JPH0725720B2 - 抗微生物化合物 - Google Patents
抗微生物化合物Info
- Publication number
- JPH0725720B2 JPH0725720B2 JP1235883A JP23588389A JPH0725720B2 JP H0725720 B2 JPH0725720 B2 JP H0725720B2 JP 1235883 A JP1235883 A JP 1235883A JP 23588389 A JP23588389 A JP 23588389A JP H0725720 B2 JPH0725720 B2 JP H0725720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cycloalkenyl
- alkyl
- cycloalkyl
- alkenyl
- aryl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C279/00—Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
- C07C279/20—Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups containing any of the groups, X being a hetero atom, Y being any atom, e.g. acylguanidines
- C07C279/24—Y being a hetero atom
- C07C279/26—X and Y being nitrogen atoms, i.e. biguanides
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/08—Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or symmetrical anhydrides with the hydroxy or O-metal group of organic compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/62—Halogen-containing esters
- C07C69/63—Halogen-containing esters of saturated acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/62—Halogen-containing esters
- C07C69/65—Halogen-containing esters of unsaturated acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/62—Halogen-containing esters
- C07C69/65—Halogen-containing esters of unsaturated acids
- C07C69/657—Maleic acid esters; Fumaric acid esters; Halomaleic acid esters; Halofumaric acid esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/66—Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety
- C07C69/67—Esters of carboxylic acids having esterified carboxylic groups bound to acyclic carbon atoms and having any of the groups OH, O—metal, —CHO, keto, ether, acyloxy, groups, groups, or in the acid moiety of saturated acids
- C07C69/708—Ethers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/76—Esters of carboxylic acids having a carboxyl group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/76—Esters of carboxylic acids having a carboxyl group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C69/80—Phthalic acid esters
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Oncology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ジカルボン酸無水物のモノ−ヨードプロパルギルエステ
ルおよびこれらの抗微生物剤としての使用法 従来の技術および解決するための課題 有効かつ経済的抗微生物性組成物に対する要望があるこ
とは公知である。微生物の発育抑制を必要とする産業、
家庭、および病院における多種多様な応用がある。
ルおよびこれらの抗微生物剤としての使用法 従来の技術および解決するための課題 有効かつ経済的抗微生物性組成物に対する要望があるこ
とは公知である。微生物の発育抑制を必要とする産業、
家庭、および病院における多種多様な応用がある。
その抗微生物活性に関して特に満足できる一群の化合物
はハロプロパルギルカルバメート、とりわけ３−ヨード
プロパルギルブチルカルバメート、IPBCである。このよ
うな化合物群の製造法およびそれらの使用法は欧州特許
願第0014032号明細書（1980年８月６日発行）ならびに
米国特許第4,661,632号、第4,639,541号、第4,647,572
号および第4,719,227号明細書に開示されている。都合
の悪いことに、このような化合物は必要な活性、光安定
性および（または）親油系および親水系両方の製剤化を
容易にする溶解性を欠くことが多い。当然このことはこ
れら化合物の有用性にとつて重大な障害となる。
はハロプロパルギルカルバメート、とりわけ３−ヨード
プロパルギルブチルカルバメート、IPBCである。このよ
うな化合物群の製造法およびそれらの使用法は欧州特許
願第0014032号明細書（1980年８月６日発行）ならびに
米国特許第4,661,632号、第4,639,541号、第4,647,572
号および第4,719,227号明細書に開示されている。都合
の悪いことに、このような化合物は必要な活性、光安定
性および（または）親油系および親水系両方の製剤化を
容易にする溶解性を欠くことが多い。当然このことはこ
れら化合物の有用性にとつて重大な障害となる。
課題を解決するための手段 ジカルボン酸無水物のモノ−ヨードプロパルギルエステ
ルは産業、化粧品および個人向ケアー製品に抗微生物性
組成物として応用するのに極めて有用な新規組成物であ
ることが本発明によりここに発見された。これら化合物
のあるものは、例えばナトリウム塩は親油系および親水
系に独自に溶解し容易に混和しうる。このことは、例え
ば商業的に使用されている先行化合物３−ヨード−２−
プロパルギルブチルカルバメートが水性系に極く僅かし
か溶けないのに比較して明白な利点である。更に、本発
明組成物は高い活性と向上した光安定性をもつ。
ルは産業、化粧品および個人向ケアー製品に抗微生物性
組成物として応用するのに極めて有用な新規組成物であ
ることが本発明によりここに発見された。これら化合物
のあるものは、例えばナトリウム塩は親油系および親水
系に独自に溶解し容易に混和しうる。このことは、例え
ば商業的に使用されている先行化合物３−ヨード−２−
プロパルギルブチルカルバメートが水性系に極く僅かし
か溶けないのに比較して明白な利点である。更に、本発
明組成物は高い活性と向上した光安定性をもつ。
本発明の更にもう一つの具体例はヨードプロパルギルア
ルコールと選ばれた一群のジカルボン酸無水物との反応
による上記化合物の製造法である。後者の無水物には脂
肪族、オレフイン系、芳香族および複素環式酸無水物、
例えばコハク酸、マレイン酸、フタル酸、テトラクロロ
フタル酸、ジグリコール酸およびイタコン酸の無水物が
