JPH07258197A - アルキル=nー(ヒドロキシアルキル)カルバマートおよびその化粧品への利用 - Google Patents

アルキル=nー(ヒドロキシアルキル)カルバマートおよびその化粧品への利用

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JPH07258197A
JPH07258197A JP7018289A JP1828995A JPH07258197A JP H07258197 A JPH07258197 A JP H07258197A JP 7018289 A JP7018289 A JP 7018289A JP 1828995 A JP1828995 A JP 1828995A JP H07258197 A JPH07258197 A JP H07258197A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧品組成物に用いて有用な化合物である新
規のアルキル=N−(ヒドロキシアルキル)カルバマー
トおよびその製法、さらには前記化合物を用いた化粧品
組成物を提供する。 【構成】 以下の一般式(I) 【化1】 (式中、R1 は4〜18の炭素原子を有するアルキルま
たはアルキレン基を示し、R2 は2〜16の炭素原子を
有するアルキルまたはアルキレン基を示し、R3は水素
原子または1〜6の炭素原子を有するアルキル基を示
し、Aは非イオン性親水性基を示す)で表される化合
物。また、上記化合物は、不活性溶媒中で、式R3 −N
HーAで表されるアミノアルコールを、以下の式(I
I) 【化2】 (式(II)中、R1 、R2 、R3 およびAは、式
(I)と同様の意味であり、Xはハロゲン原子、または
アゾールから誘導された基を示す)で表される化合物と
反応させることによって得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なアルキル=Nー
(ヒドロキシアルキル)カルバマートとその製造方法に
関する。また、本発明は、上記化合物を含有する化粧品
組成物に関する。さらに、本発明は、髪の処理における
上記組成物の使用方法に関する。
【0002】
【従来技術と発明が解決しようとする課題】従来から多
くの化粧品組成物が知られているが、より優れた品質の
組成物、特に髪用組成物の開発が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の一般式
(I)に示す化合物を提供するものである。
【化20】 なお、式中、R1 はおよそ4〜18の炭素原子を有する
アルキルまたはアルキレン基を示し、R2 はおよそ2〜
16の炭素原子を有するアルキルまたはアルキレン基を
示し、R3 は水素原子またはおよそ1〜6の炭素原子を
有するアルキル基を示し、Aは非イオン性で親水性の基
を示す。
【0004】また、上記において、R1 は4〜14の炭
素原子を有するアルキル基であり、R2 は2〜12の炭
素原子を有するアルキル基であり、R3 は水素原子また
はメチル基であることが好ましい。さらに、Aは、以下
の基(B)であることが好ましい。
【化21】 ここで、式中、nは0または1の整数、mは0〜5の整
数で、Zは1〜4の炭素原子を有し、モノヒドロキシル
化またはポリヒドロキシル化されたアルキル基であるこ
とが好ましい。特にZは以下に示す基(C)〜(J)か
らなる群から選ばれるものである。
【0005】
【化22】
【0006】
【化23】
【0007】
【化24】
【0008】
【化25】
【0009】
【化26】
【0010】
【化27】
【0011】
【化28】
【0012】Zは、上述した基(C)と基(F)からな
る群から選ばれることが好ましい。
【0013】さらに、上記の一般式(I)で表される化
合物のうち、好ましいものとしては次のものが挙げられ
る。すなわち、Nー2ーエチルヘキシルオキシカルボニ
ルーNーメチルーD−グルカミン、Nー2ーヘキシルデ
シルオキシカルボニルーNーメチルーD−グルカミン、
Nー2ーブチルオクチルオキシカルボニルーNーメチル
ーD−グルカミン、Nー2ーデシルテトラデシルオキシ
カルボニルーNーメチルーD−グルカミン、Nー2ード
デシルヘキサデシルオキシカルボニルーNーメチルーD
−グルカミン、Nー2ーデシルテトラデシルオキシカル
ボニルーD−グルカミン、Nー2ーヘキシルデシルオキ
シカルボニルーD−グルカミン、3ー[Nー(2ーデシ
ルテトラデシルオキシカルボニル)アミノ]ー1,2ー
