JPH07255913A - 入賞球導入装置 - Google Patents

入賞球導入装置

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JPH07255913A
JPH07255913A JP5577494A JP5577494A JPH07255913A JP H07255913 A JPH07255913 A JP H07255913A JP 5577494 A JP5577494 A JP 5577494A JP 5577494 A JP5577494 A JP 5577494A JP H07255913 A JPH07255913 A JP H07255913A
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JP
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ball
winning
state
winning opening
guide pieces
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JP5577494A
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外見を動物キャラクターとして形成することに
よりデザインを一新し、見た目の面白さを醸し出すと共
に、入賞態様を多様化させてパチンコ遊技の興趣を高
め、ひいては遊技客の歓心を買って遊技機の商品価値
や、顧客吸引力を高めること。 【構成】盤面11上に開設された入賞口21の傍らに、
該入賞口21に球が入り難かったり或は入らない球排斥
状態と球が入り易い球導入状態とに変位可能な可動部材
22a,bを設け、前記入賞口21及び可動部材22
a,bの外見を動物キャラクターに見立てて形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機の盤面に設けら
れ、該盤面上に打ち出された球の入賞し易さを変化させ
ることができる入賞球導入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の入賞球導入装置として
は、図7に示すようなチューリップ1と俗称される役物
が広く知られている。一般的にこうした装置では、チュ
ーリップの花びらに見立てられた一対の開閉片2,2が
閉じた状態で通常の打球が落下できる隙間を形成してい
る。かかる隙間を通り球が入賞口3に入ると、花びら状
の開閉片2,2が拡開して球が入賞口3に入り易くな
り、花びら状の開閉片2,2が広がった状態で次の球が
入賞口3に入ると、開閉片2,2は閉じて通常の状態に
戻るように設定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
チューリップと賞される役物は、入賞球導入装置を代表
する程に広く普及しており、その形や形態変化は既にマ
ンネリ化している。こうした実情に鑑みて、もっと斬新
であり、かつ親しみのある全く目新しいタイプの入賞球
導入装置の出現が、遊技客及び遊技店側から切望されて
いた。
【0004】本発明は、このような事実に着目してなさ
れたもので、外見を動物キャラクターとして形成するこ
とによりデザインを一新し、見た目の面白さを演出する
と共に、入賞態様を多様化させてパチンコ遊技の興趣を
高め、ひいては遊技客の歓心を買って遊技機の商品価値
や、顧客吸引力を高めることができる入賞球導入装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 遊技機(10)の盤面(11)に設けられ、該盤面
(11)上に打ち出された球の入賞し易さを変化させる
ことができる入賞球導入装置(20,30)において、
前記盤面(11)上に開設された入賞口(21,31)
の傍らに、該入賞口(21,31)に球が入り難かった
り或は入らない球排斥状態と球が入り易い球導入状態と
に変位可能な可動部材(22a,b,32a,b)を設
け、前記入賞口(21,31)及び可動部材(22a,
b,32a,b)の外見を動物キャラクターに見立てて
形成したことを特徴とする入賞球導入装置(20,3
0)に存する。
【0006】2 前記可動部材(22a,b)を、前記
入賞口(21)の両側で互いに略平行に対向する球排斥
状態と側方に広がる球導入状態とに揺動可能な一対のガ