包含される。
ルコールと選ばれた一群のジカルボン酸無水物との反応
による上記化合物の製造法である。後者の無水物には脂
肪族、オレフイン系、芳香族および複素環式酸無水物、
例えばコハク酸、マレイン酸、フタル酸、テトラクロロ
フタル酸、ジグリコール酸およびイタコン酸の無水物が
包含される。
本発明の更にもう一つの具体例はこれら新規化合物を含
む抗微生物性組成物ならびにこのような組成物の使用を
包含する。
む抗微生物性組成物ならびにこのような組成物の使用を
包含する。
発明の詳細な記述 本発明に係る化合物の新規組成物は、次式： 〔式中、 Ｒは水素またはメチルであり、 ｎは１から16であり、 R1およびR2は以下にR3およびR4として定義された基、あ
るいは一緒に結合してシクロアルキル、シクロアルケニ
ル、芳香族環あるいは酸素、窒素または硫黄原子を含む
複素環あるいはそのアルコキシ、アミノ、カルボキシ
ル、ハロ、ヒドロキシル、ケトまたはチオカルボキシル
置換誘導体を形成し、 R3およびR4は（Ａ）水素、アルキル、シクロアルキル、
アルケニル、シクロアルケニル、アリール、複素環（酸
素、窒素または硫黄原子を含む）、アルコキシ、アミ
ノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、ケト、または
チオカルボキシル、および（Ｂ）アルキル、シクロアル
キル、アルケニル、シクロアルケニル、アリールおよび
複素環の置換誘導体（これら置換基はアルキル、シクロ
アルキル、アルケニル、シクロアケニル、アリール、ア
ルコキシ、アミノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ
ル、ケトまたはチオカルボキシルである）から独立して
選ばれ、 Ｗは単結合、酸素、NR5または（CR6R7）ｍ（式中、R5は
水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロ
アルケニル、アリール、または複素環（酸素、窒素また
は硫黄原子を含む）あるいはアルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニル、またはアリール基
の置換誘導体（これら置換基はアルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニル、アリール、アルコ
キシ、アミノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、ケ
トまたはチオカルボキシルである）であり、R6およびR7
は上記R3およびR4として定義した通りであり、ｍは１か
ら12の整数である）でよい〕の一つで表わされる化合物
を含有する。
るいは一緒に結合してシクロアルキル、シクロアルケニ
ル、芳香族環あるいは酸素、窒素または硫黄原子を含む
複素環あるいはそのアルコキシ、アミノ、カルボキシ
ル、ハロ、ヒドロキシル、ケトまたはチオカルボキシル
置換誘導体を形成し、 R3およびR4は（Ａ）水素、アルキル、シクロアルキル、
アルケニル、シクロアルケニル、アリール、複素環（酸
素、窒素または硫黄原子を含む）、アルコキシ、アミ
ノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、ケト、または
チオカルボキシル、および（Ｂ）アルキル、シクロアル
キル、アルケニル、シクロアルケニル、アリールおよび
複素環の置換誘導体（これら置換基はアルキル、シクロ
アルキル、アルケニル、シクロアケニル、アリール、ア
ルコキシ、アミノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ
ル、ケトまたはチオカルボキシルである）から独立して
選ばれ、 Ｗは単結合、酸素、NR5または（CR6R7）ｍ（式中、R5は
水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロ
アルケニル、アリール、または複素環（酸素、窒素また
は硫黄原子を含む）あるいはアルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニル、またはアリール基
の置換誘導体（これら置換基はアルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニル、アリール、アルコ
キシ、アミノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、ケ
トまたはチオカルボキシルである）であり、R6およびR7
は上記R3およびR4として定義した通りであり、ｍは１か
ら12の整数である）でよい〕の一つで表わされる化合物
を含有する。
上の定義の中で引用した複素環は５員から８員を含むこ
とができ、アルキルまたはシクロアルキル基は１から18
炭素原子を含み、アルケニルまたはシクロアルケニル基
は２から18炭素原子を含み、アリール基は６から10員を
含みうる。Ｘは水素、または塩形成陽イオン、例えばア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、第３級
アンモニウム、第４級アンモニウム、ビグアニドまたは
ポリグアニドである。
とができ、アルキルまたはシクロアルキル基は１から18
炭素原子を含み、アルケニルまたはシクロアルケニル基
は２から18炭素原子を含み、アリール基は６から10員を
含みうる。Ｘは水素、または塩形成陽イオン、例えばア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、第３級
アンモニウム、第４級アンモニウム、ビグアニドまたは
ポリグアニドである。
式IIにおいて、R1とR2が水素のときその化合物はマレエ
ートである。R1とR2が互に結合して６員芳香環の一部を
形成するときその化合物はフタレートである。式Ｉにお
いて、R1、R2、R3、およびR4が水素、Ｗが単結合である
とき、その化合物はスクシネートである。R1、R2、R3お
よびR4が水素、Ｗが酸素であるとき、その化合物はジグ
リコレートである。他の化合物には例えばジメチルグル
タル酸無水物、エチレンジアミン四酢酸ジ無水物、3,3
−ジメチルグルタル酸無水物、Ｓ−アセチルメルカプト
コハク酸無水物、ジクロロマレイン酸無水物、２−ドデ
セン−１−イルコハク酸無水物、およびcis−５−ノル
ボルネン−エンド−2,3−ジカボン酸無水物といつた無
水物のモノ−ヨードプルパルギルエステルが含まれる。
親水性を望むならナトリウム塩が極めて高い水溶性をも
つものでそれら塩を用いることができる。
ートである。R1とR2が互に結合して６員芳香環の一部を
形成するときその化合物はフタレートである。式Ｉにお
いて、R1、R2、R3、およびR4が水素、Ｗが単結合である
とき、その化合物はスクシネートである。R1、R2、R3お
よびR4が水素、Ｗが酸素であるとき、その化合物はジグ
リコレートである。他の化合物には例えばジメチルグル
タル酸無水物、エチレンジアミン四酢酸ジ無水物、3,3
−ジメチルグルタル酸無水物、Ｓ−アセチルメルカプト
コハク酸無水物、ジクロロマレイン酸無水物、２−ドデ
セン−１−イルコハク酸無水物、およびcis−５−ノル
ボルネン−エンド−2,3−ジカボン酸無水物といつた無
水物のモノ−ヨードプルパルギルエステルが含まれる。
親水性を望むならナトリウム塩が極めて高い水溶性をも
つものでそれら塩を用いることができる。
前記の通り、特に適当なカルボン酸無水物にはコハク
酸、イタコン酸、フタル酸、テトラクロロフタル酸、お
よびジグリコール酸の無水物が含まれる。
酸、イタコン酸、フタル酸、テトラクロロフタル酸、お
よびジグリコール酸の無水物が含まれる。
本発明化合物の製造は相当慎重に行なわねばならない。
きびしい条件あるいは高い反応温度を使用すると望まし
くない副反応を起こすであろう。
きびしい条件あるいは高い反応温度を使用すると望まし
くない副反応を起こすであろう。
飽和酸無水物を使用する場合の特に適当な化合物製造法
は、アルコールおよび無水物成分（例えば、無水コハク
酸）の両方を別々に非アルコール性溶媒（例えば、トリ
エチルアミンまたはピリジン）に溶解し、次にこれら溶
液を例えばジブチルスズジラウレートといつた触媒の存
在下、−20゜から100℃、なるべくは０゜から60℃、最
も望ましくは50℃以下の反応温度で混合するものであ
る。反応時間は典型的には１から５時間である。上記方
法は、ヨードプロパルギルアルコールと酸無水物、例え
