JPH0725610Y2 - 芯出し用測定装置 - Google Patents
芯出し用測定装置Info
- Publication number
- JPH0725610Y2 JPH0725610Y2 JP1989111606U JP11160689U JPH0725610Y2 JP H0725610 Y2 JPH0725610 Y2 JP H0725610Y2 JP 1989111606 U JP1989111606 U JP 1989111606U JP 11160689 U JP11160689 U JP 11160689U JP H0725610 Y2 JPH0725610 Y2 JP H0725610Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- measured
- laser displacement
- piano wire
- centering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は例えば鋼板巻取り用リール等の芯出しをする
ための測定装置に関する。
ための測定装置に関する。
[従来の技術] 鋼板巻取用のリール等を据え付ける際には基準となるパ
スラインに対して精度よく据え付けなければならない。
そのため、従来はパスラインに対してリール等の端部に
ピアノ線を平行に取り付けてから、リール等の胴部にア
ームを取り付けてその先端部にインサイドマイクロメー
タを取り付け、そして、そのアームの先端部とピアノ線
との距離をインサイドマイクロメータで測定していた。
そのときの測定個所はリール等の直径方向の2個所に相
当する位置であり、2つの測定距離の差を求めることに
より据え付け精度を求めていた。
スラインに対して精度よく据え付けなければならない。
そのため、従来はパスラインに対してリール等の端部に
ピアノ線を平行に取り付けてから、リール等の胴部にア
ームを取り付けてその先端部にインサイドマイクロメー
タを取り付け、そして、そのアームの先端部とピアノ線
との距離をインサイドマイクロメータで測定していた。
そのときの測定個所はリール等の直径方向の2個所に相
当する位置であり、2つの測定距離の差を求めることに
より据え付け精度を求めていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような従来の測定方法によれば次のような問題点
があった。
があった。
(1)ピアノ線までの距離をインサイドマイクロメータ
で測定するのは、熟練した作業者でないと測定が困難で
ある。
で測定するのは、熟練した作業者でないと測定が困難で
ある。
(2)微小値の測定のため、作業に長時間を要する。
(3)測定に人為的な誤差要因が含まれることから測定
精度が劣る。
精度が劣る。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
のであり、簡単に測定でき、人為的な誤差を無くし、短
時間で測定できるようにした芯出し用測定装置を提供す
ることを目的とする。
のであり、簡単に測定でき、人為的な誤差を無くし、短
時間で測定できるようにした芯出し用測定装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る芯出し用測定装置は、被測定対象のリー
ルに取り付けられたアームと、パスラインに平行に配置
されたピアノ線と、アームの先端部に取り付けられ、ピ
アノ線との距離をリールの直径方向の2個所に相当する
位置にてそれぞれ測定するレーザー変位計と、レーザー
変位計により測定された2つの測定データの差を求める
演算装置と、演算装置の演算結果をディジタル表示する
ディジタル表示計とを有する。
ルに取り付けられたアームと、パスラインに平行に配置
されたピアノ線と、アームの先端部に取り付けられ、ピ
アノ線との距離をリールの直径方向の2個所に相当する
位置にてそれぞれ測定するレーザー変位計と、レーザー
変位計により測定された2つの測定データの差を求める
演算装置と、演算装置の演算結果をディジタル表示する
ディジタル表示計とを有する。
[作用] この考案においては、レーザー変位計によりピアノ線と
の距離が測定される。その測定位置はリールの直径方向
の2個所であり、その測定データの差が求められると、
ディジタル表示計に表示される。
の距離が測定される。その測定位置はリールの直径方向
の2個所であり、その測定データの差が求められると、
ディジタル表示計に表示される。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例に係る芯出し用測定装置の
設置状態を示す平面説明図である。図において、(10)
は測定対象となっているリール、(11)はリール(10)
の両側を回動自在に支持しているベアリングである。
(12)はリール(10)に取り付けられたアームであり、
(13)はそのアーム(12)の先端部に取り付けられたレ
ーザー変位計である。(14)はパスラインに対して平行
に取り付けられたピアノ線である。
設置状態を示す平面説明図である。図において、(10)
は測定対象となっているリール、(11)はリール(10)
の両側を回動自在に支持しているベアリングである。
(12)はリール(10)に取り付けられたアームであり、
(13)はそのアーム(12)の先端部に取り付けられたレ
ーザー変位計である。(14)はパスラインに対して平行
に取り付けられたピアノ線である。
上記のように構成された実施例において、レーザー変位
計(13)が図のaの位置にあるとすると、その位置にお
けるレーザー変位計(13)とピアノ線(14)との間の距
離l1を計測する。次に、リール(10)を180°回転させ
て、レーザー変位計(13)を図のbの位置にもってく
る。そして、その位置におけるレーザー変位計(13)と
ピアノ線(14)との間の距離l2を計測する。
計(13)が図のaの位置にあるとすると、その位置にお
けるレーザー変位計(13)とピアノ線(14)との間の距
離l1を計測する。次に、リール(10)を180°回転させ
て、レーザー変位計(13)を図のbの位置にもってく
る。そして、その位置におけるレーザー変位計(13)と
ピアノ線(14)との間の距離l2を計測する。
第2図はこの実施例の測定装置の回路構成を示したブロ
ック図である。図において、(20)は演算装置、(21)
は記憶装置、(22)は演算装置(20)の出力を表示する
ディジタル表示計である。
ック図である。図において、(20)は演算装置、(21)
は記憶装置、(22)は演算装置(20)の出力を表示する
ディジタル表示計である。
第1図のaの位置で計測された距離l1は一旦記憶装置
(21)に記憶される。次に、bの位置で計測された距離
l2は演算装置(20)に送り出され、そこでその距離l2と
記憶装置(21)に記憶された距離l1との差を求めてディ
ジタル表示計(22)に送り出す。ディジタル表示計(2
2)はその差を表示する。その表示が「0」の場合には
リール(10)がパスラインに直交して配置していること
になり、また、何等かの数値が表示された時にはリール
(10)がパスランに対して直交して配置されていないこ
とを示すことになる。
(21)に記憶される。次に、bの位置で計測された距離
l2は演算装置(20)に送り出され、そこでその距離l2と
記憶装置(21)に記憶された距離l1との差を求めてディ
ジタル表示計(22)に送り出す。ディジタル表示計(2
2)はその差を表示する。その表示が「0」の場合には
リール(10)がパスラインに直交して配置していること
になり、また、何等かの数値が表示された時にはリール
(10)がパスランに対して直交して配置されていないこ
とを示すことになる。
[考案の効果] 以上のようにこの考案によれば、レーザー変位計により
ピアノ線との距離を測定してその変位をディジタル表示
計に表示してリール等の配置状態を測定できるようにし
