤として使用し
て低密度かつ低硬度の軟質ポリウレタンフォームを製造
する方法には幾つかの問題点があり、実用的な方法とは
言い難い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、CF
C発泡剤を使用せずに、低密度かつ低硬度の軟質ポリウ
レタンフォームを製造する方法を提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、新たな環境問題を引
き起こすことなく、新たな多額の設備投資を伴うことな
く、低密度かつ低硬度の軟質ポリウレタンフォームを製
造する方法を提供することにある。
【0010】本発明の更なる目的は、他の物性を低下さ
せることなくイソシアネートインデックスを110以下
(特に90〜95以下)に低下させることにより、応用
範囲の広い低密度かつ低硬度の軟質ポリウレタンフォー
ムを製造する方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題を解決するために鋭意検討した結果、ポリオールと多
官能イソシアネートとを発泡剤としての水、触媒及び整
泡剤の存在下で反応させて軟質ポリウレタンフォームを
製造する際に、ポリオールとして特殊なポリオールを特
定量含有するポリオール混合物を使用することにより、
更に必要に応じて、化学的反応剤や補助発泡剤を併用す
ることにより、上記目的を達成し得ることを見出し、こ
の知見にもとづいて本発明に到達した。
【0012】すなわち、本発明により提供される、ポリ
オールと多官能イソシアネートとを水、触媒及び整泡剤
の存在下で反応させて軟質ポリウレタンフォームを製造
する方法は、前記ポリオールとして少なくとも1種の特
殊なポリエーテルポリオール(以下ポリオールAとい
う)を1〜25重量%含むポリオール混合物を使用する
ことを特徴とする。本発明でいうポリオールAとは、平
均官能基数が3以上、第1級ヒドロキシル基含有量が7
0重量%以上及びエチレンオキシド含有量が65重量%
以上で500〜2000の当量重量を有するポリエーテ
ルポリオールを指す。ポリオールAを含むポリオール組
成物を使用することにより、他の物性を低下させること
なくイソシアネートインデックスを80〜110、更に
は85〜105に低下させることが可能となる。
【0013】また、必要に応じて化学的反応剤及び/又
は補助発泡剤を併用すれば、軟質ポリウレタンフォーム
の密度及び硬度を更に低下させることができる。
【0014】本発明の第1の態様では、上記ポリオール
混合物と多官能イソシアネートとを水、触媒及び整泡剤
の存在下で反応させて軟質ポリウレタンフォームを製造
する。
【0015】本発明の第2の態様では、上記ポリオール
混合物と多官能イソシアネートとを水、触媒、整泡剤及
び化学的反応剤の存在下で反応させて軟質ポリウレタン
フォームを製造する。
【0016】本発明の第3の態様では、上記ポリオール
混合物と多官能イソシアネートとを水、触媒、整泡剤及
び補助発泡剤の存在下で反応させて軟質ポリウレタンフ
ォームを製造する。
【0017】本発明の第4の態様では、上記ポリオール
混合物と多官能イソシアネートとを水、触媒、整泡剤、
化学的反応剤及び補助発泡剤の存在下で反応させて軟質
ポリウレタンフォームを製造する。
【0018】本発明方法で使用される各原料について、
以下詳細に説明する。
【0019】ポリオールA 本発明方法によるポリウレタンフォームの製造に使用さ
れるポリオール組成物中の必須成分であるポリオールA
は、平均官能基数が2以上、好ましくは3〜7、最も好
ましくは3〜5であり、第1級ヒドロキシル基含有量が
70重量%以上、好ましくは75重量%以上、最も好ま
しくは80重量%以上であり、エチレンオキシド含有量
が65重量%以上、好ましくは70重量%以上であり、
当量重量は500〜2000、好ましくは750〜17
50、最も好ましくは1000〜1500である。
【0020】ポリオールAの平均官能基数が2未満にな