プロパンジオール、2ー[Nー(2ーデシルテトラデシ
ルオキシカルボニル)アミノ]ー2ーヒドロキシメチル
ー1,3ープロパンジオール、2ー[Nー(2ーヘキシ
ルデシルオキシカルボニル)アミノ]ー1ーエタノー
ル、2ー[Nー(2ーデシルテトラデシルオキシカルボ
ニル)アミノ]ー1ーエタノールである。
【0014】さらにまた、本発明は、上記の一般式
(I)で表された化合物を製造する方法を提供するもの
であり、該方法は、不活性な溶媒中で、式R3 −NHー
Aで表されるアミノアルコールを、以下に示す式(I
I)で表される化合物と反応させることを特徴とするも
のである。
【0015】
【化29】
【0016】なお、R1 、R2 、R3 およびAは、上記
一般式(I)における場合と同様の意味であり、Xはハ
ロゲン原子、特に塩素原子、またはアゾールから誘導さ
れた基、特に以下に示す式(III)に示すようなイミ
ダゾールを生ずる基を示す。
【0017】
【化30】
【0018】上記において、溶媒として、ジクロロメタ
ン、1,2ージクロロエタン、1,1,1ートリクロロ
エタン、クロロフォルム、アセトニトリル、トルエン、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2ージメトキシ
エタン、シクロヘキサン、水あるいはこれら溶媒の混合
物を用いることができる。
【0019】反応は−5〜50℃の範囲、好ましくは1
0℃未満で行われる。また、反応は、塩基の存在下で行
われる。この塩基としては、アルカリ金属あるいはアル
カリ土類金属の水酸化物、炭酸水素ナトリウム、アルカ
リ金属のアルコキシド、アルカリ金属の水素化物、ある
いはピリジンやトリエチルアミンのような第3アミンを
用いることができるが、特に炭酸水素ナトリウムを用い
るのが好ましい。
【0020】さらに本発明は、化粧品として許容できる
賦形剤中に、上述した一般式(I)の化合物を少なくと
も一つ含有する化粧品組成物を提供する。特に髪用の組
成物を提供するものであるが、これに限定されるもので
はない。
【0021】ところで、よく知られているところである
が、大気中の成分の影響を受けることによって、さらに
はパーマネントウェーブ、髪のストレート化、染色、脱
色など、いろいろな髪の処理を繰り返し行うことによっ
て、髪はいろいろな度合で敏感になったり弱くなったり
する。その結果、髪は手触りが荒くなり、輝きを失い、
ほぐしたりスタイルを整えることが困難になる。
【0022】よって、髪の処理の分野において、髪が受
けたダメージを回復させることを目的として髪用製品中
に処理剤を用いることが必要とされている。このような
処理剤は、髪に、ほぐれやすさ、光沢、健康感、良好な
手触りなどの優れた特性をもたらすものでなければなら
ない。
【0023】上記の事情に鑑みて研究を行った結果、本
出願人は、一般式(I)で示す新規化合物を髪用組成物
に用いたときに、スタイリング、スムージング、コーテ
ィング効果を髪に与え、髪を容易にほぐすことができる
ようにするという優れた特性を有していることを見いだ
した。したがって、上記組成物は、髪の処理において、
非常に優れた利点を有するものである。
【0024】本発明に係る組成物には、一般式(I)に
示される化合物が組成物の総重量に対して0.001〜
15重量%、好ましくは0.1〜10重量%の濃度で存
在する。また、上記組成物は、単相または複相の、水性
または水性/アルコールローション、単相または複相の
ゲル、エマルジョン、クリーム、小胞分散体、泡状物
(ムース)、スプレーの形をとることができる。
【0025】さらに、髪用組成物は、シャンプー、すす
ぎが必要あるいは不要なコンディショナー、パーマネン
トウェーブ用、髪のストレート化(ストレートパーマ)
用、染色(髪染め)用、脱色(漂白)用の組成物の形を
とることができる。さらにまた、髪用組成物は、染色、
パーマネントウェーブ、髪のストレート化の前あるいは
後において、もしくは、パーマネントウェーブまたは髪
のストレート化の途中の2段階の間において、すすが
れ、用いられる組成物の形をとることもできる。
【0026】また、上記組成物には、脂肪物質、有機溶
媒、シリコーン、増粘剤、軟化剤、界面活性剤、アニオ
ン、カチオン、非イオン性もしくは両性のポリマー、消
泡剤、タンパク質やビタミンのような髪用調整剤、処理
剤(抜け毛防止またはフケ防止剤)、染料、芳香剤、保
存剤、促進剤(propellants)から選ばれた化粧品添加
剤を含有せしめてもよい。
【0027】さらに、具体的には、脂肪物質としては、