ばコハク酸、フタル酸、およびジグリコール酸無水物と
の反応に対し特に有用である。ほぼ等モル量のアルコー
ルと酸無水物を使用すればモノ−置換酸が生成すること
は当然である。
は、アルコールおよび無水物成分（例えば、無水コハク
酸）の両方を別々に非アルコール性溶媒（例えば、トリ
エチルアミンまたはピリジン）に溶解し、次にこれら溶
液を例えばジブチルスズジラウレートといつた触媒の存
在下、−20゜から100℃、なるべくは０゜から60℃、最
も望ましくは50℃以下の反応温度で混合するものであ
る。反応時間は典型的には１から５時間である。上記方
法は、ヨードプロパルギルアルコールと酸無水物、例え
ばコハク酸、フタル酸、およびジグリコール酸無水物と
の反応に対し特に有用である。ほぼ等モル量のアルコー
ルと酸無水物を使用すればモノ−置換酸が生成すること
は当然である。
不飽和酸無水物、例えば無水マレイン酸の反応に関して
は、クロロホルム溶液中で少量の（例えば、0.1から５
％）第３級アミン、例えばトリエチルアミンの存在下に
反応を行なうのが便利である。この反応は室温あるいは
その付近で行なう。有用なアミンの例はトリエチルアミ
ンおよび１から18炭素原子を有する他のトリアルキルア
ミン、環式アミン、例えばピリジン、ピコリン、Ｎ−メ
チル−ピペリジン、N,N−ジメチルアミノピリジン、Ｎ
−メチルモルホリン、およびキノリン、およびアリール
置換アミン、例えばトリフエニルアミンである。
は、クロロホルム溶液中で少量の（例えば、0.1から５
％）第３級アミン、例えばトリエチルアミンの存在下に
反応を行なうのが便利である。この反応は室温あるいは
その付近で行なう。有用なアミンの例はトリエチルアミ
ンおよび１から18炭素原子を有する他のトリアルキルア
ミン、環式アミン、例えばピリジン、ピコリン、Ｎ−メ
チル−ピペリジン、N,N−ジメチルアミノピリジン、Ｎ
−メチルモルホリン、およびキノリン、およびアリール
置換アミン、例えばトリフエニルアミンである。
前記溶媒に加えて、他の非アルコール性溶媒、例えばハ
ロゲン化有機溶媒、例えば塩素化アルカン、即ち四塩化
炭素、塩化メチレン、テトラクロロエチレン；エステ
ル、例えば酢酸エチル；石油エーテル類、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、トルエンおよびジオキサン
を使用できる。
ロゲン化有機溶媒、例えば塩素化アルカン、即ち四塩化
炭素、塩化メチレン、テトラクロロエチレン；エステ
ル、例えば酢酸エチル；石油エーテル類、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、トルエンおよびジオキサン
を使用できる。
本発明組成物は細菌、真菌、および酵母の発育抑制に有
効であることが分かつた。更に詳しく言えば、抑制でき
る真菌および酵母には次のものが含まれる： Aspergillus niger,Candida albicans,Lentinus lepide
us,Gloeophyllum trabeum,Corioulus versicolor,Trich
oderma viride,Alternaria alternata,Pencillium decu
mbens,Botrytis cinerea,Colletotrichum coffeanum,Ve
rticillium dahliae,およびTrichophyton mentagrophyt
es。細菌の例には次のものが含まれる:Salmonella chol
eraesuis,Serratia marcescens,Klebsiella pneumonia
e,Enterobacter aerogenes,Aerobacter aerogenes,Baci
llus subtilis,Proteus vulgaris,Streptococcus faeca
lis,Pseudomonas aeruginosa,Escherichia coli,および
Staphylococcus aureus。
効であることが分かつた。更に詳しく言えば、抑制でき
る真菌および酵母には次のものが含まれる： Aspergillus niger,Candida albicans,Lentinus lepide
us,Gloeophyllum trabeum,Corioulus versicolor,Trich
oderma viride,Alternaria alternata,Pencillium decu
mbens,Botrytis cinerea,Colletotrichum coffeanum,Ve
rticillium dahliae,およびTrichophyton mentagrophyt
es。細菌の例には次のものが含まれる:Salmonella chol
eraesuis,Serratia marcescens,Klebsiella pneumonia
e,Enterobacter aerogenes,Aerobacter aerogenes,Baci
llus subtilis,Proteus vulgaris,Streptococcus faeca
lis,Pseudomonas aeruginosa,Escherichia coli,および
Staphylococcus aureus。
本発明い係る新規ヨードプロパルギルエステルは微生物
の発育抑制のため、とりわけ化粧品、個人向ケアー製
品、家庭用品、および工業材料、例えば接着剤、サイズ
類、紙およびボール紙、織物、皮革、木材、ペイントお
よびプラスチツク製物品、冷却用潤滑剤、および微生物
により攻撃されるかまたは分解されうる他の材料の保護
のために活性化合物として使用できる。生産工場の諸要
素、例えば冷却水も微生物の増殖により損なわれるの
で、これまた保護すべき材料の範ちゆうに入る。または
水を含む他の系、例えば水泳プールや温泉も本発明材料
の使用により完全さを保つことができる。更に、本発明
材料を使用して家庭、会社、および病院に見られるよう
な種々な表面の消毒および衛生維持により微生物を抑制
し除去することができる。
の発育抑制のため、とりわけ化粧品、個人向ケアー製
品、家庭用品、および工業材料、例えば接着剤、サイズ
類、紙およびボール紙、織物、皮革、木材、ペイントお
よびプラスチツク製物品、冷却用潤滑剤、および微生物
により攻撃されるかまたは分解されうる他の材料の保護
のために活性化合物として使用できる。生産工場の諸要
素、例えば冷却水も微生物の増殖により損なわれるの
で、これまた保護すべき材料の範ちゆうに入る。または
水を含む他の系、例えば水泳プールや温泉も本発明材料
の使用により完全さを保つことができる。更に、本発明
材料を使用して家庭、会社、および病院に見られるよう
な種々な表面の消毒および衛生維持により微生物を抑制
し除去することができる。
産業環境および工業材料における汚染、質低下または変
化を起こしうる微生物の例は細菌、真菌、酵母、藻類、
およびスライム生物である。本発明活性化合物は真菌
類、とりわけかび、木材を変色、破壊させる真菌（Basi
diomycetes）に対し、またスライム生物および藻類に対
して優先的に作用する。
化を起こしうる微生物の例は細菌、真菌、酵母、藻類、
およびスライム生物である。本発明活性化合物は真菌
類、とりわけかび、木材を変色、破壊させる真菌（Basi
diomycetes）に対し、またスライム生物および藻類に対
して優先的に作用する。
下記の属に入る微生物はその例である： Alternaria,例えばAlternaria tenuis,Aspergillus,例
えばAspergillus niger,Chaetomium,例えばChaetomium
globosum,Coniophora,例えばConiophora puteana,Lenti
nus,例えばLentinus tigrinus,Penicillium,例えばPeni
cillium glaucum,Polyporus,例えばPolyporus versicol
or,Aureobasidium,例えばAureobasidium pullulans,Scl
erophoma,例えばSclerophoma pityophila,Trichoderma,
例えばTrichoderma viride,Escherichia,例えばEscheri
chia coli,Pseudomonas,例えばPseudomonas aeruginosa
およびStaphylococcus,例えばStaphylococcus aureus。