ると、硬度は低下するがイソシアネートインデックスを
低下させたときの他の物性の低下を抑えることができな
い。70重量%未満の第1級ヒドロキシル基含有量及び
65重量%未満のエチレンオキシド含有量では、多官能
イソシアネートとの反応が遅く、本発明の所望の効果が
得られにくい。当量重量が500未満でも本発明の所望
の効果が得られにくく、2000を超えると低密度化が
困難となる。
【0021】ポリオールAは、周知の方法、例えば以下
の方法により製造されるか、または市販の材料を使用し
ても良い。
【0022】一般に、ポリエーテルポリオールはアルキ
レングリコールを開始剤としてアルカリ触媒の存在下で
アルキレンオキシドのアニオニックな連続付加反応によ
り得られる。さらに詳しくは、アルカリ触媒としてKO
H(カ性カリ)を少量用いて活性水素化合物である多価
アルコールにプロピレンオキシド(PO)或いはエチレ
ンオキシド(EO)を80〜140℃の温度範囲で開環
付加重合することにより所定の分子量まで分子を延長
し、目標分子量に到達したポリオール中のアルカリ触媒
を中和除去すると、目的のポリエーテルポリオールが得
られる。望むポリオールにより、EOとPOの比率や付
加する順序を調整する。後記実施例で使用したポリオー
ルAはグリセリンを開始剤として上記の方法により調製
したものである。
【0023】2種以上のポリオールAを使用しても良
い。
【0024】ポリオールAはポリオール混合物の1〜2
5重量%、好ましくは2〜20重量%、最も好ましくは
5〜15重量%を構成する。
【0025】他のポリオール成分 本発明のポリオール混合物の75〜99重量%は、上記
ポリオールA以外のポリオールから構成される。広義の
ポリオール、すなわちツェレビチノフ法によって決定さ
れる活性水素を有するあらゆる物質を使用することがで
きるが、特に使用可能なポリオールとして、下記のポリ
アルキレンポリオール: (a)ポリヒドロキシアルカン(例えばグリセリン、
1,2,4−トリヒドロキシブタン、1,2,6−トリ
ヒドロキシヘキサン、1,1,1−トリメチロールエタ
ン、1,1,1−トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、ソルビトール、マンニトール等)のアルキ
レンオキシド付加物; (b)非還元糖および糖誘導体(例えばシュクロース;
メチルグルコシド;エチレングリコールグリコシド、プ
ロピレングリコールグリコシド、グリセロールグルコシ
ド、1,2,6−ヘキサントリオールグリコシド等のグ
リコールグリコシド;アルキルグリシド等)のアルキレ
ンオキシド付加物; (c)ポリフェノール(例えばフェノールとホルムアル
デヒドとの縮合生成物及びノボラック樹脂;フェノール
系化合物とアクロレインとの縮合生成物{この中で最も
簡単なものは1、2、3−トリス(ヒドロキシフェニ
ル)プロパンである};フェノール系化合物とグリオキ
ザールグルタールアルデヒドと他のジアルデヒドとの縮
合生成物{この中で最も簡単なものは1,1,2,2−
テトラキス(ヒドロキシフェノール)エタンである}
等)のアルキレンオキシド付加物; (d)ポリアミンおよびポリヒドロキシアミン(例えば
エチレンジアミン、プロピレンジアミン、トリエチレン
ジアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、ジイソププロパノール、ジ
エタノールモノイソプロパノールアミン等)のアルキレ
ンオキシド付加物;を例示することができる。ここで使
用されるアルキレンオキシドとしては、2〜4個の炭素
原子を有するアルキレンオキシド、特にエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシドおよびこれらの混合物が望まし
い。
【0026】亜リン酸およびポリ亜リン酸(例えばリン
酸、亜リン酸、トリポリリン酸、ポリメタリン酸のよう
なポリリン酸)等のアルキレンオキシドも、使用可能な
ポリオールのひとつである。ここで使用されるアルキレ
ンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンン
オキシド、エポキシブタン、3−クロロ−1、2−エポ
キシプロパン等が好ましく挙げられる。
【0027】本発明では上記した種々のポリオールを使
用できるが、一般に2〜4個の炭素原子を有するアルキ
レンオキシド、例えばエチレンオキシド(EO)、プロ
ピレンオキシド(PO)およびこれらの混合物を付加し
たポリオールが適している。本発明において特に適した
ポリオールとしては、分子量2000〜4000の、プ
ロピレンオキシド及び/又はエチレンオキシドを付加し
たポリオールが挙げられる。EOを約10重量%含むポ
リオールを使用すると、硬度を非常に大きく低下させる
ことができ、このように硬度の低下効果が大きいことか
ら、比較的少量の添加で十分な効果が得られる。
【0028】後記実施例で使用したポリオールBのよう
な全POタイプのポリオールに使用すると、硬度の大幅
な低下が計られるばかりでなくセル荒れもおこさず、ソ
フトなフォームが得られる。
【0029】全POタイプのポリオールはメチレンクロ
ライド発泡剤を使用するポリウレタンフォームの製造に
おいて汎用ポリオールとして日本で広く使用されてきた
が、この場合ポリウレタンフォームを低密度化するには
大量のメチレンクロライドを使用しなければならず、そ
うするとセル荒れをおこしソフトなフォームができにく
いという難点があった。しかし、本発明ではポリオール
Aと併用することにより、全POタイプのポリオールで
も低密度ポリウレタンフォームの製造に有効に使用され
得る。
【0030】上に例示したポリオールに加えて、広義の
ポリオールに包含される物質、例えばアミン末端を有す
るポリブタジエンポリオールを少量使用することも可能
である。
【0031】ポリオールA及びその他のポリオール成分
のヒドロキシル価の好ましい範囲は20〜150mgK
OH/g、より好ましくは26〜60mgKOH/gで
ある。ヒドロキシル価が20mgKOH/g未満の場合
は得られる軟質ポリウレタンフォームの低密度化が困難
になり、150mgKOH/gを越えると軟質ポリウレ
タンフォームの反発弾性が低く、収縮しやすくなる。
【0032】多官能イソシアネート 本発明の方法によるポリウレタンフォームの製造に使用
される多官能イソシアネートは特に限定されず、一般に
平均約2個のイソシアネートを有する有機ポリイソシア
ネートが使用される。
【0033】適当な有機ポリイソシアネートとしては、
アルキレンジイソシアネートやアリールジイソシアネー
ト等の炭化水素ジイソシアネート、例えば2,4−ジイ
ソシアネートトルエン、2,4−トリレンジイソシアネ
ート、2,6−ジイソシアネートトルエン、2,6−ト
リレンジイソシアネート、1,8−ジイソシアネートオ
クタン、1,5−ジイソシアネート、 2,2,4−ト
リメチルペンタン、1,9−ジイソシアネートノナン、
1,4−ブチレングリコールの1,10−ジイソシアネ
ートプロピルエーテル、1,11−ジイソシアネートウ
ンデカン、1,12−ジイソシアネートドデカン、ビス
(ジイソシアネートヘキシル)スルフィド、1,4−ジ
イソシアネートベンゼン、3,5−ジイソシアネート−
o−キシレン、4,6−ジイソシアネート−m−キシレ
ン、2,6−ジイソシアネート−o−キシレン、ナフタ
レン−1,4−ジイソシアネート、2,4−ジイソシア
ネート−1−クロロベンゼン及び2,5−ジイソシアネ
ート−ビス(3−メチル−4−イソシアネートフェニ
ル)メタン1−ニトロベンゼンが挙げられる。4,4’
−ジフェニルメチレンジイソシアネート、2,4−ジフ
ェニルメチレンジイソシアネートおよび4,4’−ジフ
ェニルプロパンジイソシアネートを精製またはニートな
状態で使用してもよく、あるいは上記の二官能イソシア
ネート(特に2,4−および2,6−トリレンジイソシ
アネート)と少量混和させたポリマーの状態で使用する
こともできる。好ましい多官能イソシアネートとして
