JPH0725638Y2 - 電子天秤 - Google Patents

電子天秤

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JPH0725638Y2
JPH0725638Y2 JP1990129025U JP12902590U JPH0725638Y2 JP H0725638 Y2 JPH0725638 Y2 JP H0725638Y2 JP 1990129025 U JP1990129025 U JP 1990129025U JP 12902590 U JP12902590 U JP 12902590U JP H0725638 Y2 JPH0725638 Y2 JP H0725638Y2
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Japan
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cover
wall
opening
electronic balance
space
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JP1990129025U
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JPH03119728U (ja
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ストリッカー エルンスト
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メトラー トレド アーゲー
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G21/00Details of weighing apparatus
    • G01G21/28Frames, Housings

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、円筒形状の秤量空間を有する風防を備える
電子天秤に関するものである。
〔従来の技術及びその課題〕
高分解能の電子天秤(分析ばかり、マイクロ天秤)で
は、わずかな空気の動きがあるだけでも計量結果に誤差
が生じる。このため、秤皿を密閉可能な計量空間内に収
めるようにしている。従来、計量空間としては、スライ
ド式の扉を有する長方形状の計量空間や、円筒状の計量
空間が知られている。
一般的な円筒状の計量空間は、側面に開口を有する円筒
形状のカバーにより形成されており、そのカバーは、中
心軸で旋回自在に電子天秤に取りつけられている。
また、電子天秤のハウジングには、上記カバーの開口に
対面する凹面壁が設けられている。
計量物の出し入れは、上記カバーを旋回させて上記開口
を、上記凹部面壁からずらせることにより、計量空間を
開放して行っている。
また、計量を行う場合には、上記開口が上記凹面壁に完
全に対面するまで、上記カバーを旋回させて、計量空間
を閉鎖している。
西ドイツ実用新案第1688583号には、内壁の一部が、天
秤用ケースの湾曲壁によって形成される円筒形の計量空
間を備えた秤が開示されている。この秤の場合、計量空
間の壁の回転自在部分とケースとの間には隙間があり、
この隙間を通って空気が計量空間内に入り込む。
西ドイツ特許第800997号には、計量空間の湾曲壁が円軌
道上を自在に移動するような秤が開示されている。この
秤の場合、重なり合っているへりの1方に沿ってリング
状に折りたたまれた布製またはゴム製のベルトが取り付
けられている。このベルトは、計量空間が密閉状態にあ
る場合、わずかに重なり合う壁の両面を通って空気が流
入するのを阻止するパッキンとして働く。
この種のパッキンは空気の流入ならびに計量空間内部で
の空気の移動を阻止することができる。しかし実験室や
工場で秤を使用する場合、パッキンベルトに汚れが生じ
やすく、この汚れが壁の一部に付着したままになると、
硬化することになる。そのうえ、パッキンが汚れている
と、上記湾曲面を移動させることによりガラス等の透明
な部材でできた計量空間の壁にパッキンの汚れが付着し
て拡がり、計量空間の見通しが悪くなる。
そこで、この考案は、密閉度が高く、しかも、計量空間
の開閉によって計量空間の壁が汚れないような風防を備
える電子天秤を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、周面の一部に開口16を有する透明な円筒形
で、秤皿5を囲み、かつハウジング21に対して旋回可能
なカバー13と、カバー13の頂面を閉塞する蓋15と、カバ
ー13の開口16に対面するようにハウジング21に設けられ
た凹面壁23とによって形成される計量空間1を備え、前
記凹面壁23の壁面に、カバー13の開口16を覆う閉塞壁25
をカバー13の開口16の開口縁に対して接離自在に設ける
ことにより、電子天秤の風防を構成した。
〔作用〕
上記カバー13の開口16が、ハウジング21の凹面壁23に対
面する状態で、閉塞壁25を、カバー13の開口16に当接さ
せることにより、計量空間1を密閉できるので、この状
態で正確な計量が行える。
そして、カバー13の開口16に対して閉塞壁25を離した状
態にしておけば、カバー13を旋回させて計量空間1を開
放する際に、カバー13が閉塞壁25に接触しないので、カ
バー13の外面に傷がつかない。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を詳細に説明する。
第1図には、電子天秤3の計量空間1が断面図として図
示されている。計量空間1の中央に配された秤皿5か
ら、この計量空間1の右側に置かれる計量ボックス(図
示省略)までの力の伝達経路は図示されていない。計量
空間1は、支台7の上に設けられ、回転自在に取り付け
られた底部9を有している。この底部9は、垂直な軸A
を中心に、環状の案内面11上で旋回自在となっている。
底部9の中央に設けられている開口12を貫通して、秤皿
5を支持する荷重受け装置14が突出している。
底部9の上にはガラス製の円筒形のカバー13が、軸Aに
対して同心状に配されている。このカバー13の周面に
は、軸Aに対して約90度の拡がりをもつ切り欠きBが設
けられている。この切り欠きBは計量空間1に秤量物を
出し入れするための開口16を形成している。計量空間1
の内壁を形成しているカバー13の上部は、蓋15により密
閉されている。底部9の周面には、案内部として使われ
る第1のリング17が配されており、このリング17の外周
面の一個所にくぼみ19が設けられている。また、同じ形
のくぼみ19を有する第2のリング17が同様に蓋15の周面
に配されている。
それぞれのくぼみ19は、切り欠きBを左右に2等分する
位置に設けられている。
開口16の左右の開口縁には、レール20が設けられてお
り、レール20は、カバー13に固定されている。
また、レール20と両リング17は、段差なく接合されてい
る。
ハウジング21には、カバー13の開口16に対面し、カバー
13に隣接する凹面壁23が設けられている。
この凹面壁23は直立しており、その壁面はカバー13と同
心円的に湾曲している。
また、凹面壁23は軸Aに対してR3だけ離れている。
閉塞壁25は、開口16の開口縁と接離自在に凹面壁23とカ
バー13との間に設けられており、そのカバー13側の壁面
は径がR2となるように湾曲している。
閉塞壁25の内壁R2は、カバー13の外面壁までの半径R1よ
りも少し短く形成されている。
閉塞壁25は、その左右の両端縁27を段状に形成すること
により、その外側部分の弾性を高めることができ、その
結果、閉塞壁25の外側部分は、内側部分より弾性が高く
なっている。
閉塞壁25の外面とハウジング21の凹面壁23との間には、
スプリング部材29が挿入されており、このスプリング部
材は、閉塞壁25を半径方向内側へ押圧している。
また、閉塞壁25の外面の中央には軸Aと平行にシャフト
33が固定されており、このシャフト33の両端には、ロー
ラー35が取り付けられている。ローラー35の周縁部は、
閉塞壁25の内側に突出し、スプリング部材29により押圧
されて、リング17の外周面と接している。シャフト33は
閉塞壁25の中にはめ込んでもよく、また、スライド自在
の閉塞壁25の代わりに、ハウジングの凹面壁23を閉塞壁
25として形成してもよく、さらには、ハウジング21の中
で移動自在に配することも出来る。
電子天秤3に計量物を装填した後、カバー13を手動ある
いは支台に収納されている電子駆動装置(図示省略)に
より、第1図ないし第3図に示される位置へ旋回させる
と、開口16がハウジング21の凹面壁23の前で閉塞壁25と
向き合う。
閉塞壁25の中央がちょうど、開口16の中央に来るとき
に、スプリング部材29によってリング17の外周に押圧さ
れているローラー35はリング17に設けられたくぼみ19に
はまり込み、その結果、閉塞壁25は、半径方向内側に移
動する。
リング17の外径R1より閉塞壁25の内径R2の方がわずかに
短いため、閉塞壁25がレール20とリング17に確実に接触
し、空気の流入が防止される。
また、ローラー35は、ハウジング21の凹面壁23に設けて
もよい。
次の計量物を入れるために、カバー13を旋回させると、
くぼみ19の部分が凹面壁23の中央部から離れて旋回する
やいなや、両側のローラー35が、くぼみ19から出て、リ
ング17の外周へと移動し、閉塞壁25を半径方向外側へと
押しやる。
その結果、閉塞壁25は、カバー13から離れることにな
り、カバー13は閉塞壁25に接触することなく旋回でき
る。
〔効果〕
この考案は、計量の為に計量空間を閉鎖するときは、カ
バーの側面に設けられた計量物の出し入れ口である開口
を、その開口縁に対して接離自在な閉塞壁が、開口縁に
接触し、一方計量物の出し入れの為に、計量空間を開放
するときは、閉塞壁がカバーの外壁の外側方向に移動