えばAspergillus niger,Chaetomium,例えばChaetomium
globosum,Coniophora,例えばConiophora puteana,Lenti
nus,例えばLentinus tigrinus,Penicillium,例えばPeni
cillium glaucum,Polyporus,例えばPolyporus versicol
or,Aureobasidium,例えばAureobasidium pullulans,Scl
erophoma,例えばSclerophoma pityophila,Trichoderma,
例えばTrichoderma viride,Escherichia,例えばEscheri
chia coli,Pseudomonas,例えばPseudomonas aeruginosa
およびStaphylococcus,例えばStaphylococcus aureus。
本発明に係る活性化合物はその適用分野により従来使用
されている製剤、例えば溶液、乳濁系、懸濁系、粉剤、
ペーストおよび顆粒に変換できる。これらは公知の方法
により、例えば活性化合物をエキステンダー、例えば液
体溶媒および（または）固体担体と、あるいは必要に応
じ、界面活性剤、例えば乳化剤および（または）分散剤
と混合することにより調製できる。
されている製剤、例えば溶液、乳濁系、懸濁系、粉剤、
ペーストおよび顆粒に変換できる。これらは公知の方法
により、例えば活性化合物をエキステンダー、例えば液
体溶媒および（または）固体担体と、あるいは必要に応
じ、界面活性剤、例えば乳化剤および（または）分散剤
と混合することにより調製できる。
活性化合物に対する液体溶媒は水、アルコール類、例え
ば低級脂肪族アルコール、なるべくはエタノールまたは
イソプロパノール、ケトン類、例えばアセトンまたはメ
チルエチルケトン、液体炭化水素、例えばベンゼン留
分、およびハロゲン化炭化水素、例えば1,2−ジクロロ
エタンでよい。
ば低級脂肪族アルコール、なるべくはエタノールまたは
イソプロパノール、ケトン類、例えばアセトンまたはメ
チルエチルケトン、液体炭化水素、例えばベンゼン留
分、およびハロゲン化炭化水素、例えば1,2−ジクロロ
エタンでよい。
本発明活性化合物の使用濃度は抑制しようとする微生物
の種類と所在、また保護すべき材料の組成により決ま
る。使用すべき最適量は一連の試験により決定できる。
使用濃度は一般に保護しようとする材料に対して0.0000
5（0.5ppm）から５重量％、なるべくは0.0001から1.0％
の範囲にある。
の種類と所在、また保護すべき材料の組成により決ま
る。使用すべき最適量は一連の試験により決定できる。
使用濃度は一般に保護しようとする材料に対して0.0000
5（0.5ppm）から５重量％、なるべくは0.0001から1.0％
の範囲にある。
本発明をもつと詳しく説明するために下記の例をあげ
る。
る。
例 １ ヨードプロパルギルスクシネートの合成 方法A:クロロホルム250mlと無水コハク酸50g（0.50モ
ル）を入れた１反応フラスコに、10℃より低い温度で
クロロホルム250ml中ヨードプロパルギルアルコール91g
（0.50モル）の溶液を加えた。添加完了後、2ml（0.02
モル）のトリエチルアミンを加えた。反応混合物を室温
まで温め、室温で週末にわたり（３日間）かきまぜた。
反応混合物の薄層クロマトグラフは出発のヨードプロパ
ルギルアルコールの消失を示した。反応混合物全体を濃
縮乾燥して溶媒を除去した、淡褐色固体（145g）を得た
（理論値141g,粗収量は定量的）。
ル）を入れた１反応フラスコに、10℃より低い温度で
クロロホルム250ml中ヨードプロパルギルアルコール91g
（0.50モル）の溶液を加えた。添加完了後、2ml（0.02
モル）のトリエチルアミンを加えた。反応混合物を室温
まで温め、室温で週末にわたり（３日間）かきまぜた。
反応混合物の薄層クロマトグラフは出発のヨードプロパ
ルギルアルコールの消失を示した。反応混合物全体を濃
縮乾燥して溶媒を除去した、淡褐色固体（145g）を得た
（理論値141g,粗収量は定量的）。
この粗製生成物を250mlの酢酸エチルから再結晶して10
4.2gの白色粉末（収率73.9％）、融点90〜92℃を得た。
元素分析 実測（計算）値:C,30.35（29.79）;H,2.55
（2.48）;I,44.20（45.03）。
4.2gの白色粉末（収率73.9％）、融点90〜92℃を得た。
元素分析 実測（計算）値:C,30.35（29.79）;H,2.55
（2.48）;I,44.20（45.03）。
方法B:機械かきまぜ機、温度計および滴下ロートを取り
付けた250ml反応フラスコに、ピリジン60ml、無水コハ
ク酸30g（0.3モル）、およびジブチルスズジラウレート
１滴を加えた。このスラリーへ約10℃でピリジン60ml中
ヨードプロパルギルアルコール54.6g（0.30モル）の溶
液を加えた。混合物を室温で一晩かきまぜた。生じた暗
褐色溶液を氷200g中濃HCl150ml上に注いだ。有機物を15
0mlずつの酢酸エチルで３回抽出した。合わせた抽出液
をシリカゲル30gに通して濾過した。
付けた250ml反応フラスコに、ピリジン60ml、無水コハ
ク酸30g（0.3モル）、およびジブチルスズジラウレート
１滴を加えた。このスラリーへ約10℃でピリジン60ml中
ヨードプロパルギルアルコール54.6g（0.30モル）の溶
液を加えた。混合物を室温で一晩かきまぜた。生じた暗
褐色溶液を氷200g中濃HCl150ml上に注いだ。有機物を15
0mlずつの酢酸エチルで３回抽出した。合わせた抽出液
をシリカゲル30gに通して濾過した。
酢酸エチルを除去し、塩化メチレンから再結晶して67.2
gの白色結晶（収率79.5％）、融点90℃を得た。元素分
析，実測（計算）値:C,29.56（29.79）;H,2.34（2.4
8）;I,45.44（45.03）。
gの白色結晶（収率79.5％）、融点90℃を得た。元素分
析，実測（計算）値:C,29.56（29.79）;H,2.34（2.4
8）;I,45.44（45.03）。
例 ２ ヨードプロパルギルフタレートの合成 機械かきまぜ機、温度計および滴下ロートを取付けた25
0ml反応フラスコに、無水フタル酸22.2g（0.15モル）、
ピリジン30ml、ジブチルスズジラウレート１滴、および
ピリジン30ml中にヨードプロパルギルアルコール27.3g
（0.15モル）を含む溶液を入れた。反応は発熱的で、温
度は30℃に上昇した。混合物を50℃に１時間加熱し、室
温まで冷却した。生じた褐色溶液を氷150gと濃HCl75ml
との混合物へ加えた。有機物を酢酸エチル150mlずつで
３回抽出した。
0ml反応フラスコに、無水フタル酸22.2g（0.15モル）、
ピリジン30ml、ジブチルスズジラウレート１滴、および
ピリジン30ml中にヨードプロパルギルアルコール27.3g
（0.15モル）を含む溶液を入れた。反応は発熱的で、温
度は30℃に上昇した。混合物を50℃に１時間加熱し、室
温まで冷却した。生じた褐色溶液を氷150gと濃HCl75ml
との混合物へ加えた。有機物を酢酸エチル150mlずつで
３回抽出した。
合わせた酢酸エチル溶液を濃縮し、うすいベージュ色の
固体としてヨードプロパルギルフタレート44.2g（理論
値49.5g,89.2％）、融点110〜112℃を得た。元素分析
実測（計算）値:C,40.26（40.00）;H,2.08（2.12）;I,3
7.90（38.48）。
固体としてヨードプロパルギルフタレート44.2g（理論
値49.5g,89.2％）、融点110〜112℃を得た。元素分析
実測（計算）値:C,40.26（40.00）;H,2.08（2.12）;I,3
7.90（38.48）。
例 ３ ヨードプロパルギルジグリコレートの合成 機械かきまぜ機、温度計、および滴加ロートを取付けた
500ml反応フラスコにピリジン200mlとジグリコール酸無
水物58.0g（0.50モル）を加えた。約５℃でかきまぜた
上記混合物へピリジン100ml中ヨードプロパルギルアル
コール91g（0.50モル）の溶液を加えた。添加後混合物
を室温で一晩かきまぜた。得られた混合物を濃HCl350ml
と氷400gとの混合物上に注ぎ、200mlずつの酢酸エチル
で３回抽出した。酢酸エチル溶液を約200mlに濃縮し、
シリカゲル30gに通して濾過した。
500ml反応フラスコにピリジン200mlとジグリコール酸無
