JPH0725713Y2 - 検電装置 - Google Patents
検電装置Info
- Publication number
- JPH0725713Y2 JPH0725713Y2 JP12756689U JP12756689U JPH0725713Y2 JP H0725713 Y2 JPH0725713 Y2 JP H0725713Y2 JP 12756689 U JP12756689 U JP 12756689U JP 12756689 U JP12756689 U JP 12756689U JP H0725713 Y2 JPH0725713 Y2 JP H0725713Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- detector
- detection
- case
- main circuit
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、縮小形ガス絶縁開閉設備等の主回路電圧の有
無を調べる検電装置に関するものである。
無を調べる検電装置に関するものである。
B.考案の概要 本考案は、ガス絶縁の縮小形開閉装置の主回路電圧の有
無を確認する検電装置において、 検電対象の主回路導体と対向する検電電極を、固定接点
としてのケース内に可動接触子としての検電端子を回動
自在に支持した検出部を介して接地し、検電時にネオン
式検電器によって検電端子の開路操作を行うことによ
り、 検電電極の静電誘導電圧の有無、つまり主回路電圧の有
無をネオン式検電器により容易に確認できるようにした
ものである。
無を確認する検電装置において、 検電対象の主回路導体と対向する検電電極を、固定接点
としてのケース内に可動接触子としての検電端子を回動
自在に支持した検出部を介して接地し、検電時にネオン
式検電器によって検電端子の開路操作を行うことによ
り、 検電電極の静電誘導電圧の有無、つまり主回路電圧の有
無をネオン式検電器により容易に確認できるようにした
ものである。
C.従来の技術 ガス絶縁の縮小形密閉開閉装置においてその接地装置を
操作する際は、当然のことながら、安全上、主回路の無
電圧を確認する必要がある。縮小形密閉開閉装置では、
その主回路導体(母線)が接地容器内に収納されている
ため、主回路の無電圧確認に通常の検電器は使用するこ
とができない。
操作する際は、当然のことながら、安全上、主回路の無
電圧を確認する必要がある。縮小形密閉開閉装置では、
その主回路導体(母線)が接地容器内に収納されている
ため、主回路の無電圧確認に通常の検電器は使用するこ
とができない。
このため、主回路電圧の有無を判別するために、静電容
量を利用する電圧検出アンプ(VDアンプ)が使用されて
おり、電圧の有無判別と併せて接地装置のインターロッ
クを行うようにしている。
量を利用する電圧検出アンプ(VDアンプ)が使用されて
おり、電圧の有無判別と併せて接地装置のインターロッ
クを行うようにしている。
D.考案が解決しようとする課題 しかし、VDアンプを使用して主回路電圧の有無を判別す
るだけでは、故障時にバックアップがなく、安全性に問
題がある。また、安価であるといった問題点もある。
るだけでは、故障時にバックアップがなく、安全性に問
題がある。また、安価であるといった問題点もある。
本考案の目的は、安価で、かつ容易に検電を行うことが
でき、またVDアンプのバックアップ用としても使用でき
る検電装置を提供することにある。
でき、またVDアンプのバックアップ用としても使用でき
る検電装置を提供することにある。
E.課題を解決するための手段 本考案は、ガス絶縁等の縮小形開閉装置の主回路導体と
対向させた検電電極と、固定接点としてのケース内に可
動接触子としての検電端子を回動自在に、かつ常時はば
ね力によりケース内面と一点が接触するように支持する
とともに、前記ケースに検電器挿入孔を設けた検出部
と、検電時にこの検出部の検電器挿入孔に挿入して前記
検電端子の開路操作を行うネオン式検電器とを備え、前
記検電電極を前記検出部の検電端子及びケースを介して
接地するようにしたことを特徴とするものである。
対向させた検電電極と、固定接点としてのケース内に可
動接触子としての検電端子を回動自在に、かつ常時はば
ね力によりケース内面と一点が接触するように支持する
とともに、前記ケースに検電器挿入孔を設けた検出部
と、検電時にこの検出部の検電器挿入孔に挿入して前記
検電端子の開路操作を行うネオン式検電器とを備え、前
記検電電極を前記検出部の検電端子及びケースを介して
接地するようにしたことを特徴とするものである。
F.作用 検電時にネオン式検電器をケースの検電器挿入孔に挿入
し、その先端で検電端子を押して回動させると、検電端