し、カバーの外壁と離れる構成としたことにより、計量
時には精度の高い計量を行うことができるとともに、計
量物の出し入れ時には、カバーの円滑な回動が可能とな
る。
さらに、以下に示す効果も奏することができる。
(1)特にパッキン部材を使用しなくとも、閉塞壁によ
り計量空間を確実に密閉できる。
(2)カバーに計量空間の開閉によって生じる傷を残さ
ない。
(3)従来の電子天秤のように、パッキンに付着した汚
物等が、計量空間の開閉に伴い透明なカバーを汚すこと
はないため、計量空間の見通しが悪くならない。
(4)従来の電子天秤のように、カバーの回転が、パッ
キンとの摩擦により妨げられないので、低出力の駆動装
置でも、計量空間の開閉ができ、また、駆動装置の発熱
をかなり抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図中の線I-Iに沿ったこの考案の電子天秤
の計量空間の縦断面図、 第2図は、第1図に類似する部分縦断面図、 第3図は、第1図中の線III-IIIに沿ったこの考案の電
子天秤の横断面図である。 1……計量空間、5……秤皿、13……カバー、21……ハ
ウジング、23……凹面壁、25……閉塞壁。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面の一部に開口16を有する透明な円筒形
    で、秤皿5を囲み、かつハウジング21に対して旋回可能
    なカバー13と、カバー13の頂面を閉塞する蓋15と、カバ
    ー13の開口16に対面するようにハウジング21に設けられ
    た凹面壁23とによって形成される計量空間1を備え、前
    記凹面壁23の壁面に、カバー13の開口16を覆う閉塞壁25
    をカバー13の開口16の開口縁に対して接離自在に設けた
    ことを特徴とする電子天秤。
  2. 【請求項2】閉塞壁25が、カバー13の回転軸Aに対して
    半径方向に移動自在であることを特徴とする請求項1に
    記載の電子天秤。
  3. 【請求項3】閉塞壁25の内径R2がカバー13の外径R1に比
    べてわずかに短いことを特徴とする請求項1または2の
    いずれかに記載の電子天秤。
  4. 【請求項4】ハウジング21の凹面壁23と閉塞壁25の間に
    スプリング部材29を設けたことを特徴とする請求項2記
    載の電子天秤。
  5. 【請求項5】閉塞壁25には少なくとも1個の案内部材35
    が設けられ、カバー13には案内部材17、19が装着されて
    いることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項
    に記載の電子天秤。
  6. 【請求項6】案内部材35が、垂直のシャフト33を備えた
    ローラーから形成され、案内部材17、19がカバー13と一
    緒に回転する湾曲部から成ることを特徴とする請求項5
    記載の電子天秤。
JP1990129025U 1990-03-19 1990-11-29 電子天秤 Expired - Lifetime JPH0725638Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH875/90-4 1990-03-19
CH875/90A CH679949A5 (ja) 1990-03-19 1990-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03119728U JPH03119728U (ja) 1991-12-10
JPH0725638Y2 true JPH0725638Y2 (ja) 1995-06-07

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ID=4197212

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JP1990129025U Expired - Lifetime JPH0725638Y2 (ja) 1990-03-19 1990-11-29 電子天秤

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US (1) US5074369A (ja)
JP (1) JPH0725638Y2 (ja)
CH (1) CH679949A5 (ja)
DE (1) DE9102909U1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
CH679949A5 (ja) 1992-05-15
DE9102909U1 (de) 1991-05-29
US5074369A (en) 1991-12-24
JPH03119728U (ja) 1991-12-10

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