油(オイル)、ロウ(ワックス)またはこれらの混合
物、脂肪酸、脂肪アルコール、C6 〜C18の脂肪酸を有
するトリグリセリドのような脂肪酸エステル、ワセリ
ン、パラフィン、ラノリン、水素化またはアセチル化さ
れたラノリンを用いることができる。
【0028】上記油としては、鉱物性、動物性または植
物性の油、合成油、特に液状パラフィン、カスター油、
ホウホウバ油(jojoba oil)、ゴマ油、さらにシリコン
油、ゴム、イソパラフィンが挙げられる。上記ロウとし
ては、動物性、植物性、無機または合成ろう、特にみつ
ろう、カンデリラロウ、臭ロウ、微晶質のロウ、シリコ
ーンロウ、樹脂が挙げられる。上記化粧品組成物に通常
用いられる有機溶媒としては、エタノール、イソプロパ
ノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
プロピレングリコール、グリセロールのようなC1 〜C
6 の低級モノアルコールまたはポリアルコールが挙げら
れる。
【0029】上記増粘剤は、特にアルギン酸ナトリウ
ム、アラビアゴム、メチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースのようなセルロース誘導体、グアガムおよびその
誘導体、キサンタンゴム(xanthan gum)、スクレログ
ルカン、架橋ポリアクリル酸から選ぶことができる。ま
た、上記界面活性剤および上記ポリマーとしては、特
に、髪用組成物に用いるものとして従来からよく知られ
ているものを用いることができる。
【0030】組成物は、イオン性または非イオン性で両
親媒性の脂質の小胞分散体の形で提供することができ
る。これらは、Standish & Watkins, J. Mol. Biol., 1
3, 238(1965)、あるいは出願人の仏国特許公開第2,31
5,991号および仏国特許公開第2,416,008号に記載されて
いるように、特に、水溶液中において脂質を膨張させて
水性媒体に小球を分散させるようにして作製される。ま
た、さまざまな調製方法が、1987年に、INSERM/John Li
bery Eurotext によって刊行された“細胞生物学および
薬理学におけるリポソーム(Les liposomes en biologi
e cellulaire etpharmacologie)”の6〜18ページに
記載されている。
【0031】本発明に係る組成物のpHは、4ないし8
で、下限は5以上で上限は7以下がさらに好ましい。本
発明は、上述した組成物の髪処理における用途および上
述した組成物を用いて髪を処理する髪の処理法を提供す
る。また、本発明に係る化合物を調製した実施例と、該
化合物を含有する化粧用組成物の実施例とを以下に示す
が、これらは本発明を限定するものではない。
【0032】
【実施例】実施例1 :Nー2ーエチルヘキシルオキシカルボニルー
NーメチルーD−グルカミンの調製 反応器において、117g(0.6mol)のNーメチ
ルーDーグルカミンを800mlの水と400mlのテ
トラヒドロフランとの混合物に溶解させた後、これに2
01.6g(2.4mol)の炭酸水素ナトリウムを分
散させた。そして、反応混合物の温度を5℃に保ちつ
つ、115.6g(0.6mol)の2ーエチルヘキシ
ル=クロロフォルマートを滴下し、その反応混合物を5
℃で攪拌しつつ、3時間反応させた後、室温で一晩放置
した。
【0033】ついで、上記反応混合物をろ過し、濃縮し
て得られたペースト状の残留物を2リットルのアセトン
に溶解した後、これを5℃まで冷却してろ過した。そし
て、集められた結晶生成物を乾燥し、105g(収率5
0%)のNー2ーエチルヘキシルオキシカルボニルーN
ーメチルーDーグルカミンを得た。その融点は74.2
℃であった。また、得られたNー2ーエチルヘキシルオ
キシカルボニルーNーメチルーDーグルカミンの元素分
析の結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】実施例2:Nー2ーヘキシルデシルオキシ
カルボニルーNーメチルーD−グルカミンの調製 60mlの水と80mlのテトラヒドロフランとの混合
物に溶解した70.2g(0.36mol)のNーメチ
ルーDーグルカミンと、20.96g(1.44mo
l)の炭酸水素ナトリウムと、109.62g(0.3
6mol)の2ーヘキシルデシルクロロフォルマートと
を用いて、実施例1と同様の方法にて表題化合物を調製
した。
【0036】反応混合物から得られた固形残留物を、ま
ず1リットルのアセトンで、ついで2回目は0.5リッ