水物58.0g（0.50モル）を加えた。約５℃でかきまぜた
上記混合物へピリジン100ml中ヨードプロパルギルアル
コール91g（0.50モル）の溶液を加えた。添加後混合物
を室温で一晩かきまぜた。得られた混合物を濃HCl350ml
と氷400gとの混合物上に注ぎ、200mlずつの酢酸エチル
で３回抽出した。酢酸エチル溶液を約200mlに濃縮し、
シリカゲル30gに通して濾過した。
溶媒を除去し、ポンプで排気しつつ乾燥するとうすいベ
ージユ色をした固体、重量112.2g（理論値149.0g,75
％）、融点75℃が得られた。元素分析，実測（計算）
値:C,28.22（28.19）;H,2.39（2.34）;I,42.49（42.6
2）。
ージユ色をした固体、重量112.2g（理論値149.0g,75
％）、融点75℃が得られた。元素分析，実測（計算）
値:C,28.22（28.19）;H,2.39（2.34）;I,42.49（42.6
2）。
例 ４ ヨードプロパルギルマレエートの合成 機械かきまぜ機、温度計および滴下ロートを取り付けた
500ml反応フラスコに無水マレイン酸24.5g（0.25モル）
およびクロロホルム150mlを加えた。このスラリーへク
ロロホルム100mlおよびトリエチルアミン1ml（0.01モ
ル）中ヨードプロパルギルアルコール45.5g（0.25モ
ル）の溶液を加えた。混合物を室温で一晩かきまぜた。
得られた淡褐色溶液をシリカゲル20gに通過させて濾過
し、濃縮して淡黄色固体、重量63.6g（理論値70.0g,収
率91％）を得た。この試料を酢酸エチルから再結晶し白
色結晶、融点72〜74℃を得た。元素分析，実測（計算）
値:C,30.03（30.00）;H,1.94（1.79）;I,45.28（45.3
6）。
500ml反応フラスコに無水マレイン酸24.5g（0.25モル）
およびクロロホルム150mlを加えた。このスラリーへク
ロロホルム100mlおよびトリエチルアミン1ml（0.01モ
ル）中ヨードプロパルギルアルコール45.5g（0.25モ
ル）の溶液を加えた。混合物を室温で一晩かきまぜた。
得られた淡褐色溶液をシリカゲル20gに通過させて濾過
し、濃縮して淡黄色固体、重量63.6g（理論値70.0g,収
率91％）を得た。この試料を酢酸エチルから再結晶し白
色結晶、融点72〜74℃を得た。元素分析，実測（計算）
値:C,30.03（30.00）;H,1.94（1.79）;I,45.28（45.3
6）。
例 ５ ヨードプロパルギルイタコネートの合成 機械かきまぜ機、温度計および滴下ロートを取り付けた
１反応フラスコへ、イタコン酸無水物56g（0.46モ
ル）、クロロホルム250ml、およびクロロホルム250ml中
ヨードプロパルギルアルコール83.7g（0.46モル）の溶
液を加えた。その後トリエチルアミン2mlを加え、溶液
を室温で一晩かきまぜた。得られた黒ずんだ透明溶液を
シリカゲル30g中に通して濾過し、溶媒を除去して112g
の半固体（収率80.2％）を得た。
１反応フラスコへ、イタコン酸無水物56g（0.46モ
ル）、クロロホルム250ml、およびクロロホルム250ml中
ヨードプロパルギルアルコール83.7g（0.46モル）の溶
液を加えた。その後トリエチルアミン2mlを加え、溶液
を室温で一晩かきまぜた。得られた黒ずんだ透明溶液を
シリカゲル30g中に通して濾過し、溶媒を除去して112g
の半固体（収率80.2％）を得た。
この物質をクロロホルムから再結晶すると白色結晶を生
成した、融点95〜97℃。元素分析，実測（計算）値:C,3
2.60（32.65）;H,2.33（2.38）;I,43.30（43.20）。
成した、融点95〜97℃。元素分析，実測（計算）値:C,3
2.60（32.65）;H,2.33（2.38）;I,43.30（43.20）。
例 ６ ヨードプロパルギルテトラクロロフタレートの合成 クロロホルム200mlを含む１反応フラスコへテトラク
ロロフタル酸無水物85.8g（0.30モル）、クロロホルム2
00ml中ヨードプロパルギルアルコール54.6g（0.30モ
ル）の溶液およびトリエチルアミン2ml（0.02モル）を
加えた。混合物を室温で一晩かきまぜ、濾過した。
ロロフタル酸無水物85.8g（0.30モル）、クロロホルム2
00ml中ヨードプロパルギルアルコール54.6g（0.30モ
ル）の溶液およびトリエチルアミン2ml（0.02モル）を
加えた。混合物を室温で一晩かきまぜ、濾過した。
濾液を濃縮乾固してヨードプロパルギルテトラクロロフ
タレート124.5g（理論値139.8g,88.9％）を得た。元素
分析，実測（計算）値:C,27.66（28.20）;H,0.68（0.6
4）;I,28.43（27.14）;Cl28.30（30.34）。
タレート124.5g（理論値139.8g,88.9％）を得た。元素
分析，実測（計算）値:C,27.66（28.20）;H,0.68（0.6
4）;I,28.43（27.14）;Cl28.30（30.34）。
例 ７ クロルヘキシジンヨードプロパルギルジグリコレートの
合成 クロロヘキシジン塩基（純度99.9％）1.01g（2.00ミリ
モル）を８オンスびんの中で無水エタノール49g中に懸
濁させた。かきまぜながらヨードプロパルギルグリコレ
ート1.192g（4.00ミリモル）を加えた。混合物は５分以
内に徐々に透明溶液となつた。蒸留水（48.8g）を加え
て全内容物を100gとした。
合成 クロロヘキシジン塩基（純度99.9％）1.01g（2.00ミリ
モル）を８オンスびんの中で無水エタノール49g中に懸
濁させた。かきまぜながらヨードプロパルギルグリコレ
ート1.192g（4.00ミリモル）を加えた。混合物は５分以
内に徐々に透明溶液となつた。蒸留水（48.8g）を加え
て全内容物を100gとした。
これにより1.2％活性ヨードプロパルギルジグリコレー
トを含むクロロヘキシジンヨードプロパルギルジグリコ
レートを生じた。
トを含むクロロヘキシジンヨードプロパルギルジグリコ
レートを生じた。
例 ８ 殺微生物活性 ナトリウム塩の形の本発明ヨードプロパルギル化合物６
種類について、５通りの異なる時間間隔で５種類の生物
に対し1000ppmで接触時間試験を行なつた。最初の５種
類の化合物の化学構造を表Ｉに示す。６番目の化合物は
クロロヘキシジン塩基とヨードプロパルギルジグリコレ
ートとからつくられた塩である。
種類について、５通りの異なる時間間隔で５種類の生物
に対し1000ppmで接触時間試験を行なつた。最初の５種
類の化合物の化学構造を表Ｉに示す。６番目の化合物は
クロロヘキシジン塩基とヨードプロパルギルジグリコレ
ートとからつくられた塩である。
表 Ｉ ジカルボン酸無水物のモノ−ヨードプロパルギルエステ
ル ヨードプロパルギルスクシネート ヨードプロパルギルフタレート ヨードプロパルギルジグリコレート ヨードプロパルギルマレエート ヨードプロパルギルイタコネート 効力データを表IIに要約する。IPBCを対照として使用し
た。二つの溶媒（エタノールと水）および接種材に対す
るデータも比較のため示した。各試験調製物を５種類の
微生物浮遊液で接種した。接種直後の試験調製物中の濃
度は微生物100,000個から1,000,000個/mlであり、試験
結果は生物個数/mlで示した。TNTCは数が多すぎて数え
られないことを意味する。
ル ヨードプロパルギルスクシネート ヨードプロパルギルフタレート ヨードプロパルギルジグリコレート ヨードプロパルギルマレエート ヨードプロパルギルイタコネート 効力データを表IIに要約する。IPBCを対照として使用し
た。二つの溶媒（エタノールと水）および接種材に対す
るデータも比較のため示した。各試験調製物を５種類の
微生物浮遊液で接種した。接種直後の試験調製物中の濃
度は微生物100,000個から1,000,000個/mlであり、試験
結果は生物個数/mlで示した。TNTCは数が多すぎて数え
られないことを意味する。
上記データは化合物1,3,4,5および６の微生物学的活性
が等しく、C.albicans,Ps.aeruginosa,S.marcescensお
よびP.vulgarisに対し24時間でまたA.nigerに対しては4
8時間で活性を示したことを表わす。ヨードプロパルギ
ルフタレートを除き、本発明化合物はまた容認できる水
準の殺真菌活性を維持しながらIPBCより優れた殺菌活性
も示す。
が等しく、C.albicans,Ps.aeruginosa,S.marcescensお