は、2,4−および2,6−トリレンジイソシアネート
(本明細書中、これらの物質を広範囲にTDIと称す
る)ならびに2官能イソシアネートが挙げられる。最も
好ましい多官能イソシアネートは80/20TDI(す
なわち2,4−トルエンジイソシアネート80重量%と
2,6−トルエンジイソシアネート20重量%との混合
物)である。
【0034】多官能イソシアネートは、110〜80、
より好ましくは105〜85の範囲のイソシアネートイ
ンデックスを与える量で使用される。
【0035】 本発明では水を主たる発泡剤として使用するが、その使
用量はポリオール混合物100重量部に対して1〜12
重量部、好ましくは2〜7重量部、最も好ましくは3〜
6重量部である。
【0036】補助発泡剤 本発明では、必要に応じ、水以外に従来公知の発泡剤、
例えばメチレンクロライドを補助発泡剤として使用する
ことができるが、その使用量は最小限にとどめるべきで
ある。補助発泡剤を併用すると、過熱による火災の危険
性が少なくなる。
【0037】化学的反応剤 本発明では、必要に応じ、化学的反応剤を併用すること
ができる。ここで、化学的反応剤とはイソシアネートと
活性水素との反応時にユリア結合に作用してポリウレタ
ンの反応時の形態(モルフォロジー)を変更することが
でき、より軟質のポリウレタンフォームを製造し得る物
質を指す。
【0038】化学的反応剤としては、特開平3−168
228号公報に記載されているような1,000〜2
0,000,000の範囲の分子量を有する一種又は二
種以上の架橋していない有機高分子電解質、例えばアク
リル酸又はメタアクリル酸の共重合体の塩が挙げられ
る。電解質としてはアルカリ金属塩が好ましく、より好
ましいのはナトリウム塩である。商品名としてはシェル
社より発売されているCarapor2001が挙げら
れる。また同様な商品はゴールドシュミット社よりOr
tegol300(50%水溶液)の名称で販売されて
いる。
【0039】化学的反応剤は、通常水に溶解した状態で
使用されるが、使用状態でウレタン組成物に溶解し得る
ものであれば固形物として使用しても良い。その使用量
は、ポリオール混合物100重量部に対して0.001
〜2重量部、好ましくは0.01〜1.0重量部、最も
好ましくは0.1〜1.0重量部である。
【0040】触媒 本発明では、当業界で公知の触媒、例えばアミン触媒、
金属触媒を使用することができる。
【0041】アミン触媒としては、ビス(2,2’−ジ
メチルアミノエチル)エーテル、トリメチルアミン、N
−メチルモルホリン、N,N−ジメチルベンジルアミ
ン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N,
N’,N’−テトラメチル−1,3−ブタンジアミン、
ペンタメチルプロピレントリアミン、トリエチレンジア
ミン、ピリジンオキシド等が例示される。ビス(2,2
−ジメチルアミノエチル)エーテルが特に有効である。
【0042】金属触媒としては、錫ナトリウムアセテー
ト、錫カリウムラウレート、錫カルシウムヘキサノエー
ト、錫アセテート、錫オクトエート、錫オレエート、鉛
オクトエート、金属ドライヤー(マンガンナフテネート
及びコバルトナフテネート等)等が例示されるが、有機
錫化合物が特に好ましい。
【0043】有機錫化合物の中で特に、カルボン酸のジ
アルキル錫塩、例えばジブチルスズジアセテート、ジブ
チルスズジラウレート、ジブチルスズマレエート、ジラ
ウリルスズアセテート、ジオクチルスズジアセテート、
ジブチルスズ−ビス(4−メチルアミノベンゾエー
ト)、ジブチルスズジラウリルメルカプチド、ジブチル
スズービス(6−メチルアミノ)カプロエート等;トリ
アルキルスズヒドロキシド、ジアルキルスズオキシド、
ジアルキルスズジアルコキシド又はジアルキルスズジク
ロリド、例えばトリメチルスズヒドロキシド、トリブチ
ルスズオキシド、ジブチルスズオキシド、ジオクチルス
ズオキシド、ジオクチルスズオキシド、ジラウリルスズ
オキシド、ジブチルスズ−ビス(イソプロポキシド)、