トルのアセトンで、再結晶させた。ついで、これを0℃
で12時間冷却し、結晶生成物を回収して乾燥した。そ
して、100g(収率60%)のNー2ーヘキシルデシ
ルオキシカルボニルーNーメチルーDーグルカミンを得
た。融点は70.6℃であった。また、得られたNー2
ーヘキシルデシルオキシカルボニルーNーメチルーDー
グルカミンの元素分析の結果を表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】実施例3:Nー2ーブチルオクチルオキシ
カルボニルーNーメチルーD−グルカミンの調製 78g(0.4mol)のNーメチルーDーグルカミン
と、134.4g(1.6mol)の重炭酸ナトリウム
と、99.4g(0.4mol)の2ーブチルオクチル
クロロフォルマートとを用いて、実施例1と同様の方法
にて表題化合物を製造した。そして、62gのNー2ー
ブチルオクチルオキシカルボニルーNーメチルーD−グ
ルカミンが、融点が77℃の白色粉末状で得られた。ま
た、得られたNー2ーブチルオクチルオキシカルボニル
ーNーメチルーDーグルカミンの元素分析の結果を表3
に示す。
【0039】
【表3】
【0040】実施例4:Nー2ーデシルテトラデシルオ
キシカルボニルーNーメチルーD−グルカミンの調製 39g(0.2mol)のNーメチルーDーグルカミン
と、67.2g(0.8mol)の重炭酸ナトリウム
と、83.3g(0.2mol)の2ーデシルテトラデ
シルクロロフォルマートとを用いて、実施例1と同様の
方法にて表題化合物を調製した。そして、58gのNー
2ーデシルテトラデシルオキシカルボニルーNーメチル
ーD−グルカミンが、融点が63℃の白色粉末状で得ら
れた。また、得られたNー2ーデシルテトラデシルオキ
シカルボニルーNーメチルーDーグルカミンの元素分析
の結果を表4に示す。
【0041】
【表4】
【0042】実施例5:Nー2ードデシルヘキサデシル
オキシカルボニルーNーメチルーD−グルカミンの調製 78g(0.4mol)のNーメチルーDーグルカミン
と、134.4g(1.6mol)の重炭酸ナトリウム
と、189g(0.4mol)の2ードデシルヘキサデ
シルクロロフォルマートとを用いて、実施例1と同様の
方法にて表題化合物を調製した。そして、163gのN
ー2ードデシルヘキサデシルオキシカルボニルーNーメ
チルーD−グルカミンが、融点が54℃の白色粉末状で
得られた。また、得られたNー2ードデシルヘキサデシ
ルオキシカルボニルーNーメチルーDーグルカミンの元
素分析の結果を表5に示す。
【0043】
【表5】
【0044】実施例6:Nー2ーデシルテトラデシルオ
キシカルボニルーD−グルカミンの調製 1000ml容量の反応器において、36.2g(0.
2mol)のDーグルカミンを100mlの水に溶解さ
せた後、これに135mlのテトラヒドロフランを添加
し、ついで67.2g(0.8mol)の重炭酸ナトリ
ウムを添加した。この混合物を攪拌しつつ−2℃にし、
83.3g(0.2mol)の2ーデシルテトラデシル
クロロフォルマートを150分以上かけて滴下させなが
ら添加した。添加後、混合物を0℃で2時間放置した
後、2時間以上かけて25℃まで戻した。そして、不溶
性物質を焼結ガラス上に移し、ロータリーエバポレータ
ーで所定の乾燥度になるまで濃縮した。さらに、上記方
法にて得られた残留物を1リットルのアセトンで再結晶
させた。さらにまた、この操作を1リットルのアセトン
で一度、1リットルのエチルアセタートとアセトンとの
混合物(1/1 vol/vol)にて繰り返しおこな
った。そして、61gのNー2ーデシルテトラデシルオ
キシカルボニルーD−グルカミンが、融点が82℃の白
色粉末状で得られた。また、得られたNー2ーデシルテ
トラデシルオキシカルボニルーDーグルカミンの元素分
析の結果を表6に示す。
【0045】
【表6】
【0046】実施例7:Nー2ーヘキシルデシルオキシ
カルボニルーD−グルカミンの調製 46.8g(0.24mol)のDーグルカミンと、8
0.6g(0.96mol)の重炭酸ナトリウムと、7
3.08g(0.24mol)の2ーヘキシルデシルク
ロロフォルマートとを用いて、実施例6と同様の方法に
て表題化合物を調製した。そして、70gのNー2ーヘ
キシルデシルオキシカルボニルーD−グルカミンが、融
点が81℃の白色粉末状で得られた。
【0047】実施例8:3ー[Nー(2ーデシルテトラ
デシルオキシカルボニル)アミノ]ー1,2ープロパン
ジオールの調製 18.2g(0.2mol)の3ーアミノー1,2ープ