よびP.vulgarisに対し24時間でまたA.nigerに対しては4
8時間で活性を示したことを表わす。ヨードプロパルギ
ルフタレートを除き、本発明化合物はまた容認できる水
準の殺真菌活性を維持しながらIPBCより優れた殺菌活性
も示す。
例 ９ 製 剤 本発明化合物の製剤化の容易なことを実証するため、防
腐剤無添加シヤンプー50gをヨードプロパルギルコハク
酸ナトリウムの10％溶液0.1gおよびIPBC（Polyphase P1
00、Troyの商標）（灰色粒状粉末）0.01gと混合した。
このコハク酸塩溶液は室温でシヤンプーと直ちに混和し
て透明なシヤンプー溶液を生じた。他方、IPBCは少量で
あるにも拘らず２時間のかきまぜ後にも未溶解のまま残
つた。この防腐剤無添加シヤンプーは下記成分を含有す
る： 硫酸ラウリルエーテルナトリウム 21.7部 硫酸ラウリルトリエタノールアミン 16.3部 コカミド 3.0部 水 59.0部 クエン酸 pH＝７とする量 例10 光安定性 本例は本発明化合物およびIPBCの光安定性の定性的測定
を示す。試験溶液を含むホウケイ酸塩びんを室温で螢光
灯の前に置いた。溶液のAPHA色を定期的に測定した。ヨ
ードプロパルギル化合物の2.5％水溶液を調製した。IPB
Cは水に溶けないのでエタノール中で試験した。
腐剤無添加シヤンプー50gをヨードプロパルギルコハク
酸ナトリウムの10％溶液0.1gおよびIPBC（Polyphase P1
00、Troyの商標）（灰色粒状粉末）0.01gと混合した。
このコハク酸塩溶液は室温でシヤンプーと直ちに混和し
て透明なシヤンプー溶液を生じた。他方、IPBCは少量で
あるにも拘らず２時間のかきまぜ後にも未溶解のまま残
つた。この防腐剤無添加シヤンプーは下記成分を含有す
る： 硫酸ラウリルエーテルナトリウム 21.7部 硫酸ラウリルトリエタノールアミン 16.3部 コカミド 3.0部 水 59.0部 クエン酸 pH＝７とする量 例10 光安定性 本例は本発明化合物およびIPBCの光安定性の定性的測定
を示す。試験溶液を含むホウケイ酸塩びんを室温で螢光
灯の前に置いた。溶液のAPHA色を定期的に測定した。ヨ
ードプロパルギル化合物の2.5％水溶液を調製した。IPB
Cは水に溶けないのでエタノール中で試験した。
上記データは本発明に係るヨードプロパルギル化合物の
ナトリウム塩の方がIPBCよりはるかに優れた光安定性を
もつことを示している。
ナトリウム塩の方がIPBCよりはるかに優れた光安定性を
もつことを示している。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ６１Ｋ 7/06 7/50 31/22 ＡＤＺ 9454−4Ｃ Ｃ０７Ｃ 69/65 69/708 Ｚ 9279−4Ｈ 69/80 Ａ 9279−4Ｈ
Claims (18)
- 【請求項１】次式： 〔式中、 Ｒは水素またはメチルであり、 ｎは１から16であり、 R1およびR2は以下にR3およびR4として定義されている基
であるか、あるいは一緒に結合してシクロアルキル、シ
クロアルケニル、芳香族環あるいは酸素、窒素または硫
黄原子を含む複素環あるいはそのアルコキシ、アミノ、
カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、ケトまたはチオカ
ルボキシル置換誘導体を形成しており、 R3およびR4は（Ａ）水素、アルキル、シクロアルキル、
アルケニル、シクロアルケニル、アリール、複素環（酸
素、窒素または硫黄原子を含む）、アルコキシ、アミ
ノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、ケトまたはチ
オカルボキシルおよび（Ｂ）アルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニル、アリールおよび複
素環の置換誘導体（これら置換基はアルキル、シクロア
ルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アリール、ア
ルコキシ、アミノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ
ル、ケトまたはチオカルボキシルである）から独立して
選ばれ、 Ｗは単結合、酸素、NR5または（CR6R7）ｍ（式中、R5は
水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロ
アルケニル、アリール、または複素環（酸素、窒素また
は硫黄原子を含む）あるいはアルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニルまたはアリール基の
置換誘導体（これら置換基はアルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニル、アリール、アルコ
キシ、アミノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、ケ
トまたはチオカルボキシルである）であり、 R6およびR7は上記R3およびR4として定義されている通り
であり、ｍは１から12の整数である）であり、そして Ｘは水素または塩形成陽イオンである〕 の一つを有する化合物。 - 【請求項２】塩形成陽イオンはアルカリ金属、アルカリ
土類金属、アンモニウム、第３級アンモニウム、第４級
アンモニウム、ビグアニドまたはポリビグアニドであ
る、特許請求の範囲第１項記載の化合物。 - 【請求項３】ヨードプロパルギルスクシネート。
- 【請求項４】ヨードプロパルギルフタレート。
- 【請求項５】ヨードプロパルギルジグリコレート。
- 【請求項６】ヨードプロパルギルマレエート。
- 【請求項７】ヨードプロパルギルイタコネート。
- 【請求項８】クロルヘキシジンヨードプロパルギルジグ
リコレート。 - 【請求項９】次式： 〔式中、 Ｒは水素またはメチルであり、 ｎは１から16であり、 R1およびR2は以下にR3およびR4として定義されている基
であるか、あるいは一緒に結合してシクロアルキル、シ
クロアルケニル、芳香族環あるいは酸素、窒素または硫
黄原子を含む複素環あるいはその アルコキシ、アミノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシ
ル、ケトまたはチオカルボキシル置換誘導体を形成して
おり、 R3およびR4は（Ａ）水素、アルキル、シクロアルキル、
アルケニル、シクロアルケニル、アリール、複素環（酸
素、窒素または硫黄原子を含む）、アルコキシ、アミ
ノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、ケトまたはチ
オカルボキシルおよび（Ｂ）アルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニル、アリールおよび複
素環の置換誘導体（これら置換基はアルキル、シクロア
ルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アリール、ア
ルコキシ、アミノ、カルボキシル、ハロ、ヒロドキシ
ル、ケトまたはチオカルボキシルである）から独立して
選ばれ、 Ｗは単結合、酸素、NR5または（CR6R7）ｍ（式中、R5は
水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロ
アルケニル、アリール、または複素環（酸素、窒素また
は硫黄原子を含む）あるいはアルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニルまたはアリール基の
置換誘導体（これら置換基はアルキル、シクロアルキ
ル、アルケニル、シクロアルケニル、アリール、アルコ
キシ、アミノ、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、ケ
トまたはチオカルボキシルである）であり、 R6およびR7は上記R3およびR4として定義されている通り
であり、ｍは１から12の整数である）であり、そして Ｘは水素または塩形成陽イオンである〕 の一つを有する化合物の製造方法であって、 等モル量の式 Ｉ−Ｃ≡Ｃ−（CHR）ｎ−OH （式中、Ｒおよびｎは上記定義の通りである）を有する
ヨードアルキニルアルコール化合物を、非アルコール性
有機溶媒中で、式 （式中、R1、R2、R3、R4、ＷおよびＸは上記定義の通り