ジブチルスズ−ビス(2−ジメチルアミノベンチレー
ト)、ジブチルスズジクロリド、ジオクチルスズジクロ
リドを挙げることができる。
【0044】上記のアミン触媒と有機錫触媒を併用して
も良く、アミン触媒又は有機錫触媒と他の公知の触媒と
を組合わせて使用することもできる。公知の触媒として
は、アルカリ金属及びアルカリ土類金属のヒドロキシ
ド、アルコキシド及びフェノキシドのような強塩基類;
塩化第二鉄、塩化第一スズ、三塩化アンチモン、硝酸ビ
スマス及び塩化ビスマス等のような強酸の酸性金属塩
類;アセチルアセトン、ベンゾイルアセトン、トリフル
オロアセチルアセトン、エチルアセトアセテート、サリ
チルアルデヒド、シクロペンタノン−2−カルボキシレ
ート、アセチルアセトンイミン、ビス−アセチルアセト
ン−アルキレンジイミン、サリチルアルデヒドイミンな
どとBe,Mg,Zn,Cd,Pb,Ti,Zr,S
n,As,Bi,Cr,Mo,Mn,Fe、Co,Ni
のような種々の金属又はMoO2 ++,UO2 ++などのよ
うなイオンとから得ることができる種々の金属のキレー
ト類;Ti(OR)4 、Sn(OR)4 、Sn(OR)
2 、Al(OR)3 (式中、Rはアルキルまたはアリー
ルである)のような種々の金属のアルコラート類及びフ
ェノラート類;チタンキレートのようなアルコラートと
カルボン酸、β−ジケトン及び2−(N,N−ジアルキ
ルアミノ)アルカノールとの反応生成物が例示すること
ができる。
【0045】上記した触媒の使用量は、ポリオール混合
物100重量部に対して0.001〜5重量部、好まし
くは0.001〜2重量部、最も好ましくは0.01〜
2重量部である。
【0046】本発明では、後記実施例に示すようにポリ
ウレタンフォームの製造に必要なアミン触媒量を少なく
することができ、それにより硬度をより低くすることが
できる。加えて、過剰量の触媒の使用による悪影響、例
えばフォッギング等の問題も解決することができる。
【0047】任意成分 更に必要に応じて、公知の充填剤、安定剤、着色剤、架
橋剤等の成分を使用することができる。特に少くともひ
とつが2以上の官能価を有する架橋剤/延長剤の使用
は、本発明のフォームを安定的に製造するのに有効であ
る。低分子のトリオール(例えば、グリセロール、トリ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリメチロー
ルプロパン等)、低分子のジオール(例えばモノエチレ
ングリコール、モノプロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、1,4−ブタンジオール等)、ポリグリ
セリンが挙げられる。
【0048】これらの架橋剤/延長剤はポリオール混合
物100重量部に対して0.1〜5重量部が好ましい。
【0049】本発明の低密度かつ低硬度の軟質ポリウレ
タンフォームは、慣用の製造方法に従って、全原料を均
密に混合後、混合物をベルトコンベア上または成形用モ
ールドに入れて発泡させて製造することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明では、ポリオールAを含むポリオ
ール混合物を使用することにより、物性を低下させるこ
となくイソシアネートインデックスを80〜110、更
には85〜105に低下させることが可能となり、これ
によりイソシアネートの反応性が高まるので触媒の使用
量を低減させることができる。
【0051】従来方法では、22kg/m3 の密度で1
3〜19kgfの硬度のポリウレタンフォームしか製造
され得なかったが、本発明方法によればILD硬度を9
kgfまで低下させた軟質ポリウレタンフォームを得る
ことができる。更に低密度の16kg/m3 にすると水
分量6.0で4.6kgfまで低下可能である。
【0052】また、必要に応じて、化学的反応剤を併用
すれば、ILD硬度を密度21.7kg/m3 で7kg
fまで低下可能である。