子がケース内面から開離する。この時、主回路導体と検
電電極の間の静電容量により検電電極に静電誘導電圧が
発生していれば、検電器が点灯する。静電誘導電圧が無
電圧であれば、検電器は不点灯となる。これにより、主
回路電圧の有無が容易に確認される。
し、その先端で検電端子を押して回動させると、検電端
子がケース内面から開離する。この時、主回路導体と検
電電極の間の静電容量により検電電極に静電誘導電圧が
発生していれば、検電器が点灯する。静電誘導電圧が無
電圧であれば、検電器は不点灯となる。これにより、主
回路電圧の有無が容易に確認される。
G.実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、縮小
形密閉開閉装置の接地容器内に主回路導体Aと対向させ
て検電電極1を配置し、接地容器外の検出部2の検電端
子2Aに接続している。検電端子2Aは、可動接触子として
固定接点(検出部の一構成要素)と共に常閉(ブレー
ク)接点を構成しており、ネオン式検電器3による操作
で開閉動作し、常時(閉路時)は接地(アース)状態と
なっている。
形密閉開閉装置の接地容器内に主回路導体Aと対向させ
て検電電極1を配置し、接地容器外の検出部2の検電端
子2Aに接続している。検電端子2Aは、可動接触子として
固定接点(検出部の一構成要素)と共に常閉(ブレー
ク)接点を構成しており、ネオン式検電器3による操作
で開閉動作し、常時(閉路時)は接地(アース)状態と
なっている。
前記検出部2は第2図に示す構造としている。即ち、ケ
ース2Bの内面にピン2Cを突設し、このピン2Cで検電端子
2Aの一方の端部を回転自在に支持している。そして、こ
の検電端子2Aが回動した時に接触する前記ケース2Bの一
方の内面に絶縁ガイド2Dをピン2Eにより固定し、これに
コイル状のばね2Fを、前記検電端子2Aをケース2Bの他方
の内面に接触させるように装着している。つまり、検電
端子2Aの側面に凹部を設け、この凹部の底面にばね2Fの
一端を、前記絶縁ガイド2Dのフランジ部に他端をそれぞ
れ当接させている。
ース2Bの内面にピン2Cを突設し、このピン2Cで検電端子
2Aの一方の端部を回転自在に支持している。そして、こ
の検電端子2Aが回動した時に接触する前記ケース2Bの一
方の内面に絶縁ガイド2Dをピン2Eにより固定し、これに
コイル状のばね2Fを、前記検電端子2Aをケース2Bの他方
の内面に接触させるように装着している。つまり、検電
端子2Aの側面に凹部を設け、この凹部の底面にばね2Fの
一端を、前記絶縁ガイド2Dのフランジ部に他端をそれぞ
れ当接させている。
また、前記ケース2Bの検電端子2Aが接触する面の略中央
部に検電器挿入孔2Gを設け、この挿入孔2Gに前記ネオン
式検電器3を挿入し前記検電端子2Aを押して回動させる
ようにしている。
部に検電器挿入孔2Gを設け、この挿入孔2Gに前記ネオン
式検電器3を挿入し前記検電端子2Aを押して回動させる
ようにしている。
なお、前記検電端子2Aとピン2Cの間には絶縁ブッシュ2H
を介在させている。また、第1図に示すように検電装置
として単独使用する場合は、前記ケース2Bをアース線に
より接地する。
を介在させている。また、第1図に示すように検電装置
として単独使用する場合は、前記ケース2Bをアース線に
より接地する。
上記構造の検出部2は、検電端子2Aを可動接触子、ケー
ス2Bを固定接点とする常閉の接点構造となり、第3図の
ように検電器挿入孔2Gにネオン式検電器3を差し込んで
検電端子2Aを押すと、検電端子2Aがばね2Fの力に抗して
回動し、ケース2Bから開離する。つまり、接点が開路状
態(第1図では、検電端子2Aが仮想線で示す位置に移動
した状態)となる。
ス2Bを固定接点とする常閉の接点構造となり、第3図の
ように検電器挿入孔2Gにネオン式検電器3を差し込んで
検電端子2Aを押すと、検電端子2Aがばね2Fの力に抗して
回動し、ケース2Bから開離する。つまり、接点が開路状
態(第1図では、検電端子2Aが仮想線で示す位置に移動
した状態)となる。
この結果、主回路導体Aが課電状態にあると、主回路導
体Aと検電電極1の間の静電容量C1により検電電極1に
静電誘導電圧が誘起され、これがネオン式検電器3によ
って検知される。主回路導体Aが無電圧であれば、検電
器3は不点灯となる。
体Aと検電電極1の間の静電容量C1により検電電極1に
静電誘導電圧が誘起され、これがネオン式検電器3によ
って検知される。主回路導体Aが無電圧であれば、検電
器3は不点灯となる。
第4図はVDアンプのバックアップ用としての使用例であ
り、この場合には検出部2のケース2Bからアース線を外
して対地絶縁とし、ケース2BをVDアンプBに接続してい
る。