イド片(22a,b)により構成し、該一対のガイド片
(22a,b)をそれぞれ動物キャラクターの口部(2
4)をなす上顎(24a)、下顎(24b)に見立てて
形成したことを特徴とする1項記載の入賞球導入装置
(20)に存する。
【0007】3 前記可動部材(32a,b)を、前記
入賞口(31)の両側で互いに略平行に対向する球排斥
状態と側方に広がる球導入状態とに揺動可能な一対のガ
イド片(32a,b)により構成し、該一対のガイド片
(32a,b)をそれぞれ前記動物キャラクターの一部
をなす付属肢(34a,b)に見立てて形成したことを
特徴とする1項記載の入賞球導入装置(30)に存す
る。
【0008】4 前記一対のガイド片(22a,b,3
2a,b)は球排斥状態を通常の状態とし、該球排斥状
態にある一対のガイド片(22a,b,32a,b)の
間を通り入賞口(21,31)に球が入ると、一対のガ
イド片(22a,b,32a,b)は互いに側方に広が
って球導入状態に揺動するよう構成したことを特徴とす
る2項又は3項記載の入賞球導入装置(20,30)に
存する。
【0009】5 前記入賞口(21)より上方に位置す
る盤面上に、球の近接を検出して信号を出力する複数の
検知手段(51,52,53)を分散させて設け、前記
一対のガイド片(22a,b)は、前記何れかの一の検
知手段(51,52,53)が信号を出力した際に、該
信号を出力した検知手段(51,52,53)の方向を
向くよう回動し、前記何れの検知手段(51,52,5
3)も信号を出力しない際に、回動せず現状位置にとど
まるよう構成したことを特徴とする2項,3項又は4項
記載の入賞球導入装置(20,30)に存する。
【0010】6 遊技機(10)の盤面(11)に設け
られ、該盤面(11)上に打ち出された球の入賞し易さ
を変化させることができる入賞球導入装置(40)にお
いて、前記盤面(11)上に開設された大口入賞口(4
1)の傍らに、該大口入賞口(41)を開閉するアタッ
カー(42)を設け、前記大口入賞口(41)を動物キ
ャラクターの口部とし、前記アタッカー(42)を口部
を開閉する顎に見立てて形成したことを特徴とする入賞
球導入装置(40)に存する。
【0011】
【作用】遊技盤の入賞口(21,31)と、該入賞口
(21,31)の傍らで球排斥状態と球導入状態とに変
位し入賞し易さを変化させる可動部材(22a,b,3
2a,b)の外見を、動物キャラクターに見立てて形成
する。ここで動物キャラクターとは、従来の盤面上には
見られなかった動物デザインであって、見た目に楽しく
可愛いものであれば何でもよい。例えば、魚、タコ、イ
カ、カニ等の海や川の水産生物の他に、陸上の生物達で
あるチョウ、トンボ、カマキリ、クワガタムシ或はカブ
トムシ等の昆虫類、カエルなどの両生類、ワニやカメレ
オン等のハ虫類、カラスやハト等の鳥類、それにカバや
ライオン等のホ乳類達をキャラクター化したものであ
る。
【0012】盤面上において位置が変化しない入賞口
(21,31)に対し、変位可能な可動部材(22a,
b,32a,b)の動きを、そのまま各種動物キャラク
ターのユーモラスな動作に見立てるようデザインすれば
よい。具体的には、可動部材(22a,b,32a,
b)を、入賞口(21,31)の両側で互いに略平行に
対向する球排斥状態と側方に広がる球導入状態とに揺動
可能な一対のガイド片(22a,b)により構成し、一
対のガイド片(22a,b)をそれぞれ動物キャラクタ
ーの口部をなす上顎、下顎に見立てて形成すればよい。
例えば入賞口(21)を魚の口とすると、魚の上顎、下
顎に該当する一対のガイド片(22a,b)の動きは、
あたかも魚が餌に相当する球を食べているような面白み
を感じさせることができる。
【0013】また、入賞口(21)より上方に位置する
盤面上に、球の近接を検出して信号を出力する複数の検
知手段(51,52,53)を分散させて設け、前記一
対のガイド片(22a,b)を、何れかの一の検知手段
(51,52,53)が信号を出力した際に該信号を出
力した検知手段(51,52,53)の方向を向くよう
回動するように制御してもよい。この場合、前記魚が口
をパクパクさせるような一対のガイド片(22a,b)
の開閉動作の他に、魚が球の方向に口を向けるが如き入
賞し易さに大きな影響を与えるスリルある変位が可能と
なり、動物キャラクターの動きをより多様化させること
にもなる。
【0014】一対のガイド片(22a,b)の外見は、
動物キャラクターの口部をなす上顎、下顎に見立てて形