【0053】同様に、必要に応じて補助発泡剤を併用す
れば、火災の危険がなく、22kg/m3 以下(例えば
16kg/m3 )の密度の軟質ポリウレタンフォームも
得ることが可能であり、ILD硬度も3kgfまで低下
させることが可能である。
【0054】
【実施例】下記の実施例は本発明を例証するためのもの
であって、本発明を限定するものではない。特に指示が
ない限り、下記の配合中の成分の量は重量部で表され
る。
【0055】配合中の各成分の詳細は次の通りである。
【0056】ポリオール ポリオールA(本発明の特殊ポリオール):グリセリン
とプロピレンオキシド及びエチレンオキシドとの反応生
成物 ヒドロキシル基価 36mgKOH/g、 分子量 約4000、 EO含有量 75重量%、 第1級ヒドロキシル基含有量 82重量%、 平均官能基数 3、 当量重量 1333; ポリオールB:グリセリンとプロピレンオキシドとの反
応生成物 ヒドロキシル基価 56mgKOH/g、 分子量 3000、 EO含有量 0重量%、 第1級ヒドロキシル基含有量 0重量%、 平均官能基数 3、 当量重量 1000; ポリオールC:グリセリンとプロピレンオキシド及びエ
チレンオキシドの反応生成物 ヒドロキシル基価 56mgKOH/g、 分子量 3000、 EO含有量 10重量%、 第1級ヒドロキシル基含有量 10重量%、 平均官能基数 3、 当量重量 1000; ポリオールD:グリセリンとプロピレンオキシド及びエ
チレンオキシドの反応生成物 ヒドロキシル基価 46mgKOH/g、 分子量 3500、 EO含有量 11重量%、 第1級ヒドロキシル基含有量 0重量%、 平均官能基数 3、 当量重量 1167; ポリオールE:グリセリンとプロピレンオキシドとエチ
レンオキシドとの反応生成物 ヒドロキシル基価 36mgKOH/g、 分子量 4500、 EO含有量 15重量%、 第1級ヒドロキシル基含有量 80重量%、 平均官能基数 3、 当量重量 1500; ポリオールF:グリセリンとプロピレンオキシド及びエ
チレンオキシドの反応生成物 ヒドロキシル基価 27mgKOH/g、 分子量 6000、 EO含有量 14重量%、 第1級ヒドロキシル基含有量 85重量%、 平均官能基数 3、 当量重量 2000。
【0057】イソシアネート 1:カラデート80、2,4−及び2,6−トルエンジ
イソシアネートの80/20混合物、シェル社製; 2:カラデート80(TDI)/カラデート30(MD
I)の40/60混合物; 3:PU3133;変性MDI、DesmodurPU
3133、バイエル社製。
【0058】アミン触媒 Dabco 33LV:ジアザビシクロオクタン溶液、
エアプロダクト社製; NiaxA1:ビス(2、2’ジメチルアミノエチル)
エーテル溶液,UCC社製; PD1116:N,N’ジメチルヘキサデシルアミン、
シェル社製。
【0059】錫触媒 Stannous Octoate、エアプロダクト社
製。
【0060】整泡剤(シリコーン界面活性剤) L582:日本ユニカー社製; B4900:ゴールドシュミット社製; B4113:ゴールドシュミット社製。
【0061】化学的反応剤 Carapor 2001,水溶性高分子電解質、シェ
ル社製。
【0062】補助発泡剤 CFC11:トリクロロフルオロメタン、旭ガラス社
製; MC:メチレンクロライド 旭ガラス社製。
【0063】実施例で製造されたポリウレタンフォーム
の諸特性は次のようにして測定した。
【0064】クリームタイム イソシアネート、ポリオールを含めた全成分を混合して
から混合物が顕著な膨張が生ずるまでに要した時間
(秒)。
【0065】フルライズタイム イソシアネート、ポリオールを含めた全成分を混合して
から連続気泡化の前兆である十分な立ち上がりを表すガ
スの放出を認めるまでの時間(秒)。
【0066】密度 kg/m3 で表示。
【0067】ポロシテイー 50mm厚の軟質ウレタンフォーム中を8L/分の速度
の空気が通過したときのエタノール柱により測定したフ
ォームのセル解放度(mmエタノール)。数値が低いほ