たので、次のような効果が得られている。
ピアノ線との距離を測定してその変位をディジタル表示
計に表示してリール等の配置状態を測定できるようにし
たので、次のような効果が得られている。
(1)誰もが簡単に測定できる。
(2)人為的な誤差が解消される。
(3)容易に測定できることから手間がかからず、作業
時間が短縮され、補修作業等においてはその補修費の低
減化が可能になる。
時間が短縮され、補修作業等においてはその補修費の低
減化が可能になる。
(4)据付精度が向上することから鋼板の蛇行が減少す
る。
る。
(5)鋼板の品質向上化が図られる。
第1図はこの考案の一実施例に係る芯出し用測定装置の
設置状態を示す平面説明図、第2図はこの実施例の測定
装置の回路構成を示したブロック図である。 図において、(10)はリール、(13)はレーザー変位
計、(20)は演算装置、(21)は記憶装置、(22)はデ
ィジタル表字計である。
設置状態を示す平面説明図、第2図はこの実施例の測定
装置の回路構成を示したブロック図である。 図において、(10)はリール、(13)はレーザー変位
計、(20)は演算装置、(21)は記憶装置、(22)はデ
ィジタル表字計である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 牧野 高大 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)考案者 寺田 泉 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)考案者 是永 俊仁 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】被測定対象のリールに取り付けられたアー
ムと、 パスラインに平行に配置されたピアノ線と、 前記アームの先端部に取り付けられ、前記ピアノ線との
距離を前記リールの直径方向の2個所に相当する位置に
てそれぞれ測定するレーザー変位計と、 前記レーザー変位計により測定された2つの測定データ
の差を求める演算装置と、 前記演算装置の演算結果をディジタル表示するディジタ
ル表示計と を有することを特徴とする芯出し用測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989111606U JPH0725610Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 芯出し用測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989111606U JPH0725610Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 芯出し用測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0351311U JPH0351311U (ja) | 1991-05-20 |
JPH0725610Y2 true JPH0725610Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31660076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989111606U Expired - Lifetime JPH0725610Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 芯出し用測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725610Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62175607A (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-01 | Yasaka Seiki Kk | ホイ−ルアライメントの測定方法および測定装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3320163A1 (de) * | 1983-06-03 | 1984-12-13 | Prüftechnik Dieter Busch + Partner GmbH & Co, 8045 Ismaning | Vorrichtung zum feststellen von fluchtungsfehlern hintereinander angeordneter wellen |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP1989111606U patent/JPH0725610Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62175607A (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-01 | Yasaka Seiki Kk | ホイ−ルアライメントの測定方法および測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0351311U (ja) | 1991-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105043278B (zh) | 一种非接触式多点测量圆孔内径的方法 | |
CN108844477B (zh) | 一种便携式管道外径测量装置 | |
JPH0725610Y2 (ja) | 芯出し用測定装置 | |
CN211346656U (zh) | 一种圆管或圆杆外表面圆柱度测量工具 | |
US4532709A (en) | High precision electronic digital measurement system wound on constant-torque-controlled drum | |
CN112325782A (zh) | 一种实时测量具有圆弧状工件半径的方法和装置 | |
CN208313228U (zh) | 一种便携式管道外径测量装置 | |
JPH06281417A (ja) | トロリ線の高さ・偏位測定方法 | |
CN211717425U (zh) | 一种阴阳角方正检测尺 | |
US3802084A (en) | Indicating device | |
US4200988A (en) | Wheel alignment checking device | |
US4107849A (en) | Tapered block thickness gauge | |
CN217384156U (zh) | 卧式金属罐顶板容量检校装置 | |
JPH07294241A (ja) | 内外長さ測定器 | |
CN217303953U (zh) | 一种工业设计测绘尺 | |
CN221571360U (zh) | 一种圆柱墩钢模板平整度检测辅助工具 | |
JP2577110B2 (ja) | 建設現場における通り精度測定装置及び通り精度測定方法 | |
CN114111741B (zh) | 一种连铸机组定位的测量方法 | |
CN220751551U (zh) | 一种摆锤式冲击试验机静态检定仪 | |
RU48407U1 (ru) | Измеритель косины реза торца трубы | |
CN211042037U (zh) | 一种加强圈检测装置 | |
JP2532519Y2 (ja) | 軸間距離測定具 | |
JPS631203Y2 (ja) | ||
JPH05264261A (ja) | クレーンレールのうねり、高低差測定装置 | |
JPS62272101A (ja) | 測長装置 |