ロパンジオールと、67.2g(0.8mol)の重炭
酸ナトリウムと、83.3g(0.2mol)の2ーデ
シルテトラデシルクロロフォルマートとを用いて、実施
例6と同様の方法にて表題化合物を調製した。95gの
琥珀色の油を得た。ついでこの油を、ジクロロメタンと
メタノールとの混合液(10/0〜9/1 vol/v
ol)を用いて、シリカで精製した。その結果、80g
の白色のロウを得た。その純度をジクロロメタンとメタ
ノールとからなる溶出液(95/5 vol/vol)
を用いて、薄層クロマトグラフィー(Rf=0.34)
にて測定した。
【0048】また、得られた3ー[Nー(2ーデシルテ
トラデシルオキシカルボニル)アミノ]ー1,2ープロ
パンジオールの元素分析の結果を表7に示す。
【0049】
【表7】
【0050】実施例9:2ー[Nー(2ーデシルテトラ
デシルオキシカルボニル)アミノ]ー2ーヒドロキシメ
チルー1,3ープロパンジオールの調製 24.2g(0.2mol)のトリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタンと、67.2g(0.8mol)の重
炭酸ナトリウムと、83.3g(0.2mol)の2ー
デシルテトラデシルクロロフォルマートとを用いて、実
施例6と同様の方法にて表題化合物を調製した。そし
て、ヘプタンとエチルアセタートからなる溶出液(7/
3〜6/4 vol/vol)を用いたシリカ上で反応
させて精製して、融点が51℃の白色ロウを40g得
た。また、その純度をジクロロメタンとメタノールの混
合液(9/1vol/vol)からなる溶出液を用いた
薄層クロマトグラフィー(Rf=0.45)にて測定し
た。また、得られた2ー[Nー(2ーデシルテトラデシ
ルオキシカルボニル)アミノ]ー2ーヒドロキシメチル
ー1,3ープロパンジオールの元素分析の結果を表8に
示す。
【0051】
【表8】
【0052】実施例10:2ー[Nー(2ーヘキシルデ
シルオキシカルボニル)アミノ]ー1ーエタノールの調
第1段階 2リットル容量の反応器中において、1200mlのジ
クロロメタンに105.3g(0.65mol)のカル
ボニルジイミダゾールを溶解させた。ついで、133.
38g(0.55mol)の2ーヘキシルデカノールを
20℃で1時間以上かけて滴下しながら添加した後、こ
の反応混合物を攪拌しつつ、20℃で4時間放置した。
そして、反応混合物を分液漏斗に流し込み、200ml
の水で4回洗浄した。さらに、有機相を硫酸ナトリウム
で乾燥させて、所定の乾燥度になるまで濃縮し、黄色油
状の2ーヘキシルデシルオキシカルボニルイミダゾール
を173g得た。
【0053】第2段階 1リットル容量の反応器中において、12.2g(0.
2mol)のアミノエタノールを400mlの無水テト
ラヒドロフランに溶解した。さらに、300mlのテト
ラヒドロフランに、第1段階で作製した2ーヘキシルデ
シルオキシカルボニルイミダゾールを73.9g(0.
22mol)溶かした溶液を、20℃で90分以上かけ
て添加した。これを20℃で24時間攪拌した後、蒸発
乾燥させて、88gの油を作製した。そして、この油を
500mlのエチルアセタートに溶解し、100mlの
水で3回洗浄した。さらに、有機相を合わせて、硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、所定の乾燥度になるまで蒸発させ
て、71gの琥珀色の油を得た。そして、この油をヘプ
タンとエチルアセタートからなる溶出液(9/1〜8/
2 vol/vol)を用いてシリカで精製し、35g
の無色の油を得た。その純度をエチルアセタートとヘプ
タンの混合液(5/5 vol/vol)からなる溶出
液を用いた薄層クロマトグラフィー(Rf=0.55)
にて測定した。また、得られた2ー[Nー(2ーヘキシ
ルデシルオキシカルボニル)アミノ]ー1ーエタノール
の元素分析の結果を表9に示す。
【0054】
【表9】
【0055】実施例11:2ー[Nー(2ーデシルテト
ラデシルオキシカルボニル)アミノ]ー1ーエタノール
の調製第1段階 177g(0.5mol)の2ーデシルテトラデカノー
ルと、89.1g(0.55mol)のカルボニルジイ
ミダゾールと、1200mlのジクロロメタンとを用い
て、実施例10と同様の方法で第1段階を行い、230
gの琥珀色の油状のイミダゾールを得た。
【0056】第2段階 89.2g(0.2mol)の2ーデシルテトラデシル
オキシカルボニルイミダゾールと、13.42g(0.