り、この場合には検出部2のケース2Bからアース線を外
して対地絶縁とし、ケース2BをVDアンプBに接続してい
る。
H.考案の効果 以上のように本考案によれば、縮小形密閉開閉装置の接
地容器内で主回路導体と対向させた検電電極を、接地容
器外において常時は閉路状態にある接点構造の検出部を
介して接地し、検電時に検出部の接点(検電端子)をネ
オン式検電器で開路させ、この検電器により検電電極の
静電誘導電圧の有無、つまり主回路電圧の有無を検知す
るようにしたので、容易に検電を行うことができる。し
かも、市販の低圧用検電器を利用することができ、検出
部構造が簡単なこととあいまって安価に製作できる。ま
た、検電による機器のインターロックが必要な場合に
は、VDアンプのバックアップ用としても使用できる。
地容器内で主回路導体と対向させた検電電極を、接地容
器外において常時は閉路状態にある接点構造の検出部を
介して接地し、検電時に検出部の接点(検電端子)をネ
オン式検電器で開路させ、この検電器により検電電極の
静電誘導電圧の有無、つまり主回路電圧の有無を検知す
るようにしたので、容易に検電を行うことができる。し
かも、市販の低圧用検電器を利用することができ、検出
部構造が簡単なこととあいまって安価に製作できる。ま
た、検電による機器のインターロックが必要な場合に
は、VDアンプのバックアップ用としても使用できる。
第1図は本考案に係る検電装置の一実施例を示す接続
図、第2図及び第3図は同実施例における検出部の構造
を示す断面図、第4図はVDアンプのバックアップ用とし
ての使用例を示す接続図である。 A…主回路導体、B…VDアンプ、1…検電電極、2…検
出部、2A…検電端子、2B…ケース、2C…ピン、2D…絶縁
ガイド、2F…コイル状のばね、2G…検電器挿入孔、2H…
絶縁ブッシュ、3…ネオン式検電器。
図、第2図及び第3図は同実施例における検出部の構造
を示す断面図、第4図はVDアンプのバックアップ用とし
ての使用例を示す接続図である。 A…主回路導体、B…VDアンプ、1…検電電極、2…検
出部、2A…検電端子、2B…ケース、2C…ピン、2D…絶縁
ガイド、2F…コイル状のばね、2G…検電器挿入孔、2H…
絶縁ブッシュ、3…ネオン式検電器。
Claims (1)
- 【請求項1】ガス絶縁等の縮小形開閉装置の主回路導体
と対向させた検電電極と、固定接点としてのケース内に
可動接触子としての検電端子を回動自在に、かつ常時は
ばね力によりケース内面と一点が接触するように支持す
るとともに、前記ケースに検電器挿入孔を設けた検出部
と、検電時にこの検出部の検電器挿入孔に挿入して前記
検電端子の開路操作を行うネオン式検電器とを備え、前
記検電電極を前記検出部の検電端子及びケースを介して
接地するようにしたことを特徴とする検電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12756689U JPH0725713Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 検電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12756689U JPH0725713Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 検電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365978U JPH0365978U (ja) | 1991-06-26 |
JPH0725713Y2 true JPH0725713Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31675319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12756689U Expired - Fee Related JPH0725713Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 検電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725713Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP12756689U patent/JPH0725713Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0365978U (ja) | 1991-06-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |