JPH07256304A - 連続熱間圧延方法 - Google Patents

連続熱間圧延方法

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JPH07256304A
JPH07256304A JP6049327A JP4932794A JPH07256304A JP H07256304 A JPH07256304 A JP H07256304A JP 6049327 A JP6049327 A JP 6049327A JP 4932794 A JP4932794 A JP 4932794A JP H07256304 A JPH07256304 A JP H07256304A
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JP
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rolled
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cutting
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JP6049327A
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Katsuhiro Minamida
勝宏 南田
Atsushi Sugibashi
敦史 杉橋
Hiroyuki Yamamoto
博之 山本
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Nippon Steel Corp
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    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザビームを2スポットに集光すること
で、切断用のレーザ加工ヘッドを1つにすることで、切
断線が先行の圧延材の後端部と後行の圧延材の先端部で
完全に一致する突合わせ成形工程を設けることで、安定
したレーザ接合が実現できる連続熱間圧延方法を提供す
る。 【構成】 熱間圧延装置の圧延機の仕上げ入側で、先行
の圧延材の後端部と後行の圧延材の先端を突き合わせ接
合した後、この接合した圧延材を連続圧延する連続圧延
方法において、該先行材の後端部と該後行材の先端部を
同時に2スポットのレーザビームにより切断した後、1
スポットのレーザビームにより溶接接合すること。およ
び上記2スポットに集光するため、山形レンズと通常レ
ンズの組合せ、あるいは2分割された集光ミラーを使用
すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホットストリップを完全
連続圧延によって製造できるようにした連続熱間圧延方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱間圧延ラインはスラブを加熱炉
から1本ずつ抽出して粗圧延機群により、所要厚のシー
トバーに圧延し、このシートバーを仕上圧延機群により
所要厚のストリップに圧延した後コイラーによってコイ
ルに巻取るようになっている。この従来の熱間圧延ライ
ンにあっては圧延材を1本ずつ粗圧延機および仕上げ圧
延することから次のような問題があった。
【0003】すなわち、各圧延材をそれぞれ粗圧延機群
および仕上圧延機群の上下の圧延ロールに円滑に噛込ま
せる必要があるため、各圧延材毎に先端部形状および板
厚等の調整が必要であり、先端から後端にまで均一な品
質が得られない。また、圧延材の先端部と後端部での温
度差が生じ製品材質の不均一となること。特に薄物圧延
において、ストリップの先端がコイラーに達するまでの
間にはストリップ速度を大きくすることが出来ず生産性
が悪いし、更には、先端の圧延材と後行の圧延材との間
に圧延作業に全く関与しない空間が存在するので、設備
の利用有効度が低く、生産能率が悪いという問題があ
る。
【0004】これら従来の熱間圧延ラインの問題を解決
すべく、近年、シートバーを連続的に熱間圧延するた
め、圧延中の走行圧延材の後端部と後行圧延材の先端部
とをシャー切断の切断面のまま突合わせ接合し、この接
合したシートバーを連続圧延する方法が提案されてい
る。しかし、切断面のままのため、突き合わせ状態が悪
く、大きなギャップが存在するため、細いビームを絞る
(通常1mm以下)必要があるレーザを用いた接合は不
可能であった。このためレーザ以外の方法として、例え
ば、特開昭61−126983号公報にはホットスカー
ファーで接合端面を同時に加熱し、突合わせて圧接する
方法や特開平4−89109号公報には、接合端面を接
触させ、その領域にて鋼片の厚み方向に貫通する交番磁
界を印加して加熱し、押圧して接合する方法が開示され
ている。また、特開平4−367384号公報は熱延鋼
板等を2つのレーザ加工ヘッドで切断し、その後レーザ
接合する方法や特開昭56−163088号公報は鋼板
の一方のみをレーザ切断で整形し、その後レーザ接合す
ることが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した、特開昭61
−126983号公報や特開平4−89109号公報の
ように、押圧を必要とする接合方法では、一般に押圧力
が面圧にして3kgf/mm2 以上と高く、この押圧力
を発生させるために必要なシートバーのクランプ力は、
シートバーとクランプバーの摩擦力で決定されるので、
過大なクランプ力が加わる。このため、クランプ部でシ
ートバー表面のスケールを押し込み、製品疵を発生させ
るという問題があった。
【0006】また、特開平4−367384号公報や特
開昭56−163088号公報は熱延材ではなく板厚が
数mm程度の鋼板を連続化するに当たり、従来はシャー
切断の切断面のまま接合されるものの改良ではあるが、
しかし、先行材、後行材の両端部を切断整形する場合、
各々の端部を独立した加工ヘッドを用いて切断するか、
あるいは、一つのヘッドで2回に分けて切断する方法で
あり、この場合、加工ヘッドを板幅方向に動かすときの
ブレ、波打ち等により切断線の直線性には必ず誤差が含
まれ、これらの誤差が先行材、後行材の両者で全く無関
係に発生する。このため、折角レーザ切断してもきれい
に突合わせ線がでず、その後のレーザ接合工程で接合不
良を起こし充分な溶接性を得るまでには至ってないのが
実状である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記したよう
な問題を解決したもので、レーザビームを2スポットに
集光することで、切断用のレーザ加工ヘッドを1つにす
ることで、切断線が先行材と後行材で完全に一致する。
このように突合わせ部の成形工程を設けることにより、
突合わせ形状を改善し、突き合わせギャップを一定にす
ることが出来、安定したレーザ接合が実現できる連続熱
間圧延方法を提供するものである。その発明の要旨とす
るところは、 (1)熱間圧延装置の圧延機の仕上げ入側で、先行の圧
延材の後端部と後行の圧延材の先端を突き合わせ接合し
た後、該接合した圧延材を連続圧延する連続圧延方法に
おいて、該先行材の後端部と該後行材の先端部を同時に
2スポットのレーザビームにより切断した後、1スポッ
トのレーザビームにより溶接接合することを特徴とする
連続熱間圧延方法。
【0008】(2)熱間圧延材の先行材の後端部と後行
材の先端部を同時に2スポットのレーザビームにより切
断する(1)に記載の連続熱間圧延方法において、山形
レンズと通常レンズの組合せ、或いは2分割された集光
ミラーによりレーザビームを2スポットに集光すること
によりレーザ切断することを特徴とする連続熱間圧延方
法にある。
【0009】
【作用】以下、本発明について図面に従って詳細に説明
する。図1は本発明に係る先行材後端部と後行材先端部
の突合わせ部を同時に2スポットのレーザビームで切断
する形状を示す図である。図1(A)は2スポットのレ
ーザビームで切断しない前の状態を示す図で、先行材後
端コイル1aと後行材先端コイル1bが突合わされた場
合に先行材後端部2aと後行材先端部2bの幅方向に凹
凸形状をなし、両端部に大きな間隙を生ずることにな
る。図1(B)はレーザビームにて先端部を切断した後
のエッジの形状を示している。図1(B)に示すよう
に、先行材の後端部と後行材の先端部を同時に2スポッ
トのレーザビームにより切断することにより、圧延材の
幅方向平行に切断されている状況が判る。
【0010】図2は突合わせ状態の横断面図である。図
2(A)は図1(A)のA−A´断面図、図2(B)は
B−B´断面図であり、図1(A)のように切断線が波
打った状態を示している。また、横の断面形状において
はA−A´、B−B´断面図で示しているようにギャッ
プの状態が全く異なる部位が存在している。すなわち、
エッジの上部では間隙(Gap−U)が少ないが、エッ
ジの下部では間隙(Gap−L)では大きくなり、この
間隙はスラブ厚が、例えば45〜50mmである場合に
は約4mm程の隙間を生ずる。このため、レーザ溶接時
ではレーザビームを通常1mm以下の径に集光して、エ
ネルギー密度を高め、電子ビームと同様なキーホール溶
接現象を用いる関係上、間隙が1mm以上になるとレー
ザビームの材料への照射ずれ、また、吸収効率の低下を
招くことになり、これが溶接時に溶接欠陥の要因になる
と共に溶接部を拡大して接合することが必要となり、接
合速度が低下して溶接時間が長くなる。
【0011】図2(C)はレーザビームにて先端部を切
断した後のエッジの形状を示している。すなわち、本発
明による先行材の後端部と後行材の先端を同時に2スポ
ットのレーザビームにより切断することにより、圧延材
の幅方向平行に切断されている。この図でも判るよう
に、例えば、スラブ厚が、前述のように45〜50mm
であっても、1mm以下になり、しかも幅方向平行に切
断されるためレーザ溶接に問題を生じない突合わせとな
る。このようにして、本発明に係るレーザ切断による切
断面を形成することによって突合わせギャップを少なく
し、また、突合わせ面積を倍加させて、圧延板全幅にわ
たって図2(C)に示すような、平行な突合わせ部をも
つ状態を形成することが出来る。これによってレーザの
溶接性を向上させるものである。
【0012】図3は成形加工前の突合わせ状態とレーザ
切断により切断面を形成した状態を示す図である。図3
(A)は図2(B)と同じくシャー切断だけで成形加工
する前の突合わせ状態の断面図であって、突合っている
部分の面積が少なく、下側には大きなギャップが存在す
る。この状態でレーザ溶接を試みても、溶け落ちなどの
溶接欠陥が発生したり、接合面積不足のために連続圧延
に耐える接合強度が確保できない。図3(B)はレーザ
切断によりシャー切断図を形成し突合わせ面積を大き
く、突合わせ状態を良い状態にする様子を示している。
斜線部分3a及び3bが切断して除去する部分に相当す
る。なお、符号Wcはレーザビームによるスポット間隙
を示す。
【0013】図4は本発明に係るレーザビームを2スポ
ットに集光する光学系を示す図である。図4に示すよう
に、先ず山形レンズ4にてビームを中心から2方向に屈
折させる。その後通常のレンズ5にて集光を行うと、ビ
ーム6a,6bは集光点7で2つの場所に分かれて集光
される。この2つのビーム6a,6bを用いて図3
(B)の斜線部を同時に切断する。スポットの間隔Wc
は山形レンズ4のMθにより変更することが出来る。符
号Mdは2つのレンズ間の距離を示す。
【0014】図5は本発明に係るレーザビームを2スポ
ットに集光する他の光学系を示す図である。図5(A)
は図4で2つの部分に分かれていたレンズを一体化した
ものであり、一種の一体化された変形レンズ8で構成さ
れる。図5(B)はレンズではなくミラー光学系によ
り、2スポット集光を実現する例を示す。通常の集光ミ
ラー(球面ないし放物面ミラー)をミラー軸方向に2分
割し、2分割集光ミラー9a,9bの角度を調節するこ
とでスポット位置を任意に変更することが出来、切断場
所を適宜変更できる。符号10はミラーを示す。
【0015】図6は先行材と後行材をクランプした状態
を示す図である。図6(A)は、従来の先行材後端コイ
ル1aと後行材先端コイル1bの各々の端部を独立した
加工ヘッドを用いて切断するか、あるいは1つのヘッド
で2回に分けて切断した場合の先行材と後行材に大きな
ギヤップが存在する場合の別々にクランプした場合であ
り、この場合はクランプ時に両材の対広角が変化してg
´1 ≠g´2 となる可能性が大きい。図6(B)は図6
(A)の横断面図であり、先行材と後行材が離れている
ときは、突合わせ時に先行材あるいは後行材の移動量が
多いため移動する際にズレを生ずる。図6(C)は本発
明による2スポットで同時切断した場合であり、この場
合は先行材後端コイル1aと後行材先端コイル1bの距
離は小さく、そのため突合わせクランプした場合、g1
とg2 は小さいので、先行材後端コイル1aと後行材先
端コイル1bの位置関係は変化しない(g´1 =g
´2 )。図6(D)は図6(C)の横断面図である。こ
の場合は先行材と後行材間が狭いので突合わせ時に先行
材あるいは後行材の移動距離が短いためにズレを生ずる
ことがないことを示している。
【0016】このように、1つのヘッドで2回に分けて
切断するのではなく、2つのヘッドを一体化して動かせ
ば、前述したように切断線の直線性に含まれる誤差は先
行材と後行材で同じになるので突合わせは良好となる。
ただ、2つのスポットの間隔は図6に示すように、あま
り大きな間隙があると、例え、切断線を先行材と後行材
を良く合わせても突合わせ際に熱延材のライン精度から
して動く熱延材が数mm程度のズレが生じ、その結果突
合わせの際にはズレ、ギャップが生じて突合わせ状態が
一定にならない。この突合わせ状態が一定にならないと
溶接欠陥を生ずる。これに対して、特に山形レンズや2
分割ミラーを使用することにより、2スポットの間隔を
数mmから数十mmまでの狭い間隔にすることが出来
る。これにより、切断後の先行材あるいは後行材の移動
量が数mmから数十mm程度と小さいため、移動による
ズレは殆ど生せず、従って安定した溶接が実現できる。
【0017】
【実施例】
実施例1 加熱炉で加熱されたスラブを粗圧延機によって圧延され
た後の板厚60mm、幅1980mm、温度1000
℃、100mpmで走行中の先行圧延材の後端部と同条
件の後行圧延材の先端部をそれぞれペンデュラムシャー
で切断して端部形状を備えて突合わせ、25kw、切断
速度60mm/secで溶接速度30mm/secなる
条件のレーザ装置を用いて、2スポットのレーザビーム
により、先行圧延材の後端部と後行圧延材の先端部の全
幅を同時に平行に切断した後圧延材の上面より材料端部
から1スポットのレーザビームにより、それぞれ180
mm(片側接合断面積率は圧延全断面の3%条件に当た
る)接合した。その後仕上げ圧延機で圧延を行った。そ
の結果は先行材の後端部と後行材の先端部との間隙が縮
少されることから、接合断面も少なくてすみ、それにも
かかわらず非接合端面は圧延機により圧接されて、レー
ザ接合部と合計すれば接合断面は80%以上に達した。
この条件で後続の仕上げ圧延機を用いて連続熱間圧延を
行い、板厚6mmの製品を仕上げるも、全く破断なく良
好な圧延が行われた。
【0018】実施例2 実施例1と同様に、加熱炉で加熱されたスラブを粗圧延
機によって圧延された後の板厚40mm、幅1550m
m、温度1050℃、50mpmで走行中の圧延材の先
行材後端部と後行先端部とを25kw、切断速度120
mm/secで溶接速度60mm/secなる切断、溶
接条件で2分割された集光ミラーによりレーザビームを
2スポットに集光することにより、先行材の後端部と後
行材の先端部を同時に2スポットのレーザビームによ
り、全幅を同時に平行に切断した後圧延材の上面より材
料端部から1スポットのレーザビームにより、それぞれ
160mm(片側接合断面積率で4%)接合した。その
後仕上げ圧延機で圧延を行った。その結果は先行材の後
端部と後行材の先端部との間隙が縮少されることから、
接合断面も少なくてすみ、それにもかかわらず非接合端
面は圧延機により圧接されて、レーザ接合部と合計すれ
ば接合断面は80%以上に達した。この条件で後続の仕
上げ圧延機を用いて連続熱間圧延を行い、板厚2.0m
mの製品を仕上げた。そのときの破断は全くなく良好な
圧延が行われた。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるレーザ
ビームを2スポットに集光させ、切断用のレーザ加工ヘ
ッドを1つにすることで、切断線が先行材と後行材で完
全に一致した切断形状が確保出来ることから、突合わせ
間隙を一定にすることが可能となり、安定したレーザ接
合の実現が可能となり、粗圧延後の圧延材を先行する仕
上げ圧延中の圧延材に材料を停止することなく、連続的
に仕上げ圧延がされると共に、品質の良好な熱間圧延材
を得ることが出来、生産性の向上並びに圧延品質の向上
を図ることが出来る優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る先行材後端部と後行材先端部の突
合わせ部を同時に2スポットのレーザビームで切断する
形状を示す図、
【図2】突合わせ状態の横断面図、
【図3】成形加工前の突合わせ状態とレーザ切断により
切断面を形成した状態を示す図
【図4】本発明に係るレーザビームを2スポットに集光
する光学系を示す図、
【図5】本発明に係るレーザビームを2スポットに集光
する他の光学系を示す図、
【図6】先行材と後行材をクランプした状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1a 先行材後端コイル 1b 後行材先端コイル 2a 先行材後端部 2b 後行材先端部 3a,3b 斜線部分 4 山形レンズ 5 通常のレンズ 6a,6b ビーム 7 集光点 8 変形レンズ 9a,9b 2分割集光ミラー 10 ミラー Wc スポット間隙 Md レンズ間距離
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 26/06 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間圧延装置の圧延機の仕上げ入側で、
    先行の圧延材の後端部と後行の圧延材の先端を突き合わ
    せ接合した後、該接合した圧延材を連続圧延する連続圧
    延方法において、該先行材の後端部と該後行材の先端部
    を同時に2スポットのレーザビームにより切断した後、
    1スポットのレーザビームにより溶接接合することを特
    徴とする連続熱間圧延方法。
  2. 【請求項2】 熱間圧延材の先行材の後端部と後行材の
    先端部を同時に2スポットのレーザビームにより切断す
    る請求項1に記載の連続熱間圧延方法において、山形レ
    ンズと通常レンズの組合せ、或いは2分割された集光ミ
    ラーによりレーザビームを2スポットに集光することに
    よりレーザ切断することを特徴とする連続熱間圧延方
    法。
JP6049327A 1994-03-18 1994-03-18 連続熱間圧延方法 Withdrawn JPH07256304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6049327A JPH07256304A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 連続熱間圧延方法

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JP6049327A JPH07256304A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 連続熱間圧延方法

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