どフォームのセルが開いていることを示す。20mmエ
タノール迄が良と判定される(シェル社AMS693−
1)。
【0068】硬度 25%ILD硬さ(kgf/314cm2 ):JISK
6401により測定; 40%CLD硬さ(kPa):DIN53577により
測定。
【0069】引張強度 ASTM−D3754により測定(kPa)。
【0070】引張伸び ASTM−D3754により測定(%)。
【0071】50%圧縮歪 70℃/22時間で50%圧縮後の残留歪の割合
(%)。
【0072】反発弾性 ボールリバウンドによるフォームの反発弾性(%)(J
ISK6401,ASTMD3574,本法はJISに
よる)。
【0073】比較例1〜6、実施例1〜6及び実施例9
〜29 表に示す配合の4倍量にて発泡した。
【0074】ポリオールをビーカーにとり、20℃に温
度を調節し、アミン触媒、水、整泡剤を加え、場合によ
り化学的反応剤、補助発泡剤を加えた後30秒間攪拌し
た。ついで錫触媒を加え、10秒間攪拌した後、イソシ
アネートを加えて7秒間攪拌し、35×35×20cm
の容器内で自由発泡させた。得られたフォームを70℃
の空気循環式オーブン中で10分間加熱し、室温で24
時間放置して軟質ポリウレタンフォームを得た。
【0075】比較例7〜10及び実施例7〜8 表に示す配合で密度を勘案して必要量を混合して高速混
合し、あらかじめ50℃に調節した内寸400×400
×70mmのモールドに注入し蓋をして発泡させた。
【0076】
【表1】
【0077】
【表2】
【0078】
【表3】
【0079】
【表4】
【0080】
【表5】
【0081】
【表6】
【0082】
【表7】
【0083】
【表8】
【0084】上記した表から明らかなように、本発明方
法によると、CFC発泡剤を使用しなくとも、低密度か
つ低硬度の軟質ポリウレタンフォームを製造することが
可能である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオールと多官能イソシアネートとを
    水、触媒及び整泡剤の存在下で反応させて軟質ポリウレ
    タンフォームを製造する方法であって、前記ポリオール
    として少なくとも1種の平均官能基数が2以上、第一級
    ヒドロキシル基含有量が70重量%以上及びエチレンオ
    キシド含有量が65重量%以上で500〜2000の当
    量重量を有するポリエーテルポリオール1〜25重量%
    含むポリオール混合物を使用することを特徴とする低密
    度かつ低硬度の軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリエーテルポリオール混合物がポリオ
    ールのプロピレンオキシド付加物である、平均官能価数
    2〜4とOH価26〜60を有する末端OH基を持った
    ポリエーテルポリオール75〜99%重量%を含む請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 イソシアネートインデックスが80〜1
    10、好ましくは85〜105を生ずる量の多官能イソ
    シアネートを使用する請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 更に化学的反応剤の存在下で反応させる
    請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 更に補助発泡剤の存在下で反応させる請
    求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 更に化学的反応剤と補助発泡剤の存在下
    で反応させる請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
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