である） の１つを有するジカルボン酸無水物と反応させることか
らなる製造方法。 - 【請求項１０】アルコール化合物がヨードプロパルギル
アルコールである、特許請求の範囲第９項記載の方法。 - 【請求項１１】ジカルボン酸無水物が無水コハク酸、無
水イタコン酸、無水フタル酸、無水テトラクロロフタル
酸、無水ジグリコール酸、または無水マレイン酸であ
る、特許請求の範囲第９項記載の方法。 - 【請求項１２】反応を非アルコール性有機溶媒に加え
て、第３級アミンの存在下に行なう、特許請求の範囲第
９項記載の方法。 - 【請求項１３】溶媒が第３級アミンである、特許請求の
範囲第９項記載の方法。 - 【請求項１４】溶媒がトリエチルアミンである、特許請
求の範囲第９項記載の方法。 - 【請求項１５】無水物がオレフィン性不飽和を含んでお
り、そして溶媒がクロロホルムである、特許請求の範囲
第９項記載の方法。 - 【請求項１６】無水物が飽和化合物または芳香族化合物
であり、溶媒が第３級アミンでありそして、反応温度が
−20゜から100℃である、特許請求の範囲第９項記載の
方法。 - 【請求項１７】特許請求の範囲第１項記載の化合物およ
び補助剤からなる殺微生物組成物。 - 【請求項１８】微生物を殺生物有効量の特許請求の範囲
第１項記載の化合物と接触させることからなる殺微生物
法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US24406088A | 1988-09-14 | 1988-09-14 | |
| US244060 | 1988-09-14 | ||
| US311523 | 1989-02-16 | ||
| US07/311,523 US5073570A (en) | 1988-09-14 | 1989-02-16 | Mono-iodopropargyl esters of dicarboxylic anhydrides and their use as antimicrobial agents |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02180848A JPH02180848A (ja) | 1990-07-13 |
| JPH0725720B2 true JPH0725720B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=26936297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1235883A Expired - Lifetime JPH0725720B2 (ja) | 1988-09-14 | 1989-09-13 | 抗微生物化合物 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5073570A (ja) |
| EP (1) | EP0359442B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0725720B2 (ja) |
| AT (1) | ATE113026T1 (ja) |
| CA (1) | CA1334977C (ja) |
| DE (1) | DE68918910T2 (ja) |
| ES (1) | ES2062021T3 (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5209930A (en) * | 1990-12-10 | 1993-05-11 | Rohm And Haas Company | Preparation and use of n-iodopropargyl oxycarbonyl amino acid esters and derivatives as antimicrobial agents |
| US6143204A (en) * | 1998-06-19 | 2000-11-07 | Lonza Inc. | Stabilization of iodopropynl compounds |
| ES2233389T3 (es) | 1999-05-24 | 2005-06-16 | Lonza Inc. | Composicion preservadora de la madera que comprende un oxido de amina y un biocida que contiene yodo. |
| EP1185400B1 (en) | 1999-05-24 | 2006-01-18 | Lonza Inc. | Copper/amine oxide wood preservatives |
| CA2374875C (en) | 1999-05-24 | 2008-04-22 | Chuen-Ing Tseng | Isothiazolone/amine oxide wood preservatives |
| NZ516198A (en) | 1999-05-24 | 2004-01-30 | Lonza Ag | Azole/amide oxide wood preservatives |
| CA2409295C (en) | 2000-05-24 | 2010-11-23 | Lonza, Inc. | Amine oxide wood preservatives |
| AU2001271774B2 (en) | 2000-06-30 | 2006-11-09 | Kop-Coat, Inc. | Compositions comprising a boron compound and an amine oxide |
| WO2002067685A1 (en) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Lonza Inc. | Stable preservative formulations comprising halopropynyl compounds and butoxydiglycol solvent |
| TW201002201A (en) | 2001-03-01 | 2010-01-16 | Lonza Ag | Preservative blends containing quaternary ammonium compounds |
| NZ527649A (en) | 2001-03-01 | 2006-03-31 | Lonza Ag | Combination of an iodopropynyl derivative with a ketone acid or its salt and/or with an aromatic carboxylic acid or its salt |
| EP2147679B1 (en) | 2001-07-25 | 2014-06-25 | Raptor Pharmaceutical, Inc. | Compositions for blood-brain barrier transport |
| ITMI20040244A1 (it) * | 2004-02-13 | 2004-05-13 | Vama Farmacosmetica S R L | Sostanza batteriostatica per preparati ad uso topico in particolare per uso dermofarmaceutico e cosmetico e preparati comprendenti questa sostanza |
| WO2006116718A2 (en) | 2005-04-28 | 2006-11-02 | Proteus Biomedical, Inc. | Pharma-informatics system |
| US8795627B2 (en) | 2007-03-21 | 2014-08-05 | Raptor Pharmaceuticals Inc. | Treatment of liver disorders by administration of RAP conjugates |
| JP5564517B2 (ja) | 2009-02-20 | 2014-07-30 | ティーオー − ビービービー ホールディング ベスローテン フェンノートシャップ | グルタチオンをベースとする薬物送達システム |
| CN102458374A (zh) | 2009-05-06 | 2012-05-16 | 实验室护肤股份有限公司 | 包含活性剂-磷酸钙颗粒复合物的皮肤递送组合物及其使用方法 |
| US20120077778A1 (en) | 2010-09-29 | 2012-03-29 | Andrea Bourdelais | Ladder-Frame Polyether Conjugates |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3796746A (en) * | 1968-12-19 | 1974-03-12 | Alelio G D | Unsaturated ester of halogenated alkenes |
| US3823183A (en) * | 1968-12-19 | 1974-07-09 | Alelio G D | Unsaturated ester of halogenated alkenes |
| US3793293A (en) * | 1971-08-04 | 1974-02-19 | Nat Starch Chem Corp | Electrophotographic coating compositions having bromine-containing polymer binders |
| US4107122A (en) * | 1975-12-22 | 1978-08-15 | Monsanto Company | Copolymer plasticizers comprising novel ω-bromoalkyl esters of acyclic unsaturated dicarboxylic acids |
| CA1116622A (en) * | 1978-03-15 | 1982-01-19 | Yasuhiro Morisawa | Iodopropargyl derivatives their use and preparation |
| DE3227220A1 (de) * | 1982-07-21 | 1984-02-02 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Jodpropargylcarbonsaeureester |
-
1989
- 1989-02-16 US US07/311,523 patent/US5073570A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-08-31 DE DE68918910T patent/DE68918910T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-08-31 EP EP89308820A patent/EP0359442B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-31 AT AT89308820T patent/ATE113026T1/de not_active IP Right Cessation
- 1989-08-31 ES ES89308820T patent/ES2062021T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-13 JP JP1235883A patent/JPH0725720B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-09-14 CA CA000611489A patent/CA1334977C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE68918910D1 (de) | 1994-11-24 |
| ATE113026T1 (de) | 1994-11-15 |
| CA1334977C (en) | 1995-03-28 |
| EP0359442A2 (en) | 1990-03-21 |
| EP0359442A3 (en) | 1992-01-02 |
| DE68918910T2 (de) | 1995-03-16 |
| EP0359442B1 (en) | 1994-10-19 |
| ES2062021T3 (es) | 1994-12-16 |
| US5073570A (en) | 1991-12-17 |
| JPH02180848A (ja) | 1990-07-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0725720B2 (ja) | 抗微生物化合物 | |
| JPS6033108B2 (ja) | 抗微生物ビス↓−ピリジニウム化合物 | |
| NZ256106A (en) | Oligomeric heterocyclic salts and their use as antimicrobial agents in treating bathing facility water | |
| US4062965A (en) | Quaternary imidazole compounds as microbicides | |
| KR900004645B1 (ko) | 벤질아민유도체의 제조방법 | |
| NL7810275A (nl) | Werkwijze voor het bereiden van een microbicide preparaat. | |
| US4073927A (en) | Di-quaternary ammonium salts of hydantoin and compositions thereof | |
| IL35271A (en) | History of 1, 1, 1 - Trichloroethane, their preparation and use as pesticides | |
| US4073926A (en) | Mono-quaternary ammonium salts of hydantoin and compositions thereof | |
| US4073924A (en) | Hydantoin derivatives and broad spectrum bactericidal/fungicidal compositions thereof | |
| JPH01305064A (ja) | ２―フエニルスルフイニル―ニトロ―ピリジン類 | |
| JPS60258170A (ja) | ベンズオキサゾリル‐およびベンズチアゾリル‐アミノ酸、それらの製造方法およびそれらの植物保護における用途 | |
| US4339453A (en) | Antimicrobial aminopyrimidinium salts | |
| JPS61271276A (ja) | ジクロロシクロプロピルアルキル−ヒドロキシアルキル−アゾ−ル誘導体 | |
| JPS63150269A (ja) | 置換アミンのサツカリン塩 | |
| US4024269A (en) | Benzimidazole derivatives and fungicidal composition and method | |
| US3355352A (en) | Fungicidal composition | |
| GB1583905A (en) | Quaternary ammonium salts of hydantoin and broad spectrum bactericidal/fungicidal compositions thereof | |
| US3247217A (en) | Certain benzimidazole derivatives | |
| US3966932A (en) | Triazino-bezimidazole fungicides | |
| JPS5976005A (ja) | 殺菌剤および殺菌法 | |
| IL29052A (en) | History of complex metallic oregano shale-detoxibarbamates | |
| JPS604161B2 (ja) | バクテリア、菌類および胞子類の抑制法 | |
| JPS5842162B2 (ja) | ジヨソウザイソセイブツ | |
| KR820001617B1 (ko) | 살균제로 유용한 n-시아노일킬-2-(치환된 페녹시)부티르아미드의 제법 |