22mol)のアミノエタノールと、500mlのテト
ラヒドロフランとを用いて、実施例10の第2段階と同
様の条件下で調製し、融点が48℃の白色ロウを73g
得た。また、得られた2ー[Nー(2ーデシルテトラデ
シルオキシカルボニル)アミノ]ー1ーエタノールの元
素分析の結果を表10に示す。
【0057】
【表10】
【0058】実施例12 :シャンプー 以下の組成のシャンプーを調製した。 −活性物質50g%(重量%)含有し、 ヘンケル(Henkel)社から“APG 300”の商品名で販売されているアルキル (C9 /C10/C11−20/40/40) ポリ(1→4)グルコシド 15g(活性物質) −実施例2の化合物 0.1g −保存剤 適量 −水 全体を100gとする量 上記組成からなるものを塩酸でpH7に調整し、無色の
液体を得た。
【0059】実施例13 :シャンプー 以下の組成のシャンプーを調製した。 −Chemy社から“Akyposoft 45NV”の名称で販売されており、 4.5molのエチレンオキシドでオキシエ チレン化され、22重量%の水溶液とされた ラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム (C12/C14 70/30) 7.7g(活性物質) −Albright&Wilson SaintーMihiel社から “Empicol ESB/3FL”の 商品名で販売されており、2.2molの エチレンオキシドでオキシエチレン化され、 82重量%の水溶液とされたラウリル エーテル硫酸ナトリウム(C12/C14 70/30) 8.5g(活性物質) −ココナッツ酸モノイソプロパノールアミド 3g −Akzo社から“Elfacos GT 2825”の商品名で販売されており、60 molのエチレンオキシドでオキシエチレン 化された獣脂(tallow:以下、タローと記す) とミリスチルグリコールのエーテル 0.5g −実施例8の化合物 0.8g −保存剤 適量 −水 全体を100gとする量 上記組成からなるものを水酸化ナトリウムでpH7に調
整し、無色で濃厚な液体を得た。
【0060】実施例14 :シャンプー 以下の組成のシャンプーを調製した。 −Chemy社から“Akyposoft 45NV”の名称で販売されており、 4.5molのエチレンオキシドでオキシエ チレン化され、22重量%の水溶液とされた ラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム (C12/C14 70/30) 15g(活性物質) −Albright&Wilson SaintーMihiel社から “Empicol EBS/3FL”の商品 名で販売されており、2.2molのエチレ ンオキシドでオキシエチレン化され、82重 量%の水溶液とされたラウリルエーテル硫酸 ナトリウム(C12/C14 70/30) 8g(活性物質) −ココナッツ酸モノイソプロパノールアミド 2g −Akzo社から“Elfacos GT 2825”の名称で販売されており、60 molのエチレンオキシドでオキシエチレン 化されたタローとミリスチルグリコールのエ ーテル 1g −実施例11の化合物 0.4g −保存剤 適量 −水 全体を100gとする量 上記組成からなるものを水酸化ナトリウムでpH7に調
整し、透明な流体ゲルを得た。
【0061】実施例15 :シャンプー 以下の組成のシャンプーを調製した。 −ラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム 15g(活性物質) −ゴールドシュミット社から “Tegobetaine HS”の商品名 で販売されており、30重量%の水溶液とさ れた、ココイルアミノプロピルベタイン (cocoylaminopropyl betaine )とモノラウ リル酸グリセリル混合物(25/5) 4g(活性物質) −ゴールドシュミット社から“Antil 141 liquid”の商品名で販売さ れている、水/プロピレングリコール、ポリ エチレングリコール(エチレンオキシド55 mol含有)ジオレイン酸混合物 (20/40/40) 1.2g(活性物質) −実施例3の化合物 0.3g −保存剤 適量 −水 全体を100gとする量 上記組成からなるものを水酸化ナトリウムでpH6.8
に調整し、無色で濃厚な液体を得た。
【0062】上述した実施例12ないし15のシャンプ
ーで洗髪した後、髪を乾燥したところ、髪は、滑らか
で、光沢があり、ほぐしやすかった。
【0063】実施例16 :コンディショナー 以下の組成のコンディショナーを調製した。 −Toho社から“Catinal DC 80”の名称で販売されており、水/イソプ ロパノール(15/85)混合液に80重量 %で含有されたベヘニルトリメチルアンモニ ウム=クロリド 2g(活性物質) −実施例4の化合物 0.5g −保存剤 適量 −水 全体を100gとする量 上記組成から、不透明な液体を得た。