成する他、例えば動物キャラクターの一部をなす付属肢
に見立てるように形成してもよい。この場合、一対のガ
イド片(32a,b)を、カニのはさみに見立てたり、
タコの足に見立てるように形成し、それに応じて入賞口
(31)をカニの甲羅形のカバーで、或はタコの胴・頭
形のカバーで覆えばよく、それにより、従来にない斬新
かつ親しみのある全く新しいタイプの入賞球導入装置
(30)となり、遊技客の射幸心をそそることができ
る。
【0015】前記入賞球導入装置(20,30)の別タ
イプとして、盤面(11)上に開設された大口入賞口
(41)の傍らに、該大口入賞口(41)を開閉するア
タッカー(42)を設け、前記大口入賞口(41)を動
物キャラクターの口部とし、前記アタッカー(42)を
口部を開閉する顎に見立てて形成してもよい。このタイ
プの場合には、盤面(11)上に打ち出された球が所定
の入賞態様に至った際に、前記アタッカー(42)が開
くようにし、開いた大口入賞口(41)をサメやクジ
ラ、或はナマズ等の大きな口に見立てれば、迫力ある所
定入賞態様を演出することができ、見た目の面白さを醸
し出すことができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。図1に示すように、本発明に係る各種入賞球導
入装置を装備したパチンコ機(遊技機)10は、遊技客
がハンドル12を操作することにより、盤面11にパチ
ンコ球を打ち出し、その球の入賞を競うものである。盤
面11には、各種実施例に係る入賞球導入装置20,3
0,40の他、それらの略中央に位置する様々なタイプ
(例えば、羽もの、権利ものと俗称される役物がある)
の中央役物13や、図示省略したが球を弾く多数の釘等
が設けられている。
【0017】第1実施例に係る入賞球導入装置20は、
魚型の動物キャラクターに見立てて形成されている(以
下、魚20と略称する。)。魚20は、図2及び図3に
示すように、盤面11上に開設された入賞口21と、該
入賞口21の両側で互いに略平行に対向する球排斥状態
と側方に広がる球導入状態とに揺動可能に配された可動
部材である一対のガイド片22a,bとを基本構造とし
て有する。
【0018】一対のガイド片22a,bは、それぞれ枢
軸25a,bを介して揺動可能に盤面11に枢支されい
る。各ガイド片22a,bの基端部には相互に噛合し合
うセクタ歯が刻設されており、一方のガイド片22aが
揺動すると他方のガイド片22bが逆方向に揺動するよ
うに設定されている。
【0019】一方の枢軸25aの基端には被作動レバー
27が固結されている。被作動レバー27は、図示省略
した作動機構を介してソレノイド等の駆動源に連結され
ており、上方に押し回されれば一対のガイド片22a,
bは球排斥状態に揺動する一方、下方に押し回されれば
球導入状態に揺動すべく設定されている。
【0020】入賞口21より盤面11の裏側に延びる球
通過樋26には、球の入賞を検出する検知センサ50が
設けられている。この検知センサ50の信号を入力する
制御部(図4参照)の指令に基づき、一対のガイド片2
2a,bは、球が入賞口21に入ると球導入状態に揺動
して相互に拡開し、次の球が入賞口21に入ると球排斥
状態に揺動して球が入賞しにくい通常の状態に戻るよう
に制御されている。
【0021】入賞口21付近の盤面11の表側には、球
通過樋26に一体的に連なる支持ブラケット26aが延
出しており、かかる支持ブラケット26aには魚の胴体
をかたどった魚胴カバー23が取付けられている。ま
た、一対のガイド片22a,bには、魚胴カバー23に
対応する魚の口部24をなす上顎24a、下顎24bが
それぞれ取付けられている。以上のように、入賞口21
及び可動部材22a,bの外見は、動物キャラクターの
一つである魚に見立てて形成されている。
【0022】次に第1実施例に係る魚20の作用につい
て説明する。先ず第1に、魚20は従来の盤面上には見
られなかった動物キャラクターを使って形成され、見た
目に楽しく可愛いデザインとなっており、遊技客の射幸
心をそそることができる。
【0023】図2に示すように、魚20の口部24をな
す上顎24a、下顎24bとは、通常は実線で示すよう
に球排斥状態にあり球が入りにくいが、口部24を通っ
て、魚胴カバー23の陰に隠れた入賞口21に球が入る
と、前述した如く制御部60(図4参照)の指令に基づ
き、一対のガイド片22a,bが想像線で示す如く球導
入状態に揺動して魚20が口部24を大きく開ける。
【0024】それにより、球が入賞し易くなり、大きく
開いた口部24を通って再び次の球が入賞口21に入る
と、一対のガイド片22a,bは元の球排斥状態に揺動
して、魚20が口部24はすぼまる。このような一対の
ガイド片22a,bの揺動に基づく上顎24a、下顎2
4bの動きは、あたかも魚20が餌に相当する球を食べ
ているような面白みを遊技客に与えることができる。
【0025】図4は本発明の第2実施例を示している。
本実施例では、第1実施例と同様に魚型の動物キャラク
ターに見立てて形成されいるが、該魚型を形成する魚胴
カバー23は、盤面11上に回転軸54を介してが回動
可能に取付けられている。回転軸54は、魚胴カバー2
3を回転駆動するステッピングモータ等の駆動源55の
出力軸に一体的に固結されている。なお、第1実施例と
同様の一対のガイド片は枢軸を介して魚胴カバー23側
に枢着されている。
【0026】入賞口21より上方に位置する盤面11上
には、球の近接を検出して信号を制御部60に出力する
複数の検知手段51,52,53が分散して設けられて
いる。各検知手段51,52,53は前述の検知センサ
50と同様に、球が特定の位置に達したことを検知する
センサ、例えば、接点センサー、フォトセンサー等によ
り構成されるものである。
【0027】制御部60はパチンコ機10を集中管理す
るものであり、インターフェース,CPU,RAM,R
OM等から構成されたマイクロコンピユータからなる。
この制御部60は、検知手段51,52,53の信号に
応答して駆動源54を作動させ、何れかの一の検知手段
51,52,53が信号を出力した際、該信号を出力し
た検知手段51,52,53の方向を魚の口部24が向
くように魚胴カバー23を回動させ、前記何れの検知手
段51,52,53も信号を出力しない際、回動せず現
状位置にとどまるよう制御するものである。
【0028】それにより、第2実施例においては、魚が
口をパクパクさせるような一対のガイド片22a,bの
開閉動作に基づく上顎24a、下顎24bの動きの他
に、魚が球の方向に口を向けるが如き入賞し易さに大き
な影響を与えるスリルある回動変位が可能となり、動物
キャラクターである魚の動きをより多様化させることが
でき、更に目新しい変化や面白味を盤面11上にもたら
すことができる。
【0029】図5は本発明の第3実施例を示している。
本実施例に係る入賞球導入装置30は、カニ型の動物キ
ャラクターに見立てて形成されている(以下、カニ30
と略称する。)。カニ30は、図5に示すように、第1
実施例と同様に入賞口31と、該入賞口31の両側で球
排斥状態と球導入状態とに揺動可能に配された可動部材
である一対のガイド片32a,bとを有し、基本的な構
造は第1実施例とほぼ同様であり重複した説明は省略す
るが、その外見はカニであって前記魚とは全く異なる。
【0030】すなわち、カニ30の入賞口31付近の盤
面11の表側には、カニの甲羅をかたどった甲羅カバー
33が取付けられている。また、一対のガイド片32
a,bには、甲羅カバー33に対応するカニの付属肢の
一部である一対のハサミ34a,bが取付けられてい
る。
【0031】このように第3実施例においては、入賞口
31及び可動部材32a,bの外見は動物キャラクター
の一つであるカニとなる。図5に示すように、カニ30
の一対のハサミ34a,bは、通常は想像線で示すよう
に球排斥状態にあり球が入りにくいが、一対ハサミ34
a,bの間を通って甲羅カバー23の陰に隠れた入賞口
31に球が入ると、第1実施例と同様に、一対のガイド
片32a,bが実線で示す如く球導入状態に揺動して、
カニ30の一対のハサミ34a,bが大きく開く。
【0032】それにより、球が入賞し易くなり、大きく
開いた一対のハサミ34a,bの間を通って再び次の球
が入賞口31に入ると、一対のガイド片32a,bは元
の球排斥状態に戻るように揺動する。このような一対の
ガイド片32a,bの揺動に基づく一対のハサミ34
a、下顎24bの動きは、あたかもカニ30が餌に相当
する球を捕まえて食べるような面白みを遊技客に与え、
遊技客の射幸心をそそることができる。
【0033】なお、第3実施例に係るカニ30も第2実
施例に係る魚20と同様に、カニが球の方向にハサミを
向けるが如き入賞し易さに大きな影響を与える回動変位
が可能となるように構成してもよいことは言うまでもな
い。
【0034】また、前記第1,2実施例に係る入賞球導
入装置20は魚として形成し、前記第3実施例に係る入
賞球導入装置30はカニとして形成したが、入賞球導入
装置に使用する動物キャラクターは図示した実施例に限
定されるものではなく、従来の盤面上には見られなかっ
た動物デザインであって、見た目に楽しく可愛いもので
あれば何でもよい。
【0035】例えば、前記実施例以外の動物キャラクタ
ーとして、タコ、イカ等の海や川の水産生物の他に、陸
上の生物達であるチョウ、トンボ、カマキリ、クワガタ
ムシ或はカブトムシ等の昆虫類、カエルなどの両生類、
ワニやカメレオン等のハ虫類、カラスやハト等の鳥類、
それにカバやライオン等のホ乳類達をキャラクター化し
たものでもよい。この場合、口が大きかったり、体の一
部を広げたり延ばしたりすることにより、球の取り入れ
易さを調整できるように設定できる動物キャラクターが
特に本発明に適する。そして前記可動部材は一対のガイ
ド片に限られるものではなく、盤面上に広がったり或は
延びるように設定した一部材によって構成してもよい。
【0036】図6は本発明の第4実施例を示している。
本実施例に係る入賞球導入装置40は、前記第1〜3実
施例に係る入賞球導入装置20,30とは別タイプのも
のであり、図1に示すように、通常は中央役物13の下
方に一つ設けられる大型の役物である。
【0037】すなわち、入賞球導入装置40は、盤面1
1上に開設された横長半円形の大口入賞口41の傍ら
に、該大口入賞口41を開閉するアタッカー42を設け
て基本的な構造とし、前記大口入賞口41を動物キャラ
クターの一つであるサメの口部とし、アタッカー42を
口部を開閉する顎に見立てて形成されている。
【0038】更に詳しく言えば、図1及び図6に示すよ
うに、大口入賞口41には枠体42が嵌込まれており、
かかる枠体42の一部が盤面11上に沿うように延出
し、外見上サメの頭部に形成れている。また、枠体42
内における大口入賞口41の下端縁側には、サメの顎に
見立てて形成されたアタッカー42が開閉可能に枢軸4
4を介して枢支されている。
【0039】アタッカー42の下端縁側は、大口入賞口
41の内側へと延出した被係合端43aとなっており、
この被係合端43aには、盤面11の裏側において揺動
可能に枢支された作動部材45の揺動端が係合してい
る。作動部材45は、駆動源であるソレノイド46のプ
ランジャ47の作動により上下方向に揺動し、前記アタ
ッカー42を開閉駆動する部材である。
【0040】ソレノイド46は、図4に示す制御部60
に接続されており、盤面11上に打ち出された球が所定
の入賞態様(例えば、所定の権利発生中にチャッカに入
賞する等)に至った際に、アタッカー42が開くように
制御されている。このように第4実施例においては、開
いた大口入賞口41をサメの大きな口に見立てることに
よって、迫力ある所定入賞態様を演出することができ、
見た目の面白さ増大すことができる。
【0041】なお、第4実施例に係る入賞球導入装置4
0はサメに見立てて形成したが、本実施例に係る入賞球
導入装置40に使用する動物キャラクターは、図示した
実施例に限定されるものではなく、開いた大口入賞口4
1をサメの口の他に、例えばクジラ、或はナマズ等の大
きな口に見立てれば、様々なタイプの迫力ある所定入賞
態様を演出することができる。
【0042】また、図1に示すように、一つのパチンコ
機10の盤面11に設ける各種入賞球導入装置20,3
0,40を海の生き物に統一することで、水族館をイメ
ージして盤面をデザインしたり、その他、陸上の動物に
統一することで、動物園をイメージして盤面をデザイン
しても面白い。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る入賞球導入装置によれば、
盤面上に開設された入賞口の傍らに入賞し易さを変化さ
せる可動部材を設け、前記入賞口及び可動部材の外見を
動物キャラクターに見立てて形成したから、従来の盤面
上には見られなかった見た目に楽しく可愛い斬新な役物
となり、各種動物キャラクターのユーモラスな動作に見
立てた入賞し易さに大きな影響を与えるスリルある変位
が可能となり、見た目の面白さを演出できると共に、入
賞態様を多様化させてパチンコ遊技の興趣を高め、ひい
ては遊技客の歓心を買って遊技機の商品価値や、顧客吸
引力を高めることができる。
【0044】また、盤面上に開設された大口入賞口の傍
らに、該大口入賞口を開閉するアタッカーを設け、前記
大口入賞口を動物キャラクターの口部とし、前記アタッ
カーを口部を開閉する顎に見立てて形成したから、盤面
上に打ち出された球が所定の入賞態様に至った際に、前
記アタッカーが開くようにし、開いた大口入賞口をサメ
やクジラ、或はナマズ等の大きな口に見立てることで、
迫力ある所定入賞態様を演出することができ、見た目の
面白さを更に増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各種実施例に係る入賞球導入装置を装
備した遊技機を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る入賞球導入装置を示
す正面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る入賞球導入装置を背
後から視た状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る入賞球導入装置を示
す正面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る入賞球導入装置を示
す正面図である。
【図6】本発明の第4実施例に係る入賞球導入装置を示
す断面図である。
【図7】従来の入賞球導入装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機(遊技機) 11…盤面 12…ハンドル 20…魚(入賞球導入装置) 21…入賞口 22a,b…ガイド片(可動部材) 24…口部 25a…上顎 25b…下顎 30…カニ(入賞球導入装置) 31…入賞口 32a,b…ガイド片(可動部材) 34a,b…ハサミ 40…上顎 25b…下顎 40…入賞球導入装置(サメ) 41…大口入賞口 42…アタッカー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機の盤面に設けられ、該盤面上に打ち
    出された球の入賞し易さを変化させることができる入賞
    球導入装置において、 前記盤面上に開設された入賞口の傍らに、該入賞口に球
    が入り難かったり或は入らない球排斥状態と球が入り易
    い球導入状態とに変位可能な可動部材を設け、前記入賞
    口及び可動部材の外見を動物キャラクターに見立てて形
    成したことを特徴とする入賞球導入装置。
  2. 【請求項2】前記可動部材を、前記入賞口の両側で互い
    に略平行に対向する球排斥状態と側方に広がる球導入状
    態とに揺動可能な一対のガイド片により構成し、該一対
    のガイド片をそれぞれ動物キャラクターの口部をなす上
    顎、下顎に見立てて形成したことを特徴とする請求項1
    記載の入賞球導入装置。
  3. 【請求項3】前記可動部材を、前記入賞口の両側で互い
    に略平行に対向する球排斥状態と側方に広がる球導入状
    態とに揺動可能な一対のガイド片により構成し、該一対
    のガイド片をそれぞれ前記動物キャラクターの一部をな
    す付属肢に見立てて形成したことを特徴とする請求項1
    記載の入賞球導入装置。
  4. 【請求項4】前記一対のガイド片は球排斥状態を通常の
    状態とし、該球排斥状態にある一対のガイド片の間を通
    り入賞口に球が入ると、一対のガイド片は互いに側方に
    広がって球導入状態に揺動するよう構成したことを特徴
    とする請求項2又は3記載の入賞球導入装置。
  5. 【請求項5】前記入賞口より上方に位置する盤面上に、
    球の近接を検出して信号を出力する複数の検知手段を分
    散させて設け、 前記一対のガイド片は、前記何れかの一の検出手段が信
    号を出力した際に、該信号を出力した検知手段の方向を
    向くよう回動し、前記何れの検知手段も信号を出力しな
    い際に、回動せず現状位置にとどまるよう構成したこと
    を特徴とする請求項2,3又は4記載の入賞球導入装
    置。
  6. 【請求項6】遊技機の盤面に設けられ、該盤面上に打ち
    出された球の入賞し易さを変化させることができる入賞
    球導入装置において、 前記盤面上に開設された大口入賞口の傍らに、該大口入
    賞口を開閉するアタッカーを設け、前記大口入賞口を動
    物キャラクターの口部とし、前記アタッカーを口部を開
    閉する顎に見立てて形成したことを特徴とする入賞球導
    入装置。
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