【0064】実施例17 :コンディショナー 以下の組成のコンディショナーを調製した。 −ヘンケル(Henkel)社から “Dehyquart A”の商品名で販売 されている25重量%のセチルトリメチルア ンモニウム=クロリド水溶液 0.5g(活性物質) −実施例5の化合物 0.25g −保存剤 適量 −水 全体を100gとする量 上記組成からなるものを水酸化ナトリウムでpH5.5
に調整した。
【0065】実施例18 :コンディショナー 以下の組成のコンディショナーを調製した。 −Toho社から“Catinal DC 80”の名称で販売されており、水/イソ プロパノール(15/85)混合液に80重 量%で含有されたベヘニルトリメチルアンモ ニウム=クロリド 5g(活性物質) −実施例7の化合物 0.25g −保存剤 適量 −水 全体を100gとする量 上記組成から、流体状の乳液を得た。
【0066】簡単に洗髪した後、上述した実施例16な
いし18のコンディショナーを濡れた髪に用いた。そし
て、水ですすいで髪を乾燥させたところ、髪は滑らかで
いきいきとし、被覆状態となっていた。また、スタイリ
ングの保持も優れていた。
【0067】実施例19 :すすぎ不要のローション 以下の組成のローションを調製した。 −20molのエチレンオキシドでオキシ エチレン化されたモノラウリン酸ソルビタン 0.5g −実施例6の化合物 0.001g −保存剤 適量 −水 全体を100gとする量 上記組成からなるものを水酸化ナトリウムでpH7に調
整し、透明な流体状ローションを得た。
【0068】実施例20 :すすぎ不要のローション 以下の組成のローションを調製した。 −Rewo社から“Rewoquat W 75 PG”の名称で販売され、75重量% のプロピレングリコール液とされた1ーメチ ルー2ータローー3ー(タローアミドエチル) イミダゾリニウム硫酸メチル 0.2g(活性物質) ー実施例9の化合物 0.005g ー保存剤 適量 ー水 全体を100gとする量 上記組成からなるものを水酸化ナトリウムでpH5.5
に調整し、乳白光を有する流体状ローションを得た。
【0069】簡単に洗髪した後、上述した実施例19お
よび20のローションを濡れた髪に用いた。そして、髪
をすすがないで乾燥させた後、整髪したところ、髪は均
一に滑らかでいきいきとし、被覆状態とされ、ほぐれや
すいものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・コウウェ−マーティン フランス・75011・パリ・リュ・ドゥ・シ ャロン・53

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の一般式(I) 【化1】 (式中、R1 は4〜18の炭素原子を有するアルキルま
    たはアルキレン基を示し、R2 は2〜16の炭素原子を
    有するアルキルまたはアルキレン基を示し、R3は水素
    原子または1〜6の炭素原子を有するアルキル基を示
    し、Aは非イオン性親水性基を示す)で表されることを
    特徴とする化合物。
  2. 【請求項2】 R1 は4〜14の炭素原子を有するアル
    キル基を示し、R2は2〜12の炭素原子を有するアル
    キル基を示し、R3 は水素原子またはメチル基を示すこ
    とを特徴とする請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 Aは以下の基(B) 【化2】 (式中、nは0または1の整数を示し、mは0〜5の整
    数を示し、Zは1〜4の炭素原子を有し、モノヒドロキ
    シル化もしくはポリヒドロキシル化されたアルキル基を
    示す)を表わすことを特徴とする請求項1または2記載
    の化合物。
  4. 【請求項4】 Zは以下に示す基(C)〜(J) 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 からなる群から選ばれたヒドロキシル化された基である
    ことを特徴とする請求項3記載の化合物。
  5. 【請求項5】 Nー2ーエチルヘキシルオキシカルボニ
    ルーNーメチルーD−グルカミン、Nー2ーヘキシルデ
    シルオキシカルボニルーNーメチルーD−グルカミン、
    Nー2ーブチルオクチルオキシカルボニルーNーメチル
    ーD−グルカミン、Nー2ーデシルテトラデシルオキシ
    カルボニルーNーメチルーD−グルカミン、Nー2ード
    デシルヘキサデシルオキシカルボニルーNーメチルーD
    −グルカミン、Nー2ーデシルテトラデシルオキシカル
    ボニルーD−グルカミン、Nー2ーヘキシルデシルオキ
    シカルボニルーD−グルカミン、3ー[Nー(2ーデシ
    ルテトラデシルオキシカルボニル)アミノ]ー1,2ー
    プロパンジオール、2ー[Nー(2ーデシルテトラデシ
    ルオキシカルボニル)アミノ]ー2ーヒドロキシメチル
    ー1,3ープロパンジオール、2ー[Nー(2ーヘキシ
    ルデシルオキシカルボニル)アミノ]ー1ーエタノー
    ル、2ー[Nー(2ーデシルテトラデシルオキシカルボ
    ニル)アミノ]ー1ーエタノールから選ばれたことを特
    徴とする請求項4記載の化合物。
  6. 【請求項6】 次の一般式(I) 【化10】 (式中、R1 は4〜18の炭素原子を有するアルキルま
    たはアルキレン基を示し、R2 は2〜16の炭素原子を
    有するアルキルまたはアルキレン基を示し、R3は水素
    原子または1〜6の炭素原子を有するアルキル基を示
    し、Aは非イオン性親水性基を示す)で表される化合物
    の製造方法において、不活性溶媒中で、式R3 −NHー
    Aで表されるアミノアルコールを、以下の式(II) 【化11】 (式II中、R1 、R2 、R3 およびAは、式(I)と
    同様の意味であり、Xはハロゲン原子、またはアゾール
    から誘導された基を示す)で表される化合物と反応させ
    ることを特徴とする化合物の製造方法。
  7. 【請求項7】 Xが塩素原子またはイミダゾールから誘
    導された基であることを特徴とする請求項6記載の化合
    物の製造方法。
  8. 【請求項8】 Aは以下の基(B) 【化12】 (式中、nは0または1の整数を示し、mは0〜5の整
    数を示し、Zは1〜4の炭素原子を有し、モノヒドロキ
    シル化もしくはポリヒドロキシル化されたアルキル基を
    示す)を表わすことを特徴とする請求項6または7記載
    の化合物の製造方法。
  9. 【請求項9】 Zは以下に示す基(C)〜(J) 【化13】 【化14】 【化15】 【化16】 【化17】 【化18】 【化19】 からなる群から選ばれたヒドロキシル化された基である
    ことを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記
    載の化合物の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし5に記載の化合物を少
    なくとも一つ含有してなることを特徴とする化粧品組成
    物。
  11. 【請求項11】 水性もしくは水性/アルコールローシ
    ョン、ゲル、クリーム、エマルジョン、小胞分散体、泡
    状物、スプレーの何れかの形態をとることを特徴とする
    請求項10記載の化粧品組成物。
  12. 【請求項12】 上記化合物を組成物の総重量に対して
    0.001〜15重量%含有してなることを特徴とする
    請求項10または11記載の化粧品組成物。
  13. 【請求項13】 上記化合物を組成物の総重量に対して
    0.1〜10重量%含有してなることを特徴とする請求
    項10ないし12のいずれか1項に記載の化粧品組成
    物。
  14. 【請求項14】 髪用組成物であることを特徴とする請
    求項10ないし13のいずれか1項に記載の化粧品組成
    物。
  15. 【請求項15】 シャンプー、すすぎが必要あるいは不
    要なコンディショナー、パーマネントウェーブ用、髪の
    ストレート化用、染色用あるいは脱色用の組成物の形
    態、または、染色、パーマネントウェーブあるいは髪の
    ストレート化の前あるいは後、もしくはパーマネントウ
    ェーブあるいは髪のストレート化における途中の段階
    で、すすがれ、適用される組成物の形態をとることを特
    徴とする請求項14記載の化粧品組成物。
  16. 【請求項16】 少なくとも一つの化粧品添加剤を含有
    してなることを特徴とする請求項10ないし15のいず
    れか1項に記載の化粧品組成物。
  17. 【請求項17】 請求項10ないし16のいずれか1項
    に記載の化粧品組成物を髪処理に用いることを特徴とす
    る化粧品組成物の使用方法。
  18. 【請求項18】 請求項10ないし16のいずれか1項
    に記載の化粧品組成物を用いて髪を処理することを特徴
    とする髪の処理方法。
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